JPH09236289A - 基板処理方法および基板処理システム - Google Patents

基板処理方法および基板処理システム

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JPH09236289A
JPH09236289A JP4187096A JP4187096A JPH09236289A JP H09236289 A JPH09236289 A JP H09236289A JP 4187096 A JP4187096 A JP 4187096A JP 4187096 A JP4187096 A JP 4187096A JP H09236289 A JPH09236289 A JP H09236289A
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JP
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air
substrate processing
substrate
processing apparatus
filter
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JP4187096A
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Takashi Taguchi
隆志 田口
Masami Otani
正美 大谷
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーンルーム外部の排気ユーティリティー
の負荷を軽減するとともに、小型の温調ユニットが使用
可能な基板処理方法およびシステムを提供する。 【解決手段】 基板処理装置110の基板搬送部R1に
流入したダウンフローは、基板搬送装置TRの移動によ
って生じたパーティクルを回収し、当該基板搬送部R1
の下方に流れる。そして、基板搬送部R1の下方に流れ
た空気は、搬送ユニット用ダクト115によって回収さ
れ、ブロワファン165によって配管160中を流れ、
フィルタボックス170に送られる。空気中に含まれた
パーティクルはフィルタボックス170に備えられたフ
ィルタ170aによって捕獲されるので、フィルタ17
0aからは清浄な空気が床下空間CR2中に放出され
る。放出された空気は、基板処理装置110の外部を通
過した空気と合流し、温調ユニット150によって温調
され、ダウンフローとして再利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板、液晶
表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光
ディスク用基板等に対する洗浄処理など高い清浄度レベ
ルを要求される諸処理をクリーンルーム内において行う
基板処理方法および基板処理システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体や液晶ディスプレーなどの製品
は、半導体基板や液晶ガラス基板などの薄板状の基板
(以下、「基板」と称する)に対して洗浄、レジスト塗
布、露光、現像、エッチング、ダイシングなどの一連の
諸処理を施すことにより製造されている。一般に、上記
の諸処理は、空気中に浮遊する微粒子(以下、「パーテ
ィクル」と称する)が基板に付着するのを防止するた
め、クリーンルーム内に設置された各種処理装置におい
て行われる。
【0003】図3は、従来のクリーンルーム300内の
概略構成を模式的に示す縦断面図である。図示の如く、
このクリーンルーム300には、基板に所望の処理を施
す基板処理装置310が設置された作業空間CR11
と、グレーチング330よりも下方の床下空間CR12
と、当該作業空間CR11、床下空間CR12と壁30
2に隔てられたダウンフロー発生部CR13が設けられ
ている。
【0004】作業空間CR11の上部には、フィルタ3
20が設けられており、また、作業空間CR11と床下
空間CR12との間にはグレーチング330が設けられ
ている。このグレーチング330は、すのこ状の床板で
あり、上方からの空気の流れがそのまま下方に流れるよ
うに形成されている。フィルタ320によってパーティ
クルを除去された後、当該フィルタ320から下方に流
出した清浄な空気は、グレーチング330に向けて垂直
方向の一方向流(以下、「ダウンフロー」と称する)を
形成し、基板処理装置310周辺のパーティクルを床下
空間CR12の方へ流出させるようにしている。
【0005】グレーチング330上には、基板処理装置
310が設置されており、上記のダウンフローはこの基
板処理装置310の内部にも流れ込み、処理中の基板に
パーティクルが付着するのを防止する。
【0006】ところが、基板処理装置310には基板搬
送装置(図示省略)が備えられており、当該基板搬送装
置が作動するときにパーティクルを発生する。したがっ
て、基板処理装置310内部に流入した空気を、そのま
