JPH1032716A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH1032716A
JPH1032716A JP21659096A JP21659096A JPH1032716A JP H1032716 A JPH1032716 A JP H1032716A JP 21659096 A JP21659096 A JP 21659096A JP 21659096 A JP21659096 A JP 21659096A JP H1032716 A JPH1032716 A JP H1032716A
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density conversion
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JP21659096A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Fujisawa
哲夫 藤沢
Shinichi Wakahara
真一 若原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の濃度変換手段の濃度変換の内容を変更
可能とし、濃度変換手段の個数以上の原稿種類に対応す
ることができる画像処理装置の提供。 【解決手段】 画像入力部101は、 スキャナに相当し
て原稿を読み取り、その読み取り入力画像データを、濃
度変換部102に送る。濃度変換部102は、複数の濃
度変換機能を有する。濃度変換部102は、入力画像デ
ータの濃度分布を検知し、画像の濃度範囲に対応した濃
度変換を行い、変換後の画像データを画像処理部103
に送る。制御部105は、コピー動作を行うときの装置
の全体制御を行ない、たとえば濃度変換部102に対し
ては、濃度範囲の設定、濃度変換の内容の変更などを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、 イメージスキャナ
ー、ファクシミリ、複写機等の画像データを取り込ん
で、その画像デ−タに対して濃度変換を行なう画像処置
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル複写機のスキャナなどから入
力された画像デ−タを処理して、プリンタから出力する
ディジタル複写機などでは、原稿画像の濃度を制御する
ガンマ補正などの濃度を変換する手段を有している。こ
の濃度変換手段の設定を原稿全体の濃度範囲から決定す
ることで画像品質を向上させる発明として、特願平5−
14730号記載の発明が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
では、原稿に含まれる画像の種類別に濃度の異なること
を検出して、検出した濃度分布に応じて濃度変換装置を
選択するものではなかった。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、複数の濃
度変換手段を持ち、その手段が行う濃度変換の内容を変
更できるようにし、もって、濃度変換手段の個数以上の
原稿種類に対応できる画像処理装置を提供することであ
る。本発明の第2の目的は、複数の濃度変換手段が行う
濃度変換の内容を予め用意するようにし、濃度変換の内
容の設定を操作者が最初から行なう必要のない画像処理
装置を提供することである。本発明の第3の目的は、例
えば、濃度の不安定な文字画像データに対して、その文
字濃度の範囲に応じて、文字を一定の濃度に変換するこ
とにより、文字濃度のばらつかない文字データを提供で
きる画像処理装置を提供することである。本発明の第4
の目的は、地肌濃度の不安定な入力データに対して、そ
の地肌濃度の範囲に応じて、出力データの地肌濃度を白
データに変換することにより、地肌の濃度の汚れの出力
を抑えられる画像処理装置を提供することである。
【0005】本発明の第5の目的は、濃度変換を行う際
の濃度変換の内容を予め一定の規則に基づいて容易に作
成するようにし、さまざまな種類の画像に対して良好な
濃度変換が行える画像処理装置を提供することである。
本発明の第6の目的は、濃度変換を行う際の濃度変換の
内容を、入力画像濃度に対して一定の割合で濃くした
り、薄くしたりする内容として容易に作成するように
し、さまざまな種類の画像に対して良好な濃度変換が行
える画像処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿画像を読み取る画像読取手段と、この画像読取
手段で読み取られた画像データを出力する出力手段と、
この出力手段の出力特性に画像データを適合するよう画
像データ処理する画像データ処理手段と、この画像デー
タ処理手段で処理を行なう前に画像データの濃度変換を
行なう複数の濃度変換手段と、この複数の濃度変換手段
が行う濃度変換の内容を変更する変更手段と、を具備す
ること前記第1の目的を達成する。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
画像処理装置において、前記複数の濃度変換手段が行う
濃度変換の内容は、予め固定されていることにより前記
