JPH11294817A - 基板処理装置および基板処理システム - Google Patents

基板処理装置および基板処理システム

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JPH11294817A
JPH11294817A JP10647398A JP10647398A JPH11294817A JP H11294817 A JPH11294817 A JP H11294817A JP 10647398 A JP10647398 A JP 10647398A JP 10647398 A JP10647398 A JP 10647398A JP H11294817 A JPH11294817 A JP H11294817A
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JP
Japan
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substrate
filter
substrate processing
processing apparatus
air
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Application number
JP10647398A
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English (en)
Inventor
Masami Otani
正美 大谷
Takeo Okamoto
健男 岡本
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理部から発生した有害な物質を装置外部に
放出することを防止できる基板処理装置を提供する。 【解決手段】 基板処理装置110の基板搬送部R1に
流入したダウンフローは基板搬送装置TRの移動に伴っ
て発生したパーティクルの他、低誘電体対応コータSC
で低誘電体材料が塗布された基板の熱処理に使用されて
漏れ出たアンモニア等のガス成分とともに搬送ユニット
用ダクト115に流れ、さらに排気管160によって導
かれ、フィルタボックス170に至る。そして、パーテ
ィクルはウルパフィルタ173によって除去され、アン
モニアはケミカルフィルタ171によって除去された
後、清浄な空気がフィルタボックス170からクリーン
ルーム100内に放出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光
ディスク用基板等(以下、「基板」と称する)に対して
層間絶縁膜の塗布等を行う基板処理装置およびその基板
処理装置を配置したクリーンルーム内における基板処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体や液晶ディスプレイなどの製品
は、基板に対して洗浄、レジスト塗布、露光、現像、エ
ッチング、層間絶縁膜の形成、ダイシングなどの一連の
諸処理を施すことにより製造されている。一般に、上記
の諸処理は、空気中に浮遊する微粒子(以下、「パーテ
ィクル」と称する)が基板に付着するのを防止するた
め、クリーンルーム内に設置された各種処理装置におい
て行われる。
【0003】図3は、従来のクリーンルーム300内の
概略構成を模式的に示す縦断面図である。図示の如く、
このクリーンルーム300には、基板に所定の処理を施
す基板処理装置310が設置された作業空間CR11
と、グレーチング330よりも下方の床下空間CR12
と、作業空間CR11および床下空間CR12と壁30
2によって隔てられたダウンフロー発生部CR13が設
けられている。
【0004】作業空間CR11の上部には、フィルタ3
20が設けられており、また、作業空間CR11と床下
空間CR12との間にはグレーチング330が設けられ
ている。このグレーチング330は、すのこ状の床板で
あり、上方からの空気の流れがそのまま下方に流れるよ
うに形成されている。フィルタ320によってパーティ
クルを除去された後、当該フィルタ320から下方に流
出した清浄な空気は、グレーチング330に向けて垂直
方向の一方向流(以下、「ダウンフロー」と称する)を
形成し、基板処理装置310周辺のパーティクルを床下
空間CR12の方へ流出させるようにしている。
【0005】グレーチング330上には、基板処理装置
310が設置されており、上記のダウンフローはこの基
板処理装置310の内部にも流れ込み、処理中の基板に
