JPH11266556A - 偏平ファンモータ - Google Patents
偏平ファンモータInfo
- Publication number
- JPH11266556A JPH11266556A JP8807298A JP8807298A JPH11266556A JP H11266556 A JPH11266556 A JP H11266556A JP 8807298 A JP8807298 A JP 8807298A JP 8807298 A JP8807298 A JP 8807298A JP H11266556 A JPH11266556 A JP H11266556A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- stator yoke
- yoke
- circuit board
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステータヨークをスクリーン印刷などにより
回路基板に形成することにより、モータ効率を向上さ
せ、大量生産に適し安価に製作することができる偏平フ
ァンモータを提供する。 【解決手段】 多数のステータヨークをスクリーン印刷
で基板12の上に一体形成する。そして、ステータヨー
クが印刷されたプリント基板10の各部分を1つずつ切
り出す。スクリーン印刷ステータヨーク2はプリント基
板10に一体形成されているので、従来に比較し組み立
て易く,部品点数も減少する。スクリーン印刷ステータ
ヨーク2に用いる材料もプレス等に比較し、選択の幅が
広く、モータ性能に適したものを選ぶことができる。
回路基板に形成することにより、モータ効率を向上さ
せ、大量生産に適し安価に製作することができる偏平フ
ァンモータを提供する。 【解決手段】 多数のステータヨークをスクリーン印刷
で基板12の上に一体形成する。そして、ステータヨー
クが印刷されたプリント基板10の各部分を1つずつ切
り出す。スクリーン印刷ステータヨーク2はプリント基
板10に一体形成されているので、従来に比較し組み立
て易く,部品点数も減少する。スクリーン印刷ステータ
ヨーク2に用いる材料もプレス等に比較し、選択の幅が
広く、モータ性能に適したものを選ぶことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏平(アキシャル
ギャップ形)ファンモータ、さらに詳しくいえば、該モ
ータに用いるステータヨークの構造に関する。
ギャップ形)ファンモータ、さらに詳しくいえば、該モ
ータに用いるステータヨークの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の偏平ファンモータのヨー
ク構造を説明するための図で、(a)はモータの正面断
面図,(b)はステータの斜視図,(c)は回路基板の
斜視図である。ステータヨーク14の上部にモータコイ
ル13が配置され、下面に回路基板15が配置されてい
る。ステータヨーク14は(b)に示すように金属磁性
材料を加工(プレス,切削等)によって、製作したもの
を使用しており、回路基板15に搭載される。ステータ
ヨーク14は、モータコイル13との絶縁を図るため、
金属加工の後、何らかの絶縁処理が施される。
ク構造を説明するための図で、(a)はモータの正面断
面図,(b)はステータの斜視図,(c)は回路基板の
斜視図である。ステータヨーク14の上部にモータコイ
ル13が配置され、下面に回路基板15が配置されてい
る。ステータヨーク14は(b)に示すように金属磁性
材料を加工(プレス,切削等)によって、製作したもの
を使用しており、回路基板15に搭載される。ステータ
ヨーク14は、モータコイル13との絶縁を図るため、
金属加工の後、何らかの絶縁処理が施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の偏平ファンモー
タに用いるステータヨークは、上記のように金属加工に
より作るため、多量に製作するにはプレス金型が必要で
あった。しかしながら、例えば、本件出願人が提案して
いるヨーク形状(平成10年3月13日出願,発明の名
称 偏平ファンモータ)などは複雑な形状であり、この
ような形状に対してプレスで製作することは困難であ
る。さらに、プレスは薄い材料には対応できないという
欠点があった。また、上述のようにヨークの上面に密接
してモータコイルが配置される構造となるため、コイル
との絶縁が必要となり、何らかの絶縁処理を行う手段が
必要であった。材料自体もプレスなどでは選択できる材
料が限定されているため、材料の選択幅が少ないという
問題があった。
タに用いるステータヨークは、上記のように金属加工に
より作るため、多量に製作するにはプレス金型が必要で
あった。しかしながら、例えば、本件出願人が提案して
いるヨーク形状(平成10年3月13日出願,発明の名
称 偏平ファンモータ)などは複雑な形状であり、この
ような形状に対してプレスで製作することは困難であ
る。さらに、プレスは薄い材料には対応できないという
欠点があった。また、上述のようにヨークの上面に密接
してモータコイルが配置される構造となるため、コイル
