JPH11255781A - 2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物および高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法 - Google Patents

2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物および高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法

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JPH11255781A
JPH11255781A JP6362298A JP6362298A JPH11255781A JP H11255781 A JPH11255781 A JP H11255781A JP 6362298 A JP6362298 A JP 6362298A JP 6362298 A JP6362298 A JP 6362298A JP H11255781 A JPH11255781 A JP H11255781A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサ
ヒドロキシトリフェニレンの製造方法およびそれに用い
るトリフェニレン化合物の提供。 【解決手段】 下記式(I)で表される化合物の脱シリ
ル化によって製造する高純度2,3,6,7,10,1
1−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法。 (式中R、R、R、R、RおよびRはシリ
ル基を表わす。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶材料であるトリ
フェニレン誘導体合成における有用な合成中間体である
高純度の2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキ
シトリフェニレン化合物の製造方法とその方法に用いる
新規なトリフェニレン化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示素子はワードプロセッサ
ー、パーソナルコンピューター、テレビなどに広く用い
られるようになり、それに関連する素材、装置などの産
業活動が活発に行われている。液晶表示材料の根本をな
す素材である液晶化合物についても活発な開発研究が行
われ、数多くの化合物が開発されてきた。これらの化合
物は、表示素子に限らず種々の用途の開発に向け利用が
考えられている。
【0003】従来からよく知られ、より利用されている
液晶化合物は棒状のものであるが、最近では円盤状の液
晶化合物、いわゆるディスコティク液晶化合物が注目を
浴びている。その中の代表的なものの1つにトリフェニ
レン誘導体がある(例えば、特開平7−258167
号、同7−258170号)。
【0004】トリフェニレン誘導体の合成原料として重
要な化合物は、2,3,6,7,10,11−ヘキサヒ
ドロキシトリフェニレン(以下、単にHHTPという)
であるが、該化合物は不安定であること、特定の溶媒で
ないと溶け難いなどの理由で高純度で製造することは容
易でなく液晶化合物に用いる場合の大きな問題であっ
た。そのため、この問題を解決する方法として例えば特
開平8−119894号(ヨウ化水素で脱アルキル
化)、および特開平9−301906号(ヘキサアシル
体の加水分解)が提案されている。いずれも問題点の多
くを改善するが、前者においては強酸条件下で加熱する
ため反応装置がガラスに限定されること、後者において
は加水分解がアルカリ条件下の反応であるため、アルカ
リ条件下で不安定な生成物(HHTP)をアルカリに曝
すことになり着色等の問題が生ずる。そこで、より工業
的製造において効果的な高純度HHTPの製造法の開発
が引続き望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、HHTPの製造に伴う前記の問題点を解決するこ
とであり、特に高純度HHTPの製造方法を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に鋭意検討した結果、本発明者は、HHTPを一旦ヘキ
サシリル化することにより、そのシリル化物の再結晶精
製が容易で、その脱シリル化も非常に温和な条件下で起
こること、そして、こうして脱シリル化して得られたH
HTPの純度は極めて高いものとなることを見い出し
た。本発明はこの知見に基づきなされたものである。す
なわち本発明の目的は、(1)下記一般式(I)で表わ
される2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリル
オキシトリフェニレン化合物
【0007】