第2の目的を達成する。請求項3記載の発明では、請求
項1記載の画像処理装置において、前記画像読取手段が
読み取った画像データの濃度が所定の範囲のときには、
前記複数の濃度変換手段は、その画像データを一定の濃
度レベルに変換することにより前記第3の目的を達成す
る。請求項4記載の発明では、請求項1記載の画像処理
装置において、前記画像読取手段が読み取る画像データ
が地肌濃度のときには、前記複数の濃度変換手段は、そ
の画像データを白レベルに変換することにより前記第4
の目的を達成する。
【0008】請求項5記載の発明では、原稿画像を読み
取る画像読取手段と、この画像読取手段で読み取られた
画像データを出力する出力手段と、この出力手段の出力
特性に画像データを適合するよう画像データを処理する
画像データ処理手段と、この画像データ処理手段で処理
を行なう前に画像データの濃度変換を行なう複数の濃度
変換手段と、この複数の濃度変換手段が行う濃度変換の
内容を、濃度変換手段に対して設定する設定手段と、前
記画像読取手段で読み取った画像データの濃度分布を検
出する濃度分布検出手段と、この濃度分布検出手段の検
出した濃度分布に応じて、前記複数の濃度変換手段のう
ちの1つを選択する選択手段とを具備し、前記設定手段
による濃度変換の内容の設定は、入力濃度値に一定値を
演算させた結果を出力濃度値に対応させることで行うこ
とにより、前記第5の目的を達成する。請求項6記載の
発明では、請求項5記載の画像処理装置において、前記
設定手段のよる濃度変換の内容の設定は、入力濃度値に
一定値を加算させた結果を出力濃度値に対応させること
で行うことにより、前記第6の目的を達成する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像処理装置の好
適な実施の形態を図1ないし図16を参照して詳細に説
明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる画
像処理装置の全体のブロック図の一例を示す。この画像
処理装置は、図1に示すように、画像入力部101と、
濃度変換部102と、画像処理部103と、画像出力部
104と、制御部105と、操作部106とを備えてい
る。画像入力部101は、 ディジタルコピ−、ディジタ
ルファクシミリのスキャナに相当し、原稿を読み取り入
力画像データとして濃度変換部102に送る。この濃度
変換部102は、入力画像データの濃度分布を検知し、
画像の濃度範囲に対応した濃度変換を行い、変換後の画
像データを画像処理部103に送る。
【0010】画像処理部103は、入力された画像デー
タに対してフィルタ処理、変倍処理、階調処理などの各
種画像処理を行い処理結果を画像出力部104に送る。
この画像出力部104は、ディジタル複写機のプリンタ
に該当し、処理後のビットマップ画像データを用紙にプ
リントアウトする。制御部105は、コピー動作を行う
ときの装置の全体制御を行なう。即ち、画像入力部10
1に対しては、スキャナの動作制御を行い、濃度変換部
102に対しては、濃度範囲の設定を行い、画像処理部
103に対しては、フィルタ処理、変倍処理、階調処理
などの各種画像処理の選択、処理に用いるパラメータの
設定を行う。また、操作部106に対しては、動作設定
条件の表示制御や動作モード、レベル設定の入力制御を
行なう。操作部106は、使用者が動作モードの入力や
コピー動作、動作のスタートの指示の入力、濃度設定範
囲の変更などに用いられる。
【0011】図2は、画像処理装置のさらに詳細なブロ
ック図を示す。この画像処理装置は、図2に示すよう
に、原稿画像を読み取るスキャナ部201と、複数の濃
度変換手段を持つ濃度変換部202と、フィルタ処理、
変倍処理、階調処理を行なう画像処理部203と、画像
をコピーとして出力するプリンタ部204と、装置全体
の制御を行うCPU(中央処理装置)206と、制御プ
ログラムが格納されているROM(リード・オンリ・メ
モリ)207と、制御プログラムが一時的に使用するR
AM(ランダム・アスセス・メモリ)208と、各装置
間のデータのやりとりを行なう内部システム・バス20
5と、動作モード選択、スタート、ストップなどの指示
を与えたり、認識を表示する操作部209とから構成さ
れている。この図2のスキャナ部201は、図1の画像
入力部101に対応しており、濃度変換部102は、図
1の濃度変換部202に対応している。また、フィルタ
処理、変倍処理、階調処理を行う画像処理部203は、
画像処理部103に対応し、プリンタ部204は画像出
力部104に対応し、CPU206、ROM207、お
よびRAM208は制御部105に対応する。
【0012】図3は、図におけるスキャナ部201及び
プリンタ部204の内部の概略構成を示す説明図であ
る。スキャナ部201における原稿を載置するためのコ
ンタクトガラス301は、光源302a、302b、に
よって照明され、読み取り原稿からの反射光は、ミラー
303から307及びレンズ308を介してCCDイメ
ージセンサ309の受光面に結像される。光源302
(302a、302b)及びミラー303は、コンタク
トガラス301の下面をコンタクトガラス301と平行
に副走査方向に移動する走行体310に搭載され、ミラ
