JPH11263507A - 用紙処理装置 - Google Patents

用紙処理装置

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JPH11263507A
JPH11263507A JP10068868A JP6886898A JPH11263507A JP H11263507 A JPH11263507 A JP H11263507A JP 10068868 A JP10068868 A JP 10068868A JP 6886898 A JP6886898 A JP 6886898A JP H11263507 A JPH11263507 A JP H11263507A
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paper
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paper sheets
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JP10068868A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shimoyama
宏 下山
Keiji Okumura
啓二 奥村
Kazuhisa Kondo
一寿 近藤
Sadahiro Matsuura
貞博 松浦
Toru Nibu
亨 丹生
Tadakazu Okitsu
忠和 興津
Yoshio Sugishima
芳雄 杉島
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステイプル処理などの処理の有無や用紙サイ
ズの違いを考慮して,それぞれの場合に適した最大スタ
ック枚数にて動作する用紙処理装置を提供する。 【解決手段】用紙の積載枚数に応じて降下する排出トレ
イの位置を検知する検知センサを複数設ける(中間位置
検出センサ12,下限位置検出センサ13)。これらは
それぞれ上記排出トレイ上へスタックできる所定の用紙
枚数に対応させる。そして,図示しない制御部にて,こ
れから処理しようとする用紙へのステイプル処理の有無
及び/若しくは用紙サイズに基づいてそれぞれ適当な最
大スタック枚数を設定し,処理を開始する。上記排出ト
レイ上に順次用紙が排出されて積載され,上記排出トレ
イが上記設定した最大スタック枚数に対応する検知セン
サにより検知されると,上記制御部は処理を一時中断さ
せると共に,上記排出トレイ106上に排出された用紙
Pの除去を要求するためのメッセージ等を例えば図示し
ない表示部に表示する。これにより,例えば多量スタッ
ク時の安定度や総重量を考慮してそれぞれの場合に適し
た最大スタック枚数にて動作させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えば複写機,プ
リンタ等の画像形成装置で画像形成処理が施された用紙
に所定の処理を施す用紙処理装置に係り,詳しくは,積
載された用紙の枚数に応じて降下する排出トレイが所定
の下限位置に到達するまで上記排出トレイ上に用紙を排
出することが可能な用紙処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機,プリンタ等の画像形成装
置により画像が転写された比較的多量の用紙について綴
じ処理(ステイプル処理)などの所定の処理を施したい
場合がある。この場合には,例えば上記画像形成装置の
排出側に設置して上記ステイルプル処理などの所定の処
理を自動的に行う用紙処理装置,いわゆるフィニッシャ
ーを用いるのが便利である。図6は,上記フィニッシャ
ーの簡略的な構成の一例を示すものである。上記フィニ
ッシャーA0は複写機等の画像形成装置200の用紙排
出側に,例えば着脱自在に連結される。上記画像形成装
置200から排出された用紙Pは,矢印Y101で示す
ように当該フィニッシャーA0内に搬入され,搬入ロー
ラ102a及び搬入ガイド102bを有する搬入部10
2を介して,矢印Y102で示すように中間トレイ10
1へ搬入される。上記中間トレイ101には,該中間ト
レイ101に沿って上下可能な束搬送用爪103が設け
られており,常時は中間トレイ101の下部に位置して
いる。上記中間トレイ101内に搬入された用紙Pは上
記束搬送用爪103によって端部が揃えられた状態で順
次載置される。また,上記束搬送用爪103の常時位置
近傍には,例えばステイプルユニット104が設けられ
ており,上記中間トレイ内に所定枚数搬入され,上記束
搬送用爪103によって端部が位置合わせされた一組の
用紙Pに対して必要に応じてステイプル処理が行われ
る。上記ステイプル処理が終了した一組の用紙Pは,上
記束搬送用爪103の上昇移動によって中間トレイ10
