JPH11265814A - コイル部品およびそれを用いた電子機器 - Google Patents
コイル部品およびそれを用いた電子機器Info
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- JPH11265814A JPH11265814A JP10066600A JP6660098A JPH11265814A JP H11265814 A JPH11265814 A JP H11265814A JP 10066600 A JP10066600 A JP 10066600A JP 6660098 A JP6660098 A JP 6660098A JP H11265814 A JPH11265814 A JP H11265814A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は小型、薄型、軽量化および自動実装
化が可能なコイル部品を提供することを目的とする。 【解決手段】 柱状部７と鍔部８とからなる磁芯６の柱
状部７に巻線９を巻回し、鍔部８の両端部に設けた端子
電極１２に巻線９の引出しリード部１０，１１を接続し
てコイル部品とした。
化が可能なコイル部品を提供することを目的とする。 【解決手段】 柱状部７と鍔部８とからなる磁芯６の柱
状部７に巻線９を巻回し、鍔部８の両端部に設けた端子
電極１２に巻線９の引出しリード部１０，１１を接続し
てコイル部品とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器に利用
されるコイル部品およびそれを用いた電子機器に関する
ものである。
されるコイル部品およびそれを用いた電子機器に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】近年の電子機器、特に携帯型電子機器に
おいては、小型化はもとより薄型化軽量化が主流となっ
てきており、これに使用される電子部品もさらなる薄型
化、小型化、軽量化が要求され、かつ生産性に優れたも
の、例えば自動実装対応が可能なものなどが強く要望さ
れてきている。
おいては、小型化はもとより薄型化軽量化が主流となっ
てきており、これに使用される電子部品もさらなる薄型
化、小型化、軽量化が要求され、かつ生産性に優れたも
の、例えば自動実装対応が可能なものなどが強く要望さ
れてきている。
【０００３】しかしながら、これらの電子機器に使用さ
れる電子部品の中でも特にコイル部品については、その
構造や特性上薄型化や自動実装化が極めて困難であると
されており、反面ビデオカメラ、コードレス電話機、携
帯電話機、パーソナルコンピュータなどの携帯用電子機
器の非接触充電用の２次側コイルとしての用途が拡大さ
れてきている。
れる電子部品の中でも特にコイル部品については、その
構造や特性上薄型化や自動実装化が極めて困難であると
されており、反面ビデオカメラ、コードレス電話機、携
帯電話機、パーソナルコンピュータなどの携帯用電子機
器の非接触充電用の２次側コイルとしての用途が拡大さ
れてきている。
【０００４】ここで、携帯用電子機器と、この携帯用電
子機器に充電する非接触充電装置について説明する。非
接触充電装置は、ＡＣ電源に接続される入力コードを備
え、表面に携帯用電子機器を保持する保持部を備え、内
部に充電回路と１次側コイルを保持部に近接配置し、携
帯用電子機器の非接触充電装置に設置する面に近接して
上記１次側コイルから電磁誘導により充電電力の供給を
受ける２次側コイルを設けて、非接触で充電できるよう
に構成されている。
子機器に充電する非接触充電装置について説明する。非
接触充電装置は、ＡＣ電源に接続される入力コードを備
え、表面に携帯用電子機器を保持する保持部を備え、内
部に充電回路と１次側コイルを保持部に近接配置し、携
帯用電子機器の非接触充電装置に設置する面に近接して
上記１次側コイルから電磁誘導により充電電力の供給を
受ける２次側コイルを設けて、非接触で充電できるよう
に構成されている。
【０００５】このように携帯用電子機器および非接触充
電装置に１次側コイル、２次側コイルとしてのコイル部
品が組込まれて利用されており、これらにおいても生産
性の向上や信頼性の向上が要求され、コイル部品として
も小型化と実装性の向上が求められている。特に面実装
構造で自動実装できる構造のものが必要とされている。
電装置に１次側コイル、２次側コイルとしてのコイル部
品が組込まれて利用されており、これらにおいても生産
性の向上や信頼性の向上が要求され、コイル部品として
も小型化と実装性の向上が求められている。特に面実装
構造で自動実装できる構造のものが必要とされている。
【０００６】上記のようなコイル部品の小型化として
は、フェライトコアを磁芯としたものに直接巻線を巻回
したものや、Ｔ型やＥ型の断面構成のフェライトコアに
巻線を組込んだものが開発され商品化されている。
は、フェライトコアを磁芯としたものに直接巻線を巻回
したものや、Ｔ型やＥ型の断面構成のフェライトコアに
巻線を組込んだものが開発され商品化されている。
