JPH11258817A - 金属薄板の両面焼付け装置 - Google Patents

金属薄板の両面焼付け装置

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JPH11258817A
JPH11258817A JP10073508A JP7350898A JPH11258817A JP H11258817 A JPH11258817 A JP H11258817A JP 10073508 A JP10073508 A JP 10073508A JP 7350898 A JP7350898 A JP 7350898A JP H11258817 A JPH11258817 A JP H11258817A
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修一 尾本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原板と金属薄板の主面上のレジスト膜との密
着状態の解除時などの振動により原板が移動して位置ず
れを起こすことを防止し、原板とレジスト膜との密着状
態の解除の際に原板がレジスト膜に密着したままになっ
て原板が金属薄板と一緒に大きく動くことが起こらない
ような装置を提供する。 【解決手段】 金属薄板1の下方側に配設された枠体1
0の上面に固定された第1および第2の各ゴムパッキン
16a、16bにより第1および第2の各原板22a、
22bを支持し、両原板、両ゴムパッキンおよび枠体で
囲まれる空間を減圧して原板を金属薄板の主面上のレジ
スト膜に真空密着させる装置において、第2のパッキン
の上端部をその全周にわたり、長手方向と直交する方向
において中央部が凹んだ上向き凹面形状に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属薄板の両主
面に形成された感光性を有するレジスト膜に所定のパタ
ーンをそれぞれ焼き付ける金属薄板の両面焼付け装置に
関し、特に、カラー受像管用のシャドウマスク、トリニ
トロン(登録商標)管用等のアパーチャグリル、半導体
素子用のリードフレームなどを、長尺の金属薄板からフ
ォトエッチング法を利用して製造する場合に好適に使用
される両面焼付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばシャドウマスクは、一般に、長尺
の金属薄板をその長手方向へ搬送しながら、フォトエッ
チング法を利用して金属薄板に対し各種の処理を施すこ
とにより製造される。そして、焼付け工程においても、
図5に示すように、両主面にそれぞれレジスト膜が形成
された長尺の金属薄板1を、巻出し側コイル2から間欠
的に繰り出し、その長手方向へ間欠的に搬送しながら、
金属薄板1の搬送路の途中に配設された両面焼付け装置
3により、金属薄板1の両主面上のレジスト膜にそれぞ
れ所定のパターンを焼き付けるようにする。レジスト膜
へのパターンの焼付けが終わった部分の金属薄板1は、
巻取りコイル4に巻き取られていく。
【0003】両面焼付け装置3は、長手方向へ間欠的に
搬送される金属薄板1を挾んでその上側および下側に、
金属薄板1の両主面にそれぞれ対向して配設された一対
のランプ5a、5bを備えており、金属薄板1の上面側
および下面側に第1の原板6aおよび第2の原板6bが
それぞれ配置される。第1の原板6aおよび第2の原板
6bは、矩形状の枠体7にそれぞれ第1のゴムパッキン
8aおよび第2のゴムパッキン8bを介在させて支持さ
れている。そして、図示しない真空排気ポンプにより、
枠体7の上面、第1の原板6aの下面、第2の原板6b
の上面、第1のゴムパッキン8aおよび第2のゴムパッ
キン8bで囲まれた空間を真空排気して減圧することに
より、停止した状態の金属薄板1の両主面に形成された
レジスト膜に第1の原板6aおよび第2の原板6bがそ
れぞれ真空密着させられる。この状態において、各ラン
プ5a、5bから第1の原板6aおよび第2の原板6b
を介してそれぞれ金属薄板1の両主面上のレジスト膜へ
光を照射することにより、各レジスト膜にそれぞれ所定
のパターンが同時に焼き付けられる。
【0004】ここで、シャドウマスクには、電子ビーム
