JPH11254062A - タレットパンチプレスの金型交換装置 - Google Patents

タレットパンチプレスの金型交換装置

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JPH11254062A
JPH11254062A JP5854698A JP5854698A JPH11254062A JP H11254062 A JPH11254062 A JP H11254062A JP 5854698 A JP5854698 A JP 5854698A JP 5854698 A JP5854698 A JP 5854698A JP H11254062 A JPH11254062 A JP H11254062A
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JP
Japan
Prior art keywords
punch
turret
punch press
die
punches
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5854698A
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English (en)
Inventor
Takashi Hirayama
尚 平山
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易、安全にかつ短時間で金型交換ができる
タレットパンチプレスの金型交換装置の提供。 【解決手段】 複数のパンチ27を上部タレット15に
装着すると共に、前記パンチに対応する複数のダイ29
を下部タレット19に装着したタレットパンチプレス1
において、前記上部タレットに装着されたパンチのパン
チヘッド28に連結可能な複数の連結部材69(a,b)
を備えたパンチ吊り上げ手段51を前記タレットパンチ
プレス本体1に設けたことを特徴とするタレットパンチ
プレスの金型交換装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタレットパンチプレ
スの金型交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平3−264129に開示
されているタレットパンチプレスには、多数の金型(パ
ンチ、ダイ)がタレットディスクに装着してある。
【0003】上述の特開平3−264129の図7に示
される様に、タレットパンチプレス(1)のタレットデ
ィスクは、上部タレットディスク(3)と下部タレット
ディスク(5)からなり、この上下のタレットディスク
(3、5)は図示省略の駆動手段により同期回転するよ
うに設けてある。
【0004】前記上部タレットディスク(3)には、パ
ンチアッセンブリー(7)が装着してある。また、下部
タレットディスク(5)には、パンチに対応するダイ
(9)が装着してある。なお、パンチアッセンブリーの
ことを単にパンチと呼ぶこともある。また、パンチとダ
イとを総称して単に金型と呼ぶことも多い。
【0005】作業者が上述のパンチアッセンブリー
(7)を交換する場合、サイズの大きいパンチアッセン
ブリーの場合には、重量が15〜20Kgもあり、また、
タレットディスク(3)が作業者の胸の高さ位の位置に
在るため、その交換作業はかなりの労力と手間とを要す
るものであり怪我の危険を伴うものであった。
【0006】そこで、大型のパンチアッセンブリーを交
換するときには、タレットパンチプレス本体に設けた簡
易吊り下げ装置を使用して行っていた。この簡易吊り下
げ装置は、1個のパンチアッセンブリーを取り付けるこ
とができるものである。
【0007】上述の吊り下げ装置を使用した交換作業は
次の様な作業工程で行われる。1.上部タレットのパン
チアッセンブリーのパンチヘッドに吊り下げ装置の連結
部を連結する。2.吊り下げ装置を作動させてパンチア
ッセンブリーを上部タレットから抜き取る。3.抜き取
ったパンチアッセンブリーを組立治具の位置に移動させ
治具内にパンチアッセンブリーを下ろす。4.パンチチ
ップを取り外して保管場所に保管する。5.組立治具に
次に使用するパンチチップをセットしてパンチを組み立
てる(パンチアッセンブリーとする)。5.吊り下げ装
置にパンチアッセンブリーを連結し上部タレットに装着
する。
【0008】上述の如く、従来のタレットパンチプレス
吊り下げ装置におけるパンチアッセンブリーの交換で
は、吊り下げ装置に取り付けたパンチアッセンブリーを
