JPH10324648A - トルクセン類化合物の製造方法 - Google Patents

トルクセン類化合物の製造方法

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JPH10324648A
JPH10324648A JP14862097A JP14862097A JPH10324648A JP H10324648 A JPH10324648 A JP H10324648A JP 14862097 A JP14862097 A JP 14862097A JP 14862097 A JP14862097 A JP 14862097A JP H10324648 A JPH10324648 A JP H10324648A
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JP
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tolcene
indanone
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reaction
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JP14862097A
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English (en)
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Yasushi Sato
康司 佐藤
Junichiro Tanimoto
順一郎 谷本
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Eneos Corp
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Nippon Oil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスコチック液晶のメソゲンとして有用な
トルクセン誘導体の製法を提供する。 【解決手段】 下記一般式化1で表されるインダノン化
合物とポリリン酸エステルとを用いてトルクセン類化合
物を製造するに際し、前記インダノン化合物とポリリン
酸エステルとの重量比が1/2〜1/20であると共
に、反応温度が100〜200℃であることを特徴とす
るトルクセン類化合物の製造方法。 【化1】 式中、Rはそれぞれ独立に炭素数1〜20のアルキル
基、アルコキシ基または水素原子を表す。 【効果】 トルクセン類化合物が高収率でかつ簡便に得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクセン類化合
物を高収率で簡便な方法で製造することができるトルク
セン類化合物の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示素子はワードプロセッサ
ー、パーソナルコンピューター、液晶テレビなどに広く
用いられるようになり、それに関連する素材、装置など
の開発が盛んに行われている。液晶表示材料の根本をな
す液晶化合物についても活発な研究が行われ、多くの化
合物が開発されてきた。これらの化合物は、表示素子に
限らず種々の用途への利用が考えられている。従来から
よく知られ、利用されている棒状の液晶化合物に加え、
最近では円盤状の液晶化合物、すなわちディスコティッ
ク液晶化合物が注目されるようになった。ディスコティ
ック液晶化合物としては、例えば、ベンゼン誘導体、ト
リフェニレン誘導体、トルクセン誘導体およびフタロシ
アニン誘導体等が挙げられ、一般的にこれらを分子の中
心の母核とし、直鎖のアルキル基やアルコキシ基、置換
ベンゾイルオキシ基等がその側鎖として放射状に結合さ
れた構造である。これらディスコチック液晶化合物の直
接合成法は化合物の種類によっては知られてはいるが、
通常は合成の容易な母核構造を含む前駆体を合成し、そ
の後に前述の各種置換基を導入させる方法が採られてい
る。母核としてはトリフェニレンおよびトルクセン骨格
が、光学素子として利用する上で好ましいモノドメイン
性の液晶相であるディスコティックネマティック相を形
成しやすいため注目されている。トルクセン類化合物の
合成法としては、インデンと芳香族カルボニル化合物と
を第3級アミンを触媒として加熱反応させる方法(米国
特許第3504044号)、フェニルプロピオン酸をポリリン
酸と接触させる方法(Synthesis,11,61
4(1972))、芳香族カルボニル化合物類の反応(Che
m.Ber.,75,1730(1942))等が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
トルクセン類化合物の合成方法はいずれも低収率で副生
物が多いという問題があり、このため、収率が高く、容
易な方法でトルクセン類化合物を製造することができる
製造方法が求められていた。そこで、本発明は、このよ
うな実状に鑑みなされたものであり、その目的は、高収
率にトルクセン類化合物を製造することができると共
