JP2540316B2 - 幅射式冷暖房間仕切り板 - Google Patents

幅射式冷暖房間仕切り板

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JP2540316B2
JP2540316B2 JP62003394A JP339487A JP2540316B2 JP 2540316 B2 JP2540316 B2 JP 2540316B2 JP 62003394 A JP62003394 A JP 62003394A JP 339487 A JP339487 A JP 339487A JP 2540316 B2 JP2540316 B2 JP 2540316B2
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JP62003394A
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▲かん▼一 門谷
徹夫 大西
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Komatsu Ltd
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Kajima Corp
Komatsu Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空調機器及びオフィス家具の分野に使用さ
れる輻射式冷暖房間仕切り板に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の輻射式冷暖房機としては、第7図に示すよう
に、天井面等に輻射電熱面aを固定し、これに冷温水、
または冷温風を流し、この電熱面の温度をコントロール
して室内の空調を行なうようになっている。
また上記常設の輻射式冷暖房機以下にも第8図に示す
ように、移動可能にした箱体b内に冷暖房機を内蔵し、
箱体bに設けたダクトcから冷風あるいは温風を吹出す
ように可搬式のものもある。
さらに従来のパネル状の輻射式の冷暖房として、パネ
ル内に電気ヒータあるいは加熱あるいは冷却された流体
を流通させるようにしたものもある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
事務所内にオフィスオートメーション(OA)機器が普
及し、これらの台数が増えると、このOA機器からの発熱
による室内の熱負荷の偏在が顕著になることが多い。こ
れを室内全体の空調で調節することは容易でなく、しか
も個人差に応じた空調条件の創出は不可能に近い。また
室内レイアウトの変更に伴う室内熱負荷条件の変化に応
じて空調配管等を変更することも不可能である。
これらの問題を解決するためにに、上記従来の可搬式
の冷房機を用いても思うように解決することができなか
った。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明は上記のことにかんがみなされたものである。
すなわち、事務所内の居住環境の向上を図るため、い
わゆるローパーテイションと呼ばれる高さ900〜1800mm
の背の低い間仕切り板が活用され始めており、本発明は
このことに着目して鋭意研究、実験を行なってなされた
もので、その構成は、枠状のフレームの両側にフロント
パネルとリアパネルを取付けてなる中空の間仕切り板に
おいて、この間仕切り板の内側下部にクロスフローファ
ンを設けると共に、このクロスファンに対向する部分の
フロントパネルに通気口を、また間仕切り板の上部に上
部開口部をそれぞれ設け、上フロントパネルとリアパネ
ルの少なとともその一方であるフロントパネルの上部に
窓穴を設け、この窓穴の内側に、パネルの裏側に複数個
の熱電素子を取付け、かつ熱電素子の反対側の熱を熱交
換する放熱フィンを設けた冷暖房用パネルを上記パネル
8を外方へ向け、かつ放熱フィンがクロスフローファン
による通風路に位置するようにして取付け、さらに熱電
素子及びクロスフローファンを制御するコントローラを
上記間仕切り板内でかつクロスフローファンによる通風
路内に取付けた構成となっている。
熱電素子に通電することにより、冷暖房用パネルのパ
ネル面は熱電素子のペルチェ効果によって冷却あるいは
加温され、このパネル面に対向する空間が輻射により冷
房あるいは暖房される。
上記作用でパネル面と反対側に放出された熱はクロス
フローファンによる通風により間仕切り板外へ放出され
る。またコントローラも上記通風により冷却される。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図から第6図に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係る輻射式冷暖房間仕切り板を分解
して示す分解斜視図であり、図面中1は上端を開放した
枠状のフレームであり、このフレーム1の前面にフロン
トパネル2が、また後面リアパネル3がそれぞれ固着さ
せることにより、上端が開放された中空の間仕切り板4
となるようになっている。このフレーム1の下部にはク
ロスフローファン5が取付けられている。そしてフロン
トパネル2の下部には上記クロスフローファン5に対向
する通気口6が開口してある。またこのフロントパネル
1の上部には、大きな面積の窓穴7が開口してある。8
はこのフロントパネル1の窓穴7に内側から取付けられ
る冷暖房用パネルであり、この冷暖房用パネル8は2枚
のパネル8a,8bにて構成されており、この2枚のパネル8
a,8b間に多数個の熱電素子9が縦横に整然と配設されて
いる。そして裏側のパネル8bの外面で、かつ上記熱電素
子9に対応する位置に放熱フィン10が植設されているな
おこの冷暖房用パネル8の放熱フィン10を含む厚さはフ
レーム1の厚さよりわずかに薄くなっていて間仕切り板
4の空間内に収まるようになっている。また放熱フィン
10は間仕切り板4内を上下方向に流れる風によって熱交
換するもので、風の流通路が上下方向に向けてある。
フロントパネル2の通気口6の内側にはフィルタ11
が、また間仕切り板4の上端に開口される上部開口部12
には上部カバー13がそれぞれ固着される。また図中14は
間仕切り板4内で、かつ風の流通路内に位置するように
フレーム1に固着して内装されるコントローラであり、
このコントローラ14にてクロスフローファン5のON,OFF
