JP2000213777A - 躯体蓄熱式空調システム - Google Patents
躯体蓄熱式空調システムInfo
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- JP2000213777A JP2000213777A JP11018265A JP1826599A JP2000213777A JP 2000213777 A JP2000213777 A JP 2000213777A JP 11018265 A JP11018265 A JP 11018265A JP 1826599 A JP1826599 A JP 1826599A JP 2000213777 A JP2000213777 A JP 2000213777A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ローコストで躯体への蓄熱効率を増大させ電力
負荷平準化に寄与する。 【解決手段】上下のスラブ1、2間に形成された室5
と、室の上部に形成された天井チャンバ4と、天井チャ
ンバの窓側に設けられた窓上吸込口22と、室の奥部に
設けられた室内側還気口21および空調機23と、天井
3に設けられた複数の天井吹出口20と、前記空調機と
天井吹出口または天井チャンバの間を給気切換ダンパ2
5a、25bを介して接続された給気ダクト24と、前
記空調機と室内側還気口または天井チャンバの間を還気
切換ダンパ29a、29bを介して接続された還気ダク
トと28を備え、蓄熱モードと蓄熱温存モードと放熱モ
ードとを切換可能にする。
負荷平準化に寄与する。 【解決手段】上下のスラブ1、2間に形成された室5
と、室の上部に形成された天井チャンバ4と、天井チャ
ンバの窓側に設けられた窓上吸込口22と、室の奥部に
設けられた室内側還気口21および空調機23と、天井
3に設けられた複数の天井吹出口20と、前記空調機と
天井吹出口または天井チャンバの間を給気切換ダンパ2
5a、25bを介して接続された給気ダクト24と、前
記空調機と室内側還気口または天井チャンバの間を還気
切換ダンパ29a、29bを介して接続された還気ダク
トと28を備え、蓄熱モードと蓄熱温存モードと放熱モ
ードとを切換可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスビル等の
建物内を空調する躯体蓄熱式空調システムの技術分野に
属する。
建物内を空調する躯体蓄熱式空調システムの技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来の躯体蓄熱式空調として、スラブを
厚くしスラブ内に設けた多数のボイド(通路)内に冷温
風を通過させて蓄熱する方式が知られている。この方式
は放熱時期は切換ダンパにより制御可能であるが、躯体
の建築コストが増大し、また既存のビルには適用できな
い。
厚くしスラブ内に設けた多数のボイド(通路)内に冷温
風を通過させて蓄熱する方式が知られている。この方式
は放熱時期は切換ダンパにより制御可能であるが、躯体
の建築コストが増大し、また既存のビルには適用できな
い。
【0003】そこで、従来、図6に示す躯体蓄熱式空調
方式が提案されている。図(A)は模式的断面図、図
(B)は、図(A)のB−B線に沿って矢印方向に見た
平面図である。上下のスラブ1、2間には、天井3、天
井チャンバ4および室5が形成され、天井チャンバ4内
には、冷暖房兼用の空調機6が吊り下げられている。天
井3には天井吹出口7および天井吸い込み口8、9が設
けられ、天井吹出口7は切換ダンパ10および給気ダク
ト11を介して空調機6の吐出側に接続され、天井吸い
込み口8は切換ダンパ12および吸気ダクト13を介し
て空調機6の吸入側に接続されている。天井チャンバ4
内には、給気ダクト11から分岐して切換ダンパ14及
びスラブ吹出口15が設けられ、また、吸気ダクト13
から分岐して切換ダンパ16及びチャンバ吸い込み口1
7が設けられている。
方式が提案されている。図(A)は模式的断面図、図
(B)は、図(A)のB−B線に沿って矢印方向に見た
平面図である。上下のスラブ1、2間には、天井3、天
井チャンバ4および室5が形成され、天井チャンバ4内
には、冷暖房兼用の空調機6が吊り下げられている。天
井3には天井吹出口7および天井吸い込み口8、9が設
けられ、天井吹出口7は切換ダンパ10および給気ダク
ト11を介して空調機6の吐出側に接続され、天井吸い
込み口8は切換ダンパ12および吸気ダクト13を介し
て空調機6の吸入側に接続されている。天井チャンバ4
内には、給気ダクト11から分岐して切換ダンパ14及
びスラブ吹出口15が設けられ、また、吸気ダクト13
から分岐して切換ダンパ16及びチャンバ吸い込み口1
7が設けられている。
【0004】上記空調方式においては、夜間等の蓄熱運
転時には、ダンパ10、12、16を閉、ダンパ14を
開にし、実線矢印に示す如く、空調機6による冷温風を
吹出口15から上階スラブ1に向けて吹き出してスラブ
1に蓄熱し、昼間の高負荷時には、ダンパ10、16を
開、ダンパ12、14を閉にし、点線矢印に示す如く、
上階スラブ1に蓄熱した熱を天井吸い込み口9、天井チ
ャンバー4、空調機6、給気ダクト11経て室5内に放