ー304、305はその走行体310に連動して1/2
の速度で副走査方向に移動する走行体311に搭載され
ている。主走査方向のスキャンは、CCDイメージセン
サ309の固体走査によって行なわれ、原稿画像はCC
Dイメージセンサ309によって読み取られ、前述のよ
うな光学系が移動することで原稿全体が走査されるよう
になっている。なお、図中339は、原稿を押圧するた
めの圧板である。
【0013】次に、プリンタ部204は、レーザ書き込
み系、画像再生系ならびに給紙系により構成される。レ
ーザ書き込み系は、レーザ出力ユニット321、結像レ
ンズ322ならびにミラ−322を備えている。レーザ
出力ユニット321の内部には、レーザ光源であるレー
ザダイオード及び電気モータによって高速で回転する多
角形ミラー(ポリゴンミラー)が設けられている。レー
ザ書き込み系から出力されるレーザ光が、画像再生系の
感光体ドラム324に照射される。感光体ドラム324
の周囲には、帯電チャージャ325、イレーサ326、
現像ユニット327、転写チャージャ328、分離チャ
ージャ329、分離爪330、クリーニングユニット3
31などが設けられている。なお、感光体ドラム324
の一端近傍でレーザビームが照射される位置に主走査同
期信号を発生するビームセンサ(図示せず)が配置され
ている。
【0014】このプリンタ部204における画像再生プ
ロセスを簡単に説明する。まず、感光体ドラム324の
周面は、帯電チャージャ325によって一様に高電位に
帯電される。その周面にレーザ光が照射されると、照射
された部分は電位が下がる。レーザ光は記録再生の黒/
白に応じてON/OFF制御されるので、レーザ光の照
射によって、感光体ドラム324の周面に記録画像に対
応する電位分布、すなわち静電潜像が形成される。静電
潜像が形成された部分が現像ユニット327を通ると、
その電位の高低に応じてトナーが付着し、静電潜像が可
視化したトナー像となる。このトナー像が形成された部
分に、所定のタイミングで記録シート332がカセット
から送り込まれ、トナー像に重なる。このトナー像は転
写チャージャ328によって記録シート332に転写さ
れ、その後、分離チャージャ329ならびに分離爪33
0によって、感光体ドラム324から分離される。分離
された記録シート332は、搬送ベルト334によって
搬送され、ヒータを内蔵した定着ローラ335によって
加熱着された後、排紙トレイ336に排紙される。
【0015】また、この第1の実施の形態では、図3に
示すとおりプリンタ部204は給紙系を2系統有してい
る。一方の給紙系は、上段給紙カセット333aおよび
手差し給紙台333cが備わっており、上段給紙カセッ
ト333aおよび手差し給紙台333cにセットされた
記録シート332aは、給紙ローラ337aによって給
紙される。もう一方の給紙系には下段給紙カセット33
3bが備わり、下段給紙カセット333b内の記録シー
ト332bは、給紙ローラ337bによって給紙され
る。そしていずれかの給紙ローラから給紙された記録シ
ート332はレジストローラ338に当接した状態で一
旦停止し、記録プロセスの進行に同期したタイミングで
感光体ドラム324に送り込まれる。
【0016】次に、本発明の第1の実施の形態の実際の
動作をディジタルコピーを例にして説明する。図4は、
図1に示した濃度変換部102の詳細な内部構成を示す
ブロック図である。濃度変換部102は、図4に示すよ
うに3種類の濃度変換機能を有するものであり、これに
対応して濃度変換部1(401)、濃度変換部2(40
2)、濃度変換部3(403)を備え、この各濃度変換
部に画像入力部101から画像データが入力されてい
る。これら濃度変換部1(401)、濃度変換部2(4
02)、および濃度変換部3(403)は、画像入力部
101から入力された画像データに対し、それぞれ設定
されている濃度変換カーブに基づいた濃度変換を行な
う。この濃度変換カーブは、例えば、図7に示すよう
に、濃度変換部1(401)では濃度変換1、濃度変換
部2(402)では濃度変換2、および濃度変換部3
(403)では濃度変換3というように、各濃度変換部
毎に設定する。ここでは、図7に示すように、濃度変換
1では、濃い出力が得られる変換が、濃度変換2では、
薄い出力が得られる変換が、濃度変換3では入力濃度と
等しい出力が得られる変換が行なわれる。
【0017】また、濃度変換部102は、図4に示すよ
うに、画像入力部101から入力された画像データの濃
度範囲を検知するために、3種類の濃度範囲検知部1
(405)、濃度範囲検知部2(406)、および濃度
範囲検知部3(407)を備えている。従って、画像入
力部101から入力された画像データは、濃度範囲検知
部1(405)、濃度範囲検知部2(406)、および
濃度範囲検知部3(407)でそれぞれ設定されている
濃度範囲内であるか否かが検知される。そして、入力さ
れた画像データが設定されている濃度範囲内であった場
合は、対応する信号a1、a2、a3を、濃度範囲検知
部1(405)、濃度範囲検知部2(406)、および
濃度範囲検知部3(407)が優先順位判定部408に
出力する。
【0018】優位順位判定部408は、濃度範囲検知部
1(405)、濃度範囲検知部2(406)、濃度範囲
