JPH11261125A - 積層型圧電トランス - Google Patents

積層型圧電トランス

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JPH11261125A
JPH11261125A JP10057982A JP5798298A JPH11261125A JP H11261125 A JPH11261125 A JP H11261125A JP 10057982 A JP10057982 A JP 10057982A JP 5798298 A JP5798298 A JP 5798298A JP H11261125 A JPH11261125 A JP H11261125A
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JP
Japan
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piezoelectric transformer
length direction
polarized
polarization
electrodes
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JP10057982A
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English (en)
Inventor
Hiromi Kikuchi
広実 菊池
Junichi Watanabe
渡辺  純一
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Proterial Ltd
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分極時における機械的応力を低減し長期間の
駆動を可能とする積層型圧電トランスを提供する。 【解決手段】 矩形状の積層型圧電トランスの発電部と
駆動部の間に、圧電セラミックスが分極されていない緩
衝部を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷陰極管点灯回路
用、小型液晶ディスプレーのバックライト点灯用のイン
バータ回路部品に用いられるDC/ACインバータや複
写機のトナー帯電用DC−DCコンバータなどに用いら
れる積層型圧電トランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶ディスプレーのバックライ
トや静電気発生装置には、およそ数百Vから1kVで数
ワット程度の高電圧電源装置が用いられている。従来こ
れらの電源には電磁式トランスが昇圧用に用いられてき
たが、発生電磁ノイズの低減や低消費電力化、機器の小
型化、低背化の要求によって、近年圧電トランスを用い
た電源が実用化されてきている。この圧電トランスは、
巻線が不要なことから構造が非常に簡単となり、小型
化、薄型化、低コスト化が可能である。この圧電トラン
スの構造と特徴は、例えば学献社発行の専門誌「エレク
トロセラミックス」1971年7月号の「圧電トランス
の特性とその応用」に示されている。
【0003】最も一般的な圧電トランスの構成と動作を
図4を用いて以下に説明する。なお以下のすべての図に
おいて同一機能の部分には同一符号を付けるものとす
る。第1の従来例として図4に示すものは1956年に
米国のC.A.Rosenが発表したローゼン型圧電ト
ランスの説明用模式図である。斜線を施した部分は特に
電極部であることを示す。
【0004】図中の1は例えばPbTiO3−PbZr
3(PZT)の圧電セラミックスである。この圧電ト
ランスの図中左半分の上下面には例えば銀焼き付けによ
り設けられた一対の入力電極4、5を形成し、右側端面
にも同様の方法で出力電極6を形成する。そして圧電ト
ランスの左半分の駆動部は厚み方向に、右半分の発電部
は長さ方向にそれぞれ矢印に示すように異なる方向に分
極処理される。
【0005】この圧電トランスは1/2波長の整数倍で
共振し、前記圧電トランスの入力電極4、5間に、圧電
セラミックス1の長さ方向の共振周波数と略同じ周波数
の交流電圧を印加すると、この圧電トランスは長さ方向
に強い機械振動を生じる。これにより右半分の発電部で
は圧電効果により電荷を生じ、出力電極6と入力電極の
一方、例えば入力電極4との間に出力電圧Voが生じ
る。
【0006】前述のバックライト用に使用される圧電ト
ランスは数100ボルト以上の高い交流高電圧が要求さ
れるため高い昇圧比が必要とされるが、そのためには、
圧電トランス形状の厚さを薄くするか、長さを大きくせ
ざるを得ず、実装、素子強度の面から、とりうる値には
自ずと限界があった。
【0007】このような問題点を解決する方法として薄
手の圧電セラミックス1を積層し、駆動部側を並列接続
するような積層型の圧電トランスが例えば特開平07−
302938号公報に開示されている。このような駆動
部側が積層された積層型圧電トランスの説明用模式図を
図5に示す。なお、斜線を施した部分は特に電極部であ
ることを示す。ここで駆動部は、圧電セラミックス1と
内部電極2が交互に積層され、並列に接続された構造と
