JP3431419B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP3431419B2
JP3431419B2 JP26514496A JP26514496A JP3431419B2 JP 3431419 B2 JP3431419 B2 JP 3431419B2 JP 26514496 A JP26514496 A JP 26514496A JP 26514496 A JP26514496 A JP 26514496A JP 3431419 B2 JP3431419 B2 JP 3431419B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハや
液晶表示パネル用ガラス基板あるいは半導体製造装置用
ガラス基板等の基板を処理液槽に貯留された処理液中に
浸漬して処理する基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような基板処理装置においては、図
7に示すように、基板Wを基板搬送装置2のチャック3
により保持した状態で搬送し、この基板Wを処理液槽に
貯留された処理液中に浸漬してその表面を処理するよう
に構成されている。そして、このような基板処理装置に
おいては、大気中のパーティクルや処理液から発生する
ミスト等を装置外に速やかに排出するため、気流発生手
段により、ダウンフローと呼称される処理液槽の上方か
ら流下する清浄な気体の流れを発生させるように構成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】基板Wが処理液槽に貯
留された処理液から引き上げられている状態や基板Wが
基板搬送装置2により搬送されている状態において、基
板Wにダウンフローによる気流が当たった場合には、基
板Wの表面において処理液の乾燥が促進され、図7に示
すように、基板Wの上方から下方に向かって順次乾燥が
進行する。なお、図7に示す基板Wの斜線部分は処理液
が未だ乾燥していない領域を示し、それ以外の部分は処
理液が既に乾燥している領域を示す。
【0004】このように、基板Wの表面に付着した処理
液が上方から下方に向かって順次乾燥した場合には、基
板Wの処理品質が低下するという問題が生ずる。例え
ば、処理液としてフッ酸等のエッチング液を使用した場
合においては、基板Wの表面における乾燥した領域と乾
燥していない領域においてエッチング量に差が生じ、エ
ッチング処理後の処理の均一性が損なわれる。また、処
理液として純水を使用した場合においては、基板Wの表
面における乾燥した領域と乾燥していない領域の境界部
分で基板W表面の酸化が生じ、その結果基板Wの表面に
不要な酸化膜が生成される。
【0005】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、基板Wの不均一な乾燥による処理品質
の低下を防止することができる基板処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板を処理するための処理液を貯留する処理液槽
と、そこに保持した基板を前記処理液槽に浸漬すること
により当該基板を処理するとともに、処理の終了した基
板を前記処理液槽から次の処理部に搬送する基板搬送装
置と、前記処理液槽の上方から流下する気流を発生させ
る気流発生手段とを 有する基板処理装置において、前記
搬送手段は、上下移動可能な支持部材と、基板を保持す
る一対のチャックとを有すると共に、前記一対のチャッ
クは、前記支持部材に軸止されて回転可能な一対の回転
軸と、前記一対のチャックに保持された基板の上方を覆
う一対のカバーとを有することを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の基板処理装置において、前記一対のチャックのうち、
前記搬送手段の進行方向の上流側に位置する一方のチャ
ックに、基板の前方を覆うカバーを配設したことを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1はこの発明に係る基板処理装置の
概要図であり、図2は基板搬送装置21の斜視図であ
る。なお、この実施の形態においては、略円形の半導体
基板Wを処理する基板処理装置にこの発明を適用してい
る。
【0009】これらの図において、12は処理液を貯留
した処理液槽である。処理液槽12に貯留された処理液
は、ポンプ13の作用により、オーバフロー槽14およ
びフィルター15を介して循環する。
【0010】処理液槽12の上方には、図示しないファ
ン等により発生した気流を通過させることにより清浄な
ダウンフローを形成するためのフィルター16が配設さ
れている。ダウンフローによる清浄な気体の流れは、図
1において矢印で示すように、フィルター16から流下
し、処理装置内で発生したパーティクルや処理液のミス
トとともに処理装置外に強制排気される。
【0011】基板処理装置内には基板搬送装置21が配
設されている。この基板搬送装置21は、基板搬送装置
21の通路22内を図2に示すX方向(図1における紙
面に垂直な方向)に往復走行可能な走行部材23と、走
行部材23に対して上下移動可能な支持部材24と、支
持部材24に支持された一対のチャック25とを有す
る。
【0012】一対のチャック25は、それぞれ、支持部
材24に軸止されて回動可能な一対の回転軸26と、一
対の回転軸26から垂下する支持棒27と、支持棒27
間に架設された基板保持棒28とを有する。各基板保持
棒28には、複数の基板Wの側縁を保持するための保持
溝が刻設されている。そして、一対の回転軸26には、
チャックに保持された基板Wの上方を覆う一対の板状の
カバー30が配設されている。
【0013】この基板搬送装置21により基板Wを保持
した状態で、基板Wを処理液槽12に浸漬した後処理液
槽12から引き上げ、あるいは、処理液槽12から図示
しない次の処理部である処理液槽や乾燥装置に搬送する
場合においては、基板搬送装置21に保持された複数の
基板W上方位置にはカバー30が配設されていることか
ら、フィルター15から流下するダウンフローによる気
流はこのカバー30により遮られる。このため、ダウン
フローによる気流により基板W表面に付着した処理液の
乾燥が促進され、基板Wの上方の領域のみが乾燥するこ
とに起因する基板Wの処理品質の低下を防止することが
できる。
【0014】なお、この実施形態においては、一対のカ
バー30を、一対のチャック25における処理液槽12
に貯留された処理液に侵入しない部分たる一対の回転軸
26に配設している。このため、基板Wを処理液槽12