熱する。また、放熱不要時には、ダンパ10、12を
開、ダンパ14、16を閉にし、白抜き矢印に示す如
く、室5内のエアを吸気ダクト13、空調機6、給気ダ
クト11を経て循環させるようにしている。
転時には、ダンパ10、12、16を閉、ダンパ14を
開にし、実線矢印に示す如く、空調機6による冷温風を
吹出口15から上階スラブ1に向けて吹き出してスラブ
1に蓄熱し、昼間の高負荷時には、ダンパ10、16を
開、ダンパ12、14を閉にし、点線矢印に示す如く、
上階スラブ1に蓄熱した熱を天井吸い込み口9、天井チ
ャンバー4、空調機6、給気ダクト11経て室5内に放
熱する。また、放熱不要時には、ダンパ10、12を
開、ダンパ14、16を閉にし、白抜き矢印に示す如
く、室5内のエアを吸気ダクト13、空調機6、給気ダ
クト11を経て循環させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の躯体蓄熱式空調方式においては、昼間の高負荷時、
蓄熱分を放熱する空調運転時に、比較的低い温度の室内
空気を吸い込むため、負荷が最大となる時間に吸込温度
は高くならず、スラブ表面に対して温度差がつかないた
め、放熱効率が悪いという問題を有している。
来の躯体蓄熱式空調方式においては、昼間の高負荷時、
蓄熱分を放熱する空調運転時に、比較的低い温度の室内
空気を吸い込むため、負荷が最大となる時間に吸込温度
は高くならず、スラブ表面に対して温度差がつかないた
め、放熱効率が悪いという問題を有している。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であって、ローコストで躯体への蓄熱効率を増大させ、
電力負荷平準化に寄与することができる躯体蓄熱式空調
システムを提供することを目的とする。
であって、ローコストで躯体への蓄熱効率を増大させ、
電力負荷平準化に寄与することができる躯体蓄熱式空調
システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、請求項1記
載の発明は、図1および図2に示すように、上下のスラ
ブ1、2間に形成された室5と、室の上部に形成された
天井チャンバ4と、天井チャンバの窓側に設けられた窓
上吸込口22と、室の奥部に設けられた室内側還気口2
1および空調機23と、天井3に設けられた複数の天井
吹出口20と、前記空調機と天井吹出口または天井チャ
ンバの間を給気切換ダンパ25a、25bを介して接続
された給気ダクト24と、前記空調機と室内側還気口ま
たは天井チャンバの間を還気切換ダンパ29a、29b
を介して接続された還気ダクトと28を備え、空調機に
よる空調エアを給気ダクト24、天井チャンバ4および
還気ダクト28を経て空調機に循環させる蓄熱モード
と、空調機による空調エアを給気ダクト24、室5、室
内側還気口21および還気ダクトを経て空調機に循環さ
せる蓄熱温存モードと、空調機による空調エアを給気ダ
クト24、室5、窓上吸込口22、天井チャンバ4およ
び還気ダクト28を経て空調機に循環させる放熱モード
とを、前記給気切換ダンパおよび還気切換ダンパを選択
的に切り換えることにより行うことを特徴とし、また、
請求項2記載の発明は、図5に示すように、上下のスラ
ブ間1、2に形成された室5と、室の上部に形成された
天井チャンバ4と、室の下部に形成された二重床チャン
バ36と、天井チャンバの窓側に設けられた窓上吸込口
22と、室の奥部に設けられた室内側還気口21および
空調機23と、前記空調機と二重床チャンバまたは天井
チャンバの間を給気切換ダンパ25a、25bを介して
接続された給気ダクト24、24aと、前記空調機と室
内側還気口または天井チャンバの間を還気切換ダンパ2
9a、29bを介して接続された還気ダクト28とを備
え、空調機による空調エアを給気ダクト24、天井チャ
ンバ4および還気ダクト28を経て空調機に循環させる
蓄熱モードと、空調機による空調エアを給気ダクト2
4、二重床チャンバ36、室5、室内側還気口21およ
び還気ダクトを経て空調機に循環させる蓄熱温存モード
と、空調機による空調エアを給気ダクト24、二重床チ
ャンバ36、室5、窓上吸込口22、天井チャンバ4お
よび還気ダクト28を経て空調機に循環させる放熱モー
ドとを、前記給気切換ダンパおよび還気切換ダンパを選
択的に切り換えることにより行うことを特徴とし、ま
た、請求項3記載の発明は、図3および図4に示すよう
に、上下のスラブ1、2間に形成された室5と、室の上
部に形成された天井チャンバ4と、天井チャンバの窓側
に設けられた開閉機構付き窓上吸込口33と、天井に設
けられた複数の開閉機構付き還気口32と、天井チャン
バ内に配設された空調機31と、天井に設けられた複数
の天井吹出口20と、前記空調機と天井吹出口または天
井チャンバの間を給気切換ダンパ25a、25bを介し
て接続された給気ダクト24とを備え、空調機による空
調エアを給気ダクト24および天井チャンバ4を経て空
調機に循環させる蓄熱モードと、空調機による空調エア
を給気ダクト24、室5および開閉機構付き還気口32
を経て空調機に循環させる蓄熱温存モードと、空調機に
よる空調エアを給気ダクト24、室5、開閉機構付き窓
上吸込口33および天井チャンバ4を経て空調機に循環