パーティクルが付着するのを防止する。
【0006】ところが、基板処理装置310には基板搬
送装置や種々の処理部(図示省略)が備えられており、
基板搬送装置が作動するときにパーティクルが発生し、
また処理部からはガス成分が発生する場合がある。した
がって、基板処理装置310内部に流入した空気を、そ
のまま装置外部に流出させると、パーティクルやガス成
分を含んだ空気が床下空間CR12の下部に設けられた
送風ファン340によって取り込まれ、フィルタ320
を介して再びダウンフローとして利用されるため、フィ
ルタ320が急速に汚染され、劣化することになる。
【0007】そこで、このクリーンルーム300におい
ては、基板処理装置310内部に流入した空気を排気ダ
クト315に回収し、当該排気ダクト315を経て、排
気管380に排出するようにしている。排気管380
は、クリーンルーム300が設置された工場の排気ユー
ティリティーに図外の部分で接続されており、パーティ
クルやガスを含んだ空気は当該排気ユーティリティーに
おいて処理される。
【0008】一方、基板処理装置310の外部を通過し
たダウンフローは、グレーチング330を経て、床下空
間CR12に流入し、送風ファン340によって吸入、
回収される。このときに、基板処理装置310内部に流
入し、クリーンルーム300外部の排気ユーティリティ
ーに回収された空気と同量の不足分を補うため、クリー
ンルーム300の外壁301の下方に設けられた開孔3
05から新たな空気が床下空間CR12に取り入れられ
るようにされている。そして、その新たに取り入れられ
た空気は、床下空間CR12に流入した空気と合流し、
送風ファン340によって吸引、回収される。
【0009】送風ファン340によって吸入、回収され
た空気は、ダウンフロー発生部CR13内に設けられた
温調ユニット350によって温調される。この温調は、
基板処理装置310が処理を行うのに適した温度のダウ
ンフローを供給するために行うものである。そして、温
調された空気は、ダウンフロー発生部CR13中を上方
に流れ、やがて、フィルタ320の上面に達し、当該フ
ィルタ320を通過することによってパーティクルが除
去されて、再びダウンフローを形成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
クリーンルーム300においては、基板処理装置310
内部に流入した空気を工場の排気ユーティリティーにて
処理しているため、当該排気ユーティリティーに負荷を
課することとなる。一般に、一つの工場内には、複数の
クリーンルームが設けられている場合が多く、また、一
つのクリーンルーム内に複数の基板処理装置が設置され
ていることもある。このような場合には、大容量の排気
ユーティリティーが必要となる。
【0011】また、基板処理装置310内部に流入した
温調された空気は、クリーンルーム300の外部へ放出
されるため、開孔305から新たに取り入れられた空気
を温調して利用している。一旦温調された空気を再度温
調する場合に比べて、新たに取り入れられた空気を温調
する場合は、温調ユニットの負荷が大きくなるため、大
型の温調ユニットが必要となり、クリーンルームを維持
するコストも上昇することになる。
【0012】さらに、近年においては、基板の層間絶縁
膜として低誘電体材料や強誘電体材料が適用されること
もある。これらの材料を扱う処理部からは他の基板処理
装置に有害なガス成分や環境に有害な重金属を含む雰囲
気を発生することもあり、そのような有害物質について
はなるべく基板処理装置の外部に放出しない方が好まし
い。
【0013】本発明は、上記課題に鑑み、処理部から発
生した有害な物質を装置外部に放出することを防止でき
る基板処理装置を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、クリーンルーム外部の排
気ユーティリティーの負荷を軽減するとともに、小型の
温調ユニットが使用可能な基板処理システムを提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、基板に所定の処理を行う基板処
理装置であって、(a)前記所定の処理を行う複数の処理
部と、(b)前記複数の処理部に対して基板の搬送を行う
基板搬送手段と、(c)前記基板処理装置内部を通過する
空気とともに前記複数の処理部のうちのいずれかから発
生した有害物質を回収し、排出する排気経路と、(d)前
記排気経路のいずれかの部位に設けられ、前記有害物質
を除去するフィルタと、を備えている。
