JPH11255853A - ポリアセタール樹脂の製造方法 - Google Patents
ポリアセタール樹脂の製造方法Info
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Abstract
量分布差を無くし、品質の安定したポリアセタール樹脂
を製造する方法を提供することを目的とする。 【解決手段】トリオキサン、或いはトリオキサンと環状
エ一テル及び/又は環状ホルマールとを、三フッ化ホウ
素の1,3−ジオキソラン配位体を触媒としてカチオン
重合する。
Description
脂の製造方法に関し、更に詳しくは、ペレット間に生ず
る分子量分布差を無くし、品質の安定したポリアセター
ル樹脂を製造する方法に関する。
薬品性、摺動性等のバランスに優れ、且つ、その加工が
容易であることにより、代表的なエンジニアリングプラ
スチックとして、電気・電子部品、自動車部品、その他
の各種機械部品を中心として広く利用されている。ポリ
アセタール樹脂は、重合機から排出された粗ポリアセタ
ール樹脂フレークを、一旦溶融混練し、ペレット(顆
粒)として、工業的に提供されるのが一般的であるが、
同じ製造装置を用いて、同じ製造方法で製造した場合に
おいても、ポリアセタール樹脂ぺレットの1粒1粒が、
必ずしも、それぞれ同一の分子量分布を有するとは言え
ない。また、このペレット間に生ずる分子量分布差は、
ペレットを押出機、成形機等により溶融混練しても、必
ずしも完全に解消されるとも言えないために、ポリアセ
タール樹脂製品の品質管理には十分な注意が払われてい
る。
差は、ポリアセタール樹脂の射出成形性、押出成形性、
ブロー成形性等の溶融加工性に悪影響を与え、また、成
形品の表面に微小の異物を形成し、表面外観を不良とす
ることもあるため、一般に好ましいものではない。ペレ
ット間に生ずる分子量分布差を無くし、品質の安定した
ポリアセタール樹脂を製造するために、前述の如く、従
来、押出機、成形機等での溶融混練を強化する方法が行
われている。しかし、更に品質管理上の観点から、特に
重合面からの根本的な改善方法が強く望まれている。
に鑑み、ペレット間に生ずる分子量分布差を無くし、品
質の安定したポリアセタール樹脂を製造する方法を提供
することを目的とする。
を達成すべく鋭意研究した結果、特定の触媒を用いてポ
リアセタール樹脂を重合することにより、上記の課題を
解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、トリオキサンを、或いは、トリオキサ
ンと環状エーテル及び/又は環状ホルマールとを、三フ
ッ化ホウ素の1,3−ジオキソラン配位体を触媒とし
て、カチオン重合することを特徴とするポリアセタール
樹脂の製造方法に関する。
方法について説明する。本発明のポリアセタール樹脂
は、トリオキサン単独を、或いは、トリオキサンと環状
エーテル及び/又は環状ホルマールとの混合物を、塊状
重合したポリアセタール樹脂を主体とする。その基本的
な分子構造は、特に限定されず、分岐・架橋構造を有す
るもの、ブロック成分を導入したもの等も包含される。
また、その分子量、或いは溶融粘度は、溶融成形可能な
ものであれば良く、何らこれらに限定されるものではな
い。特に規定するならば、メルトインデックスが、0.
1〜100g/10min(ASTM D1238に準
拠)が適当である。メルトインデックスが、100g/
10min超では、機械的物性が著しく低下し、0.1g
/10min未満では、樹脂の流動性が不良となって好ま
しくない。
環状ホルマールの例としては、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド、ブチレンオキシド、エピクロロヒドリ
ン、エピブロモヒドリン、スチレンオキシド、オキセタ
ン、3,3−ビス(クロルメチル)オキセタン、テトラ
ヒドロフラン等の環状エーテル、エチレングリコールホ
ルマール、プロピレングリコールホルマール、ジエチレ
ングリコールホルマール、トリエチレングリコールホル
マール、1,4−ブタンジオールホルマール、1,5−
ペンタンジオールホルマール、1,6−ヘキサンジオー
ルホルマール、トリオキセパン、1,3−ジオキソラン
等の環状ホルマール、又はこれらの混合物が挙げられ
る。その中でも、エチレンオキシド、1,3−ジオキソ
ラン、ジエチレングリコールホルマール、1,4−ブタ
ンジオールホルマール又はこれらの混合物が好ましい。
ールの使用量は、成形品の剛性、耐薬品性等を考慮する
と、トリオキサンに対して、1種または2種以上の合計
で0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜15重量%
である。環状エ−テル及び/又は環状ホルマールの使用
量が、20重量%を超えると、成形品の剛性等の機械的
強度や耐薬品性が低下し、また、0.1重量%未満にな
れば、樹脂の熱安定性が低下して好ましくない。また、
環状エーテル及び/又は環状ホルマールは、重合機に供
給する以前に、トリオキサンと予め混合しても、直接重
合機に供給してもよく、更には、他の有機溶剤等で予め
希釈して用いてもよい。
他に、分子量を調節する成分、分岐・架橋構造を形成し
うる成分等の他の化学成分を併用することも可能であ
る。分子量を調節する成分としては、不安定末端を形成
することのない連鎖移動剤、例えば、メチラール、メト
