JPH1125466A - 光ディスク装置のチルト調整機構及びそのチルト調整方法 - Google Patents

光ディスク装置のチルト調整機構及びそのチルト調整方法

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JPH1125466A
JPH1125466A JP17622197A JP17622197A JPH1125466A JP H1125466 A JPH1125466 A JP H1125466A JP 17622197 A JP17622197 A JP 17622197A JP 17622197 A JP17622197 A JP 17622197A JP H1125466 A JPH1125466 A JP H1125466A
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JP
Japan
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guide shaft
support unit
chassis
pickup
sub
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JP17622197A
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English (en)
Inventor
Junsei Arai
準正 新井
Norio Shibata
憲男 柴田
Masayoshi Uchida
正義 内田
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 主ガイド軸5及び副ガイド軸6の端部を
支持する受け部材31と、主ガイド軸5及び副ガイド軸
6の取付け高さを可変する傾斜部材32と、主ガイド軸
5及び副ガイド軸6を受け部材31側に押し付ける押さ
えばね33とからなる支持ユニット11,12,13,
14を、主ガイド軸5及び副ガイド軸5の4つの端部に
それぞれ設け、主ガイド軸5及び副ガイド軸6を高さ調
整する。 【効果】 ピックアップの高さ調整をしてからラジアル
チルト及びタンジェンシャルチルトの調整をすることが
でき、光ディスクに記録された情報の読取りの精度を向
上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置のチ
ルト調整機構及びそのチルト調整方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の光ディスク装置の平面図で
ある。従来の光ディスク装置100は、矩形のシャーシ
102と、このシャーシ102に設けた光ディスクを回
転するためのターンテーブル103と、シャーシ102
に取付けたチルト調整機構110と、このチルト調整機
構110を介してシャーシ102に取付けた主ガイド軸
105及び副ガイド軸106と、これらのガイド軸10
5,106でターンテーブル103と隔離する方向にス
ライド可能に支持したピックアップ107とからなる。
なお、107aはピックアップ107の対物レンズであ
る。
【0003】チルト調整機構110は、主ガイド軸10
5の一端を取付けた固定支持部111と、主ガイド軸1
05の他端を高さ調整可能に取付けた第1の可変支持部
112と、副ガイド軸106の一端を高さ調整可能に取
付けた第2の可変支持部113と、副ガイド軸106の
他端を高さ調整可能に取付けた第3の可変支持部114
とからなる。固定支持部111は、シャーシ102に取
付けたガイドホルダ116と、主ガイド軸105を押さ
えるためのねじ117とからなる。
【0004】図9は図8の9−9線断面図であり、第1
の可変支持部112の断面を示す。第1の可変支持部1
12は、シャーシ102に取付けたガイドホルダ118
と、このガイドホルダ118に取付けた主ガイド軸10
5を押さえるとめの板ばね119と、この板ばね119
を取付けるためのねじ121と、主ガイド軸105のシ
ャーシ102からの高さを調整するための支持部材12
