JPH11263130A - エンジンマウントブラケット構造 - Google Patents

エンジンマウントブラケット構造

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JPH11263130A
JPH11263130A JP6669298A JP6669298A JPH11263130A JP H11263130 A JPH11263130 A JP H11263130A JP 6669298 A JP6669298 A JP 6669298A JP 6669298 A JP6669298 A JP 6669298A JP H11263130 A JPH11263130 A JP H11263130A
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JP
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engine
plate
mount bracket
engine mount
mounting
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JP6669298A
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Katsuji Suzuki
勝治 鈴木
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンマウントブラケットのライトプレー
トに設ける上部側の補強リブの取付性をよくして、作業
性を向上させると共に、ライトプレートの剛性を確保す
る。 【解決手段】 自動車のエンジン1を車体に搭載するた
めのエンジンマウントブラケット20のブラケット本体
21を一対のライトプレート22Rとレフトプレート2
2Lとによって形成する。そして、ライトプレート22
Rのプレート部23Rと、エンジン1側の折曲部24と
間に配置する補強リブの内、上部側の補強リブ29を折
曲部24に設けた上部側の取付ボルト孔26の軸芯と、
上下の取付ボルト孔26、26Aの中心線との間に配置
するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
を車両に搭載するためのエンジンマウントブラケット構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のエンジン及びトランスミ
ッションは、エンジンマウントブラケットを介して車体
に搭載されている。このようなエンジンマウントブラケ
ットにはエンジン等を車体に取り付けるための機能、エ
ンジンの変位を抑制するための機能及びエンジンの振動
を車体に伝えにくくするための機能がある。
【0003】したがって、エンジンマウントブラケット
にはエンジンマウントブラケットに働く荷重に対しての
剛性が必要である。エンジンマウントブラケットの剛性
が低いと、エンジンから生じる振動をエンジンマウント
ブラケットが増幅し、車室内騒音や車体振動の原因とな
る虞がある。
【0004】上記のようなエンジンマウントブラケット
を図15及び図16に基づいて説明する。図は横置きの
エンジン1を示したもので、エンジン1及びトランスミ
ッション2は前後左右の四つのエンジンマウントブラケ
ット3,4,5,6を介して車体(前後は車体メンバ
7)に取り付けられている。図15及び図16におい
て、矢印Fは自動車の前方、矢印Rは自動車の後方を示
している。
【0005】これらエンジンマウントブラケット3,
4,5,6の内、エンジン1の後部を支持しているエン
ジンマウントブラケット4のブラケット本体8(図16
参照)は左右に分割された一対のプレート、すなわち、
ライトプレート9Rとレフトプレート9Lとによって形
成され、これらの上部にはブラケット本体8をエンジン
1に取り付けるための横方向L字形に折曲された折曲部
10が形成されている。
【0006】したがって、図16に示すように、ライト
プレート9Rの上部は折曲部10を介してエンジン1に
取り付けられ、下部は振動吸収材であるマウント部材1
1(図15参照)を介して車体メンバ7に取り付けられ
ている。また、レフトプレート9Lの上部は折曲部10
を介してトランスミッション2に取り付けられ、下部は
マウント部材11を介して車体メンバ7に取り付けられ
ている。
【0007】マウント部材11は加硫ゴムから成る円柱
状のもので、車体への取付部12を備えた円筒部材13
に嵌合されて保持されている。マウント部材11の軸心
部には円筒状のブッシュ(図示省略)が装着されてお
り、このブッシュにライトプレート9R及びレフトプレ
ート9Lの下部がボルト14を介して係合している。
