JPH11255781A - 2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物および高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法 - Google Patents

2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物および高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法

Info

Publication number
JPH11255781A
JPH11255781A JP10063622A JP6362298A JPH11255781A JP H11255781 A JPH11255781 A JP H11255781A JP 10063622 A JP10063622 A JP 10063622A JP 6362298 A JP6362298 A JP 6362298A JP H11255781 A JPH11255781 A JP H11255781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
purity
hexakissilyloxytriphenylene
hhtp
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10063622A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4090555B2 (ja
Inventor
Tadahisa Sato
忠久 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP06362298A priority Critical patent/JP4090555B2/ja
Publication of JPH11255781A publication Critical patent/JPH11255781A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4090555B2 publication Critical patent/JP4090555B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Liquid Crystal Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサ
ヒドロキシトリフェニレンの製造方法およびそれに用い
るトリフェニレン化合物の提供。 【解決手段】 下記式(I)で表される化合物の脱シリ
ル化によって製造する高純度2,3,6,7,10,1
1−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法。 (式中R、R、R、R、RおよびRはシリ
ル基を表わす。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶材料であるトリ
フェニレン誘導体合成における有用な合成中間体である
高純度の2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキ
シトリフェニレン化合物の製造方法とその方法に用いる
新規なトリフェニレン化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示素子はワードプロセッサ
ー、パーソナルコンピューター、テレビなどに広く用い
られるようになり、それに関連する素材、装置などの産
業活動が活発に行われている。液晶表示材料の根本をな
す素材である液晶化合物についても活発な開発研究が行
われ、数多くの化合物が開発されてきた。これらの化合
物は、表示素子に限らず種々の用途の開発に向け利用が
考えられている。
【0003】従来からよく知られ、より利用されている
液晶化合物は棒状のものであるが、最近では円盤状の液
晶化合物、いわゆるディスコティク液晶化合物が注目を
浴びている。その中の代表的なものの1つにトリフェニ
レン誘導体がある(例えば、特開平7−258167
号、同7−258170号)。
【0004】トリフェニレン誘導体の合成原料として重
要な化合物は、2,3,6,7,10,11−ヘキサヒ
ドロキシトリフェニレン(以下、単にHHTPという)
であるが、該化合物は不安定であること、特定の溶媒で
ないと溶け難いなどの理由で高純度で製造することは容
易でなく液晶化合物に用いる場合の大きな問題であっ
た。そのため、この問題を解決する方法として例えば特
開平8−119894号(ヨウ化水素で脱アルキル
化)、および特開平9−301906号(ヘキサアシル
体の加水分解)が提案されている。いずれも問題点の多
くを改善するが、前者においては強酸条件下で加熱する
ため反応装置がガラスに限定されること、後者において
は加水分解がアルカリ条件下の反応であるため、アルカ
リ条件下で不安定な生成物(HHTP)をアルカリに曝
すことになり着色等の問題が生ずる。そこで、より工業
的製造において効果的な高純度HHTPの製造法の開発
が引続き望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、HHTPの製造に伴う前記の問題点を解決するこ
とであり、特に高純度HHTPの製造方法を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に鋭意検討した結果、本発明者は、HHTPを一旦ヘキ
サシリル化することにより、そのシリル化物の再結晶精
製が容易で、その脱シリル化も非常に温和な条件下で起
