JPH11259608A - 非接触式データキャリア及びそれを用いるゲートシステムとその制御方法 - Google Patents

非接触式データキャリア及びそれを用いるゲートシステムとその制御方法

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JPH11259608A
JPH11259608A JP6109298A JP6109298A JPH11259608A JP H11259608 A JPH11259608 A JP H11259608A JP 6109298 A JP6109298 A JP 6109298A JP 6109298 A JP6109298 A JP 6109298A JP H11259608 A JPH11259608 A JP H11259608A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、非接触式データキャリアの保持者が
ゲート解錠の意思がなくゲート近傍に立ち入るだけで、
実際に入室しなくても入室の履歴が残ってしまうことを
なくすとともに、ゲートが解錠されるという不要な動作
をなくすようにした非接触式データキャリア及びそれを
用いるゲートシステムを提供する。 【解決手段】本発明によると、通信による鍵としての機
能を有する非接触式データキャリアにおいて、前記通信
による鍵としての機能の停止状態及び動作状態とを選択
可能にしたことを特徴とする非接触式データキャリアが
提供される。また、上記非接触式データキャリア用いて
ゲートを開閉するゲートシステムにおいて、この非接触
式データキャリアとの通信により、当該非接触式データ
キャリアが前記通信による鍵としての機能の停止状態に
選択されているときに、前記ゲートの開閉を禁止するゲ
ート装置を具備したゲートシステムが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触ICカード
等の非接触式データキャリア及びそれを用いるゲートシ
ステムとその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より実現されている非接触式データ
キャリアとしての非接触ICカード(以下、単に、カー
ドと記す)を鍵とするゲートシステムとして、図1に示
すように構成されたゲートシステムが知られている。
【0003】すなわち、この種のゲートシステムは、多
くの場合、入室する際に許可を必要とするドアの近傍
に、入室対象者が携帯するカード11とのインターフェ
ース(以下、単に、I/Fと記す)であるアンテナ12
1及び電気錠を備えた個々のゲート123を制御するリ
ーダライタ(以下、単に、R/Wと記す)122とを有
するゲート装置12が設置されている。
【0004】この場合、R/W122は、ゲートシステ
ム全体を管理する上位装置13に接続されている。ま
た、このゲートシステム内の各ゲート装置12は、例え
ば、R/W122内に入室(通過)許可カード情報が登
録されている許可カードテーブルを有している。
【0005】そして、このゲートシステム内の各ゲート
装置12において、アンテナ121を介してカード11
との通信により、そのカードを特定することができるカ
ードに固有の情報(以下固有カード情報)を受け取った
R/W122は、前記許可カードテーブルの内容と固有
カード情報とを照合し、その結果「入室許可」と判定さ
れた場合にのみ入室許可信号を出力する。
【0006】例えば、R/W122は、入室許可信号を
電気錠又は電気錠制御装置を備えた個々のゲート123
の「解錠信号入力端子」に供給することにより、電気錠
を備えた個々のゲート123の開閉制御を行う。
【0007】また、ゲート装置12及びゲートシステム
全体を管理する上位装置13は、R/W122からの
「入室許可信号」出力のタイミングで入室を許可したカ
ード11の情報や入室日時情報の履歴を残すために、そ
れらの情報を保存するようにしている。
【0008】図2は、従来のゲートシステムにおける通
信手段のシーケンスを説明するために、カードとゲート
装置との通信手順及びゲート装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0009】すなわち、図2において、ステップS1
は、非接触ICカードの保持者がゲート装置との通信可
能な範囲に入り且つゲート装置12がカード11からの
初期応答の受信を待っている状態である。
【0010】ステップS2では、非接触ICカード11
からゲート装置12に対して初期応答を送信する。ステ
ップS3では、ゲート装置12はカード11からの初期
応答を受けると、カード11内の固有カード情報読み出
して、要求コマンドを送信する。
【0011】ステップS4では、カード11は固有カー
ド情報を含む応答ゲート装置12に対して返信する。ス
テップS5では、ゲート装置12は、当該ゲート装置1
2内の許可カードテーブルに登録されているカード情報
と、カード11から受信した固有カ−ド情報を照合す
る。
【0012】そして、この照合により、ゲート装置12
は、カード11が登録されたカードであることが解れ
ば、R/W122から入室許可信号を電気錠を備えたゲ
ート123に対して出力することにより、ゲートが解錠
される。
【0013】ステップS6では、ゲート装置12は固有
カード情報や入室日時などの動作履歴を記録し保持す
る。ステップS7では、一定時間超過やカード11のゲ
ート通過で、R/W122から入室許可信号を電気錠ゲ
ート123に対して出力するのを止め、ゲートは再び施
錠される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うな従来のゲートシステムでは、以下のような問題点が
あった。 1.非接触式データキャリアの保持者がゲート近傍に立
ち入るだけで、実際に入室しなくても入室の履歴が残っ
てしまうことにより、実際の入室動作と履歴上の入室記
録とに違いが生じていた。
【0015】2.非接触式データキャリアの保持者がゲ
ート近傍に立ち入るだけで、ゲート解錠の意思が無くて
