JPH11261823A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11261823A
JPH11261823A JP10085040A JP8504098A JPH11261823A JP H11261823 A JPH11261823 A JP H11261823A JP 10085040 A JP10085040 A JP 10085040A JP 8504098 A JP8504098 A JP 8504098A JP H11261823 A JPH11261823 A JP H11261823A
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JP
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image
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input
image data
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JP10085040A
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English (en)
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Tetsuo Fujisawa
哲夫 藤沢
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像データのレベルに基づいてMTF補
正処理による画像強調後のデータの中から画像ノイズを
除去する画像処理装置を提供すること。 【解決手段】 レベル検出204(図4参照)は、入力
された画像データとセレクタ401で選択された検出レ
ベルをコンパレータ402で比較することにより入力画
像のレベルを検出する。コンパレータは、検出レベル以
上の入力に対しては「1」を出力し、未満の入力に対し
ては「0」を出力する。検出レベル未満の入力画像は、
うすい画像か、地肌濃度レベルの画像ノイズである。こ
の場合レベル検出結果は「0」がセレクタ206へ送ら
れる。レベル検出204の検出レベルは、制御部105
によりしきい値をセレクタ401で選択することで設定
する。検出レベルが大きければ画像ノイズとして認識し
易くなり、ノイズ除去効果が大きくなり、小さければ認
識しにくくなり、ノイズ除去効果が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル画像処
理装置に関し、特にスキャナ等から入力された画像情報
を認識する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル複写機等の画像処理装置にお
いて、文字等をはっきり再現させるための処理として一
般的にMTF補正処理による画像強調が行なわれてい
る。このMTF(変調伝達関数)補正処理は、文字等を
強調する効果はあるが、一方で、入力画像データ中に含
まれる画像ノイズも同時に強調するという不具合があっ
た。そこで、原稿画像中のノイズを除去する手段を有す
る技術としては、特開平7−152908号公報記載の
発明のように、画素抽出の際に、画素データを3種類の
画素に分類し、セレクタにより画素ごとに画像データを
選択して割り当てることでノイズ画素を除去するものな
どがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では入力画像データの画像レベルを検出する手段がな
く、MTF補正処理を行なう前の入力画像データのレベ
ルでは、画像ノイズとしては問題ないレベルの場合で
も、MTF補正処理により画像ノイズが強調されて問題
となる不具合があった。また、画像ノイズの除去におい
ては、除去効果を小さくすると画像ノイズが残ってしま
い、除去効果を大きくすると有効な画像まで除去してし
まうという問題もあった。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、入力画像
データのレベルに基づいてMTF補正処理による画像強
調後のデータの中から画像ノイズを除去する画像処理装
置を提供することである。本発明の第2の目的は、MT
F補正前の画像データと補正後の画像データを比較する
ことで画像ノイズを検出して除去する画像処理装置を提
供することである。本発明の第3の目的は、画像ノイズ
