JPH1020360A - プリント基板上に形成したコイル体及びこれを用いた光量調整装置 - Google Patents
プリント基板上に形成したコイル体及びこれを用いた光量調整装置Info
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- JPH1020360A JPH1020360A JP19846296A JP19846296A JPH1020360A JP H1020360 A JPH1020360 A JP H1020360A JP 19846296 A JP19846296 A JP 19846296A JP 19846296 A JP19846296 A JP 19846296A JP H1020360 A JPH1020360 A JP H1020360A
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- Diaphragms For Cameras (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基板の上下の面にパターンを形成し、基板面
に平行な向きに磁界を生成するコイルにおいて、薄い基
板を用いながらも磁界が強く保たれるコイルを得、また
このコイルを用いて極めて薄い光量調整装置を得ること
にある。 【解決手段】基板を多層基板構造として大きな透磁率を
有する物質の膜をコアとするコイルをプリント基板上に
作成した。即ち、エッチング処理によって線状パターン
を形成された上下一対の基板の間に、強磁性体の層を有
する中間体を介在して一体とし、上下の基板の線状パタ
ーンをスルーホールにより結線してコイル体を形成し
た。また、このように構成されたコイル体に、少なくと
も二極以上に着磁した円筒形のローターをはめこみ、こ
のローターの近傍に強磁性体の制動片を設置し、ロータ
ーには通過光量を調節する羽根部材を固定した。
に平行な向きに磁界を生成するコイルにおいて、薄い基
板を用いながらも磁界が強く保たれるコイルを得、また
このコイルを用いて極めて薄い光量調整装置を得ること
にある。 【解決手段】基板を多層基板構造として大きな透磁率を
有する物質の膜をコアとするコイルをプリント基板上に
作成した。即ち、エッチング処理によって線状パターン
を形成された上下一対の基板の間に、強磁性体の層を有
する中間体を介在して一体とし、上下の基板の線状パタ
ーンをスルーホールにより結線してコイル体を形成し
た。また、このように構成されたコイル体に、少なくと
も二極以上に着磁した円筒形のローターをはめこみ、こ
のローターの近傍に強磁性体の制動片を設置し、ロータ
ーには通過光量を調節する羽根部材を固定した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプリント基板技術を利
用したコイル体及びこれを用いたカメラなどの光量調整
装置に関するものである。
用したコイル体及びこれを用いたカメラなどの光量調整
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリントモータなどのコアレスモータの
電機子において、プリント基板にコイルパターンを直接
形成する方法がで知られている。これは、基板の少なく
とも一方の面に渦巻き状のコイルをパターンとして描
き、プリント基板に垂直な方向の磁界を生成するもので
あった。一方基板に平行な方向の磁界を利用するコアレ
スモータとして、実開平6−21350に開示されたも
のが知られている.図8にこの例を示す。これは基板の
表裏の二面に形成されたパターンをスルーホールを通じ
て結線してコイルを形成するものである。
電機子において、プリント基板にコイルパターンを直接
形成する方法がで知られている。これは、基板の少なく
とも一方の面に渦巻き状のコイルをパターンとして描
き、プリント基板に垂直な方向の磁界を生成するもので
あった。一方基板に平行な方向の磁界を利用するコアレ
スモータとして、実開平6−21350に開示されたも
のが知られている.図8にこの例を示す。これは基板の
表裏の二面に形成されたパターンをスルーホールを通じ
て結線してコイルを形成するものである。
【0003】上記、第一、第二例とも、巻線作業や巻線
端末処理を不要として、自動化や合理化を容易にするこ
とを目的としていた。
端末処理を不要として、自動化や合理化を容易にするこ