検知部3(407)からの信号a1、a2、a3の優先
度を決めてセレクタ404に送る。すなわち、3つの信
号a1、a2、a3のうち、複数の信号が入力されて
も、そのうち一つだけを決定して、セレクタ404へ送
る。ここでは、3つの信号の関係は、例えば、(優先度
高い)a1>a2>a3(優先度低い)とする。セレク
タ404は、優先順位判定部408からの信号に基づい
て、濃度変換部1(401)、濃度変換部2(40
2)、濃度変換部3(403)から入力されたデータa
1、a2、a3の中から、一つだけを選択して出力す
る。例えば、優先順位判定部408が、濃度範囲検知部
1(405)からの出力信号a1を決定した場合には、
セレクタ404は、その出力信号a1に対応する濃度変
換部1(401)の出力が選択して出力する。このよう
な処理により、画像濃度の分布濃度に応じて、3種類の
異なる能動変換のうちの1つを選択できる。
【0019】次に、図4に示した濃度変換部1(40
1)、濃度変換部2(402)、濃度変換部3(40
3)の具体的な構成について、図5を参照して説明す
る。濃度変換部1(401)、濃度変換部2(40
2)、および濃度変換部3(403)の各構成は同様で
あるので、濃度変換部1(401)の構成についてのみ
説明する。濃度変換部1(401)は、図5に示すよう
に、アドレスセレクタ501と、メモリ部502とから
なり、上述の濃度変換カーブを実現するための変換テー
ブル値を設定し、その設定値を画像入力値に応じてデー
タとして出力する機能を有する。
【0020】濃度変換処理を行うためには、最初にメモ
リ部502に変換テーブル値を書き込む。この書き込み
処理は、メモリ部502に対してライトイネーブル端子
をアクティブとし、またアドレス値の設定をアドレスセ
レクタ501の選択をライトモードとし、アドレスセレ
クタ501の入力のアドレス設定を選択する。ライトモ
ードにおけるアドレス設定は、変換テーブル値を指定の
アドレスに書き込むためのもので、書き込みの際にはア
ドレスを指定して、そのアドレスに応じた変換テーブル
値を書き込む。変換テーブル値を書き込んだ後に、メモ
リ部502のリードイネーブルをイネーブルに設定し、
且つ、アドレスの設定を入力画像データによって動作さ
せるために、アドレスセレクタ501の選択をリードモ
ードにする。この設定により、メモリ部502に書き込
んだ変換テーブル値を入力データに応じて出力する。こ
のように、濃度変換部をメモリ構成にすることにより、
様々な種類の原稿を読み込んだとしても、その原稿に応
じた変換テーブル値に設定し直すことにより対応するこ
とが可能となる。
【0021】次に、濃度変換部1(401)、濃度変換
部2(402)、濃度変換部3(403)の他の具体的
な構成について、図6を参照して説明する。これは、濃
度変換部1(401)、濃度変換部2(402)、およ
び濃度変換部3(403)を、図6に示すように、RO
M(リード・オンリ・メモリ)により構成するものであ
る。すなわち、ROMにより、図7に示すような濃度変
換1、濃度変換2、濃度変換3を行うテーブルをあらか
じめ作成しておき、このROMにより濃度変換処理を行
う。すなわち、変換テーブル値を任意の種類分、ROM
に持ち、その中から最適な変換テーブルを選択して、濃
度変換1、濃度変換2、濃度変換3を動作させ、所望の
画像データに濃度変換させる。例えば図2において、R
OM207により、予め持っている変換テーブル値の中
から、適当なテーブルを選択し、そのテーブルデータを
濃度変換202に設定する。
【0022】図6に示す例では、ROMのあるアドレス
に、変換テーブルの設定エリアを持ち、そこに1つの変
換テーブルデータ当たり、256個のデータとして格納
しておき、必要に応じて変換テーブルを選択し、濃度変
換のそれぞれの濃度変換1、濃度変換2、濃度変換3の
メモリ部にデータを書き込む。この構成により、ROM
で持っているテーブルデータを濃度変換部に書き込むこ
とができる。
【0023】次に、この第1の実施の形態の他の濃度変
換部について説明する。この他の濃度変換部は、メモリ
部502等に設定する変換テーブル値を任意の一定レベ
ル値にし、図4に示す濃度範囲検知部1(405)、濃
度範囲検知部2(406)、濃度範囲検知部3(40
7)で、その一定値をどの濃度範囲に設定するかによっ
て、以下のようにするものである。例えば、入力画像デ
ータが、文字部(文字の部分)を読み込んだデータであ
った場合の例について説明する。濃度変換部に入力され
る文字部の濃度データの濃度が不安定であったとき、そ
の濃度データに対して濃度変換を行なうと、通常、その
不安定な濃度の濃度変動範囲を濃度変換処理によりさら
に広げることになるが、この他の濃度変換部では、変換
テーブルをある任意の固定値にしておき、濃度の検知部
分の設定だけで、文字の不安定な濃度部分の範囲の濃度
変換を行なうことにより一定の濃度に変換する。そし
て、一定の濃度を文字部に対して出力させることによ
り、文字部をかすれさせることなく画像を出力すること
ができる。
【0024】次に、この第1の実施の形態のさらに他の
濃度変換部について説明する。この他の濃度変換部は、
上述したと同様の方法により、入力される画像データの
地肌濃度の領域レベルを白固定の変換を行なうように変