の除去を制御する検出レベルの設定値を変更可能にする
手段を有し、いろいろな原稿に対して個別に適切な画像
ノイズ除去を行なうことが可能な画像処理装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、画像データを入力する画像入力手段と、この画像入
力手段により入力された画像データに各種画像処理を行
う画像処理手段と、この画像処理手段で処理された画像
データを出力する画像出力手段とを備え、前記画像処理
手段が、入力画像データの画像レベルを検出する画像レ
ベル検出手段と、入力画像データを強調処理するMTF
補正手段と、画像レベル検出手段による検出結果により
制御される画像ノイズを除去する画像ノイズ除去手段と
備え、前記MTF補正手段によるMTF補正後の画像デ
ータに対して、前記画像ノイズ除去手段による画像ノイ
ズ除去を行うことで、前記第1の目的を達成する。
【0006】請求項2記載の発明では、画像データを入
力する画像入力手段と、この画像入力手段により入力さ
れた画像データに各種画像処理を行う画像処理手段と、
この画像処理手段で処理された画像データを出力する画
像出力手段とを備え、前記画像処理手段が、入力画像デ
ータの画像レベルを検出する画像レベル検出手段と、入
力画像データを強調処理するMTF補正手段と、MTF
補正処理の前後の画像データの比較を行なう差分検出手
段と、画像レベル検出手段による検出結果と差分検出手
段による検出結果により制御される画像ノイズを除去す
る画像ノイズ除去手段と備え、前記MTF補正手段によ
るMTF補正後の画像データに対して、前記画像ノイズ
除去手段による画像ノイズ除去を行うことで、前記第2
の目的を達成する。
【0007】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明のおいて、前記画像レベル検出手段の画像の検出レ
ベルを変更する検出レベル変更手段と、前記差分検出手
段のMTF補正処理の前後の画像データの比較を行なう
差分の検出レベルを変更する差分検出レベル変更手段と
さらに備え、前記検出レベル変更手段と差分検出レベル
変更手段からの変更入力に応じて、MTF補正後の画像
データに対して画像ノイズを除去することで、前記第3
の目的を達成する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を、図1ないし図11を参照して詳細に説明する。図1
は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の基本構成
を示したブロック図である。画像入力部101は、ディ
ジタルコピー、ディジタルファクシミリのスキャナに相
当し、原稿を読み取り、入力画像データとして画像処理
部102に送る。画像処理部102は、入力された画像
データに対してノイズ除去、フィルタ処理、γ変換処
理、階調処理などの各種画像処理を行い、処理結果を画
像出力部103に送る。
【0009】画像出力部103は、ディジタル複写機の
プリンタに相当し、処理後のビットマップ画像データを
記録紙にプリント出力する。操作部104は、使用者が
動作モードの設定やコピー動作のスタートの指示の入
力、ノイズ除去レベルの変更などに用いられる。制御部
105は、コピー動作を行うときの装置の全体制御を行
う。画像入力部101に対しては、スキャナの動作制御
を行い、画像処理部102に対しては、ノイズ除去レベ
ルの設定、γ変換処理、フィルタ処理、階調処理などの
各種画像処理の処理に用いるパラメータの設定を行い、
画像出力部103に対しては、プリンタの動作制御を行
い、操作部104に対しては、各種情報の表示制御や動
作モード、レベル変更の入力制御を行う。
【0010】図2は、本実施の形態のブロック図を更に
詳細に示した図である。本実施の形態は、原稿画像を読
み取るスキャナ部201、フィルタ処理を行うためのマ
トリクス生成202、MTFフィルタ処理203、レベ
ル検出204、MTFフィルタ処理203の前後のデー
タの差を検出する差分検出205、画像ノイズを取り除
くセレクタ206、γ変換処理、階調処理207、画像
をコピーとして出力するプリンタ部208、装置全体の
制御を実行するCPU(中央処理装置)210、制御プ
ログラムが格納されているROM(リード・オンリ・メ
モリ)211、制御プログラムが一時的に使用するRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)212、各装置間の
データのやりとりを行う内部システムバス209、動作