とを目的としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術二番目の
コアレスモータの電機子のコイル制作法を用いて、図1
に示すようなカメラの絞り駆動のコイルを形成した場
合、基板の厚さが薄くなればコイルの断面積は小さくな
り、磁界は小さくならざるを得なかったが、カメラの絞
りにおいては薄い基板を用いて、絞り全体をできる限り
薄くすることが必要であり、薄い基板を用いながら、磁
界を強く保つことは重要な課題であった。
コアレスモータの電機子のコイル制作法を用いて、図1
に示すようなカメラの絞り駆動のコイルを形成した場
合、基板の厚さが薄くなればコイルの断面積は小さくな
り、磁界は小さくならざるを得なかったが、カメラの絞
りにおいては薄い基板を用いて、絞り全体をできる限り
薄くすることが必要であり、薄い基板を用いながら、磁
界を強く保つことは重要な課題であった。
【0005】
【課題解決する手段】本発明は上記の点を考慮し、基板
を多層基板構造として大きな透磁率を有する物質の膜を
コアとするコイルをプリント基板上に作成した。即ち、
エッチング処理によって線状パターンを形成された上下
一対の基板の間に、強磁性体の層を有する中間体を介在
して一体とし、上下の基板の線状パターンをスルーホー
ルにより結線してコイル体を形成した。
を多層基板構造として大きな透磁率を有する物質の膜を
コアとするコイルをプリント基板上に作成した。即ち、
エッチング処理によって線状パターンを形成された上下
一対の基板の間に、強磁性体の層を有する中間体を介在
して一体とし、上下の基板の線状パターンをスルーホー
ルにより結線してコイル体を形成した。
【0006】また、このように構成されたコイル体に、
少なくとも二極以上に着磁した円筒形のローターをはめ
こみ、このローターの近傍に強磁性体の制動片を設置
し、ローターには通過光量を調節する羽根部材を固定
し、絞りのケースにレンズを固定した。
少なくとも二極以上に着磁した円筒形のローターをはめ
こみ、このローターの近傍に強磁性体の制動片を設置
し、ローターには通過光量を調節する羽根部材を固定
し、絞りのケースにレンズを固定した。
【0007】
【作用】コイル体に通電されると磁界は基板面に平行に
かつパターンと直角の方向に生じるが、パターンの間に
介在する中間体に配置された強磁性体の層によって磁界
はこの中間体に集中し、空芯の時に比べ大きな磁界を得
ることができる。
かつパターンと直角の方向に生じるが、パターンの間に
介在する中間体に配置された強磁性体の層によって磁界
はこの中間体に集中し、空芯の時に比べ大きな磁界を得
ることができる。
【0008】少なくとも二極以上に着磁された回転子
は、近傍にある鉄片などの強磁性体の片との相互作用の
ポテンシャルが極小を示すところで安定するが、コイル
体にパルス状の電流を通電して磁界を回転子に作用させ
て、隣接する次の安定点に移動させる。回転子には絞り
調節のための羽根部材が固定されており、回転子の安定
点に対応する絞りの状態が実現される。
は、近傍にある鉄片などの強磁性体の片との相互作用の
ポテンシャルが極小を示すところで安定するが、コイル
体にパルス状の電流を通電して磁界を回転子に作用させ
て、隣接する次の安定点に移動させる。回転子には絞り
調節のための羽根部材が固定されており、回転子の安定
点に対応する絞りの状態が実現される。
【0009】
【実施例】以下、図面について本発明によるプリント基
板上に形成したコイル体及びこれを用いた光量調整装置
の実施例の詳細を説明する。図1に本発明によるコイル
体を用いた光量調整装置の実施例を示す。図1におい
て、絞りの羽根部材2はシャフト3を通じて二極に分極
されたローター4に固定され、このローター4はリング
状にコイル形成されたコイル体5を回転孔9を通して貫
き、シャフト受け10a、10bにより下カバー7、上カ
バー1に回転自由に固定されている。ローター4の近傍
には、鉄片などの強磁性体の制動片6が配置されてい
る。羽根部材2は摩擦低減のため、リブ8を通して上カ
バーと接している。
板上に形成したコイル体及びこれを用いた光量調整装置
の実施例の詳細を説明する。図1に本発明によるコイル
体を用いた光量調整装置の実施例を示す。図1におい
て、絞りの羽根部材2はシャフト3を通じて二極に分極
されたローター4に固定され、このローター4はリング