上部タレットディスクと組立て治具との間で往復させる
必要があり、パンチ交換に多くの時間と労力を必要とす
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の如き問
題点を解決するために成されたものであり、本発明の課
題は、容易、安全にかつ短時間で金型交換ができるタレ
ットパンチプレスの金型交換装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、請求項1に記載のタレットパンチプレスの金型
交換装置は、複数のパンチを上部タレットに装着すると
共に、前記パンチに対応する複数のダイを下部タレット
に装着したタレットパンチプレスにおいて、前記上部タ
レットに装着されたパンチのパンチヘッドに連結可能な
複数の連結部材を備えたパンチ吊り上げ手段を前記タレ
ットパンチプレス本体に設けたことを要旨とするもので
ある。
【0011】請求項2に記載のタレットパンチプレスの
金型交換装置は、請求項1に記載のタレットパンチプレ
スの金型交換装置において、前記パンチ吊り上げ手段
は、タレットパンチプレス本体に水平に回動自在の腕部
を設け、該腕部に流体圧シリンダーを垂設し、該流体圧
シリンダーのピストンロッドに水平回転自在なレバーを
設け、該レバーに前記パンチのパンチヘッドに連結可能
な複数の連結部材を設けたことを要旨とするものであ
る。
【0012】したがって、請求項1に記載のタレットパ
ンチプレスの金型交換装置によれば、サイズが大きく重
量の大きいパンチでも、容易、安全にかつ短時間でパン
チの交換を行うことがができる。
【0013】また、請求項2に記載のタレットパンチプ
レスの金型交換装置によれば、金型交換装置のレバーに
設けた一方のパンチ連結部材に新しいパンチを取り付
け、他方のパンチ連結部材に上部タレット内の不要なパ
ンチを取り付けて抜き取り、その場でレバーを回動する
ことにより、新しいパンチを空のパンチ装着孔に装着す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図1及び図2を参照するにタレット
パンチプレス1の本体2は、機台3、左コラム5、右コ
ラム7及び上部フレーム9とで門型に構成してあり、上
部フレーム9と機台3との間には空間11が設けてあ
る。
【0015】前記空間11には、上部フレーム9から垂
下する上部タレット軸13に回転割り出し可能に軸支さ
れた上部タレット15と、機台3に立設した下部タレッ
ト軸17に回転割り出し可能に軸支された下部タレット
19とが設けてある。
【0016】前記上部フレーム9の中の偏芯軸21の下
には、打撃子23が設けてあって、この打撃子の中心位
置が加工中心25である。
【0017】前記上部タレット15には、多数のパンチ
(パンチアッセンブリーまたは上金型)27が装着して
あり、下部タレット19にはパンチ27に対応するダイ
29が装着してある。
【0018】前記空間11の右端には、NC制御の板材
移動位置決め装置31が設けてあり、この板材移動位置
決め装置31は、Y軸キャリッジ33とX軸キャリッジ
35とからなり、X軸キャリッジ35には被加工材の板
材Wをクランプするためのワーククランプ37が設けて
ある。なお、前記板材移動位置決め装置31を制御する
NC制御装置(図示省略)は、この板材移動位置決め装
置31だけではなくパンチプレス全体を統括的に制御す
るようになっている。
【0019】前記Y軸キャリッジ33には、固定テーブ
ル39の両側をこのY軸キャリッジと共にY軸方向に移
動する移動テーブル41(a,b)が設けてある。そし
て、この固定テーブル39と移動テーブル41(a,b)
の上面には板材Wを支持する多数のフリーベアリング4
3が配置してある。
【0020】上述の如き構成により、前記上下のタレッ
トに装着された金型(パンチとダイの組合せ)から加工
に必要な金型を選択して、加工中心25に来るように上
下タレット(15、19)の回転割り出しを行うと共
に、板材移動位置決め装置31を制御して、板材Wをパ
ンチとダイとの間に移動し、板材の加工部を前記加工中
心25に位置決めし、偏芯軸21を作動させて打撃子2
3でパンチを打撃することにより所望の打ち抜き加工を
行うことができる。
【0021】図1、図2によく示される様に、前記上部
フレーム9左方の上部タレット15の近傍に金型交換装
置51が設けてある。
【0022】上述の金型交換装置51は腕部53を備え
いる。この腕部53の一端部には回転軸55が設けてあ