1の上方向へ束搬送され,束排出ローラ105を介して
矢印Y103で示すように排出トレイ106上に排出さ
れ,積載される。上記排出トレイ106は,その上に積
載された用紙Pの枚数に応じて上下可能に構成されてお
り,その上下動はフィニッシャーA0本体側に設けられ
た用紙検知センサ107及び下限位置検出センサ108
からの検出信号に基づいて図示しない制御部により制御
される。即ち,上記排出トレイ106上に用紙Pが排出
されて積載され,上記用紙検知センサ107により用紙
Pの最上層部が検知されると,上記排出トレイ106
は,上記用紙検知センサ107で用紙Pが検知されない
位置,若しくはそれよりも若干低い位置まで移動するよ
うに制御される。用紙Pが継続して多量に排出され,そ
れに従って下降を続けた上記排出トレイ106が上記下
限位置検出センサ108により検知されると(図6に破
線で示す状態),上記制御部は当該フィニッシャーA0
による処理を一時中断させると共に,上記排出トレイ1
06上に排出された用紙Pの除去を要求するためのメッ
セージ等を例えば図示しない表示部に表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上記従来の
フィニッシャーA0においては,上記排出トレイ106
上への用紙の最大スタック枚数は,用紙Pのサイズやス
テイプル処理の有無に関係なく,常に一定であった。即
ち,常に,唯一つ設けられた上記下限位置検出センサ1
08による上記排出トレイ106の検知により最大スタ
ック枚数への到達が判断されていた。ところが,最大ス
タック枚数での用紙の総重量は用紙Pのサイズによって
大きく異なるため,全てのサイズで上記最大スタック枚
数を同じとすると,その最大スタック枚数は最大サイズ
の用紙Pを基準として設定しなければならなかった。従
って,例えば上記排出トレイ106がA4サイズの用紙
を3000枚スタック可能な強度に設計されたとして
も,最大スタック枚数はA3サイズに合わせて例えば一
律1500枚に設定しなければならなかった。また,ス
テイプル処理を施した用紙を多量にスタックすると,ス
テイプル位置が他の部分よりも盛り上がって不安定な状
態となるため,ステイプル処理を施さない用紙を基準と
して最大スタック枚数を設定すると,ステイプル処理を
施した用紙がスタック途中で崩れてしまう可能性があっ
た。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,そ
の目的とするところは,ステイプル処理などの処理の有
無や用紙サイズの違いを考慮して,それぞれの場合に適
した最大スタック枚数にて動作する用紙処理装置を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,必要に応じて所定の処理を施した用紙を,
積載された用紙の枚数に応じて降下する排出トレイ上に
排出する排紙手段を具備し,上記排出トレイが所定の下
限位置に到達するまで上記排出トレイ上に用紙を排出す
ることが可能な用紙処理装置において,上記排出トレイ
上に排出される用紙の上記所定の処理の有無及び/若し
くはサイズに基づいて,上記所定の下限位置を変更する
ことを特徴とする用紙処理装置として構成されている。
本発明は,上記所定の処理として,例えばステイプル処
理など,排出トレイ上での用紙の安定度に影響を与える
処理を行う場合に特に有効である。
【0005】
【作用】本発明に係る用紙処理装置によれば,用紙サイ
ズや例えばステイプル処理の有無など,排出トレイ上に
多量にスタックした場合の用紙の安定度や総重量に関係
するパラメータに基づいて排出トレイの移動下限位置,
即ち用紙の最大スタック枚数が変更される。従って,用
紙の安定度を維持しつつ,なるべく多量にスタックでき
るように制御することが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して,本発明
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は本発明を具
体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する
性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の形
態に係るフィニッシャーA1の排出トレイ10周辺の概
略構成を示す側面図,図2は上記フィニッシャーA1の
全体概略構成を示す側面断面図,図3は中間位置検出セ
ンサ12の動作状態を示す説明図,図4は排出トレイ1
0の位置と中間位置検出センサ12の動作との関係を示
す説明図,図5は用紙の最大スタック枚数の設定手順を
示すフローチャートである。本実施の形態に係るフィニ
ッシャーA1は,本発明に係る用紙処理装置を画像形成
装置などの後処理装置であるフィニッシャーとして具現