こること、そして、こうして脱シリル化して得られたH
HTPの純度は極めて高いものとなることを見い出し
た。本発明はこの知見に基づきなされたものである。す
なわち本発明の目的は、(1)下記一般式(I)で表わ
される2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリル
オキシトリフェニレン化合物
【0007】
【化2】
【0008】(式中R1 、R2 、R3 、R4 、R5 およ
びR6 はシリル基を表わす)、及び(2)前記一般式
(I)で表わされる(1)項記載の2,3,6,7,1
0,11−ヘキサキスシリルトリフェニレンを脱シリル
化することを特徴とする高純度2,3,6,7,10,
11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法によ
り達成された。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳しく説明
する。一般式(I)におけるR1 〜R6 はシリル基を表
わすが、これらは互いに同一でも異なった基でもよい。
好ましくは下記一般式(II)で表わされるシリル基であ
る。
【0010】
【化3】
【0011】(式中、Ra 、Rb およびRc はシリコン
と安定な結合を形成しうる基を表わす。) 一般式(II)のRa 、Rb およびRc はシリコンと安定
な結合を形成しうる基を表わすが、詳しくは例えばハロ
ゲン原子、炭素原子もしくは酸素原子で結合する基を表
わす。好ましくはフッ素原子、置換もしくは無置換のア
ルキル、アリール、アルコキシ又はアリールオキシ基を
表わす。これら好ましい基について詳しく説明するとメ
チル、エチル、プロピル、シクロヘキシル、イソプロピ
ル、t−ブチル、アリル、クロロメチルもしくはベンジ
ルなどのアルキル基(好ましくは炭素数1〜15のも
の)、フェニル、トリル、ビフェニルイル、などのアリ
ール基(好ましくは炭素数6〜20のもの)、メトキ
シ、エトキシ、イソプロポキシ、t−ブトキシもしくは
ベンジルオキシなどのアルコキシ基(好ましくは炭素数
1〜15のもの)、フェノキシ、4−メチルフェノキ
シ、4−t−ブチルフェノキシ、2,4,6−トリメチ
ルフェノキシなどのアリールオキシ基(好ましくは炭素
数6〜20のもの)を表わす。
【0012】Ra 、Rb およびRc のいずれか1つが隣
接するシリル基上の置換基と直接又は間接に結合しても
よい。
【0013】特に好ましいRa 、Rb およびRc はメチ
ル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、又はフェニル
基である。
【0014】次に本発明の一般式(I)で表わされる化
合物の具体例を表1および表2に示すが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】次に一般式(I)で表わされる本発明の化
合物の合成法を以下に説明する。代表的合成法を(スキ
ーム1)、(スキーム2)および(スキーム3)に示し
た。(スキーム1)と(スキーム2)の出発原料である
2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフ
ェニレン(HHTP)は、J.Mater.Che
m.,,1261(1992)、イスラエル特許第7
0572号、特開平8−119894号、同9−301
906号などに記載の方法により合成できる(スキーム
3)の出発原料である2,3,6,7,10,11−ヘ
キサアルコキシトリフェニレンは、Tetrahedr
on,47,791(1991)、Synthesi
s,1994,477,J.Phys.Chem.
,1005(1995)などに記載の方法により合成
できる。
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】
【化6】
【0021】一般式(I)で表わされる化合物の精製は
一般には再結晶法や昇華法により行なわれる。その理由
はシリル基上の置換基が小さい場合には、酸素−ケイ素
結合が容易に加水分解されるので、よく用いられるシリ
カゲルカラムクロマトグラフィなどによる精製が困難で
あるからである。但し、シリル基上の置換基が立体的に
かさ高い場合はかなり安定になり、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィなどでの精製も可能になる場合もある。
【0022】一般式(I)で表わされる化合物に代表さ
れるHHTPのO−シリル化体から脱シリル化により高
純度のHHTPを得る反応としては、HCl、HBr、
HF、H2 SO4 および酢酸などの酸に曝す方法、水、
アルコールなど求核性のある溶媒と接触させ、室温又は
加熱条件下におく方法又は、フッ化物と反応させる方法
があげられる。立体的かさ高い基をもつシリル基を有す
る場合はより強い酸性条件下に曝したり、フッ化物と反
応させることが好ましいが、立体的にかさ高くない基の
シリル基の場合は求核性のある溶媒中で中性条件下で容
易に脱シリル化が達成できる。
【0023】酸を使用する場合、その使用量は好ましく
は存在するシリル基に対して等モル量以上になる濃度で
あるが、アルコールや水のような求核剤が存在する条件
下では、触媒量でも十分である。反応温度は通常−20
℃から150℃であり、好ましくは0℃〜50℃であ
り、反応時間は1分から5時間が好ましい。
【0024】HHTPは難溶なため、通常反応液から析
出するのでろ過乾燥により簡単に高純度HHTPが得ら
れる。
【0025】
【実施例】以下に実施例に基づき本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものでは
ない。
【0026】実施例1(例示化合物(1)の合成) 2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフ
ェニレン(HHTP)5.2g(純度97% 0.01
5mol)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に
N,N−ジメチルトリメチルシリルアミン12.7g
(0.11mol)を加え、室温下約30分撹拌し、次
に加熱還流すると徐々にジメチルアミンの発生が起き
た。約3時間後、反応液をエバポレーターで濃縮し、n
−ヘキサン150mlと酢酸エチル15ml加えた。そ
の溶液に活性炭を加え、しばらく放置後セライトを用い
て吸引ろ過し、ろ液を濃縮すると結晶性の残留物を1
0.9g得た。このものはNMRスペクトル的にはほぼ
純粋であった。収率93.5%。これをアセトニトリル
を用いて再結晶すると純粋な例示化合物(1)を無色結
晶として7.9g(67.7%、純度99.5%)得る
ことができた。 (純度は高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で測
定した。) 融点146〜147℃ NMR(核磁気共鳴)スペクトル(CDCl3 )δ(p
pm);0.35(54H,s),7.78(6H,
s) 例示化合物(1)は220〜240℃/〜0.2mmH
gで蒸留可能であったが、若干の分解が起きるようで、
蒸留で得られるものの純度は低下した。
【0027】実施例2(例示化合物(2)の合成) HHTP、5g(0.015mol、純度97%)のジ
メチルホルムアミド(50ml)溶液にイミダゾール1
4.7g(0.216mol)加えて撹拌し、室温下ト
リエチルシリルクロリド16.3g(0.108mo
l)を加えた。室温下約1時間撹拌後、約60℃に加熱
して約1時間撹拌した。その後室温にもどしてイミダゾ
ール4.2g(0.062mol)とトリエチルシリル
クロリド4.6g(0.031mol)を更に加え、室
温下一晩放置した。反応液にn−ヘキサンを加えて、撹
拌・抽出(水は使わない)し、ジメチルホルムアミド層
を分離した後、n−ヘキサン層をアセトニトリルで洗浄
し、n−ヘキサン層に活性炭を添加放置した。セライト
を用いてろ過後、ろ液を減圧濃縮すると茶色の油状物が
19.3g得られた。この油状物は冷蔵庫中で結晶化す
る。NMRスペクトルでは、この茶色の油状物はトリエ
チルシリルクロリド由来の不純物を含む例示化合物
(2)(純度81%)であった。 NMRスペクトル(CDCl3 )δ(ppm);0.9
0(36H,q,J=7.4),1.06(54H,
t,J=7.4),7.75(6H,s)
【0028】実施例3(例示化合物(3)の合成) HHTP、1g(6.2mmol、純度97%)のジメ
チルホルムアミド(50ml)溶液にイミダゾール5.
8g(86mmol)を加え撹拌し、室温下t−ブチル
ジメチルシリルクロリド6.5g(43mmol)を加
えた。若干の発熱がおき約1時間撹拌後一晩放置した。
反応の進行がTLCで不十分であることがわかったので
115℃に加熱し、撹拌した。約3時間後イミダゾール
1.7g(25mmol)とt−ブチルジメチルシリル
クロリド1.9g(12mmol)を更に添加した。約
3時間加熱撹拌後室温に戻し、水を加えることなくn−
ヘキサン抽出を2回行なった。ジメチルホルムアミド層
を分離後、n−ヘキサン抽出液を合わせ水(1回)と飽
和食塩水(1回)で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。ろ過後、減圧濃縮し、残渣をアセトニトリルで再結
晶することにより例示化合物(3)を5.1g(収率8
2%、純度99.4%)得ることができた。 融点299〜300℃ NMRスペクトル(CDCl3 )δ(ppm);0.3
0(36H,s),1.06(54H,s),7.76
(6H,s)
【0029】実施例4(例示化合物(4)の合成) HHTP、2g(6.2mmol、純度97%)のジメ
チルホルムアミド(50ml)溶液の中にイミダゾール
5.8g(86mmol)を加え撹拌した。その中にt
−ブチルジフェニルシリルクロリド、11.9g(43
mmol)を加え、室温下約1時間、次に60℃に加熱
して約9時間撹拌した。一晩放置後更に約11時間11
5℃で撹拌したが反応が完結したかったので、イミダゾ
ール1.7g(25mmol)とt−ブチルジフェニル
シリルクロリド3.4g(12mmol)を加え約7時
間115℃で撹拌した。室温に戻した後水を加えること
なくn−ヘキサンで3回抽出し、抽出液を合わせた後ア
セトニトリルで洗浄し、n−ヘキサンを減圧留去するこ
とにより黒青色の結晶性化合物を約13g得た。これを
アセトニトリルと酢酸エチル混合溶液で再結晶すること
により、3.4g(31.4%)の例示化合物(4)
(純度99.6%)を得た。尚、ろ液にはまだ多量の例
示化合物(4)が含まれていたが、それ以上の取り出し
は試みなかった。 融点235〜237℃ NMRスペクトル(CDCl3 )δ(ppm);0.9
1(54H,s),6.88(6H,s),7.20
(24H,t,J=7.5),7.32(12H,t,
J=7.5),7.54(24H,d,J=7.5)
【0030】実施例5(HHTPの合成) 実施例1で得た純度99.5%の例示化合物(1)を2
g(2.6mmol)をメタノール10mlに加え、加
熱還流を約2時間行なった。その後メタノール等低沸点
化合物を減圧留去し、得られたHHTPの結晶を真空ポ
ンプで乾燥後、HPLCで純度を測定した所、純度は9
9%であった。 実施例6(HHTPの合成) 実施例1で得た純度99.5%の例示化合物(1)2.