もゲートが解錠されるという不要な動作があるととも
に、第三者に不当な入室の機会を与えてしまうので、セ
キュリティー上の点でも問題があった。
【0016】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、例えば、非接触式データキャリアを
用いるゲートシステムにおいて、非接触式データキャリ
アの保持者がゲート近傍に立ち入るだけで、実際に入室
しなくても入室の履歴が残ってしまうことによる実際の
入室動作と履歴上の入室記録とに違いが生じることがな
いようにし、且つ、非接触式データキャリアの保持者が
ゲート近傍に立ち入るだけで、ゲート解錠の意思がなく
てもゲートが解錠されるという不要な動作をなくすとと
もに、第三者に不当な入室の機会を与えてしまうことが
ないようにしてセキュリティー上の点でも問題が生じる
ことがないようにした非接触式データキャリア及びそれ
を用いるゲートシステムとその制御方法を提供すること
を目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するための手段として、 1.通信による鍵としての機能を有する非接触式データ
キャリアにおいて、前記通信による鍵としての機能の停
止状態及び動作状態とを選択可能にしたことを特徴とす
る非接触式データキャリアが提供される。
【0018】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 2.通信による鍵としての機能を有する非接触式データ
キャリアにおいて、前記通信による鍵としての機能の停
止状態及び動作状態とを外部的に選択可能にしたことを
特徴とする非接触式データキャリアが提供される。
【0019】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 3.通信による鍵としての機能を有する非接触式データ
キャリアにおいて、前記通信による鍵としての機能の停
止状態及び動作状態とを内部的に選択可能にしたことを
特徴とする非接触式データキャリアが提供される。
【0020】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 4.通信による鍵としての機能を有する非接触式データ
キャリアにおいて、前記通信による鍵としての機能の停
止状態及び動作状態とを外部のデータキャリア情報書き
換え装置との通信により選択可能にしたことを特徴とす
る非接触式データキャリアが提供される。
【0021】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 5.通信による鍵としての機能を有する非接触式データ
キャリアにおいて、前記通信による鍵としての機能の停
止状態及び動作状態とを内部のメカニカルスイッチの切
り換えにより選択可能にしたことを特徴とする非接触式
データキャリアが提供される。
【0022】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 6.通信による鍵としての機能を有する非接触式データ
キャリア用いてゲートを開閉するゲートシステムにおい
て、前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作
状態とが選択可能になされた非接触式データキャリア
と、この非接触式データキャリアとの通信により、当該
非接触式データキャリアが前記通信による鍵としての機
能の停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開
閉を禁止するゲート装置と、を具備したことを特徴とす
る非接触式データキャリア用いるゲートシステムが提供
される。
【0023】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、。 7.通信による鍵としての機能を有する非接触式データ
キャリア用いてゲートを開閉するゲートシステムにおい
て、前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作
状態とが外部的に選択可能になされた非接触式データキ
ャリアと、この非接触式データキャリアとの通信によ
り、当該非接触式データキャリアが前記通信による鍵と
しての機能の停止状態に選択されているときに、前記ゲ
ートの開閉を禁止するゲート装置と、を具備したことを
特徴とする非接触式データキャリア用いるゲートシステ
ムが提供される。
【0024】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 8.通信による鍵としての機能を有する非接触式データ
キャリア用いてゲートを開閉するゲートシステムにおい
て、前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作
状態とが内部的に選択可能になされた非接触式データキ
ャリアと、この非接触式データキャリアとの通信によ
り、当該非接触式データキャリアが前記通信による鍵と
しての機能の停止状態に選択されているときに、前記ゲ
ートの開閉を禁止するゲート装置と、を具備したことを
特徴とする非接触式データキャリア用いるゲートシステ
ムが提供される。
【0025】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 9.通信による鍵としての機能を有する非接触式データ
キャリア用いてゲートを開閉するゲートシステムにおい
て、前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作
状態とが外部のデータキャリア情報書き換え装置との通
信により選択可能になされた非接触式データキャリア
と、この非接触式データキャリアとの通信により、当該
非接触式データキャリアが前記通信による鍵としての機
能の停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開
閉を禁止するゲート装置と、を具備したことを特徴とす