2とからなる。支持部材122は、主ガイド軸105を
支持する支持面122aと、主ガイド軸105の高さを
可変する調整つまみ122bとからなる。支持部材12
2は、支持面122aをテーパ面にしているため調整ツ
マミ122bを回転することによって、主ガイド軸10
5の端部のシャーシ102からの高さを可変するもので
ある。なお、第2・第3の可変支持部113,114
は、第1の可変支持部112と同一の構成であり説明は
省略する。
【0005】以上に述べたチルト調整機構110の調整
方法を図8に戻って説明する。図示せぬ光ディスクをタ
ーンテーブル103に載せ読取り状態にしておき、ピッ
クアップ107をターンテーブル103側に寄せた状態
で光ディスクのジッタをモニタしながら、このジッタが
最小になるように第1の可変支持部112を可変し、ピ
ックアップ107のラジアルチルトを調整する。次に、
ピックアップ107をターンテーブル103側に寄せた
ままの状態で、ジッタが最小になるように第2の可変支
持部113を可変し、ピックアップ107のタンジェン
シャルチルトを調整する。さらに、ピックアップ107
をターンテーブル103側から外方に寄せた状態で、ジ
ッタが最小になるように第3の可変支持部114を可変
し、ピックアップ107のタンジェンシャルチルトを調
整し、光ディスク装置100のチルト調整を完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記調整方法
では、ラジアルチルト及びタンジェンシャルチルトは調
整できるもののピックアップの高さ調整まではすること
ができない。例えば、DVD(デジタルビデオディス
ク)のように高密度で記録され、高速で再生される光デ
ィスクでは、ピックアップのフォーカスずれによる信号
劣化(S/Nの劣化)が大きいので、予めピックアップ
の高さ調整をして対物レンズを中点に設定しておく必要
がある。対物レンズを中点に設定すれば、実質上のフォ
ーカスレンジが広く設定されたことになり、ピックアッ
プのフォーカスずれを改善することができる。すなわ
ち、予めピックアップの高さ調整をすることで、対物レ
ンズを中点に設定してフォーカスのオフセット電圧をゼ
ロにし、実質上のフォーカスレンジを広く設定した上で
ラジアルチルト及びタンジェンシャルチルトが調整でき
ることが望まれる。
【0007】そこで、本発明の目的は、ピックアップの
高さ調整もできるチルト調整機構及びそのチルト調整方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、シャーシに支持ユニットを介して主ガイ
ド軸及び副ガイド軸を取付け、これらのガイド軸で案内
するピックアップでターンテーブル上の光ディスクの情
報を読取る光ディスク装置において、支持ユニットを、
主ガイド軸及び副ガイド軸の端部を支持するためにシャ
ーシに設けた受け部材と、主ガイド軸及び副ガイド軸の
取付け高さを可変するためにシャーシと主ガイド軸及び
副ガイド軸との間に回転可能に設けた傾斜部材と、主ガ
イド軸及び副ガイド軸を受け部材側に押さえるための押
さえばねとから構成し、主ガイド軸及び副ガイド軸の4
つの端部に支持ユニットをそれぞれ設け、主ガイド軸及
び副ガイド軸を高さ調整可能に支持した光ディスク装置
のチルト調整機構である。
【0009】主ガイド軸及び副ガイド軸の端部を支持す
る受け部材と、主ガイド軸及び副ガイド軸の取付け高さ
を可変する傾斜部材と、主ガイド軸及び副ガイド軸を受
け部材側に押し付ける押さえばねとからなる支持ユニッ
トを、主ガイド軸及び副ガイド軸の4つの端部にそれぞ
れ設け、主ガイド軸及び副ガイド軸を高さ調整する。主
ガイド軸及び副ガイド軸の4つの端部を支持ユニットで
高さ調整可能に支持したので、ピックアップの高さ調整
をしてからラジアルチルト及びタンジェンシャルチルト
の調整をすることができ、光ディスクに記録された情報
の読取りの精度を向上させることができる。
【0010】請求項2は、支持ユニットを構成する受け
部材、傾斜部材及び押さえばねのうちから選んだ2つの
要素を同軸状に配置したことを特徴とする。支持ユニッ
トを構成する受け部材、傾斜部材及び押さえばねのうち
から選んだ2つの要素を同軸状に配置したので、支持ユ
ニットを小型化することができ、コンパクトに配置する
ことができる。
【0011】請求項3は、傾斜部材に、シャーシ側の基
準点からの回転角を測るマークを設けたことを特徴とす
る。傾斜部材に、シャーシ側の基準点からの回転角を測
るマークを設けたので、光ディスク装置の組立時にピッ
クアップの高さ、ラジアルチルト及びタンジェンシャル
チルトを粗調整しておくことができる。
【0012】請求項4は、主ガイド軸のターンテーブル
側の一端を支持する支持ユニットを第1の支持ユニッ
ト、その他端を支持する支持ユニットを第2の支持ユニ
ット、副ガイド軸のターンテーブル側の一端を支持する
支持ユニットを第3の支持ユニット、その他端を支持す
る支持ユニットを第4の支持ユニットと呼ぶときに、光
ディスクをターンテーブルに載せ読取り状態にしてお
き、ピックアップ高さを調整するためにピックアップを
ターンテーブル側に寄せて第1の支持ユニットを調整
し、次に、ラジアルチルトを調整するためにピックアッ
プをターンテーブル側に寄せたまま第2の支持ユニット
を調整し、さらに、タンジェンシャルチルトを調整する
ためにピックアップをターンテーブル側に寄せたまま第
3の支持ユニットを調整し、再度、タンジェンシャルチ
ルトを調整するためにピックアップを前記ターンテーブ
ル側から外方に寄せて第4の支持ユニットを調整するこ
とを特徴とする光ディスク装置のチルト調整方法であ
る。
【0013】第1の支持ユニットを調整することでピッ
クアップ高さを調整し、次に、第2の支持ユニットを調
整することでラジアルチルトを調整し、次に、第3・第
4の支持ユニットを調整することでタンジェンシャルチ
ルトを調整するようにした。従って、予めピックアップ
高さを調整をした上でラジアルチルト及びタンジェンシ
ャルチルトを調整することができるので、光ディスクに
記録された情報の読取りの精度を向上させることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る光ディスク装置の平面
図である。光ディスク装置1は、矩形のシャーシ2と、
このシャーシ2に設けられ光ディスクDを回転するため
のターンテーブル3と、シャーシ2に取付けたチルト調
整機構10と、このチルト調整機構10を介してシャー
シ2に取付けた主ガイド軸5及び副ガイド軸6と、これ
らのガイド軸5,6でターンテーブル3に隔離する方向
にスライド可能に支持したピックアップ7と、このピッ
クアップ7を移動するための駆動部20とからなる。な
お、ターンテーブル3はスピンドルモータ8を備え、ピ
ックアップ7は対物レンズ7aを備える。
【0015】チルト調整機構10は、主ガイド軸5の一
端を高さ調整可能に取付けた第1の支持ユニット11
と、主ガイド軸5の他端を高さ調整可能に取付けた第2
の支持ユニット12と、副ガイド軸6の一端を高さ調整
可能に取付けた第3の支持ユニット13と、副ガイド軸
6の他端を高さ調整可能に取付けた第4の支持ユニット
14とからなる。
【0016】図2は図1の2矢視図であり、光ディスク
装置1の側面を示す。駆動部20は、シャーシ2に取付
けたモータフレーム21と、このモータフレーム21に
取付けた駆動モータ22と、この駆動モータ22の軸2
2aに取付けたウォームギヤ23と、このウォームギヤ
23に噛み合わせた中間ギヤ24と、この中間ギヤ24
に噛み合わせた駆動ギヤ25と、この駆動ギヤ25に取
付けたフィードスクリュー26とからなり、このフィー
ドスクリュー26をピックアップ7に嵌合して駆動する
ものである。
【0017】図3は図1の3−3線断面図であり、本発
明に係る第1の支持ユニットの第1実施例の断面を示
す。第1の支持ユニット11は、主ガイド軸5の端部を
支持するためにシャーシ2に設けた受け部材31と、主
ガイド軸5の取付け高さを可変するためにシャーシ2と
主ガイド軸5との間に回転可能に設けた傾斜部材32
と、主ガイド軸5を受け部材側に押さえるための押さえ