ま装置外部に流出させると、パーティクルを含んだ空気
が床下空間CR12の下部に設けられた送風ファン34
0によって取り込まれ、フィルタ320を介して再びダ
ウンフローとして利用されるため、フィルタ320が急
速に汚染され、劣化することになる。
【0007】そこで、このクリーンルーム300におい
ては、基板処理装置310内部に流入した空気を排気ダ
クト315に回収し、当該排気ダクト315を経て、排
気管380に排出するようにしている。排気管380
は、クリーンルーム300が設置された工場の排気ユー
ティリティーに図外の部分で接続されており、パーティ
クルを含んだ空気は当該排気ユーティリティーにおいて
処理される。
【0008】一方、基板処理装置310の外部を通過し
たダウンフローは、グレーチング330を経て、床下空
間CR12に流入し、送風ファン340によって吸入、
回収される。このときに、基板処理装置310内部に流
入し、クリーンルーム300外部の排気ユーティリティ
ーに回収された空気と同量の不足分を補うため、クリー
ンルーム300の外壁301の下方に設けられた開孔3
05から新たな空気が床下空間CR12に取り入れられ
るようにされている。そして、その新たに取り入れられ
た空気は、床下空間CR12に流入した空気と合流し、
送風ファン340によって吸引、回収される。
【0009】送風ファン340によって吸入、回収され
た空気は、ダウンフロー発生部CR13内に設けられた
温調ユニット350によって温調される。この温調は、
基板処理装置310が処理を行うのに適した温度のダウ
ンフローを供給するために行うものである。そして、温
調された空気は、ダウンフロー発生部CR13中を上方
に流れ、やがて、フィルタ320の上面に達し、当該フ
ィルタ320を通過することによってパーティクルが除
去されて、再びダウンフローを形成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
クリーンルーム300においては、基板処理装置310
内部に流入した空気を工場の排気ユーティリティーにて
処理しているため、当該排気ユーティリティーに負荷を
課することとなる。一般に、一つの工場内には、複数の
クリーンルームが設けられている場合が多く、また、一
つのクリーンルーム内に複数の基板処理装置が設置され
ていることもある。このような場合には、大容量の排気
ユーティリティーが必要となる。
【0011】また、基板処理装置310内部に流入した
温調された空気は、クリーンルーム300の外部へ放出
されるため、開孔305から新たに取り入れられた空気
を温調して利用している。一旦温調された空気を再度温
調する場合に比べて、新たに取り入れられた空気を温調
する場合は、温調ユニットの負荷が大きくなるため、大
型の温調ユニットが必要となり、クリーンルームを維持
するコストも上昇することになる。
【0012】本発明は、上記課題に鑑み、クリーンルー
ム外部の排気ユーティリティーの負荷を軽減するととも
に、小型の温調ユニットが使用可能な基板処理方法およ
び基板処理システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、クリーンルーム内に設置された
基板処理装置によって、基板に対する所定の処理を行う
基板処理方法であって、(a) 前記クリーンルームに備え
られた第1のフィルタを通過させてダウンフローを発生
させ、前記基板処理装置に清浄な空気を供給する空気供
給工程と、(b) 前記基板処理装置内のパーティクル発生
源を通過した空気を前記基板処理装置外を通過した空気
と分離して回収する回収工程と、(c) 前記回収工程にお
いて回収された空気を第2のフィルタを通過させて浄化
する浄化工程と、(d) 前記浄化を受けた後の空気と、前
記ダウンフローのうち前記基板処理装置外を通過した空
気との混合空気を前記処理に適した温度に温調する温調
工程と、(e) 温調された前記混合空気を前記第1のフィ
ルタに循環付与する循環付与工程とを備えている。
【0014】また、請求項2の発明は、送風ファンと、
温調手段と、第1のフィルタとを備え、前記送風ファン
によって吸引された空気を温調しつつ前記第1のフィル
タを通過させることによりダウンフローを発生させて前
記空気を循環利用するクリーンルーム内において、基板
に対する所定の処理を行う基板処理システムであって、
(a) 前記クリーンルーム内に設けられ、前記基板に前記
所定の処理を行う基板処理装置と、(b) 前記クリーンル
ーム内のダウンフローのうち、前記基板処理装置内のパ
ーティクル発生源を通過した空気を、前記基板処理装置
外を通過した空気と分離して強制回収する強制回収手段
と、(c) 前記強制回収された空気を浄化して放出する第
2のフィルタとを備えるとともに、前記放出された空気
を前記ダウンフローのうち前記基板処理装置外を通過し
た空気と混合させて前記送風ファンにより吸引、循環利
用している。
【0015】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