に、工業的な実施が可能なトルクセン類化合物の製造方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために鋭意検討した結果、下記一般式化2で
表されるインダノン化合物とポリリン酸エステルとを特
定の重量比で混合し、かつ特定の温度で反応させること
により、安定した高い収率でトルクセン類化合物が得ら
れることを見いだし、本発明に到達したのである。すな
わち、本発明のトルクセン類化合物の製造方法は、下記
一般式化1で表されるインダノン化合物とポリリン酸エ
ステルとを用いてトルクセン類化合物を製造するに際
し、前記インダノン化合物とポリリン酸エステルとの重
量比が1/2〜1/20であると共に、反応温度が10
0〜200℃であるものである。
【化2】 式中、Rはそれぞれ独立に炭素数1〜20のアルキル
基、アルコキシ基または水素原子を表す。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用される一般式化2により表されるインダノ
ン化合物とは、インダノン−1およびアルキル基または
アルコキシ基を置換基に有するインダノン−1誘導体か
ら選ばれるインダノン化合物である。前記一般式化2に
おいて、Rは個別に炭素数1〜20、好ましくは、1〜
12、さらに好ましくは1〜8のアルキル基またはアル
コキシ基あるいは水素原子である。Rがアルキル基、ア
ルコキシ基である場合その置換数としては、好ましくは
2、置換位置としては、好ましくは5,6の位置であ
る。アルキル基としては、メチル基、エチル基、オクチ
ル基、アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ
基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ
基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ基などが好適な
ものとして挙げられる。より具体的には、インダノン−
1、4−メチルインダノン−1、5−メチルインダノン
−1、6−メチルインダノン−1、4−メトキシインダ
ノン−1、5−メトキシインダノン−1、6−メトキシ
インダノン−1、5,6−ジメチルインダノン−1、
5,6−ジメトキシインダノン−1、5,6−ジエチル
インダノン−1、5,6−ジエトキシインダノン−1、
5,6−ジブトキシインダノン−1、4−ペンチルオキ
シインダノン−1、5,6−ジペンチルオキシインダノ
ン−1、5,6−ジヘキシルオキシインダノン−1、
5,6−ジヘプチルオキシインダノン−1、5−オクチ
ルインダノン−1、6−オクチルインダノン−1、5,
6−ジオクチルインダノン−1、5−オクチルオキシイ
ンダノン−1、6−オクチルオキシインダノン−1、
5,6−ジオクチルオキシインダノン−1等が例示でき
る。これらの中でもインダノン−1、5,6−ジメトキ
シインダノン−1が特に好ましい。また、インダノン化
合物は、相当する置換基を有する3−フェニルプロピオ
ン酸を、硫酸、リン酸、ポリリン酸等の酸を触媒として
縮合させて得ることができる。前記の相当する置換基を
有する3−フェニルプロピオン酸は公知の方法、例え
ば、Williamson反応で得ることができる。
【0006】前記のインダノン−1およびインダノン−
1誘導体から生成されるトルクセン類化合物は一般式化
3で表される。
【化3】 一般式化3において、Rは個別に炭素数1〜20、好ま
しくは、1〜12、さらに好ましくは1〜8のアルキル
基またはアルコキシ基あるいは水素原子である。Rがア
ルキル基、アルコキシ基である場合その置換数として
は、好ましくは6、置換位置としては、好ましくは2,
3,7,8,12,13の位置である。アルキル基とし
ては、メチル基、エチル基、オクチル基、アルコキシ基
としては、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、ペン
チルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、
オクチルオキシ基などが好適なものとして挙げられる。
具体的には、トルクセン、2,7,12−トリメチルト
ルクセン、3,8,13−トリメチルトルクセン、4,
9,14−トリメチルトルクセン、2,3,7,8,1
2,13−ヘキサメチルトルクセン、2,3,4,7,
8,9,12,13,14−ノナメチルトルクセン、
2,7,12−トリメトキシトルクセン、3,8,13
−トリメトキシトルクセン、4,9,14−トリメトキ
シトルクセン、2,3,7,8,12,13−ヘキサメ
トキシトルクセン、2,3,4,7,8,9,12,1
3,14−ノナメトキシトルクセン、2,7,12−ト
リエチルトルクセン、3,8,13−トリエチルトルク
セン、4,9,14−トリエチルトルクセン、2,3,
7,8,12,13−ヘキサエチルトルクセン、2,
3,4,7,8,9,12,13,14−ノナエチルト
ルクセン、2,7,12−トリエトキシトルクセン、
3,8,13−トリエトキシトルクセン、4,9,14
−トリエトキシトルクセン、2,3,7,8,12,1