状にコイル形成されたコイル体5を回転孔9を通して貫
き、シャフト受け10a、10bにより下カバー7、上カ
バー1に回転自由に固定されている。ローター4の近傍
には、鉄片などの強磁性体の制動片6が配置されてい
る。羽根部材2は摩擦低減のため、リブ8を通して上カ
バーと接している。
【0010】ローター4は二極に分極されているため、
制動片6との磁気的相互作用による安定点は二つある
が、上カバー1に設けられた制動溝12により、羽根部
材2に設けられたピン13の動きを制限して可動範囲を
制限している。非通電時にはローター4はピン13と制
動溝12に拘束された二つの安定点のどちらかに静止し
ている。図2に二つの安定点と羽根部材2の状態を示
す。図2において、安定状態Aでは羽根部材2は絞り孔
11を全開とし、安定状態Bでは絞られた状態にある。
制動片6との磁気的相互作用による安定点は二つある
が、上カバー1に設けられた制動溝12により、羽根部
材2に設けられたピン13の動きを制限して可動範囲を
制限している。非通電時にはローター4はピン13と制
動溝12に拘束された二つの安定点のどちらかに静止し
ている。図2に二つの安定点と羽根部材2の状態を示
す。図2において、安定状態Aでは羽根部材2は絞り孔
11を全開とし、安定状態Bでは絞られた状態にある。
【0011】コイルに通電されるとローター4は回転
し、反対側の安定点で静止する。絞りをもとの状態に戻
すには電流の向きを逆にして通電する。この二つの状態
で絞りの二つの状態をつくることができる。
し、反対側の安定点で静止する。絞りをもとの状態に戻
すには電流の向きを逆にして通電する。この二つの状態
で絞りの二つの状態をつくることができる。
【0012】図3に前記光量調整装置実施例におけるコ
イル体の実施例を示す。図3(a)はコイル体を機能別に
分解した図であるが、上基板(1)14、下基板(1)15に
は、線状パターン(1)16a、16bがエッチング処理に
よって形成され、これらはスルーホールによって結線さ
れコイルを形成している。図3(b)、図3(c)はそれぞれ
上基板(1)14、下基板(1)15の、図3(a)とは反対側
の面のパターンを破線で示しているが、上下の基板の線
状パターンが描かれた反対側の面にはニッケルメッキに
よって膜状の強磁性体層17a、17bが形成されてい
る。この強磁性体の層は上下の線状パターン(1)16a、
16bの内側に設けられ、スルーホールによってこれら
の線状パターンを結線させるとき絶縁が保たれる。以上
の要素が一体となれば、上下の基板の裏側に設けられた
ニッケルメッキを含む中間体に、線状のパターンがスル
ーホールで結線されたコイルが巻き付けられた形のコイ
ル体が形成される。
イル体の実施例を示す。図3(a)はコイル体を機能別に
分解した図であるが、上基板(1)14、下基板(1)15に
は、線状パターン(1)16a、16bがエッチング処理に
よって形成され、これらはスルーホールによって結線さ
れコイルを形成している。図3(b)、図3(c)はそれぞれ
上基板(1)14、下基板(1)15の、図3(a)とは反対側
の面のパターンを破線で示しているが、上下の基板の線
状パターンが描かれた反対側の面にはニッケルメッキに
よって膜状の強磁性体層17a、17bが形成されてい
る。この強磁性体の層は上下の線状パターン(1)16a、
16bの内側に設けられ、スルーホールによってこれら
の線状パターンを結線させるとき絶縁が保たれる。以上
の要素が一体となれば、上下の基板の裏側に設けられた
ニッケルメッキを含む中間体に、線状のパターンがスル
ーホールで結線されたコイルが巻き付けられた形のコイ
ル体が形成される。
【0013】図4にコイル体の他の実施例を示す。図4
はコイル体を機能別に分解した図であるが、18及び1
9に示す上下の基板には、線状パターン(2)20a、20
bがエッチング処理によって形成され、これらはスルー
ホールによって結線されコイルを形成している。また、
21は上下の基板の間にあって、両面にニッケルメッキ
によって膜状の強磁性体層22a、22bが形成された磁
路基板である。この強磁性体の層は線状パターン(2)2
0a、20bの内側に設けられ、スルーホールによって上
下の線状パターンを結線させるとき絶縁が保持される。
以上の要素が一体となれば、上下の基板の間に設けられ
たニッケルメッキを含む中間体に、線状のパターンがス
