JPH11264805A - X線マッピング装置 - Google Patents

X線マッピング装置

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JPH11264805A
JPH11264805A JP1456699A JP1456699A JPH11264805A JP H11264805 A JPH11264805 A JP H11264805A JP 1456699 A JP1456699 A JP 1456699A JP 1456699 A JP1456699 A JP 1456699A JP H11264805 A JPH11264805 A JP H11264805A
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rays
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Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非常に短時間で高精度な測定を可能とするX
線マッピング装置を提供すること。 【解決手段】試料24を載置する試料ステージ23と、前記
試料にX線を照射するX線管21と、該X線照射により前
記試料において生ずる螢光X線を検出するX線検出器25
と、このX線検出器の出力に基づいて試料中に含まれる
元素とその強度を判別するパルスプロセッサー26と、こ
のパルスプロセッサーからの信号が入力されるコンピュ
ータ27と、このコンピュータの出力を処理して画像表示
する画像処理装置28と、前記コンピュータからの制御信
号に基づいて前記試料ステージを所定の方向に移動させ
るステージコントローラ29とからなり、前記X線管から
のX線が照射されている位置に試料があるか否かを検出
するための試料有無センサ30を設け、このセンサからの
信号を前記コンピュータに入力するようにしたX線マッ
ピング装置であって、X線管からのX線が照射されてい
る位置に試料が存在しない場合には、前記コンピュータ
においてデータ収集を行わず、直ちに試料ステージを移
動させて次の測定点で測定を行うように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線マッピング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】第3図は従来までのX線マッピング装置
を示し、同図において、X線管21からの入射X線がコリ
メータ22を介して試料ステージ23上の試料24の一部に照
射され、螢光X線を発生する。この螢光X線はたとえば
半導体検出器(SSD)よりなるX線検出器25で検出さ
れる。上記X線検出器25からの出力はパルスプロセッサ
ー26で処理され、試料中に含まれる元素とその強度を判
別する。その後、このパルスプロセッサー26からの信号
はコンピュータ27に入力され、画像処理装置28にて画像
表示を行う。
【0003】そして試料24全体にわたって測定を行うに
は、第4図に示すように、あらかじめ定められた試料24
を含むマッピング領域M内においてその測定点を分割し
て設け、試料ステージ23を所定の方向に移動させるステ
ージコントローラ29にコンピュータ27からの信号が入力
されることにより試料ステージ23を移動させ、前記X線
管21からのX線が照射されている位置に1,2〜nとい
うように順番に各測定点を移動させることにより、各測
定点における螢光X線を検出し、試料24中の各測定点の
螢光X線の種類と強度から含有元素の分布を測定するも
のであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記測
定方法では、たとえマッピング領域M内に試料24が存在
しない測定点(例えば7,8,9等)においてもX線検
出器25における螢光X線検出およびパルスプロセッサー
26、コンピュータ27での信号処理という一連の作業を行
った後に試料ステージ23を移動させるため、非常に長時
間にわたって測定を行う必要があった。
【0005】本発明は、上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的とするところは、非常に短時間で高精
度な測定を可能とするX線マッピング装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、試料を載置する試料ステージと、前記試
料にX線を照射するX線管と、該X線照射により前記試
料において生ずる螢光X線を検出するX線検出器と、こ
のX線検出器の出力に基づいて試料中に含まれる元素と
その強度を判別するパルスプロセッサーと、このパルス
プロセッサーからの信号が入力されるコンピュータと、
このコンピュータの出力を処理して画像表示する画像処
理装置と、前記コンピュータからの制御信号に基づいて
前記試料ステージを所定の方向に移動させるステージコ
ントローラとからなり、前記X線管からのX線が照射さ
れている位置に試料があるか否かを検出するための試料
有無センサを設け、このセンサからの信号を前記コンピ
ュータに入力するようにしたX線マッピング装置であっ
て、X線管からのX線が照射されている位置に試料が存
在しない場合には、前記コンピュータにおいてデータ収
集を行わず、直ちに試料ステージを移動させて次の測定
点で測定を行うように構成している。
【0007】上記特徴構成によれば、X線管からのX線
が照射されている位置に試料が存在しない場合には、コ
ンピュータにおいてデータ収集を行わず、直ちに試料ス
テージを移動させて次の測定点で測定を行うため、全測
定に要する時間が大幅に短縮される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0009】第1図は本発明に係るX線マッピング装置
の一例を示し、この図において、第3図に示す符号と同
一のものは同一物または相当物を示す。ここで、このX
線マッピング装置が従来のX線マッピング装置と大きく
異なる点は、試料があるか否かを検出するためのセンサ