る非接触式データキャリア用いるゲートシステムが提供
される。
【0026】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 10.通信による鍵としての機能を有する非接触式デー
タキャリア用いてゲートを開閉するゲートシステムにお
いて、前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動
作状態とが内部のメカニカルスイッチの切り換えにより
選択可能になされた非接触式データキャリアと、この非
接触式データキャリアとの通信により、当該非接触式デ
ータキャリアが前記通信による鍵としての機能の停止状
態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を禁止す
るゲート装置と、を具備したことを特徴とする非接触式
データキャリア用いるゲートシステムが提供される。
【0027】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 11.通信による鍵としての機能を有する非接触式デー
タキャリア用いてゲートを開閉するゲートシステムにお
いて、前記非接触式データキャリアの通信による鍵とし
ての機能の停止状態及び動作状態とを選択するステップ
と、前記非接触式データキャリアとの通信により、当該
非接触式データキャリアが前記通信による鍵としての機
能の停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開
閉を禁止するステップと、を具備したことを特徴とする
非接触式データキャリア用いるゲートシステムの制御方
法が提供される。
【0028】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 12.通信による鍵としての機能を有する非接触式デー
タキャリア用いてゲートを開閉するゲートシステムにお
いて、前記非接触式データキャリアの通信による鍵とし
ての機能の停止状態及び動作状態とを外部的に選択する
ステップと、前記非接触式データキャリアとの通信によ
り、当該非接触式データキャリアが前記通信による鍵と
しての機能の停止状態に選択されているときに、前記ゲ
ートの開閉を禁止するステップと、を具備したことを特
徴とする非接触式データキャリア用いるゲートシステム
の制御方法が提供される。
【0029】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 13.通信による鍵としての機能を有する非接触式デー
タキャリア用いてゲートを開閉するゲートシステムにお
いて、前記非接触式データキャリアの通信による鍵とし
ての機能の停止状態及び動作状態とを内部的に選択する
ステップと、前記非接触式データキャリアとの通信によ
り、当該非接触式データキャリアが前記通信による鍵と
しての機能の停止状態に選択されているときに、前記ゲ
ートの開閉を禁止するステップと、を具備したことを特
徴とする非接触式データキャリア用いるゲートシステム
の制御方法が提供される。
【0030】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 14.通信による鍵としての機能を有する非接触式デー
タキャリア用いてゲートを開閉するゲートシステムにお
いて、前記非接触式データキャリアの通信による鍵とし
ての機能の停止状態及び動作状態とを外部のデータキャ
リア情報書き換え装置との通信により選択するステップ
と、前記非接触式データキャリアとの通信により、当該
非接触式データキャリアが前記通信による鍵としての機
能の停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開
閉を禁止するステップと、を具備したことを特徴とする
非接触式データキャリア用いるゲートシステムの制御方
法が提供される。
【0031】また、本発明によると、上記課題を解決す
るための手段として、 15.通信による鍵としての機能を有する非接触式デー
タキャリア用いてゲートを開閉するゲートシステムにお
いて、前記非接触式データキャリアの通信による鍵とし
ての機能の停止状態及び動作状態とを内部のメカニカル
スイッチの切り換えにより選択するステップと、前記非
接触式データキャリアとの通信により、当該非接触式デ
ータキャリアが前記通信による鍵としての機能の停止状
態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を禁止す
るステップと、を具備したことを特徴とする非接触式デ
ータキャリア用いるゲートシステムの制御方法が提供さ
れる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図3は、本発明による第1
の実施の形態として、ゲート装置21,22、非接触I
Cカード(以下、単に、カードとも記す)20a,20
b,20c,20d、カード情報書き換え装置23とで
構成されるゲートシステムの一例である。
【0033】図4は、前記ゲート装置21,22の鍵と
なる非接触ICカード20a,20b,20c,20d
の構成を示すブロック図である。すなわち、非接触IC
カード20a,20b,20c,20dは、図4に示す
ように、それぞれその内部に、ゲート装置21,22と
のインターフェース(以下、単に、I/Fと記す)であ
るアンテナ201と、CPUからなる制御処理部202
と、不揮発性メモリからなる記憶部203とを備えてい
る。
【0034】ここで、記憶部203には、そのカードを
特定することができる固有カード情報が格納されてい
る。また、当該記憶部203には、ゲート装置21,2
2からの入室許可判定を行なうための固有カード情報の
読み出し要求に対して「入室許可」となる応答をするか
否かを判定するための情報(以下、単に、鍵機能の状態
情報と記す)が格納される。
【0035】この鍵機能の状態情報の初期値は、“鍵機
能動作状態”を示すものとして、例えば、“00“なる
状態フラグ情報が格納されている。この状態フラグ情報
は、後述するように、カード情報書き換え装置23によ
