JPH1126075A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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Publication number
JPH1126075A
JPH1126075A JP18919297A JP18919297A JPH1126075A JP H1126075 A JPH1126075 A JP H1126075A JP 18919297 A JP18919297 A JP 18919297A JP 18919297 A JP18919297 A JP 18919297A JP H1126075 A JPH1126075 A JP H1126075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
cam groove
housing
section
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP18919297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kitamura
裕 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by AMP Japan Ltd filed Critical AMP Japan Ltd
Priority to JP18919297A priority Critical patent/JPH1126075A/ja
Publication of JPH1126075A publication Critical patent/JPH1126075A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 完全嵌合時にレバーのロックを確実に行うこ
とのできる小型のコネクタを提供すること。 【解決手段】 コネクタ1の嵌合完了位置となるレバー
4のカム溝20の終端部20bをレバー4の回動中心と
なる支軸8と略重なる位置とした。これによりカム従動
子60は嵌合完了時に支軸8と略重なり、レバー4の操
作力を低減させる。これによりレバー4のロックの感触
を確実に操作者へ伝える不完全なロックを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気コネクタに関
し、特にレバーの回動によりコネクタ同士を嵌合させる
レバー式コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レバーを用いた倍力機構付の電気
コネクタとして、図6に示す如く実開平6−79080
に開示されたコネクタが公知である。このコネクタ10
0は、レバーの支軸108を突設したコネクタ収容フレ
ーム102と、支軸108とはまり合う軸孔106を設
けたレバー104とを有する。また、レバー104は、
軸孔106と離れた位置に終端110aを有する駆動カ
ム溝110を有する。レバー104が支軸108の周り
に回動されると、図示しない他方のコネクタのカム従動
子がカム溝110に駆動されて収容フレーム102内に
引き込まれる。支軸108とカム溝110の終端110
aとの間は、間隔が離れている。
【0003】また、同様のレバー式コネクタとして、特
開平6−290832号公報に記載されたレバー式コネ
クタが公知である。このコネクタはレバーの外面に軸部
を突設し、この軸部の近傍にカム溝を設けている。この
カム溝はレバーを貫通して設けられている。
【0004】
【発明が解決すべき課題】前述の実施例においては、最
初の従来例においてはカム溝110と支軸108の間、
および次の従来例においてはカム溝と軸部の間は間隔が
あり、レバーを回動させる為にはその最終位置まである
程度の力を必要とする。このため、レバーを最終位置で
錠止しようとする場合、錠止の感触が明確ではなく、完
全にロックする前に回動を止めてしまう場合があった。
更に、カム溝とレバーの回転軸の間隔があるために、あ
る程度の領域が必要であり、コネクタを小型化する場合
の障害となっていた。
【0005】本発明のレバー式コネクタは以上の点に鑑
みてなされたものであり、コネクタの完全嵌合時にレバ
ーの錠止を確実に行えるレバー式コネクタを提供するこ
とを目的とする。
【0006】更に、他の目的は、小型のレバー式コネク
タを提供することである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明のレバー式コネクタ
は、一方のハウジングの凹凸係合部に枢支されたレバー
を回動させ、該レバーのカム溝により他方のハウジング
のカム従動子を駆動して前記ハウジング同士を互いに嵌
合させるレバー式コネクタにおいて、前記カム溝は、前
記凹凸係合部の逆側且つ、前記カム溝の終端部が前記凹
凸係合部と略重なる様設け、前記カム従動子は、嵌合完
了時に前記凹凸係合部と略重なることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について添付図を参照して詳細に説明する。図1は、本
発明のレバー式コネクタ(以下、単にコネクタと言う)
1の正面図、図2はその底面図、及び図3は図1のA−
A線に沿う断面図を夫々示す。
【0009】最初に図1を参照して、ハウジング2の側
面6、16の長手方向の略中間にはレバー4が回動自在
に取り付けられている。レバー4はハウジング2の側面
6、16から反対側の側面にまたがる略U字形をなして
いる。レバー4の先端部は部分的に円弧状Rとなってお
り、その円弧部分の中心が回動中心となる。回動中心は
ハウジング2から突設された鎖線で示す支軸8と、この
支軸8を受容するための、レバー4に設けられた凹部1
0(図3参照)とにより構成される。図1においてレバ
ー4は初期位置にあり、操作部4aはハウジング2の上
面14に設けたカバー9の端部近傍の凹み12に設けた
弾性を有する突起15に係止されている。
【0010】また、カバー9の凹み12と反対側には凹
み13が形成されている。この凹み13の中には完全嵌
合時にレバー4を係止する弾性係止片13aが設けられ
ている。
【0011】ハウジング2の側面6は、その両側の側面
16より一段低くなっている。この側面16を逃げるた
め、レバー4のアーム18に段差18aがつけられ側壁
16側の両アーム18の間隔が広がっている。アーム1
8の外面、即ち凹部10と逆側にはカム溝20が設けら
