JPH1126346A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JPH1126346A JPH1126346A JP17406597A JP17406597A JPH1126346A JP H1126346 A JPH1126346 A JP H1126346A JP 17406597 A JP17406597 A JP 17406597A JP 17406597 A JP17406597 A JP 17406597A JP H1126346 A JPH1126346 A JP H1126346A
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Abstract
の発生を防止する。 【解決手段】 薬液処理ユニット6を備えた基板処理装
置において、この薬液処理ユニット6が配置される薬液
処理領域付近の装置構成部材、例えば、装置のフレーム
10や外扉22、23などの少なくとも表面を耐腐食性
材料で形成した。
Description
晶表示器用のガラス基板、フォトマスク用のガラス基
板、光ディスク用の基板などの基板に、レジスト塗布処
理や現像処理などの所定の薬液処理を施す薬液処理部を
備えた基板処理装置に係り、特には、装置構成部材の薬
液による腐食を防止するための技術に関する。
や支柱などからなるフレーム(台枠部分)に基板搬送装
置や、薬液処理ユニット、その他の基板処理ユニットな
どが組み込まれ、側面にカバーや扉などが取り付けられ
て構成されている。
来、鉄鋼材料を母材とし、溶接などによって適宜の台枠
形状に形成してから、その表面に例えば錆止めの塗料を
スプレー塗装していた。
理ユニットで使用される薬液がフレームや、その他の薬
液処理ユニット付近の装置構成部材に付着することがあ
り、この薬液が付着した部分の表面の塗料が薬液により
剥がれ、それがパーティクルとなって基板を汚染すると
いう問題があった。さらには、塗料の剥がれた部分から
装置構成部材の母材が腐食したり錆が発生するなどに起
因して金属パーティクルが発生し、基板が汚染されると
いう問題もあった。
たものであって、薬液によるパーティクルの発生を防止
する基板処理装置を提供することを目的とする。
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、本発明は、薬液処理部を備えた基板処理装置におい
て、前記薬液処理部が配置される薬液処理領域付近の装
置構成部材の少なくとも表面を耐腐食性材料で形成した
ことを特徴とするものである。
が配置される薬液処理領域付近の装置構成部材の少なく
とも表面を耐腐食性材料で形成したので、薬液処理部で
使用される薬液が装置構成部材の表面に付着しても装置
構成部材の表面が剥がれたり、装置構成部材の母材が腐
食したり、錆が発生するようなことはなく、それらに起
因するパーティクルの発生を防止することができる。
腐食性材料で形成するためには、装置構成部材の母材の
表面に耐腐食性材料をコーティングしてもよいし、装置
構成部材の母材そのものを耐腐食性材料で形成してもよ
い。
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
基板処理装置の全体構成を示す平断面図、図2はその正
面図、図3はプロセスモジュールの縦断面図、図4は装
置のフレームの構成を示す斜視図である。
ハ)Wにレジスト塗布処理や現像処理などの薬液処理を
施すとともに熱処理も施すための装置であり、大きく分
けて、未処理基板Wを保管したり処理済基板Wを保管す
る部分(インデクサモジュール)1と、基板処理に係る
プロセスモジュール2とから構成されている。
板Wを多段に積層収納したカセットCが複数個(図では
4個)一列状態に載置可能に構成されている。インデク
サモジュール1は、各カセットCに対する基板Wの出し
入れや、プロセスモジュール2内の基板搬送装置7との
間で基板Wの受け渡しなどを行う基板移載装置4も備え
ている。
めのベークユニット5や、薬液処理を施す薬液処理ユニ
ット6などの基板処理ユニットと、各基板処理ユニット
5、6へ所定の順番で基板Wを搬送するとともに、各基
板処理ユニット5、6に対して基板Wを搬入/搬出する
基板搬送装置7とを備えている。
は、ベース11に複数本の支柱12が立設されるととも
に、梁13が適宜の支柱11間に架け渡されるように溶
接などによって溶着され、図4に示すような形状に形成
され、ベークユニット5を配設する基台部分14aや薬
液処理ユニット6を配設する基台部分14b、基板搬送
装置7を配設する空間15、薬液や純水などの処理液タ
ンクや制御装置(コンピュータのボードなど)、その他
各種の配線や配管などを配設する空間16a、16bな
どが設けられている。
15に組み込まれ、ベークユニット5は前記基台部分1
4aの上に配置して組み込まれ、さらに、薬液処理ユニ
ット6は基板搬送装置7を挟んでベークユニット5に対
向するように前記基台部分14bの上に配置して組み込
まれている。
付けられている。一方、空間16bの外側面にはメンテ
ナンスが行えるように開閉自在の外扉22が取り付けら
れ、薬液処理ユニット6の外側面にもメンテナンスが行
えるように開閉自在の外扉23が取り付けられている。
また、ベークユニット5、薬液処理ユニット6、基板搬
送装置7の上方(プロセスモジュール2の天井部分)に
は、フィルターユニット30、31、32が配設されて
いる。各フィルターユニット30〜32には、粉塵を除
去するための粉塵除去フィルター(ULPAフィルター
など)を備えており、プロセスモジュール2内で化学増
幅型レジストを扱う場合には化学吸着フィルターなども
備えられる。ベークユニット5と基板搬送装置7の上方
のフィルターユニット30、32にはファンも備えてい
て、装置外の空気を取り込んで除去物を取り除いた清浄
気体を装置の上方から下方へと流下させるように構成さ