って、“鍵機能停止状態”を示すものとして、例えば、
“01“なる状態フラグ情報に書き換えることが可能で
ある。
【0036】なお、この種の非接触ICカード20a,
20b,20c,20dは、通常、アンテナ201を介
してゲート装置21,22との通信時にゲート装置2
1,22からの受信信号を整流して後段の制御処理部2
02、記憶部203の駆動電源電圧を得るようにしてい
る。
【0037】そして、ゲート装置21,22は、図3に
示すように、それぞれ入室対象者が携帯するカード20
a,20b,20c,20dとのインターフェース(以
下、単に、I/Fと記す)であるアンテナ211,22
1及び電気錠を備えた個々のゲート213,223を制
御するリーダライタ(以下、単に、R/Wと記す)21
2,222とを有している。
【0038】この場合、R/W212,222は、ゲー
トシステム全体を管理する上位装置24に接続されてい
る。また、このゲートシステム内の各ゲート装置21,
22は、例えば、R/W212,222内に入室(通
過)許可カード情報が登録されている許可カードテーブ
ルを有している。
【0039】そして、このゲートシステム内の各ゲート
装置21,22において、アンテナ211,221を介
してカード20a,20b,20c,20dとの通信に
より、そのカードを特定することができるカードに固有
の情報(以下固有カード情報)を受け取ったR/W21
2,222は、前記許可カードテーブルの内容と固有カ
ード情報とを照合し、その結果「入室許可」と判定され
た場合にのみ入室許可信号を出力する。
【0040】例えば、R/W212,222は、入室許
可信号を電気錠又は電気錠制御装置を備えた個々のゲー
ト213,223の「解錠信号入力端子」に供給するこ
とにより、電気錠を備えた個々のゲート213,223
の開閉制御を行う。
【0041】また、ゲート装置21,22及びゲートシ
ステム全体を管理する上位装置24は、R/W212,
222からの「入室許可信号」出力のタイミングで入室
を許可したカード11の情報や入室日時情報の履歴を残
すために、それらの情報を保存するようにしている。
【0042】また、カード情報書き換え装置23は、図
3に示すように、それぞれ入室対象者が携帯するカード
20a,20b,20c,20dとのインターフェース
(以下、単に、I/Fと記す)であるアンテナ230
と、カード情報書き換え装置23全体を制御する制御処
理部としてのリーダライタ(以下、単に、R/Wと記
す)231と、表示部232と、操作部233を有して
いる。
【0043】そして、後述するように、カード20a,
20b,20c,20dの保持者A,B,C,Dに通過
の意思がない場合には、カード20a,20b,20
c,20dの保持者A,B,C,Dがカード情報書き換
え装置23を用いてカード20aの鍵機能の状態情報を
前述したような“鍵機能停止状態”を示すものとして、
例えば、“01“なる状態フラグ情報となっている鍵機
能の停止状態に書き換えることができるようにしてい
る。
【0044】これにより、カード20a,20b,20
c,20dの保持者A,B,C,Dに通過の意思がない
場合には、ゲート装置21,22に近づいて、カード2
0aと、ゲート装置21,22内のアンテナ211,2
21を介してR/W212,222との通信が行われた
としても、ゲート装置21,22が解錠動作を行ってし
まうことがないようにすることができる。
【0045】なお、その後で、カード20a,20b,
20c,20dの保持者A,B,C,Dに通過の意思が
ある場合には、カード20a,20b,20c,20d
の保持者A,B,C,Dがカード情報書き換え装置23
を用いてカード20a,20b,20c,20dの鍵機
能の状態情報が初期状態である前述したような“鍵機能
動作状態”を示すものとして、例えば、“00“なる状
態フラグ情報となっている鍵機能の動作状態に書き換え
ることができるようにしている。
【0046】ここで、状態フラグ情報としての鍵機能の
動作状態の書き換えは、カード情報書き換え装置23の
アンテナ230と、カード20a,20b,20c,2
0dのアンテナ201との通信により以下のようにして
行われる。
【0047】まず、カード20a,20b,20c,2
0dの保持者A,B,C,Dに通過の意思がない場合に
は、カード情報書き換え装置23のアンテナ230と、
カード20a,20b,20c,20dのアンテナ20
1との通信により、表示部232に、カード情報書き換
えの操作を促す表示がなされるので、当該保持者が操作
部233により、“鍵機能停止状態”への書き換えを入
力する。
【0048】これを受けたカード情報書き換え装置23
のR/W231から当該カードの鍵機能の状態情報を前
述したような“鍵機能停止状態”を示すものとして、例
えば、“01“なる状態フラグ情報として鍵機能の停止
状態に書き換える。
【0049】なお、その後で、当該カードの保持者に通
過の意思がある場合には、当該カード保持者がカード情
報書き換え装置23を用いて、上述と同様にして当該カ
ードの鍵機能の状態情報が初期状態である前述したよう
な“鍵機能動作状態”を示すものとして、例えば、“0
0“なる状態フラグ情報として鍵機能の動作状態に書き
換えることができる。
【0050】また、状態フラグ情報としての鍵機能の動
作状態の書き換えは、上述した表示部232によるカー
ド情報書き換えの操作を促す表示と、当該保持者による
操作部233からの“鍵機能停止状態”への書き換え入
力とを省略して、単に、カード情報書き換え装置23の
アンテナ230と、カード20a,20b,20c,2
0dのアンテナ201との通信により“鍵機能動作状
態”と“鍵機能停止状態”との相互間での切り換えが行
われるようにしてもよい。
【0051】図5は、本発明のゲートシステムにおける
通信手段のシーケンスを説明するために、カード20
a,20b,20c,20dとゲート装置21,22と
の通信手順及びゲート装置21,22の処理手順を示す
フローチャートである。
【0052】すなわち、図5において、ステップS11