に係る基板処理システムにおいて、前記クリーンルーム
内に複数の基板処理装置を設けている。
【0016】また、請求項4の発明は、請求項2または
請求項3の発明に係る基板処理システムにおいて、前記
基板処理装置を、所定の処理液を使用する基板処理装置
とし、前記パーティクル発生源を、前記基板を搬送する
基板搬送部とし、前記基板処理装置に、(a-1) 基板に処
理液を付与して所定の処理を行う処理液処理部と、(a-
2) 前記ダウンフローのうち前記処理液処理部を通過し
た空気が排出される排出口と、を含ませるとともに、前
記基板処理システムに、(d) 前記排出口に接続されて、
前記処理液処理部を通過した空気を前記クリーンルーム
外へ導く排気管をさらに含ませている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明に係る基板処理方法および
システムを適用したクリーンルーム100内の概念的平
面配置図である。また、図2は、図1のV−V線に沿っ
て見たクリーンルーム100内の概略構成を模式的に示
す縦断面図である。なお、両図の方向関係を明確にする
ため、当該両図にはXYZ直角座標軸を示した。
【0019】このクリーンルーム100には、基板処理
装置110が設置される作業空間CR1と、グレーチン
グ130の下方の床下空間CR2と、当該作業空間CR
1、床下空間CR2と壁102に隔てられたダウンフロ
ー発生部CR3が設けられている。
【0020】作業空間CR1には、2台の基板処理装置
110が設置されている。この基板処理装置110は、
基板に洗浄処理、塗布処理、現像処理、加熱処理、冷却
処理などの一連の処理を行うための装置である。
【0021】図1に示すように、基板処理装置110に
は、基板の洗浄処理を行う回転式洗浄部(スピンスクラ
バー)SSと、処理液の塗布処理を行う回転式塗布部
(スピンコータ)SCと、現像処理を行う回転式現像部
(スピンデベロッパ)SDとが一列に配列されている。
また、その配列と対向する位置には、基板に加熱処理を
行う加熱部(ホットプレート)と、冷却処理を行う冷却
部(クーリングプレート)との積層が配列されて熱処理
部群111を形成している。これら両配列の間には、基
板搬送部R1が設けられており、当該基板搬送部R1に
は、基板搬送装置TRが図中のY方向に移動自在に設け
られている。
【0022】さらに、基板処理装置110は、基板の搬
入および搬出を行うインデクサINDを有しており、上
記の基板搬送装置TRはインデクサINDから払い出さ
れた基板を各処理部に搬入し、各処理部間で移載、搬送
を行うとともに、処理済みの基板をインデクサINDに
搬出する。
【0023】また、図2に示すように、作業空間CR1
の上部にはメインフィルタ120が、下部にはすのこ状
の床であるグレーチング130が設けられており、この
メインフィルタ120からパーティクルの除去された清
浄な空気がダウンフローを形成して流入する。なお、こ
のフィルタ320は、高い粒子捕集能力を有するウルパ
フィルタであるが、これに限定されるものではなく、所
望の粒径のパーティクルを除去できるフィルタ(例え
ば、ヘパフィルタなど)であればよい。
【0024】作業空間CR1に流入したダウンフローの
一部は、基板処理装置110の上部に設けられたフィル
タ113を通過して基板搬送部R1に流入する。基板搬
送部R1においては、基板搬送装置TRの移動にともな
うパーティクルが発生している。そして、基板搬送部R
1に流入したダウンフローは、当該パーティクルを回収
して、基板搬送部R1の下方に流出する。
【0025】基板搬送部R1の下方には、搬送ユニット
用ダクト115が設けられており、この搬送ユニット用
ダクト115は排出管115aおよび配管160を介し
てフィルタボックス170に接続されている。配管16
0は、図2に示すように、2台の基板処理装置110の
それぞれからグレーチング130を貫通して床下空間C
R2の底部近傍まで鉛直方向に配設され、さらに、床下
空間CR2の底部近傍において平行方向に屈曲され、合
流された後、フィルタボックス170に接続されてい
る。そして、その径路中、フィルタボックス170近傍
にはブロワファン165が設けられている。
【0026】パーティクルを含んだダウンフローは搬送
ユニット用ダクト115に回収される。そして、回収さ
れた空気は、排出管115aおよび配管160に導かれ
てフィルタボックス170に回収される。このときに、
配管160にはブロワファン165が設けられており、
当該ブロワファン165を作動させて搬送ユニット用ダ
クト115からフィルタボックス170に向かう気流を
強制的に発生させることにより、搬送ユニット用ダクト
115内が負圧状態となり、パーティクルを含んだ空気
がスムーズに回収されフィルタボックス170に送られ
る。なお、図2に示したクリーンルーム100では、ブ
ロワファン165が配管160におけるフィルタボック
ス170近傍に設けられているが、ブロワファン165