れている。レバー4が初期位置の時カム溝20の解放端
20aは嵌合面22の方を向き、カム溝20の終端部2
0bは支軸8の近傍に位置している。
【0012】次に図2を参照して、ハウジングの底面、
即ち嵌合面22には多数の端子受容孔(以下、単に受容
孔と言う)24、25、26が配置されているのがみえ
る。レバー4のアーム18が連結部28を介してハウジ
ング2の両側に配置されているのが容易に理解できよ
う。受容孔24、25、26の周囲の部分は手前に突出
して嵌合面22を形成し、その周囲の部分は嵌合面22
より低くなっている。なお、嵌合面22に鎖線で囲まれ
た6個のブロックBは、後述するが、ハウジング2の副
組立体受容凹部29内に収容されたハウジング副組立体
を示す。
【0013】次に、図3の断面図を参照して、ハウジン
グ2にはハウジング副組立体(以下、単に副組立体とい
う)30が配置されている。副組立体30内には端子が
配置されているが、図3では端子は省略している。ハウ
ジング2の側面6には前述の支軸8が突設されている。
レバー4のアーム18にはこの支軸8に枢着される凹部
10と、凹部10の反対面にはカム溝20が形成されて
いるのがよく理解できよう。ここで支軸8と凹部19を
凹凸係合部と称する。
【0014】次に、図4及び図5を参照してレバー4の
回動に伴うハウジング同士の嵌合について説明する。ま
ず、図4を参照して、他方のハウジング50とハウジン
グ2とが、係合した初期の状態を示す。ハウジング50
にはハウジング2と同様な複数の副組立体受容凹部52
a、52b、52c、52d、52e、52f、52g
が形成されている。これら受容凹部52a−52g内に
は、夫々対応する副組立体54a、54b、54c、5
4d、54e、54f、54gが挿入され固定される。
これらの副組立体54a−54gには各々雄型の端子5
6が保持されている。図では各端子56の先端部56a
には可動プレート58が装着され、コネクタ同士の嵌合
時に端子56の先端部56aを案内している。
【0015】ハウジング2とハウジング50とが仮係止
した状態では、ハウジング50に突設されたカム従動子
60は、レバー4のカム溝20内に入り、その開放端2
0a近傍に位置している。カム従動子60は説明の便宜
上実線で示す。
【0016】図5は、図4に示す位置からレバー4を回
動させて嵌合完了位置まで移動させた時の部分断面図を
示す。この完全嵌合の近傍即ち、カム溝20の終端部2
0b近傍では、支軸8とカム従動子60とは略重なっ
て、その距離は極めて小さくなる。その結果、レバー4
を回動させる為に必要とする力は極めて小さくなる。そ
の状態でレバー4は操作部49がハウジング2のカバー
9に設けた弾性係止片13aに錠止されるので、その
際、ロック(錠止)の感触は明確となり、操作者は確実
にロックしたことを確認できる。その為に、ロックする
前にロックしたものと誤認してレバー4の操作を中断し
てしまうことが防止される。
【0017】以上、本発明の好適な実施の形態について
詳細に説明したが本実施形態に限定されるものではな
く、種々の変形、変更が可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明のレバー式コネクタは、レバーの
カム溝を、ハウジングに枢着する為の凹凸係合部と反対
側に設け、カム溝の終端部を凹凸係合部と略重なる位置
とし、完全嵌合時にカム従動子が凹凸係合部と略重なる
ようにしたので次の効果を奏する。
【0019】即ち、コネクタの完全嵌合時に、レバーの
ロックの感触が明確となり、ロックを確実に行うことが
できる。レバーのカム溝を形成した部分を小型にできる
ので、コネクタを小型化するのが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレバー式コネクタの正面図である。
【図2】 図1のレバー式コネクタの底面図である。
【図3】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】 相手方のハウジングと仮係止した状態を示す
部分断面図である。
【図5】 完全に嵌合した状態を示す部分断面図であ
る。
【図6】 従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 レバー式コネクタ 2 ハウジング 4 レバー 8、10 凹凸係合部 20 カム溝 20b 終端部 60 カム従動子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の凹凸係合部に枢支されたレバーを回
    動させ、該レバーのカム溝により他方のハウジングのカ
    ム従動子を駆動して前記ハウジング同士を互いに嵌合さ
    せるレバー式コネクタにおいて、 前記カム溝は、前記凹凸係合部の逆側且つ、前記カム溝
    の終端部が前記凹凸係合部と略重なる様設け、前記カム
    従動子は嵌合完了時に前記凹凸係合部と略重なることを
    特徴とするレバー式コネクタ。
JP18919297A 1997-06-30 1997-06-30 レバー式コネクタ Pending JPH1126075A (ja)

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JP18919297A JPH1126075A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 レバー式コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP18919297A JPH1126075A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 レバー式コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPH1126075A true JPH1126075A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16237062

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JP18919297A Pending JPH1126075A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 レバー式コネクタ

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