【０００７】しかしながら、これらのコイル部品につい
ては、巻線の先端処理が困難で、巻線の両端から引出し
たリード部を直接電子機器側の回路部分に接続するよう
な極めて作業性が悪くしかもコストのかかる構成となっ
ており、信頼性の面でも振動や衝撃などに対して弱いと
いった課題があった。
ては、巻線の先端処理が困難で、巻線の両端から引出し
たリード部を直接電子機器側の回路部分に接続するよう
な極めて作業性が悪くしかもコストのかかる構成となっ
ており、信頼性の面でも振動や衝撃などに対して弱いと
いった課題があった。
【０００８】この従来のコイル部品を図２２により説明
する。図２２において１は長円形または楕円形のフェラ
イトコアであり、このフェライトコア１の外周には巻線
２が巻回され、この巻線２の巻始めおよび巻終りは接着
剤３で巻線２に固定され、その巻始めおよび巻終りを長
く引出してリード部４，５とし、そのリード部４，５の
先端を半田処理して電子機器側の回路部に接続できるよ
うに構成されていた。
する。図２２において１は長円形または楕円形のフェラ
イトコアであり、このフェライトコア１の外周には巻線
２が巻回され、この巻線２の巻始めおよび巻終りは接着
剤３で巻線２に固定され、その巻始めおよび巻終りを長
く引出してリード部４，５とし、そのリード部４，５の
先端を半田処理して電子機器側の回路部に接続できるよ
うに構成されていた。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコイル部品
では、フェライトコア１に直接巻回された巻線２の巻始
め、巻終りを巻きくずれがないように接着剤３で固定す
る必要があり、接着剤３を施す分が形状的に大きくな
り、引出したリード部４，５の引張り強度についても極
めて弱く、取扱い面においても大きな問題があった。
では、フェライトコア１に直接巻回された巻線２の巻始
め、巻終りを巻きくずれがないように接着剤３で固定す
る必要があり、接着剤３を施す分が形状的に大きくな
り、引出したリード部４，５の引張り強度についても極
めて弱く、取扱い面においても大きな問題があった。
【００１０】さらに、細くて弱いリード部４，５を用い
て電子機器の回路部に接続しなければならず、作業性が
悪いとともに信頼性の面においても振動、衝撃あるいは
引掛りによって断線するといった課題を有するものであ
った。
て電子機器の回路部に接続しなければならず、作業性が
悪いとともに信頼性の面においても振動、衝撃あるいは
引掛りによって断線するといった課題を有するものであ
った。
【００１１】本発明は以上のような従来の欠点を除去
し、簡単な構成で小型化と面実装による自動実装可能な
コイル部品およびそれを用いた電子機器を提供すること
を目的とするものである。
し、簡単な構成で小型化と面実装による自動実装可能な
コイル部品およびそれを用いた電子機器を提供すること
を目的とするものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のコイル部品は、円形、楕円形または長円形の
柱状部とこの柱状部の一端面に一体に形成された鍔部か
らなる磁芯と、この磁芯の柱状部に巻回された巻線と、
上記磁芯の鍔部の両端部の上、下、側面にわたって形成
され巻線の引出しリード部を接続する端子電極とで構成
したものである。
に本発明のコイル部品は、円形、楕円形または長円形の
柱状部とこの柱状部の一端面に一体に形成された鍔部か
らなる磁芯と、この磁芯の柱状部に巻回された巻線と、
上記磁芯の鍔部の両端部の上、下、側面にわたって形成
され巻線の引出しリード部を接続する端子電極とで構成
したものである。
【００１３】上記構成とすることにより小型薄型化が図
れ、しかも面実装が可能で自動実装化が可能となるもの
である。
れ、しかも面実装が可能で自動実装化が可能となるもの
である。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、円形、楕円形または長円形の柱状部とこの柱状部の
一端面に一体に形成された鍔部からなる磁芯と、この磁
芯の柱状部に巻回された巻線と、上記磁芯の鍔部の両端
部の上、下、側面にわたって形成され巻線の引出しリー
ド部を接続する端子電極とで構成したものであり、小型
薄型化が図れ、面実装による自動実装化を可能にするこ
とができる。
は、円形、楕円形または長円形の柱状部とこの柱状部の
一端面に一体に形成された鍔部からなる磁芯と、この磁
芯の柱状部に巻回された巻線と、上記磁芯の鍔部の両端
部の上、下、側面にわたって形成され巻線の引出しリー
ド部を接続する端子電極とで構成したものであり、小型
薄型化が図れ、面実装による自動実装化を可能にするこ
とができる。
【００１５】請求項２に記載の発明は、端子電極を磁芯
の鍔部の両端部の全域にわたって設けた構成であり、実
装時の接続強度の優れたものとすることができる。
の鍔部の両端部の全域にわたって設けた構成であり、実
装時の接続強度の優れたものとすることができる。
【００１６】請求項３に記載の発明は、磁芯の鍔部の両