ルーホールで結線されたコイルが巻き付けられた形のコ
イル体が形成される。
はコイル体を機能別に分解した図であるが、18及び1
9に示す上下の基板には、線状パターン(2)20a、20
bがエッチング処理によって形成され、これらはスルー
ホールによって結線されコイルを形成している。また、
21は上下の基板の間にあって、両面にニッケルメッキ
によって膜状の強磁性体層22a、22bが形成された磁
路基板である。この強磁性体の層は線状パターン(2)2
0a、20bの内側に設けられ、スルーホールによって上
下の線状パターンを結線させるとき絶縁が保持される。
以上の要素が一体となれば、上下の基板の間に設けられ
たニッケルメッキを含む中間体に、線状のパターンがス
ルーホールで結線されたコイルが巻き付けられた形のコ
イル体が形成される。
【0014】さらに、図5にコイル体の別の実施例を示
す。図5はコイル体を機能別に分解した図であるが、2
3及び24に示す上下の基板には、線状パターン(3)2
6a、26bがエッチング処理によって形成され、これ
らはスルーホールによって結線されコイルを形成してい
る。また、25は上下の基板の間にあって、板状の鉄片
よりなる強磁性体層である。この強磁性体の層は線状パ
ターン(3)26a、26bの内側に設けられ、スルーホー
ルによって上下の線状パターンを結線させるとき絶縁が
保持される。以上の要素が一体となれば、上下の基板の
間に設けられたニッケルメッキを含む中間体に、線状の
パターンがスルーホールで結線されたコイルが巻き付け
られた形のコイル体が形成される。
す。図5はコイル体を機能別に分解した図であるが、2
3及び24に示す上下の基板には、線状パターン(3)2
6a、26bがエッチング処理によって形成され、これ
らはスルーホールによって結線されコイルを形成してい
る。また、25は上下の基板の間にあって、板状の鉄片
よりなる強磁性体層である。この強磁性体の層は線状パ
ターン(3)26a、26bの内側に設けられ、スルーホー
ルによって上下の線状パターンを結線させるとき絶縁が
保持される。以上の要素が一体となれば、上下の基板の
間に設けられたニッケルメッキを含む中間体に、線状の
パターンがスルーホールで結線されたコイルが巻き付け
られた形のコイル体が形成される。
【0015】次に実施例1の光量調整装置にレンズが組
み込まれている場合の実施例を図6に示す。図6は装置
の断面図であり、上カバー28(レンズ付き上カバ
ー)、下カバー29(レンズ付き下カバー)にそれぞれ
レンズ群27a、27bが組み込まれている。
み込まれている場合の実施例を図6に示す。図6は装置
の断面図であり、上カバー28(レンズ付き上カバ
ー)、下カバー29(レンズ付き下カバー)にそれぞれ
レンズ群27a、27bが組み込まれている。
【0016】以下に図4に示すコイル体の実施例を例
に、コイル製造の工程を述べる。
に、コイル製造の工程を述べる。
【0017】図7に工程図を示す。以下にこの工程図に
そってコイルの製造法を説明する。
そってコイルの製造法を説明する。
【0018】1.コアパターンの作成 (1)レジスト塗布:必要な形状にカットされた、両面
が全面銅箔であるプリント基板上両面に、コアのパター
ンの形状にレジストを塗布する。(2)エッチング:エ
ッチングによってコアパターンを形成する。(3)レジ
スト洗浄:レジストを落とし、コアの形状にエッチング
された銅箔を露出させる。(4)ニッケルメッキ:基板
両面のコアの形状をした銅箔に、ニッケルメッキを施
す。(5)銅箔付着:ニッケルメッキの上に、銅箔をつ
ける。
が全面銅箔であるプリント基板上両面に、コアのパター
ンの形状にレジストを塗布する。(2)エッチング:エ
ッチングによってコアパターンを形成する。(3)レジ
スト洗浄:レジストを落とし、コアの形状にエッチング
された銅箔を露出させる。(4)ニッケルメッキ:基板
両面のコアの形状をした銅箔に、ニッケルメッキを施
す。(5)銅箔付着:ニッケルメッキの上に、銅箔をつ
ける。
【0019】2.コイルパターンの作成、コイルの形成 (6)銅箔酸化:絶縁層との密着をよくするために、銅
箔を酸化させ、黒化処理を行う。(7)絶縁体付着:基
板両面に絶縁層(プリプラグ)を加圧・加熱によって接
着する。(8)銅箔付着:コイルパターン作成のため、
(7)で形成された基板両面全面に銅箔をつける。
(9)スルーホール孔あけ:コイルパターンを結線させ