【0008】この折曲部10とライトプレート9Rの間
には、図17に示すように、ライトプレート9R及び折
曲部10の剛性を高めるための補強リブ、すなわち、上
部側の補強リブ15及び下部側の補強リブ15Aが上下
に二枚取り付けられている。また、折曲部10にはライ
トプレート9Rをエンジン1に固定するための取付ボル
ト孔16が上下に二個形成されている。上部側の取付ボ
ルト孔16の軸線Mと、上部側の補強リブ15の端部と
の間の長さLは略20mmである(図18参照)。な
お、図15において、符号17で示すものはスタータモ
ータである。
【0009】なお、エンジン等取付用ブラケットとし
て、特開平5−50860号公報に開示されているもの
がある。この公報に開示されているものは、車体側に取
付られる台座部と、エンジン等を支持するブラケットが
接続される、吸振材を備えた取付部とを別々のアルミニ
ウム押出型材で形成して剛性を向上させると共に、前記
取付部と台座部とを吸振材層と介して連結させたもので
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
においては、横置きのエンジンの後部を支持するエンジ
ンマウントブラケットのブラケット本体を左右に分割さ
れた二枚のプレートによって形成し、この内、ライトプ
レートの上部をエンジンに固定し、レフトプレートの上
部をトランスミッションに固定しているが、レイアウト
の関係や別のエンジンの場合、ライトプレート及びレフ
トプレートの上部をエンジン固定させることがある。こ
のような場合、エンジンに取り付けられたスタータモー
タと、ライトプレートの折曲部とが近接し、折曲部の上
部側に補強リブが組み付けにくくなって、作業性が低下
する問題があった。
【0011】なお、特開平5−50860号公報に開示
されているエンジン等取付用ブラケットは、エンジン支
持用のブラケットが接続する取付部の、車体側の部分の
改良であるので、本発明の課題を解決しているものでは
ない。
【0012】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、ブラケット本体のライトプレートの
プレート部と折曲部との間に配設した上部側の補強リブ
を前記折曲部に設けた取付ボルトの間に配置して、上部
側の補強リブとスタータモータとの間の距離を広げて、
上部側の補強リブの取り付け性を良くして作業性を向上
させると共に、ライトプレートの剛性を確保するように
したエンジンマウントブラケット構造を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
自動車のエンジンを車体に搭載するためのエンジンマウ
ントブラケットのブラケット本体を一対のプレートによ
って形成し、該一対のプレートのプレート部のエンジン
側の端部を略L状に折曲させて、前記プレートをエンジ
ンに取り付けるための折曲部に形成し、該折曲部と前記
プレート部との間に補強リブを配設し、該補強リブの
内、上部側の補強リブを折曲部に設けた取付ボルト孔の
間に配置したことを特徴とするものである。
【0014】このように、自動車のエンジンを車体に搭
載するためのエンジンマウントブラケットのブラケット
本体が一対のライトプレート及びレフトプレートによっ
て形成され、これらのプレートのエンジン側の端部に形
成した折曲部をエンジンに取り付けてブラケット本体を
エンジンに取り付ける。そして、ライトプレートのプレ
ート部と折曲部との間に配設した上部側の補強リブを折
曲部に設けた取付ボルト孔の間に配置して、上部側の補
強リブと、エンジンに設けたスタータモータとが近接し
ないようにすると共に、ライトプレートの剛性をも確保
する。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1に記載さ
れたものにおいて、前記一対のプレートのプレート部の
各々の長手方向の両側部にフランジを形成すると共に、
該フランジはエンジンに接近するに従って徐々に幅広に
形成され、車体に接近するに従って徐々に幅狭に形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0016】前記一対のライトプレートのプレート部及
びレフトプレートのプレート部の各々の長手方向の両側
部に形成されたフランジをエンジンブロックに接近する
に従って徐々に幅広にさせると共に、エンジンマウント
に接近するに従って徐々に幅狭にさせて、剛性を向上さ
せながら、重量を軽減させる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載されたものにおいて、前記折曲部と前記プレート
部との間に配設した補強リブの、前記プレート部及び前
記折曲部の内側角部に位置する部分に肉抜き部を形成し
たことを特徴とするものである。
