JPH01184348A - 建物の空調装置とその天井構造 - Google Patents
建物の空調装置とその天井構造Info
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- JPH01184348A JPH01184348A JP845188A JP845188A JPH01184348A JP H01184348 A JPH01184348 A JP H01184348A JP 845188 A JP845188 A JP 845188A JP 845188 A JP845188 A JP 845188A JP H01184348 A JPH01184348 A JP H01184348A
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- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 claims abstract description 6
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 6
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Central Air Conditioning (AREA)
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は省エネルギー効果のある建物の空調装置とその
天井構造に関する。
天井構造に関する。
(従来の技術)
従来の空調装置においては鉄筋コンクリートスラブの下
面に給気ダクトを配し、このダクトから適宜にチャンバ
ーを被冷暖房空間に臨ませている。
面に給気ダクトを配し、このダクトから適宜にチャンバ
ーを被冷暖房空間に臨ませている。
(発明が解決しようとする課題)
従来の空調装置にあってはヒートポンプ等の熱交換器で
得られた冷温風を必要とする室内に臨むチャンバーを開
き、あるいは必要に応じて熱交換器を稼働するため、空
調装置を駆動した初期においては所要室内温度が設定温
度に達する迄の時間(以下、立上り時間)が長く、また
空調装置を停止した夜間のうちに間仕切壁や床スラブが
外気温度に近くなる。この事が空調時の立上り時間を更
に不利なものとしている。
得られた冷温風を必要とする室内に臨むチャンバーを開
き、あるいは必要に応じて熱交換器を稼働するため、空
調装置を駆動した初期においては所要室内温度が設定温
度に達する迄の時間(以下、立上り時間)が長く、また
空調装置を停止した夜間のうちに間仕切壁や床スラブが
外気温度に近くなる。この事が空調時の立上り時間を更
に不利なものとしている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目的は立上り時間とランニングコストとを有利にした建
物の空調装置とその天井構造とを提供するにある。
目的は立上り時間とランニングコストとを有利にした建
物の空調装置とその天井構造とを提供するにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明の建物の空調装置は
鉄筋コンクリートスラブの上面に二重床を構成し、かつ
該スラブの下面との間に空隙を得るように吊設した天井
パネルを構成することにより、該スラブの上下面に冷温
風通路を形成するとともに、該天井パネルの任意位置に
冷温風吹出口を開設し、また該スラブにはその上下面に
通じる貫通孔を設け、更にこの冷温風通路に熱交換器か
らの冷温風を供給したものである。
鉄筋コンクリートスラブの上面に二重床を構成し、かつ
該スラブの下面との間に空隙を得るように吊設した天井
パネルを構成することにより、該スラブの上下面に冷温
風通路を形成するとともに、該天井パネルの任意位置に
冷温風吹出口を開設し、また該スラブにはその上下面に
通じる貫通孔を設け、更にこの冷温風通路に熱交換器か
らの冷温風を供給したものである。
上記天井パネルは熱輻射に優れる金属または非金属合板
とすることが効果的である。
とすることが効果的である。
そして、上記冷温風通路の一部を形成する天井構造は天
井パネルの冷温風吹出口にて室内に臨む送風機を該パネ
ルに一体的に取付けることもできる。また、冷温風通路
から冷温風吹出口に臨んで送気する送風機をコンクリー
トスラブの下側に設けてもよい。
井パネルの冷温風吹出口にて室内に臨む送風機を該パネ
ルに一体的に取付けることもできる。また、冷温風通路
から冷温風吹出口に臨んで送気する送風機をコンクリー
トスラブの下側に設けてもよい。
(作 用)
以上のように構成された空調装置を起動すると、熱交換
器から冷温風通路へ冷温風が供給され、この冷温風はス
ラブの貫通孔を抜けながらスラブの上下両面に接触流通
する。その際に流通する冷温風とスラブとの間で熱伝導
による熱交換が働き、スラブ本体中に蓄熱が行なわれる
。
器から冷温風通路へ冷温風が供給され、この冷温風はス
ラブの貫通孔を抜けながらスラブの上下両面に接触流通
する。その際に流通する冷温風とスラブとの間で熱伝導
による熱交換が働き、スラブ本体中に蓄熱が行なわれる
。
それ故に、スラブと冷温風通路空間との間の熱伝導で熱
の相互補充が行なわれる。
の相互補充が行なわれる。
(実 施 例)
実施例について図面を参照して説明すると、第1図にお
いて鉄筋コンクリート床スラブ1の上面に二重床2を設
けてスラブ10表面と床12の床材との間に間隙を構成
し、更にスラブ10裏面に吊りボルト14で天井パネル
16を吊設し、スラブ10の表裏に夫々空間を構成する
とともに、スラブ10の一部に貫通孔18を穿設するこ
とによりスラブ10表裏を連通した冷温風通路20を形
成している。
いて鉄筋コンクリート床スラブ1の上面に二重床2を設
けてスラブ10表面と床12の床材との間に間隙を構成
し、更にスラブ10裏面に吊りボルト14で天井パネル