の位置はこれに限定されるものではなく、搬送ユニット
用ダクト115からフィルタボックス170に至る径路
中の任意の位置、例えば、基板処理装置110中の排出
管115aに設けてもよい。もっとも、その場合は、基
板処理装置110ごとにブロワファン165を設ける必
要がある。また、当該径路中におけるブロワファン16
5の個数は、1個に限定されるものではなく、複数であ
ってもよい。
【0027】フィルタボックス170に送られた空気
は、フィルタボックス170に備えられたフィルタ17
0aを通過して床下空間CR2中に放出される。このと
きに、空気中に含まれていたパーティクルはフィルタ1
70aによって除去されるため、CR2中には清浄な空
気が放出されることになる。
【0028】一方、フィルタ112を通過したダウンフ
ローは、回転式洗浄部SSに流入する。そして、回転式
洗浄部SSを通過したダウンフローには、洗浄処理液中
から発生したガス成分が含まれていることがある。ガス
成分はパーティクル除去用のフィルタ170aによって
は回収困難であるため、基板搬送部R1を通過した空気
とは別に、排出管114を経て排気管180に排出され
るようにしている。排気管180は、クリーンルーム1
00の外壁101を貫通し、図外において工場の排気処
理部に接続されており、排出管114を経て排気管18
0に流入した空気は当該排気処理部に導かれ、処理され
る。なお、フィルタ112を通過したダウンフローは、
回転式塗布部SCおよび回転式現像部SDにも流入する
が、これらの処理部からもガス成分が発生するため、上
記回転式洗浄部SSに流入した場合と同様に処理され
る。
【0029】また、基板処理装置外部を通過したダウン
フローは、そのままグレーチング130を通過し、床下
空間CR2に流入する。そして、床下空間CR2に流入
した空気は、フィルタ170aから放出された空気と合
流し、床下空間CR2の下部に設けられた送風ファン1
40によって取り込まれ、ダウンフロー発生部CR3に
送られる。ダウンフロー発生部CR3に送られた空気
は、当該ダウンフロー発生部CR3に設けられた温調ユ
ニット150によって、ダウンフローとして再利用でき
るように、基板処理装置110の処理に適した温度に温
調される。その後、温調された空気は、ダウンフロー発
生部CR3中を上方に流れ、やがて、メインフィルタ1
20の上面に達し、当該メインフィルタ120を通過す
ることによってパーティクルが除去されて、再びダウン
フローを形成する。
【0030】以上のようにすれば、基板処理中で発生し
たパーティクルを含んだ空気は、搬送ユニット用ダクト
115に回収され、ブロワファン165によって、配管
160内をフィルタボックス170まで案内され、フィ
ルタ170aを通過して床下空間CR2中に放出されて
いるため、その放出された空気中にはパーティクルが含
まれておらず、作業空間CR1の上部のメインフィルタ
120の汚染が軽減され、メインフィルタ120を長期
にわたって使用可能とできる。また、基板搬送部R1を
通過したダウンフローをクリーンルーム外部に排出せず
にすむのでクリーンルーム外部の排気ユーティリティー
の負荷が軽減される。
【0031】また、フィルタ170aから床下空間CR
2に放出された空気は、既に温調された空気であるた
め、温調ユニット150の負荷が低減され、当該温調ユ
ニット150は小型のものも使用可能であるため、クリ
ーンルームを維持するコストも低減されることになる。
【0032】
【変形例】以上、この発明の実施形態について説明した
が、この発明は上記の例に限定されるものではなく、例
えば、クリーンルーム100に設置される基板処理装置
110の台数は2台に限定されるものではなく、1台以
上設置されていればよい。もっとも、設置台数の多いク
リーンルームに本発明に係る基板処理方法およびシステ
ムを適用した方が、クリーンルーム外へ排出する空気量
が減り、再利用できる空気の量が多くなるため、より効
果的である。
【0033】また、上記実施形態におけるクリーンルー
ム100に設置される基板処理装置110は、基板に洗
浄処理、塗布処理、現像処理を行う装置であったが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、ダイシングなど
処理中にパーティクルが発生する処理を行う装置であれ
ばよい。
【0034】さらに、上記実施例では回転式洗浄部SS
等の処理液を付与して処理する処理部を通過したダウン
フローは、基板搬送部R1を通過した空気とは別に排出
管114を経て排気管180に排出されるようになって
いるが、処理液中から発生するガス成分等を特段考慮せ
ずとも足りるような場合には、排出管114を設けるこ
となくそのまま基板処理装置110内を流化させグレー
チング130を通過させるようにしてもよいし、また搬
送ユニット用ダクト115から基板搬送部R1を通過し
た空気とともに回収されるようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、クリーンルーム内において、基板処理装置内のパー