させる放熱モードとを、前記給気切換ダンパ、開閉機構
付き還気口および開閉機構付き窓上吸込口を選択的に切
り換えることにより行うことを特徴とする。なお、上記
構成に付加した番号は、本発明の理解を容易にするため
に図面と対比させるもので、これにより本発明が何ら限
定されるものではない。
載の発明は、図1および図2に示すように、上下のスラ
ブ1、2間に形成された室5と、室の上部に形成された
天井チャンバ4と、天井チャンバの窓側に設けられた窓
上吸込口22と、室の奥部に設けられた室内側還気口2
1および空調機23と、天井3に設けられた複数の天井
吹出口20と、前記空調機と天井吹出口または天井チャ
ンバの間を給気切換ダンパ25a、25bを介して接続
された給気ダクト24と、前記空調機と室内側還気口ま
たは天井チャンバの間を還気切換ダンパ29a、29b
を介して接続された還気ダクトと28を備え、空調機に
よる空調エアを給気ダクト24、天井チャンバ4および
還気ダクト28を経て空調機に循環させる蓄熱モード
と、空調機による空調エアを給気ダクト24、室5、室
内側還気口21および還気ダクトを経て空調機に循環さ
せる蓄熱温存モードと、空調機による空調エアを給気ダ
クト24、室5、窓上吸込口22、天井チャンバ4およ
び還気ダクト28を経て空調機に循環させる放熱モード
とを、前記給気切換ダンパおよび還気切換ダンパを選択
的に切り換えることにより行うことを特徴とし、また、
請求項2記載の発明は、図5に示すように、上下のスラ
ブ間1、2に形成された室5と、室の上部に形成された
天井チャンバ4と、室の下部に形成された二重床チャン
バ36と、天井チャンバの窓側に設けられた窓上吸込口
22と、室の奥部に設けられた室内側還気口21および
空調機23と、前記空調機と二重床チャンバまたは天井
チャンバの間を給気切換ダンパ25a、25bを介して
接続された給気ダクト24、24aと、前記空調機と室
内側還気口または天井チャンバの間を還気切換ダンパ2
9a、29bを介して接続された還気ダクト28とを備
え、空調機による空調エアを給気ダクト24、天井チャ
ンバ4および還気ダクト28を経て空調機に循環させる
蓄熱モードと、空調機による空調エアを給気ダクト2
4、二重床チャンバ36、室5、室内側還気口21およ
び還気ダクトを経て空調機に循環させる蓄熱温存モード
と、空調機による空調エアを給気ダクト24、二重床チ
ャンバ36、室5、窓上吸込口22、天井チャンバ4お
よび還気ダクト28を経て空調機に循環させる放熱モー
ドとを、前記給気切換ダンパおよび還気切換ダンパを選
択的に切り換えることにより行うことを特徴とし、ま
た、請求項3記載の発明は、図3および図4に示すよう
に、上下のスラブ1、2間に形成された室5と、室の上
部に形成された天井チャンバ4と、天井チャンバの窓側
に設けられた開閉機構付き窓上吸込口33と、天井に設
けられた複数の開閉機構付き還気口32と、天井チャン
バ内に配設された空調機31と、天井に設けられた複数
の天井吹出口20と、前記空調機と天井吹出口または天
井チャンバの間を給気切換ダンパ25a、25bを介し
て接続された給気ダクト24とを備え、空調機による空
調エアを給気ダクト24および天井チャンバ4を経て空
調機に循環させる蓄熱モードと、空調機による空調エア
を給気ダクト24、室5および開閉機構付き還気口32
を経て空調機に循環させる蓄熱温存モードと、空調機に
よる空調エアを給気ダクト24、室5、開閉機構付き窓
上吸込口33および天井チャンバ4を経て空調機に循環
させる放熱モードとを、前記給気切換ダンパ、開閉機構
付き還気口および開閉機構付き窓上吸込口を選択的に切
り換えることにより行うことを特徴とする。なお、上記
構成に付加した番号は、本発明の理解を容易にするため
に図面と対比させるもので、これにより本発明が何ら限
定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1および図2は、本発明の躯体
蓄熱式空調システムの1実施形態を示し、図1(A)は
模式的断面図、図1(B)は、図1(A)の天井内の平
面図、図2は、本実施形態の運転モードを説明するため
の図である。
に基づいて説明する。図1および図2は、本発明の躯体
蓄熱式空調システムの1実施形態を示し、図1(A)は
模式的断面図、図1(B)は、図1(A)の天井内の平
面図、図2は、本実施形態の運転モードを説明するため
の図である。
【0009】図1において、天井スラブ1および床スラ
ブ2間には、天井3、天井チャンバ4および室5が形成
されている。天井3には、複数の天井吹出口20が設け
られ、また、窓Wと反対側の室5の奥部に室内側還気口
21が設けられ、さらに、天井チャンバ4の窓W側には
窓上吸込口22が設けられ、また、室5の窓Wと反対側
のスラブ2上には、中央熱源式冷温水供給方式若しくは
冷暖房兼用のヒートポンプ式の空調機23が設置されて
いる。
ブ2間には、天井3、天井チャンバ4および室5が形成
されている。天井3には、複数の天井吹出口20が設け
られ、また、窓Wと反対側の室5の奥部に室内側還気口
21が設けられ、さらに、天井チャンバ4の窓W側には
窓上吸込口22が設けられ、また、室5の窓Wと反対側
のスラブ2上には、中央熱源式冷温水供給方式若しくは
