JPH0313746A - 壁冷暖房システム - Google Patents
壁冷暖房システムInfo
- Publication number
- JPH0313746A JPH0313746A JP1146765A JP14676589A JPH0313746A JP H0313746 A JPH0313746 A JP H0313746A JP 1146765 A JP1146765 A JP 1146765A JP 14676589 A JP14676589 A JP 14676589A JP H0313746 A JPH0313746 A JP H0313746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- wall structure
- wall
- wall construction
- air conditioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 title claims description 31
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims description 26
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims abstract description 64
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 claims abstract description 24
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract description 12
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000003750 conditioning effect Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000011796 hollow space material Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
・この発明は、ダクトを使わないで空調可能な壁冷暖房
システムに関する。
システムに関する。
(従来の技術)
一般に建物の空調システムは、天井など建物の躯体構造
に沿って配設されるダクトを用いた冷暖房手段か、ある
いは各部屋毎に設置する独立した空lRa1器による冷
暖房手段かのいづれかが採用されている。
に沿って配設されるダクトを用いた冷暖房手段か、ある
いは各部屋毎に設置する独立した空lRa1器による冷
暖房手段かのいづれかが採用されている。
ところで、上述のダクトを用いた建物全体の冷暖房手段
は、各部屋毎の多数の空調機器を用いた冷暖房手段に比
し、−基の空調機器により建物全体を空調できるという
大きな利点があるが、ダクトの配設が不可欠であるため
、コスト高となる。
は、各部屋毎の多数の空調機器を用いた冷暖房手段に比
し、−基の空調機器により建物全体を空調できるという
大きな利点があるが、ダクトの配設が不可欠であるため
、コスト高となる。
さらに、天井に設けたダクトの開口からの空調空気の供
給と、同じく天井部に設けた開口からの排気との組合せ
が一般的となるために、室内の上部と下部との温度差が
大きく、空調効果が不均一であり、また空調効率も悪い
という問題があった。
給と、同じく天井部に設けた開口からの排気との組合せ
が一般的となるために、室内の上部と下部との温度差が
大きく、空調効果が不均一であり、また空調効率も悪い
という問題があった。
また部屋の下部に空調用の開口を設けるためには、ダク
トと室内ユニットを設置するためのスペースを必要とす
るどいフた問題もあった。
トと室内ユニットを設置するためのスペースを必要とす
るどいフた問題もあった。
この発明は、空調効果が均一で効率の高い、冷房および
/または暖房空調ができ、そして専用のダクトを必要と
しない壁冷暖房システムを提供することを目的としてい
る。
/または暖房空調ができ、そして専用のダクトを必要と
しない壁冷暖房システムを提供することを目的としてい
る。
(課題を解決するための手段)
この発明は以上の点に着目されたもので、建物の壁構造
体を中空部を存する中空構造とし、この壁構造体の内部
に、空調処理された空気を流通させて、この空気と壁構
造体との間で熱交換をさせるとともに、前記壁構造体に