通過孔となる多数の微細透孔が形成されており、それぞ
れの微細透孔は、シャドウマスクの一方の面側における
開口面積と他方の面側における開口面積とが相違するよ
うに形成されている(以下、開口面積の大きい面側を
「大孔側」、開口面積の小さい面側を「小孔側」とい
う)。そして、例えば、第1の原板6aには、遮光部
(ネガ型レジストの場合)または透光部(ポジ型レジス
トの場合)となる大孔側用の微小単位画像が多数形成さ
れており、第2の原板6bには、第1の原板6aの微小
単位画像にそれぞれ対応する位置に遮光部(ネガ型レジ
ストの場合)または透光部(ポジ型レジストの場合)と
なる小孔側用の微小単位画像が多数形成されている。ま
た、図5に示したように、1つの枠体7上に第1の原板
6aおよび第2の原板6bを支持するような構成では、
第1の原板6aの大きさと第2の原板6bの大きさとが
相違するようにされ、その場合には通常、大孔側パター
ンの焼付け用原板である第1の原板6aの大きさを、小
孔側パターンの焼付け用原板である第2の原板6bより
大きくする。
【0005】図6は、従来の両面焼付け装置における焼
付け部の構成を示す縦断面図である。この焼付け部に
は、金属薄板1の下方側にそれと近接して矩形状の枠体
40が配設されている。枠体40には、図示しない一方
側のランプから照射された光を通過させるための開口部
42が形成されている。また、枠体40の上面は、段付
き面に形成されており、外側の第1の取付け面44aの
方が内側の第2の取付け面44bより高くなるようにさ
れている。そして、第1の取付け面44aの上面に、弾
性材料で形成され平面形状が矩形無端状であるゴムパッ
キン46aが固定され、第2の取付け面44bの上面
に、弾性材料で形成され平面形状がゴムパッキン46a
より小形の矩形無端状であるゴムパッキン46bが固定
されている。ゴムパッキン46a、46bは、断面形状
が逆U字型をなしている。そして、第1のゴムパッキン
46aの上端部が、大孔側パターンの焼付け用の第1の
原板48aの下面側周縁部および金属薄板1に気密に当
接して、第1のゴムパッキン46aにより第1の原板4
8aが支持されるとともに、第2のゴムパッキン46b
の上端部が、小孔側パターンの焼付け用の第2の原板4
8bの下面側周縁部に気密に当接して、第2のゴムパッ
キン46bにより第2の原板48bが支持される。この
際には、第1の原板48aを下降させて(あるいは第2
の原板48bを上昇させて)、両原板48a、48bの
うちの一方側に設けられたピンと他方側に設けられたピ
ン孔とを嵌合させることにより、第1の原板48aと第
2の原板48bとの相互の位置決めを行うようにする。
そして、図6に示したような状態で、第1の原板48a
の下面、第2の原板48bの上面、第1のゴムパッキン
46aの内側面、第2のゴムパッキン46bの外側面お
よび枠体40の上面で囲まれた空間を、図示しない真空
排気ポンプにより真空排気して減圧することにより、第
1の原板48aおよび第2の原板48bが停止状態の金
属薄板1の両主面上のレジスト膜にそれぞれ真空密着さ
せられる。また、レジスト膜へのパターンの焼付けが終
了すると、前記空間へ圧縮空気を吹き込んで、第1の原
板48aおよび第2の原板48bと金属薄板1の両主面
上のレジスト膜との密着状態を解除させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
両面焼付け装置では、原板48a、48bとゴムパッキ
ン46a、46bとは、ゴムパッキン46a、46bの
上端部で線状に接触しているだけであるので、原板48
a、48bと金属薄板1の両主面上のレジスト膜との密
着状態を解除した時などの振動により、下側の第2の原
板48bが枠体40および第2のゴムパッキン46bに
対し移動して位置ずれを起こし易い。このため、第2の
原板48bの画像の位置変動を予測し、金属薄板1のサ
イズに比して全体画像の比較的小さいパターンしかレジ
スト膜に焼き付けることができない、といった問題点が
ある。また、原板48a、48bと金属薄板1の両主面
上のレジスト膜との密着状態を解除する操作を行って
も、下側の第2の原板48bが金属薄板1の主面上のレ
ジスト膜に密着したままで、第2の原板48bが金属薄