との絶縁が必要となり、何らかの絶縁処理を行う手段が
必要であった。材料自体もプレスなどでは選択できる材
料が限定されているため、材料の選択幅が少ないという
問題があった。
【0004】本発明の目的は、ステータヨークを印刷に
より回路基板に形成することにより、上記諸問題をすべ
て解決し、モータ効率を向上させるとともに、大量生産
に適し安価に製作することができる偏平ファンモータを
提供することにある。
より回路基板に形成することにより、上記諸問題をすべ
て解決し、モータ効率を向上させるとともに、大量生産
に適し安価に製作することができる偏平ファンモータを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による偏平ファンモータは、モータコイルに密
接して配置されるステータヨークを、1枚の回路基板に
1以上印刷して形成し、1つのステータヨークを回路基
板とともに切り出してステータヨーク形成回路基板とし
て用いている。また、本発明は、上記構成において前記
印刷はスクリーン印刷であり、ヨーク形成材料は少なく
とも粉末磁性材料,絶縁性のある印刷用インクおよび接
着剤とを混合して用いている。
に本発明による偏平ファンモータは、モータコイルに密
接して配置されるステータヨークを、1枚の回路基板に
1以上印刷して形成し、1つのステータヨークを回路基
板とともに切り出してステータヨーク形成回路基板とし
て用いている。また、本発明は、上記構成において前記
印刷はスクリーン印刷であり、ヨーク形成材料は少なく
とも粉末磁性材料,絶縁性のある印刷用インクおよび接
着剤とを混合して用いている。
【0006】
【作用】上記構成によれば、プレス金型を不要とし、絶
縁処理をなくし、さらにヨークによる鉄損、特にうず電
流損をなくし、発熱を下げ、モータ効率を向上させるこ
とができる。さらに、複雑な形状のものを安価に製作で
きる。
縁処理をなくし、さらにヨークによる鉄損、特にうず電
流損をなくし、発熱を下げ、モータ効率を向上させるこ
とができる。さらに、複雑な形状のものを安価に製作で
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明をさ
らに詳しく説明する。図1は、本発明による偏平ファン
モータの実施の形態を示す正面断面図で、一軸受形ファ
ンモータの例である。モータ筐体の最外周がベンチュリ
ー4となっており、下面に多極のマグネット1が取り付
けられ、外周にファン5が形成されたロータ7が収容さ
れている。ロータ7に固定されているシャフト8は1つ
の軸受け、すなわち1つのボールベアリング9で支持さ
れ、その端部には抜け防止のためのEリングが係止され
ている。
らに詳しく説明する。図1は、本発明による偏平ファン
モータの実施の形態を示す正面断面図で、一軸受形ファ
ンモータの例である。モータ筐体の最外周がベンチュリ
ー4となっており、下面に多極のマグネット1が取り付
けられ、外周にファン5が形成されたロータ7が収容さ
れている。ロータ7に固定されているシャフト8は1つ
の軸受け、すなわち1つのボールベアリング9で支持さ
れ、その端部には抜け防止のためのEリングが係止され
ている。
【0008】ステータ側にはマグネット1に対面してコ
イル6、さらにスクリーン印刷ステータヨーク2が形成
されたプリント基板10が配置されている。スクリーン
印刷ステータヨーク2はプリント基板10に一体形成さ
れているので、従来に比較し組み立て易く,部品点数も
減少する。また、スクリーン印刷ステータヨーク2に用
いる材料もプレス等に比較し、選択の幅が広がる。
イル6、さらにスクリーン印刷ステータヨーク2が形成
されたプリント基板10が配置されている。スクリーン
印刷ステータヨーク2はプリント基板10に一体形成さ
れているので、従来に比較し組み立て易く,部品点数も
減少する。また、スクリーン印刷ステータヨーク2に用
いる材料もプレス等に比較し、選択の幅が広がる。
【0009】図2は、スクリーン印刷によりステータヨ
ークを形成する方法を説明するための図である。大きな
基板12に多数のヨーク2,2a,2b・・・2nを形
成し、各ヨークを(b)のように切り出すことにより、
1つのスクリーン印刷ステータヨーク2を形成したプリ
ント基板10を製作する。スクリーン印刷では粉末磁性
材料と、絶縁性を有する印刷用インクおよび接着剤とを
混合したものを使用している。
ークを形成する方法を説明するための図である。大きな
基板12に多数のヨーク2,2a,2b・・・2nを形
成し、各ヨークを(b)のように切り出すことにより、
1つのスクリーン印刷ステータヨーク2を形成したプリ
ント基板10を製作する。スクリーン印刷では粉末磁性
材料と、絶縁性を有する印刷用インクおよび接着剤とを
混合したものを使用している。
【0010】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、モータ
コイルに密接して配置されるステータヨークを、1枚の
回路基板に1以上印刷して形成し、1つのステータヨー
クを回路基板とともに切り出してステータヨーク形成回
路基板として用いたものである。したがって、1回の印