モード選択、スタート、ストップなどの指示を与えたり
認識を表示する操作部213により構成されている。
【0011】図1と図2の対応はそれぞれ以下のように
なっている。画像入力部101にスキャナ部201が対
応しており、画像処理部102にマトリクス生成20
2、MTFフィルタ処理203、レベル検出204、差
分検出205、セレクタ206、γ変換処理、階調処理
207が対応している。また、画像出力装置103にプ
リンタ部208が対応しており、制御部105にCPU
210、ROM211、RAM212が対応している。
【0012】図3は、スキャナ部201及びプリンタ部
208の内部の概略構成を示した説明図である。スキャ
ナ部201における原稿を載置するためのコンタクトガ
ラス301は、光源302a、302bによって照明さ
れ、読取原稿からの反射光はミラー303、304、3
05、306、307及びレンズ308を介してCCD
(光電変換素子)イメージセンサ309の受光面に結像
される。光源302(302a、302b)及びミラー
303は、コンタクトガラス301の下面をコンタクト
ガラス301と平行に副走査方向に移動する走行体31
0に搭載され、ミラー304、305はその走行体31
0に連動して、1/2の速度で副走査方向に移動する走
行体311に搭載されている。
【0013】主走査方向のスキャンは、CCDイメージ
センサ309の個体走査によって行われ、原稿画像はC
CDイメージセンサ309によって読み取られ、前述の
ような光学系が移動することで原稿全体が走査されるよ
うになっている。なお、この装置には、原稿を押圧する
ための圧板339が設けられている。
【0014】次に、プリンタ部208は、レーザ書き込
み系、画像再生系ならびに給紙系により構成される。レ
ーザ書き込み系は、レーザ出力ユニット321、結像レ
ンズ322ならびにミラー323を備えている。レーザ
出力ユニット321の内部には、レーザ光源であるレー
ザダイオード及び電気モータによって高速で回転する多
角形ミラー(ポリゴンミラー)が設けられている。レー
ザ書き込み系から出力されるレーザ光が画像再生系の感
光体ドラム324に照射される。感光体ドラム324の
周囲には、帯電チャージャ325、イレーサ326、現
像ユニット327、転写チャージャ328、分離チャー
ジャ329、分離爪330、クリーニングユニット33
1などが備わっている。なお、感光体ドラム324の一
端近傍でレーザビームが照射される位置に主走査同期信
号を発生するビームセンサ(図示せず)が配置されてい
る。
【0015】次に、このプリンタ部208における画像
再生プロセスを説明する。感光体ドラム324の周面
は、帯電チャージャ325によって一様に高電位に帯電
される。その周面にレーザー光が照射されると、照射さ
れた部分は電位が下がる。レーザー光は記録再生の黒/
白に応じてON/OFF制御されるので、レーザー光の
照射によって、感光体ドラム324の周面に記録画像に
対応する電位分布、すなわち静電潜像が形成される。静
電潜像が形成された部分が現像ユニット327を通る
と、その電位の高低に応じてトナーが付着し、静電潜像
が可視化したトナー像となる。トナー像が形成された部
分に、所定のタイミングで記録シート332がカセット
から送り込まれ、トナー像に重なる。
【0016】このトナー像は転写チャージャ328によ
って記録シート332に転写され、その後分離チャージ
ャ329ならびに分離爪330によって、感光体ドラム
324から分離される。分離された記録シート332
は、搬送ベルト334によって搬送され、ヒータを内蔵
した定着ローラ335によって加熱着された後、排紙ト
レイ336に排紙される。また、本実施の形態では、図
3に示すとおり、プリンタ部208は給紙系を2系統有
している。一方の給紙系は、上段給紙カセット333a
および手差し給紙台333cが備わっており、上段給紙
カセット333aおよび手差し給紙台333cにセット
された記録シート332aは、給紙ローラ337aによ
って給紙される。もう一方の給紙系には、下段給紙カセ
ット333bが備わり、下段給紙カセット333b内の
記録シート332bは、給紙ローラ337bによって給
紙される。そしていずれかの給紙ローラから給紙された
記録シート332はレジストローラ338に当接した状
態で一旦停止し、記録プロセスの進行に同期したタイミ
ングで感光体ドラム324に送り込まれる。
【0017】次に、本実施の形態をディジタルコピーを
例にして説明する。スキャナ部201からの入力画像デ
ータは、マトリクス生成202において5画素×5ライ