ばねとしての圧縮ばね33と、この圧縮ばね33を受け
るためのばねホルダ34と、このばねホルダ34を受け
部材31に取付けるための取付けねじ35,35とから
なる。
【0018】傾斜部材32は、主ガイド軸5のシャーシ
2からの高さを可変する支持面32aと、シャーシ2側
の基準点からの回転角を測るマークとしての孔32bを
備える。この孔32bは、傾斜部材32を回転させると
きに使用する工具挿入孔を兼ねる。傾斜部材32は、支
持面32aをテーパ面にしているため回転することによ
って、主ガイド軸5の端部のシャーシ2からの高さを可
変するものである。ばねホルダ34は、シャーシ2側の
基準点を示すポイント34aを備える。第1の支持ユニ
ットを構成する受け部材31、傾斜部材32及び押さえ
ばね33のうちから選んだ2つの要素を同軸状に配置し
たので、第1の支持ユニット11を小型化することがで
き、コンパクトに配置することができる。なお、第2〜
第4の支持ユニット12〜14は、第1の支持ユニット
11と同一の構成であり説明は省略する。
【0019】以上に述べたチルト調整機構10の作用を
次に説明する。図4(a)〜(c)は本発明に係る第1
の支持ユニットの作用説明図であり、第1の支持ユニッ
トの動きを示す。(a)は、ばねホルダ34に設けたシ
ャーシ2側の基準点を示すポイント34aにシャーシ2
側の基準点からの回転角を測るマークとしての孔32a
を合せたことを示し、ガイド軸5の端部を基準高さに設
定したことを示す。(b)は、(a)に示した傾斜部材
32の位置から矢印の如く傾斜部材32を反時計回り
に90゜回転した姿を示し、ガイド軸5の端部を下限の
高さに設定したことを示す。(c)は、(a)に示した
傾斜部材32の位置から矢印の如く傾斜部材32を時
計回りに90゜回転した姿を示し、ガイド軸5の端部を
上限の高さに設定したことを示す。
【0020】図5(a)〜(d)は本発明に係るチルト
調整機構の作用説明図であり、チルト調整方法の手順を
示す。(a)において、光ディスクDをターンテーブル
3に載せ読取り状態にする。ピックアップ7にバッファ
アンプ51を介してボルトメータ52を接続し、図示せ
ぬフォーカスコイルのオフセット電圧をモニタする。対
物レンズ7aを中立点にするためにピックアップ7をタ
ーンテーブル3側に寄せた状態で、フォーカスコイルの
オフセット電圧がゼロになるように第1の支持ユニット
11を矢印の如く可変して、光ディスクDとピックア
ップ7との距離Lを調整する。(b)において、ピック
アップ7にバッファアンプ53を介してジッタメータ5
4を接続し、光ディスクDの信号のジッタ成分をモニタ
する。ピックアップ7をターンテーブル3側に寄せた状
態で、光ディスクDの信号のジッタ成分が最小になるよ
うに第2の支持ユニット12を矢印の如く可変して、
ピックアップ7のラジアルチルトを調整する。
【0021】(c)において、ピックアップ7をターン
テーブル3側に寄せた状態で、光ディスクDの信号のジ
ッタ成分が最小になるように第3の支持ユニット13を
矢印の如く可変して、ピックアップ7のラジアルチル
トを調整する。(d)において、ピックアップ7をター
ンテーブル3(図5(C)参照)側から外方に寄せた状
態で、光ディスクDの信号のジッタ成分が最小になるよ
うに第4の支持ユニット14を矢印の如く可変して、
再度、ピックアップ7のラジアルチルトを調整し、チル
ト調整を完了する。(a)〜(d)に示したようにチル
ト調整にピックアップの高さ調整を組入れたで、光ディ
スクに記録された情報の読取りの精度を向上させること
ができる。また、ピックアップの高さ調整をすることで
実質上のフォーカスレンジを広く使用することができ、
外部振動にも強い光ディスク装置を具体化できる。
【0022】図6は本発明に係る第1の支持ユニットの
第2実施例の平面図である。図7は図6の7−7線断面
図であり、本発明に係る第1の支持ユニットの第2実施
例の断面を示す。第1の支持ユニット40は、主ガイド
軸5の端部を支持するためにシャーシ2に設けた受け部
材41と、主ガイド軸5の取付け高さを可変するために