は、非接触ICカード20a,20b,20c,20d
の保持者A,B,C,Dのいずれかがゲート装置21,
22のいずれかとの通信可能な範囲に入り、且つ、ゲー
ト装置21,22がカード20a,20b,20c,2
0dから送信される初期応答の受信を待っている状態で
ある。
【0053】ステップS12では、非接触ICカード2
0a,20b,20c,20dからゲート装置21,2
2に対して初期応答を送信する。ステップS13では、
ゲート装置21,22はカード20a,20b,20
c,20dからの初期応答を受けると、カード20a,
20b,20c,20d内の固有カード情報を読み出し
て、要求コマンドを送信する。
【0054】ステップS14では、カード20a,20
b,20c,20dは、制御処理部202によって記憶
部203に格納されている鍵機能の状態情報をみて、そ
れが前述したような“鍵機能動作状態”を示すものとし
て、例えば、“00“なる状態フラグ情報となっている
鍵機能の動作状態ならば、固有カード情報を含む応答を
ゲート装置21,22に対して返信する。
【0055】しかるに、カード20a,20b,20
c,20dは、制御処理部202によって記憶部203
に格納されている鍵機能の状態情報をみて、それが前述
したような“鍵機能停止状態”を示すものとして、例え
ば、“01“なる状態フラグ情報となっている鍵機能の
停止状態ならば、固有カード情報を含む応答をゲート装
置21,22に対して返信しない。
【0056】ステップS15では、ゲート装置21,2
2は、当該ゲート装置21,22内の許可カードテーブ
ルに登録されているカード情報と、カード20a,20
b,20c,20dから受信した固有カ−ド情報を照合
する。
【0057】そして、この照合により、ゲート装置2
1,22は、カード20a,20b,20c,20dが
登録されたカードであることが解れば、R/W212,
222から入室許可信号を電気錠を備えたゲート21
3,223に対して出力することにより、電気錠を備え
たゲート213,223が解錠される。
【0058】ステップS16では、ゲート装置21,2
2は固有カード情報や入室日時などの動作履歴を記録し
保持する。ステップS17では、一定時間超過やカード
11のゲート通過で、R/W212,222から入室許
可信号を電気錠を備えたゲート213,223に対して
出力するのを止め、電気錠を備えたゲート213,22
3は再び施錠される。
【0059】次に、具体例について説明する。まず、以
上において、ゲート装置21の許可カードテーブルには
カード20aとカード20bとのカード情報が書込まれ
ているものとする。
【0060】また、ゲート装置22の許可カードテーブ
ルにはカード20aとカード20cのカード情報が書込
まれているものとする。したがって、この場合、カード
20aの保持者Aは、ゲート装置21,22の許可カー
ドテーブルに登録されているので、ゲート装置21,2
2を通過し、入室することができる。
【0061】しかし、この場合、カード20aの鍵機能
の状態情報が初期状態のままでは、“鍵機能動作状態”
を示すものとして、例えば、“00“なる状態フラグ情
報となっている鍵機能の動作状態であるので、カード2
0aの保持者Aに通過の意思がなくても、ゲート装置2
1,22に近づくと、カード20aと、ゲート装置2
1,22内のアンテナ211,221を介してR/W2
12,222との通信が行われることにより、ゲート装
置21,22が解錠動作を行ってしまうことになる。
【0062】そこで、本発明では、カード20aの保持
者Aに通過の意思がない場合には、カード20aの保持
者Aがカード情報書き換え装置23を用いてカード20
aの鍵機能の状態情報を前述したような“鍵機能停止状
態”を示すものとして、例えば、“01“なる状態フラ
グ情報となっている鍵機能の停止状態に書き換えること
ができるようにしている。
【0063】これにより、カード20aの保持者Aに通
過の意思がない場合には、ゲート装置21,22に近づ
いて、カード20aと、ゲート装置21,22内のアン
テナ211,221を介してR/W212,222との
通信が行われたとしても、ゲート装置21,22が解錠
動作を行ってしまうことがないようにすることができ
る。
【0064】なお、その後で、カード20aの保持者A
に通過の意思がある場合には、カード20aの保持者A
がカード情報書き換え装置23を用いてカード20aの
鍵機能の状態情報が初期状態である前述したような“鍵
機能動作状態”を示すものとして、例えば、“00“な
る状態フラグ情報となっている鍵機能の動作状態に書き
換えることができるようにしている。
【0065】このように、本発明では、カードの固有カ
ード情報をゲート装置21,22内のR/W212,2
22からの要求に対して応答するか否かのカードの動作
状態を切り換えることができるようにしている。
【0066】すなわち、カード20aの保持者Aは、カ
ード20aが固有カード情報を応答しない状態にしてお
けば、カード20aの鍵としての機能を停止させること
ができる。
【0067】それにより、カード20aの保持者Aがゲ
ート装置21,22に近づいて、当該カード20aとゲ
ート装置21,22内のR/W212,222との通信
が行われたとしてもても、ゲート装置21,22が解錠
動作を行ってしてしまうことことはない。
【0068】また、カード情報書き換え装置23を用い
てカード20aの鍵機能の状態情報を再び書き換えるこ
とにより、固有カード情報を応答する状態にしておけ
ば、カード20aの鍵としての機能を再び動作させるこ
とができる。
【0069】また、カード20bの保持者Bも、カード
情報書き換え装置23を用いてカード20bの鍵として
の機能の停止/動作を切り換えることができる。しかる
に、この場合、切り換えることができるのは、カード2
0bの固有カード情報を許可カードテーブルに登録して
いるゲート装置21の鍵としての機能のみとし、ゲート
装置22に関してはこの限りではなく鍵としての機能を
持たすことはできない。
【0070】また、カード20cの保持者Cも、カード