刷回数で、ヨークを形成する回路基板を多面取りするこ
とにより、大幅な工数削減が可能となった。また、印刷
版製作のみでヨークを形成できるので、納期の大幅短縮
が可能となった。スクリーン印刷で、ヨーク形成材料は
少なくとも粉末磁性材料,絶縁性のある印刷用インクお
よび接着剤を混合して用いることにより、金属加工の後
にコイルとヨーク間に絶縁を施すという手段が不要とな
った。ヨーク形成に用いる磁性材料の粉末は種類は多い
ので、磁性材料の選択幅が広く、印刷可能の大きさであ
ればモータ性能に応じ、選択できるという利点がある。
コイルに密接して配置されるステータヨークを、1枚の
回路基板に1以上印刷して形成し、1つのステータヨー
クを回路基板とともに切り出してステータヨーク形成回
路基板として用いたものである。したがって、1回の印
刷回数で、ヨークを形成する回路基板を多面取りするこ
とにより、大幅な工数削減が可能となった。また、印刷
版製作のみでヨークを形成できるので、納期の大幅短縮
が可能となった。スクリーン印刷で、ヨーク形成材料は
少なくとも粉末磁性材料,絶縁性のある印刷用インクお
よび接着剤を混合して用いることにより、金属加工の後
にコイルとヨーク間に絶縁を施すという手段が不要とな
った。ヨーク形成に用いる磁性材料の粉末は種類は多い
ので、磁性材料の選択幅が広く、印刷可能の大きさであ
ればモータ性能に応じ、選択できるという利点がある。
【図1】本発明による偏平ファンモータの実施の形態を
示す正面断面図である。
示す正面断面図である。
【図2】スクリーン印刷によりステータヨークを形成す
る方法を説明するための図である。
る方法を説明するための図である。
【図3】従来の偏平ファンモータのヨークを説明するた
めの図である。
めの図である。
【符号の説明】 1…マグネット 2,2a,2b・・・2n…スクリーン印刷ステータヨ
ーク 4…ベンチュリー 5…ファン 6…コイル 8…シャフト 9…ボールベアリング 10…プリント基板 11…リード線 12…基板
ーク 4…ベンチュリー 5…ファン 6…コイル 8…シャフト 9…ボールベアリング 10…プリント基板 11…リード線 12…基板
Claims (2)
- 【請求項1】 モータコイルに密接して配置されるステ
ータヨークを、1枚の回路基板に1以上印刷して形成
し、1つのステータヨークを回路基板とともに切り出し
てステータヨーク形成回路基板として用いることを特徴
とする偏平ファンモータ。 - 【請求項2】 前記印刷はスクリーン印刷であり、ヨー
ク形成材料は少なくとも粉末磁性材料,絶縁性のある印
刷用インクおよび接着剤とを混合して用いることを特徴
とする請求項1記載の偏平ファンモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8807298A JPH11266556A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 偏平ファンモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8807298A JPH11266556A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 偏平ファンモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11266556A true JPH11266556A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13932663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8807298A Pending JPH11266556A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 偏平ファンモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11266556A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013135602A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-08 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 積層コア及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP8807298A patent/JPH11266556A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013135602A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-08 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | 積層コア及びその製造方法 |
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