キシメチラール、ジメトキシメチラール、トリメトキシ
メチラール、オキシメチレンジ−n−ブチルエーテルの
如きアルコキシ基を有する低分子量アセタール化合物等
が挙げられ、これらの1種または2種以上が使用され
る。また、その使用量は、好ましくは、トリオキサンに
対して、1種または2種以上の合計で、0.001〜
0.5重量%である。
しては、例えば、エチレングリコールジグリシジルエー
テル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、
1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル、ヘキサ
メチレングリコールジグリシジルエーテル、レゾルシノ
ールジグリシジルエーテル、ビスフエノールAジグリシ
ジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエ
ーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ポリブチレングリコールジグリシジルエーテル、グ
リセリン及びそのアルキレンオキシド付加体またはグリ
シジルエーテル等の誘導体、ペンタエリスリトール及び
そのアルキレンオキシド付加体またはグリシジルエーテ
ル等の誘導体が挙げられる。その使用量は、トリオキサ
ンに対して0.3重量%以下、好ましくは0.2重量%
以下である。
分岐・架橋構造を形成しうる成分は、トリオキサン中に
添加しても、また、環状エーテル及び/又は環状ホルマ
ール中等に添加してもよく、また、他の有機溶剤等で予
め希釈して添加してもよい。
素の1,3−ジオキソラン配位体を使用する。本発明に
使用する重合触媒の調製方法としては、気体状の三フッ
化ホウ素と液状の1,3−ジオキソランの2成分を、予
め接触させて調製する方法が、代表的な方法として例示
されるが、特にこの方法に限定されるものではない。
続的に2成分を配管内で合流させ、接触させる方法、連
続的に2成分を接触させ、更にスタティックミキサーに
より接触させる方法、撹拌機を備えた容器内で、1,3
−ジオキソラン中に、三フッ化ホウ素を吹き込み、2成
分を一旦接触させて供給する方法等が例示される。ま
た、上記の2成分の接触温度は、−70〜100℃、好
ましくは−50〜75℃である。また、好ましい接触時
間は、0.05〜5秒、特に好ましくは0.1〜3秒で
ある。また、上記の接触において、1,3−ジオキソラ
ンの使用量は、三フッ化ホウ素に対して、等モル量で
も、或いは、生成ポリアセタールの物性に影響を与えな
い範囲内において過剰モル量でもよい。
化ホウ素の1,3−ジオキソラン配位体の使用量は、好
ましくは、トリオキサンに対して、三フッ化ホウ素換算
で0.0001〜0.02重量%である。また、重合触
媒は、そのまま使用しても、1,3−ジオキソラン、或
いは他の液状の有機化合物で予め希釈して使用しても、
窒素等の不活性気体等の雰囲気下に使用してもよい。な
お、本発明の三フッ化ホウ素の1,3−ジオキンラン配
位体の生成は、実施例で述べるように、重合触媒から三
フッ化ホウ素に由来する白煙が発生しないこと、及び重
合触媒をアルカリでクエンチした液のプロトンNMR測
定により、1,3−ジオキソランの重合体が生成してい
ないことにより判定することができる。
位体をトリオキサンヘ添加して供給する方法としては、
重合機内のトリオキサンヘ直接添加して供給する方法、
トリオキサンで洗い流しながら重合機へ供給する方法等
が例示きれる。
リオキサン単独、或いはトリオキサンと環状エーテル及
び/又は環状ホルマールの混合物を、上記の三フッ化ホ
ウ素の1,3−ジオキソラン配位体を用いて、塊状重合
させて行い、粉塊状のポリマーを得ることができる。
し、駆動軸にスクリュー、パドル、円盤、ピン、羽根等
の混合手段が直結されたニーダー・コニーダー型重合機
等が例示される。また、重合温度は65〜135℃に保
つことが好ましく、重合機滞留時間は0.2〜30分が
好ましい。
機より排出される反応生成物、或いは重合機中の反応生
成物に、塩基性化合物又はその水溶液等を加えて行う。
重合触媒を中和し、失活するための塩基性化合物として
は、例えば、アンモニア;トリエチルアミン、トリブチ
ルアミン、トリエタノールアミン、トリブタノールアミ
ン等のアミン類;アルカリ金属またはアルカリ土類金属
の水酸化物、炭酸塩等;その他公知の触媒失活剤などが
用いられる。かかる重合工程および失活処理の後、必要
に応じて、更に、洗浄、未反応モノマーの分離回収、乾
燥等を、従来公知の方法にて行う。
は、更に、不安定末端部の分解除去、または安定化物質
による不安定末端の封止等、必要に応じて、公知の方法
により安定化処理を行い、必要な各種安定剤を配合し、
ペレッ卜化を行う。安定剤としては、例えば、ヒンダー
ドフエノール系化合物、窒素含有化合物、アルカリ或い
はアルカリ土類金属の水酸化物、無機塩、カルボン酸塩
等が挙げられ、これらのいずれか1種または2種以上を
使用することができる。更に、本発明を阻害しない限
り、必要に応じて、熱可塑性樹脂に対する一般的な添加
剤、例えば、染料または顔料等の着色剤、滑剤、核剤、
離型剤、帯電防止剤、界面活性剤、或いは、有機高分子
材料、無機または有機の繊維状、粉体状、または板状の
充填剤等を1種または2種以上添加することができる。
レットを製造することにより、ペレット間の分子量分布
差が解消され、分子量分布の均一化を図ることができ