情報書き換え装置23を用いてカード20cの鍵として
の機能の停止/動作を切り換えることができる。しかる
に、この場合、切り換えることができるのは、カード2
0cの固有カード情報を許可カードテーブルに登録して
いるゲート装置22の鍵としての機能のみとし、ゲート
装置21に関してはこの限りではなく鍵としての機能を
持たすことはできない。
【0071】なお、この場合、カード20dの保持者D
は、カード20dの固有カード情報を許可カードテーブ
ルに登録しているゲート装置はないので、鍵としての機
能を持たすことはできないとともに、カード情報書き換
え装置23を用いてカード20dの鍵としての機能の停
止/動作を切り換えることができない。
【0072】本実施の形態のように、ゲートシステムが
カードに対し許可した範囲内であれば、カードの保持者
はカード情報書き換え装置23を用いて自由にカードの
鍵としての機能の停止/動作を切り換えることができ
る。
【0073】図6は、本発明による第2の実施の形態と
して、非接触ICカード30の外表面部に設けたメカニ
カルスイッチ31により、当該カード30への電源供給
ラインのON/OFFを切り換えることにより、カード
30の鍵としての機能の停止/動作を切り換えることが
できるようにした例である。
【0074】すなわち、この種の非接触ICカード30
は、通常、図7に示すように、アンテナ301を介して
図示しないゲート装置との通信時にゲート装置からの受
信信号を整流して後段の制御処理部302、記憶部30
3の駆動電源電圧を得るようにしている。
【0075】そこで、この非接触ICカード30のアン
テナ301と制御処理部302との間にメカニカルスイ
ッチ31を接続し、このメカニカルスイッチ31をOF
Fにしておけば、実質的に、カード30への電源供給が
断たれ、カード30が活性化しない状態、つまり、カー
ド30の鍵としての機能の停止になる。
【0076】反対に、アンテナ301と制御処理部30
2との間に接続されるメカニカルスイッチ31をONに
しておけば、実質的に、カード30への電源が供給さ
れ、カード30が活性化された状態、つまり、カード3
0の鍵としての機能する動作状態となる。
【0077】本発明により、次のメリットが得られる。 1.非接触式データキャリアの鍵としての機能をOFF
にしておけば、データキャリア保持者がゲート近傍に立
ち入ってもゲート装置の解錠はされないため、実際に入
室しなくても入室の履歴が残ってしまうなどの実際の入
室動作と履歴上の入室記録との違いがなくなる。
【0078】2.非接触式データキャリアの鍵としての
機能をOFFにすることにより、ゲート解錠の意思がな
くてもゲートが解錠されるという不要な動作を防ぐとと
もに、より高度なセキュリティーを実現することができ
る。
【0079】そして、本発明は、以下のような要旨にま
とめることができる。 1.非接触式データキャリアを鍵とするゲートシステム
において、ゲートシステムに許可された範囲内であれ
ば、データキャリアの保持者がデータキャリア内部の情
報を書き換えることにより、自由に非接触式データキャ
リアの鍵としての機能の停止もしくは動作といった状態
選択を可能にすることを特徴とした非接触式データキャ
リア及びそれを用いるゲートシステム。
【0080】2.上記1.によりカードなどのデータキ
ャリア保持者に入室の意思がないときには、ゲートを解
錠させないことを特徴とした非接触式データキャリア及
びそれを用いるゲートシステム。
【0081】3.上記2.により不要なゲートの解錠動
作及び実際の入室動作がない場合に誤った履歴データの
記録をなくすとともに、より高いセキュリティーを実現
することを特徴とした非接触式データキャリア及びそれ
を用いるゲートシステム。
【0082】4.非接触式データキャリアを鍵とするゲ
ートシステムにおいて、非接触式データキャリア外部に
設けられたスイッチを切り換えることによって鍵として
の機能の停止もしくは動作といった状態選択を可能にす
ることを特徴とした非接触式データキャリア及びそれを
用いるゲートシステム。
【0083】5.上記4.によりカードなどのデータキ
ャリア保持者に入室の意思がないときには、ゲ一卜を解
錠させないことを特徴とした非接触式データキャリア及
びそれを用いるゲートシステム。
【0084】6.上記5.により不要なゲートの解錠動
作及び実際の入室動作がない場合の誤った履歴データの
記録をなくすとともに、より高いセキュリティーを実現
することを特徴とした非接触式データキャリア及びそれ
を用いるゲートシステム。
【0085】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、例
えば、非接触式データキャリアを用いるゲートシステム
において、非接触式データキャリアの保持者がゲート近
傍に立ち入るだけで、実際に入室しなくても入室の履歴
が残ってしまうことによる実際の入室動作と履歴上の入
室記録とに違いが生じることがないようにし、且つ、非
接触式データキャリアの保持者がゲート近傍に立ち入る
だけで、ゲート解錠の意思がなくてもゲートが解錠され
るという不要な動作をなくすとともに、第三者に不当な
入室の機会を与えてしまうことがないようにしてセキュ
リティー上の点でも問題が生じることがないようにした
非接触式データキャリア及びそれを用いるゲートシステ
ムとその制御方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来より実現されている非接触式デー
タキャリアとしての非接触ICカードを鍵とするゲート
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、従来のゲートシステムにおける通信手
段のシーケンスを説明するために、カードとゲート装置
との通信手順及びゲート装置の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】図3は、本発明による第1の実施の形態とし
て、ゲート装置21,22、非接触ICカード20a,
20b,20c,20d、カード情報書き換え装置23