【0016】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
にかかる基板処置装置において、前記複数の処理部のう
ちの1つを、基板の層間絶縁膜として強誘電体材料を塗
布する強誘電体対応コータとしている。
【0017】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
にかかる基板処理装置において、前記フィルタを、前記
強誘電体材料から発生した重金属を除去するフィルタと
している。
【0018】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
にかかる基板処置装置において、前記複数の処理部に、
基板の層間絶縁膜として低誘電体材料を塗布する低誘電
体対応コータと、当該低誘電体対応コータで低誘電体材
料が塗布された基板に所定のガスを供給して熱処理を行
う熱処理部とを含ませ、前記フィルタを、前記所定のガ
ス成分を除去するケミカルフィルタとしている。
【0019】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
にかかる基板処理装置において、(e)前記ケミカルフィ
ルタを通過した空気における前記ガス成分の気中濃度を
検出するガス濃度検出手段、をさらに備えている。
【0020】また、請求項6の発明は、送風ファンと、
温調手段と、第1のフィルタとを備え、前記送風ファン
によって吸引された空気を前記温調手段によって温調し
つつ前記第1のフィルタを通過させることによりダウン
フローを発生させて前記空気を循環利用するクリーンル
ーム内において、基板に対する所定の処理を行う基板処
理システムであって、(a)前記クリーンルーム内に設け
られ、前記所定の処理を行う複数の処理部と、当該複数
の処理部に基板の搬送を行う基板搬送手段とを備える基
板処理装置と、(b)前記基板処理装置に設けられ、前記
クリーンルーム内のダウンフローのうち前記基板処理装
置内部を通過する空気を前記複数の処理部のうちのいず
れかから発生した有害物質とともに、前記基板処理装置
外を通過した空気と分離して回収し、前記クリーンルー
ム内に再び放出する排気経路と、(c)前記排気経路のい
ずれかの部位に設けられ、前記有害物質を除去する第2
のフィルタとを備え、前記放出された空気を前記ダウン
フローのうち前記基板処理装置外を通過した空気と混合
させて前記送風ファンにより吸引しつつ、循環利用して
いる。
【0021】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
にかかる基板処理システムにおいて、前記複数の処理部
のうちの1つを、基板の層間絶縁膜として強誘電体材料
を塗布する強誘電体対応コータとしている。
【0022】また、請求項8の発明は、請求項7の発明
にかかる基板処理システムにおいて、前記第2のフィル
タを、前記強誘電体材料から発生した重金属を除去する
フィルタとしている。
【0023】また、請求項9の発明は、請求項6の発明
にかかる基板処置システムにおいて、前記複数の処理部
に、基板の層間絶縁膜として低誘電体材料を塗布する低
誘電体対応コータと、当該低誘電体対応コータで低誘電
体材料が塗布された基板に所定のガスを供給して熱処理
を行う熱処理部とを含ませ、前記フィルタを、前記所定
のガス成分を除去するケミカルフィルタとしている。
【0024】また、請求項10の発明は、請求項9の発
明にかかる基板処理システムにおいて、(d)前記ケミカ
ルフィルタを通過して前記クリーンルーム内に放出され
た空気における前記ガス成分の気中濃度を検出するガス
濃度検出手段、をさらに備えている。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明に係る基板処理システムを
適用したクリーンルーム100内の概略構成を模式的に
示す縦断面図である。このクリーンルーム100には、
基板処理が行われる作業空間CR1と、グレーチング1
30の下方の床下空間CR2と、当該作業空間CR1お
よび床下空間CR2と壁102によって隔てられたダウ
ンフロー発生部CR3が設けられている。まず、これら
の各空間の構成について簡単に説明する。
【0027】作業空間CR1には、2台の基板処理装置
110の本体部が設置されている。本実施形態における
基板処理装置110は、基板に低誘電体の層間絶縁膜を
形成する装置である。低誘電体の層間絶縁膜とは、多層
配線構造を有する素子の層間絶縁膜の一種であって、樹