なっている。そして圧電トランスの駆動部は厚み方向
に、発電部は長さ方向にそれぞれ矢印に示すように異な
る方向に分極処理されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように圧電トラ
ンスの駆動部、発電部は異なる方向に分極処理される。
このため、従来の圧電トランスは発電部と駆動部の境界
に、機械的な歪みが生じ割れやひびなどが生じたり、機
械的破壊を生じないまでも機械的歪みが残留し機械的強
度が劣化するという問題があった。さらに圧電トランス
の入力電極4、5間に交流電圧を印加すると、圧電トラ
ンスには図7(a)、(b)に示す変位や応力が生じる
ため、圧電トランスの長期駆動において前記境界で機械
的破壊を発生するという問題もあった。
【0009】本発明は上述の問題点を解決するためにな
されたもので、容易に分極時における機械的応力を低減
し長期間の駆動を可能とする積層型圧電トランスを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め鋭意研究の結果、発明者らは著しく構成を改善した積
層型圧電トランスに想到したものである。本発明の積層
型圧電トランスは、厚み方向に分極された圧電セラミッ
クスと内部電極とが交互に積層した駆動部と、圧電セラ
ミックスが長さ方向に分極された発電部とを有するに矩
形状の積層型圧電トランスにおいて、駆動部と発電部に
挟まれた領域に、未分極の圧電セラミックスと前記内部
電極とを一層おきに積層した緩衝部を有する。
【0011】また、前記駆動部を長さ方向の両端側に配
置し、長さ方向の中心を含む中央部に発電部を有する対
称型の積層型圧電トランスや、前記発電部を長さ方向の
両端側に配置し、長さ方向の中心を含む中央部に前記駆
動部を有する中央駆動型の積層型圧電トランスにおいて
前記緩衝部を有するものである。そして、前記緩衝部
を、長さ方向に30〜1000μmの幅で形成してい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る圧電トランスの概要
を図1を用いて説明する。図1は本発明の一実施例に係
る積層型圧電トランスの斜視図である。なお図1は本発
明の特徴を明確にするように模式的に図示しているため
積層数や縮尺等は実際とは一致しない。この積層型圧電
トランスは、圧電セラミックスを矢印に示すように長さ
方向に分極した発電部と厚さ方向に分極した駆動部を有
するとともに、駆動部および発電部間に内部電極2、3
が互いに厚さ方向に重複しない領域(緩衝部)を形成し
ている。具体的には前記内部電極2は内部電極3よりも
長く形成され、前記内部電極2は外部電極5と、前記内
部電極3は外部電極4と電気的に接続している。このよ
うな構成とすることで入力電極4、5間に分極電界を印
加し厚み方向に分極処理しても前記緩衝部の圧電セラミ
ックスは分極されず、また入力電極5と出力電極6間に
分極電界を印加し長さ方向に分極処理することで前記緩
衝部は圧電セラミックスが厚さ方向にも長さ方向にも分
極されない領域となる。このように駆動部、発電部間に
圧電セラミックスが分極されない領域(緩衝部)を形成
することで、分極による機械的歪みが軽減され分極時や
実際の駆動時における機械的破壊を防ぐことができる。
また未分極領域は内部電極を有する構成であるので該領
域の機械的強度は発電部よりも向上し、大振幅で駆動し
たときの機械的疲労による破壊に対して強靭な積層型圧
電トランスを得る。
【0013】未分極領域は積層型圧電トランスの長さ方
向に30μmから1000μmの幅で形成するのが好ま
しい。30μm未満では本発明の分極時の機械的歪みの
減少効果が薄く、1000μm超では積層型圧電トラン
スとしての特性が劣化し、特に昇圧比が著しく減少する
ので好ましくない。かかる知見をもとに発明の実施を行
った。
【0014】
【実施例】(実施例1)初めに試料の作成方法について
説明する。まず各出発原料の粉末である酸化鉛、酸化チ
タン、酸化ジルコニウム、炭酸ストロンチウムを所定量
秤量し、湿式ボールミルで混合した後、これを乾燥し、
解砕し、さらに850℃で2時間仮焼して仮焼粉を作成
した。
【0015】さらにこの仮焼粉にバインダーとしてPV
Bを、可塑剤としてBPBGをそれぞれ4重量%添加
し、エチルアルコールを溶媒として、ボールミルにて2
4時間混練した。混練後脱泡と粘度調整を行い、ドクタ
ーブレード法により80μmのグリーンシートを作製し
た。その後、スクリーン印刷法によりAg・Pdペース
トを用いてグリーンシート上に内部電極を印刷した。こ
の内部電極の形成には寸法の異なる2種類のスクリーン
を使用し形成した。
【0016】さらに内部電極を形成したグリーンシート
を25層積層、圧着し、所定形状に切断して成形体と
し、この成形体をアルミナもしくはマグネシアからなる
焼成治具に配列し、これを脱脂後大気中1100℃で2
時間焼成した。さらに入力電極4、5と出力電極6を印
刷し焼付して、まず入力電極4、5間に140℃、2k
V/mmの分極電界を印加し厚み方向の分極処理を施し
駆動部とした。さらに入力電極5と出力電極6間に14
0℃、2kV/mmの分極電界を印加し長さ方向の分極
処理を施し発電部とした。このように分極することで駆