化したものであり,図2に示すような概略構成を有して
おり,図2の右側側面において画像形成装置(不図示)
と連結される。
【0007】以下,上記フィニッシャーA1の処理動作
を,各部の概略構成と共に説明する。画像形成装置(不
図示)から排出された用紙Pは,矢印Y1に示すように
搬入口1からフィニッシャーA1内に搬入される。上記
搬入口1内に搬入された用紙Pは,搬送ローラ2により
引き込まれ,搬送路3内を矢印Y2方向に搬送される。
上記搬送路3の下流側には,4組の搬送ローラ対4a,
4b,4c,4dが配置され,上記各搬送ローラ対の間
にはそれぞれ分岐爪5a,5b,5cが揺動可能に配置
されている。上記分岐爪5a,5b,5cは,図2に実
線と一点鎖線とで示す2つの位置に切り換え可能であ
り,各分岐爪5a,5b,5cをそれぞれ個別に切り換
えることにより図2に示す矢印Y3a,Y3b,Y3
c,Y3dの4通りの搬送経路を選択することが可能で
ある。用紙Pが上記搬送路3内を搬送されてくると,上
記各分岐爪5a,5b,5cは上記用紙Pのサイズに応
じてそれぞれ個別に切り換えられる。そして,用紙P
は,例えばA3サイズであれば搬送経路Y3aを,B4
サイズであれば搬送経路Y3bをというように,サイズ
によって異なる搬送経路を介して中間トレイ6内に搬送
される。このように,用紙のサイズに応じて搬送路を使
い分けることにより,既に中間トレイ6内に搬入された
用紙の裏側に次に搬入される用紙がもぐり込んで用紙の
順序が変わってしまう不具合が防止できる。上記中間ト
レイ6内に搬入された用紙Pは,所定の枚数になるまで
ここに一旦収納される。ここで,上記中間トレイ6は,
垂直方向から少し傾けて設けられており,その下部に
は,該中間トレイ6に沿って上昇可能な束搬送用爪7が
設けられている。上記中間トレイ6内に順次搬入される
用紙Pの下端は,この束搬送用爪7で支持される。ま
た,上記束搬送用爪7の近傍にはステイプルユニット8
が設けられており,上記中間トレイ6内に所定枚数が収
納され,上記束搬送用爪7によって下端が位置合わせさ
れた一組の用紙Pについて必要に応じてステイプル処理
を行う。必要に応じて上記ステイプル処理が施された一
組の用紙Pは,上記束搬送用爪7の上昇移動によって矢
印Y4方向に束搬送され,束排出ローラ9により矢印Y
5で示すように排出トレイ10上に排出される。上記排
出トレイ10は,その上に排出された用紙Pの枚数に応
じて上下動可能に構成されている。ここで,上記用紙P
を上記排出トレイ10上に排出するための構成,例えば
上記束搬送用爪7や上記束排出ローラ9等が上記排紙手
段の一例である。
【0008】以下,図1を用いて,上記排出トレイ10
の構成及びその動作について詳述する。図1に示すよう
に,上記排出トレイ10の移動経路付近には,用紙検知
センサ11,中間位置検出センサ12,及び下限位置検
出センサ13の3つのセンサが設けられている。上記用
紙検知センサ11は,上記排出トレイ10上にスタック
された用紙Pを検出する透過型センサであり,上記排出
トレイ10の移動上限位置よりも若干上方の位置に設け
られている。上記排出トレイ10上に用紙Pが順次排出
され,上記用紙検知センサ11によりそれらの用紙Pが
検知されると,上記排出トレイ10は,図示しない制御
部により,上記用紙検知センサ11で用紙Pが検知され
ない位置,若しくはそれよりも若干低い位置まで移動す
るように制御される。上記下限位置検出センサ13は,
上記排出トレイ10が移動下限位置(図1の10″で示
す位置)にきた時に上記排出トレイ10の突起部10a
を検出できる位置に設置されており,この下限位置検出
センサ13により上記排出トレイ10の下限位置への到
達が検出される。ここでは,上記排出トレイ10の下限
位置は,約3000枚の用紙をスタックしたときの高さ
に設定されている。上記中間位置検出センサ12は,上
記排出トレイ10が所定の中間位置(図1の10′で示
す位置)にきた時に上記排出トレイ10の突起部10a
を検出できる位置に設置されており,この中間位置検出
センサ12により上記排出トレイ10の上記中間位置へ
の到達が検出される。ここでは,上記排出トレイ10の
中間位置は,約1500枚の用紙をスタックしたときの
高さに設定されている。ここで,上記中間位置検出セン
サ12は,図3に示すように,2つのレバー14a,1
4bよりなる検知レバー14と,上記検知レバー14に
取り付けられたコイルバネ16とを具備して構成されて
いる。上記検知レバー14は,支点15を中心としてレ
バー14aを水平にした状態(図3(a))とレバー1
4bを水平にした状態(図3(b))との間で揺動自在
に取り付けられている。また,図3(a),(b)に示
すように,上記検知レバー14の上記2つの状態は上記
コイルバネ16の付勢力によりそれぞれ保持される。
【0009】続いて,上記中間位置検出センサ12によ
る上記排出トレイ10の検知方法について簡単に説明す
る。上記中間位置検出センサ12は,上記排出トレイ1
0が上記中間位置よりも上方にあるとき(図4(a))
には,図3(a)に示すようにレバー14aを水平にし
た状態が保持されている。用紙Pが順次排出されて上記
排出トレイ10が徐々に降下し,突起部10aによって
上記レバー14aが下方向に押されると,上記検知レバ
ー14は上記コイルバネ16の付勢力に抗して上記支点
15を中心に反時計回りに回転を始める。そして,ある
角度回転すると,上記コイルバネ16の付勢力の方向が
上記検知レバー14を反時計回りに回転させる方向へと
変化し,それにより上記検知レバー14は図3(b)に
示すようにレバー14bを水平にした状態まで回転す
る。これにより,上記排出トレイ10の上記中間位置へ
の到達,即ち用紙のスタック枚数が1500枚となった
ことが検知される。その後,上記排出トレイ10が上記
中間位置よりも下方にある間(図4(b))は,上記検
知レバー14は図3(b)の状態が保持される。続い
て,当該フィニッシャーA1による用紙Pに対する一連
の処理が終了し,上記排出トレイ10上にスタックされ
た用紙Pが取り除かれると,上記排出トレイ10は自動
的に上昇を始める。そして,上記中間位置を上向きに通
過する際には,上記突起部10aによって上記レバー1
4bが上方向に押され,上記検知レバー14は上記コイ
ルバネ16の付勢力に抗して上記支点15を中心として
時計回りに回転を始める。そして,ある角度回転する
と,上記コイルバネ16の付勢力の方向が上記検知レバ
ー14を時計回りに回転させる方向へと変化し,それに
より上記検知レバー14は図3(a)に示すようにレバ
ー14aを水平にした状態まで回転する。これにより,
上記排出トレイ10の上記中間位置の上向きでの通過が
検知される。このように,上記中間位置検出センサ12
は,上記排出トレイ10の通過によってその状態を変化
させると共にその状態が機械的に保持されるため,例え
ばフィニッシャーA1の動作中に停電になったような場
合でも,その検知状態,即ち上記排出トレイ10が中間
位置に対して上下いずれの位置にあるかという情報が確
実に保持される。従って,電源再投入時の制御を正確且
つ迅速に行うことが可能となる。
【0010】続いて,上述した用紙検知センサ11,中
間位置検出センサ12,及び下限位置検出センサ13の
3つのセンサを用いた上記排出トレイ10上への用紙ス
タック量の制御について説明する。ここでは,ステイプ
ル処理を施していないA4サイズの用紙のみが排出され
る場合の最大スタック枚数を3000枚とし,それ以外
のサイズの用紙やステイプル処理が施されている用紙の
場合の最大スタック枚数を1500枚とした。これは,
ステイプル処理を施した用紙を多量にスタックするとス
テイプル位置が他の部分よりも盛り上がって不安定とな
ること,用紙サイズが大きい場合には同じ枚数でも重量
が大きくなること,用紙サイズがある程度小さくなると
多量にスタックしたときに不安定となることなどを考慮
したものである。図示しない制御部は,フィニッシャー
A1による処理を開始すると,処理対象とする用紙Pの
サイズとステイプル処理の有無を検出し,図5に示すフ
ローチャートに従って上記排出トレイ10上への最大ス
タック枚数を設定する。例えば,上記最大スタック枚数
は,サイズがA4でステイプル処理を施さない場合には
3000枚,サイズがA3の場合やステイプル処理を施
す場合には1500枚に設定される。用紙Pに対する処
理が進められ,上記排出トレイ10上に順次用紙Pが排
出されると,上述したように上記排出トレイ10は上記
用紙検知センサ11により用紙Pが検知されない位置ま
で順次降下する。そして,上記排出トレイ10の突起部
10aにより上記中間位置検出センサ12のレバー14
aが押し下げられ,検知レバー14が図3(a)の状態
から図3(b)の状態に変化すると,これにより上記制
御部はスタック量が1500枚に達したことを認識す
る。ここで,上記最大スタック枚数が1500枚に設定
されている場合には,上記制御部は当該フィニッシャー
A1による処理を一時中断させると共に,上記排出トレ
イ10上に排出された用紙Pの除去を要求するためのメ
ッセージ等を例えば図示しない表示部に表示する。一
方,上記最大スタック枚数が3000枚に設定されてい
る場合には,上記制御部はそのまま処理を継続させる。
そして,上記下限位置検出センサ13により上記排出ト
レイ10の突起部10aが検知されると,これにより上
記制御部はスタック量が3000枚に達したことを認識
し,当該フィニッシャーA1による処理を一時中断させ
ると共に,上記排出トレイ10上に排出された用紙Pの
除去を要求するためのメッセージ等を例えば図示しない
表示部に表示する。