るためのスルーホールの穴あけを行う。(10)スルー
ホール形成:メッキによりスルーホールを形成する。
(11)レジスト:基板の両面に、コイルパターンの形
状にレジストを塗布する。(12)エッチング:エッチ
ングにより基板両面にコイルパターンを形成する。(1
3)レジスト洗浄:レジストを除去し、コイルパターン
を露出させる。(14)ソルダーレジスト:ソルダーレ
ジストを形成し、コイルパターンを保護する。
箔を酸化させ、黒化処理を行う。(7)絶縁体付着:基
板両面に絶縁層(プリプラグ)を加圧・加熱によって接
着する。(8)銅箔付着:コイルパターン作成のため、
(7)で形成された基板両面全面に銅箔をつける。
(9)スルーホール孔あけ:コイルパターンを結線させ
るためのスルーホールの穴あけを行う。(10)スルー
ホール形成:メッキによりスルーホールを形成する。
(11)レジスト:基板の両面に、コイルパターンの形
状にレジストを塗布する。(12)エッチング:エッチ
ングにより基板両面にコイルパターンを形成する。(1
3)レジスト洗浄:レジストを除去し、コイルパターン
を露出させる。(14)ソルダーレジスト:ソルダーレ
ジストを形成し、コイルパターンを保護する。
【0020】他の実施例の場合もこれに準じた工程によ
ってコイルを形成することができる。
ってコイルを形成することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明よるコイルを用いればコンパクト
で強力なコイルを基板上に直接形成できるため、極めて
コンパクトなカメラ絞り装置などを低価格で実現するこ
とができる。
で強力なコイルを基板上に直接形成できるため、極めて
コンパクトなカメラ絞り装置などを低価格で実現するこ
とができる。
【0022】また、レンズを絞り装置の中に組み込むこ
とにより、さらにコンパクトで低価格なカメラの実現に
寄与することができる。
とにより、さらにコンパクトで低価格なカメラの実現に
寄与することができる。
【0023】
【図1】本発明による光量調整装置の構成を示す分解図
である。
である。
【図2】図1に示す光量調整装置の光量調整機構の動作
説明図である。
説明図である。
【図3】本発明によるコイル体の第一の実施例を示す分
解図である。
解図である。
【図4】本発明によるコイル体の第二の実施例を示す分
解図である。
解図である。
【図5】本発明によるコイル体の第三の実施例を示す分
解図である。
解図である。
【図6】本発明による光量調整装置がレンズと一体に構
成された場合の実施例であり、構造を断面図で示す。
成された場合の実施例であり、構造を断面図で示す。
【図7】本発明によるコイル体を製造する工程を示す流
れ図である。図8はスルーホールを用いて基板の上下の
パターンでコイルを構成した従来例を示す。
れ図である。図8はスルーホールを用いて基板の上下の
パターンでコイルを構成した従来例を示す。
1 上カバー 2 羽根部材 3 シャフト 4 ローター 5 コイル体 6 制動片 7 下カバー 8 リブ 9 回転孔 10a、10b シャフト受け 11 絞り孔 12 制動溝 13 ピン 14 上基板(1) 15 下基板(1) 16a、16b 線状パターン(1) 17a、17b 強磁性体層 18 上基板(2) 19 下基板(2) 20a、20b 線状パターン(2) 21 磁路基板 22a、22b ニッケルメッキ層 23 上基板(3) 24 下基板(3) 25 鉄板 26a、26b 線状パターン(3) 27a レンズ群A 27b レンズ群B 28 レンズ付き上カバー 29 レンズ付き下カバー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光量調整装置の構成を示す分解図
である。
である。
【図2】図1に示す光量調整装置の光量調整機構の動作
説明図である。
説明図である。
【図3】本発明によるコイル体の第一の実施例を示す分
解図である。
解図である。
【図4】本発明によるコイル体の第二の実施例を示す分
解図である。
解図である。
【図5】本発明によるコイル体の第三の実施例を示す分
解図である。
解図である。
【図6】本発明による光量調整装置がレンズと一体に構
成された場合の実施例であり、構造を断面図で示す。
成された場合の実施例であり、構造を断面図で示す。
【図7】本発明によるコイル体を製造する工程を示す流