16を吊設し、スラブ10の表裏に夫々空間を構成する
とともに、スラブ10の一部に貫通孔18を穿設するこ
とによりスラブ10表裏を連通した冷温風通路20を形
成している。
貫通孔18はスラブ10の表裏空間中の空気を流通させ
るものであるから、通常は二個以上とすることが高効率
である。図中では左右の各両端に設けており、左側の貫
通孔18にはスラブ10の裏面側、すなわち天井裏とな
る方に設けた交熱式ヒートポンプ22の室内機をスラブ
10の裏面の方から通る案内通路用のダクト24を通し
、右側の貫通孔18aはそのまま開放しである。そして
、天井パネル16の任意の所に天井パネル16と一体的
に取り付けた回転数を制御することのできる送風機26
を設けている。
るものであるから、通常は二個以上とすることが高効率
である。図中では左右の各両端に設けており、左側の貫
通孔18にはスラブ10の裏面側、すなわち天井裏とな
る方に設けた交熱式ヒートポンプ22の室内機をスラブ
10の裏面の方から通る案内通路用のダクト24を通し
、右側の貫通孔18aはそのまま開放しである。そして
、天井パネル16の任意の所に天井パネル16と一体的
に取り付けた回転数を制御することのできる送風機26
を設けている。
また、室内の空気を冷温風通路20へ戻し易くするため
に室内の一部を遮蔽し、床面から天井裏へ立ち上げその
下部に吸込口28を設けた戻し通風路30を設け、冷温
風通路20と室内側(非空調空間)との強制通風を図っ
ている。
に室内の一部を遮蔽し、床面から天井裏へ立ち上げその
下部に吸込口28を設けた戻し通風路30を設け、冷温
風通路20と室内側(非空調空間)との強制通風を図っ
ている。
第2図に示される実施例では、天井パネル16に代って
熱輻射パネル32を使用している。また、送風機26は
床スラブ10で吊持し、熱輻射パネル32に開設した開
口から室内に臨むように取り付けている。
熱輻射パネル32を使用している。また、送風機26は
床スラブ10で吊持し、熱輻射パネル32に開設した開
口から室内に臨むように取り付けている。
なお、熱輻射パネル32は銅合金板でもよいが、結露の
生じにくい非金属合板であって温度変化が生じ難い熱伝
導率の低い素材を選んでもよい。そして、天井面と床面
とから室内へ吸熱しているものである。
生じにくい非金属合板であって温度変化が生じ難い熱伝
導率の低い素材を選んでもよい。そして、天井面と床面
とから室内へ吸熱しているものである。
(効 果)
本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
下に記載されるような効果を奏する。
鉄筋コンクリート床スラブの上下両面が熱交換器から熱
の供給を受ける冷温風通路になっているので、スラブ自
体に蓄熱できる。
の供給を受ける冷温風通路になっているので、スラブ自
体に蓄熱できる。
その結果、夜間の余剰電力を使用して深夜のうちにスラ
ブに蓄熱しておくことができる。
ブに蓄熱しておくことができる。
それ故に、空調開始時には既にスラブが設定室温以上の
冷(温)熱状態に達っしているので、「立ち上り」が早
い。すなわち、予冷熱時間が短かくなる。
冷(温)熱状態に達っしているので、「立ち上り」が早
い。すなわち、予冷熱時間が短かくなる。
また、天井パネルには熱輻射特性の良好なものを使用す
ることにより、天井面からの熱輻射が得られるので、冷
房時には緩い頭寒足熱作用が得られ、冷風が直接に身体
に吹き付けることもなく快適な空調空間を得るし、夜間
のうちに熱輻射作用で室全体も適温近くに維持される。
ることにより、天井面からの熱輻射が得られるので、冷
房時には緩い頭寒足熱作用が得られ、冷風が直接に身体
に吹き付けることもなく快適な空調空間を得るし、夜間
のうちに熱輻射作用で室全体も適温近くに維持される。
更に、冷温風は冷温風通路から送風機によって強制的に
循環されるので、熱の滞留がなく均一な温度分布を迅速
に得、室内温度の変化に迅速な対応が可能である。しか
も、スラブに蓄熱されているので、熱交換器の熱容量を
低減しても不足熱分はスラブから補給され、夜間の余剰
電力を有効に活かすことができる。
循環されるので、熱の滞留がなく均一な温度分布を迅速
に得、室内温度の変化に迅速な対応が可能である。しか
も、スラブに蓄熱されているので、熱交換器の熱容量を
低減しても不足熱分はスラブから補給され、夜間の余剰
電力を有効に活かすことができる。
第1図は建物の空調装置とその天井構造を示す縦断面図
、第2図は建物の空調装置とその天井構造の別の実施例
を示す縦断面図。 10・・・・・・床スラブ 12・・・・・・二
重床14・・・・・・吊りボルト 16・・・・・
・天井パネル18・・・・・・貫通孔 20・
・・・・・冷温風通路22・・・・・・ヒートポンプ
24・・・・・・ダクト26・・・・・・送風機
28・・・・・・吸込口30・・・・・・通風路
32・・・・・・熱輻射パネル特許出願人
株式会社 大 林 組状 理 人
弁理士 −色 健 軸間 弁理士
松 本 雅 利第1図 第2図
、第2図は建物の空調装置とその天井構造の別の実施例
を示す縦断面図。 10・・・・・・床スラブ 12・・・・・・二
重床14・・・・・・吊りボルト 16・・・・・
・天井パネル18・・・・・・貫通孔 20・
・・・・・冷温風通路22・・・・・・ヒートポンプ
24・・・・・・ダクト26・・・・・・送風機
28・・・・・・吸込口30・・・・・・通風路
32・・・・・・熱輻射パネル特許出願人
株式会社 大 林 組状 理 人
弁理士 −色 健 軸間 弁理士
松 本 雅 利第1図 第2図
Claims (4)
- (1)鉄筋コンクリートスラブの上面に二重床を構成し
、かつ該スラブの下面との間に空隙を得るように吊設し
た天井パネルを構成することにより、該スラブの上下面
に冷温風通路を形成するとともに、該天井パネルの任意
位置に冷温風吹出口を開設し、また該スラブにはその上
下面に通じる貫通孔を設け、更に該冷温風通路に熱交換
