JP2913363B2 - 回転処理装置 - Google Patents

回転処理装置

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JP2913363B2
JP2913363B2 JP3866494A JP3866494A JP2913363B2 JP 2913363 B2 JP2913363 B2 JP 2913363B2 JP 3866494 A JP3866494 A JP 3866494A JP 3866494 A JP3866494 A JP 3866494A JP 2913363 B2 JP2913363 B2 JP 2913363B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、半導体ウエハに半導
体デバイスを形成する工程、あるいは、LCDの製造工
程等においては、半導体ウエハあるいはLCD用ガラス
基板等を回転させて所定の処理、例えば、フォトレジス
トの塗布処理、現像処理等を施す回転処理装置、いわゆ
るスピナーが用いられている。
【0003】このような従来の回転処理装置では、例え
ば真空チャック等の吸着保持機構を具備した支持機構上
に半導体ウエハ等を載置してその裏面側を吸着保持し、
支持機構の下部に回転軸部を介して接続された駆動機
構、すなわち駆動モータによって、支持機構とともに半
導体ウエハ等を回転させるよう構成されている。そし
て、処理機構から、半導体ウエハ等の上面(表面)に例
えばフォトレジストを供給し、半導体ウエハ等を高速回
転させることによって、遠心力により、フォトレジスト
を半導体ウエハ等の全面に均一に塗布するよう構成され
ている。
【0004】なお、フォトレジストの塗布を行う回転処
理装置、あるいは、現像処理を行う回転処理装置等で
は、フォトレジストや現像液等の周囲への飛散を防止す
るため、半導体ウエハ及び支持機構の周囲を囲むよう
に、いわゆるカップが設けられている。また、カップ内
に飛散したフォトレジスト等の跳ね返りによる半導体ウ
エハ等への再付着を防止するため、通常カップ下部等か
ら排気を行うよう構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者等が鋭意研究を進めたところ、上述した従来の回転処
理装置では、以下のような問題があることが判明した。
【0006】すなわち、カップ下部等から排気及び半導
体ウエハ等の回転に伴って、カップ内には気流が生じ、
支持機構の下部、すなわち、支持機構と駆動モータとを
接続する回転軸部の周囲では、下方からカップ内に流入
する上昇気流が発生する。そして、この上昇気流によっ
て、駆動モータ等から発生した塵埃がカップ内に流入
し、半導体ウエハ等の裏面に付着する。このように、半
導体ウエハ等の裏面側に付着した塵埃は、回転処理装置
による回転処理工程においてはほとんど悪影響を及ぼさ
ないものの、後工程であるエッチング工程等において、
半導体ウエハ等が真空雰囲気及び常圧雰囲気に出し入れ
する際等に飛散して半導体ウエハの表面側に付着するこ
とがあり、歩留まりを低下させる一因となる。
【0007】本発明は、かかる従来の事情に対処してな
されたもので、従来に比べて回転処理に伴う基板への塵
埃の付着を低減することができ、歩留まりの向上を図る
ことのできる回転処理装置を提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
発明は、被処理体を載置して回転させる回転機構と、前
記被処理体に液を供給する供給機構と、前記被処理体の
周囲を囲むカップであって、上面と、前記回転機構の回
転軸との間とに、外気を取り入れるための開口部が形成
されたカップと、前記カップの前記被処理体よりも下方
位置に設けられた排気口から排気を行う排気手段と、前
記回転機構の回転軸との間に形成された前記カップの開
口部と、前記排気口との間に、前記被処理体の周縁部よ
り僅かに内側の裏面に上端部が近接する如く設けられ、
上端部外側にテーパ部が形成された円筒状部材と、前記
円筒状部材上端部と、前記被処理体裏面との間隔を、近
接および離間可能とする駆動手段とを具備したことを特
徴とする回転処理装置。
【0009】また、請求項2記載の発明は、前記円筒状
部材の内側に、前記被処理体の裏面に洗浄用のリンス液
を供給する複数のノズルを具備したことを特徴とする請