板1と一緒に大きく動いてしまうことがあり、このよう
な場合には焼付け工程の生産ラインが停止してしまう、
といった問題点がある。
【0007】また、ゴムパッキン46a、46bは、枠
体40の上面の取付け面44a、44bに接着剤で接着
して固定するようにしていた。そして、ゴムパッキン4
6a、46bが紫外線や熱などによって劣化した場合に
は、カッター等を使用してゴムパッキン46a、46b
をその下端面の接合部分で枠体40の取付け面44a、
44bから切り離し、新しいゴムパッキン46a、46
bを再び接着剤で枠体40の取付け面44a、44bに
接着して固定するようにしていた。このため、カッター
等を使用してゴムパッキン46a、46bを切り取った
際に、枠体40の取付け面44a、44bにゴムパッキ
ン46a、46bの一部のゴムが残ったり、枠体40の
一部まで削り取られたりして、枠体40の取付け面44
a、44bに凹凸を生じ、その取付け面44a、44b
に新しいゴムパッキン46a、46bを再び接着剤で接
着すると、ゴムパッキン46a、46bの上端部が波打
つ、といったことが起こる。また、枠体40の取付け面
44a、44bに塗布する接着剤の量の多少やゴムパッ
キン46a、46bの位置(特にコーナー部分)によ
り、ゴムパッキン46a、46bの上端部の波打ちが大
きくなる、といったこともある。この結果、真空密着の
操作時において、原板48a、48bと金属薄板1の両
主面上のレジスト膜との密着不良を起こしたり、原板4
8a、48bが変形して大孔側パターンと小孔側パター
ンとのアライメントにずれを生じたりして、焼付け品質
が低下する、といった問題点がある。
【0008】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、金属薄板の下方側に配設された枠体
の上面に固定された一対のパッキンの上端部が上・下の
原板の下面側周縁部にそれぞれ気密に当接して、パッキ
ンにより原板を支持し、上・下の原板、一対のパッキン
および枠体で囲まれる空間を減圧して、上・下の原板を
金属薄板の両主面上のレジスト膜にそれぞれ真空密着さ
せ、各レジスト膜に所定のパターンをそれぞれ焼き付け
る場合において、原板と金属薄板の主面上のレジスト膜
との密着状態の解除時などの振動により原板が移動して
位置ずれを起こす、といったことを防止し、金属薄板の
サイズに対して可及的に全体画像の大きいパターンをレ
ジスト膜に焼き付けることができ、また、原板と金属薄
板の主面上のレジスト膜との密着状態を解除する操作を
行っても原板がレジスト膜に密着したままになって、原
板が金属薄板と一緒に大きく動いて焼付け工程の生産ラ
インが停止する、といったことが起こらないようにする
ことができる金属薄板の両面焼付け装置を提供すること
を目的とする。
【0009】また、上記事項に加えて、パッキンを取り
替えた際に、新しく枠体に固定されたパッキンの上端部
が波打つ、といったことを無くし、真空密着の操作時に
おいて原板と金属薄板の主面上のレジスト膜との密着不
良を起こしたり原板が変形してパターンのアライメント
にずれを生じたりする、といったことを防止して、焼付
け品質を保持することができる金属薄板の両面焼付け装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
それぞれレジスト膜が形成された金属薄板の両主面に対
向して配設された光照射手段と、前記金属薄板の下方側
に、金属薄板に近接して配設された枠体と、弾性材料で
形成され、前記枠体の上面に固定され、上端部が、前記
金属薄板の上側の主面上のレジスト膜に密着させられる
所定パターンの第1の原板の下面側周縁部および金属薄
板に気密に当接して、第1の原板を支持する無端状の第
1のパッキンと、弾性材料で形成され、前記枠体の上面
に、前記第1のパッキンの内側に配置されて固定され、
上端部が、前記第1の原板より面積が小さくて前記金属
薄板の下側の主面上のレジスト膜に密着させられる所定
パターンの第2の原板の下面側周縁部に気密に当接し、
その上端部全周にわたって長手方向と直交する方向にお
いて中央部が凹んだ上向き凹面形状に形成され、第2の
原板を支持する無端状の第2のパッキンと、前記第1の