【化2】
【0008】(式中R1 、R2 、R3 、R4 、R5 およ
びR6 はシリル基を表わす)、及び(2)前記一般式
(I)で表わされる(1)項記載の2,3,6,7,1
0,11−ヘキサキスシリルトリフェニレンを脱シリル
化することを特徴とする高純度2,3,6,7,10,
11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法によ
り達成された。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳しく説明
する。一般式(I)におけるR1 〜R6 はシリル基を表
わすが、これらは互いに同一でも異なった基でもよい。
好ましくは下記一般式(II)で表わされるシリル基であ
る。
【0010】
【化3】
【0011】(式中、Ra 、Rb およびRc はシリコン
と安定な結合を形成しうる基を表わす。) 一般式(II)のRa 、Rb およびRc はシリコンと安定
な結合を形成しうる基を表わすが、詳しくは例えばハロ
ゲン原子、炭素原子もしくは酸素原子で結合する基を表
わす。好ましくはフッ素原子、置換もしくは無置換のア
ルキル、アリール、アルコキシ又はアリールオキシ基を
表わす。これら好ましい基について詳しく説明するとメ
チル、エチル、プロピル、シクロヘキシル、イソプロピ
ル、t−ブチル、アリル、クロロメチルもしくはベンジ
ルなどのアルキル基(好ましくは炭素数1〜15のも
の)、フェニル、トリル、ビフェニルイル、などのアリ
ール基(好ましくは炭素数6〜20のもの)、メトキ
シ、エトキシ、イソプロポキシ、t−ブトキシもしくは
ベンジルオキシなどのアルコキシ基(好ましくは炭素数
1〜15のもの)、フェノキシ、4−メチルフェノキ
シ、4−t−ブチルフェノキシ、2,4,6−トリメチ
ルフェノキシなどのアリールオキシ基(好ましくは炭素
数6〜20のもの)を表わす。
【0012】Ra 、Rb およびRc のいずれか1つが隣
接するシリル基上の置換基と直接又は間接に結合しても
よい。
【0013】特に好ましいRa 、Rb およびRc はメチ
ル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、又はフェニル
基である。
【0014】次に本発明の一般式(I)で表わされる化
合物の具体例を表1および表2に示すが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】次に一般式(I)で表わされる本発明の化
合物の合成法を以下に説明する。代表的合成法を(スキ
ーム1)、(スキーム2)および(スキーム3)に示し
た。(スキーム1)と(スキーム2)の出発原料である
2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフ
ェニレン(HHTP)は、J.Mater.Che
m.,,1261(1992)、イスラエル特許第7
0572号、特開平8−119894号、同9−301
906号などに記載の方法により合成できる(スキーム
3)の出発原料である2,3,6,7,10,11−ヘ
キサアルコキシトリフェニレンは、Tetrahedr
on,47,791(1991)、Synthesi
s,1994,477,J.Phys.Chem.
,1005(1995)などに記載の方法により合成
できる。
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】
【化6】
【0021】一般式(I)で表わされる化合物の精製は
一般には再結晶法や昇華法により行なわれる。その理由
はシリル基上の置換基が小さい場合には、酸素−ケイ素
結合が容易に加水分解されるので、よく用いられるシリ
カゲルカラムクロマトグラフィなどによる精製が困難で
あるからである。但し、シリル基上の置換基が立体的に
かさ高い場合はかなり安定になり、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィなどでの精製も可能になる場合もある。
【0022】一般式(I)で表わされる化合物に代表さ
れるHHTPのO−シリル化体から脱シリル化により高
純度のHHTPを得る反応としては、HCl、HBr、
HF、H2 SO4 および酢酸などの酸に曝す方法、水、
アルコールなど求核性のある溶媒と接触させ、室温又は
加熱条件下におく方法又は、フッ化物と反応させる方法
があげられる。立体的かさ高い基をもつシリル基を有す
る場合はより強い酸性条件下に曝したり、フッ化物と反
応させることが好ましいが、立体的にかさ高くない基の
シリル基の場合は求核性のある溶媒中で中性条件下で容
易に脱シリル化が達成できる。
【0023】酸を使用する場合、その使用量は好ましく
は存在するシリル基に対して等モル量以上になる濃度で
あるが、アルコールや水のような求核剤が存在する条件
下では、触媒量でも十分である。反応温度は通常−20