設けた開口部によって、壁構造体と建物内との間を前記
空14<流通できるようにしてなることを特徴とする壁
冷暖房システムに係り、かつ壁構造体の内部に、空調機
構から送り出された空気の流路と、空調機構に還流する
空気の流路とを設けて、空調処理された空気を流通させ
ることを特徴とすると共に、内部に空気の流路を有する
壁中空構造体の上下部に開閉自在の開口部を設けて、壁
構造体と建物内との間の空気の流通を可能としたことを
特徴とするものである。
体を中空部を存する中空構造とし、この壁構造体の内部
に、空調処理された空気を流通させて、この空気と壁構
造体との間で熱交換をさせるとともに、前記壁構造体に
設けた開口部によって、壁構造体と建物内との間を前記
空14<流通できるようにしてなることを特徴とする壁
冷暖房システムに係り、かつ壁構造体の内部に、空調機
構から送り出された空気の流路と、空調機構に還流する
空気の流路とを設けて、空調処理された空気を流通させ
ることを特徴とすると共に、内部に空気の流路を有する
壁中空構造体の上下部に開閉自在の開口部を設けて、壁
構造体と建物内との間の空気の流通を可能としたことを
特徴とするものである。
そしてまた、壁構造体は、中空部を有する中空構造より
なる複数の壁体パネルを連続して成ることを特徴とする
構成によって、前記目的を達成しようとするものである
。
なる複数の壁体パネルを連続して成ることを特徴とする
構成によって、前記目的を達成しようとするものである
。
(作 用)
空調処理された空気は、壁構造体内部を建物内に通ずる
開口部に向って流れ、その間に空調処理された空気と壁
構造体との間で熱交換が行なわれ、そして熱交換により
冷やされ、または暖められた壁構造体は室内を有効に輻
射により冷暖房する。
開口部に向って流れ、その間に空調処理された空気と壁
構造体との間で熱交換が行なわれ、そして熱交換により
冷やされ、または暖められた壁構造体は室内を有効に輻
射により冷暖房する。
一方、開口部に向った空調処理された空気は、熱交換後
もなお冷暖房する冷熱量または温熱量を残存して開口部
から建物内に流入して、居住室や機器室等室内の冷暖房
と、湿度、清浄度維持等の空調を行なう。
もなお冷暖房する冷熱量または温熱量を残存して開口部
から建物内に流入して、居住室や機器室等室内の冷暖房
と、湿度、清浄度維持等の空調を行なう。
また建物内の空気は、壁構造体の前記開口部とは異なる
開口部から室外に排出される。そしてまた壁構造体内部
の還流流路を通り空調機構に還流させて空調処理するこ
とができる。
開口部から室外に排出される。そしてまた壁構造体内部
の還流流路を通り空調機構に還流させて空調処理するこ
とができる。
そして、開口部の開閉を選択することにより、上部の開
口部を空調処理された空気の供給口に、下部の開口部を
空調機構への還流口とし、あるいはその逆にすることに
よって、建物内に所望の空気流を形成することができる
。
口部を空調処理された空気の供給口に、下部の開口部を
空調機構への還流口とし、あるいはその逆にすることに
よって、建物内に所望の空気流を形成することができる
。
そして、たとえば、夏期は上部の開口部から空調処理さ
れた冷たい空気を室内に供給し、下部開口部から室内空
気を外気に排出あるいは空調機能に還流させたり、また
たとえば、その逆に、冬期は下部の開口部から空調処理
された暖かい空気を室内に供給し、上部開口部から室内
空気を外気に排出あるいは空調機能に還流させたりする
ことができる。
れた冷たい空気を室内に供給し、下部開口部から室内空
気を外気に排出あるいは空調機能に還流させたり、また
たとえば、その逆に、冬期は下部の開口部から空調処理
された暖かい空気を室内に供給し、上部開口部から室内
空気を外気に排出あるいは空調機能に還流させたりする
ことができる。
その結果、壁構造体よりの冷輻射、又は暖輻射とあいま
って理想的な空調を提供できる。
って理想的な空調を提供できる。
また、特定の開口部、あるいは全部の開口部を任意に閉
鎖することもできるので、各部屋ごとの制御も容易であ
り、省エネルギー的な使用もできる。
鎖することもできるので、各部屋ごとの制御も容易であ
り、省エネルギー的な使用もできる。
壁構造体および壁構造体を形成する複数の壁体パネルは
、中空部を流通する空調処理された空気によって冷却ま
たは暖められ、また開口部によって、該空気は壁構造体
と建物内との間を流通できるので、壁構造体および壁体
パネル自体が冷暖房空調の室内ユニットとして機能する
。そして壁体パネルを連続して設置して、所望の広さの