【0018】このように折曲部とプレート部との間に配
置した補強リブの内側角部に位置する部分をなくして肉
抜き部に形成しブラケット本体、すなわち、ライトプレ
ート及びレフトプレートの剛性を向上させながら、重量
を低減させる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図1及び図2に基づき、図15乃至図18と同一の部
材には同一の符号を付して説明する。図1はエンジン1
の後部を支持しているエンジンマウントブラケット20
を拡大して示したものである。
【0020】このエンジンマウントブラケット20のブ
ラケット本体21は、図3に示すように、左右一対のプ
レート、すなわち、ライトプレート22Rとレフトプレ
ート22Lとによって形成されている。
【0021】ライトプレート22R及びレフトプレート
22Lの主要板材であるプレート部23R、23Lの端
部にはライトプレート22R及びレフトプレート22L
をエンジン1に取り付けるための横方向、L字形に折曲
された折曲部24が形成されている。
【0022】さらに、プレート部23R、23Lの長手
方向に沿う上下両側部には外側横方向に折曲した補強用
のフランジ25が形成されている。フランジ25はエン
ジン1に接近するにしたがって徐々に幅広Wに形成さ
れ、車体メンバ7に接近するに従って徐々に幅狭Sに形
成されている。
【0023】したがって、エンジンマウントブラケット
20のブラケット本体21のライトプレート22Rはプ
レート部23Rと、折曲部24と、フランジ25とから
概略構成され、レフトプレート22Lはプレート部23
Lと、折曲部24と、フランジ25とから概略構成され
ている。この場合、ライトプレート22Rの長手方向の
長さはレフトプレート22Lの長手方向の長さよりも後
述する取付部位の関係で若干短く形成されている。
【0024】このように形成されたブラケット本体21
は、図1に示すように、エンジン1及び車体メンバ7等
に取り付けられて、エンジン1の後部側を支持する。す
なわち、ブラケット本体21をエンジン1及び車体メン
バ7に取り付ける場合は、ライトプレート22Rの上部
をレフトプレート22Lの上部よりも低く位置させ、左
右の折曲部24,24に形成されている上下二つの取付
ボルト孔26、26A(レフトプレート22Lの取付ボ
ルト孔はみえない)よりエンジン1にボルト(図示省
略)を螺合させてブラケット本体21の上部を固定す
る。
【0025】さらに、ブラケット本体21の下部と、例
えば、加硫ゴムからなる円柱状のマウント部材11の軸
芯部に設けたブッシュとにボルトを挿通させてマウント
部材11をブラケット本体21に取り付けると共に、マ
ウント部材11を保持している円筒部材13の取付部1
2を車体メンバ7に固定してブラケット本体21の下部
を車体に取り付ける。
【0026】また、上記したように、ライトプレート2
2Rが配設される位置の上部にはスタータモータ17が
配設されている関係で、ライトプレート22Rの上部を
レフトプレート22Lの上部よりも低い位置に取り付け
ているが、ライトプレート22Rの長さがレフトプレー
ト22Lの長さよりも短いので、両プレート22R、2
2Lの下部は同じ位置の車体メンバ7に取り付けられ
る。
【0027】ブラケット本体21のライトプレート22
Rとレフトプレート22Lとの間には、両者を組み付
け、固定するための上部プレート27及び下部プレート
28が溶着されている。
【0028】また、ライトプレート22Rのプレート部
23Rと折曲部24との間には、図1及び図2に示すよ
うに、エンジンマウントブラケット20の剛性、つまり
プレート部23Rと折曲部24の剛性を高くするための
水平状の補強リブ、すなわち、上部側の補強リブ29と
下部側の補強リブ29Aとが上下に一枚づつ溶接によっ
て固定されている。
【0029】これら上部側の補強リブ29及び下部側の
補強リブ29Aはレフトプレート22Lのプレート部2
3Lと折曲部24との間にも溶着されているが、以下、
要部であるライトプレート22R側を例にして更に詳述
する。
【0030】前述したように図1及び図2に示す、ライ
トプレート22Rの上部にはスタータモータ17があ
り、スタータモータ17と、折曲部24の上端との間の
間隙が少ないため、折曲部24の上端位置に上部側の補
強リブ29を取り付けにくい。
【0031】すなわち、図2に示すように、折曲部24
の上部側の取付ボルト孔26の軸線Mと、折曲部24の
上端部との距離Lが従来と同じ20mmであっても、ス
タータモータ17と、上部側の補強リブ29を取り付け
る折曲部24の上端部とが接近し過ぎているので、上部
側の補強リブ29を取り付ける際の作業性が悪くなる。
【0032】そこで、上部側の補強リブ29及び下部側
の補強リブ29Aの内、上部側の補強リブ29を、折曲