求項1記載の回転処理装置。
【0010】また、請求項3記載の発明は、前記回転機
構の回転軸部の回りに空気流路となる間隙を設けて当該
回転機構の駆動機構の周囲を覆うカバーと、前記カバー
内から排気し、前記間隙から前記カバー内に流入する気
流を形成する排気機構とを具備したことを特徴とする請
求項1または請求項2記載の回転処理装置。
【0011】また、請求項4記載の発明は、前記被処理
体の裏面側に清浄化した気体を供給する供給機構を具備
したことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれか1
項記載の回転処理装置。
【0012】また、請求項5記載の発明は、前記清浄化
した気体を供給する供給機構が、空気を供給する空気供
給機構と、この空気供給機構から供給された空気を清浄
化するフィルタ機構とを具備したことを特徴とする請求
記載の回転処理装置。請求項6記載の発明は、前記
液を供給する供給機構が、フォトレジストを供給するレ
ジスト供給機構であることを特徴とする請求項1乃至5
いずれか1項記載の回転処理装置。請求項7記載の発明
は、前記液を供給する供給機構が、現像液及びリンス液
を供給する現像機構であることを特徴とする請求項1乃
至5いずれか1項記載の回転処理装置。
【0013】
【作用】本発明の回転処理装置では、基板を回転させる
ための駆動機構から発生した塵埃が外部に飛散すること
を防止することができるので、従来に比べて回転処理に
伴う基板への塵埃の付着を低減することができ、歩留ま
りの向上を図ることができる。
【0014】また、請求項記載の回転処理装置では、
さらに、供給機構から清浄化した気体を供給することに
より、排気機構による排気に伴って、カバー内に、例え
ばフォトレジストのミスト等が侵入することを防止で
き、排気機構が、フォトレジストのミスト等によって汚
染されることを防止することができる。
【0015】本発明は、処理機構として、フォトレジス
トを塗布する塗布機構、あるいは、基板の現像を行う現
像機構を具備した回転処理装置に好適であり、また、清
浄化した気体を供給する供給機構は、空気を供給する空
気供給機構及びこの空気供給機構から供給された空気を
清浄化するフィルタ機構等によって構成することができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0017】図1は、本発明を、半導体ウエハにフォト
レジストを塗布するレジスト塗布装置に適用した一実施
例の構成を示すものである。
【0018】同図に示すように、レジスト塗布装置1に
は、半導体ウエハWの裏面中央部を支持するウエハ支持
機構2が設けられている。このウエハ支持機構2には、
図示しない真空チャック機構が設けられており、半導体
ウエハWを真空チャックによって吸着保持するよう構成
されている。
【0019】上記ウエハ支持機構2の下部には、回転軸
部3を介して駆動モータ4が接続されており、ウエハ支
持機構2とともに、半導体ウエハWを高速回転可能に構
成されている。
【0020】また、ウエハ支持機構2及び半導体ウエハ
Wの周囲を囲む如く、カップ5が設けられている。この
カップ5は、ウエハ支持機構2の周囲を囲むように同心
状に配置された環状の内カップ6と、ウエハ支持機構2
及び内カップ6を収容し処理空間を形成する外カップ7
とから構成されており、さらに、外カップ7は、上カッ
プ7aと、下カップ7bとから構成されている。
【0021】上記上カップ7aの上面には、半導体ウエ
ハWよりも若干大径の開口部8が形成されている。ま
た、下カップ7bの内側は、環状壁9によって内側と外
側に区画されており、内側底部には排気口10、外側底
部には排液口11がそれぞれ設けられている。排気口1
0は、図示しない排気装置に接続されており、一方、排
液口11は、図示しない排液収容タンクに接続されてい
る。
【0022】また、カップ5の上方には、処理機構とし
てのレジスト供給機構を構成するレジスト供給ノズル1
2が配設されている。このレジスト供給ノズル12は、
図示しないフォトレジスト収容部から所定タイミング
で、所定量のフォトレジストを、半導体ウエハW表面の
略中央に供給するよう構成されている。
【0023】さらに、本実施例においては、駆動モータ
4の周囲には、この駆動モータ4の周囲を囲み、回転軸
部3の周囲に空気流路となる間隙13を形成する如く形