30を設け、このセンサ30からの信号をコンピュータ27に
入力するようにした点である。このセンサ30は例えばセ
ンサ先端から測定点までの距離を測定する変位センサや
反射型光電センサからなり(以下、変位センサと云
う)、試料24の有るときと無いときとで、試料の厚み分
だけ変位量が異なることを利用して試料があるか否かを
検出するもので、本実施例では試料がある場合を基準値
とし、基準値から外れた場合にコンピュータ27に信号を
入力するようにしてある。
【0010】而して、上記X線マッピング装置の作用を
第2図をも参照しながら説明すると、あらかじめ定めら
れた試料24を含むマッピング領域Mにおいて測定点を
1,2〜nというように分割して設け、図中の矢印Aに
示す順序にそって試料ステージ23を移動させるようにコ
ンピュータ27にプログラムしておく。そして、まず、X
線管21からの入射X線がコリメータ22を介して試料ステ
ージ23上のマッピング領域M内の測定点1に照射される
よう試料ステージ23を移動させる。この測定点1には試
料24が存在しないので、変位センサ30が試料無しと判断
し、コンピュータ27にその信号が入力されると同時に、
コンピュータ27においてパルスプロセッサー26からのデ
ータ収集は行われない。そして、入力された信号に基づ
いてコンピュータ27からの制御信号をステージコントロ
ーラ29に入力し、直ちに試料ステージ23を移動させ、X
線が照射されている位置に測定点2を移動させる。測定
点2あるいは測定点3においても試料24は存在しないの
で、測定点1と同様にコンピュータ27においてパルスプ
ロセッサー26からのデータ収集は行わず、試料ステージ
23により測定点4を移動させる。
【0011】ここで、測定点4には試料24が存在するの
で、変位センサ30からの信号はコンピュータ27に入力さ
れず、試料24から発生された螢光X線はたとえば半導体
検出器(SSD)等よりなるX線検出器25で検出され、
その出力はパルスプロセッサー26においてその測定点4
中に含まれる元素とその強度を判別する。その後、この
パルスプロセッサー26からの信号はコンピュータ27に入
力され、画像処理装置28にて画像表示を行う。以後、同
様の方法で測定点nまで測定を行い、各測定点における
螢光X線の種類と強度から試料24の含有元素の分布を測
定する。
【0012】なお、試料ステージ23は試料24に含まれて
いない軽元素からなるアルミニウムなどで形成し、試料
24から発生する螢光X線と混合しないようにするのが望
ましい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
X線管からのX線が照射されている位置に試料が存在し
ない場合には、コンピュータにおいてデータ収集を行わ
ず、直ちに試料ステージを移動させて次の測定点で測定
を行うため、全測定に要する時間が大幅に短縮されるの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるX線マッピング装置
を示す構成図である。
【図2】上記実施例におけるマッピング方法を説明する
ための図である。
【図3】従来のX線マッピング装置を示す構成図であ
る。
【図4】従来のX線マッピング装置におけるマッピング
方法を説明するための図である。
【符号の説明】
21…X線管、23…試料ステージ、24…試料、25…X線検
出器、26…パルスプロセッサ、27…コンピュータ、28…
画像処理装置、29…ステージコントローラ、30…試料有
無センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を載置する試料ステージと、前記試
    料にX線を照射するX線管と、該X線照射により前記試
    料において生ずる螢光X線を検出するX線検出器と、こ
    のX線検出器の出力に基づいて試料中に含まれる元素と
    その強度を判別するパルスプロセッサーと、このパルス
    プロセッサーからの信号が入力されるコンピュータと、
    このコンピュータの出力を処理して画像表示する画像処
    理装置と、前記コンピュータからの制御信号に基づいて
    前記試料ステージを所定の方向に移動させるステージコ
    ントローラとからなり、前記X線管からのX線が照射さ
    れている位置に試料があるか否かを検出するための試料
    有無センサを設け、このセンサからの信号を前記コンピ
    ュータに入力するようにしたX線マッピング装置であっ
    て、X線管からのX線が照射されている位置に試料が存
    在しない場合には、前記コンピュータにおいてデータ収
    集を行わず、直ちに試料ステージを移動させて次の測定
    点で測定を行うように構成したことを特徴とするX線マ
    ッピング装置。
JP01456699A 1999-01-22 1999-01-22 X線マッピング装置 Expired - Lifetime JP3146195B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103308539A (zh) * 2012-03-12 2013-09-18 日本株式会社日立高新技术科学 荧光x射线分析装置和荧光x射线分析方法
US8548121B2 (en) 2011-03-09 2013-10-01 Sii Nano Technology Inc. X-ray analyzer
US8705698B2 (en) 2010-02-19 2014-04-22 Sii Nanotechnology Inc. X-ray analyzer and mapping method for an X-ray analysis

Cited By (4)

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CN103308539B (zh) * 2012-03-12 2017-04-12 日本株式会社日立高新技术科学 荧光x射线分析装置和荧光x射线分析方法

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