0g(2.6mmol)を酢酸エチルに溶かし、その中
に46〜48%のフッ化水素酸を0.7mlを加え室温
下撹拌した。約2時間後析出した結晶をろ別し、乾燥し
た所純度99.3%(HPLC純度)のHHTPを0.
80g(収率95.0%)得ることができた。 実施例7(HHTPの合成) 実施例1で得た純度99.5%の例示化合物(1)2.
0g(2.6mmol)を酢酸(50ml)中で約1時
間加熱還流し室温に戻して析出した結晶をろ別・乾燥す
ることにより純度99.5%(HPLC純度)のHHT
Pを0.78g(収率92.5%)得ることができた。
【0031】実施例8(HHTPの合成) 実施例2で得た純度81%の例示化合物(2)10gを
酢酸100mlに混ぜ、約1時間加熱還流し、室温に戻
して析出した結晶をろ別乾燥することにより純度99.
2%(HPLC純度)のHHTPを2.4g(収率91
%)得ることができた。
【0032】参考例1(2,3,6,7,10,11−
ヘキサアセトキシトリフェニレンの合成) 2,3,6,7,10,11−ヘキサアシルオキシ化合
物を合成する際はHHTPを経由することなく、本発明
の化合物から直接アシル化により合成することが可能で
ある。その参考例として2,3,6,7,10,11−
ヘキサアセトキシトリフェニレンの合成例を以下に示
す。例示化合物(1)、2g(純度99.5%、2.6
mmol)をクロロホルム50mlに溶かし、その中に
アセチルクロリド2.4g(31.2mmol)を加
え、約2時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、得ら
れた結晶(8.4g)の成分をHPLCで分析した所、
純度98%の2,3,6,7,10,11−ヘキサアセ
トキシトリフェニレン(J.Chem.Soc.