器からの冷温風を供給して成る建物の空調装置。 - (2)天井パネルは熱輻射に優れる金属または非金属合
板を使用した請求項1記載の建物の空調装置に用いる天
井構造。 - (3)冷温風通路から冷温風吹出口に臨んで送気する送
風機をコンクリートスラブの下側に設けた請求項1記載
の建物の空調装置。 - (4)天井パネルの冷温風吹出口にて室内に臨む送風機
を該パネルに一体的に取付けた請求項2記載の天井構造
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP845188A JPH0663654B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 建物の空調装置とその天井構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP845188A JPH0663654B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 建物の空調装置とその天井構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01184348A true JPH01184348A (ja) | 1989-07-24 |
JPH0663654B2 JPH0663654B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=11693491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP845188A Expired - Lifetime JPH0663654B2 (ja) | 1988-01-20 | 1988-01-20 | 建物の空調装置とその天井構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663654B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05149586A (ja) * | 1990-08-03 | 1993-06-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 天井輻射冷暖房システム |
JPH09178215A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-11 | Tokyo Gas Co Ltd | 空調方法 |
JPH10220814A (ja) * | 1997-02-10 | 1998-08-21 | Taisei Corp | 躯体蓄熱空調システムの運転制御方法 |
JP2005140384A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機および空気調和システム |
WO2011122653A1 (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-06 | 株式会社トヨックス | 空気調和システム |
JP2012057880A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Marushichi Home Kk | 空調システム |
JP2019211121A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 三機工業株式会社 | 空調システム |
-
1988
- 1988-01-20 JP JP845188A patent/JPH0663654B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05149586A (ja) * | 1990-08-03 | 1993-06-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 天井輻射冷暖房システム |
JPH09178215A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-11 | Tokyo Gas Co Ltd | 空調方法 |
JPH10220814A (ja) * | 1997-02-10 | 1998-08-21 | Taisei Corp | 躯体蓄熱空調システムの運転制御方法 |
JP2005140384A (ja) * | 2003-11-06 | 2005-06-02 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機および空気調和システム |
WO2011122653A1 (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-06 | 株式会社トヨックス | 空気調和システム |
JP5887577B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2016-03-16 | 株式会社トヨックス | 空気調和システム |
JP2012057880A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Marushichi Home Kk | 空調システム |
JP2019211121A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 三機工業株式会社 | 空調システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0663654B2 (ja) | 1994-08-22 |
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