ンにマトリクス化される。マトリクス化後の画像データ
はMTFフィルタ処理203でMTF補正が行われる。
フィルタ処理の内部構成は従来の技術と同様である。レ
ベル検出204は、入力画像データのレベルを検出す
る。あらかじめ設定されているレベル以上の入力に対し
ては「1」を送り、あらかじめ設定されているレベル未
満の入力に対しては「0」をセレクタ206へ送る。
【0018】差分検出205は、MTF補正前の画像デ
ータとMTF補正後の画像データが入力され、その差分
の絶対値が計算される。差分の絶対値が、あらかじめ設
定されているレベル以上の場合は「1」を送り、あらか
じめ設定されているレベル未満の場合は「0」をセレク
タ206へ送る。セレクタ206は、入力画像データ、
MTF補正フィルタ処理後の画像データを、レベル検出
からの信号204、差分検出205からの信号が入力さ
れ、ノイズ除去後の画像データをγ変換処理、階調処理
207へ送る。γ変換処理、階調処理207で処理され
た画像データは、プリンタ部208によりコピーとして
出力される。
【0019】図4には、レベル検出204の詳細なブロ
ック図が示してある。レベル検出204は、スキャナ2
01から入力された画像データとセレクタ401で選択
された検出レベルをコンパレータ402で比較すること
により入力画像のレベルを検出する。コンパレータ40
2は、検出レベル以上の入力に対しては「1」を出力
し、検出レベル未満の入力に対しては「0」を出力す
る。ここで検出レベル未満の入力画像は、非常にうすい
画像か、または地肌濃度レベルの画像ノイズである。こ
の場合レベル検出結果は「0」がセレクタ206へ送ら
れる。レベル検出204の検出レベルは、制御部105
によりしきい値をセレクタ401で選択することで設定
する。ここで、検出レベルが大きければ画像ノイズとし
て認識し易くなるのでノイズ除去効果が大きくなり、小
さければ認識しにくくなるので、ノイズ除去効果が小さ
くなる。
【0020】図5は差分検出205の詳細なブロック図
である。減算器501によりスキャナ部201からの入
力画像データとMTF補正後の画像データの差の絶対値
が求められる。この差の絶対値とセレクタ502で選択
された検出レベルを、コンパレータ503で比較するこ
とにより差分を検出する。コンパレータ503は、差分
の絶対値が検出レベル以上の場合は「1」を出力し、検
出レベル未満の場合は「0」を出力する。ここで検出レ
ベル以上の画像データは、MTF補正により必要以上に
強調された可能性がある。例えば、入力画像では小さな
レベルの画像ノイズが強調されて大きなレベルの画像ノ
イズになった場合などがある。この場合の差分検出結果
は「1」がセレクタ206へ送られる。
【0021】差分検出205の検出レベルは、制御部1
05によりしきい値をセレクタ502で選択することで
設定する。ここで、検出レベルが小さければ画像ノイズ
として認識し易くなるのでノイズ除去効果が大きくな
り、大きければ認識しにくくなるので、ノイズ除去効果
が小さくなる。セレクタ206は、レベル検出204の
結果と差分検出205の結果から実際のノイズ除去を行
う。ノイズ除去方法は2種類ある。第1の方法は、通
常、セレクタ206へ入力されるMTF処理後の画像デ
ータを出力し、ノイズ除去を行なう場合は、入力信号に
よらず「0」を出力することでノイズを除去する。第2
の方法は、通常はセレクタ206へ入力されるMTF補
正処理後の画像データを出力し、ノイズ除去を行なう場
合は、セレクタ206に入力されるスキャナ201から
の入力画像データを出力することでノイズを除去する。
【0022】出力された画像データは、γ変換処理、階
調処理207へ送られる。γ変換処理、階調処理207
は従来からの技術であり、プリンタ部208で画像を出
力するのに適した信号に変換を行う。γ変換処理は出力
画像の濃度を決める変換処理で、階調処理は画像データ
をプリンタで出力するのに適した信号に変換する処理で
ある。
【0023】第1の実施の形態では、レベル検出204
の出力が「1」の時、セレクタ206はMTFフィルタ
203からの画像データを出力する。また、レベル検出
204の出力が「0」の時、セレクタ206は入力画像
データにかかわらず「0」を出力するようになってい
る。図6はセレクタ206の出力の組み合わせを表示し
たものである。
【0024】次に、第1の実施の形態の使用例と操作に
ついて説明する。図8は操作部213の表示例を示した
ものである。操作部213は液晶ディスプレイとタッチ
パネルから構成されていて表示と入力ができるようにな