動部と発電部の間に分極電界が印加されない領域、すな
わち緩衝部を40μmから900μmとした幅5mm、
厚さ2mm、長さ25mmの積層型圧電トランスをそれ
ぞれ10個作製した。
【0017】(比較例1)実施例1と同様にして作製し
たグリーンシートにスクリーン印刷法によりAg・Pd
ペーストを用いてグリーンシート上に内部電極を印刷し
た。この内部電極形成時にスクリーンを適宜選択するこ
とで緩衝部を0μm、20μm、1100μmとなるよ
うに形成している。以降は実施例1と同様なのでその説
明を省く。
【0018】このようにして作製した試料について、冷
陰極管を接続して6mAの出力電流を得る条件でon−
off点灯試験を50回繰り返し、試験中に破壊した素
子数により分極時の機械的破壊の発生率を評価した。さ
らに前記測定において機械的破壊を生じていない試料に
ついて、温度60℃、相対湿度90%の恒温槽中にて積
層型圧電トランスをλモードとし定格2.5Wで500
時間連続稼働する駆動試験を実施後、駆動試験中に破壊
した素子数により駆動時の機械的破壊の発生率を評価し
た。また前記駆動試験で破壊しなかった試料に正弦波交
流電圧を入力し、100kΩの抵抗負荷を接続し昇圧比
を評価した。以上によって得た結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】表1において、試料のNo.3〜5は本発
明に係る積層型圧電セラミック振動子すなわち実施例で
ある。試料のNo.1、2および6は、本発明の範囲外
すなわち比較例であり、実施例と区別するために試料番
号に()を付した。以下、この実施例と比較例とを対比
しながら説明する。
【0021】表1中のNo.1〜6の試料は、緩衝部を
0μm〜1100μmとしたローゼン型の積層型圧電ト
ランスである。緩衝部が40μm〜900μmであるN
o.3から5の試料では、分極後および駆動試験後にお
いて機械的破壊の発生は無く、昇圧比も73〜76と良
好な特性を示した。一方緩衝部が0μm、20μmのN
o.1、2の試料では分極後の機械的破壊発生率が50
%と30%であって、さらに駆動試験後にも機械的破壊
が発生した。また緩衝部が1100μmのNo.6の試
料では昇圧比が58と著しく低下した。
【0022】(実施例2)実施例1と同様にして作成し
たグリーンシートにスクリーン印刷法によりAg・Pd
ペーストを用いてグリーンシート上に内部電極を印刷し
た。この内部電極は積層型圧電トランスとしたとき両端
面側となる位置に形成している。またこの内部電極の形
成には寸法の異なる2種類のスクリーンを使用し形成し
ている。
【0023】さらに内部電極を形成したグリーンシート
を25層積層、圧着し、所定形状に切断して成形体と
し、この成形体をアルミナもしくはマグネシアからなる
焼成治具に配列し、これを脱脂後大気中1100℃で2
時間焼成した。さらに入力電極4、5と出力電極6を印
刷し焼付して、まず入力電極4、5間に140℃、2k
V/mmの分極電界を印加し厚み方向の分極処理を施し
駆動部とした。さらに入力電極5と出力電極6間に14
0℃、2kV/mmの分極電界を印加し長さ方向の分極
処理を施し発電部とした。このように分極することで駆
動部と発電部の間に分極電界が印加されない領域、すな
わち未分極領域を70μmとした幅5mm、厚さ2m
m、長さ37.5mmの積層型圧電トランスを10個作
製した。
【0024】(比較例2)実施例2と同様にして作成し
たグリーンシートにスクリーン印刷法によりAg・Pd
ペーストを用いてグリーンシート上に内部電極を印刷し
た。この内部電極形成時に1種類のスクリーンを使用し
未分極領域を、0μmとなるように形成している。以降
は実施例2と同様なのでその説明を省く。このようにし
て作製した試料について、実施例1、比較例1と同様の
測定を行い、分極時の機械的破壊の発生率を評価した。
さらに前記測定において機械的破壊を生じていない試料
について、温度60℃、相対湿度90%の恒温槽中にて
積層型圧電トランスを3/2波長モードとし定格2.5
Wで500時間連続稼働する駆動試験を実施後、駆動試
験中に破壊した素子数により駆動時の機械的破壊の発生
率を評価した。また前記駆動試験で破壊しなかった試料
に正弦波交流電圧を入力し、100kΩの抵抗負荷を接
続し昇圧比を評価した。以上によって得た結果を表2に
示す。
【0025】
【表2】
【0026】表2において、No.7、8の試料は、緩
衝部を0μm、70μmとした対称型の積層型圧電トラ
ンスである。緩衝部が70μmであるNo.8の試料で
は、分極後および駆動試験後において機械的破壊の発生
は無く、昇圧比も75と良好な特性を示した。一方緩衝
部が0μmのNo.7の試料では分極後の機械的破壊発
生率が50%であって、さらに駆動試験後にも40%の
試料で機械的破壊が発生した。
【0027】(実施例3)実施例1と同様にして作成し
たグリーンシートにスクリーン印刷法によりAg・Pd
ペーストを用いてグリーンシート上に内部電極を印刷し
た。この内部電極は積層型圧電トランスとしたとき中央
部となる位置に形成している。またこの内部電極の形成
には寸法の異なる2種類のスクリーンを使用し形成して
いる。