壁面と所望の空調能力をもった冷暖房として働かせるこ
とができる。
、中空部を流通する空調処理された空気によって冷却ま
たは暖められ、また開口部によって、該空気は壁構造体
と建物内との間を流通できるので、壁構造体および壁体
パネル自体が冷暖房空調の室内ユニットとして機能する
。そして壁体パネルを連続して設置して、所望の広さの
壁面と所望の空調能力をもった冷暖房として働かせるこ
とができる。
この発明の一実施例を図面第1図ないし第3図と共に説
明する。
明する。
第1図は、この発明に係る壁冷暖房システムを備えた建
物の縦断面説明図であり、冷房システムとして使用する
状態を示す。
物の縦断面説明図であり、冷房システムとして使用する
状態を示す。
建物内の室内!およびlaは、天井材2と壁構造体3お
よび3aと床材4とで囲われている。
よび3aと床材4とで囲われている。
そして外壁である壁構造体3は、その内部に中空部5を
有する、所謂、中空構造となっている。
有する、所謂、中空構造となっている。
そして壁構造体3の上部に開閉可能な上部開口部6を、
また下部に開閉可能な下部開口部7をそれぞれ室内!ま
たは1aに向けて設けである。また壁構造体3の適宜な
位置に中空部5まで貫通させた空気孔8.9が設けてあ
り、この空気孔8.9と空調機器10とは空調パイプ1
1.12で連結しである。
また下部に開閉可能な下部開口部7をそれぞれ室内!ま
たは1aに向けて設けである。また壁構造体3の適宜な
位置に中空部5まで貫通させた空気孔8.9が設けてあ
り、この空気孔8.9と空調機器10とは空調パイプ1
1.12で連結しである。
そして、空調機器10で温度、湿度、清浄度等所要の空
調処理をされた空気は、空調パイプ11を通り、空気孔
8から壁構造体3の中空部5に流入し、壁構造体3を熱
交換によって冷やし、上部開口部6から室内!または1
aに供給され、そして下降流となって室内を空調する。
調処理をされた空気は、空調パイプ11を通り、空気孔
8から壁構造体3の中空部5に流入し、壁構造体3を熱
交換によって冷やし、上部開口部6から室内!または1
aに供給され、そして下降流となって室内を空調する。
また室内1および1aの空気は、下部開口部7から壁構
造体3の中空部5に流入し、空気孔9がら空調パイプ1
2を通り、空調機器10に還流する。
造体3の中空部5に流入し、空気孔9がら空調パイプ1
2を通り、空調機器10に還流する。
また、内部仕切壁である壁構造体3aは、その内部に中
空部5aを存する中空構造とな7ている。
空部5aを存する中空構造とな7ている。
そして壁構造体3aの上部に開閉可能な上部開口部6a
を、また下部に開閉可能な下部開口部7aをそれぞれ両
側の室内1および1aに向けて設けである。また壁構造
体3aの適宜な位置に中空部5aまで貫通させた空気孔
8a、9aが設けてあり、この空気孔8a、9aと空調
機器10とは空調パイプ11.12で連結しである。
を、また下部に開閉可能な下部開口部7aをそれぞれ両
側の室内1および1aに向けて設けである。また壁構造
体3aの適宜な位置に中空部5aまで貫通させた空気孔
8a、9aが設けてあり、この空気孔8a、9aと空調
機器10とは空調パイプ11.12で連結しである。
前記空調機W10を作動させると、所要の空調処理をさ
れた空気は、空調パイプ11を通り、空気孔8aから壁
構造体3aの中空部5aに流入し壁構造体3aを熱交換
によって冷却し、壁構造体3aは室内を冷却する。そし
て空調処理された空気は上部開口部6aから室内!また
は1aに流入し、下降流となって室内を空調する。
れた空気は、空調パイプ11を通り、空気孔8aから壁
構造体3aの中空部5aに流入し壁構造体3aを熱交換
によって冷却し、壁構造体3aは室内を冷却する。そし
て空調処理された空気は上部開口部6aから室内!また
は1aに流入し、下降流となって室内を空調する。
また室内1.1aの空気は、下部開口部7aから壁構造
体3aの中空部5aに流入し、空気孔9aから空調パイ
プ12を通り、空調機器10に還流する。
体3aの中空部5aに流入し、空気孔9aから空調パイ
プ12を通り、空調機器10に還流する。
上記の構成により、室内1および1aは、それぞれ壁構
造体3および3aの壁面からの冷房効果と、上部開口部
6および6aから供給されて、下部開口部7および7a
に向う空調処理された空気の流れによって効果的に冷房
空調される。
造体3および3aの壁面からの冷房効果と、上部開口部
6および6aから供給されて、下部開口部7および7a
に向う空調処理された空気の流れによって効果的に冷房
空調される。
なお、第1図では、外壁側の上部開口部6から、内部壁
側の下部開口部7aに向う空気流を図示したが、室内の
大きさ、奥行き、その他の条件によって、上部および下
部の各開口部の開閉を選択して、もっとも効率よく、そ
して室内を均一な状態に空調できる空気流を形成させる
ことができる。
側の下部開口部7aに向う空気流を図示したが、室内の
大きさ、奥行き、その他の条件によって、上部および下
部の各開口部の開閉を選択して、もっとも効率よく、そ
して室内を均一な状態に空調できる空気流を形成させる
ことができる。
第2図は壁構造体3aの一部切断斜視図である。
この壁構造体3aは、家屋の内部を仕切りする内部壁体
であり、其の両側の室内1および1aを空調する機能を
有している。
であり、其の両側の室内1および1aを空調する機能を
有している。
そして中空部5aは中仕切材13によフて、空調空気流
路14と還流空気流路15とを形成している。前記空調
空気流路14と還流空気流路15の各上部と下部には、
開閉5116によって開閉可能な上部開口部6aと下部
開口部7aとを、両側の室内1および1aに向けて設け
である。
路14と還流空気流路15とを形成している。前記空調
空気流路14と還流空気流路15の各上部と下部には、
開閉5116によって開閉可能な上部開口部6aと下部
開口部7aとを、両側の室内1および1aに向けて設け
である。
また空調空気流路14の下部には空気孔8aが、還流空
気流路15の下部には空気孔9aが設けてあり、空調機
器10と空調パイプ11.12によって接続されている
。
気流路15の下部には空気孔9aが設けてあり、空調機
器10と空調パイプ11.12によって接続されている
。
この実施例では冷房運転を想定しているので、空調空気
流路14の上部開口部6aの開閉扉は開き、下部開口部
7aの開閉扉は閉じてあり、方、還流空気流路15の上
部開口部6aの開閉扉は閉じ、下部開口部7aの開閉扉
は開けである。
流路14の上部開口部6aの開閉扉は開き、下部開口部
7aの開閉扉は閉じてあり、方、還流空気流路15の上
部開口部6aの開閉扉は閉じ、下部開口部7aの開閉扉
は開けである。
上記の構成に成るので、空調機能を作動させると、所望
の温度、湿度、清浄度に空調処理された空気は、空調空
気孔8aがら空調空気流路!4に流入して壁構造体3a
を熱交換によって冷却し、モして壁構造体3aの両面に
設けた上部開口部6aから室内!および1aに供給され
る。また、室内1およびIaの空気は、還流空気流路1
5の下部開口部7aから還流空気流路15、空気孔9a
を通り、空調パイプ12によって空調機器10に還流す
る。
の温度、湿度、清浄度に空調処理された空気は、空調空
気孔8aがら空調空気流路!4に流入して壁構造体3a
を熱交換によって冷却し、モして壁構造体3aの両面に
設けた上部開口部6aから室内!および1aに供給され
る。また、室内1およびIaの空気は、還流空気流路1
5の下部開口部7aから還流空気流路15、空気孔9a
を通り、空調パイプ12によって空調機器10に還流す
る。
上記の構成であるので、空調処理された空気によって冷
却された壁構造体3a、および上部開口部6aから供給
され室内を下降して下部開口部から排出される空調処理
された空気によって、室内1および1aを効果的に冷房
空調することができる。
却された壁構造体3a、および上部開口部6aから供給
され室内を下降して下部開口部から排出される空調処理
された空気によって、室内1および1aを効果的に冷房
空調することができる。
なお、暖房運転のときは、前記の構成と接続ならびに開
口部の状態のままで、冷房時とは逆に空調パイプ12が
ら空調処理された空気を送り、下部開口部7aから室内
に供給し、上部開口部6aから空調パイプ11を経由し
て空調機器10に還流させることによって、冷房時とは
逆な空気の流れにするか、あるいは、上下の開口部の開
閉状態を面記の冷房時の逆にして、冷房時と同様に空調
パイプ11から空調処理された空気を送り、空調パイプ
12から空調機器に還流させて、壁構造体3aを暖め、
また室内の空気の流れを下方から上方えとすることによ
って効果的に暖房空調をすることができる。
口部の状態のままで、冷房時とは逆に空調パイプ12が
ら空調処理された空気を送り、下部開口部7aから室内
に供給し、上部開口部6aから空調パイプ11を経由し
て空調機器10に還流させることによって、冷房時とは
逆な空気の流れにするか、あるいは、上下の開口部の開
閉状態を面記の冷房時の逆にして、冷房時と同様に空調
パイプ11から空調処理された空気を送り、空調パイプ
12から空調機器に還流させて、壁構造体3aを暖め、
また室内の空気の流れを下方から上方えとすることによ
って効果的に暖房空調をすることができる。
第3図は、壁構造体を複数の壁体パネルを連続して形成
した実施例の斜視図である。
した実施例の斜視図である。
この壁構造体3bは建物の外壁を構成しているものであ
り、壁の一方にのみある室内1または1aを空調する機
能を有している。
り、壁の一方にのみある室内1または1aを空調する機
能を有している。
そして、壁構造体3bを形成する壁体パネル3u、3v
、3wの構成は、室内側である一方にのみ上部開口6お
よび/または下部間ロアを有するほかは前記の壁構造体
3aと、また壁構造体3と同様の構成であり、この構成
の壁体パネルを連続してなる、この壁構造体3bは、壁
の一方をのみ冷暖房するほかは前記壁構造体3aと、ま
た壁構造体3と同様の作用と効果とを有する。
、3wの構成は、室内側である一方にのみ上部開口6お
よび/または下部間ロアを有するほかは前記の壁構造体
3aと、また壁構造体3と同様の構成であり、この構成
の壁体パネルを連続してなる、この壁構造体3bは、壁
の一方をのみ冷暖房するほかは前記壁構造体3aと、ま
た壁構造体3と同様の作用と効果とを有する。
そして、建物の内部を仕切る壁構造体3aの開口部との
組あわせによって、より効果的な室内空気流を形成でき
て、さらに有効な空調効果をあげることができる。
組あわせによって、より効果的な室内空気流を形成でき
て、さらに有効な空調効果をあげることができる。
さらに、壁体パネルの数を増減して、冷暖房空調の能力
を増減することができると共に、種々の大きさと壁面構
成の部屋を容易に構成することができる。
を増減することができると共に、種々の大きさと壁面構
成の部屋を容易に構成することができる。
前記実施例では、冷房空調と暖房空調の両システムに切
替可能なシステムを開示したが、冷房または暖房のいず
れか専用のシステムとしてこの発明を実施することもで
きる。
替可能なシステムを開示したが、冷房または暖房のいず
れか専用のシステムとしてこの発明を実施することもで
きる。
また、室内から排出する空気の一部あるいは、その全部
を空調機器に還流させずに外部に排出するようにして、
この発明を実施することもできる。
を空調機器に還流させずに外部に排出するようにして、
この発明を実施することもできる。
この発明によれば、室内には空調用の専用ダクトがなく
、スッキリとした体裁観のよい室内構成が可能である。
、スッキリとした体裁観のよい室内構成が可能である。
そして、壁構造体の中空部に空調処理された空気を流通
させ、この空気流と壁構造体との間で熱交換をさせるの
で、壁構造体が冷却あるいは暖められて、壁構造体の持
つ大きな熱容量と広い面積効果により、建物内を均一的
に、そして時間的にも変動の少ない、効果的な質の高い
冷暖房を行なうことができる。
させ、この空気流と壁構造体との間で熱交換をさせるの
で、壁構造体が冷却あるいは暖められて、壁構造体の持
つ大きな熱容量と広い面積効果により、建物内を均一的
に、そして時間的にも変動の少ない、効果的な質の高い
冷暖房を行なうことができる。
また、開口部から室内に供給される空調処理された空気
は、壁構造体との熱交換により室内空気との温度差が、
空調処理されたままのときよりも少なくなっており、空
気流を直接に身体にうけても従来設備であったような暑
い風、寒い風といった不快感を感じることがなく、快適
な微風と感じることができる。
は、壁構造体との熱交換により室内空気との温度差が、
空調処理されたままのときよりも少なくなっており、空
気流を直接に身体にうけても従来設備であったような暑
い風、寒い風といった不快感を感じることがなく、快適
な微風と感じることができる。
そしてまた、開口部の開閉を選択して最適な空気流を建
物内に形成することができる。
物内に形成することができる。
また、空調の不要な部屋の開口部の全部を、あるいは空
調を制限するために開口部の一部を選択して閉鎖するこ
とができる。
調を制限するために開口部の一部を選択して閉鎖するこ
とができる。
即ち、室内の温度、湿度、清浄度を管理する空調能力と
効果がきわめて優れるばかりでなく、ダクトも、冷暖房
空調専用の室内ユニットも不要なので、室内を広く利用
できるとともに、室内構成が簡素化でき、また体裁感を
損なわないという多くの効果がある。
効果がきわめて優れるばかりでなく、ダクトも、冷暖房
空調専用の室内ユニットも不要なので、室内を広く利用