とで構成されるゲートシステムの一例を示すブロック図
である。
【図4】図4は、前記ゲート装置21,22の鍵となる
非接触ICカード20a,20b,20c,20dの構
成を示すブロック図である。
【図5】図5は、本発明のゲートシステムにおける通信
手段のシーケンスを説明するために、カードとゲート装
置との通信手順及びゲート装置の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】図6は、本発明による第2の実施の形態とし
て、非接触ICカード30の外表面部に設けたメカニカ
ルスイッチ31により、当該カード30への電源供給ラ
インのON/OFFを切り換えることにより、カード3
0の鍵としての機能の停止/動作を切り換えることがで
きるようにした例を示す図である。
【図7】図7は、前記非接触ICカード30の内部構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
21,22…ゲート装置、 20a,20b,20c,20d…非接触ICカード、 23…カード情報書き換え装置、 230…アンテナ(I/F部)、 231…R/W(制御部)、 232…表示部、 233…操作部、 201…記憶部、 23…カード情報書き換え装置、 211,221…アンテナ(I/F部)、 212,222…R/W(制御部)、 24…上位装置、 30…非接触ICカード、 301…アンテナ、 302…制御処理部、 303…記憶部、 31…メカニカルスイッチ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信による鍵としての機能を有する非接
    触式データキャリアにおいて、 前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作状態
    とを選択可能にしたことを特徴とする非接触式データキ
    ャリア。
  2. 【請求項2】 通信による鍵としての機能を有する非接
    触式データキャリアにおいて、 前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作状態
    とを外部的に選択可能にしたことを特徴とする非接触式
    データキャリア。
  3. 【請求項3】 通信による鍵としての機能を有する非接
    触式データキャリアにおいて、 前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作状態
    とを内部的に選択可能にしたことを特徴とする非接触式
    データキャリア。
  4. 【請求項4】 通信による鍵としての機能を有する非接
    触式データキャリアにおいて、 前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作状態
    とを外部のデータキャリア情報書き換え装置との通信に
    より選択可能にしたことを特徴とする非接触式データキ
    ャリア。
  5. 【請求項5】 通信による鍵としての機能を有する非接
    触式データキャリアにおいて、 前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作状態
    とを内部のメカニカルスイッチの切り換えにより選択可
    能にしたことを特徴とする非接触式データキャリア。
  6. 【請求項6】 通信による鍵としての機能を有する非接
    触式データキャリア用いてゲートを開閉するゲートシス
    テムにおいて、 前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作状態
    とが選択可能になされた非接触式データキャリアと、 この非接触式データキャリアとの通信により、当該非接
    触式データキャリアが前記通信による鍵としての機能の
    停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を
    禁止するゲート装置と、 を具備したことを特徴とする非接触式データキャリア用
    いるゲートシステム。
  7. 【請求項7】 通信による鍵としての機能を有する非接
    触式データキャリア用いてゲートを開閉するゲートシス
    テムにおいて、 前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作状態
    とが外部的に選択可能になされた非接触式データキャリ
    アと、 この非接触式データキャリアとの通信により、当該非接
    触式データキャリアが前記通信による鍵としての機能の
    停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を
    禁止するゲート装置と、 を具備したことを特徴とする非接触式データキャリア用
    いるゲートシステム。
  8. 【請求項8】 通信による鍵としての機能を有する非接
    触式データキャリア用いてゲートを開閉するゲートシス
    テムにおいて、 前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作状態
    とが内部的に選択可能になされた非接触式データキャリ
    アと、 この非接触式データキャリアとの通信により、当該非接
    触式データキャリアが前記通信による鍵としての機能の
    停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を
    禁止するゲート装置と、 を具備したことを特徴とする非接触式データキャリア用
    いるゲートシステム。
  9. 【請求項9】 通信による鍵としての機能を有する非接
    触式データキャリア用いてゲートを開閉するゲートシス
    テムにおいて、 前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作状態
    とが外部のデータキャリア情報書き換え装置との通信に