冷暖房兼用のヒートポンプ式の空調機23が設置されて
いる。
【0010】天井チャンバ4内には、各天井吹出口20
に第1の給気切換ダンパ25aを介して接続された給気
ダクト24が配設され、給気ダクト24の上方には、複
数の第2の給気切換ダンパ25bおよびスラブ吹付ノズ
ル26がダクトにて接続されている。また、天井チャン
バ4の空調機23側には、天井内還気口27が設けら
れ、室内側還気口21は、第1の還気切換ダンパ29a
を介して還気ダクト28により空調機23の吸込側に接
続され、天井内還気口27は、第2の還気切換ダンパ2
9bを介して還気ダクト28により空調機23の吸込側
に接続されている。
に第1の給気切換ダンパ25aを介して接続された給気
ダクト24が配設され、給気ダクト24の上方には、複
数の第2の給気切換ダンパ25bおよびスラブ吹付ノズ
ル26がダクトにて接続されている。また、天井チャン
バ4の空調機23側には、天井内還気口27が設けら
れ、室内側還気口21は、第1の還気切換ダンパ29a
を介して還気ダクト28により空調機23の吸込側に接
続され、天井内還気口27は、第2の還気切換ダンパ2
9bを介して還気ダクト28により空調機23の吸込側
に接続されている。
【0011】上記構成からなる本実施形態の動作を図2
と共に説明する。図2(A)は、夜間等における蓄熱モ
ード運転を示し、第1の給気切換ダンパ25aおよび第
1の還気切換ダンパ29aを閉じ、第2の給気切換ダン
パ25bおよび第2の還気切換ダンパ29bを開き、空
調機23から冷(温)風を給気ダクト24、スラブ吹付
ノズル26から上階スラブ1に吹き付けスラブに蓄熱さ
せ、天井チャンバ4、天井内還気口27を経て空調機2
3に至る経路を循環させる。
と共に説明する。図2(A)は、夜間等における蓄熱モ
ード運転を示し、第1の給気切換ダンパ25aおよび第
1の還気切換ダンパ29aを閉じ、第2の給気切換ダン
パ25bおよび第2の還気切換ダンパ29bを開き、空
調機23から冷(温)風を給気ダクト24、スラブ吹付
ノズル26から上階スラブ1に吹き付けスラブに蓄熱さ
せ、天井チャンバ4、天井内還気口27を経て空調機2
3に至る経路を循環させる。
【0012】図1は、蓄熱分を放熱する空調モード運転
を示し、第2の給気切換ダンパ25bおよび第1の還気
切換ダンパ29aを閉じ、第1の給気切換ダンパ25a
および第2の還気切換ダンパ29bを開き、空調機23
から冷(温)風を給気ダクト24、天井吹出口20から
室5内に吹き出す。室5を空調したエアは、窓上吸込口
22から天井チャンバ4に給気され、ここで上階スラブ
1にて夜間蓄熱された熱を吸熱し、天井内還気口27を
経て空調機23に至る経路を循環させ、空調機にて最終
吹出温度まで冷却(加熱)されて再び室内に給気され
る。建物負荷と日射負荷は連動しているため、窓上吸込
の場合、負荷が最大となる時間に吸込温度は最大とな
り、スラブ表面に対しても温度差がつくため、従来の室
温に近い還気温度よりも大幅な放熱効果が生じる。な
お、蓄熱効率を更に向上させるためにスラブ1、2の上
面に断熱材を設置してもよい。
を示し、第2の給気切換ダンパ25bおよび第1の還気
切換ダンパ29aを閉じ、第1の給気切換ダンパ25a
および第2の還気切換ダンパ29bを開き、空調機23
から冷(温)風を給気ダクト24、天井吹出口20から
室5内に吹き出す。室5を空調したエアは、窓上吸込口
22から天井チャンバ4に給気され、ここで上階スラブ
1にて夜間蓄熱された熱を吸熱し、天井内還気口27を
経て空調機23に至る経路を循環させ、空調機にて最終
吹出温度まで冷却(加熱)されて再び室内に給気され
る。建物負荷と日射負荷は連動しているため、窓上吸込
の場合、負荷が最大となる時間に吸込温度は最大とな
り、スラブ表面に対しても温度差がつくため、従来の室
温に近い還気温度よりも大幅な放熱効果が生じる。な
お、蓄熱効率を更に向上させるためにスラブ1、2の上
面に断熱材を設置してもよい。
【0013】図2(B)は蓄熱分を放熱しない(温存)
空調モード運転を示し、第2の給気切換ダンパ25bお
よび第2の還気切換ダンパ29bを閉じ、第1の給気切
換ダンパ25aおよび第1の還気切換ダンパ29aを開
き、空調機23から冷(温)風を給気ダクト24、天井
吹出口20から室5内に吹き出し、室5を空調したエア
は、室内側還気口21から空調機23に至る経路を循環
させる。
空調モード運転を示し、第2の給気切換ダンパ25bお
よび第2の還気切換ダンパ29bを閉じ、第1の給気切
換ダンパ25aおよび第1の還気切換ダンパ29aを開
き、空調機23から冷(温)風を給気ダクト24、天井
吹出口20から室5内に吹き出し、室5を空調したエア
は、室内側還気口21から空調機23に至る経路を循環
させる。
【0014】図3および図4は、本発明の他の実施形態
を示し、図3(A)は模式的断面図、図3(B)は、図
3(A)の天井内の平面図、図4は、本実施形態の運転
モードを説明するための図である。なお、以下の説明に
おいて上記実施形態と同一の構成については同一番号を
付して説明を省略する。本実施形態においては、パッケ
ージ型の空調機(PAC)31を天井チャンバ4内に複
数設置した例を示している。
を示し、図3(A)は模式的断面図、図3(B)は、図