ティクル発生源を通過した空気を、基板処理装置外を通
過した空気と分離して回収し、その回収した空気をフィ
ルタを通過させて放出しているため、その放出された空
気中にはパーティクルが含まれておらず、クリーンルー
ム外部の排気ユーティリティーの負荷を軽減することが
できる。また、前記放出された空気は、既に温調された
空気であるため、温調ユニットの負荷が低減され、当該
温調ユニットは小型のものが使用可能であるため、クリ
ーンルームを維持するコストも低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板処理方法およびシステムを適
用したクリーンルーム内の概念的平面配置図である。
【図2】図1のV−V線に沿って見たクリーンルーム内
の概略構成を模式的に示す縦断面図である。
【図3】従来のクリーンルーム内の概略構成を模式的に
示す縦断面図である。
【符号の説明】
100 クリーンルーム 110 基板処理装置 115 搬送ユニット用ダクト 120 メインフィルタ 140 送風ファン 150 温調ユニット 160 配管 165 ブロワファン 170a フィルタ 180 排気管 R1 基板搬送部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンルーム内に設置された基板処理
    装置によって、基板に対する所定の処理を行う基板処理
    方法であって、 (a) 前記クリーンルームに備えられた第1のフィルタを
    通過させてダウンフローを発生させ、前記基板処理装置
    に清浄な空気を供給する空気供給工程と、 (b) 前記基板処理装置内のパーティクル発生源を通過し
    た空気を前記基板処理装置外を通過した空気と分離して
    回収する回収工程と、 (c) 前記回収工程において回収された空気を第2のフィ
    ルタを通過させて浄化する浄化工程と、 (d) 前記浄化を受けた後の空気と、前記ダウンフローの
    うち前記基板処理装置外を通過した空気との混合空気を
    前記処理に適した温度に温調する温調工程と、 (e) 温調された前記混合空気を前記第1のフィルタに循
    環付与する循環付与工程と、 を備えることを特徴とする基板処理方法。
  2. 【請求項2】 送風ファンと、温調手段と、第1のフィ
    ルタとを備え、前記送風ファンによって吸引された空気
    を温調しつつ前記第1のフィルタを通過させることによ
    りダウンフローを発生させて前記空気を循環利用するク
    リーンルーム内において、基板に対する所定の処理を行
    う基板処理システムであって、 (a) 前記クリーンルーム内に設けられ、前記基板に前記
    所定の処理を行う基板処理装置と、 (b) 前記クリーンルーム内のダウンフローのうち、前記
    基板処理装置内のパーティクル発生源を通過した空気
    を、前記基板処理装置外を通過した空気と分離して強制
    回収する強制回収手段と、 (c) 前記強制回収された空気を浄化して放出する第2の
    フィルタと、 を備え、前記放出された空気を前記ダウンフローのうち
    前記基板処理装置外を通過した空気と混合させて前記送
    風ファンにより吸引、循環利用することを特徴とする基
    板処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の基板処理システムにおい
    て、 前記クリーンルーム内に複数の基板処理装置が設けられ
    たことを特徴とする基板処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の基板処理
    システムにおいて、 前記基板処理装置は、所定の処理液を使用する基板処理
    装置であって、 前記パーティクル発生源は、前記基板を搬送する基板搬
    送部であり、 前記基板処理装置は、 (a-1) 基板に処理液を付与して所定の処理を行う処理液
    処理部と、 (a-2) 前記ダウンフローのうち前記処理液処理部を通過
    した空気が排出される排出口と、 を有しており、 前記基板処理システムは、 (d) 前記排出口に接続されて、前記処理液処理部を通過
    した空気を前記クリーンルーム外へ導く排気管、 をさらに備えたことを特徴とする基板処理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000003423A1 (fr) * 1998-07-08 2000-01-20 Nippon Sanso Corporation Systeme et procede de production et de fourniture d'air tres pur
KR101017910B1 (ko) * 2008-09-04 2011-03-04 (주)신성이엔지 클린룸 시스템

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