端部の全域にわたって端子電極を形成した部分にこの端
子電極を分断する切込溝を設けた構成であり、端子電極
を分断し面積を小さくすることで高温半田を用いて実装
する場合の端子電極からの放熱を少なくし、半田付け時
間の短縮化を図ることができる。
端部の全域にわたって端子電極を形成した部分にこの端
子電極を分断する切込溝を設けた構成であり、端子電極
を分断し面積を小さくすることで高温半田を用いて実装
する場合の端子電極からの放熱を少なくし、半田付け時
間の短縮化を図ることができる。
【００１７】請求項４に記載の発明は、磁芯の鍔部の両
端部に設けた端子電極に柱状部側に突出し巻線の引出し
リード部を接続する接続部を設けた構成であり、巻線の
引出しリード部の接続部がコイル部品の実装時の熱の影
響を受けて減融して破壊されるようなことを防止するこ
とができる。
端部に設けた端子電極に柱状部側に突出し巻線の引出し
リード部を接続する接続部を設けた構成であり、巻線の
引出しリード部の接続部がコイル部品の実装時の熱の影
響を受けて減融して破壊されるようなことを防止するこ
とができる。
【００１８】請求項５に記載の発明は、磁芯の鍔部の両
端部の４個の角部にそれぞれ端子電極を設けた構成であ
り、端子電極の面積を小さくして実装半田付け時の放熱
を抑え、半田付け時間の短縮と、実装後の４点接続のた
め強固な実装とすることができる。
端部の４個の角部にそれぞれ端子電極を設けた構成であ
り、端子電極の面積を小さくして実装半田付け時の放熱
を抑え、半田付け時間の短縮と、実装後の４点接続のた
め強固な実装とすることができる。
【００１９】請求項６に記載の発明は、磁芯の鍔部の両
端部の相対向する２個の角部に端子電極を設けた構成と
したもので、端子電極の面積をさらに小さくして半田付
け性の向上を図ることができる。
端部の相対向する２個の角部に端子電極を設けた構成と
したもので、端子電極の面積をさらに小さくして半田付
け性の向上を図ることができる。
【００２０】請求項７に記載の発明は、磁芯の鍔部の両
端部の中央部に端子電極を設けた構成であり、この構成
も端子電極の面積を小さくして半田付け性の向上が図れ
ることになる。
端部の中央部に端子電極を設けた構成であり、この構成
も端子電極の面積を小さくして半田付け性の向上が図れ
ることになる。
【００２１】請求項８に記載の発明は、磁芯の鍔部の両
端部を曲面状とした構成であり、磁芯の鍔部の形状を小
さくし、コイル部品としての小型化が図れることにな
る。
端部を曲面状とした構成であり、磁芯の鍔部の形状を小
さくし、コイル部品としての小型化が図れることにな
る。
【００２２】請求項９に記載の発明は、磁芯の鍔部の両
端部の角部を面取り加工した構成であり、この構成も鍔
部を小さくし小型化を図ることができる。
端部の角部を面取り加工した構成であり、この構成も鍔
部を小さくし小型化を図ることができる。
【００２３】請求項１０に記載の発明は、円形、楕円形
または長円形の柱状部とこの柱状部の一端面に一体に形
成された鍔部からなる磁芯と、この磁芯の柱状部に巻回
された巻線と、上記磁芯の鍔部の下面および両端部を覆
うように設けられた樹脂ホルダーと、この樹脂ホルダー
の両端部に設けられ上記巻線の両端の引出しリード部を
接続する端子とで構成したものであり、磁芯の保護が図
れるとともに端子を選択することでディスクリートタイ
プおよび面実装タイプのいずれにも対応できるものとな
る。
または長円形の柱状部とこの柱状部の一端面に一体に形
成された鍔部からなる磁芯と、この磁芯の柱状部に巻回
された巻線と、上記磁芯の鍔部の下面および両端部を覆
うように設けられた樹脂ホルダーと、この樹脂ホルダー
の両端部に設けられ上記巻線の両端の引出しリード部を
接続する端子とで構成したものであり、磁芯の保護が図
れるとともに端子を選択することでディスクリートタイ
プおよび面実装タイプのいずれにも対応できるものとな
る。
【００２４】請求項１１に記載の発明は、端子が樹脂ホ
ルダーの両端部に植設されたピン端子である構成とした
もので、ディスクリートタイプのコイル部品とすること
ができる。
ルダーの両端部に植設されたピン端子である構成とした
もので、ディスクリートタイプのコイル部品とすること
ができる。
【００２５】請求項１２に記載の発明は、端子が樹脂ホ
ルダーの両端部の上、下、側面にまたがって形成された
板状端子である構成としたもので、面実装タイプとする
ことができる。
ルダーの両端部の上、下、側面にまたがって形成された
板状端子である構成としたもので、面実装タイプとする
ことができる。
【００２６】請求項１３に記載の発明は、板状端子の上
面側に巻線の引出しリード部を接続する切起片を設けた
構成としたもので、巻線の引出しリード部の配線作業を
効率的に行えることになる。
面側に巻線の引出しリード部を接続する切起片を設けた
構成としたもので、巻線の引出しリード部の配線作業を
効率的に行えることになる。
【００２７】請求項１４に記載の発明は、樹脂ホルダー
の一方の端部に磁芯の鍔部の上面に嵌合する嵌合突起を