る。その理由は定かではないが、重合過程で、重合触媒
である三フッ化ホウ素の1,3−ジオキソラン配位体
が、反応原料(トリオキサン単独またはトリオキサンと
環状エーテル及び/又は環状ホルマールの混合物)中
に、効率良く均一分散し、又、重合反応が均一に行われ
るために、分子量分布の均一化が図れるものと推測され
る。本発明のポリアセタール樹脂の製造方法により、品
質の安定したポリアセタール樹脂を製造することができ
る。また、ポリアセタール樹脂を使用した成形品では、
その表面に発生する微小の異物が低減し、表面外観が良
好になる。更に、本発明で得られたポリアセタール樹脂
は、機械的性質、耐薬品性、摺動性等のバランスに優
れ、また、成形加工性に優れることにより、射出成形品
の他、押出成形品、ブロー成形品等の各種分野で有用で
ある。
はこれら実施例に限定されるものではない。なお本発明
で、A物質のa重量%対トリオキサンという場合には、
A物質/トリオキサンの重量比率がa重量%/100重
量%であることを意味する。また、ポリアセタール樹脂
のメルトインデックスは、ASTM D1238に準拠
して測定した。 [触媒調製例](三フッ化ホウ素の1,3−ジオキソラン
配位体の調製) ステンレス製のチューブ内に、気体状の三フッ化ホウ素
0.06重量部と、液状の1,3−ジオキソラン100
重量部とを、連続的に流しながら両者を接触させる(接
触温度−5℃、接触時間1秒)ことにより、重合触媒の
三フッ化ホウ素の1,3−ジオキソラン配位体を含む
1,3−ジオキソラン溶液を調製した。尚、チューブ出
口より得られた該重合触媒溶液を、直ちに、過剰のトリ
エチルアミンでクエンチし、該溶液を重水素化クロロホ
ルムを溶媒として、プロトンNMR測定(400MH
z)を行ったところ、1,3−ジオキソランの重合体は
生成していないことが確認された。また、重合触媒から
三フッ化ホウ素に由来する白煙が発生しないことが確認
された。
ケットが設けられ、断面が2つの円が一部重なる形状を
有するバレル(反応機胴体)と、該円の中心にそれぞれ
回転軸を有する連続式混合反応機を用い、パドルを付し
た2本の回転軸を、それぞれ逆方向に100rpmで回転
させながら、反応機の一端に、分子量調節剤としてメチ
ラール0.04重量%(対トリオキサン)を含有するト
リオキサンを連続的に供給した。続いて、同時に、触媒
調製例で得られた三フッ化ホウ素の1,3−ジオキソラ
ン配位体を含む1,3−ジオキソラン溶液を、トリオキ
サンに対して、3.3重量%の比率で(三フッ化ホウ素
換算で0.002重量%対トリオキサン)、直ちに重合
機の別の供給口に連続的に供給しながら、塊状重合を行
った。重合機排出口から排出された反応生成物は、速や
かに破砕機に通しながら、トリエチルアミンを0.05
重量%含有する60℃の水溶液に加え、粒子に粉砕する
と同時に触媒を失活した。さらに、分離、洗浄、乾燥
後、粗ポリアセタール樹脂を得た。次いで、この粗ポリ
アセタール樹脂100重量部に対して、安定剤として、
ペンタエリスリトールテトラキス〔3−(3,5−ジ−
tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕(Irganox 1010、チバガイギー社製)0.3
重量部、およびメラミン0.15重量部を添加し、ヘン
シェルミキサーを用いて混合後、ベントの付いた2軸押
出機にて、200℃で溶融混練し、安定化すると同時に
ペレット状のポリアセタール樹脂(メルトインデックス
2.1g/10min)を得た。
の各々について、GPC測定し、重量平均分子量/数平
均分子量、即ち分子量分布を求め、ペレット間の分子量
分布差を標準偏差/平均値、および、最大値/平均値を
指標として評価した。これらの値が小さいほど、ペレッ
ト間に生ずる分子量分布差が少なく、品質の安定したポ
リアセタール樹脂ペレットが製造できたことを示してい
る。尚、GPCは溶媒及びキャリヤーに、トリフルオロ
酢酸を含むヘキサフルオロイソプロパノール溶液を使用
して、サンプル溶液濃度0.1wt%、カラムオーブン温
度40℃、キャリヤー液流量0.2ml/minの条件で測
定し、PMMA標準サンプルを基準にして、常法にて重
量平均分子量、及び、数平均分子量を算出した。結果を
表1に示す。
反応機を用い、重合機の一端に、1,4−ブタンジオー
ルホルマール2.0重量%及びメチラール0.04重量
%(いずれも対トリオキサン)を含有するトリオキサン
を連続的に供給した。続いて、同時に、触媒調製例で得
られた三フッ化ホウ素の1,3−ジオキソラン配位体を
含む1,3−ジオキソラン溶液を、トリオキサンに対し
て2.0重量%用い(三フッ化ホウ素換算で0.001
2重量%対トリオキサン)、該溶液を直ちに重合機の別
の供給口に連続的に供給しながら塊状重合を行った。続
いて、実施例1と同様に処理して、ペレット状のポリア
セタール樹脂(メルトインテックス1.9g/10mi
n)を製造し、ペレット間に生ずる分子量分布差を実施
例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
化ホウ素の1,3−ジオキソラン配位体を含む1,3−
ジオキソラン溶液の代わりに、三フッ化ホウ素0.00
2重量%(比較例1)、或いは、三フッ化ホウ素のジブ
チルエーテル配位体0.002重量%(三フッ化ホウ素
換算)(比較例2)(いずれも対トリオキサン)を用