3−ヘキサエトキシトルクセン、2,3,4,7,8,
9,12,13,14−ノナエトキシトルクセン、2,
3,7,8,12,13−ヘキサブトキシトルクセン、
4,9,14−トリペンチルオキシトルクセン、2,
3,7,8,12,13−ヘキサペンチルオキシトルク
セン、2,3,7,8,12,13−ヘキサヘキシルオ
キシトルクセン、2,3,7,8,12,13−ヘキサ
ヘプチルオキシトルクセン、2,7,12−トリオクチ
ルトルクセン、3,8,13−トリオクチルトルクセ
ン、2,3,7,8,12,13−ヘキサオクチルトル
クセン等、2,7,12−トリオクチルオキシトルクセ
ン、3,8,13−トリオクチルオキシトルクセン、
2,3,7,8,12,13−ヘキサオクチルオキシト
ルクセン等が例示される。これらのなかでも特にトルク
セン、2,7,12−トリメトキシトルクセン、2,
3,7,8,12,13−ヘキサメトキシトルクセンが
好ましい。
【0007】本発明で使用されるポリリン酸エステル
(以下「PPE」という。)とは、2つ以上のP(酸化
数+5)を含み、少なくとも1つの−P−O−P−結合
を有するリン酸であるポリリン酸の、解離性の水素原子
を持たないアルキルエステルである。該アルキル基とし
ては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基およびブチル基等が例示でき、中でもメチル基および
エチル基が好ましい。PPEの製造方法としては、例え
ば、酸性リン酸アルキルエステルのオキサリルクロリド
やジシクロヘキシルカルボジイミド等による脱水反応に
よる方法、リン酸トリアルキルと五酸化リンとの反応に
よる方法、五酸化リンと脂肪族アルコールまたは脂肪族
エーテルとの反応による方法などを挙げることができ
る。これらの方法の中でも五酸化リンを用いる方法が好
ましく、特に五酸化リンと脂肪族エーテルとの反応が好
ましい。具体的には、五酸化リン1molに対し、脂肪
族エーテル0.1〜10mol、好ましくは0.5〜5
molを混合し、混合物の分散を良好にし反応を円滑に
進行させる等のために、必要によっては塩化メチレンや
クロロホルム等の不活性溶媒を添加して、窒素、アルゴ
ン等の不活性雰囲気下、通常は還流温度に20〜100
時間加熱し反応を行う。その後、不溶物等を除去し、軽
質分を溜去することにより目的とするPPEが得られ
る。
【0008】前記インダノン化合物/PPEの混合(重
量)比の下限値は1/2、好ましくは1/3、最も好ま
しくは1/5であり、上限値は1/20、好ましくは1
/15、より好ましくは1/10、最も好ましくは1/
8である。インダノン化合物に対してPPEの使用量が
少なすぎると収率が低下し、また多すぎると後処理に負
担がかかる等して好ましくない。インダノン化合物とP
PEを所定の重量比となるように計量し、充分混合した
後、100〜200℃、好ましくは110〜180℃、
より好ましくは130〜160℃の温度で反応を行う。
反応温度が低すぎると反応に長時間を要するのみでなく
低収率であり、温度が高すぎるとPPEの分解が起きた
り副反応が多くなったりして好ましくない。また、反応
はインダノン化合物とPPEを混合しながら行うように
してもよい。反応時間は、インダノン化合物の種類やP
PEとの重量比および反応温度等により適宜決定される
が、通常は15分〜8時間、好ましくは30分〜3時間
がよい。また反応は、湿分を遮断した状態で行われるの
が好ましく、窒素、アルゴン等の不活性雰囲気下で行う
ことがさらに好ましい。さらに反応は常圧でも十分に進
行するが、必要によっては加圧下で行ってもよい。反応
は、通常PPEが溶媒の作用も果たすため特に溶媒を必
要としないが、系の粘度を下げる等の目的で、四塩化炭
素、キシレン、メシチレン、ニトロベンゼン、ジメチル
ホルムアミド、N−メチルピロリドン、グリコールエー
テル等の溶媒を必要によって適宜添加してもよい。
【0009】反応終了後は、混合物を冷却した後、これ
に水や、メタノール、エタノール等の低級アルコールを
徐々に添加して活性なPPEを失活させ、反応を完全に
停止させる。そして、析出した生成物であるトルクセン
類化合物を濾過、遠心分離等の回収操作により採取する
ことができる。また、採取したトルクセン類化合物を必
要により室温でメタノール、エタノール、アセトン等の
極性溶媒で洗浄し乾燥することができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0011】合成例1 (PPEの合成)攪拌機、還流冷却器を付けた2000
mL三ツ口フラスコに、五酸化リン 500g、ジエチ
ルエーテル 500mLおよびクロロホルム 500mL
を入れ、窒素雰囲気下、系全体が透明になるまで攪拌し
ながら還流反応させた。反応終了後、反応混合物をガラ
スフィルター(No.3G)で濾過した後、ロータリーエ
バポレーターで揮発分を除去(60℃,1mmHg)
し、ポリリン酸エステル(PPE)を得た。
【0012】合成例2 (5、6ージメトキシインダノン−1の合成)攪拌機、
還流冷却器を付けた2000mL三ツ口フラスコに、3
ー(3、4ージメトキシフェニル)プロピオン酸 15
0gおよびポリリン酸1500gを入れ、窒素雰囲気