換テーブル値に一定の濃度レベルを持つことにより処理
するものである。例えば、白の濃度が0であるとする
と、入力画像データ中の地肌濃度レベルが「0」よりも
高いレベルである場合を想定すると、そのレベルが濃度
変換部処理により「0」、つまり白になるように濃度の
検知部分に設定を行い、その設定により地肌濃度を白に
変換した画像出力を得ることができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図8から図16を参照して説明する。この第2の実
施の形態は、図1に示す第1の実施の形態の濃度変換部
102を、図8に示す濃度変換部102Aに示すように
構成するものであり、他の部分の構成は第1の実施の形
態と同様であるので、その説明は省略し、必要に応じて
適宜参照するものとする。濃度変換部102Aは、図8
に示すように例えば3種類の濃度変換機能を有し、これ
に対応して濃度変換部1(401A)、濃度変換部2
(402A)、濃度変換部3(403A)を備え、画像
入力部101から入力された画像データに対し、それぞ
れ設定されている濃度変換カーブに基づいた濃度変換を
行なう。
【0026】この濃度変換カーブは、例えば、図13に
示すように、濃度変換部1(401A)では濃度変換
1、濃度変換部2(402A)では濃度変換2、および
濃度変換部3(403A)では濃度変換3というよう
に、各濃度変換部毎に設定する。ここでは、濃度変換1
では、入力濃度から一定値を減算した出力濃度が得られ
る変換が、濃度変換2では、薄い濃度部の濃度の立ち上
がりをなだらかにする出力濃度が得られる変換が、濃度
変換3では濃い濃度部の濃度を強調する出力濃度が得ら
れる変換が行われる。また図15に示す濃度変換カーブ
の場合には、濃度変換1では、中間濃度範囲では均一な
出力濃度が得られる変換が、濃度変換2では、薄い濃度
部の濃度を強調する出力濃度が得られる変換が、濃度変
換3では濃い濃度部の濃度を強調する出力濃度が得られ
る変換が行われる。
【0027】また、濃度変換部102Aは、図8に示す
ように、3種類の濃度範囲検知部1(405A)、濃度
範囲検知部2(406A)、および濃度範囲検知部3
(407A)を備えている。そして、、画像入力部10
1から入力された画像データが、濃度範囲検知部1(4
05A)、濃度範囲検知部2(406A)、および濃度
範囲検知部3(407A)でそれぞれ設定されている濃
度範囲内であるか否かが検知される。そして、入力され
た画像データが設定されている濃度範囲内であった場合
は、対応する信号a1、a2、a3を、濃度範囲検知部
1(405A)、濃度範囲検知部2(406A)、およ
び濃度範囲検知部3(407A)が優先順位判定部40
8Aに出力する。
【0028】優位順位判定部408Aは、濃度範囲検知
部1(405A)、濃度範囲検知部2(406A)、濃
度範囲検知部3(407A)からの信号a1、a2、a
3の優先度を決めてセレクタ404Aに送る。すなわ
ち、3つの信号a1、a2、a3のうち、複数の信号が
入力されても、そのうち一つだけを決定して、セレクタ
404へ送る。ここでは、3つの信号の関係は、例え
ば、(優先度高い)a1>a2>a3(優先度低い)と
する。セレクタ404Aは、優先順位判定部408Aか
らの信号に基づいて、濃度変換部1(401A)、濃度
変換部2(402A)、濃度変換部3(403A)から
入力されたデータa1、a2、a3の中から、一つだけ
を選択して出力する。例えば、優先順位判定部408A
が、濃度範囲検知部1(405A)からの出力信号a1
を決定した場合には、セレクタ404Aは、その出力信
号a1に対応する濃度変換部1(401A)の出力が選
択して出力する。このような処理により、画像濃度の分
布濃度に応じて、3種類の異なる能動変換のうちの1つ
を選択できる。
【0029】次に、図8に示す濃度検知範囲部1(40
5A)、濃度検知範囲部2(406A)濃度検知範囲部
3(407A)の内部の詳細な構成を図10に示す。図
10に示すように、レジスタ601、レジスタ602、
コンパレータ607、コンパレータ608、およびゲー
ト613が、濃度範囲検知部1(405A)に対応す
る。また、レジスタ603、レジスタ604、コンパレ
ータ609、コンパレータ610、およびゲート614
が、濃度範囲検知部2(406A)に対応する。さら
に、レジスタ605、レジスタ606、コンパレータ6
11、コンパレータ612、およびゲート615が、濃
度範囲検知部3(407A)に対応する。
【0030】このような構成からなる濃度範囲検知部1
(405A)の部分の動作について説明する。レジスタ
S1(601)は、設定されている濃度範囲の始まりの
濃度「S1」を記憶しているレジスタである。またレジ
スタE1(602)は、設定されている濃度範囲の終わ
りの濃度「E1」を記憶しているレジスタである。コン
パレータ607は、画像入力部からの画像データがレジ
スタS1(601)の設定値以上かどうか判定する。ま
た、コンパレータ608は、画像入力部からの画像デー
タがレジスタE1(602)の設定値未満かどうか判定
する。画像入力部からの画像データが、レジスタS1
(601)の設定値以上かつレジスタE1(602)の
設定値未満のときアンドゲート613から出力信号a1