成されたカバー14が配設されており、カバー14の周
囲には、清浄化空気供給機構15が配設されている。
【0024】上記カバー14の底部には、排気口16が
設けられており、この排気口16から、図示しない排気
装置によってこのカバー14内を排気するよう構成され
ている。
【0025】また、上記清浄化空気供給機構15は、カ
バー14の周囲を囲むように、環状に形成されており、
その上部には、環状に配設された例えばULPAフィル
タ等からなる空気清浄化のためのフィルタ17が設けら
れている。そして、空気供給配管18から供給された空
気を、フィルタ17によって清浄化し、半導体ウエハW
の下方に供給するよう構成されている。
【0026】なお、駆動モータ4、ウエハ支持機構2、
カバー14、清浄化空気供給機構15等は、図示しない
昇降機構により、昇降自在に構成されており、ウエハ支
持機構2を、開口部8から上方に突出させた状態で、ウ
エハ支持機構2に半導体ウエハWをロード・アンロード
するようになっている。
【0027】上述したレジスト塗布装置は、例えば、図
2に示すようなレジスト処理システムに配置される。
【0028】同図に示すレジスト処理システムには、そ
の長手方向の端部にキャリアステーション20が設けら
れている。このキャリアステーション20には、複数、
例えば4個のウエハキャリア21を載置可能とするキャ
リア載置部22が設けられており、このキャリア載置部
22の側方には、各ウエハキャリア21に対する半導体
ウエハWの搬入・搬出及び半導体ウエハWの位置決めを
行うための補助アーム23が設けられている。
【0029】上記キャリアステーション20の側方に
は、第1処理ステーション24、接続ユニット25、第
2処理ステーション26が、この順で配設されている。
【0030】第1処理ステーション24及び第2処理ス
テーション26の中央部には、本システムの長手方向に
沿って設けられた搬送路上を移動可能とされ、半導体ウ
エハWを搬送するためのメインアーム27が設けられて
おり、このメインアーム27の搬送路を挟んで、半導体
ウエハWに各種の処理を施すための装置が配列されてい
る。
【0031】図2に示す例では、第1処理ステーション
24には、ブラシ洗浄のためのブラシスクラバ28、高
圧ジェット水により洗浄を行うための高圧ジェット洗浄
機29、2台の現像装置30、及び、積み重ねるように
設けられた2台の加熱装置31が配設されている。ま
た、第2処理ステーション26には、フォトレジストを
塗布する前に半導体ウエハWに疎水化処理を施すアドヒ
ージョン処理装置32及びこのアドヒージョン処理装置
32の下部に配置されたクーリング装置33、2台ずつ
積み重ねるように設けられた合計4台の加熱装置31、
そして、2台のレジスト塗布装置1が配設されている。
【0032】なお、上記レジスト処理システムの側方に
は、図示しない露光装置等が配設される。
【0033】上記構成のレジスト処理システムでは、キ
ャリアステーション20のキャリア載置部22に載置さ
れた各ウエハキャリア21から、補助アーム23によっ
て1枚ずつ半導体ウエハWを搬出し、位置決めして、メ
インアーム27に受け渡す。そして、メインアーム27
によって、各装置1、28、29、30、31、32、
33に所定の順で搬送し、各処理を施す。そして、処理
の終了した半導体ウエハWは、メインアーム27から補
助アーム23に受け渡され、キャリア載置部22に載置
された所定のウエハキャリア21に収容される。
【0034】この時、レジスト塗布装置1によるレジス
ト塗布処理においては、前述したように、まず、ウエハ
支持機構2を、開口部8から上方に突出させ、メインア
ーム27から半導体ウエハWを受け取り、半導体ウエハ
Wを吸着保持する。
【0035】そして、ウエハ支持機構2等を下降させて
半導体ウエハWをカップ5内に位置させ、この状態で、
レジスト供給ノズル12から、フォトレジストを半導体
ウエハW表面の略中央に供給し、この後、駆動モータ4
によって、ウエハ支持機構2とともに半導体ウエハWを
高速回転させ、遠心力によってフォトレジストを半導体
ウエハW全面に均一に拡げる。
【0036】この時、排気口10からカップ5内の排気
を行うとともに、排気口16からカバー14内の排気を
行いつつ、清浄化空気供給機構15から清浄化空気の供
給を行う。これによって、上記排気口16からのカバー