い、又1,3−ジオキソラン3.3重量%(対トリオキ
サン)を、予めトリオキサンに添加した以外は、実施例
1と同様に行い、ペレット状のポリアセタール樹脂(比
較例1:メルトインデックス2.1g/10min、比較
例2:メルトインデックス2.3g/10min)を得
た。続いて、実施例1と同様に、ペレット間に生ずる分
子量分布差を評価した。結果を表1に示す。
1、2及び比較例1、2で得られたポリアセタール樹脂
ペレットを用いて、100mm幅コートハンガーダイを
付した押出機により、押出温度200℃、ロール温度5
0℃で、厚さ1.0mmのシートを成形した。押出機の
回転水準を低、中、高の3水準で成形を行い、シート表
面に発生した異物を目視で観察し、その発生割合によ
り、良、やや良、不良の評価を行った。結果を表2に示
す。
により、ポリアセタール樹脂のペレット間に生ずる分子
量分布差を無くし、品質の安定したポリアセタール樹脂
を製造することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 トリオキサンを、或いはトリオキサンと
環状エーテル及び/又は環状ホルマールとを、三フッ化
ホウ素の1,3−ジオキソラン配位体を触媒としてカチ
オン重合することを特徴とするポリアセタール樹脂の製
造方法。 - 【請求項2】 三フッ化ホウ素の1,3−ジオキソラン
配位体が、気体状の三フッ化ホウ素と液状の1,3−ジ
オキソランとを接触させて調製したものであることを特
徴とする請求項1記載のポリアセタール樹脂の製造方
法。 - 【請求項3】 環状エーテル及び/又は環状ホルマール
が、エチレンオキシド、1,3−ジオキソラン、ジエチ
レングリコールホルマール、1,4−ブタンジオールホ
ルマールからなる群から選ばれた少なくとも1種である
ことを特徴とする請求項1または2記載のポリアセター
ル樹脂の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08046098A JP3853506B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | ポリアセタール樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08046098A JP3853506B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | ポリアセタール樹脂の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11255853A true JPH11255853A (ja) | 1999-09-21 |
JP3853506B2 JP3853506B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=13718880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08046098A Expired - Lifetime JP3853506B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | ポリアセタール樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3853506B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7906609B2 (en) | 2005-07-20 | 2011-03-15 | Basf Ag | Method for producing polyoxymethlenes |
US8362122B2 (en) | 2005-02-01 | 2013-01-29 | Basf Se | Flowable polyesters with carbodiimide stabilizers |
JP2014136751A (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-28 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 組成物及び重合物 |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP08046098A patent/JP3853506B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7906609B2 (en) | 2005-07-20 | 2011-03-15 | Basf Ag | Method for producing polyoxymethlenes |
JP2014136751A (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-28 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 組成物及び重合物 |
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---|---|
JP3853506B2 (ja) | 2006-12-06 |
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