設け、樹脂ホルダーの他方の端部を接着剤で磁芯の鍔部
に固着した構成であり、磁芯を確実かつ安定して樹脂ホ
ルダーに固着することができる。
の一方の端部に磁芯の鍔部の上面に嵌合する嵌合突起を
設け、樹脂ホルダーの他方の端部を接着剤で磁芯の鍔部
に固着した構成であり、磁芯を確実かつ安定して樹脂ホ
ルダーに固着することができる。
【００２８】請求項１５に記載の発明は、樹脂ホルダー
の両端部に磁芯の鍔部の両端部の上面に嵌合する嵌合突
起を設けた構成としたもので、磁芯を簡単に樹脂ホルダ
ーに固着することができる。
の両端部に磁芯の鍔部の両端部の上面に嵌合する嵌合突
起を設けた構成としたもので、磁芯を簡単に樹脂ホルダ
ーに固着することができる。
【００２９】請求項１６に記載の発明は、請求項１〜１
５のいずれか１つに記載のコイル部品を電子機器本体に
組込んで電子機器とするものであり、電子機器の薄型、
小型、軽量化が図れることになる。
５のいずれか１つに記載のコイル部品を電子機器本体に
組込んで電子機器とするものであり、電子機器の薄型、
小型、軽量化が図れることになる。
【００３０】請求項１７に記載の発明は、請求項１〜１
５のいずれか１つに記載のコイル部品を携帯用電子機器
本体に組込み、非接触充電による２次側コイルとして用
いた構成で、携帯用電子機器の薄型、小型、軽量化が可
能となる。
５のいずれか１つに記載のコイル部品を携帯用電子機器
本体に組込み、非接触充電による２次側コイルとして用
いた構成で、携帯用電子機器の薄型、小型、軽量化が可
能となる。
【００３１】請求項１８に記載の発明は、請求項１〜１
５のいずれか１つに記載のコイル部品を非接触充電装置
本体に組込み、携帯用電子機器の２次側コイルに電磁誘
導により充電電力を供給する１次側コイルとして用いた
構成で、非接触充電装置の薄型、小型、軽量化が可能と
なる。
５のいずれか１つに記載のコイル部品を非接触充電装置
本体に組込み、携帯用電子機器の２次側コイルに電磁誘
導により充電電力を供給する１次側コイルとして用いた
構成で、非接触充電装置の薄型、小型、軽量化が可能と
なる。
【００３２】請求項１９に記載の発明は、請求項１〜１
５のいずれか１つに記載のコイル部品を携帯用電子機器
本体に組込んだ２次側コイルとして用いるとともに非接
触充電装置本体に組込んで上記２次側コイルに電磁誘導
により充電電力を供給する１次側コイルとして用いた構
成であり、双方の薄型化、軽量化、小型化が図れること
になる。
５のいずれか１つに記載のコイル部品を携帯用電子機器
本体に組込んだ２次側コイルとして用いるとともに非接
触充電装置本体に組込んで上記２次側コイルに電磁誘導
により充電電力を供給する１次側コイルとして用いた構
成であり、双方の薄型化、軽量化、小型化が図れること
になる。
【００３３】以下、本発明のコイル部品の実施の形態に
ついて図面を用いて説明する。 （実施の形態１）本発明のコイル部品の第１の実施の形
態について図１〜図９を用いて説明する。まず、図１、
図２により基本構成について説明する。図１、図２にお
いて、６はフェライトコアからなる磁芯で、円形、楕円
形または長円形の柱状部７とこの柱状部７の一端面に一
体に形成された長方形状の鍔部８とで構成されている。
ついて図面を用いて説明する。 （実施の形態１）本発明のコイル部品の第１の実施の形
態について図１〜図９を用いて説明する。まず、図１、
図２により基本構成について説明する。図１、図２にお
いて、６はフェライトコアからなる磁芯で、円形、楕円
形または長円形の柱状部７とこの柱状部７の一端面に一
体に形成された長方形状の鍔部８とで構成されている。
【００３４】この磁芯６の柱状部７には絶縁皮膜を有し
た銅線からなる巻線９が巻回されている。この巻線９の
巻始めと巻終りからは引出しリード部１０，１１が引出
されている。
た銅線からなる巻線９が巻回されている。この巻線９の
巻始めと巻終りからは引出しリード部１０，１１が引出
されている。
【００３５】また、上記磁芯６の鍔部８の両端部には
上、下、側面にまたがるようにかつ、全域にわたって端
子電極１２が形成されており、この端子電極１２にそれ
ぞれ巻線９の引出しリード部１０，１１が半田付け、溶
接あるいは導電性接着剤で接続されている。この端子電
極１２はメッキなどの方法で形成することができ、Ｎｉ
の下地層にＣｕ層を形成し、その上に半田あるいは錫層
を形成して引出しリード部１０，１１の接続および実装
時の半田接続が容易にかつ確実に行えるように構成され
ている。
上、下、側面にまたがるようにかつ、全域にわたって端
子電極１２が形成されており、この端子電極１２にそれ
ぞれ巻線９の引出しリード部１０，１１が半田付け、溶
接あるいは導電性接着剤で接続されている。この端子電
極１２はメッキなどの方法で形成することができ、Ｎｉ
の下地層にＣｕ層を形成し、その上に半田あるいは錫層
を形成して引出しリード部１０，１１の接続および実装
時の半田接続が容易にかつ確実に行えるように構成され
ている。
【００３６】このような構成とすることにより、電子機
器に使用するときは、電子機器の回路を構成するプリン