っている。本実施の形態に係る装置は、コピーにノイズ
除去機能として搭載される。初めコピーの操作部の表示
は図8のようになっている。ここで、ユーザーが、図8
における「ノイズ除去」表示が機能のON/OFFを決
める。ノイズ除去機能を使用する場合は、「ノイズ除
去」表示を押下して、ノイズ除去機能ONを行う。ノイ
ズ除去機能が選択された場合は、図9に示すように機能
が選択された表示になる。図10は「ノイズ除去」が選
択された場合の操作画面の例である。ここで「地肌よご
れなどを除去する」を選択することで、レベル検出20
4出力によるノイズ除去が有効となる。
【0025】第2の実施の形態では、レベル検出204
の出力が「0」かつ差分検出205の出力が「1」の
時、セレクタ206は入力画像データにかかわらず
「0」を出力する。レベル検出204の出力が「1」か
つ差分検出205の出力が「0」の時は、MTFフィル
タ203からの画像データを出力する。レベル検出20
4の出力が「0」かつ差分検出205の出力が「0」ま
たは、レベル検出204の出力が「1」かつ差分検出2
05の出力が「1」の時は、MTFフィルタ203の前
のスキャナ部201からの入力画像データを出力する。
セレクタ206の出力の組み合わせ表を図7に示してあ
る。
【0026】次に、第2の実施の形態の使用例と操作に
ついて説明する。図8、図9に関しては第1の実施の形
態と同様である。図9において、「ノイズ除去」が選択
されると図10の操作画面になる。ここで「地肌よご
れ、画像の縁どり、画像の影などを除去する」を選択す
ることで、レベル検出204出力、および差分検出20
5によるノイズ除去が有効となる。
【0027】第3の実施の形態では、セレクタ401
は、制御部105からの検出レベル選択信号により7つ
の検出レベルから1つを選択してコンパレータ402へ
送る。大きな値の検出レベルが選択されたときは、画像
ノイズが検出されやすくなり、小さな値の検出レベルが
選択された時は、画像ノイズが検出されにくくなる。こ
のようにして、レベル検出204の検出レベルが変更さ
れる。セレクタ502は、制御部105からの検出レベ
ル選択信号により7つの検出レベルから1つを選択して
コンパレータ503へ送る。大きな値の検出レベルが選
択されたときは、画像ノイズが検出されにくくなり、小
さな値の検出レベルが選択された時は、画像ノイズが検
出されやすくなる。このようにして、差分検出205の
検出レベルが変更される。
【0028】次に、第3の実施の形態の使用例と操作に
ついて説明する。図8、図9、図10に関しては第1の
実施の形態と同様である。図11は図10において「除
去レベル変更」が選択された場合の操作部の画面の例で
ある。ここで、「ノイズ除去弱」や「ノイズ除去強」を
操作して、画像のノイズの除去されやすさを7段階のな
かから設定する。ここで設定された状態に基づいてセレ
クタ401、セレクタ502の検出レベルが変更され
る。以上の説明から、MTF補正の画像強調を行っても
画像ノイズが強調されないディジタル複写機を実現する
ことができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、入力画像デー
タのレベルに応じて、MTF強調後の画像ノイズを除去
するため、画像ノイズの強調は行わずに、文字などの強
調処理を行うことができ、高品質な画像を得ることがで
きる。
【0030】請求項2記載の発明では、MTF補正前と
補正後の差分に応じて、MTF強調後の画像ノイズを除
去するため、文字の縁や文字の影などの入力画像データ
においては小さい信号がMTF補正により増幅されて画
像ノイズとなったものを検出して除去することができ、
高品質な画像を得ることができる。
【0031】請求項3記載の発明では、画像ノイズ除去
のレベルを変更することが可能になり、原稿に応じて適
切な画像ノイズ除去を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の具体
的なブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るディジタル複写機の
内部図である。
【図4】レベル検出の内部ブロック図である。
【図5】差分検出の内部ブロック図である。
【図6】第1の実施の形態の画像ノイズ除去を行う信号
の組み合わせ表である。
【図7】第2の実施の形態の画像ノイズ除去を行う信号
の組み合わせ表である。
【図8】ディジタルコピーの操作部の表示例である。
【図9】ノイズ除去機能をONにした時のディジタル複