れ図である。図8はスルーホールを用いて基板の上下の
パターンでコイルを構成した従来例を示す。
れ図である。図8はスルーホールを用いて基板の上下の
パターンでコイルを構成した従来例を示す。
【図8】基板の表裏の二面に形成されたパターンをスル
ーホールを通じて結線するコイルの従来構成を示す。
ーホールを通じて結線するコイルの従来構成を示す。
【符号の説明】 1 上カバー 2 羽根部材 3 シャフト 4 ローター 5 コイル体 6 制動片 7 下カバー 8 リブ 9 回転孔 10a、10b シャフト受け 11 絞り孔 12 制動溝 13 ピン 14 上基板(1) 15 下基板(1) 16a、16b 線状パターン(1) 17a、17b 強磁性体層 18 上基板(2) 19 下基板(2) 20a、20b 線状パターン(2) 21 磁路基板 22a、22b ニッケルメッキ層 23 上基板(3) 24 下基板(3) 25 鉄板 26a、26b 線状パターン(3) 27a レンズ群A 27b レンズ群B 28 レンズ付き上カバー 29 レンズ付き下カバー
Claims (5)
- 【請求項1】 表面にそれぞれエッチング処理によって
形成した線状パターンを有する少なくとも上下一対の基
板と、この一対の基板を膜状若しくは板状の強磁性材層
を有する中間体を介在せしめて合体し、この合体した上
下一対の基板に表裏貫通する適宜数のスルーホールを介
して上記一対の基板上の線状パターンを結線して形成し
たことを特徴とするコイル体。 - 【請求項2】 請求項1記載のコイル体において、前記
上下一対の基板のそれぞれ表面に前記線状パターンを裏
面に前記強磁性材層を形成し、この上下一対の基板間に
それぞれの強磁性材層が接合するよう合体して成るコイ
ル体。 - 【請求項3】 請求項1記載のコイル体において、前記
中間体を板状部材の表裏に強磁性金属をメッキ処理して
構成し、該中間体のメッキ層をそれぞれ前記一対の基板
間に介在せしめたことを特徴とするコイル体。 - 【請求項4】 リング形状に形成され内部に強磁性材層
を有する基体と、この基体の表裏面にそれぞれエッチン
グ処理によって形成された線状パターンと、この線状パ
ターンを結線せしめてコイルを形成するよう上記基体に
穿設した適宜数のスルーホールと、上記リング形状の基
体の中央開口部に配置され通過光量を調節する羽根部材
と、この羽根部材に連結され上記コイル体に生起する磁
界内に回動自在に配置した永久磁石から成るローターと
を備えた光量調整装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の光量調整装置において、
前記ロータを2極以上に分極した永久磁石で構成すると
共に、このロータの近傍に強磁性材から成る制動片を配
置して該ロータと制動片の磁気的相互作用の安定点から
他の安定点へ前記コイルにパルス電流を印加することに
よって移動制御したことを特徴とする光量調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19846296A JPH1020360A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | プリント基板上に形成したコイル体及びこれを用いた光量調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19846296A JPH1020360A (ja) | 1996-07-08 | 1996-07-08 | プリント基板上に形成したコイル体及びこれを用いた光量調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1020360A true JPH1020360A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16391515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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-
1996
- 1996-07-08 JP JP19846296A patent/JPH1020360A/ja active Pending
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