ト基板上に他の多くの電子部品と同様に面実装化により
実装することができる。また、巻線９の引出しリード部
１０，１１が磁芯６の鍔部８の範囲内で配線されるた
め、引出しリード部１０，１１の長さも短く、端子電極
１２への接続も確実に行えるとともに他の物体に引出し
リード部１０，１１が引掛って断線したり、振動や衝撃
で断続したり接続部が破壊されたりすることも無くな
る。
器に使用するときは、電子機器の回路を構成するプリン
ト基板上に他の多くの電子部品と同様に面実装化により
実装することができる。また、巻線９の引出しリード部
１０，１１が磁芯６の鍔部８の範囲内で配線されるた
め、引出しリード部１０，１１の長さも短く、端子電極
１２への接続も確実に行えるとともに他の物体に引出し
リード部１０，１１が引掛って断線したり、振動や衝撃
で断続したり接続部が破壊されたりすることも無くな
る。
【００３７】なお、端子電極１２としては、メッキによ
って形成する以外に、コ字状に形成した金属端子を磁芯
６の鍔部８の両端部に結合して構成してもよい。
って形成する以外に、コ字状に形成した金属端子を磁芯
６の鍔部８の両端部に結合して構成してもよい。
【００３８】また、他の構成として図３に示すように磁
芯６の鍔部８の両端部の端子電極１２を形成する部分の
中間部に切込溝１３を設け、端子電極１２をそれぞれ２
個ずつに分断した構成とすることもできる。
芯６の鍔部８の両端部の端子電極１２を形成する部分の
中間部に切込溝１３を設け、端子電極１２をそれぞれ２
個ずつに分断した構成とすることもできる。
【００３９】この端子電極１２を分断する目的は、巻線
９の引出しリード部１０，１１の端子電極１２に高温半
田で接続する場合や、コイル部品自体を電子機器のプリ
ント基板上に面実装する場合に、熱が面積の大きい端子
電極１２により放散されて半田付け時間が長くかかるの
を阻止しようとするものである。
９の引出しリード部１０，１１の端子電極１２に高温半
田で接続する場合や、コイル部品自体を電子機器のプリ
ント基板上に面実装する場合に、熱が面積の大きい端子
電極１２により放散されて半田付け時間が長くかかるの
を阻止しようとするものである。
【００４０】さらに図４に示す構成は、端子電極１２の
磁芯６の鍔部８の上面に形成される部分に、磁芯６の柱
状部７側に突出した接続部１４を設け、巻線８の引出し
リード部１０，１１をこの接続部１４に接続するように
したものである。
磁芯６の鍔部８の上面に形成される部分に、磁芯６の柱
状部７側に突出した接続部１４を設け、巻線８の引出し
リード部１０，１１をこの接続部１４に接続するように
したものである。
【００４１】この接続部１４を設けて引出しリード部１
０，１１をここに接続する目的は、コイル部品を電子機
器のプリント基板に実装するときに、半田熱により端子
電極１２が下面側から加熱されて既に半田接続してある
引出しリード部１０，１１との接続部の半田を溶融し、
接続を破壊するのを阻止するものである。すなわち、少
しでも端子電極１２の下面側からの距離をとって熱伝達
による接続部への影響を少しでも少なくしようとするも
のである。
０，１１をここに接続する目的は、コイル部品を電子機
器のプリント基板に実装するときに、半田熱により端子
電極１２が下面側から加熱されて既に半田接続してある
引出しリード部１０，１１との接続部の半田を溶融し、
接続を破壊するのを阻止するものである。すなわち、少
しでも端子電極１２の下面側からの距離をとって熱伝達
による接続部への影響を少しでも少なくしようとするも
のである。
【００４２】さらに、他の例として、図５に示すように
端子電極１２を磁芯６の鍔部８の両端部の４個の角部に
設けたり、図６に示すように４個の角部のうちの相対向
する２個の角部に設けたり、図７に示すように鍔部８の
両端部のほぼ中央部に設けたりしてもよい。
端子電極１２を磁芯６の鍔部８の両端部の４個の角部に
設けたり、図６に示すように４個の角部のうちの相対向
する２個の角部に設けたり、図７に示すように鍔部８の
両端部のほぼ中央部に設けたりしてもよい。
【００４３】このように構成することで、端子電極１２
の面積を小さくして、引出しリード部１０，１１の半田
接続やプリント基板への面実装するときの半田付けの時
間が端子電極１２による放熱を抑えて短時間で行える。
の面積を小さくして、引出しリード部１０，１１の半田
接続やプリント基板への面実装するときの半田付けの時
間が端子電極１２による放熱を抑えて短時間で行える。
【００４４】また、図８、図９に示すように磁芯６の鍔
部８の両端部を円弧状としたり、４個の角部をカットし
て面取り加工を施した構成とすることにより、方形状の
鍔部８に比べて面積を小さくでき、その結果としてコイ
ル部品を小型化することもできる。
部８の両端部を円弧状としたり、４個の角部をカットし
て面取り加工を施した構成とすることにより、方形状の
鍔部８に比べて面積を小さくでき、その結果としてコイ
ル部品を小型化することもできる。
【００４５】（実施の形態２）次に本発明の第２の実施
の形態について図１０〜図１９を用いて説明する。ま