原板、第2の原板、第1のパッキン、第2のパッキンお
よび枠体で囲まれる空間を減圧して、第1の原板および
第2の原板を金属薄板の両主面上のレジスト膜にそれぞ
れ真空密着させる減圧手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載の両
面焼付け装置において、第1のパッキンの上端部をその
全周にわたり、長手方向と直交する方向において上方に
向かって次第に薄肉となりかつ上端面が外向きに上方へ
傾斜した形状に形成したことを特徴とする。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2記載の両面焼付け装置において、枠体の上面に、
無端状の第1の周回溝、および、この第1の周回溝の内
側に配置された無端状の第2の周回溝をそれぞれ形成す
るとともに、第1のパッキンの下端面および第2のパッ
キンの下端面に、長手方向に沿って前記第1の周回溝お
よび第2の周回溝に嵌入する無端状の周回凸部をそれぞ
れ形設し、前記第1のパッキンの下端面の周回凸部およ
び第2のパッキンの下端面の周回凸部を前記枠体の上面
の第1の周回溝および第2の周回溝にそれぞれ嵌脱自在
に嵌着して、第1のパッキンおよび第2のパッキンをそ
れぞれ枠体に固定したことを特徴とする。
【0013】請求項4に係る発明は、請求項3記載の両
面焼付け装置において、第1のパッキンの下端面の周回
凸部および第2のパッキンの下端面の周回凸部を枠体の
上面の第1の周回溝および第2の周回溝にそれぞれ圧入
したことを特徴とする。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1ないし請
求項4のいずれかに記載の両面焼付け装置において、枠
体の上面を、外側の第1の取付け面およびこの第1の取
付け面より低くされた内側の第2の取付け面からなる段
付き面に形成し、前記第1の取付け面に第1のパッキン
を固定するとともに前記第2の取付け面に第2のパッキ
ンを固定したことを特徴とする。
【0015】請求項1に係る発明の両面焼付け装置にお
いては、枠体の上面に固定され第2の原板の下面側周縁
部に気密に当接して第2の原板を支持する第2のパッキ
ンの上端部が、その全周にわたり、長手方向と直交する
方向において中央部が凹んだ上向き凹面形状に形成され
ており、第2のパッキンは弾性材料で形成されているの
で、第2のパッキンの上端部が第2の原板の下面側周縁
部に当接して、第2のパッキンに第2の原板の荷重がか
かると、第2のパッキンの上端部は、上向き凹面形状が
平面状に変形して、第2の原板の下面に面状に接触する
とともに真空吸着する。このため、原板と金属薄板の両
主面上のレジスト膜との密着状態を解除した時などの振
動によっても、第2の原板が枠体および第2のパッキン
に対し移動して位置ずれを起こすことが無くなる。ま
た、原板と金属薄板の両主面上のレジスト膜との密着状
態を解除する操作を行った際に、第2の原板は、第2の
パッキンに強い力で吸着されているので、金属薄板の主
面上のレジスト膜に密着したままで金属薄板と一緒に大
きく動いてしまう、といったことが防止される。
【0016】請求項2に係る発明の両面焼付け装置で
は、枠体の上面に固定され第1の原板の下面側周縁部に
気密に当接して第1の原板を支持する第1のパッキンの
上端部が、その全周にわたり、長手方向と直交する方向
において上方に向かって次第に薄肉となりかつ上端面が
外向きに上方へ傾斜した形状に形成されており、第1の
パッキンは弾性材料で形成されているので、第1の原
板、第2の原板、第1のパッキン、第2のパッキンおよ
び枠体で囲まれる空間を簡易に密閉し、減圧手段によっ
て減圧すると、第1のパッキンの上端部は、前記空間の
内圧の低下に従ってより一層強い力で第1の原板の下面
および金属薄板の下面に密着することになる。このた
め、第1のパッキンの上端部と第1の原板の下面および
金属薄板の下面との密着部分を通って外部から前記空間
内へ外気が侵入する可能性が無く、第1の原板および第
2の原板を金属薄板の両主面上のレジスト膜にそれぞれ
真空密着させる操作が良好に行われる。また、第1のパ
ッキンの上端部が、長手方向と直交する方向において上
方に向かって次第に薄肉となりかつ上端面が外向きに上