(c),1971,1397)であった。
【0033】
【発明の効果】本発明の2,3,6,7,10,11−
ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物は有機溶
媒への溶解性がよく、再結晶精製が容易であり、その脱
シリル化は定量的かつ容易に起きるため、高純度の2,
3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニ
レン(HHTP)を容易に調製することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表わされる2,3,
    6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェ
    ニレン化合物。 【化1】 (式中R1 、R2 、R3 、R4 、R5 およびR6 はシリ
    ル基を表わす。)
  2. 【請求項2】 前記一般式(I)で表わされる請求項1
    記載の2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリル
    トリフェニレンを脱シリル化することを特徴とする高純
    度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリ
    フェニレンの製造方法。
JP06362298A 1998-03-13 1998-03-13 2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物および高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法 Expired - Fee Related JP4090555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06362298A JP4090555B2 (ja) 1998-03-13 1998-03-13 2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物および高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06362298A JP4090555B2 (ja) 1998-03-13 1998-03-13 2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物および高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11255781A true JPH11255781A (ja) 1999-09-21
JP4090555B2 JP4090555B2 (ja) 2008-05-28

Family

ID=13234624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06362298A Expired - Fee Related JP4090555B2 (ja) 1998-03-13 1998-03-13 2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物および高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4090555B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005090275A1 (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Otsuka Chemical Co., Ltd. ヘキサヒドロキシトリフェニレン・1水和物の結晶及びその製造方法
WO2006038709A1 (ja) * 2004-10-05 2006-04-13 National University Corporation Gunma University トリフェニレン化合物、その製造方法、およびそれを用いた有機電界発光素子
CN101790504A (zh) * 2007-08-07 2010-07-28 和光纯药工业株式会社 三亚苯类的制造方法以及通过该制造方法得到的结晶
WO2012091428A3 (ko) * 2010-12-29 2012-10-18 주식회사 엘지화학 새로운 화합물 및 이를 이용한 유기 발광 소자

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005090275A1 (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Otsuka Chemical Co., Ltd. ヘキサヒドロキシトリフェニレン・1水和物の結晶及びその製造方法
JPWO2005090275A1 (ja) * 2004-03-19 2008-01-31 大塚化学株式会社 ヘキサヒドロキシトリフェニレン・1水和物の結晶及びその製造方法
JP4738327B2 (ja) * 2004-03-19 2011-08-03 大塚化学株式会社 ヘキサヒドロキシトリフェニレン・1水和物の結晶及びその製造方法
WO2006038709A1 (ja) * 2004-10-05 2006-04-13 National University Corporation Gunma University トリフェニレン化合物、その製造方法、およびそれを用いた有機電界発光素子
US8026663B2 (en) 2004-10-05 2011-09-27 National University Corporation Gunma University Triphenylene compounds, method of manufacturing the same and organic electroluminescent devices employing the same
CN101790504A (zh) * 2007-08-07 2010-07-28 和光纯药工业株式会社 三亚苯类的制造方法以及通过该制造方法得到的结晶
WO2012091428A3 (ko) * 2010-12-29 2012-10-18 주식회사 엘지화학 새로운 화합물 및 이를 이용한 유기 발광 소자
US8946695B2 (en) 2010-12-29 2015-02-03 Lg Chem, Ltd. Compound, and organic light-emitting device using same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4090555B2 (ja) 2008-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4090555B2 (ja) 2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物および高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法
JP3477631B2 (ja) 1,3−ビス(3−アミノプロピル)−1,1,3,3−テトラオルガノジシロキサンの精製方法
JPH045032B2 (ja)
JPH02215790A (ja) ヘキサメチルジシロキサンの回収方法
JPS62155268A (ja) ナイザチジンの合成法
JPH10287657A (ja) 放射線増感剤の製造方法
US5041620A (en) Method for producing optically active 2-cyclopenten-4-one-1-ol esters, 2-cyclopenteno-4-one-1-ol ester and complexes thereof with optically active 1,6-diphenyl-2,4-hexadiyne-1,6-diol
JPH04103589A (ja) 3′―アルキルまたはアリールシリルオキシベンゾキサジノリファマイシン誘導体
JP2005134365A (ja) 光学活性ビナフチル化合物からなるnmr用キラルシフト試薬
JPH10324648A (ja) トルクセン類化合物の製造方法
JP2571939B2 (ja) シクロペンテノン誘導体及びその製造法
JP2010083798A (ja) ω−ヒドロキシ長鎖脂肪酸誘導体の製造方法
CN113214335A (zh) Lipid X中间体及其制备方法
JPH093055A (ja) クロマノン系化合物の製造方法
JP2004238360A (ja) エスクレチン誘導体、その製造方法、ならびにエスクレチンの精製方法
JPS59163370A (ja) O−(アミノメチル)フエニル酢酸ラクタムの製造方法
JPS6257194B2 (ja)
JPS6156188A (ja) 乳酸シリルエステル
JPH08176134A (ja) フタリド誘導体の新規な合成方法
JPH0267237A (ja) 光学活性1,1,1−トリフルオロ−2−アルカノールの製造法
JPS6412275B2 (ja)
JPH027583B2 (ja)
JPS5916879A (ja) N−置換イミダゾ−ル類の製造法
JPS63179848A (ja) 光学活性な2−シクロペンテン−4−オン−1−オ−ルのエステル類の製造法
JPS59163394A (ja) 5−カルボキシビニルウラシルヌクレオシドの製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040227

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140307

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees