JP2000323340A - 巻線部品 - Google Patents

巻線部品

Info

Publication number
JP2000323340A
JP2000323340A JP11133767A JP13376799A JP2000323340A JP 2000323340 A JP2000323340 A JP 2000323340A JP 11133767 A JP11133767 A JP 11133767A JP 13376799 A JP13376799 A JP 13376799A JP 2000323340 A JP2000323340 A JP 2000323340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
core
coil
magnetic path
main magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11133767A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Egi
豊 江木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toko Inc filed Critical Toko Inc
Priority to JP11133767A priority Critical patent/JP2000323340A/ja
Publication of JP2000323340A publication Critical patent/JP2000323340A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型で安価な巻線部品を提供する。 【解決手段】 ほぼ中央に貫通孔31が設けられた基板
3と、主磁路部21とその一方の端に設けられたフラン
ジ部22とから成るコア2とを用意し、基板3の裏面側
からコア2の主磁路部21を貫通孔31に挿入する。そ
の際、コア2と基板3をフランジ部22において接着固
定する。さらに、セメントワイヤ線を巻回して楕円形状
に形成したコイル1aを用意し、基板3から突き出たコ
ア2の主磁路部21をその中空部分に挿入する形で当該
コイル1aを基板3の表面側に接着固定する。ここで、
コイル1aの中空部内面とコア2の主磁路部21の側面
との間に絶縁空隙4を設けておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無接点チャージャ
ー等の電源関連機器に適用される巻線応用部品の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来はコードにより電源と接続した上で
使用していた電子機器が、近年では内蔵バッテリーを電
源として駆動され、わざわざコードで電源に接続しない
でも使用できるようになった。しかし、電子機器を使用
すれば内蔵バッテリーの充電電力は消費される。そのた
め、その電子機器を継続的に使用するには、いつかは内
蔵バッテリーを充電し、電力を補充しなければならな
い。
【0003】電子機器の内蔵バッテリーの充電方法とし
ては、主なものとして、電子機器と充電器をコードで直
接接続して充電するものと、充電器に電子機器を取り付
け、その取り付け時に双方に設けた電極を接触させて充
電するものと、やはり充電器に電子機器を取り付け、双
方に内蔵されているコイル間の電磁誘導作用を利用して
充電するものの3つが有る。このうち、3番目のコイル
間の電磁誘導作用によって電子機器と充電器との間を電
気的に接続し、内蔵バッテリーを充電する方法は、例え
ばコードレス電話などにおいて良く使用され、そのコイ
ルとして図3、図4に示すような巻線部品を使用してい
た。
【0004】図3、図4に示す巻線部品は、セメントワ
イヤ線を巻回して楕円形状に形成したコイル1bと、台
座部51と当該台座部のほぼ中央から垂直方向に延びる
筒状部52とを有したボビン5と、主磁路部21とその
一方の端に設けられたフランジ部22とから成るコア2
と、一方の面に各種電子部品7が搭載された配線基板6
とから成っている。そして、ボビン5の筒状部52に対
し、それぞれ上下からコイル1bの中空部とコア2の主
磁路部21を嵌め合わせ、双方を接着剤等によってボビ
ン5に固定する。
【0005】ボビン5の台座部51に設けられた突起5
3にて位置決めを行いながら、電子部品7が搭載された
配線基板6をコア2の底面部に接着固定し、最後にコイ
ル1bのリード部分を基板配線基板6の所定位置に接続
する、といった構造となっている。なお、この巻線部品
の電子機器への取り付けは、ボビン5の台座部51の両
端が電子機器の固定具に保持され、また、配線基板6は
リード線によって電子機器本体の主配線基板と電気的に
接続されることで行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】日常的に電子機器の軽
薄短小化が進む現在、このような巻線部品にも、さらな
る小型化、薄型化が常に要求されている。また、近年の
電子機器の市場における価格下落の影響で、製品のコス
ト圧縮が急務となっており、その一環として、電子機器
を構成する各種部品に対しても値下げ圧力が強まってい
た。そこで本発明は、薄型で安価な巻線部品を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定位置に貫
通孔が設けられた基板と、主磁路部が基板の第1の面か
ら該貫通孔に挿入され、主磁路部の一方に設けられたフ
ランジ部において基板に接着固定されたT字型のコア
と、その中空部分に基板から突き出た主磁路部を挿入す
る形で基板の第2の面に接着固定されたコイルとを具備
することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】ほぼ中央に貫通孔が設けられた基
板と、主磁路部とその一方の端に設けられたフランジ部
とから成るコアとを用意し、基板の裏面側からコアの主
磁路部を貫通孔に挿入する。その際、コアと基板をフラ
ンジ部において接着固定する。さらに、セメントワイヤ
線を巻回して楕円形状に形成したコイルを用意し、基板
から突き出たコアの主磁路部をその中空部分に挿入する
形で当該コイルを基板の表面側に接着固定する。ここ
で、巻線とコアとの間に絶縁耐力が求められる場合、コ
イルの中空部分の面積がコアの主磁路部の断面積よりも
大きくなるように当該コイルを形成しておき、巻線部品
の組み立て時にコイルの中空部内面とコアの主磁路部の
側面との間に絶縁空隙が形成されるようにする。
【0009】
【実施例】薄型で安価な本発明による巻線部品の上面図
及び断面図を図1及び図2に示した。本発明による巻線
部品は以下のような構成となっている。先ず、セメント
ワイヤ線を巻回して楕円形状に形成したコイル1aと、
ほぼ中央に貫通孔が設けられた基板3と、主磁路部21
とその一方の端に設けられたフランジ部22とから成る
コア2とを用意する。基板3の裏面側からその貫通孔3
1にコア2の主磁路部21を挿入し、コア2のフランジ
部22と基板3とを接着し、固定する。
【0010】さらに基板3の表面側に、基板3から突き
出た主磁路部21をその中空部分に挿入する形でコイル
1aを搭載し、コイル1aを基板3に接着固定する。こ
こでコイル1aは、その中空部分面積がコア2の主磁路
部21の断面積よりも大きくなるように形成し、コイル
1aの中空部内面とコア2の主磁路部21の側面との間
に絶縁空隙4が形成されるようにしておく。そして最後
に、コイル1aのリード部分は基板3の端近くに設けた
スルーホール32に差し込み、基板3の裏面において半
田付けする。なお、図示は省略してあるが、基板3には
必要に応じて電子部品が取り付けられる。
【0011】このような構造とした巻線部品では、基板
3が図3、図4に示す巻線部品のボビン5と配線基板6
の機能を兼用する。これにより、巻線部品を構成するの
に際してボビンが不要となり、製造コストを削減するこ
とが出来る。また、このような構造とすると、巻線部品
の高さはコア2の高さだけの寸法となり、従来の巻線部
品よりも配線基板6と電子部品7の分だけ巻線部品の高
さを低くすることも出来る。なお、図1、図2に示す本
発明の実施例による巻線部品では、コイル1aに高い電
圧が誘導される場合を想定してコイル1aとコア2の主
磁路部21との間に絶縁空隙4を設けてある。しかし、
コイル1aに誘導される電圧がさほど高くない場合に
は、この絶縁空隙は設けなくても良い。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように本発明による巻線
部品は、基板の裏面側からコアの主磁路部を基板に設け
た貫通孔に挿入し、コアと基板をフランジ部において接
着固定し、基板から突き出たコアの主磁路部をその中空
部分に挿入する形でコイルを基板の表面側に接着固定し
た構成を特徴としている。このような構成とした巻線部
品では、従来の巻線部品で使用されていたボビンが不要
となり、巻線部品の製造コストが安くなる。また、部品
高さも低くすることも可能となる。従って本発明によれ
ば、薄型で安価な巻線部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による巻線部品の上面図。
【図2】 本発明の実施例による巻線部品の横断面図。
【図3】 従来の巻線部品の上面図。
【図4】 従来の巻線部品の横断面図。
【符号の説明】
1a、1b:コイル 2:コア 21:主磁路
部 22:フランジ部 3:基板 31:
貫通孔 32: スルーホール 4:絶縁
空隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置に貫通孔が設けられた基板と、 主磁路部が該基板の第1の面から該貫通孔に挿入され、
    該主磁路部の一方に設けられたフランジ部において該基
    板に接着固定されたT字型のコアと、 中空部分に該基板から突き出た該主磁路部を挿入する形
    で該基板の第2の面に接着固定されたコイルとを具備す
    ることを特徴とする巻線部品。
  2. 【請求項2】 前記コイルの中空部内面と前記コアの主
    磁路部側面との間に絶縁空隙が形成されていることを特
    徴とする、請求項1に記載した巻線部品。
JP11133767A 1999-05-14 1999-05-14 巻線部品 Pending JP2000323340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11133767A JP2000323340A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 巻線部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11133767A JP2000323340A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 巻線部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000323340A true JP2000323340A (ja) 2000-11-24

