JPH0440748A - 記録データ制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原稿画像を読み取って画像形成を行う複写機や
ファクシミリ等の画像形成装置にに関する。

〔従来の技術〕

近年、複写機の多機能化が進み、その−機能として記録
画像の変倍機能を有するものが多くなった。かかる複写
機における記録画像の変倍手段は光学的手段で原稿の読
み取り倍率を変更するものや、原稿画像を読み取って得
た画像信号をデジタル変換した後、画像データの変倍演
算処理を行うものが知られている。

第５図および第６図はそれぞれ複写画像の変倍機能を有
するデジタル複写機の原稿読取装置およびその画像処理
回路の一例を示したものである。

コンタクトガラス４３上に載置された被読取原稿は光源
４６によって照明され、被読取原稿面から反射された反
射光は、ミラー４７．４Ｂ、４９゜５０．５１およびレ
ンズ５２を介してラインイメージセンサ５３の受光面に
結像する。光源４６、ミラー４７、およびミラー４８．
４９はそれぞれコンタクトガラス４３面と平行な副走査
方向に移動する第１の走行体４４および第２の走行体４
５に搭載されており、第２の走行体４５は第１の走行体
４４に連動して第１の走行体４４の１／２の速度で副走
査方向に走査駆動される。

センサドライバ５４によって駆動されるラインイメージ
センサ５３は被読取原稿の画像を読み取って画像信号を
出力する。出力された画像信号は増幅器５５で増幅され
、Ａ／Ｄ変換器５６で６ビツトのデジタル信号に変換さ
れる。デジタル化された画像データは光源４６の照度ム
ラやラインイメージセンサ５３の感度ばらつき等を補正
するシェーディング補正（５７）、光学系によるボケを
補正するＭＴＦ補正（５８）の処理を施された後、変倍
処理回路５９に入力される。変倍処理回路５９では所望
の出力画像の大きさになるように画像データの補間、ま
たは間引きが行われる。その後２値化処理（６０）が施
され、出力回路６１から出力される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来の複写機においては、記録画像の変倍処理は複
写機の操作部の操作キーを介して操作情報を入力してい
た。従って使用者は予め原稿サイズと所望の記録紙サイ
ズを認識し、変倍処理に必要な変倍率を判断して所定の
入力操作を行う。

しかし、かかる操作手順は不慣れな使用者には操作に戸
惑うことがあり、また、原稿サイズも標準サイズと異な
る場合もあり、その場合は上記事情は一層顕著になる。

さらに複写したい画像が原稿紙面の一部である場合があ
り、この場合の画像サイズの判定も使用者には煩わしい
作業であった。

本発明は上記事情に基づいて成されたものであり、画像
の大きさの変倍機能を有する画像形成装置において、読
み取られる原稿サイズまた画像サイズについて、使用者
が何ら考慮することな（画像形成作業を実行できる装置
を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記課題を解決するために、原稿から読み取っ
た画像の大きさを変倍した画像を形成し得る画像形成装
置において、原稿サイズまたは原稿の所望領域を検知す
る領域検知手段と、該領域検知手段からの領域情報に基
づいて、形成される画像の変倍率の設定を行う制御手段
を備えたものである。

〔作用〕

制御手段は領域検知手段が検知した原稿サイズまたは原
稿の所望領域の領域情報を受は取って、該領域情報と、
形成すべき画像の領域情報を比較して変倍率の設定を行
う。

〔実施例〕

以下、本発明をその一実施例に基づいて詳細に説明する
。

第１図は実施例に係るデジタル複写機の概略構成と画像
信号の流れの概略を示す構成図、第２図は複写される原
稿、原稿の所定領域および転写紙の大きさをそれぞれ（
ａｌ、（ｂｌおよび（Ｃ１に示す説明図、第３図および
第４図は変倍処理動作の制御フローチャートである。

デジタル複写機は、原稿を読み取り、読み取った画像情
報を画像データに変換するスキャナ部１と、画像データ
を処理し、再び光信号に変換して被変調光ビームを感光
体３１上に露光走査し、静電写真プロセスにより形成画
像を出力するプリンタ部２とで構成される。