℃から150℃であり、好ましくは0℃〜50℃であ
り、反応時間は1分から5時間が好ましい。
【0024】HHTPは難溶なため、通常反応液から析
出するのでろ過乾燥により簡単に高純度HHTPが得ら
れる。
【0025】
【実施例】以下に実施例に基づき本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものでは
ない。
【0026】実施例1(例示化合物(1)の合成) 2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフ
ェニレン(HHTP)5.2g(純度97% 0.01
5mol)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液に
N,N−ジメチルトリメチルシリルアミン12.7g
(0.11mol)を加え、室温下約30分撹拌し、次
に加熱還流すると徐々にジメチルアミンの発生が起き
た。約3時間後、反応液をエバポレーターで濃縮し、n
−ヘキサン150mlと酢酸エチル15ml加えた。そ
の溶液に活性炭を加え、しばらく放置後セライトを用い
て吸引ろ過し、ろ液を濃縮すると結晶性の残留物を1
0.9g得た。このものはNMRスペクトル的にはほぼ
純粋であった。収率93.5%。これをアセトニトリル
を用いて再結晶すると純粋な例示化合物(1)を無色結
晶として7.9g(67.7%、純度99.5%)得る
ことができた。 (純度は高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で測
定した。) 融点146〜147℃ NMR(核磁気共鳴)スペクトル(CDCl3 )δ(p
pm);0.35(54H,s),7.78(6H,
s) 例示化合物(1)は220〜240℃/〜0.2mmH
gで蒸留可能であったが、若干の分解が起きるようで、
蒸留で得られるものの純度は低下した。
【0027】実施例2(例示化合物(2)の合成) HHTP、5g(0.015mol、純度97%)のジ
メチルホルムアミド(50ml)溶液にイミダゾール1
4.7g(0.216mol)加えて撹拌し、室温下ト
リエチルシリルクロリド16.3g(0.108mo
l)を加えた。室温下約1時間撹拌後、約60℃に加熱
して約1時間撹拌した。その後室温にもどしてイミダゾ
ール4.2g(0.062mol)とトリエチルシリル
クロリド4.6g(0.031mol)を更に加え、室
温下一晩放置した。反応液にn−ヘキサンを加えて、撹
拌・抽出(水は使わない)し、ジメチルホルムアミド層
を分離した後、n−ヘキサン層をアセトニトリルで洗浄
し、n−ヘキサン層に活性炭を添加放置した。セライト
を用いてろ過後、ろ液を減圧濃縮すると茶色の油状物が
19.3g得られた。この油状物は冷蔵庫中で結晶化す
る。NMRスペクトルでは、この茶色の油状物はトリエ
チルシリルクロリド由来の不純物を含む例示化合物
(2)(純度81%)であった。 NMRスペクトル(CDCl3 )δ(ppm);0.9
0(36H,q,J=7.4),1.06(54H,
t,J=7.4),7.75(6H,s)
【0028】実施例3(例示化合物(3)の合成) HHTP、1g(6.2mmol、純度97%)のジメ
チルホルムアミド(50ml)溶液にイミダゾール5.
8g(86mmol)を加え撹拌し、室温下t−ブチル
ジメチルシリルクロリド6.5g(43mmol)を加
えた。若干の発熱がおき約1時間撹拌後一晩放置した。
反応の進行がTLCで不十分であることがわかったので
115℃に加熱し、撹拌した。約3時間後イミダゾール
1.7g(25mmol)とt−ブチルジメチルシリル
クロリド1.9g(12mmol)を更に添加した。約
3時間加熱撹拌後室温に戻し、水を加えることなくn−
ヘキサン抽出を2回行なった。ジメチルホルムアミド層
を分離後、n−ヘキサン抽出液を合わせ水(1回)と飽
和食塩水(1回)で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し
た。ろ過後、減圧濃縮し、残渣をアセトニトリルで再結
晶することにより例示化合物(3)を5.1g(収率8
2%、純度99.4%)得ることができた。 融点299〜300℃ NMRスペクトル(CDCl3 )δ(ppm);0.3
0(36H,s),1.06(54H,s),7.76
(6H,s)
【0029】実施例4(例示化合物(4)の合成) HHTP、2g(6.2mmol、純度97%)のジメ
チルホルムアミド(50ml)溶液の中にイミダゾール
5.8g(86mmol)を加え撹拌した。その中にt
−ブチルジフェニルシリルクロリド、11.9g(43
mmol)を加え、室温下約1時間、次に60℃に加熱
して約9時間撹拌した。一晩放置後更に約11時間11
5℃で撹拌したが反応が完結したかったので、イミダゾ
ール1.7g(25mmol)とt−ブチルジフェニル