下、65℃で30分反応させた。反応終了後、冷却して
から脱イオン水1000mLを徐々に添加した。そし
て、室温で1.5時間攪拌後、5L分液ロートにフラス
コ内容物を移し、クロロホルム300mLで抽出を6回
行った。クロロホルム抽出液を炭酸水素ナトリウム飽和
水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後濾過し
た。濾液をロータリーエバポレーターで濃縮し、5、6
ージメトキシインダノン−1を136.6g得た(収率
98%)。得られた5、6ージメトキシインダノン−1
の純度を高速液体クロマトグラフィーで測定した(カラ
ム:昭和電工(株)製 Shodex GPC KFー8
01 1本、移動相テトラヒドロフラン 1mL/分、紫
外線検出器(波長 254nm))ところ、98.8%で
あった。
【0013】合成例3 (6−オクチルオキシインダノン−1の合成) 3−(4−オクチルオキシフェニル)プロピオン酸の
合成 攪拌機および還流冷却器を付けた2000mL三ツ口フ
ラスコに、3−(4−ヒドロキシフェニル)プロピオン
酸100g,1−オクチルブロミド170g,水酸化カ
リウム60gおよびエタノール500mLを入れ、攪拌
しながら窒素雰囲気下、還流温度で3時間反応を行っ
た。反応後、大部分のエタノールを溜去し冷却した後、
反応混合物を濃塩酸100mLを加えた氷水3L中に攪
拌下注いだ。有機層をジエチルエーテルで抽出し、この
抽出液を水洗した後硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮し減圧
乾燥し、3−(4−オクチルオキシフェニル)プロピオ
ン酸117g(収率70%)を得た。 6−オクチルオキシインダノン−1の合成) 合成例2において、3ー(3、4ージメトキシフェニ
ル)プロピオン酸の代わりに上記で得た3−(4−オ
クチルオキシフェニル)プロピオン酸100gを使用し
た以外は、合成例2と同様に反応および処理を行い、6
−オクチルオキシインダノン−1を84.1g得た(収
率90%)。
【0014】実施例1 合成例2で得られた5,6−ジメトキシインダノン−1
を85gおよび合成例1で得たPPE 425gを攪拌
機、還流冷却器を付けた2000mL三ツ口フラスコに
入れ、窒素雰囲気下で攪拌しながら140℃に加熱し2
時間反応させた。反応終了後フラスコを氷冷しながらエ
タノール 500mLを徐々に添加した。室温で1時間
攪拌後、沈殿物を吸引濾過して回収しアセトンで充分に
洗浄した。50℃の真空乾燥器で一夜乾燥し、2,3,
7,8,12,13−ヘキサメトキシトルクセン 6
9.3gを得た(収率95%)。次に、得られた2,
3,7,8,12,13−ヘキサメトキシトルクセンの
一部をジメチルホルムアミド溶媒から再結晶を行い(回
収率99%)、元素分析および質量分析を行った。その
結果を下記に示す。
【0015】実施例2 実施例1の5,6−ジメトキシインダノン−1 に代え
てインダノン−1を用いた以外は実施例1と同様に反応
および処理を行い、トルクセン60.4gを得た(収率
97%)。
【0016】実施例3〜10および比較例1〜6 表1の各例(実施例3〜10および比較例1〜6)に示
した条件等で実施例1と同様にして反応および処理を行
った。次にこのようにして得られた各種のトルクセン類
化合物の収率を調べ、その結果を表1に示した。
【0017】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、ディスコ
チック液晶のメソゲンや有機半導体の原料として有用な
トルクセン類化合物が高収率でかつ簡便に得られるとい
う優れた効果を奏する。
【表1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式化1で表されるインダノン化
    合物とポリリン酸エステルとを用いてトルクセン類化合
    物を製造するに際し、前記インダノン化合物とポリリン
    酸エステルとの重量比が1/2〜1/20であると共
    に、反応温度が100〜200℃であることを特徴とす
    るトルクセン類化合物の製造方法。 【化1】 式中、Rはそれぞれ独立に炭素数1〜20のアルキル
    基、アルコキシ基または水素原子を表す。
JP14862097A 1997-05-22 1997-05-22 トルクセン類化合物の製造方法 Pending JPH10324648A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198605A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Toshiba Corp 感光性組成物およびそれを用いたパターン形成方法
WO2022244430A1 (ja) * 2021-05-18 2022-11-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 非線形光吸収材料、記録媒体、情報の記録方法及び情報の読出方法

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