14内の排気により、カバー14上部の回転軸部3の周
囲に形成された間隙13においては、図1に矢印で示す
ように、カバー14内に向かう気流が生じるが、清浄化
空気供給機構15から清浄化空気の供給が行われるた
め、カップ5内からカバー14内へ向かう方向の気流は
生じることがない。
【0037】したがって、駆動モータ4等から発生した
塵埃が、カップ5内に侵入して半導体ウエハWの裏面等
に付着することを防止することができるとともに、カッ
プ5内で発生したフォトレジストのミスト等が、カバー
14内へ侵入して駆動モータ4等が汚染されることも防
止することができる。
【0038】次に、本発明を上記したレジスト処理シス
テムの現像装置30に適用した実施例について図3を参
照して説明する。
【0039】図3に示すように、現像装置30には、半
導体ウエハWの裏面中央部を支持するウエハ支持機構5
1が設けられている。このウエハ支持機構51には、図
示しない真空チャック機構が設けられており、半導体ウ
エハWを真空チャックによって吸着保持するよう構成さ
れている。
【0040】上記ウエハ支持機構51の下部には、回転
軸部52を介して駆動モータ53が接続されており、ウ
エハ支持機構51とともに、半導体ウエハWを高速回転
可能に構成されている。
【0041】また、ウエハ支持機構51及び半導体ウエ
ハWの周囲を囲む如く、カップ54が設けられている。
このカップ54は、ウエハ支持機構51の周囲を囲むよ
うに同心状に配置された環状の内カップ55と、ウエハ
支持機構51及び内カップ55を収容し処理空間を形成
する外カップ56とから構成されている。
【0042】上記外カップ56には、上面に半導体ウエ
ハWよりも若干大径の開口部57が形成されており、底
部に排気口58、排液口59がそれぞれ設けられてい
る。排気口58は、図示しない排気装置に接続されてお
り、一方、排液口59は、図示しない排液収容タンクに
接続されている。
【0043】また、内カップ55と半導体ウエハWとの
間には、ウエハ支持機構51と同心状に筒体60が設け
られている。この筒体60は、昇降機構61によって上
下動自在とされており、筒体60の上端部62と、半導
体ウエハW裏面との間隔が、例えば1mm程度に近接し
た位置と、例えば20mm程度に離間した位置とに設定
することができるよう構成されている。
【0044】上記筒体60の上端部62は、ナイフエッ
ジ状に形成されており、筒体60の直径は、半導体ウエ
ハWの直径よりも10mm程度小径で、半導体ウエハW
のオリエンテーションフラットより内側に位置するよう
構成されている。この筒体60の内側の外カップ56底
部には、半導体ウエハWの裏面周縁部に向かって洗浄用
のリンス液を噴射する複数のリンス液噴射ノズル63が
設けられている。
【0045】なお、筒体60は、半導体ウエハWに現像
液を液盛りする際に、半導体ウエハW裏面と近接した位
置に設定され、これによって、半導体ウエハW裏面への
現像液の回り込みを防止するものである。また、リンス
液噴射ノズル63は、現像後のリンスの際に、半導体ウ
エハW裏面にリンス液を供給して、回り込んだ現像液を
洗浄するためのものである。
【0046】また、カップ54の上方には、処理機構と
しての現像液及びリンス液供給機構を構成する図示しな
い現像液供給ノズル及び図示しないリンス液供給ノズル
が配設されている。
【0047】さらに、本実施例においても、駆動モータ
53の周囲には、この駆動モータ53の周囲を囲み、回
転軸部52の周囲に空気流路となる間隙65を形成する
如く形成されたカバー66が配設されており、カバー6
6の周囲には、清浄化空気供給機構67が配設されてい
る。
【0048】そして、上記カバー66の底部には、排気
口68が設けられており、また、上記清浄化空気供給機
構67には、環状に配設された例えばULPAフィルタ
等からなる空気清浄化のためのフィルタ69、空気供給
配管70が配設されている。
【0049】上記構成の現像装置30では、ウエハ支持
機構53を、開口部57から上方に突出させ、メインア
ーム27から半導体ウエハWを受け取り、半導体ウエハ
Wを吸着保持する。
【0050】そして、ウエハ支持機構53等を下降させ
て半導体ウエハWをカップ54内に位置させ、この状態
で、現像液供給ノズル及びリンス液供給ノズルから順次
半導体ウエハW表面に現像液及びリンス液を供給し、こ
れとともに、駆動モータ53を低速及び高速回転させて