写機の操作部の表示例である。
【図10】ノイズ除去機能をONにして、ノイズ除去方
式を選択する時のディジタル複写機の操作部の表示例で
ある。
【図11】ノイズ除去機能をONにして、ノイズ除去レ
ベルを設定する時のディジタル複写機の操作部の表示例
である。
【符号の説明】
101 画像入力部 102 画像処理部 103 画像出力部 104 操作部 105 制御部 201 スキャナ部 202 マトリクス生成 203 MTFフィルタ処理 204 レベル検出 205 差分検出 206 セレクタ 207 γ変換処理、階調処理 208 プリンタ部 209 内部システム・バス 210 CPU 211 ROM 212 RAM 213 操作部 324 感光体ドラム 325 帯電チャージャ 327 現像ユニット 401 セレクタ 402 コンパレータ 501 減算器 502 セレクタ 503 コンパレータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された画像データに各種画
    像処理を行う画像処理手段と、 この画像処理手段で処理された画像データを出力する画
    像出力手段とを備え、 前記画像処理手段が、入力画像データの画像レベルを検
    出する画像レベル検出手段と、入力画像データを強調処
    理するMTF補正手段と、画像レベル検出手段による検
    出結果により制御される画像ノイズを除去する画像ノイ
    ズ除去手段と備え、 前記MTF補正手段によるMTF補正後の画像データに
    対して、前記画像ノイズ除去手段による画像ノイズ除去
    を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像データを入力する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力された画像データに各種画
    像処理を行う画像処理手段と、 この画像処理手段で処理された画像データを出力する画
    像出力手段とを備え、 前記画像処理手段が、入力画像データの画像レベルを検
    出する画像レベル検出手段と、入力画像データを強調処
    理するMTF補正手段と、MTF補正処理の前後の画像
    データの比較を行なう差分検出手段と、画像レベル検出
    手段による検出結果と差分検出手段による検出結果によ
    り制御される画像ノイズを除去する画像ノイズ除去手段
    と備え、 前記MTF補正手段によるMTF補正後の画像データに
    対して、前記画像ノイズ除去手段による画像ノイズ除去
    を行うことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像レベル検出手段の画像の検出レ
    ベルを変更する検出レベル変更手段と、 前記差分検出手段のMTF補正処理の前後の画像データ
    の比較を行なう差分の検出レベルを変更する差分検出レ
    ベル変更手段とさらに備え、 前記検出レベル変更手段と差分検出レベル変更手段から
    の変更入力に応じて、MTF補正後の画像データに対し
    て画像ノイズを除去することを特徴とする請求項2記載
    の画像処理装置。
JP10085040A 1998-03-15 1998-03-15 画像処理装置 Pending JPH11261823A (ja)

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JP10085040A Pending JPH11261823A (ja) 1998-03-15 1998-03-15 画像処理装置

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JP (1) JPH11261823A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007260019A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Olympus Corp 内視鏡装置

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JP2007260019A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Olympus Corp 内視鏡装置

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