と、熱電素子9への通電のON,OFF及び通電方向の正逆、
さらにその強弱をコントロールするようになっている。
上記間仕切り板4は厚さが60〜80mmで、かつ通常のロ
ーパーティションの大きさと同一の大きさになってお
り、必要に応じて複数枚横に並べて用いられる。
上記構成において、コントローラ14の操作にて各熱電
素子9に、ペルチェ効果により、冷暖房用パネル8の表
側が冷却され、裏側に放熱するように通電すると共に、
クロスフローファン5を駆動すると、冷暖房用パネル89
により間仕切り板4のフロントパネル2の窓穴7の部分
の面積にて熱が吸収されて、間仕切り板4の表側が輻射
冷却される。
一方このとき、冷暖房用パネル8の裏側に放熱される
熱は放熱フィン10を通るクロスフローファン5よりの風
にて熱交換され、この風と共に、上部開口部により放出
される。このときコントローラ14も上記間仕切り板4内
の通る風にて冷却される。
第4図は上記間仕切り板4の一使用例を示すもので、
各間仕切り板4は作業者から0.5〜1.0m離れる位置にフ
ロントパネル2を内側に向けて配置する。そして冷暖房
用パネル8の表側の温度が室温が23〜28℃の場合で10〜
15℃となるようにコントローラ14を制御する。これによ
り作業者との間仕切り板4の間で輻射電熱が生じ、作業
者への冷房効果が得られる。
なお上記実施例では、冷暖房用パネル8を片側タイプ
として例を示したが、これは第5図に示すように両側タ
イプとしてもよい。
すなわち、冷暖房用パネル8′は、熱電素子9を挟持
する2枚のパネル8a,8bを放熱フィン10を介して両側に
配設した構成となっており、これが窓穴7を両側に設け
た間仕切り板4′に装着した構成になっている。
この構成により、間仕切り板4′の両側が冷房あるい
は暖房される。
なお上記各実施例において、各熱電素子9への通電方
向を変えることにより冷暖房用パネル8,8′の表面は輻
射冷房となったり輻射暖房となる。
また冷暖房用パネル8,8′の各輻射面における各熱電
素子9のうちのいくつかを選択的通電方向を変えること
により、輻射面における輻射冷暖房機能が調整される。
なおこの機能調整は熱電素子9への通電の強さを調節す
ることによっても行なうことができる。
さらに上記各熱電素子9への通電方向選択的に変化さ
せることにより、冷暖房用パネル8,8′の上側部を冷房
機能に、下側部を暖房機能とすることができる。
従って冷暖房用パネル8,8′の面積を上下方向に大き
くして上記機能となるように調節することにより、作業
者の上半身を冷房し、下半身を暖房する、いわゆる頭寒
足温の状態にすることができ、理想的な作業環境とする
ことができる。
なお上記頭寒足温とするための手段としては、第6図
に示すように、間仕切り板4の下側部に面状ヒータ15を
張り付けてもよい。この面上ヒータ15は熱電素子9及び
クロスフローファン5と共にコントローラ14にて通電の
ON,OFF及び温度制御されるようになっている。
またこの頭寒足温とするための他の手段としては、ク
ロスフローファン5の送風方向を逆にして冷暖房用パネ
ル8,8′にて熱交換されて暖められた風を間仕切り板4,
4′の下側の通気口6より放出するようにしてもよい。
このとき、クロスフローファン5の上流側に電気ヒータ
を装着してもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、熱電素子9を用い、しかもこれへの
通電方向を変換することにより冷房及び暖房の両機能を
果すことができる。また冷媒配管やドレン処理が一切不
要で、電気コードのみで冷暖房を行なうことができるこ
とにより、間仕切り板として任意の場所への移動設置を
行なうことができる。また上記冷暖房機能は輻射電熱に
よるため、人体へのドラフトが一切無くドラフトによる
不快感のない冷房が可能となる。さらに冷暖房機能が全
ての間仕切り板4,4′内に収納されるため、張り出し部
が一切なく、美観を損なうことなく室内に設置すること
ができるだけでなく、他の間仕切り機能だけを持つ一般
の間仕切り板との組合わせ配置も違和感なく行なうこと
ができる。そしてさらに、熱電素子9及びクロスフロー
ファン5等を制御するコントローラ14はクロスフローフ
ァン5による風にて冷却することがてできる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図は本発明の実施例を示すもので、第1
図は分解斜視図、第2図は斜視図、第3図は縦断面図、
第4図は使用例を示す斜視図、第5図、第6図は他の実
施例を示す縦断面図と斜視図、第7図と第8図は従来例
を示す説明図である。 1はフレーム、2はフロントパネル、3はリアパネル、
4は間仕切り板、5はクロスフローファン、6は通気
口、7は窓穴、8は冷暖房用パネル、9は熱電素子、10
は放電フィン、12は上部開口部、14はコントローラ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠状フレーム1の両側にフロントパネル2
    とリアパネル3を取付けてなる中空の間仕切り板4にお
    いて、間仕切り板4の内側下部にクロスフローファン5
    を設けると共に、このクロスフローファン5に対向する
    部分のフロントパネル2に通気口6を、また間仕切り板
    4の上部に上部開口部12をそれぞれ設け、上記フロント
    パネル2とリアパネル3の少なくともその一方であるフ
    ロントパネル2の上部に窓穴7を設け、この窓穴7の内
    側に、パネル8aの裏面に複数個の熱電素子9を取付け、
    かつ熱電素子の反対側の熱を熱交換する放熱フイン10を
    設けた冷暖房用パネル8を、上記パネル8を外方へ向
    け、かつ放熱フインがクロスフローファン5による通風
    路に位置するようにして取付け、さらに熱電素子9およ
    びクロスフローファン5を制御するコントローラ14を上
    記間仕切り板4内でかつクロスフローファン5による通
    風路内に取付けたことを特徴とする輻射式冷暖房間仕切
    り板。
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JPH02238232A (ja) * 1989-03-08 1990-09-20 Nishi Denko:Kk トイレ空調装置
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