脂や空気やガラス等を含む層間絶縁膜である。基板処理
装置110は、基板に低誘電体材料を塗布するコータ
(低誘電体対応コータ)SCと、基板に加熱処理を行う
加熱部(ホットプレート)および冷却処理を行う冷却部
(クーリングプレート)が積層されてなる熱処理部群1
11と、コータSCと熱処理部群111とに挟まれた基
板搬送部R1とをハウジング110H中に備えるととも
に、ハウジング110H外部(床下空間CR2)にはフ
ィルタボックス170を備えている。基板搬送部R1に
は基板搬送装置TRが図中の紙面に対して直交する方向
に移動自在に設けられている。
【0028】床下空間CR2には、基板処理装置110
の一部を構成するフィルタボックス170およびそれに
連通する排気管160が設けられている。フィルタボッ
クス170は、種類の異なる2種類のフィルタ、すなわ
ちウルパフィルタ173とケミカルフィルタ171とを
備えているが、これらの役割については後述する。ま
た、作業空間CR1と床下空間CR2との境界には、す
のこ状の床であるグレーチング130が設けられてお
り、作業空間CR1内を流れるダウンフローは、そのま
ま床下空間CR2に流れ込むようにされている。なお、
フィルタボックス170を床下空間CR2に設置するの
は、クリーンルーム100内のスペース利用上の都合に
よるものであり、作業空間CR1に設けるようにしても
よい。
【0029】ダウンフロー発生部CR3には、そこを流
れる空気の温度調節を行う温調ユニット150が設けら
れている。また、ダウンフロー発生部CR3と作業空間
CR1との境界にはメインフィルタ120が設けられる
とともに、ダウンフロー発生部CR3と床下空間CR2
との間には送風ファン140が設けられている。
【0030】次に、クリーンルーム100内における空
気の流れについて説明する。
【0031】まず、メインフィルタ120からパーティ
クルの除去された清浄な空気が作業空間CR1内にダウ
ンフローを形成して流入する。なお、メインフィルタ1
20は、高い粒子捕集能力を有するウルパフィルタであ
るが、これに限定されるものではなく、所望の粒径のパ
ーティクルを除去できるフィルタ(例えば、ヘパフィル
タなど)であればよい。
【0032】作業空間CR1に流入したダウンフローの
一部は、基板処理装置110の上部に設けられたフィル
タ113を通過して基板搬送部R1に流入する。この基
板処理装置110のコータSCは、前述したように基板
にソースとして低誘電体材料を塗布するコータであり、
コータSCで塗布を行った後、熱処理部郡111の中の
加熱部(ホットプレート)でアンモニア(NH3)成分
を含むガスを供給しながら加熱処理が行われる。そのた
め、基板搬送装置TRによる加熱部との間での基板の受
け渡しの際に、加熱部から基板搬送部R1内にアンモニ
ア成分を含んだガスが漏れ出すことが考えられる。そこ
で、基板搬送部R1に流入したダウンフローは、基板搬
送装置TRの移動に伴って発生したパーティクルととも
に、加熱部から漏れ出たアンモニア成分を含んだガスも
回収して基板搬送部R1の下方に流出する。
【0033】アンモニアは、他の基板処理装置(例えば
現像処理装置)に悪影響を与えることがある。そこで、
基板搬送部R1の下方には、搬送ユニット用ダクト11
5が設けられており、パーティクルおよびアンモニアを
含んだダウンフローは搬送ユニット用ダクト115に回
収される。搬送ユニット用ダクト115は排気管160
を介してフィルタボックス170に接続されている。排
気管160は、2台の基板処理装置110のそれぞれか
らグレーチング130を貫通して床下空間CR2の底部
近傍まで鉛直方向に配設され、さらに、床下空間CR2
の底部近傍において水平方向に屈曲され、相互に合流さ
れた後、フィルタボックス170に接続されている。
【0034】一方、同じく基板処理装置110の上部に
設けられたフィルタ112を通過したダウンフローは、
コータSCに流入する。コータSCにおいても、基板搬
送装置TRとの間での基板の受け渡しの際に、基板搬送
部R1からアンモニア成分を含んだガスがコータSC内
に流入する可能性もある。そこで、コータSC内にアン
モニアが流入した場合であっても、アンモニアを含むダ
ウンフローは排出管114から排出される。図1に示す
如く、排出管114は、搬送ユニット用ダクト115と
ともに排気管160を介してフィルタボックス170に
接続されている。
【0035】搬送ユニット用ダクト115および排出管
114から排出された空気は、排気管160に導かれて
フィルタボックス170に回収される。フィルタボック