3(A)の天井内の平面図、図4は、本実施形態の運転
モードを説明するための図である。なお、以下の説明に
おいて上記実施形態と同一の構成については同一番号を
付して説明を省略する。本実施形態においては、パッケ
ージ型の空調機(PAC)31を天井チャンバ4内に複
数設置した例を示している。
【0015】各空調機31の吹出側には、図1の実施形
態と同様に、第1の給気切換ダンパ25aおよび天井吹
出口20と、第2の給気切換ダンパ25bおよびスラブ
吹付ノズル26が接続され、また、各空調機31の吸込
側には吸込口30が設けられている。そして、天井3に
は、開閉機構付き還気口32、開閉機構付き窓上吸込口
33が設けられている。
態と同様に、第1の給気切換ダンパ25aおよび天井吹
出口20と、第2の給気切換ダンパ25bおよびスラブ
吹付ノズル26が接続され、また、各空調機31の吸込
側には吸込口30が設けられている。そして、天井3に
は、開閉機構付き還気口32、開閉機構付き窓上吸込口
33が設けられている。
【0016】上記構成からなる本実施形態の動作を図4
と共に説明する。図4(A)は、夜間等における蓄熱モ
ード運転を示し、第1の給気切換ダンパ25a、開閉機
構付き還気口32および開閉機構付き窓上吸込口33を
閉じ、第2の給気切換ダンパ25bを開き、各空調機3
1から冷(温)風をスラブ吹付ノズル26から上階スラ
ブ1に吹き付けスラブに蓄熱させ、天井チャンバ4、吸
込口30を経て空調機31に至る経路を循環させる。
と共に説明する。図4(A)は、夜間等における蓄熱モ
ード運転を示し、第1の給気切換ダンパ25a、開閉機
構付き還気口32および開閉機構付き窓上吸込口33を
閉じ、第2の給気切換ダンパ25bを開き、各空調機3
1から冷(温)風をスラブ吹付ノズル26から上階スラ
ブ1に吹き付けスラブに蓄熱させ、天井チャンバ4、吸
込口30を経て空調機31に至る経路を循環させる。
【0017】図3は、蓄熱分を放熱する空調モード運転
を示し、第2の給気切換ダンパ25bおよび開閉機構付
き還気口32を閉じ、第1の給気切換ダンパ25aおよ
び開閉機構付き窓上吸込口33を開き、空調機31から
冷(温)風を天井吹出口20から室5内に吹き出す。室
5を空調したエアは、窓上吸込口33から天井チャンバ
4に給気され、ここで上階スラブ1にて夜間蓄熱された
熱を吸熱し、吸込口30を経て空調機31に至る経路を
循環させ、空調機にて最終吹出温度まで冷却(加熱)さ
れて再び室内に給気される。建物負荷と日射負荷は連動
しているため、窓上吸込の場合、負荷が最大となる時間
に吸込温度は最大となり、スラブ表面に対しても温度差
がつくため、従来の室温に近い還気温度よりも大幅な放
熱効果が生じる。
を示し、第2の給気切換ダンパ25bおよび開閉機構付
き還気口32を閉じ、第1の給気切換ダンパ25aおよ
び開閉機構付き窓上吸込口33を開き、空調機31から
冷(温)風を天井吹出口20から室5内に吹き出す。室
5を空調したエアは、窓上吸込口33から天井チャンバ
4に給気され、ここで上階スラブ1にて夜間蓄熱された
熱を吸熱し、吸込口30を経て空調機31に至る経路を
循環させ、空調機にて最終吹出温度まで冷却(加熱)さ
れて再び室内に給気される。建物負荷と日射負荷は連動
しているため、窓上吸込の場合、負荷が最大となる時間
に吸込温度は最大となり、スラブ表面に対しても温度差
がつくため、従来の室温に近い還気温度よりも大幅な放
熱効果が生じる。
【0018】図4(B)は蓄熱分を放熱しない(温存)
空調モード運転を示し、第2の給気切換ダンパ25bお
よび開閉機構付き窓上吸込口33を閉じ、第1の給気切
換ダンパ25aおよび開閉機構付き還気口32を開き、
空調機31から冷(温)風を天井吹出口20から室5内
に吹き出し、室5を空調したエアは、還気口32から空
調機31の吸込口31に至る経路を循環させる。
空調モード運転を示し、第2の給気切換ダンパ25bお
よび開閉機構付き窓上吸込口33を閉じ、第1の給気切
換ダンパ25aおよび開閉機構付き還気口32を開き、
空調機31から冷(温)風を天井吹出口20から室5内
に吹き出し、室5を空調したエアは、還気口32から空
調機31の吸込口31に至る経路を循環させる。
【0019】図5は、本発明の他の実施形態を示す模式
的断面図である。本実施形態は、床吹出空調システムに
採用した例を示し、室5の下部にOAフロアとなる低床
の二重床35が形成され、二重床35と床スラブ2との
間に二重床チャンバ36が形成されている。そして、給
気ダクト24から分岐する分岐ダクト24aが第1の給
気切換ダンパ25aを介して二重床チャンバ36に接続
されている。そして、室5のインテリアゾーン側では多
数の吹出孔から緩やかに給気され、窓側ゾーンでは吹出
口37から比較的多めの給気が行われる。本実施形態に
おいては、室内への給気ダクト24aと蓄熱用の給気ダ
クト24が別個に配設されているため、第2の給気切換
ダンパ25bは給気ダクト24の根元に一つ設ければよ
い。その他の構成は図1の実施形態と同様であるので説
明を省略する。
的断面図である。本実施形態は、床吹出空調システムに
採用した例を示し、室5の下部にOAフロアとなる低床
の二重床35が形成され、二重床35と床スラブ2との
間に二重床チャンバ36が形成されている。そして、給
気ダクト24から分岐する分岐ダクト24aが第1の給
気切換ダンパ25aを介して二重床チャンバ36に接続
されている。そして、室5のインテリアゾーン側では多
数の吹出孔から緩やかに給気され、窓側ゾーンでは吹出
口37から比較的多めの給気が行われる。本実施形態に
おいては、室内への給気ダクト24aと蓄熱用の給気ダ
クト24が別個に配設されているため、第2の給気切換
ダンパ25bは給気ダクト24の根元に一つ設ければよ
い。その他の構成は図1の実施形態と同様であるので説
明を省略する。
【0020】上記構成からなる本実施形態の動作を説明
する。図5(B)は、夜間等における蓄熱モード運転を
示し、第1の給気切換ダンパ25aおよび第1の還気切
換ダンパ29aを閉じ、第2の給気切換ダンパ25bお
よび第2の還気切換ダンパ29bを開き、空調機23か
ら冷(温)風を給気ダクト24、スラブ吹付ノズル26
から上階スラブ1に吹き付けスラブに蓄熱させ、天井チ
ャンバ4、天井内還気口27を経て空調機23に至る経
路を循環させる。
する。図5(B)は、夜間等における蓄熱モード運転を
示し、第1の給気切換ダンパ25aおよび第1の還気切
換ダンパ29aを閉じ、第2の給気切換ダンパ25bお
よび第2の還気切換ダンパ29bを開き、空調機23か
ら冷(温)風を給気ダクト24、スラブ吹付ノズル26
から上階スラブ1に吹き付けスラブに蓄熱させ、天井チ
ャンバ4、天井内還気口27を経て空調機23に至る経
路を循環させる。
【0021】図5(A)は、蓄熱分を放熱する空調モー
ド運転を示し、第2の給気切換ダンパ25bおよび第1
の還気切換ダンパ29aを閉じ、第1の給気切換ダンパ
25aおよび第2の還気切換ダンパ29bを開き、空調
機23から冷(温)風を給気ダクト24a、二重床チャ
ンバ36から室5内に吹き出す。室5を空調したエア
は、窓上吸込口22から天井チャンバ4に給気され、こ
こで上階スラブ1にて夜間蓄熱された熱を吸熱し、天井
内還気口27を経て空調機23に至る経路を循環させ、
空調機にて最終吹出温度まで冷却(加熱)されて再び室
内に給気される。建物負荷と日射負荷は連動しているた
め、窓上吸込の場合、負荷が最大となる時間に吸込温度
は最大となり、スラブ表面に対しても温度差がつくた
め、従来の室温に近い還気温度よりも大幅な放熱効果が
生じる。なお、蓄熱効率を更に向上させるためにスラブ
1、2の上面に断熱材を設置してもよい。
ド運転を示し、第2の給気切換ダンパ25bおよび第1
の還気切換ダンパ29aを閉じ、第1の給気切換ダンパ
25aおよび第2の還気切換ダンパ29bを開き、空調
機23から冷(温)風を給気ダクト24a、二重床チャ
ンバ36から室5内に吹き出す。室5を空調したエア
は、窓上吸込口22から天井チャンバ4に給気され、こ
こで上階スラブ1にて夜間蓄熱された熱を吸熱し、天井
内還気口27を経て空調機23に至る経路を循環させ、
空調機にて最終吹出温度まで冷却(加熱)されて再び室
内に給気される。建物負荷と日射負荷は連動しているた
め、窓上吸込の場合、負荷が最大となる時間に吸込温度
は最大となり、スラブ表面に対しても温度差がつくた
め、従来の室温に近い還気温度よりも大幅な放熱効果が
生じる。なお、蓄熱効率を更に向上させるためにスラブ
1、2の上面に断熱材を設置してもよい。
【0022】図5(C)は蓄熱分を放熱しない空調モー
ド運転を示し、第2の給気切換ダンパ25bおよび第2
の還気切換ダンパ29bを閉じ、第1の給気切換ダンパ
25aおよび第1の還気切換ダンパ29aを開き、空調
機23から冷(温)風を給気ダクト24、二重床チャン
バ36から室5内に吹き出し、室5を空調したエアは、
室内側還気口21から空調機23に至る経路を循環させ
る。
ド運転を示し、第2の給気切換ダンパ25bおよび第2
の還気切換ダンパ29bを閉じ、第1の給気切換ダンパ
25aおよび第1の還気切換ダンパ29aを開き、空調
機23から冷(温)風を給気ダクト24、二重床チャン
バ36から室5内に吹き出し、室5を空調したエアは、
室内側還気口21から空調機23に至る経路を循環させ
る。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、放熱を必要としない時間帯には、レタン空気
を室内を経由して還気するため、スラブに蓄熱された熱
は、天井板と天井裏空気および床カーペットの断熱効果
により温存させることができる。また、温存した蓄熱エ
ネルギーは、最も電力負荷平準化に寄与する時間帯(す
なわち最大負荷の時間帯:13時〜16時)に窓上吸込
みにより最も温度差がつき、放熱量を従来より増加させ
ることが可能となる。さらに、蓄熱時はスラブ冷却用に
外気を用いることにより、一定温度までスラブを冷却す
ることにより熱源エネルギーの低減を図ることができ
る。
によれば、放熱を必要としない時間帯には、レタン空気
を室内を経由して還気するため、スラブに蓄熱された熱
は、天井板と天井裏空気および床カーペットの断熱効果
により温存させることができる。また、温存した蓄熱エ
ネルギーは、最も電力負荷平準化に寄与する時間帯(す
なわち最大負荷の時間帯:13時〜16時)に窓上吸込
みにより最も温度差がつき、放熱量を従来より増加させ
ることが可能となる。さらに、蓄熱時はスラブ冷却用に