方へ傾斜した形状に形成されているので、レジスト膜へ
のパターンの焼付け終了後において、前記空間へ圧縮空
気を吹き込むなどして減圧状態を解除した際に、第1の
パッキンの上端部と第1の原板の下面および金属薄板の
下面との接触部分を通って前記空間から外部へ空気が抜
け易くなり、また、第1の原板の下面および金属薄板の
下面が第1のパッキンから離脱し易い。このため、第1
の原板と金属薄板の主面上のレジスト膜との密着状態の
解除が速やかに行われる。
【0017】請求項3に係る発明の両面焼付け装置にお
いては、紫外線や熱などによって劣化したパッキンを新
しいパッキンと取り替える場合、劣化したパッキンは、
その下端面の周回凸部を枠体の上面の周回溝から抜き出
すことにより、枠体の上面から取り外され、また、新し
いパッキンは、その下端面の周回凸部を枠体の上面の周
回溝に嵌入することにより、枠体の上面に固定される。
したがって、従来のように、枠体の上面にパッキンの一
部が残ったり枠体の一部まで削り取られたりして、枠体
の上面に凹凸を生じる、といったことが無くなる。した
がって、枠体の上面に固定された新しいパッキンの上端
部が波打つ、といったことは起こらない。また、枠体の
上面に塗布する接着剤の量の多少やパッキンの位置によ
ってパッキンの上端部の波打ちが大きくなる、といった
ことも無い。このため、真空密着の操作時において、原
板と金属薄板の両主面上のレジスト膜との密着不良を起
こしたり原板が変形してパターンのアライメントにずれ
を生じたりして焼付け品質が低下する、といった心配が
無くなる。
【0018】請求項4に係る発明の両面焼付け装置で
は、パッキンの下端面の周回凸部を枠体の上面の周回溝
に圧入することにより、パッキンが枠体の上面に確実に
固定される。
【0019】請求項5に係る発明の両面焼付け装置で
は、金属薄板の下面側に配置される第2の原板を支持す
る第2のパッキンが、枠体の段付き面のうちの第2の取
付け面に固定され、金属薄板の上面側に配置される第1
の原板を支持する第1のパッキンが、枠体の段付き面の
うちの、第2の取付け面より高くされた第1の取付け面
に固定されるので、第1のパッキンの高さ寸法を第2の
パッキンの高さ寸法に比べて大きくしなくてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
について図1ないし図4を参照しながら説明する。
【0021】図1および図2は、この発明の1実施形態
を示し、金属薄板の両面焼付け装置における焼付け部の
構成を示す部分拡大縦断面図であって、図1は、原板と
金属薄板の両主面上のレジスト膜とが密着していない状
態を、図2は、原板が金属薄板の両主面上のレジスト膜
に真空密着した状態をそれぞれ示す。この両面焼付け装
置が従来の両面焼付け装置と大きく異なるのは、原板に
気密に当接して原板を支持するパッキンの構成であり、
それ以外の構成については、上述した従来の両面焼付け
装置とほぼ同様であるので、重複するような説明を省略
する。
【0022】この両面焼付け装置における焼付け部に
は、従来の装置と同様に、金属薄板1の下方側にそれと
近接して矩形状の枠体10が配設されており、枠体10
には、図示しない下方側のランプから照射された光を通
過させるための開口部12が形成されている。また、枠
体10の上面は、段付き面に形成されていて、外側の第
1の取付け面14aの方が内側の第2の取付け面14b
より高くなるようにされている。第1の取付け面14a
の上面に固定されるパッキンは、弾性材料、例えばゴム
材で形成されたゴムパッキン16aであり、平面形状が
矩形無端状をなしている。また、第2の取付け面14b
の上面に固定されるパッキンは、弾性材料、例えばゴム
材で形成されたゴムパッキン16bであり、平面形状が
ゴムパッキン16aより小形の矩形無端状をなしてい
る。
【0023】第1のゴムパッキン16aの上端部は、そ
の全周にわたり、長手方向と直交する方向において上方
に向かって次第に薄肉となりかつ上端面が外向きに上方
へ傾斜した形状に形成されている。一方、第2のゴムパ
ッキン16bの上端部は、その全周にわたり、長手方向
と直交する方向において中央部が凹んだ上向き凹面形状
に形成されている。また、それぞれのゴムパッキン16