シャーシ2と主ガイド軸5との間に回転可能に設けた傾
斜部材42と、主ガイド軸5を受け部材側に押さえるた
めの押さえばね43と、この押さえばね43を受け部材
41に取付けるためのねじ44とからなる。
【0023】受け部材41はシャーシ2側の基準点を示
す凸部41aを備える。傾斜部材42は、主ガイド軸5
のシャーシ2からの高さを可変する支持面42aと、主
ガイド軸5の高さ調整をするための調整つまみ42b
と、この調整つまみ42bに設けたシャーシ2側の基準
点からの回転角を測るマークとしての溝42cと、主ガ
イド軸5の端部を受けるストッパピン42dとからな
る。溝42cは傾斜部材42を回転させるときに使用す
る工具挿嵌合溝を兼ねる。傾斜部材42は、支持面42
aをテーパ面にしているため調整ツマミ42bを回転す
ることによって、主ガイド軸5の端部のシャーシ2から
の高さを可変するものである。第1の支持ユニット40
を構成する受け部材41、傾斜部材42及び押さえばね
43のうちから選んだ2つの要素を同軸状に配置したの
で、第1の支持ユニット40を小型化することができ、
コンパクトに配置することができる。
【0024】尚、実施例に示した光ディスク装置は、光
ディスク記録再生装置であっても光ディスク再生装置で
あってもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、シャーシに支持ユニットを介して主
ガイド軸及び副ガイド軸を取付け、これらのガイド軸で
案内するピックアップでターンテーブル上の光ディスク
の情報を読取る光ディスク装置において、支持ユニット
を、主ガイド軸及び副ガイド軸の端部を支持するために
シャーシに設けた受け部材と、主ガイド軸及び副ガイド
軸の取付け高さを可変するためにシャーシと主ガイド軸
及び副ガイド軸との間に回転可能に設けた傾斜部材と、
主ガイド軸及び副ガイド軸を受け部材側に押さえるため
の押さえばねとから構成し、主ガイド軸及び副ガイド軸
の4つの端部に支持ユニットをそれぞれ設け、主ガイド
軸及び副ガイド軸を高さ調整可能に支持した光ディスク
装置のチルト調整機構である。
【0026】主ガイド軸及び副ガイド軸の端部を支持す
る受け部材と、主ガイド軸及び副ガイド軸の取付け高さ
を可変する傾斜部材と、主ガイド軸及び副ガイド軸を受
け部材側に押し付ける押さえばねとからなる支持ユニッ
トを、主ガイド軸及び副ガイド軸の4つの端部にそれぞ
れ設け、主ガイド軸及び副ガイド軸を高さ調整する。主
ガイド軸及び副ガイド軸の4つの端部を支持ユニットで
高さ調整可能に支持したので、ピックアップの高さ調整
をしてからラジアルチルト及びタンジェンシャルチルト
の調整をすることができ、光ディスクに記録された情報
の読取りの精度を向上させることができる。
【0027】請求項2は、支持ユニットを構成する受け
部材、傾斜部材及び押さえばねのうちから選んだ2つの
要素を同軸状に配置したので、支持ユニットを小型化す
ることができ、コンパクトに配置することができる。
【0028】請求項3は、傾斜部材に、シャーシ側の基
準点からの回転角を測るマークを設けたので、光ディス
ク装置の組立時にピックアップの高さ、ラジアルチルト
及びタンジェンシャルチルトを粗調整しておくことがで
きる。
【0029】請求項4は、主ガイド軸のターンテーブル
側の一端を支持する支持ユニットを第1の支持ユニッ
ト、その他端を支持する支持ユニットを第2の支持ユニ
ット、副ガイド軸のターンテーブル側の一端を支持する
支持ユニットを第3の支持ユニット、その他端を支持す
る支持ユニットを第4の支持ユニットと呼ぶときに、光
ディスクをターンテーブルに載せ読取り状態にしてお
き、ピックアップ高さを調整するためにピックアップを
ターンテーブル側に寄せて第1の支持ユニットを調整
し、次に、ラジアルチルトを調整するためにピックアッ
プをターンテーブル側に寄せたまま第2の支持ユニット
を調整し、さらに、タンジェンシャルチルトを調整する
ためにピックアップをターンテーブル側に寄せたまま第
3の支持ユニットを調整し、再度、タンジェンシャルチ
ルトを調整するためにピックアップを前記ターンテーブ