外気を用いることにより、一定温度までスラブを冷却す
ることにより熱源エネルギーの低減を図ることができ
る。
【図1】本発明の躯体蓄熱式空調システムの1実施形態
を示し、図1(A)は模式的断面図、図1(B)は、図
1(A)の天井内の平面図である。
を示し、図1(A)は模式的断面図、図1(B)は、図
1(A)の天井内の平面図である。
【図2】図1の実施形態の運転モードを説明するための
図である。
図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示し、図3(A)は模
式的断面図、図3(B)は、図3(A)の天井内の平面
図である。
式的断面図、図3(B)は、図3(A)の天井内の平面
図である。
【図4】図43の実施形態の運転モードを説明するため
の図である。
の図である。
【図5】本発明の他の実施形態を示す模式的断面図であ
る。
る。
【図6】従来の躯体蓄熱式空調方式を示し、図(A)は
模式的断面図、図(B)は、図(A)のB−B線に沿っ
て矢印方向に見た断面図である。
模式的断面図、図(B)は、図(A)のB−B線に沿っ
て矢印方向に見た断面図である。
1、2…スラブ 3…天井 4…天井チャンバ 5…室 20…天井吹出口 21…室内側還気口 22…窓上吸込口 23、31…空調機 24…給気ダクト 25a、25b…給気切換ダンパ 28…還気ダクト 29a、29b…還気切換ダンパ 36…二重床チャンバ 32…開閉機構付き還気口 33…開閉機構付き窓上吸込口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川島 実 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 Fターム(参考) 3L054 BG08 BH07
Claims (4)
- 【請求項1】上下のスラブ間に形成された室と、室の上
部に形成された天井チャンバと、天井チャンバの窓側に
設けられた窓上吸込口と、室の奥部に設けられた室内側
還気口および空調機と、天井に設けられた複数の天井吹
出口と、前記空調機と天井吹出口または天井チャンバの
間を給気切換ダンパを介して接続された給気ダクトと、
前記空調機と室内側還気口または天井チャンバの間を還
気切換ダンパを介して接続された還気ダクトとを備え、 空調機による空調エアを給気ダクト、天井チャンバおよ
び還気ダクトを経て空調機に循環させる蓄熱モードと、 空調機による空調エアを給気ダクト、室、室内側還気口
および還気ダクトを経て空調機に循環させる蓄熱温存モ
ードと、 空調機による空調エアを給気ダクト、室、窓上吸込口、
天井チャンバおよび還気ダクトを経て空調機に循環させ
る放熱モードとを、 前記給気切換ダンパおよび還気切換ダンパを選択的に切
り換えることにより行うことを特徴とする躯体蓄熱式空
調システム。 - 【請求項2】上下のスラブ間に形成された室と、室の上
部に形成された天井チャンバと、室の下部に形成された
二重床チャンバと、天井チャンバの窓側に設けられた窓
上吸込口と、室の奥部に設けられた室内側還気口および
空調機と、前記空調機と二重床チャンバまたは天井チャ
ンバの間を給気切換ダンパを介して接続された給気ダク
トと、前記空調機と室内側還気口または天井チャンバの
間を還気切換ダンパを介して接続された還気ダクトとを
備え、 空調機による空調エアを給気ダクト、天井チャンバおよ
び還気ダクトを経て空調機に循環させる蓄熱モードと、 空調機による空調エアを給気ダクト、二重床チャンバ、
室、室内側還気口および還気ダクトを経て空調機に循環
させる蓄熱温存モードと、 空調機による空調エアを給気ダクト、二重床チャンバ、
室、窓上吸込口、天井チャンバおよび還気ダクトを経て
空調機に循環させる放熱モードとを、 前記給気切換ダンパおよび還気切換ダンパを選択的に切
り換えることにより行うことを特徴とする躯体蓄熱式空
調システム。 - 【請求項3】上下のスラブ間に形成された室と、室の上
部に形成された天井チャンバと、天井チャンバの窓側に
設けられた開閉機構付き窓上吸込口と、天井に設けられ
た複数の開閉機構付き還気口と、天井チャンバ内に配設
された空調機と、天井に設けられた複数の天井吹出口
と、前記空調機と天井吹出口または天井チャンバの間を
給気切換ダンパを介して接続された給気ダクトとを備
え、 空調機による空調エアを給気ダクトおよび天井チャンバ
を経て空調機に循環させる蓄熱モードと、 空調機による空調エアを給気ダクト、室および開閉機構
付き還気口を経て空調機に循環させる蓄熱温存モード
と、 空調機による空調エアを給気ダクト、室、開閉機構付き
窓上吸込口および天井チャンバを経て空調機に循環させ
る放熱モードとを、 前記給気切換ダンパ、開閉機構付き還気口および開閉機
構付き窓上吸込口を選択的に切り換えることにより行う
ことを特徴とする躯体蓄熱式空調システム。 - 【請求項4】上記スラブの上面に断熱材を設けたことを
特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の躯体蓄