ず、図１０、図１１に示すものは、柱状部７、鍔部８を
備えた磁芯６、この磁芯６の柱状部７に巻回された巻線
９は第１の実施の形態と同一であり、この巻線９を備え
た磁芯６は樹脂ホルダー１５上に取付けられている。こ
の樹脂ホルダー１５は、耐熱性の合成樹脂であるエポキ
シなどによって構成され、両端部に肉厚部１６を設け、
この肉厚部１６間に磁芯６の鍔部８がはまりこむように
なっており、しかも、この肉厚部１６にピン状の端子１
７が設けられ、巻線９の引出しリード部１０，１１はこ
の端子１７の肉厚部１６より上方に突出した部分に巻付
けられ半田付けにより接続されている。
の形態について図１０〜図１９を用いて説明する。ま
ず、図１０、図１１に示すものは、柱状部７、鍔部８を
備えた磁芯６、この磁芯６の柱状部７に巻回された巻線
９は第１の実施の形態と同一であり、この巻線９を備え
た磁芯６は樹脂ホルダー１５上に取付けられている。こ
の樹脂ホルダー１５は、耐熱性の合成樹脂であるエポキ
シなどによって構成され、両端部に肉厚部１６を設け、
この肉厚部１６間に磁芯６の鍔部８がはまりこむように
なっており、しかも、この肉厚部１６にピン状の端子１
７が設けられ、巻線９の引出しリード部１０，１１はこ
の端子１７の肉厚部１６より上方に突出した部分に巻付
けられ半田付けにより接続されている。
【００４６】磁芯６と樹脂ホルダー１５とは接着剤を用
いて結合することもできるし、樹脂ホルダー１５の成形
時に磁芯６および端子１７をインサートするように成形
して一体化し、成形後に磁芯６の柱状部７に巻線９を巻
回するようにすることもできる。
いて結合することもできるし、樹脂ホルダー１５の成形
時に磁芯６および端子１７をインサートするように成形
して一体化し、成形後に磁芯６の柱状部７に巻線９を巻
回するようにすることもできる。
【００４７】この構成とすることで、衝撃が加えられる
ことにより破損しやすい磁芯６を樹脂ホルダー１５で補
強することができ信頼性を向上させることができるとと
もに、端子１７を上面から下面に貫通するようにするこ
とでディスクリートタイプのコイル部品とすることがで
きる。
ことにより破損しやすい磁芯６を樹脂ホルダー１５で補
強することができ信頼性を向上させることができるとと
もに、端子１７を上面から下面に貫通するようにするこ
とでディスクリートタイプのコイル部品とすることがで
きる。
【００４８】また、図１０の破線で示すように端子１７
の下側を鍔部８の下面と平行に折曲げて使用すれば面実
装タイプとして使用することもできる。
の下側を鍔部８の下面と平行に折曲げて使用すれば面実
装タイプとして使用することもできる。
【００４９】さらに図１２、図１３に示すように樹脂ホ
ルダー１５に設ける端子１７として、肉厚部１６の下面
の一部、側面、上面の一部を被うようなコ字状に折曲し
た板状端子を用いることもできる。これは完全な面実装
タイプのコイル部品とすることができる。
ルダー１５に設ける端子１７として、肉厚部１６の下面
の一部、側面、上面の一部を被うようなコ字状に折曲し
た板状端子を用いることもできる。これは完全な面実装
タイプのコイル部品とすることができる。
【００５０】なお、板状端子１７としては、樹脂ホルダ
ー１５の成形時にインサートモールドされるようにし、
下面および上面から肉厚部１６に端面が喰込むように構
成することもできる。
ー１５の成形時にインサートモールドされるようにし、
下面および上面から肉厚部１６に端面が喰込むように構
成することもできる。
【００５１】また、この板状端子１７の一部に図１４、
図１５に示すように切起しによる切起片１８を設けて、
巻線９の引出しリード部１０，１１を巻付けるようにし
て、巻線９を形成する作業の効率化を図ることもでき
る。
図１５に示すように切起しによる切起片１８を設けて、
巻線９の引出しリード部１０，１１を巻付けるようにし
て、巻線９を形成する作業の効率化を図ることもでき
る。
【００５２】さらに磁芯６と樹脂ホルダー１５との結合
の別の構成としては、図１６、図１７に示すように樹脂
ホルダー１５の一方の肉厚部１６に磁芯６の鍔部８の上
面に嵌合されるように柱状部７側に突出した嵌合突起１
９を設け、磁芯６の鍔部８の一方をこの嵌合突起１９に
嵌合させて組込み、他方の肉厚部１６と鍔部８とを接着
剤２０で固定するようにしてもよい。
の別の構成としては、図１６、図１７に示すように樹脂
ホルダー１５の一方の肉厚部１６に磁芯６の鍔部８の上
面に嵌合されるように柱状部７側に突出した嵌合突起１
９を設け、磁芯６の鍔部８の一方をこの嵌合突起１９に
嵌合させて組込み、他方の肉厚部１６と鍔部８とを接着
剤２０で固定するようにしてもよい。
【００５３】また、図１８、図１９に示すように、樹脂
ホルダー１５の２つの肉厚部１６に磁芯６の鍔部８の上
面に嵌合する柱状部７側に突出した嵌合突起１９を設
け、磁芯６の鍔部８を圧入嵌合して磁芯６を樹脂ホルダ
ー１５に結合する構成とすることもできる。
ホルダー１５の２つの肉厚部１６に磁芯６の鍔部８の上
面に嵌合する柱状部７側に突出した嵌合突起１９を設