部24に設けた上下二つの取付ボルト孔26、26Aの
間に配設している。このように上部側の補強リブ29を
上下二つの取付ボルト孔26、26Aの間に配設するこ
とによりライトプレート22Rの剛性を確保している
が、理想的には、図5に示すように、上部側の補強リブ
29を上部側の取付ボルト孔26の軸芯Mと、この上部
側の取付ボルト孔26及び下部側の取付ボルト孔26A
の中心線Nとの間Y以内に配置するようにすれば、エン
ジンマウントブラケット20の剛性をより上げることが
できる(図4をも参照)。なお、下部側の補強リブ29
Aは従来通り折曲部24の下部内側に取り付けられてい
る。
【0033】図6乃至図8は、エンジンマウントブラケ
ット20のエンジン1への実際の取付位置を示したもの
である。図6はエンジン1の後方の立面図を示したもの
であり、符号30は、ライトプレート22Rの取付座面
を示しており、符号31はライトプレート22Rの折曲
部24の上部側の取付ボルト孔26に対向するボルト孔
を示し、符号31Aは、ライトプレート22Rの折曲部
24の下部側の取付ボルト孔26Aに対向するボルト孔
を示している。
【0034】さらに、符号32は、レフトプレート22
Lの取付座面を示しており、符号33はレフトプレート
22Lの折曲部24の上部側の取付ボルト孔(図示な
し)に対向するボルト孔を示している。また、符号33
Aは、レフトプレート22Lの折曲部24の下部側の取
付ボルト孔(図示なし)に対向するボルト孔を示してい
る。
【0035】また、図7は、ライトプレート22Rが取
り付けられる図6に示すエンジン1の断面を示したもの
である。図において、符号34はクランクジャーナルハ
ウジングを示している。図8は、レフトプレート22L
が取り付けられる図6に示すエンジン1の断面を示した
ものである。図において、符号35はスタータモータ1
7の取付部を示している。
【0036】本発明は以上説明したように、エンジンマ
ウントブラケット20をエンジン1に取り付けてエンジ
ン1を車体に搭載する際、ブラケット本体21のライト
プレート22Rの上部にはスタータモータ17が位置し
ているので、このスタータモータ17と、ライトプレー
ト22Rとの近接を回避するため、ライトプレート22
Rの上部をレフトプレート22Lよりも下げて配設させ
ている。
【0037】さらに、ライトプレート22Rのプレート
部23Rと折曲部24との間に設ける上部側の補強リブ
29を上部側の取付ボルト孔26と下部側の取付ボルト
孔26Aとの間に配置させて、上部側の補強リブ29と
スタータモータ17との近接を回避させると共に、ライ
トプレート22Rの剛性を高めるようにしている。また
は、図5に示すように、上部側の補強リブ29を上部側
の取付ボルト孔26の軸線Mと、上下の取付ボルト孔2
6、26Aの間の中心線Nとの間に配置して、上記と同
じように上部側の補強リブ29とスタータモータ17と
が近接するのを回避させたり、剛性を上げるようにして
いる。
【0038】また、図3に示すように、ライトプレート
22R及びレフトプレート22Lのフランジ25の幅を
エンジン1に接近するつれて徐々にを幅広Wに、車体メ
ンバ7に接近するにつれて徐々に幅狭Sになるようにし
て、エンジンマウントブラケット20、すなわち、ライ
トプレート22Rの剛性を上げながら、かつ、重量を軽
減させている。
【0039】このように構成することにより、周波数と
振動振幅との特性は、図9に示すようになる。すなわ
ち、本発明のエンジンマウントブラケット20は、従来
のエンジンマフラブラケット4の周波数に対し振動振幅
が抑えられると共に、固有振動数が増加する。
【0040】なお、ライトプレート22Rのプレート部
23Rと、折曲部24との間に設けた、補強リブを図1
0及び図11に示すような形状の補強リブ36、36A
に形成してもよい。これは図4及び図5に示す、上部側
の補強リブ29及び下部側の補強リブ29Aの、プレー
ト部23Rと折曲部24との内側角部に位置する部分を
肉抜き部37に形成したものである。この場合、上部側
の補強リブ36及び下部側の補強リブ36Aは共に図4
及び図5に示す補強リブ29、29Aよりも形状が小さ
く、かつ、同一の形状になっている。
【0041】このように補強リブ36、36Aには肉抜
き部37が形成されているので、ライトプレート22R
の剛性を確保しながら、その重量を軽減することができ
る。さらに、補強リブ36、36Aが同一形状であるの
で、プレス型は一つで間に合うようになり、これによっ
ても作業性が向上する。
【0042】また、図12乃至図14に示すように、折
曲部24と、ライトプレート22Rのプレート部23R
との間に補強用のビード38を設けてもよい。このビー
ド38の取付位置は、図4及び図5に示す補強リブ2
9、29Aと同じ位置である。