熱式空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11018265A JP2000213777A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 躯体蓄熱式空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11018265A JP2000213777A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 躯体蓄熱式空調システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000213777A true JP2000213777A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11966847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11018265A Pending JP2000213777A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 躯体蓄熱式空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000213777A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012211724A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Fujita Corp | 蓄冷・放冷及び蓄湿・放湿による天井放射冷房システム |
JP2014145528A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 空気調和システム |
CN109904364A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-06-18 | 中山市艾特网能技术有限公司 | 储能集装箱 |
KR102627792B1 (ko) * | 2023-03-29 | 2024-01-23 | 주식회사 옴니벤트 | 공조 시스템 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6186525A (ja) * | 1984-10-02 | 1986-05-02 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 蓄熱冷暖房装置 |
JPH01208632A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-22 | Takenaka Komuten Co Ltd | 躯体蓄熱型空気調和システム |
JPH03148537A (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-25 | Shimizu Corp | 躯体蓄熱機構の調温方法 |
JPH09292139A (ja) * | 1996-04-25 | 1997-11-11 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 分散蓄熱式空調システム |
JPH10220813A (ja) * | 1997-02-10 | 1998-08-21 | Taisei Corp | ボイドスラブを利用した躯体蓄熱空調方式 |
JPH11141918A (ja) * | 1997-11-13 | 1999-05-28 | Takenaka Komuten Co Ltd | 躯体蓄熱型空気調和システム |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP11018265A patent/JP2000213777A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012211724A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Fujita Corp | 蓄冷・放冷及び蓄湿・放湿による天井放射冷房システム |
JP2014145528A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 空気調和システム |
CN109904364A (zh) * | 2019-02-21 | 2019-06-18 | 中山市艾特网能技术有限公司 | 储能集装箱 |
CN109904364B (zh) * | 2019-02-21 | 2024-03-08 | 中山市艾特网能技术有限公司 | 储能集装箱 |
KR102627792B1 (ko) * | 2023-03-29 | 2024-01-23 | 주식회사 옴니벤트 | 공조 시스템 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040114 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040226 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040414 |