け、磁芯６の鍔部８を圧入嵌合して磁芯６を樹脂ホルダ
ー１５に結合する構成とすることもできる。
【００５４】（実施の形態３）次に第１、第２の実施の
形態で説明したコイル部品を用いた電子機器の第３の実
施の形態について図２０、図２１を用いて説明する。
形態で説明したコイル部品を用いた電子機器の第３の実
施の形態について図２０、図２１を用いて説明する。
【００５５】図２０に示す例は携帯電話機と、非接触充
電装置の例である。２１は前面に操作キーボード２２、
表示部２３を備えた携帯用電子機器であり、その内部に
は電子機器としての機能を果たすための回路部が収納さ
れるとともに、電池で駆動させるため、この電池を充電
するための２次側コイル２４が内蔵されて構成されてい
る。
電装置の例である。２１は前面に操作キーボード２２、
表示部２３を備えた携帯用電子機器であり、その内部に
は電子機器としての機能を果たすための回路部が収納さ
れるとともに、電池で駆動させるため、この電池を充電
するための２次側コイル２４が内蔵されて構成されてい
る。
【００５６】２５は非接触充電装置であり、上面に上記
携帯用電子機器２１を載置する傾斜面からなる保持部２
６を持ち、内部にＡＣコード２７から供給されるＡＣ電
圧を変換制御する充電回路２８を設け、その一部に充電
電力を携帯用電子機器２１の２次側コイル２４に電磁誘
導で供給する１次側コイル２９が設けられている。
携帯用電子機器２１を載置する傾斜面からなる保持部２
６を持ち、内部にＡＣコード２７から供給されるＡＣ電
圧を変換制御する充電回路２８を設け、その一部に充電
電力を携帯用電子機器２１の２次側コイル２４に電磁誘
導で供給する１次側コイル２９が設けられている。
【００５７】この１次側コイル２９、２次側コイル２４
のいずれか一方を図１〜図１９に示したコイル部品で構
成する。
のいずれか一方を図１〜図１９に示したコイル部品で構
成する。
【００５８】上記非接触充電時の１次側コイル２９、２
次側コイル２４の関係を図２１に示しており、両者は携
帯用電子機器２１のケース３０、非接触充電装置２５の
ケース３１だけを介して近接対向させ、充電電力の供給
をロスのないようにして充電する。
次側コイル２４の関係を図２１に示しており、両者は携
帯用電子機器２１のケース３０、非接触充電装置２５の
ケース３１だけを介して近接対向させ、充電電力の供給
をロスのないようにして充電する。
【００５９】なお、上記第３の実施の形態では携帯用電
子機器２１と非接触充電装置２５とを例に説明したが、
これらに限定されるものではなく、一般的な電子機器の
一般的なコイル部品としてコンデンサや抵抗などと同様
にプリント基板に実装して利用することもできる。
子機器２１と非接触充電装置２５とを例に説明したが、
これらに限定されるものではなく、一般的な電子機器の
一般的なコイル部品としてコンデンサや抵抗などと同様
にプリント基板に実装して利用することもできる。
【００６０】
【発明の効果】以上のように本発明のコイル部品は構成
されるため、磁芯の鍔部あるいは磁芯を保持する樹脂ホ
ルダーに端子または端子電極を設け巻線の引出しリード
部を接続しているため、コイル部品として極限まで最小
化することができ、面実装形状とすることにより自動実
装を可能とし、このコイル部品を用いる電子機器の小
型、薄型、軽量化に大きく貢献できるものとなる。
されるため、磁芯の鍔部あるいは磁芯を保持する樹脂ホ
ルダーに端子または端子電極を設け巻線の引出しリード
部を接続しているため、コイル部品として極限まで最小
化することができ、面実装形状とすることにより自動実
装を可能とし、このコイル部品を用いる電子機器の小
型、薄型、軽量化に大きく貢献できるものとなる。
【図１】本発明のコイル部品の一実施の形態を示す斜視
図
図
【図２】同断面図
【図３】他の例を示す平面図
【図４】他の例を示す平面図
【図５】他の例を示す平面図
【図６】他の例を示す平面図
【図７】他の例を示す平面図
【図８】他の例を示す平面図
【図９】他の例を示す平面図
【図１０】本発明のコイル部品の第２の実施の形態を示
す斜視図
す斜視図
【図１１】同断面図
【図１２】他の例を示す平面図
【図１３】同断面図
【図１４】他の例の平面図
【図１５】同断面図
【図１６】他の例の平面図
【図１７】同断面図
【図１８】他の例の平面図
【図１９】同断面図
【図２０】本発明のコイル部品を用いた電子機器の第３
の実施の形態を示す斜視図
の実施の形態を示す斜視図
【図２１】同要部の断面図
【図２２】従来のコイル部品の斜視図
６ 磁芯 ７ 柱状部 ８ 鍔部 ９ 巻線 １０，１１ 引出しリード部 １２ 端子電極 １３ 切込溝 １４ 接続部 １５ 樹脂ホルダー １６ 肉厚部 １７ 端子 １８ 切起片 １９ 嵌合突起 ２０ 接着剤 ２１ 携帯用電子機器 ２４ ２次側コイル ２５ 非接触充電装置 ２９ １次側コイル
Claims (19)
- 【請求項１】 円形、楕円形または長円形の柱状部とこ
の柱状部の一端面に一体に形成された鍔部からなる磁芯
と、この磁芯の柱状部に巻回された巻線と、上記磁芯の
