JPH11264580A - 躯体蓄熱式空調システム - Google Patents

躯体蓄熱式空調システム

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JPH11264580A
JPH11264580A JP10066797A JP6679798A JPH11264580A JP H11264580 A JPH11264580 A JP H11264580A JP 10066797 A JP10066797 A JP 10066797A JP 6679798 A JP6679798 A JP 6679798A JP H11264580 A JPH11264580 A JP H11264580A
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double
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Takashi Fukumura
福村貴司
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ローコストで躯体への蓄熱を可能にすると共
に、電力負荷平準化に寄与する。 【解決手段】上下のスラブ1、2間に形成された室R
と、室の上部に形成された天井チャンバ4と、室の下部
に形成された二重床20と、二重床とスラブの間に形成
された二重床チャンバ21と、窓側の柱22に設けられ
た柱一体型レタンダクト23とを備え、空調機27によ
る空調エアを給気ダクト29により室内に吹き出し、室
内のエアを前記レタンダクト23、二重床チャンバ21
を経て空調機27に循環させる経路と、室内のエアを天
井チャンバ4を経て空調機に循環させる経路とに選択的
に切り換え可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスビル等の
建物内を空調する躯体蓄熱式空調システムの技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来の躯体蓄熱式空調として、スラブを
厚くしスラブ内に設けた多数の中空部内に冷温風を通過
させて蓄熱する中空スラブを利用した躯体蓄熱空調方式
が知られている。この方式は放熱時期は切換ダンパによ
り制御可能であるが、躯体の建築コストが増大し、また
既存のビルには適用できない。
【0003】また、図4に示す天井チャンバを利用した
躯体蓄熱式空調方式が提案されている。図4(A)は模
式的断面図、図4(B)は、図4(A)のB−B線に沿
って矢印方向に見た平面図である。上下のスラブ1、2
間には、天井3、天井チャンバ4および室5が形成さ
れ、天井チャンバ4内には、冷暖房兼用の空調機6が吊
り下げられている。天井3には天井吹出口7および天井
吸い込み口8、9が設けられ、天井吹出口7は切換ダン
パ10および給気ダクト11を介して空調機6の吐出側
に接続され、天井吸い込み口8は切換ダンパ12および
吸気ダクト13を介して空調機6の吸入側に接続されて
いる。天井チャンバ4内には、給気ダクト11から分岐
して切換ダンパ14及びスラブ吹出口15が設けられ、
また、吸気ダクト13から分岐して切換ダンパ16及び
チャンバ吸い込み口17が設けられている。
【0004】上記空調方式においては、夜間等の蓄熱運
転時には、ダンパ10、12、16を閉、ダンパ14を
開にし、実線矢印に示す如く、空調機6による冷温風を
吹出口15から上階スラブ1に向けて吹き出してスラブ
1に蓄熱し、昼間の高負荷時には、ダンパ10、16を
開、ダンパ12、14を閉にし、点線矢印に示す如く、
上階スラブ1に蓄熱した熱を天井吸い込み口9、天井チ
ャンバー4、空調機6、給気ダクト11経て室5内に放
熱する。また、放熱不要時には、ダンパ10、12を
開、ダンパ14、16を閉にし、白抜き矢印に示す如
く、室5内のエアを吸気ダクト13、空調機6、給気ダ
クト11を経て循環させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の蓄熱式空調方式においては、放熱不要時には、室5
内のエアを吸気ダクト13を経由して吸い込み、天井チ
ャンバ4からの放熱を抑制するが、天井チャンバ4の体
積、表面積が大きいため、放熱ロスが大きく、始業時間
から蓄熱エネルギーが放出されるため、その結果、電力
負荷平準化(ピーク負荷軽減)上、冷房の場合、最も重
要な真夏の午後1時から4時の時間帯になる前にかなり
の蓄熱分が放熱されてしまい、空調ピーク負荷を軽減さ
せることができないという問題を有している。
【0006】また、放熱時には、天井吸い込み口9から
天井チャンバ4を経由して空調機6に吸い込むが、上階
スラブ1に直接、接触する空気量が限定され、かつ表面