が出力される。
【0031】ここで、各レジスタ(601〜606)に
格納される各濃度は、CPU206によりシステムバス
205を通してその設定値を変更できる。以上の構成に
より、複数の濃度変換部(401A〜403A)に対
し、個別に対応する濃度分布範囲を設定できる。なお、
濃度範囲検知部2(406A)、濃度範囲検知部3(4
07A)の部分の動作は、濃度範囲検知部1(405
A)と同様であるので、その説明は省略する。
【0032】図13に示すように、濃度範囲検知部1
(405A)により濃度範囲が「S1」から「E1」、
濃度範囲検知部2(406A)により濃度範囲が「S
2」から「E2」、濃度範囲検知部3(407A)によ
り濃度範囲が「S3」から「E3」と設定され、かつ、
濃度変換部1(401A)では濃度変換1、濃度変換部
2(402A)では濃度変換2、および濃度変換部3
(403A)では濃度変換3というように濃度変換の内
容が設定されている場合には、濃度範囲に重なりがない
ため、結果として第14図に示す濃度変換が行われる。
また、図15に示すように、濃度範囲、および濃度変換
の内容が設定されている場合も、同様に結果として図1
6に示すような濃度変換が行われる。
【0033】次に、濃度変換部1(401A)、濃度変
換部2(402A)、および濃度変換部3(403A)
の内部構成について説明する。濃度変換部1(401
A)、濃度変換部2(402A)、および濃度変換部3
(403A)の各構成は同様であるので、代表して濃度
変換部1(401A)の構成について、図9を参照して
説明する。この濃度変換部1(401A)は、図9に示
すように、RAM(502A)などから構成され、RA
M(502A)に濃度変換の内容が記憶される。ここで
は、RAM(502A)として、例えば8ビット×25
6ワードのものを使用する。この場合には、入力濃度値
の範囲は「0〜255」、出力濃度値の範囲も「0〜2
55」になる。
【0034】図9のブロック図では、2通りの動作モー
ドをもっている。第1の動作モードは、設定モードであ
る。この設定モードの時は、セレクタ501Aのセレク
タ信号である「mode」を「0」にする。セレクタ5
01Aは、CPU206の「address Bus」
を選択して、RAM(502A)のアドレスバス「ad
dress Bus」に出力する。また、CPU206
のデータバス「data Bus」が、RAM(502
A)の「data in」に接続されているので、この
設定モードでは、CPU206がRAM(502A)の
内容を自由に書き込み設定できる。図9において、RA
M(502A)の制御信号(リード信号、ライト信号、
チップセレクト信号など)は省略してあるが、一般的な
RAMの書き込み動作タイミングは満足されているもの
とする。
【0035】第2の動作モードは、濃度変換モードであ
る。この濃度変換モードの時は、セレクタ501Aのセ
レクト信号である「mode」を「1」に設定する。セ
レクタ501Aは、画像入力信号を選択してRAM(5
02A)の「addressBus」に出力する。RA
M(502A)は、アドレス(address)として
入力された信号を入力濃度として、それに対応する濃度
変換後の出力濃度を読み出し、変換データとして出力す
る。図9において、RAM(502A)の制御信号(リ
ード信号、ライト信号、チップセレクト信号など)は省
略してあるが、一般的なRAMの読み出し動作のタイミ
ングは満足されているものとする。
【0036】このように構成される第2の実施の形態の
濃度変換の内容を設定する動作の一例について、図11
のフローチャートを参照して説明する。このフローチャ
ートの動作は、ROM207にプログラムとして格納さ
れていて、CPU206がROM207にプログラムを
読み出して実行する。この時、RAM208は、プログ
ラム実行用のワークメモリとして使用する。
【0037】まず、設定モードにするために、モード信
号(mode)を「0」にしてセレクタ501Aに、C
PU206のアドレスを選択させる(ステップ1)。そ
して、計算のためにアドレス変数を「0」に初期化する
(ステップ2)。次に、アドレス変数に一定値を演算さ
せて演算結果をデータ変数に入れる(ステップ3)。こ
こで、アドレス変数は入力濃度値、データ変数は出力濃
度値に対応している。ここでの演算は、例えば次の
(1)式とする。 (データ)=(アドレス)×a+b (1) ここで、(1)式中のa、bは、ROM207またはR
AM208が保持している値であり、自由に変更するこ
とが可能である。例えば、図13の濃度変換2の場合に
は、a=0.42、b=−13.8であり、同図の濃度
変換3の場合には、a=1.95、b=−206.8で
ある。
【0038】次に、出力濃度値であるデータ変数のオー
バーフロー処理(ステップ4、ステップ5)、およびア
ンダーフロー処理(ステップ6、ステップ7)を行い、
適正な出力濃度範囲内になるようにする。すなわち、オ
ーバーフロー処理では、演算された出力濃度値であるデ
ータ変数が「255」を越えている場合は「255」に
し、演算されたデータ変数が「255」を越えていない
場合にはそのデータ変数とする。また、アンダーフロー
処理では、そのオーバーフロー処理されたデータ変数が