スキャナ部１の構成については基本的に前記の従来例と
同様なので説明を省略し、プリンタ部の構成について簡
単に説明する。

第１図において、画像記録信号に従って変調されたＬＤ
駆動電流がＬＤ駆動回路２７から半導体レーザ（ＬＤ）
３０に供給され、ＬＤ３０から射出されたレーザービー
ムは、感光体３１ドラム上を走査する。各感光体３１ド
ラムのまわり゛には、帯電チャージャ３２、現像装置３
３、転写チャージャ３４、クリーナ３５等の静電写真プ
ロセスユニットがそれぞれ付設されている。帯電チャー
ジャ３２により一様に帯電された感光体３１はレーザー
ビームの露光により複写画像の潜像が形成され、形成さ
れた潜像は現像装置３３により現像され顕像と成る。

給紙コロ３６により給紙カセット３７から給紙される転
写紙はレジストローラ３８により先端を揃えられ、顕像
の転写部への移動とタイミングを合わせて転写ローラ３
９に送られる。転写ローラ３９と一体となって搬送され
る転写紙は転写部に送られ、転写チャージャ３４の作用
下で感光体３１に形成された顕像が転写紙に転写される
。顕像が転写された転写紙は定着ローラ４０により定着
処理が施され、排紙ローラ４１により外部に排紙される
。

次に、デジタル複写機における画像信号の流れの概略を
説明する。

まず、原稿画像は光電変換部１１で読み取られ、その色
、濃度に応じたアナログ信号に変換される。

・このアナログ信号は、アナログ処理部１２で加工され
、更にデジタル処理部１３で画像デジタルデータに変換
される。各々の処理タイミング等はスキャナ制御部１０
で制御される。

スキャナ部１から出力された画像データがプリンタ部２
に送られ、色処理回路２１、フィルタ処理回路２２を経
て、色処理およびスムージングなどのフィールタ処理が
施されて、画像領域判定部２３に入力される。画像領域
判定部２３では、原稿のサイズ、または原稿中の指定領
域を判定し、その領域情報（原稿サイズＭＳデータまた
は画像サイズＤＳデータ）を原稿の画像データと共に変
倍処理部２４に送る。

変倍処理部２４では画像領域判定部２３からの原稿サイ
ズＭＳデータまたは画像サイズＤＳデータ、および紙サ
イズ検知器２９で検知した転写紙サイズＴＳデータに応
じて、画像データを変倍する。

変倍処理された画像データは、デイザ処理回路２５によ
り面積諧調データに変換され、書込み部のデータ制御部
８２６に送られる０色処理回路２１からデイザ処理回路
２５までの画像信号処理はシステム制御部２０からの制
御信号により制御される。

データ制御回路２６に入力された画像データは、水平同
期検知センサ４２からの水平同期検知信号に同期してク
ロック発生回路２８で生成された画素クロック（ＣＬ　
Ｋ）にタイミングを合わされて、ＬＤ駆動回路２７に制
御信号として出力される。

画像データはＬＤ駆動回路２７で、画像データによって
変調されたＬＤ駆動電流に変換されてＬＤ３０を発光駆
動する。ＬＤ３０から射出されたレーザービームは感光
体３１を露光走査し、感光体３１上にスキャナ部ｌで読
み取った原稿画像を変倍した潜像を形成する。

本実施例においては、変倍処理機能として原稿サイズＭ
Ｓデータまたは指定された原稿画像の範囲を表す画像領
域データ、および転写紙サイズＴＳデータに従って、自
動的に変倍処理を行う機能を備えている。

原稿および転写紙サイズＭＳ、ＴＳは用紙サイズ検知器
１４．１９により第２図（ａ）、（Ｃ）に示すように、
用紙縁の対向する頂点Ｐｒ、ＰｔのＸおよびＹ座標およ
び用紙の縦、横の長さり、、Ｌアが検出され、また、指
定された画像領域は第２図（ｂ）に示すように、原稿の
所定の画像領域を指定するマーカーの対向する交点Ｐ、
、Ｐ、のＸおよびＹ座標が同様にマーカー検知器１５で
検出される。

こうして検出された原稿および指定された画像の領域情
報が画像領域判定部２３に伝えられ、画像領域判定部２
３から、それぞれ原稿サイズＭＳデータおよび画像領域
データとして変倍処理部２４に入力される。