風速も遅いため放熱効率が低いという問題を有してい
る。
【0007】また、蓄熱時は、天井チャンバ4内で冷温
風をショートサーキットさせるため、スラブに均一に蓄
熱させることが難しく蓄熱効率が低いという問題を有し
ている。従って、蓄熱容量を増加させるためには、スラ
ブ吹出口15の個数を増す必要があり、コストが増大す
るという問題を有している。
【0008】本発明は、上記従来の問題及び課題を解決
するものであって、ローコストで躯体への蓄熱を可能に
すると共に、電力負荷平準化に寄与することができる躯
体蓄熱式空調システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の請
求項1記載の躯体蓄熱式空調システムは、上下のスラブ
1、2間に形成された室Rと、室の上部に形成された天
井チャンバ4と、室の下部に形成された二重床20と、
二重床とスラブの間に形成された二重床チャンバ21
と、窓側の柱22に設けられた柱一体型レタンダクト2
3とを備え、空調機27による空調エアを給気ダクト2
9により室内に吹き出し、室内のエアを前記レタンダク
ト23、二重床チャンバ21を経て空調機27に循環さ
せる経路と、室内のエアを天井チャンバ4を経て空調機
に循環させる経路とに選択的に切り換え可能にしたこと
を特徴とし、また、請求項2記載の躯体蓄熱式空調シス
テムは、上下のスラブ1、2間に形成された室Rと、室
の上部に形成された天井チャンバ4と、室の下部に形成
された二重床20と、二重床とスラブの間に形成された
二重床チャンバ21と、二重床チャンバ内に設けられた
仕切部材39と、窓側の一対の柱に設けられた柱一体型
レタンダクト23とを備え、空調機27による空調エア
を給気ダクト29により室内に吹き出し、室内のエアを
一方のレタンダクト23、二重床チャンバ21、他方の
レタンダクト23を経て空調機27に循環させる経路
と、室内のエアを天井チャンバ4を経て空調機に循環さ
せる経路とに選択的に切り換え可能にしたことを特徴と
する。なお、上記構成に付加した番号は、本発明の理解
を容易にするために図面と対比させるもので、これによ
り本発明が何ら限定されるものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1および図2は、本発明の躯
体蓄熱式空調システムの1実施形態を示し、図1(A)
は模式的断面図、図1(B)は、図1(A)のB−B線
に沿って矢印方向に見た断面図、図2は図1の柱一体型
レタンダクトの斜視図である。
【0011】上階および下階のスラブ1、2間には、天
井3、天井チャンバ4および室Rが形成され、室Rの下
部にはOAフロアとなる低床の二重床20が配設され、
二重床20とスラブ2との間に二重床チャンバ21が形
成されている。室Rの窓W側の各柱22には、柱一体型
レタンダクト23が配設され、各レタンダクト23の間
に窓カウンタ24が配設されている。天井3には複数の
天井吹出口25が設けられ、また、室Rの窓と反対側の
スラブ2上には、中央熱源式冷温水供給方式若しくは冷
暖房兼用のヒートポンプ式の空調機27が設置されてい
る。
【0012】天井チャンバ4内には、各天井吹出口25
に接続された給気ダクト29が配設され、給気ダクト2
9は空調機27の吐出側に接続されている。また、天井
チャンバ4内の空調機27側には、チャンバ吸い込み口
30が設けられ、切換ダンパ31、吸い込みダクト32
を介して空調機27の吸い込み側に接続されている。て
いる。また、二重床チャンバ21内の空調機27側に
は、チャンバ吸い込み口33が設けられ、切換ダンパ3
5を介して吸い込みダクト32に接続されている。な
お、図1(A)において、37はスラブ2の下面に設け
られた断熱材、図1(B)において、36は躯体蓄熱部
を示している。
【0013】図2には、柱22、22の回りに一体に形
成された柱一体型レタンダクト23と、各レタンダクト
23の間に配設された窓カウンタ24と、天井3に形成
された天井スリット3aが示されている。柱一体型レタ
ンダクト23には、柱22との間にエア通路23aが形
成されており、柱一体型レタンダクト23の天井3より
上部に吸い込み口23bが形成されるとともに、二重床
20より下部に吐出口23cが形成されている。
【0014】上記構成からなる本実施形態の動作につい
て説明する。夜間における蓄熱運転時には、切換ダンパ
31を閉、切換ダンパ35を開にして、空調機27から
冷(温)風または外気を給気ダクト29、天井吹出口2
5を経て室R内に吹き出し、室R内のエアを、天井スリ
ット3a、柱一体型レタンダクト23、二重床チャンバ
21、チャンバ吸い込み口33を経て空調機27に循環
させる。このとき、二重床チャンバ21においては、従
来の天井チャンバ利用方式と比較して流入空気の速度と
躯体に対する接触面積比が大きく、蓄熱効率(熱交換効
率)を増大させることができる。
【0015】蓄熱分を放熱しない空調運転時には、切換
ダンパ35を閉、切換ダンパ31を開にして、空調機2
7から冷(温)風を給気ダクト29、天井吹出口25を
経て室R内に吹き出し、室R内を空調したエアを天井ス
リット3a、天井チャンバ4、チャンバ吸い込み口3
0、吸い込みダクト32を経て空調機27に循環させ
る。夜間に上階のスラブ1に蓄熱した熱エネルギーは、
天井チャンバ4内の還気に放熱されるが、天井チャンバ
4内の風速が遅く接触面積の比率も小さいため、従来方
式よりも速度を抑制できる。また、蓄放熱に最も必要な
面は天井の反対側であり、表面には断熱性の比較的高い
カーペットがあるため、二重床側の面の熱は最も長く保
存される。
【0016】蓄熱分を放熱する空調運転時には、蓄熱運
転時と同様に、切換ダンパ31を閉、切換ダンパ35を
開にして、空調機27から冷(温)風を給気ダクト2
9、天井吹出口25を経て室R内に吹き出し、室R内を
空調したエアを、天井スリット3a、柱一体型レタンダ
クト23、二重床チャンバ21、チャンバ吸い込み口3
3を経て空調機27に循環させる。このとき、二重床チ
ャンバ21においては、夜間にスラブ2に蓄熱した熱エ
ネルギーは、二重床20の断熱効果により必要とされる
時間帯まで保持され、二重床チャンバ21を流れるエア
に放熱される。この場合も蓄熱時と同様の理由で放熱効
率が高くなる。
【0017】この放熱運転時において、特に冷房運転
時、窓上部のスリット3aから吸い込まれるレタン空気
は日射により高温になる。この高温空気はそのまま床下
へ送風され、室温よりも高い温度でスラブと接触し熱交
換される。この温度差は天井全面に配設された還気口か
ら送気を行う従来の方式よりも大きいため、高い熱交換
効率を得ることができる。また、日射負荷が高くなるほ
ど、すなわち全体の負荷が高くなるほど、スリット3a
からの吸い込み空気温度は高くなるため、西面など放熱
開始時よりも後に負荷のピークがくる場合は、躯体が吸
熱により暖まってもピークになる程還気温度が上昇して
温度差を維持することが可能となる。さらに、還気温度
の上昇により設計給気温度差を従来よりも大きくとれる
ため、送風量を削減することができ、搬送動力の省エネ
ルギー化が可能となる。さらに、この効率により放熱後
のスラブ表面温度は従来方式より高温になり、蓄熱時
(冷却時)に外気により一定温度まで冷却し、その後、
冷風により蓄熱することにより、外気による冷却熱量が
大きくなり、省エネルギー化を図ることができる。
【0018】さらに、本発明においては次に述べる蓄
熱、放熱効果が生じる。すなわち、冷房の場合を考える
と、日射負荷が大きい場合は、二重床チャンバー21内
の温度が上昇し、スラブ2との間に温度差が生じ、スラ
ブ2に蓄熱された熱エネルギーを還気に放出させ、還気
を冷却させることができるので空調機ピーク負荷の軽減
を図ることができる。逆に、日射負荷が小さい場合は、
還気温度は室内空気とほぼ同等で温度差は生じず、スラ
ブ2の蓄熱分の放熱はないため、蓄熱分は保持される。
従って、冷房主体で考えると、切換ダンパ31、35を
省略し、常時、二重床チャンバ21から還気を行うよう
にしても、ピーク時に放熱が促進されることになる。
【0019】図3は、本発明の躯体蓄熱式空調システム
の他の実施形態を示し、図3(A)は模式的断面図、図
3(B)は、図3(A)の二重床チャンバの平面図、図
3(C)は、図3(A)の天井チャンバの平面図であ
る。なお、上記実施形態と同一の構成には同一番号を付
けて説明を省略する。
【0020】本実施形態においては、空調機27を天井
チャンバ4内に設置し、また、二重床チャンバ21内に
仕切部材39を設けている。さらに、2つの柱一体型レ
タンダクト23の一方は、図2と同様に、上部に吸い込
み口23bを形成し下部に吐出口23cを形成するが、
他方の柱一体型レタンダクト23は、上部を吸い込みダ
クト32、切換ダンパ35を介して空調機27の吸い込
み側に接続し、下部にレタンエアの吸い込み口23dを
設けている。また、吸い込みダクト32は切換ダンパ3
6、チャンバ吸い込み口30を介して天井チャンバ4に
接続されている。なお、空調機27を窓カウンタ24側
に設けるようにしてもよい。
【0021】上記構成からなる本実施形態の動作につい
て説明する。蓄熱運転および放熱運転時には、切換ダン
パ31を閉、切換ダンパ35を開にして、空調機27か
ら冷(温)風または外気を給気ダクト29、天井吹出口
25を経て室R内に吹き出し、室R内で比較的高温にな
ったエアを、天井スリット3a、一方の柱一体型レタン
ダクト23の吸い込み口23b、吐出口23c、二重床