ル側から外方に寄せて第4の支持ユニットを調整する光
ディスク装置のチルト調整方法なので、予めピックアッ
プ高さを調整をした上でラジアルチルト及びタンジェン
シャルチルトを調整することができるので、光ディスク
に記録された情報の読取りの精度を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置の平面図
【図2】図1の2矢視図
【図3】図1の3−3線断面図
【図4】本発明に係る第1の支持ユニットの作用説明図
【図5】本発明に係るチルト調整機構の作用説明図
【図6】本発明に係る第1の支持ユニットの第2実施例
の平面図
【図7】図6の7−7線断面図
【図8】従来の光ディスク装置の平面図
【図9】図8の9−9線断面図
【符号の説明】
1…光ディスク装置、2…シャーシ、3…ターンテーブ
ル、5…主ガイド軸、6…副ガイド軸、7…ピックアッ
プ、10…チルト調整機構、11…第1の支持ユニッ
ト、12…第2の支持ユニット、13…第3の支持ユニ
ット、14…第4の支持ユニット、31…受け部材、3
2…傾斜部材、32b…マーク(孔)、33…押さえば
ね(圧縮ばね)、41…受け部材、42…傾斜部材、4
3…押さえばね、43c…マーク(溝)、D…光ディス
ク。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに支持ユニットを介して主ガイ
    ド軸及び副ガイド軸を取付け、これらのガイド軸で案内
    するピックアップでターンテーブル上の光ディスクの情
    報を読取る光ディスク装置において、 前記支持ユニットは、前記主ガイド軸及び副ガイド軸の
    端部を支持するために前記シャーシに設けた受け部材
    と、前記主ガイド軸及び副ガイド軸の取付け高さを可変
    するために前記シャーシと前記主ガイド軸及び副ガイド
    軸との間に回転可能に設けた傾斜部材と、前記主ガイド
    軸及び副ガイド軸を前記受け部材側に押さえるための押
    さえばねとからなり、 前記主ガイド軸及び副ガイド軸の4つの端部に前記支持
    ユニットをそれぞれ設け、前記主ガイド軸及び副ガイド
    軸を高さ調整可能に支持したことを特徴とする光ディス
    ク装置のチルト調整機構。
  2. 【請求項2】 前記支持ユニットを構成する受け部材、
    傾斜部材及び押さえばねのうちから選んだ2つの要素を
    同軸状に配置したことを特徴とする請求項1記載の光デ
    ィスク装置のチルト調整機構。
  3. 【請求項3】 前記傾斜部材に、シャーシ側の基準点か
    らの回転角を測るマークを設けたことを特徴とする請求
    項1記載の光ディスク装置のチルト調整機構。
  4. 【請求項4】 主ガイド軸のターンテーブル側の一端を
    支持する支持ユニットを第1の支持ユニット、その他端
    を支持する支持ユニットを第2の支持ユニット、副ガイ
    ド軸のターンテーブル側の一端を支持する支持ユニット
    を第3の支持ユニット、その他端を支持する支持ユニッ
    トを第4の支持ユニットと呼ぶときに、 光ディスクをターンテーブルに載せ読取り状態にしてお
    き、ピックアップ高さを調整するためにピックアップを
    ターンテーブル側に寄せて第1の支持ユニットを調整
    し、次に、ラジアルチルトを調整するために前記ピック
    アップをターンテーブル側に寄せたまま前記第2の支持
    ユニットを調整し、さらに、タンジェンシャルチルトを
    調整するために前記ピックアップをターンテーブル側に
    寄せたまま前記第3の支持ユニットを調整し、再度、タ
    ンジェンシャルチルトを調整するために前記ピックアッ
    プを前記ターンテーブル側から外方に寄せて前記第4の
    支持ユニットを調整することを特徴とする光ディスク装
    置のチルト調整方法。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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