現像液及びリンス液の振り切り、乾燥を行う。
【0051】この時、前述した実施例と同様に、排気口
58からカップ54内の排気を行うとともに、排気口6
8からカバー66内の排気を行いつつ、清浄化空気供給
機構67から清浄化空気の供給を行う。これによって、
間隙65近傍には、図中に矢印で示すような気流が生
じ、前述した実施例と同様な効果、すなわち、駆動モー
タ53等から発生した塵埃が、半導体ウエハWの裏面等
に付着することを防止することができるとともに、現像
液のミスト等によって駆動モータ53等が汚染されるこ
とも防止することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転処理
装置によれば、従来に比べて回転処理に伴う基板への塵
埃の付着を低減することができ、歩留まりの向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をレジスト塗布装置に適用した一実施例
の構成を示す図。
【図2】図1のレジスト塗布装置が配置されたレジスト
処理システムの構成を示す図。
【図3】本発明を現像装置に適用した一実施例の構成を
示す図。
【符号の説明】
1 レジスト塗布装置 2 ウエハ支持機構 3 回転軸部 4 駆動モータ 5 カップ 10 排気口 12 レジスト供給ノズル 13 間隙 14 カバー 15 清浄化空気供給機構 16 排気口 17 フィルタ 18 空気供給配管 W 半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−219614(JP,A) 特開 平5−226240(JP,A) 特開 平5−6855(JP,A) 特開 平2−39531(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/027 B05C 11/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を載置して回転させる回転機構
    と、 前記被処理体に液を供給する供給機構と、 前記被処理体の周囲を囲むカップであって、上面と、前
    記回転機構の回転軸との間とに、外気を取り入れるため
    の開口部が形成されたカップと、 前記カップの前記被処理体よりも下方位置に設けられた
    排気口から排気を行う排気手段と、 前記回転機構の回転軸との間に形成された前記カップの
    開口部と、前記排気口との間に、前記被処理体の周縁部
    より僅かに内側の裏面に上端部が近接する如く設けら
    れ、上端部外側にテーパ部が形成された円筒状部材と、 前記円筒状部材上端部と、前記被処理体裏面との間隔
    を、近接および離間可能とする駆動手段とを具備したこ
    とを特徴とする回転処理装置。
  2. 【請求項2】 前記円筒状部材の内側に、前記被処理体
    の裏面に洗浄用のリンス液を供給する複数のノズルを具
    備したことを特徴とする請求項記載の回転処理装置。
  3. 【請求項3】 前記回転機構の回転軸部の回りに空気流
    路となる間隙を設けて当該回転機構の駆動機構の周囲を
    覆うカバーと、前記カバー内から排気し、前記間隙から
    前記カバー内に流入する気流を形成する排気機構とを具
    備したことを特徴とする請求項または請求項記載の
    回転処理装置。
  4. 【請求項4】 前記被処理体の裏面側に清浄化した気体
    を供給する供給機構を具備したことを特徴とする請求項
    乃至請求項いずれか1項記載の回転処理装置。
  5. 【請求項5】 前記清浄化した気体を供給する供給機構
    が、空気を供給する空気供給機構と、この空気供給機構
    から供給された空気を清浄化するフィルタ機構とを具備
    したことを特徴とする請求項記載の回転処理装置。
  6. 【請求項6】 前記液を供給する供給機構が、フォトレ
    ジストを供給するレジスト供給機構であることを特徴と
    する請求項1乃至5いずれか1項記載の回転処理装置。
  7. 【請求項7】 前記液を供給する供給機構が、現像液及
    びリンス液を供給する現像機構であることを特徴とする
    請求項1乃至5いずれか1項記載の回転処理装置。
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