チャンバ21、他方の柱一体型レタンダクト23の吸い
込み口23d、吸い込みダクト32を経て空調機27に
循環させる。このとき、二重床チャンバ21において
は、仕切部材39によりレタンエアが大きく迂回され、
躯体蓄熱部36の広い範囲において蓄熱または放熱が行
われる。
【0022】蓄熱分を放熱しない空調運転時には、切換
ダンパ35を閉、切換ダンパ31を開にして、空調機2
7から冷(温)風を給気ダクト29、天井吹出口25を
経て室R内に吹き出し、室R内を空調したエアを天井ス
リット3a、天井チャンバ4、チャンバ吸い込み口3
0、吸い込みダクト32を経て空調機27に循環させ
る。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、二重床を利用するためコストの低減を図るこ
とができ、また、放熱時間帯の制御は可能となり最も電
力平準化に寄与する時間帯に温度差がつき、且つ二重床
チャンバにより表面風速も早くなるため、放熱量を増大
させることができる。
【0024】また、スラブが主たる蓄熱体になるため、
二重床上のカーペットとの断熱効果と二重床チャンバ内
の体積、表面積が小さい点から放熱ロスを従来の天井チ
ャンバ方式よりも抑制されることができる。また、狭い
二重床チャンバにレタンエアを通すため、通過風速を大
きくすることができ、二重床の支柱などの障害物も多い
ため、乱流となり熱交換効率を高めることができる。
【0025】さらに、冷房放熱時は大温度差となるため
放熱効率を増大させることができ、また、スラブの下面
に断熱を施せば蓄熱効率を増大させることができる。ま
た、従来の天井チャンバ方式のように部分的なショート
サーキットではないため、広い面積の躯体に蓄熱するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の躯体蓄熱式空調システムの1実施形態
を示し、図1(A)は模式的断面図、図1(B)は、図
1(A)のB−B線に沿って矢印方向に見た断面図であ
る。
【図2】図1の柱一体型レタンダクトの斜視図である。
【図3】本発明の躯体蓄熱式空調システムの他の実施形
態を示し、図3(A)は模式的断面図、図3(B)は、
図3(A)の二重床チャンバの平面図、図3(C)は、
図3(A)の天井チャンバの平面図である。
【図4】従来の躯体蓄熱式空調方式を示し、図4(A)
は模式的断面図、図4(B)は、図4(A)のB−B線
に沿って矢印方向に見た断面図である。
【符号の説明】
1、2…スラブ R…室、W…窓 4…天井チャンバ 20…二重床 21…二重床チャンバ 22…柱 23…柱一体型レタンダクト 27…空調機 29…給気ダクト 39…仕切部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下のスラブ間に形成された室と、室の上
    部に形成された天井チャンバと、室の下部に形成された
    二重床と、二重床とスラブの間に形成された二重床チャ
    ンバと、窓側の柱に設けられた柱一体型レタンダクトと
    を備え、空調機による空調エアを給気ダクトにより室内
    に吹き出し、室内のエアを前記レタンダクト、二重床チ
    ャンバを経て空調機に循環させる経路と、室内のエアを
    天井チャンバを経て空調機に循環させる経路とに選択的
    に切り換え可能にしたことを特徴とする躯体蓄熱式空調
    システム。
  2. 【請求項2】上下のスラブ間に形成された室と、室の上
    部に形成された天井チャンバと、室の下部に形成された
    二重床と、二重床とスラブの間に形成された二重床チャ
    ンバと、二重床チャンバ内に設けられた仕切部材と、窓
    側の一対の柱に設けられた柱一体型レタンダクトとを備
    え、空調機による空調エアを給気ダクトにより室内に吹
    き出し、室内のエアを一方のレタンダクト、二重床チャ
    ンバ、他方のレタンダクトを経て空調機に循環させる経
    路と、室内のエアを天井チャンバを経て空調機に循環さ
    せる経路とに選択的に切り換え可能にしたことを特徴と
    する躯体蓄熱式空調システム。
  3. 【請求項3】スラブの下面に断熱材を設けたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の躯体蓄熱式空調システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010164218A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Shinryo Corp サーバーマシン室の空調方式

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