a、16bの下端面には、長手方向に沿って無端状の周
回凸部18a、18bが形設されている。一方、枠体1
0の上面の第1の取付け面14aおよび第2の取付け面
14bには、ゴムパッキン16a、16bの下端面の周
回凸部18a、18bが嵌入する無端状の第1の周回溝
20aおよび第2の周回溝20bがそれぞれ形成されて
いる。そして、第1のゴムパッキン16aの周回凸部1
8aおよび第2のゴムパッキン16bの周回凸部18b
が、枠体10の第1の取付け面14aの第1の周回溝2
0aおよび第2の取付け面14bの第2の周回溝20b
にそれぞれ嵌着されることにより、第1のゴムパッキン
16aおよび第2のゴムパッキン16bがそれぞれ枠体
10に固定されるようになっている。
【0024】第1のゴムパッキン16aおよび第2のゴ
ムパッキン16bは、それぞれの下端面の周回凸部18
a、18bが枠体10の第1の周回溝20aおよび第2
の周回溝20bに嵌入および抜脱可能となっていること
により、紫外線や熱などによって劣化したゴムパッキン
を新しいものと容易に取り替えることができるようにさ
れている。新しいゴムパッキン16a、16bを枠体1
0に固定する際には、その下端面の周回凸部18a、1
8bを枠体10の上面の周回溝20a、20bに圧入す
るようにし、これにより、ゴムパッキン16a、16b
は枠体10の上面に確実に固定されることになる。
【0025】上記したような構成のゴムパッキン16
a、16bが枠体10に固定された両面焼付け装置にお
いては、図1に示すように、第1のゴムパッキン16a
の上端部が第1の原板22aの下面側周縁部および金属
薄板1に気密に当接して、第1のゴムパッキン16aに
より第1の原板22aが支持されるとともに、第2のゴ
ムパッキン16bの上端部が第2の原板22bの下面側
周縁部に気密に当接して、第2のゴムパッキン16bに
より第2の原板22bが支持される。この際、第2のゴ
ムパッキン16bに第2の原板22bの荷重がかかる
と、図2に示すように、第2のゴムパッキン16bの上
端部は、上向き凹面形状が平面状に変形して、第2の原
板22bの下面に面状に接触するとともに真空吸着す
る。この状態で、第1の原板22aの下面、第2の原板
22bの上面、第1のゴムパッキン16aの内側面、第
2のゴムパッキン16bの外側面および枠体10の上面
で囲まれた空間を、図示しない真空排気ポンプにより真
空排気して減圧すると、第1の原板22aおよび第2の
原板22bが金属薄板1の両主面上のレジスト膜にそれ
ぞれ真空密着する。この際、第1のゴムパッキン16a
の上端部は、長手方向と直交する方向において上方に向
かって次第に薄肉となりかつ上端面が外向きに上方へ傾
斜した形状に形成されているため、前記空間の内圧の低
下に従ってより一層強い力で第1の原板22aの下面お
よび金属薄板1の下面に密着することになり、第1の原
板22aおよび第2の原板22bを金属薄板1の両主面
上のレジスト膜にそれぞれ真空密着させる操作が良好に
行われることとなる。
【0026】レジスト膜へのパターンの焼付けが終了す
ると、前記空間へ圧縮空気を吹き込んで、第1の原板2
2aおよび第2の原板22bと金属薄板1の両主面上の
レジスト膜との密着状態を解除させる。この密着状態の
解除時に振動を生じることがあっても、上記したように
第2のゴムパッキン16bの上端部は第2の原板22b
の下面に面状に接触するとともに真空吸着しているの
で、第2の原板22bが枠体10および第2のゴムパッ
キン16bに対し移動して位置ずれを起こす心配が無
い。また、第1のゴムパッキン16aの上端部は、上記
したような形状であるため、前記空間へ圧縮空気を吹き
込んで減圧状態を解除した際に、第1のゴムパッキン1
6aの上端部と第1の原板22aの下面および金属薄板
1の下面との接触部分を通って前記空間から外部へ空気
が抜け易くなり、また、第1の原板22aの下面および
金属薄板1の下面が第1のゴムパッキン16aから離脱
し易い。このため、第1の原板22aと金属薄板1の主
面上のレジスト膜との密着状態の解除が速やかに行われ
ることとなる。また、第2の原板22bは、第2のゴム
パッキン16bに強い力で吸着されているので、金属薄
板1がその長手方向へ搬送された際に、第2の原板22