Family

ID=15112498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11133767A Pending JP2000323340A (ja) 1999-05-14 1999-05-14 巻線部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000323340A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003142327A (ja) * 2001-10-31 2003-05-16 Furukawa Electric Co Ltd:The 非接触給電装置
JP2009027025A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Seiko Epson Corp コイルユニット及び電子機器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003142327A (ja) * 2001-10-31 2003-05-16 Furukawa Electric Co Ltd:The 非接触給電装置
JP2009027025A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Seiko Epson Corp コイルユニット及び電子機器
JP4605192B2 (ja) * 2007-07-20 2011-01-05 セイコーエプソン株式会社 コイルユニット及び電子機器
US8541977B2 (en) 2007-07-20 2013-09-24 Seiko Epson Corporation Coil unit and electronic instrument

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8421574B2 (en) Contactless power transmission apparatus and a method of manufacturing a secondary side thereof
US7495414B2 (en) Rechargeable battery circuit and structure for compatibility with a planar inductive charging platform
US8269595B2 (en) Coil unit and electronic instrument
JPH11265814A (ja) コイル部品およびそれを用いた電子機器
JP2007317914A (ja) 空芯コイル及びこれを用いた電気回路ユニット
US20100295651A1 (en) Power transmission transformer for noncontact power transfer device
JPH08130127A (ja) 高圧トランス及び放電灯回路
CN112514014A (zh) 用于改善性能的采用绝缘结构的平面变压器
JP2011172428A (ja) 振動発電機
JP2005310812A (ja) コイル部品
JP2002110437A (ja) 電源装置
JP2010022098A (ja) 電力変換伝送装置および非接触型被充電装置
JP4064333B2 (ja) 無接点充電式機器および充電器
JP2000323340A (ja) 巻線部品
JP2000182848A (ja) トランス
JP3766295B2 (ja) 無接点型充電装置
JPH0655228U (ja) チョークコイル
JP3801850B2 (ja) 空芯コイル搭載用回路基板
JP2002017046A (ja) 非接触充電器
JP2000092838A (ja) スイッチング電源用回路ブロック
JP2000306742A (ja) チョークトランス
JPS63240331A (ja) 車両用充電装置
JP2003109824A (ja) 薄型インダクタ
KR200322720Y1 (ko) 초박형 인덕터
JP3664534B2 (ja) 表面実装型チョークコイル