「0」以下のときには「0」とし、そのデータ変数が
「0」以上のときにはそのままとする。
【0039】次に、RAM(502A)のアドレス変数
の示すアドレスに、データ変数の示すデータを書き込む
(ステップ8)。これにより、入力濃度値と出力濃度値
の変換の対応関係がRAM(502A)に記憶される。
引き続き、アドレス変数を「1」増加し(ステップ
9)、「255」を越えるまでステップ3〜ステップ9
の各処理を繰り返す(ステップ10)。そして、アドレ
ス変数が「255」を越えたらモード信号を「1」にし
てセレクタ501Aに画像入力を選択させる。(ステッ
プ11)以上のステップ1からステップ11までの各処
理で、RAM(502A)の濃度変換内容として、入力
値に一定値を演算させた結果を出力濃度値として対応さ
せることができる。
【0040】次に、第2の実施の形態の濃度変換の内容
を設定する動作の他の一例について、図12のフローチ
ャートを参照して説明する。このフローチャートの動作
は、ROM207にプログラムとして格納されていて、
CPU206がROM207にプログラムを読み出して
実行する。この時、RAM208は、プログラム実行用
のワークメモリとして使用する。
【0041】まず、設定モードにするために、モード信
号(mode)を「0」にしてセレクタ501Aに、C
PU206のアドレスを選択させる(ステップ21)。
そして、計算のためにアドレス変数を「0」に初期化す
る(ステップ22)。次に、アドレス変数に一定値を演
算させて演算結果をデータ変数に入れる(ステップ2
3)。ここで、アドレス変数は入力濃度値、データ変数
は出力濃度値に対応している。ここでの演算は、例えば
次の(2)式とする。 (データ)=(アドレス)+c (2) ここで、(2)式中のcは、ROM207またはRAM
208が保持している値であり、自由に変更することが
可能である。例えば、図13の濃度変換1の場合には、
c=−69である。
【0042】次に、出力濃度値であるデータ変数のオー
バーフロー処理(ステップ24、ステップ25)、およ
びアンダーフロー処理(ステップ26、ステップ27)
を行い、適正な出力濃度範囲内になるようにする。すな
わち、オーバーフロー処理では、演算された出力濃度値
であるデータ変数が「255」を越えている場合は「2
55」にし、演算されたデータ変数が「255」を越え
ていない場合にはそのデータ変数とする。また、アンダ
ーフロー処理では、そのオーバーフロー処理されたデー
タ変数が「0」以下のときには「0」とし、そのデータ
変数が「0」以上のときにはそのままとする。
【0043】次に、RAM(502A)のアドレス変数
の示すアドレスに、データ変数の示すデータを書き込む
(ステップ28)。これにより、入力濃度値と出力濃度
値の変換の対応関係がRAM(502A)に記憶され
る。引き続き、アドレス変数を「1」増加し(ステップ
29)、「255」を越えるまでステップ23〜ステッ
プ29の各処理を繰り返す(ステップ30)。そして、
アドレス変数が「255」を越えたらモード信号を
「1」にしてセレクタ501Aに画像入力を選択させ
る。(ステップ31) 以上のステップ21からステップ31までの各処理で、
RAM(502A)の濃度変換内容として、入力値に一
定値を加算させた結果を出力濃度値として対応させるこ
とができる。
【0044】以上述べたように、第2の実施の形態で
は、複数の濃度変換部の濃度変換の内容として、入力値
に一定値を演算させた結果を出力濃度値として対応させ
ることができ、これにより、画像データの濃度分布に応
じて、濃度変換方式を選択することが可能な画像処理装
置を実現することができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、複数の濃度変
換手段を持ち、その手段において濃度変換内容を変更可
能とすることで濃度変換手段の個数以上の原稿種類に対
応させることができる。請求項2記載の発明では、複数
の濃度変換手段に対して、予め濃度変換の変換内容を用
意することにより変換内容を装置の使用者が最初から行
なうことなく変換手段を選択できる。請求項3記載の発
明では、濃度の不安定な文字画像データに対して、その
文字濃度の範囲に応じて、文字を一定の濃度に変換する
ことにより、文字濃度のばらつかない文字データを提供
することができる。
【0046】請求項4記載の発明では、地肌濃度の不安
定な入力データに対して、その地肌濃度の範囲に応じ
て、出力データの地肌濃度を白データに変換することに
より、地肌の濃度の汚れの出力を抑えることができる。
請求項5記載の発明では、濃度変換を行う際の濃度変換
の内容を予め一定の規則に基づいて容易に作成するよう
にしたので、さまざまな種類の画像に対して良好な濃度
変換が行える。請求項6記載の発明では、濃度変換を行
う際の濃度変換の内容を、入力画像濃度に対して一定の
割合で濃くしたり、薄くしたりする内容として容易に作
成するようにしたので、さまざまな種類の画像に対して
良好な濃度変換が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる画像処理装
置の全体のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる画像処理装