シリルクロリド3.4g(12mmol)を加え約7時
間115℃で撹拌した。室温に戻した後水を加えること
なくn−ヘキサンで3回抽出し、抽出液を合わせた後ア
セトニトリルで洗浄し、n−ヘキサンを減圧留去するこ
とにより黒青色の結晶性化合物を約13g得た。これを
アセトニトリルと酢酸エチル混合溶液で再結晶すること
により、3.4g(31.4%)の例示化合物(4)
(純度99.6%)を得た。尚、ろ液にはまだ多量の例
示化合物(4)が含まれていたが、それ以上の取り出し
は試みなかった。 融点235〜237℃ NMRスペクトル(CDCl3 )δ(ppm);0.9
1(54H,s),6.88(6H,s),7.20
(24H,t,J=7.5),7.32(12H,t,
J=7.5),7.54(24H,d,J=7.5)
【0030】実施例5(HHTPの合成) 実施例1で得た純度99.5%の例示化合物(1)を2
g(2.6mmol)をメタノール10mlに加え、加
熱還流を約2時間行なった。その後メタノール等低沸点
化合物を減圧留去し、得られたHHTPの結晶を真空ポ
ンプで乾燥後、HPLCで純度を測定した所、純度は9
9%であった。 実施例6(HHTPの合成) 実施例1で得た純度99.5%の例示化合物(1)2.
0g(2.6mmol)を酢酸エチルに溶かし、その中
に46〜48%のフッ化水素酸を0.7mlを加え室温
下撹拌した。約2時間後析出した結晶をろ別し、乾燥し
た所純度99.3%(HPLC純度)のHHTPを0.
80g(収率95.0%)得ることができた。 実施例7(HHTPの合成) 実施例1で得た純度99.5%の例示化合物(1)2.
0g(2.6mmol)を酢酸(50ml)中で約1時
間加熱還流し室温に戻して析出した結晶をろ別・乾燥す
ることにより純度99.5%(HPLC純度)のHHT
Pを0.78g(収率92.5%)得ることができた。
【0031】実施例8(HHTPの合成) 実施例2で得た純度81%の例示化合物(2)10gを
酢酸100mlに混ぜ、約1時間加熱還流し、室温に戻
して析出した結晶をろ別乾燥することにより純度99.
2%(HPLC純度)のHHTPを2.4g(収率91
%)得ることができた。
【0032】参考例1(2,3,6,7,10,11−
ヘキサアセトキシトリフェニレンの合成) 2,3,6,7,10,11−ヘキサアシルオキシ化合
物を合成する際はHHTPを経由することなく、本発明
の化合物から直接アシル化により合成することが可能で
ある。その参考例として2,3,6,7,10,11−
ヘキサアセトキシトリフェニレンの合成例を以下に示
す。例示化合物(1)、2g(純度99.5%、2.6
mmol)をクロロホルム50mlに溶かし、その中に
アセチルクロリド2.4g(31.2mmol)を加
え、約2時間加熱還流した。反応液を減圧濃縮し、得ら
れた結晶(8.4g)の成分をHPLCで分析した所、
純度98%の2,3,6,7,10,11−ヘキサアセ
トキシトリフェニレン(J.Chem.Soc.
(c),1971,1397)であった。
【0033】
【発明の効果】本発明の2,3,6,7,10,11−
ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物は有機溶
媒への溶解性がよく、再結晶精製が容易であり、その脱
シリル化は定量的かつ容易に起きるため、高純度の2,
3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニ
レン(HHTP)を容易に調製することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表わされる2,3,
    6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェ
    ニレン化合物。 【化1】 (式中R1 、R2 、R3 、R4 、R5 およびR6 はシリ
    ル基を表わす。)
  2. 【請求項2】 前記一般式(I)で表わされる請求項1
    記載の2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリル
    トリフェニレンを脱シリル化することを特徴とする高純
    度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリ
    フェニレンの製造方法。
JP06362298A 1998-03-13 1998-03-13 2,3,6,7,10,11−ヘキサキスシリルオキシトリフェニレン化合物および高純度2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレンの製造方法 Expired - Fee Related JP4090555B2 (ja)

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