bが金属薄板1の主面上のレジスト膜に密着したままで
金属薄板1と一緒に大きく動いてしまう、といった心配
が無い。
【0027】なお、上記した実施形態では、第1のゴム
パッキン16aの上端部を、長手方向と直交する方向に
おいて上方に向かって次第に薄肉となりかつ上端面が外
向きに上方へ傾斜した形状に形成したが、原板を金属薄
板の両主面上のレジスト膜に真空密着させる操作が良好
に行われ、また、密着状態の解除が速やかに行われて、
第1の原板の下面および金属薄板の下面が第1のゴムパ
ッキンから離脱し易い形状であれば、図示例以外の形状
であってもよい。また、上記した実施形態では、枠体1
0のの上面を段付き面に形成したが、図3に示したよう
に、枠体24の上面を単なる平面に形成して、枠体24
の上面の外側に第1のゴムパッキン26aを固定し、そ
の第1のゴムパッキン26aの内側に第2のゴムパッキ
ン26bを固定するようにしてもよい。この場合には、
第1のゴムパッキン26aの高さ寸法を第2のゴムパッ
キン26bの高さ寸法より大きくする必要がある。
【0028】また、上記した実施形態では、ゴムパッキ
ン16a、16bの周回凸部18a、18bを、枠体1
0の上面の周回溝20a、20bに嵌着されることによ
り、ゴムパッキン16a、16bを枠体10に固定する
ようにしたが、それほど問題にならなければ、図4に示
すように、枠体28の上面に第1のゴムパッキン30a
および第2のゴムパッキン30bを接着剤などで接着し
て固定するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係る発明の金属薄板の両面焼
付け装置を使用したときは、金属薄板の下方側に配設さ
れた枠体の上面に固定された一対のパッキンにより上・
下の原板を支持し、パッキンの上端部が上・下の原板の
下面側周縁部にそれぞれ気密に当接した状態で、上・下
の原板、一対のパッキンおよび枠体で囲まれる空間を減
圧して、上・下の原板を金属薄板の両主面上のレジスト
膜にそれぞれ真空密着させ、各レジスト膜に所定のパタ
ーンをそれぞれ焼き付けると、原板と金属薄板の両主面
上のレジスト膜との密着状態の解除時などの振動によっ
ても、原板が移動して位置ずれを起こすことが無くなる
ので、金属薄板のサイズに対して可及的に全体画像の大
きいパターンをレジスト膜に焼き付けることができるこ
ととなる。また、原板と金属薄板の両主面上のレジスト
膜との密着状態を解除する操作を行った際に、原板が金
属薄板の主面上のレジスト膜に密着したままで金属薄板
と一緒に大きく動いてしまう、といったことが防止され
るので、焼付け工程の生産ラインが停止して生産効率が
悪くなる、といったことが無くなる。
【0030】請求項2に係る発明の両面焼付け装置で
は、原板を金属薄板の主面上のレジスト膜に真空密着さ
せる操作を良好に行うことができ、また、レジスト膜へ
のパターンの焼付け終了後において減圧状態を解除した
際に、原板と金属薄板の主面上のレジスト膜との密着状
態の解除を速やかに行うことができる。
【0031】請求項3に係る発明の両面焼付け装置にお
いては、パッキンを取り替えた際に、新しく枠体に固定
されたパッキンの上端部が波打つ、といったことを無く
なるので、真空密着の操作時において原板と金属薄板の
主面上のレジスト膜との密着不良を起こしたり原板が変
形してパターンのアライメントにずれを生じたりする、
といったことを防止して、焼付け品質を保持することが
できる。
【0032】請求項4に係る発明の両面焼付け装置で
は、パッキンの下端面の周回凸部を枠体の上面の周回溝
に圧入することにより、パッキンを枠体の上面に確実に
固定させることができる。
【0033】請求項5に係る発明の両面焼付け装置で
は、第1のパッキンの高さ寸法を第2のパッキンの高さ
寸法に比べて大きくしなくてもよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施形態を示し、金属薄板の両面
焼付け装置における焼付け部の構成を示す部分拡大縦断
面図であって、原板と金属薄板の両主面上のレジスト膜
とが密着していない状態を示す図である。
【図2】同じく、原板が金属薄板の両主面上のレジスト
膜に真空密着した状態を示す図である。