置のより詳細なブロック図である。
【図3】スキャナ部及びプリンタ部の内部の概略構成を
示す説明図である。
【図4】図1に示す濃度変換部の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
【図5】図4に示す濃度変換部のブロック図である。
【図6】変換テーブルの設定エリアを説明するための図
である。
【図7】図4に示す3つの濃度変換部の濃度変換カーブ
を説明する図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の濃度変換部のブロ
ック図である。
【図9】図8に示す濃度変換部のブロック図である。
【図10】図8に示す濃度範囲検知部のブロック図であ
る。
【図11】濃度変換の内容を設定する動作を示すフロー
チャートである。
【図12】濃度変換の内容を設定する他の動作を示すフ
ローチャートである。
【図13】図8に示す3つの濃度変換部の濃度変換カー
ブを説明する図である。
【図14】図13の濃度変換の内容の設定から得られる
実際の入力濃度と出力濃度の濃度変換の内容の対応図で
ある。
【図15】図8に示す3つの濃度変換部の他の濃度変換
カーブを説明する図である。
【図16】図15の濃度変換の内容の設定から得られる
実際の入力濃度と出力濃度の濃度変換の内容の対応図で
ある。
【符号の説明】
101 画像入力部 102 濃度変換部 103 画像処理部 104 画像出力部 105 制御部 106 操作部 201 スキャナ部 202 濃度変換部 203 画像処理部 204 プリンタ部 206 CPU 207 ROM 208 RAM 209 操作部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る画像読取手段と、 この画像読取手段で読み取られた画像データを出力する
    出力手段と、 この出力手段の出力特性に画像データを適合するよう画
    像データ処理する画像データ処理手段と、 この画像データ処理手段で処理を行なう前に画像データ
    の濃度変換を行なう複数の濃度変換手段と、 この複数の濃度変換手段が行う濃度変換の内容を変更す
    る変更手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の濃度変換手段が行う濃度変換
    の内容は、予め固定されていることを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像読取手段が読み取った画像デー
    タの濃度が所定の範囲のときには、前記複数の濃度変換
    手段は、その画像データを一定の濃度レベルに変換する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像読取手段が読み取る画像データ
    が地肌濃度のときには、前記複数の濃度変換手段は、そ
    の画像データを白レベルに変換することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 原稿画像を読み取る画像読取手段と、 この画像読取手段で読み取られた画像データを出力する
    出力手段と、 この出力手段の出力特性に画像データを適合するよう画
    像データを処理する画像データ処理手段と、 この画像データ処理手段で処理を行なう前に画像データ
    の濃度変換を行なう複数の濃度変換手段と、 この複数の濃度変換手段が行う濃度変換の内容を、濃度
    変換手段に対して設定する設定手段と、 前記画像読取手段で読み取った画像データの濃度分布を
    検出する濃度分布検出手段と、 この濃度分布検出手段の検出した濃度分布に応じて、前
    記複数の濃度変換手段のうちの1つを選択する選択手段
    とを具備し、 前記設定手段による濃度変換の内容の設定は、入力濃度
    値に一定値を演算させた結果を出力濃度値に対応させる
    ことで行うことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記設定手段のよる濃度変換の内容の設
    定は、入力濃度値に一定値を加算させた結果を出力濃度
    値に対応させることで行うことを特徴とする請求項5記
    載の特徴とする画像処理装置。
JP21659096A 1996-05-16 1996-07-29 画像処理装置 Pending JPH1032716A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21659096A JPH1032716A (ja) 1996-05-16 1996-07-29 画像処理装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-148176 1996-05-16
JP14817696 1996-05-16
JP21659096A JPH1032716A (ja) 1996-05-16 1996-07-29 画像処理装置

Publications (1)

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