    より選択可能になされた非接触式データキャリアと、 この非接触式データキャリアとの通信により、当該非接
    触式データキャリアが前記通信による鍵としての機能の
    停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を
    禁止するゲート装置と、 を具備したことを特徴とする非接触式データキャリア用
    いるゲートシステム。
  10. 【請求項10】 通信による鍵としての機能を有する非
    接触式データキャリア用いてゲートを開閉するゲートシ
    ステムにおいて、 前記通信による鍵としての機能の停止状態及び動作状態
    とが内部のメカニカルスイッチの切り換えにより選択可
    能になされた非接触式データキャリアと、 この非接触式データキャリアとの通信により、当該非接
    触式データキャリアが前記通信による鍵としての機能の
    停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を
    禁止するゲート装置と、 を具備したことを特徴とする非接触式データキャリア用
    いるゲートシステム。
  11. 【請求項11】 通信による鍵としての機能を有する非
    接触式データキャリア用いてゲートを開閉するゲートシ
    ステムにおいて、 前記非接触式データキャリアの通信による鍵としての機
    能の停止状態及び動作状態とを選択するステップと、 前記非接触式データキャリアとの通信により、当該非接
    触式データキャリアが前記通信による鍵としての機能の
    停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を
    禁止するステップと、 を具備したことを特徴とする非接触式データキャリア用
    いるゲートシステムの制御方法。
  12. 【請求項12】 通信による鍵としての機能を有する非
    接触式データキャリア用いてゲートを開閉するゲートシ
    ステムにおいて、 前記非接触式データキャリアの通信による鍵としての機
    能の停止状態及び動作状態とを外部的に選択するステッ
    プと、 前記非接触式データキャリアとの通信により、当該非接
    触式データキャリアが前記通信による鍵としての機能の
    停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を
    禁止するステップと、 を具備したことを特徴とする非接触式データキャリア用
    いるゲートシステムの制御方法。
  13. 【請求項13】 通信による鍵としての機能を有する非
    接触式データキャリア用いてゲートを開閉するゲートシ
    ステムにおいて、 前記非接触式データキャリアの通信による鍵としての機
    能の停止状態及び動作状態とを内部的に選択するステッ
    プと、 前記非接触式データキャリアとの通信により、当該非接
    触式データキャリアが前記通信による鍵としての機能の
    停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を
    禁止するステップと、 を具備したことを特徴とする非接触式データキャリア用
    いるゲートシステムの制御方法。
  14. 【請求項14】 通信による鍵としての機能を有する非
    接触式データキャリア用いてゲートを開閉するゲートシ
    ステムにおいて、 前記非接触式データキャリアの通信による鍵としての機
    能の停止状態及び動作状態とを外部のデータキャリア情
    報書き換え装置との通信により選択するステップと、 前記非接触式データキャリアとの通信により、当該非接
    触式データキャリアが前記通信による鍵としての機能の
    停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を
    禁止するステップと、 を具備したことを特徴とする非接触式データキャリア用
    いるゲートシステムの制御方法。
  15. 【請求項15】 通信による鍵としての機能を有する非
    接触式データキャリア用いてゲートを開閉するゲートシ
    ステムにおいて、 前記非接触式データキャリアの通信による鍵としての機
    能の停止状態及び動作状態とを内部のメカニカルスイッ
    チの切り換えにより選択するステップと、 前記非接触式データキャリアとの通信により、当該非接
    触式データキャリアが前記通信による鍵としての機能の
    停止状態に選択されているときに、前記ゲートの開閉を
    禁止するステップと、 を具備したことを特徴とする非接触式データキャリア用
    いるゲートシステムの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001024108A1 (fr) * 1999-09-28 2001-04-05 Fujitsu Limited Carte a circuit integre sans contact capable d'empecher la transmission de donnees
KR100940908B1 (ko) * 2004-12-29 2010-02-08 애버리 데니슨 코포레이션 시각적 표시자를 갖는 무선 주파수 식별 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001024108A1 (fr) * 1999-09-28 2001-04-05 Fujitsu Limited Carte a circuit integre sans contact capable d'empecher la transmission de donnees
KR100940908B1 (ko) * 2004-12-29 2010-02-08 애버리 데니슨 코포레이션 시각적 표시자를 갖는 무선 주파수 식별 장치

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