ス170は、ケミカルフィルタ171と、ブロワファン
172と、ウルパフィルタ173とを備えている。
【0036】ウルパフィルタ173は、基板搬送部R1
にて発生し、搬送ユニット用ダクト115によって回収
されたパーティクルを主として除去するためのフィルタ
である。一方、ケミカルフィルタ171は、加熱部から
漏れ出て、搬送ユニット用ダクト115、排出管114
から排出されるアンモニアを主として除去するためのフ
ィルタである。
【0037】また、ケミカルフィルタ171とウルパフ
ィルタ173との間にはブロワファン172が設けられ
ており、当該ブロワファン172を作動させて搬送ユニ
ット用ダクト115および排出管114からフィルタボ
ックス170に向かう気流を強制的に発生させることに
より、搬送ユニット用ダクト115および排出管114
内が負圧状態となり、パーティクルやアンモニアを含ん
だ空気がスムーズに回収されフィルタボックス170に
送られる。なお、フィルタボックス170を構成するケ
ミカルフィルタ171、ブロワファン172およびウル
パフィルタ173の配置は図1に限定されるものではな
く、排気管160における任意の位置に任意の順序で設
けることが可能である。
【0038】フィルタボックス170に送られた空気
は、フィルタボックス170に備えられたウルパフィル
タ173およびケミカルフィルタ171を通過して床下
空間CR2中に放出される。このときに、空気中に含ま
れていたパーティクルはウルパフィルタ173によって
除去される。また、ガス成分であるアンモニアはウルパ
フィルタ173によって除去することはできないが、ケ
ミカルフィルタ171によって除去される。このため、
床下空間CR2中にはフィルタボックス170から清浄
な空気が放出されることになる。
【0039】一方、基板処理装置110の外部を通過し
たダウンフローは、そのままグレーチング130を通過
し、床下空間CR2に流入する。そして、床下空間CR
2に流入した空気は、フィルタボックス170から放出
された空気と合流し、床下空間CR2の下部に設けられ
た送風ファン140によって取り込まれ、ダウンフロー
発生部CR3に送られる。ダウンフロー発生部CR3に
送られた空気は、当該ダウンフロー発生部CR3に設け
られた温調ユニット150によって、ダウンフローとし
て再利用できるように、基板処理装置110の処理に適
した温度に温調される。その後、温調された空気は、ダ
ウンフロー発生部CR3中を上方に流れ、やがて、メイ
ンフィルタ120の上面に達し、当該メインフィルタ1
20を通過することによってパーティクルが除去され
て、再びダウンフローを形成する。
【0040】ところで、ケミカルフィルタ171の出側
(図1においてフィルタボックス170と送風ファン1
40との間)には、アンモニアの気中濃度モニタ180
が取り付けられている。気中濃度モニタ180により、
フィルタボックス170からクリーンルーム100へア
ンモニアが漏洩しているか否かを監視することができ
る。なお、アンモニアの気中濃度モニタ180を設置す
る位置は、図1に示す位置に限られず、ケミカルフィル
タ171よりも下流側であればよく、例えばダウンフロ
ー発生部CR3内に設けるようにしてもよい。
【0041】以上のようにすれば、基板搬送部R1にて
発生したパーティクルはフィルタボックス170のウル
パフィルタ173によって除去され、基板処理装置11
0内で発生したガス成分であるアンモニアはケミカルフ
ィルタ171によって除去されることとなり、基板処理
装置110内で発生した有害物質であるアンモニアを基
板処理装置110の外部に放出することを防止できる。
【0042】また、フィルタボックス170から放出さ
れた空気中にはパーティクルおよびアンモニアが含まれ
ておらず、作業空間CR1の上部のメインフィルタ12
0の汚染が軽減され、メインフィルタ120を長期にわ
たって使用可能とできる。
【0043】また、基板搬送部R1およびコータSCを
通過したダウンフローをクリーンルーム外部に排出せず
にすむのでクリーンルーム外部の排気ユーティリティー
の負荷が軽減される。
【0044】さらに、フィルタボックス170から床下
空間CR2に放出された空気は、既に温調された空気で
あるため、温調ユニット150の負荷が低減され、当該
温調ユニット150は小型のものも使用可能であるた
め、クリーンルームを維持するコストも低減されること
になる。
【0045】<変形例>以上、本発明の実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記の例に限定されるもの