【0043】このようにビード38を設けることによ
り、エンジンマウントブラケット20のライトプレート
22Rの剛性を確保しながらライトプレート22Rの重
量軽減をすることが可能になる。さらに、補強リブ2
9、29A及び補強リブ36、36Aのプレス型が廃止
され、補強リブ29、29A及び補強リブ36、36A
をライトプレート22Rに取り付ける際の溶接工程が廃
止される。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、自動車のエンジ
ンを車体に搭載するためのエンジンマウントブラケット
のブラケット本体を一対のプレートによって形成し、該
一対のプレートのプレート部のエンジン側の端部を略L
状に折曲させて形成した折曲部と、前記プレート部との
間に配設した補強リブを、折曲部に設けた取付ボルト孔
の間に配置したので、限られた空間内でライトプレート
すなわちエンジンマウントブラケットの剛性を確保する
ことができる。
【0045】請求項2記載の発明は、請求項1に記載さ
れたものにおいて、エンジンマウントブラケットの一対
のプレートのプレート部の長手方向に沿う各々の両側部
にエンジンに接近するに従って徐々に幅広に形成され、
車体に接近するに従って徐々に幅狭に形成されたフラン
ジを設けたので、剛性を確保したまま、エンジンマウン
トブラケットの重量を軽減することができる。
【0046】請求項3記載の発明は、前記折曲部と前記
プレート部との間に配設した補強リブの内側角部に位置
する部分に肉抜き部を形成したので、剛性を確保したま
ま、エンジンマウントブラケットの重量を軽減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示すエンジンの後方
部を支持するエンジンマウントブラケットの斜視図であ
る。
【図2】図1に示すものの右側面図である。
【図3】エンジンマウントブラケットのブラケット本体
の斜視図である。
【図4】図1に示す補強リブの拡大斜視図である。
【図5】図4に示すもののA−A線断面図である。
【図6】エンジンの後側の立面図である。
【図7】図6に示すもののB−B線に沿う断面図であ
る。
【図8】図6に示すもののC−C線に沿う断面図であ
る。
【図9】本発明の特性を表す図である。
【図10】本発明の他の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図11】図10に示すものの上面図である。
【図12】本発明のさらに他の実施の形態を示す斜視図
である。
【図13】図12に示すもののD矢視図である。
【図14】図12に示すものの上面図である。
【図15】エンジンマフラブラケットの取付状態を示す
側面図である。
【図16】図14に示すものの上面図である。
【図17】図16に示すもののライトプレートに設けた
補強リブの斜視図である。
【図18】図17に示すもののE−E線断面図ある。
【符号の説明】
1 エンジン 20 エンジンマウントブラケット 21 ブラケット本体 22R ライトプレート 22L レフトプレート 23R プレート部 23L プレート部 24 折曲部 25 フランジ 26 取付ボルト孔 29 上部側の補強リブ 29A 下部側の補強リブ29A W 幅広 S 幅狭
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のエンジンを車体に搭載するため
    のエンジンマウントブラケットのブラケット本体を一対
    のプレートによって形成し、該一対のプレートのプレー
    ト部のエンジン側の端部を略L状に折曲させて、前記プ
    レートをエンジンに取り付けるための折曲部に形成し、
    該折曲部と前記プレート部との間に補強リブを配設し、
    該補強リブの内、上部側の補強リブを折曲部に設けた取
    付ボルト孔の間に配置したことを特徴とするエンジンマ
    ウントブラケット構造。
  2. 【請求項2】 前記一対のプレートのプレート部の各々
    の長手方向の両側部にフランジを形成すると共に、該フ
    ランジはエンジンに接近するに従って徐々に幅広に形成
    され、車体に接近するに従って徐々に幅狭に形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のエンジンマウント
    ブラケット構造。
  3. 【請求項3】 前記折曲部と前記プレート部との間に配
    設した補強リブの、前記プレート部及び前記折曲部の内
    側角部に位置する部分に肉抜き部を形成したことを特徴
    とする請求項1または2記載のエンジンマウントブラケ
    ット構造。
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