【0011】以上説明したように,本実施の形態に係る
フィニッシャーA1では,用紙のサイズ及びステイプル
処理の有無に基づいて排出トレイ上への最大スタック枚
数,即ち上記排出トレイの移動下限位置を変更するた
め,例えば多量スタック時の安定度や総重量を考慮して
それぞれの場合に適した最大スタック枚数にて動作させ
ることが可能となる。
【0012】
【実施例】上記実施の形態では,用紙サイズとステイプ
ル処理の有無とに基づいて排出トレイ上への最大スタッ
ク枚数を変更するようにしたが,用紙サイズのみ,若し
くはステイプル処理の有無のみに基づいて最大スタック
枚数を変更するようにしてもよい。用紙サイズのみに基
づいて最大スタック枚数を変更する場合には,フィニッ
シャーにステイプル処理機能が搭載されている必要はな
い。また,ステイプル処理以外でも,例えば用紙揃え処
理やパンチ処理などの処理の有無に基づいて最大スタッ
ク枚数を変更するようにしてもよい。また,最大スタッ
ク枚数の設定値は2段階に限られるものではなく,3段
階以上に設定してもよい。この場合には,例えば上記中
間位置検出センサ12を複数設けることにより対応でき
る。もちろん,上記中間位置検出センサは上記実施の形
態のような構成に限られるものではなく,周知の様々な
センサを利用できる。また,上記実施の形態では,本発
明を画像形成装置の後処理装置であるフィニッシャーに
適用した例を示したが,本発明に係る用紙処理装置は例
えば複写機などの画像形成装置そのものであってもよ
い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように,本発明は,必要に
応じて所定の処理を施した用紙を,積載された用紙の枚
数に応じて降下する排出トレイ上に排出する排紙手段を
具備し,上記排出トレイが所定の下限位置に到達するま
で上記排出トレイ上に用紙を排出することが可能な用紙
処理装置において,上記排出トレイ上に排出される用紙
の上記所定の処理の有無及び/若しくはサイズに基づい
て,上記所定の下限位置を変更することを特徴とする用
紙処理装置として構成されているため,例えば多量スタ
ック時の安定度や総重量を考慮してそれぞれの場合に適
した最大スタック枚数にて動作させることが可能とな
る。また,本発明は,上記所定の処理として,例えばス
テイプル処理など,排出トレイ上での用紙の安定度に影
響を与える処理を行う場合に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るフィニッシャーA
1の排出トレイ10周辺の概略構成を示す側面図。
【図2】 上記フィニッシャーA1の全体概略構成を示
す側面断面図。
【図3】 中間位置検出センサ12の動作状態を示す説
明図。
【図4】 排出トレイ10の位置と中間位置検出センサ
12の動作との関係を示す説明図。
【図5】 用紙の最大スタック枚数の設定手順を示すフ
ローチャート。
【図6】 従来のフィニッシャーA0の全体概略構成を
示す模式図。
【符号の説明】
10…排出トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 貞博 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号三 田工業株式会社内 (72)発明者 丹生 亨 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号三 田工業株式会社内 (72)発明者 興津 忠和 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号三 田工業株式会社内 (72)発明者 杉島 芳雄 大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号三 田工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要に応じて所定の処理を施した用紙
    を,載置された用紙の枚数に応じて降下する排出トレイ
    上に排出する排紙手段を具備し,上記排出トレイが所定
    の下限位置に到達するまで上記排出トレイ上に用紙を排
    出することが可能な用紙処理装置において,上記排出ト
    レイ上に排出される用紙の上記所定の処理の有無及び/
    若しくはサイズに基づいて,上記所定の下限位置を変更
    することを特徴とする用紙処理装置。
  2. 【請求項2】 上記所定の処理がステイプル処理である
    請求項1記載の用紙処理装置。
JP10068868A 1998-03-18 1998-03-18 用紙処理装置 Pending JPH11263507A (ja)

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