ではない。例えば、クリーンルーム100内に設置され
る基板処理装置110を基板に強誘電体の層間絶縁膜を
形成する装置としてもよい。強誘電体の層間絶縁膜と
は、鉛などの重金属を含む層間絶縁膜である。この場
合、上記実施形態においてはコータSCを基板に低誘電
体材料を塗布する低誘電体対応コータとしていたのに代
えて、強誘電体材料を塗布する強誘電体対応コータとす
る。強誘電体材料には人体に有害な重金属が含まれてお
り、コータSCを通過したダウンフローにもその重金属
が含まれることがある。このため、コータSCとして強
誘電体対応コータを適用する場合は、フィルタボックス
170のケミカルフィルタ171の代わりに重金属除去
フィルタを用いるようにする。
【0046】このようにすれば、コータSCを発生源と
する重金属は、フィルタボックス170の重金属除去フ
ィルタによって除去されることとなるため、有害物質で
ある重金属を基板処理装置110の外部に放出すること
を防止できる。また、その他の効果についても上記実施
形態と同様の効果を得ることができる。
【0047】また、クリーンルーム100内に設置され
る基板処理装置110としては図2に示すようなものと
してもよい。図2の基板処理装置110が上記実施形態
における基板処理装置110と異なるのは、搬送ユニッ
ト用ダクト115および排出管114が排気管160を
介してフィルタボックス170と接続されているのでは
なく、フィルタボックス170が各基板処理装置110
の本体下部に一体に設けられており、搬送ユニット用ダ
クト115および排出管114が直接フィルタボックス
170と接続されている(排気管160を介さずに接続
されている)点である。残余の点については、上記実施
形態と同じであり、同一の機能を有する部材については
図1と同一の符号を付し、その詳説については省略す
る。
【0048】図2のような基板処理装置110をクリー
ンルーム100内に設置しても上記実施形態と同様の効
果を得ることができる。但し、図2の基板処理装置11
0では、装置本体にフィルタボックス170が設けられ
ているため、複数の基板処理装置110がある場合、各
装置ごとにフィルタボックス170が必要であり、全体
としてコストが上昇する可能性がある一方、各装置の配
置の自由度は高い。これに対して、上記実施形態の基板
処理装置110では、クリーンルーム100内に1つの
フィルタボックス170を設置すれば良いのであるが、
排気管160が必要であり、配置の自由度も図2の基板
処理装置110を用いる場合よりも低い。従って、いず
れの態様の基板処理装置110を適用するかは、クリー
ンルーム100内の配置の都合等を考慮して決定するの
が望ましい。
【0049】また、クリーンルーム100に設置される
基板処理装置110の台数は2台に限定されるものでは
なく、1台以上設置されていればよい。
【0050】さらに、基板処理装置110に備えられて
いる処理部はコータSCに限定される必要はなく、何ら
かの有害な物質を発生するような処理部であれば本発明
は適用可能であり、その場合は、ケミカルフィルタ17
1に代えて当該有害物質を除去できるフィルタを使用す
ればよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、所定の処理を行う複数の処理部と、その複数の
処理部に対して基板の搬送を行う基板搬送手段と、基板
処理装置内部を通過する空気とともに複数の処理部のう
ちのいずれかから発生した有害物質を回収し、排出する
排気経路と、排気経路のいずれかの部位に設けられ、有
害物質を除去するフィルタとを備えているため、前記処
理部から有害な物質が発生した場合であっても、その有
害物質はフィルタによって除去されることとなり、有害
物質を基板処理装置の外部に放出することを防止でき
る。
【0052】また、請求項2の発明によれば、複数の処
理部のうちの1つは、基板の層間絶縁膜として強誘電体
材料を塗布する強誘電体対応コータであるため、強誘電
体対応コータから発生する有害物質を基板処理装置の外
部に放出することを防止できる。
【0053】また、請求項3の発明によれば、フィルタ
は、強誘電体材料から発生した重金属を除去するフィル
タであるため、強誘電体対応コータから発生する人体に
有害な重金属を基板処理装置の外部に放出することを防
止できる。
【0054】また、請求項4の発明によれば、複数の処
理部は、基板の層間絶縁膜として低誘電体材料を塗布す