中に浸漬する場合においても、カバー30が処理液中に
侵入することはない。なお、一対のカバー30にかえ
て、支持部材24に片持ち式に付設された単一のカバー
を使用してもよい。
【0015】次に、この発明の他の実施形態について説
明する。図3は第2実施形態に係る基板搬送装置41の
斜視図である。なお、図2に示す基板搬送装置21と同
一の部材については同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0016】この基板搬送装置41は、一方のチャック
25に、さらにカバー42を配設した点が図2に示す基
板搬送装置21と異なる。すなわち、この基板搬送装置
41においては、処理液槽12中に浸漬された基板Wを
基板搬送装置41の一対のチャック25により保持して
引き上げた後、この基板搬送装置41を走行させて基板
Wを搬送する場合において、基板搬送装置41の進行方
向の上流側に位置するチャック25に複数の基板Wの前
方を覆うカバー42を配設することにより、基板Wが移
動する際に生ずる気流が基板Wに当たることを防止した
ものである。
【0017】この基板搬送装置41によれば、図2に示
す第1実施形態に係る基板搬送装置21同様、基板Wの
上方の領域のみが乾燥することに起因する基板Wの処理
品質の低下を防止することができ、さらに、基板Wが移
動する際に生じる気流により基板Wの走行方向上流側の
領域の乾燥が促進されることに起因する基板Wの処理品
質の低下をも防止することができる。
【0018】次に、この発明のさらに他の実施形態につ
いて説明する。図4は第3実施形態に係る基板搬送装置
51の斜視図である。なお、図2に示す基板搬送装置2
1と同一の部材については同一の符号を付して説明を省
略する。
【0019】この基板搬送装置61は、一対のチャック
25配設されたカバー30に換えて、基板Wの外周部の
曲率に対応して湾曲した一対のカバー60を、基板Wに
近接させた状態で支持棒27に付設した点が図2に示す
基板搬送装置21と異なる。この基板搬送装置61にお
いては、カバー60を一対のチャック25に保持された
基板Wにより近接させて配置することができることか
ら、ダウンフローによる気流をより有効に遮蔽すること
ができる。
【0020】上述した実施の形態においては、カバー3
0および60として、チャック25に保持された基板W
の上方全域を遮蔽する形状のものを使用した場合につい
て説明したが、基板Wの上方位置において基板Wの一部
を覆う構成としてもよい。すなわち、ダウンフローによ
る気流の作用により、基板Wの上端部から順次乾燥が進
行することを考慮すると、基板Wとして略円形の半導体
基板等を使用する場合においては、図5に示すように、
少なくともその上端部を含む領域を覆うことのできるカ
バー70を使用することにより、基板Wの上端部からの
乾燥の進行を防止することもできる。また、基板Wとし
て角形の液晶表示パネル用ガラス基板等を使用し、これ
を傾斜させて搬送する場合においては、図6に示すよう
に、少なくとも基板Wの上端の角部を含む領域を覆うこ
とのできるカバー80を使用することにより、基板Wの
上端部からの乾燥の進行を防止することもできる。
【0021】また、上述した実施の形態においては、い
ずれも、カバー30、60、70、80として、気流を
完全に遮蔽しうるものを使用しているが、カバー30、
60、70、80として例えば網状のものや多孔性のも
のを使用し、気流の一部を遮蔽するようにしてもよい。
この明細書における遮蔽とは、このような形態をも含む
概念である。
【0022】また、上述した実施の形態においては、い
ずれも、基板Wを直接搬送装置21、41、51により
保持して搬送する場合について説明したが、基板Wをカ
セット内に収納し、このカセットを搬送装置により保持
して搬送するようにしてもよい。
【0023】さらに、上述した第1〜第3実施形態にお
いては、半導体基板を処理する基板処理装置にこの発明
を適用した場合について説明したが、この発明を液晶表
示パネル用ガラス基板や半導体製造装置用ガラス基板等
の基板を処理する基板処理装置に適用することも可能で
ある。
【0024】
【発明の効果】この発明に係る基板処理装置によれば、
搬送手段に保持された基板の上方位置に前記気流を遮蔽
するためのカバーを配設していることから、下降気流に
より基板表面に付着した処理液の乾燥が促進され基板の
上方の領域のみが乾燥することに起因する基板の処理品
質の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る基板処理装置の概要図である。
【図2】第1実施形態に係る基板搬送装置21の斜視図
である。
【図3】第2実施形態に係る基板搬送装置41の斜視図
である。
【図4】第3実施形態に係る基板搬送装置51の斜視図
である。
【図5】カバーの変形例を示す説明図である。
【図6】カバーの変形例を示す説明図である。
【図7】従来の基板搬送装置2の概要図である。
【符号の説明】
12 処理液槽 16 フィルター 21 基板搬送装置 30 カバー 41 基板搬送装置 42 カバー 51 基板搬送装置 60 カバー 70 カバー 80 カバー W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304,21/306,21/308

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を処理するための処理液を貯留する処
    理液槽と、そこに保持した基板を前記処理液槽に浸漬す
    ることにより当該基板を処理するとともに、処理の終了
    した基板を前記処理液槽から次の処理部に搬送する基板
    搬送装置と、前記処理液槽の上方から流下する気流を発
    生させる気流発生手段とを有する基板処理装置におい
    て、 前記搬送手段は、上下移動可能な支持部材と、基板を保
    持する一対のチャックとを有すると共に、前記一対のチ
    ャックは、前記支持部材に軸止されて回転可能な一対の
    回転軸と、前記一対のチャックに保持された基板の上方
    を覆う一対のカバーとを有することを特徴とする基板処
    理装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の基板処理装置において、 前記一対のチャックのうち、前記搬送手段の進行方向の
    上流側に位置する一方のチャックに、基板の前方を覆う
    カバーを配設したことを特徴とする基板処理装置。
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