【0028】さらに内部電極を形成したグリーンシート
を25層積層、圧着し、所定形状に切断して成形体と
し、この成形体をアルミナもしくはマグネシアからなる
焼成治具に配列し、これを脱脂後大気中1100℃で2
時間焼成した。さらに入力電極4、5と出力電極6、7
を印刷し焼付して、まず入力電極4、5間に140℃、
2kV/mmの分極電界を印加し厚み方向の分極処理を
施し駆動部とした。さらに入力電極5と出力電極6、7
間に140℃、2kV/mmの分極電界を印加し長さ方
向の分極処理を施し発電部とした。このように分極する
ことで駆動部と発電部の間に分極電界が印加されない領
域、すなわち未分極領域を70μmとした幅5mm×厚
さ2mm×長さ30mmの積層型圧電トランスを作製し
た。
【0029】(比較例3)実施例2と同様にして作成し
たグリーンシートにスクリーン印刷法によりAg・Pd
ペーストを用いてグリーンシート上に内部電極を印刷し
た。この内部電極形成時に1種類のスクリーンを使用し
未分極領域を、0μmとなるように形成している。以降
は実施例2と同様なのでその説明を省く。このようにし
て作製した試料について、実施例1、比較例1と同様の
測定を行い、分極時の機械的破壊の発生率を評価した。
さらに前記測定において機械的破壊を生じていない試料
について、温度60℃、相対湿度90%の恒温槽中にて
積層型圧電トランスを1/2波長モードとし定格2.5
Wで500時間連続稼働する駆動試験を実施後、駆動試
験中に破壊した素子数により駆動時の機械的破壊の発生
率を評価した。また前記駆動試験で破壊しなかった試料
に正弦波交流電圧を入力し、100kΩの抵抗負荷を接
続し昇圧比を評価した。以上によって得た結果を表3に
示す。
【0030】
【表3】
【0031】表3において、No.9、10の試料は、
緩衝部を0μm、70μmとした中央駆動型の積層型圧
電トランスである。緩衝部が70μmであるNo.10
の試料では、分極後および駆動試験後において機械的破
壊の発生は無く、昇圧比も82と良好な特性を示した。
一方緩衝部が0μmのNo.9の試料では分極後の機械
的破壊発生率が40%であって、さらに駆動試験後にも
50%の試料で機械的破壊が発生した。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、容
易に分極時における機械的破壊を低減し長期間の駆動を
可能とする積層型圧電トランスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る積層型圧電トランスの
斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る第2の積層型圧電トラ
ンスの斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係る第3の積層型圧電トラ
ンスの斜視図である。
【図4】ローゼン型圧電トランスの構造を説明するため
の斜視図である。
【図5】積層型圧電トランスの構造を説明するための斜
視図である。
【図6】圧電トランスの変位、応力分布図である。
【符号の説明】
1 圧電セラミックス 2、3 内部電極 4、5 入力電極 6、7 出力電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の積層型圧電トランスであって、
    厚み方向に分極された圧電セラミックスと内部電極とが
    交互に積層した駆動部と、圧電セラミックスが長さ方向
    に分極された発電部とを有し、発電部と駆動部とに挟ま
    れた領域に、前記内部電極を一層おきに未分極の圧電セ
    ラミックスと積層した緩衝部を有することを特徴とする
    積層型圧電トランス。
  2. 【請求項2】 前記駆動部を長さ方向の両端側に配置
    し、長さ方向の中心を含む中央部に発電部を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の積層型圧電トランス。
  3. 【請求項3】 前記発電部を長さ方向の両端側に配置
    し、長さ方向の中心を含む中央部に前記駆動部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の積層型圧電トラン
    ス。
  4. 【請求項4】 前記緩衝部を、長さ方向に30〜100
    0μmの幅で形成したことを特徴とする請求項1ないし
    請求項3のいずれかに記載の積層型圧電トランス。
JP10057982A 1998-03-10 1998-03-10 積層型圧電トランス Pending JPH11261125A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002280631A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Hitachi Metals Ltd 圧電トランス
US11227989B2 (en) 2015-10-07 2022-01-18 Epcos Ag Piezoelectric transformer

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