る低誘電体対応コータと、当該低誘電体対応コータで低
誘電体材料が塗布された基板に所定のガスを供給して熱
処理を行う熱処理部とを含み、フィルタが、所定のガス
成分を除去するケミカルフィルタであるため、熱処理部
から発生する有害なガス成分を基板処理装置の外部に放
出することを防止できる。
【0055】また、請求項5の発明によれば、ケミカル
フィルタを通過した空気におけるガス成分の気中濃度を
検出するガス濃度検出手段、をさらに備えているため、
当該ガス成分がケミカルフィルタから漏洩しているか否
かを監視することができる。
【0056】また、請求項6の発明によれば、クリーン
ルーム内に設けられ、所定の処理を行う複数の処理部
と、その複数の処理部に基板の搬送を行う基板搬送手段
とを備える基板処理装置と、その基板処理装置に設けら
れ、クリーンルーム内のダウンフローのうち基板処理装
置内部を通過する空気を複数の処理部のうちのいずれか
から発生した有害物質とともに、基板処理装置外を通過
した空気と分離して回収し、クリーンルーム内に再び放
出する排気経路と、排気経路のいずれかの部位に設けら
れ、有害物質を除去する第2のフィルタとを備え、放出
された空気をダウンフローのうち基板処理装置外を通過
した空気と混合させて送風ファンにより吸引しつつ、循
環利用しているため、クリーンルーム外に排気される空
気がなくなり、クリーンルーム外部の排気ユーティリテ
ィーの負荷を軽減することができる。また、前記放出さ
れた空気は、既に温調された空気であるため、温調ユニ
ットの負荷が低減され、当該温調ユニットは小型のもの
が使用可能であるため、クリーンルームを維持するコス
トも低減することができる。
【0057】また、請求項7の発明によれば、複数の処
理部のうちの1つは、基板の層間絶縁膜として強誘電体
材料を塗布する強誘電体対応コータであるため、強誘電
体対応コータから発生する有害物質をクリーンルームの
内外に放出することを防止できる。
【0058】また、請求項8の発明によれば、第2のフ
ィルタは、強誘電体材料から発生した重金属を除去する
フィルタであるため、強誘電体対応コータから発生する
人体に有害な重金属をクリーンルームの内外に放出する
ことを防止できる。
【0059】また、請求項9の発明によれば、複数の処
理部は、基板の層間絶縁膜として低誘電体材料を塗布す
る低誘電体対応コータと、その低誘電体対応コータで低
誘電体材料が塗布された基板に所定のガスを供給して熱
処理を行う熱処理部とを含み、フィルタは、所定のガス
成分を除去するケミカルフィルタであるため、熱処理部
から発生する有害なガス成分を基板処理装置の外部に放
出することを防止できる。
【0060】また、請求項10の発明によれば、ケミカ
ルフィルタを通過してクリーンルーム内に放出された空
気におけるガス成分の気中濃度を検出するガス濃度検出
手段、をさらに備えているため、当該ガス成分がケミカ
ルフィルタから漏洩しているか否かを監視することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理システムを適用したクリ
ーンルーム内の概略構成を模式的に示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明にかかる基板処理装置の一例を示す図で
ある。
【図3】従来のクリーンルーム内の概略構成を模式的に
示す縦断面図である。
【符号の説明】
100 クリーンルーム 110 基板処理装置 114 排出管 115 搬送ユニット用ダクト 120 メインフィルタ 140 送風ファン 150 温調ユニット 160 排気管 170 フィルタボックス 171 ケミカルフィルタ 172 ブロワファン 173 ウルパフィルタ R1 基板搬送部 SC コータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に所定の処理を行う基板処理装置で
    あって、 (a) 前記所定の処理を行う複数の処理部と、 (b) 前記複数の処理部に対して基板の搬送を行う基板搬
    送手段と、 (c) 前記基板処理装置内部を通過する空気とともに前記
    複数の処理部のうちのいずれかから発生した有害物質を
    回収し、排出する排気経路と、 (d) 前記排気経路のいずれかの部位に設けられ、前記有
    害物質を除去するフィルタと、を備えることを特徴とす
    る基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板処置装置において、 前記複数の処理部のうちの1つは、基板の層間絶縁膜と