できるとともに、室内構成が簡素化でき、また体裁感を
損なわないという多くの効果がある。
そしてまた、この発明に係る壁構造体は、本来の壁体そ
のものでもあり、しかも、その内部に設けた空調処理さ
れた空気の流路で熱交換をさせ、また室内側に開口部を
設けであるので、この壁構造体そのものが、冷暖房空調
装置の室内ユニットとして完成している。
のものでもあり、しかも、その内部に設けた空調処理さ
れた空気の流路で熱交換をさせ、また室内側に開口部を
設けであるので、この壁構造体そのものが、冷暖房空調
装置の室内ユニットとして完成している。
そのため、壁構造体を設置して、壁体を構成する建設工
事と同時に冷暖房工事が(Iかな付帯工事で実施できる
という大きな効果をもを存する。
事と同時に冷暖房工事が(Iかな付帯工事で実施できる
という大きな効果をもを存する。
また壁構造体を、複数の壁体パネルを連続して形成すれ
ば、より広い連続した壁面を構成できるとともに、壁面
全体を活用した効果的な冷暖房システムを構成すること
ができる。
ば、より広い連続した壁面を構成できるとともに、壁面
全体を活用した効果的な冷暖房システムを構成すること
ができる。
さらに、壁体パネルの数を増減して、冷暖房空調の能力
を増減することができる、とともに、種々の壁面構成の
部屋を容易に構成することもできる。
を増減することができる、とともに、種々の壁面構成の
部屋を容易に構成することもできる。
第1図ないし第3図は、この発明の一実施例を示すもの
で、第1図は縦断面説明図、第2図は同上の壁構造体の
一部切断斜視図、第3図は壁体パネルによって構成した
壁構造体の斜視図である。 1、la・・・・−室 内 2・−・−天井材 3.3a、3b−−−・・・壁構造体 3u、3v、3w・−・−壁体パネル 4・・・・−床 材 5.5a−−一中空部 6.6a−−−一上部開口部 7.7a−−−一下部開口部 8.8a−−一空気孔 9.9a−一空気孔 10−−−空調機器 11.12−一空調パイブ 13・−一中仕切材 14・−一空調空気流路 15−−−一還流空気流路 16・−・−開閉扉 第2図
で、第1図は縦断面説明図、第2図は同上の壁構造体の
一部切断斜視図、第3図は壁体パネルによって構成した
壁構造体の斜視図である。 1、la・・・・−室 内 2・−・−天井材 3.3a、3b−−−・・・壁構造体 3u、3v、3w・−・−壁体パネル 4・・・・−床 材 5.5a−−一中空部 6.6a−−−一上部開口部 7.7a−−−一下部開口部 8.8a−−一空気孔 9.9a−一空気孔 10−−−空調機器 11.12−一空調パイブ 13・−一中仕切材 14・−一空調空気流路 15−−−一還流空気流路 16・−・−開閉扉 第2図
Claims (3)
- (1)建物の壁構造体を中空部を有する中空構造とし、
この壁構造体の内部に、空調処理された空気を流通させ
て、この空気と壁構造体との間で熱交換をさせるととも
に、前記壁構造体に設けた開口部によって、壁構造体と
建物内との間を前記空気が流通できるようにしてなるこ
とを特徴とする壁冷暖房システム。 - (2)壁構造体の内部に、空調機構から送り出された空
気の流路と、空調機構に還流する空気の流路とを設けて
、空調処理された空気を流通させることを特徴とする請
求項1記載の壁冷暖房システム。 - (3)内部に空気の流路を有する壁構造体の上下部に開
閉自在の開口部を設けて、壁構造体と建物内との間の空
気の流通を可能とした請求項1または2記載の壁冷暖房
システム。(4)壁構造体は、中空部を有する中空構造
よりなる複数の壁体パネルを連続して形成して成ること
を特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の壁冷暖房
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1146765A JPH0313746A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 壁冷暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1146765A JPH0313746A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 壁冷暖房システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0313746A true JPH0313746A (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=15415058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1146765A Pending JPH0313746A (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | 壁冷暖房システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8607822B2 (en) | 2008-09-22 | 2013-12-17 | X-Changer, Llc. | Heating and air conditioning system |
JP2019190697A (ja) * | 2018-04-23 | 2019-10-31 | 清水建設株式会社 | パーソナル空調システム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5218559B2 (ja) * | 1974-04-26 | 1977-05-23 | ||
JPS6441730A (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-14 | Matsushita Seiko Kk | Air conditioner |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP1146765A patent/JPH0313746A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5218559B2 (ja) * | 1974-04-26 | 1977-05-23 | ||
JPS6441730A (en) * | 1987-08-06 | 1989-02-14 | Matsushita Seiko Kk | Air conditioner |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8607822B2 (en) | 2008-09-22 | 2013-12-17 | X-Changer, Llc. | Heating and air conditioning system |
JP2019190697A (ja) * | 2018-04-23 | 2019-10-31 | 清水建設株式会社 | パーソナル空調システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002256637A (ja) | 建物のダブルスキン | |
JP3152415U (ja) | 家屋構造 | |
JPH0313746A (ja) | 壁冷暖房システム | |
JPH05141708A (ja) | 輻射冷暖房パネル | |
JP3818378B2 (ja) | スリム形エアコン | |
JPH11182893A (ja) | 住宅空調装置 | |
JP2011002104A (ja) | 空調システム | |
JPH04203833A (ja) | 空調システム | |
JPH01296031A (ja) | 空気調和装置 | |
JPH0252939A (ja) | 放射式空調装置 | |
JP3290007B2 (ja) | 空調システム | |
JPH07101109B2 (ja) | 天井設置用空調換気ユニット | |
JPH11223377A (ja) | 建物の空調構造 | |
JPS6328345Y2 (ja) | ||
JP3729363B2 (ja) | 家屋 | |
JPH05340599A (ja) | 住宅における空調装置 | |
JPH074687A (ja) | 換気システム | |
JP2000291977A (ja) | 家屋の空調システム | |
JPH0642769A (ja) | ペリメータ・インテリア系統一体型空調機 | |
JPH0796935B2 (ja) | 温輻射付き往復形窓際空調方式 | |
JPH04194547A (ja) | 住宅用柱装置 | |
JPH0792274B2 (ja) | 居住域用空調装置 | |
JPH09217947A (ja) | 家屋の空調システム | |
JPH06100348B2 (ja) | 冷暖房、加、除湿兼用空調機 | |
JPH04292720A (ja) | 熱回収型空調設備 |