鍔部の両端部の上、下、側面にわたって形成され巻線の
引出しリード部を接続する端子電極とで構成したコイル
部品。 - 【請求項２】 端子電極を磁芯の鍔部の両端部の全域に
わたって設けた請求項１に記載のコイル部品。 - 【請求項３】 磁芯の鍔部の両端部の全域にわたって端
子電極を形成した部分にこの端子電極を分断する切込溝
を設けた請求項１に記載のコイル部品。 - 【請求項４】 磁芯の鍔部の両端部に設けた端子電極に
柱状部側に突出し巻線の引出しリード部を接続する接続
部を設けた請求項１に記載のコイル部品。 - 【請求項５】 磁芯の鍔部の両端部の４個の角部にそれ
ぞれ端子電極を設けた請求項１に記載のコイル部品。 - 【請求項６】 磁芯の鍔部の両端部の相対向する２個の
角部に端子電極を設けた請求項１に記載のコイル部品。 - 【請求項７】 磁芯の鍔部の両端部の中央部に端子電極
を設けた請求項１に記載のコイル部品。 - 【請求項８】 磁芯の鍔部の両端部を曲面状とした請求
項１に記載のコイル部品。 - 【請求項９】 磁芯の鍔部の両端部の角部を面取り加工
した請求項１に記載のコイル部品。 - 【請求項１０】 円形、楕円形または長円形の柱状部と
この柱状部の一端面に一体に形成された鍔部からなる磁
芯と、この磁芯の柱状部に巻回された巻線と、上記磁芯
の鍔部の下面および両端部を覆うように設けられた樹脂
ホルダーと、この樹脂ホルダーの両端部に設けられ上記
巻線の両端の引出しリード部を接続する端子とで構成し
たコイル部品。 - 【請求項１１】 端子が樹脂ホルダーの両端部に植設さ
れたピン端子である請求項１０に記載のコイル部品。 - 【請求項１２】 端子が樹脂ホルダーの両端部の上、
下、側面にまたがって形成された板状端子である請求項
１０に記載のコイル部品。 - 【請求項１３】 板状端子の上面側に巻線の引出しリー
ド部を接続する切起片を設けた請求項１２に記載のコイ
ル部品。 - 【請求項１４】 樹脂ホルダーの一方の端部に磁芯の鍔
部の上面に嵌合する嵌合突起を設け、樹脂ホルダーの他
方の端部を接着剤で磁芯の鍔部に固着した請求項１０に
記載のコイル部品。 - 【請求項１５】 樹脂ホルダーの両端部に磁芯の鍔部の
両端部の上面に嵌合する嵌合突起を設けた請求項１０に
記載のコイル部品。 - 【請求項１６】 請求項１〜１５のいずれか１つに記載
のコイル部品を電子機器本体に組込んで構成した電子機
器。 - 【請求項１７】 請求項１〜１５のいずれか１つに記載
のコイル部品を携帯用電子機器本体に組込み、非接触充
電による２次側コイルとして用いた請求項１６に記載の
電子機器。 - 【請求項１８】 請求項１〜１５のいずれか１つに記載
のコイル部品を非接触充電装置本体に組込み、携帯用電
子機器の２次側コイルに電磁誘導により充電電力を供給
する１次側コイルとして用いた請求項１６に記載の電子
機器。 - 【請求項１９】 請求項１〜１５のいずれか１つに記載
のコイル部品を携帯用電子機器本体に組込んだ２次側コ
イルとして用いるとともに非接触充電装置本体に組込ん
で上記２次側コイルに電磁誘導により充電電力を供給す
る１次側コイルとして用いた請求項１６に記載の電子機
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10066600A JPH11265814A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | コイル部品およびそれを用いた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10066600A JPH11265814A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | コイル部品およびそれを用いた電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11265814A true JPH11265814A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13320585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10066600A Pending JPH11265814A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | コイル部品およびそれを用いた電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11265814A (ja) |
Cited By (23)
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-
1998
- 1998-03-17 JP JP10066600A patent/JPH11265814A/ja active Pending
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