    して強誘電体材料を塗布する強誘電体対応コータである
    ことを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の基板処理装置において、 前記フィルタは、前記強誘電体材料から発生した重金属
    を除去するフィルタであることを特徴とする基板処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の基板処置装置において、 前記複数の処理部は、基板の層間絶縁膜として低誘電体
    材料を塗布する低誘電体対応コータと、当該低誘電体対
    応コータで低誘電体材料が塗布された基板に所定のガス
    を供給して熱処理を行う熱処理部とを含み、 前記フィルタは、前記所定のガス成分を除去するケミカ
    ルフィルタであることを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の基板処理装置において、 (e) 前記ケミカルフィルタを通過した空気における前記
    ガス成分の気中濃度を検出するガス濃度検出手段、をさ
    らに備えることを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 送風ファンと、温調手段と、第1のフィ
    ルタとを備え、前記送風ファンによって吸引された空気
    を前記温調手段によって温調しつつ前記第1のフィルタ
    を通過させることによりダウンフローを発生させて前記
    空気を循環利用するクリーンルーム内において、基板に
    対する所定の処理を行う基板処理システムであって、 (a) 前記クリーンルーム内に設けられ、前記所定の処理
    を行う複数の処理部と、当該複数の処理部に基板の搬送
    を行う基板搬送手段とを備える基板処理装置と、 (b) 前記基板処理装置に設けられ、前記クリーンルーム
    内のダウンフローのうち前記基板処理装置内部を通過す
    る空気を前記複数の処理部のうちのいずれかから発生し
    た有害物質とともに、前記基板処理装置外を通過した空
    気と分離して回収し、前記クリーンルーム内に再び放出
    する排気経路と、 (c) 前記排気経路のいずれかの部位に設けられ、前記有
    害物質を除去する第2のフィルタと、を備え、前記放出
    された空気を前記ダウンフローのうち前記基板処理装置
    外を通過した空気と混合させて前記送風ファンにより吸
    引しつつ、循環利用することを特徴とする基板処理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の基板処理システムにおい
    て、 前記複数の処理部のうちの1つは、基板の層間絶縁膜と
    して強誘電体材料を塗布する強誘電体対応コータである
    ことを特徴とする基板処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の基板処理システムにおい
    て、 前記第2のフィルタは、前記強誘電体材料から発生した
    重金属を除去するフィルタであることを特徴とする基板
    処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の基板処置システムにおい
    て、 前記複数の処理部は、基板の層間絶縁膜として低誘電体
    材料を塗布する低誘電体対応コータと、当該低誘電体対
    応コータで低誘電体材料が塗布された基板に所定のガス
    を供給して熱処理を行う熱処理部とを含み、 前記フィルタは、前記所定のガス成分を除去するケミカ
    ルフィルタであることを特徴とする基板処理システム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の基板処理システムにお
    いて、 (d) 前記ケミカルフィルタを通過して前記クリーンルー
    ム内に放出された空気における前記ガス成分の気中濃度
    を検出するガス濃度検出手段、をさらに備えることを特
    徴とする基板処理システム。
JP10647398A 1998-04-16 1998-04-16 基板処理装置および基板処理システム Pending JPH11294817A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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