れている。また、薬液処理ユニット6の上方のフィルタ
ーユニット31には、ダクト33を介して所定の温湿度
に調整された空気が供給され、除去物が取り除かれた所
定の温湿度の清浄気体が薬液処理ユニット6内を上方か
ら下方へと流下されるように構成されている。
置される薬液処理領域付近の装置構成部材の少なくとも
表面を耐腐食性材料で形成している。
される領域である。この薬液処理領域付近の装置構成部
材としては、フレーム10全体(フレーム10を構成す
るベース11および全ての支柱12と梁13)、扉2
2、23(の少なくとも装置内側の内周面)を含む。ま
た、薬液処理ユニット6内は気体が流下されているの
で、フィルターユニット31に薬液が付着する可能性は
少ないが、必要に応じてフィルターユニット31のフレ
ームなども後述する耐腐食性処置を施す対象部材として
もよい。なお、薬液処理ユニット6を構成する部材(薬
液処理ユニット6を囲む壁面部材も含む)には適宜の耐
薬(あるいは耐腐食性)処置が施されている。
方の領域以外にも基板搬送領域や熱処理領域の下方領域
にも及んでいるが、このフレーム10の一部(薬液処理
領域の下方の領域)のみを耐腐食性材料で形成したり、
フレーム10の一部の表面のみに耐腐食性材料をコーテ
ィングすると、フレーム10を製造する上で手間である
ので、本実施形態では、フレーム10全体を耐腐食性処
置の対象部材としている。
表面を耐腐食性材料で形成するためには、以下の手段が
採用できる。
るステンレスや特殊合金(チタン合金、アルミ合金な
ど)、PVC(Poly vinyl chloride:塩化ビニル樹脂)
などで形成する。
しも耐腐食性でなくてもよい)で形成し、その表面に、
以下のように耐腐食性材料をコーティングする。 (a) フッ素樹脂をコーティングする。 (b) ニッケルメッキやクロムメッキ、ニッケル−クロム
メッキを施す。 (c) レイデント処理を施す。
装置に組み込まれる薬液処理ユニット6で用いられる薬
液の種類などに応じて決めればよい。
な形状のフレーム10を形成し、そのフレーム10全体
をメッキ槽に浸漬して所望のメッキ層をフレーム10の
表面に形成する。
液処理ユニット6で用いられる薬液がベース11上に落
下したり、あるいは、フレーム10の支柱12や梁1
3、扉22、23の内周面を付着しても、その部分が剥
がれてパーティクルが発生したり、錆などの金属パーテ
イクルが発生するような不都合を防止できる。
によれば、薬液処理部が配置される薬液処理領域付近の
装置構成部材の少なくとも表面を耐腐食性材料で形成し
たので、薬液によるパーティクルの発生を防止すること
ができ、基板の汚染を軽減することができる。
構成を示す平断面図である。
す正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 薬液処理部を備えた基板処理装置におい
て、 前記薬液処理部が配置される薬液処理領域付近の装置構
成部材の少なくとも表面を耐腐食性材料で形成したこと
を特徴とする基板処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17406597A JP3942240B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 基板処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17406597A JP3942240B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 基板処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1126346A true JPH1126346A (ja) | 1999-01-29 |
JP3942240B2 JP3942240B2 (ja) | 2007-07-11 |
Family
ID=15972021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17406597A Expired - Fee Related JP3942240B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 基板処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3942240B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006030953A1 (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-23 | Ebara Corporation | 基板洗浄処理装置及び基板処理ユニット |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17406597A patent/JP3942240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006030953A1 (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-23 | Ebara Corporation | 基板洗浄処理装置及び基板処理ユニット |
JP2006114884A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-04-27 | Ebara Corp | 基板洗浄処理装置及び基板処理ユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3942240B2 (ja) | 2007-07-11 |
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