次に変倍処理部２４０変倍処理動作を第３図および第４
図に示すシステム制御部２０における制御フローチャー
トに従って説明する。

原稿サイズＭＳと転写紙サイズＴＳを検知して複写画像
の変倍処理を行う場合を第３図により説明すると、まず
図示しない操作部の操作人カキ−から原稿サイズおよび
転写紙サイズ検知による複写画像の変倍処理モードの入
力があるかどうか判断する（Ｓ−１）。ＹＥＳなら画像
領域判定部２３から送られた原稿サイズＭＳデータおよ
び転写紙サイズＴＳデータ、転写紙方向の読み取りを行
う（Ｓ−２，３−３）。さらに読み取った原稿サイズＭ
Ｓデータおよび転写紙サイズＴＳデータに従って変倍率
算定の演算処理を行う（Ｓ−４）。

変倍率算定の演算処理は次の算式に従って処理される。

ＭＸ　＝　ＬＸ　／　ｌ　ｘ　ｚ　　　ｘ　Ｉｌ　　　
・・・・”（１）Ｍｙ　＝ＬＶ　／ｌ　）’ｚ　−）’
＋　　ｌ　　　・・・・・・（２）ただし、ＭＸおよび
ＭｙはそれぞれＸ方向およびＸ方向の変倍率を表す。

画像データは算出された変倍率Ｍ、、Ｍ、に従って変倍
処理されて（Ｓ−５）、プリント動作が実行される（Ｓ
−６）。

原稿の画像サイズＤＳと転写紙サイズＴＳを検知して複
写画像の変倍処理を行う場合は第４図に示すように、ま
ず操作部の操作人カキ−から画像領域指定および転写紙
サイズ検知による複写画像の変倍処理モードの入力があ
るかどうか判断する（Ｓ−７）。ＹＥＳなら画像領域判
定部２３から送られた画像サイズＤＳデータおよび転写
紙サイズＴＳデータ、転写紙方向の読み取りを行う（Ｓ
−８，５−９）。さらに読み取った画像サイズデータお
よび転写紙サイズＴＳデータに従って変倍率算定の演算
処理を行う（Ｓ−４）、変倍率算定の演算処理は算式（
１）および（２）と同様の算式Ｍｘ　　＝Ｌｘ　／　ｌ
　Ｘｚ　’　　　”＋　’　　ｌ　＋＋＋・・（３１Ｍ
ア　＝Ｌｙ　／　ｌ　ｙｔ　’　　　）’＋”　１・・
・・・・（４）に従って処理される。画像データは算出
された変倍率Ｍ、’　、Ｍ、’に従って変倍処理されて
（Ｓ−５）、プリント動作が実行される（Ｓ−６）。

本実施例では、画像領域判定部２３がらの原稿サイズＭ
Ｓデータまたは画像領域データと用紙サイズ検知器２９
からの転写紙サイズＴＳデータに応じて、複写する画像
の変倍率を自動的に算定しプリントする複写機の例を説
明したが、転写紙サイズを手動で指定した場合でも上記
の技術が使用できることは言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、変倍機能を有する画
像形成装置において、原稿サイズまたは原稿の所望領域
を検知した領域情報に基づいて、形成される画像の変倍
率の設定を行う制御手段を備えたから、原稿サイズまた
は原稿の指定した画像サイズについて、使用者が何ら考
慮することなく画像形成作業を実行できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例に係るデジタル複写機の概略構成と画像
信号の流れの概略を示す構成図、第２図は複写される原
稿、原稿の所定の画像領域および転写紙の大きさを示す
説明図、第３図および第４図は変倍処理動作の制御フロ
ーチャート、第５図および第６図はそれぞれデジタル複
写機の原稿読取装置の構成図および同装置の画像処理回
路のブロック図である。 １・・・スキャナ部、２・・・プリンタ部、１４．２９
・・・用紙サイズ検知器、１５・・・マーカー検知器、
２０・・・システム制御部、２３・・・画像領域判定部
、２４・・・変倍処理部、３ｏ・・・半導体レーザー、
３１・・・感光体。 第　１　図 （ａ） 第 ２図 （ｂ） （Ｃ） 、　　　　Ｌｘ−← 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿から読み取った画像の大きさを変倍した画像を形成
   し得る画像形成装置において、原稿サイズまたは原稿の
   所望領域を検知する領域検知手段と、該領域検知手段か
   らの領域情報に基づいて、形成される画像の変倍率の設
   定を行う制御手段を備えた画像形成装置。