【図3】この発明の別の実施形態を示し、金属薄板の両
面焼付け装置における焼付け部の構成を示す部分拡大縦
断面図である。
【図4】この発明のさらに別の実施形態を示し、金属薄
板の両面焼付け装置における焼付け部の構成を示す部分
拡大縦断面図である。
【図5】金属薄板の両面焼付け装置の概略構成を示す模
式図である。
【図6】従来の金属薄板の両面焼付け装置における焼付
け部の概略構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 金属薄板 10、24、28 枠体 12 枠体の開口部 14a 枠体の第1の取付け面 14b 枠体の第2の取付け面 16a、26a、30a 第1のゴムパッキン 16b、26b、30b 第2のゴムパッキン 18a 第1のゴムパッキンの周回凸部 18b 第2のゴムパッキンの周回凸部 20a 第1の周回溝 20b 第2の周回溝 22a 第1の原板 22b 第2の原板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれレジスト膜が形成された金属薄
    板の両主面に対向して配設された光照射手段と、 前記金属薄板の下方側に、金属薄板に近接して配設され
    た枠体と、 弾性材料で形成され、前記枠体の上面に固定され、上端
    部が、前記金属薄板の上側の主面上のレジスト膜に密着
    させられる所定パターンの第1の原板の下面側周縁部お
    よび金属薄板に気密に当接して、第1の原板を支持する
    無端状の第1のパッキンと、 弾性材料で形成され、前記枠体の上面に、前記第1のパ
    ッキンの内側に配置されて固定され、上端部が、前記第
    1の原板より面積が小さくて前記金属薄板の下側の主面
    上のレジスト膜に密着させられる所定パターンの第2の
    原板の下面側周縁部に気密に当接し、その上端部全周に
    わたって長手方向と直交する方向において中央部が凹ん
    だ上向き凹面形状に形成され、第2の原板を支持する無
    端状の第2のパッキンと、 前記第1の原板、第2の原板、第1のパッキン、第2の
    パッキンおよび枠体で囲まれる空間を減圧して、第1の
    原板および第2の原板を金属薄板の両主面上のレジスト
    膜にそれぞれ真空密着させる減圧手段と、を備えたこと
    を特徴とする金属薄板の両面焼付け装置。
  2. 【請求項2】 第1のパッキンの上端部がその全周にわ
    たり、長手方向と直交する方向において上方に向かって
    次第に薄肉となりかつ上端面が外向きに上方へ傾斜した
    形状に形成された請求項1記載の金属薄板の両面焼付け
    装置。
  3. 【請求項3】 枠体の上面に、無端状の第1の周回溝、
    および、この第1の周回溝の内側に配置された無端状の
    第2の周回溝がそれぞれ形成されるとともに、第1のパ
    ッキンの下端面および第2のパッキンの下端面に、長手
    方向に沿って前記第1の周回溝および第2の周回溝に嵌
    入する無端状の周回凸部がそれぞれ形設され、前記第1
    のパッキンの下端面の周回凸部および第2のパッキンの
    下端面の周回凸部が前記枠体の上面の第1の周回溝およ
    び第2の周回溝にそれぞれ嵌脱自在に嵌着されて、第1
    のパッキンおよび第2のパッキンがそれぞれ枠体に固定
    された請求項1または請求項2記載の金属薄板の両面焼
    付け装置。
  4. 【請求項4】 第1のパッキンの下端面の周回凸部およ
    び第2のパッキンの下端面の周回凸部が枠体の上面の第
    1の周回溝および第2の周回溝にそれぞれ圧入された請
    求項3記載の金属薄板の両面焼付け装置。
  5. 【請求項5】 枠体の上面が、外側の第1の取付け面お
    よびこの第1の取付け面より低くされた内側の第2の取
    付け面からなる段付き面に形成され、前記第1の取付け
    面に第1のパッキンが固定されるとともに前記第2の取
    付け面に第2のパッキンが固定された請求項1ないし請
    求項4のいずれかに記載の金属薄板の両面焼付け装置。
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