り、この回転軸55は、前記上部フレーム9の側面に設
けた支持体57の軸受け59に回転自在に軸支してあ
る。すなわち、この腕部53は、前記上下タレット(1
5、19)の近傍の上部フレーム9の側面において水平
に回動自在に設けてある。
【0023】前記腕部53の他端部には、空圧または油
圧を使用する流体圧シリンダー61が鉛直方向に垂設し
てあり、この流体圧シリンダー61の下端部から下方向
にピストンロッド63が伸縮自在設けてある。この流体
圧シリンダー61のピストンロッド側へは図示省略の空
圧または油圧の圧力源が管路62および方向切り替え弁
(図示省略)を介して接続してある。
【0024】上述のピストンロッド63の先端部には、
レバー65が水平面内を回転自在に連結してある。そし
て、このレバー65はピストンロッド63の先端部から
ほぼ均等な長さに延伸しており、その両端部にはフロー
ティングジョイント67(a,b)が設けてある。
【0025】前記フローティングジョイント67(a,
b)には、先端に雄ねじを有するる連結部材69(a,b)
が取り付けてある。この連結部材69(a,b)により、
後述の大径パンチ27のパンチヘッド28のねじ穴30
に螺合させて連結することができる。
【0026】なお、前記大径パンチ27はパンチチップ
交換方式とするのが一般的であり、図4に示す如き、パ
ンチチップ32をパンチボディ34にボルト36で交換
可能に取り付ける構造が知られている。また、前記フロ
ーティングジョイント67と連結部材69とは球面軸受
けを介して3次元的に回動可能に連結してある。
【0027】前記タレットパンチプレス1の本体2の左
コラム5の側面に設けたサイドテーブル6上には、前記
パンチ27(またはパンチアッセンブリー)を組み立て
るためのパンチ組立治具50が載置してある。
【0028】上記の如き構成のタレットパンチプレスに
おいて、金型交換装置51を使用して大径のパンチ27
を交換する工程を説明する (1)これから上部タレット15に装着するパンチをパ
ンチ組立治具50に準備する。(2)これから装着する
パンチを金型交換装置51のどちらか一方の連結部材6
9aに取り付ける。(3)流体圧シリンダー61のピス
トンロッドを上昇させ、組立治具50から装着するパン
チを吊り上げた状態にし、腕部53を上部タレット15
側に回動する。(4)もう一方の連結部材69bが上部
タレット15内の不要パンチの上方に位置する様にレバ
ー65を回動させ、流体圧シリンダー61のピストンロ
ッドを下降させて、この連結部材69bに上部タレット
15内の不要なパンチを取り付ける。(5)流体圧シリ
ンダー61のピストンロッドを上昇させて上部タレット
15から不要なパンチを抜き取る。(6)連結部材69
aに取り付けた前記パンチが上部タレット15の空のパ
ンチ装着孔の上方に位置する様に前記レバー65を回動
させ、流体圧シリンダー61ピストンロッドを下降させ
て、新しいパンチを上部タレット15のパンチ装着孔に
挿入する。(7)腕部53を元の位置に回動させて、上
部タレット15から抜き取った不要なパンチをパンチ組
立治具50に戻す。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、サイズ
が大きく重量の大きいパンチでも、容易、安全にかつ短
時間でパンチの交換を行うことがができる。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、金型交換
装置のレバーに設けた一方のパンチ連結部材に新しいパ
ンチを取り付け、他方のパンチ連結部材に上部タレット
内の不要なパンチを取り付けて抜き取り、その場でレバ
ーを回動することにより、新しいパンチを空のパンチ装
着孔に装着することができる。したがって、パンチ交換
の作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる金型交換装置を備えたタレット
パンチプレスの正面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の金型交換装置の部分を拡大して示した
図。
【図4】本発明に係わる金型交換装置にパンチを吊り下
げた状態を示した図。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス 2 本体 3 機台 5 左コラム 7 右コラム 9 上部フレーム 15 上部タレット 19 下部タレット 21 偏芯軸 23 打撃子 25 加工中心 27 パンチ 28 パンチヘッド 29 ダイ 30 ねじ穴 31 板材移動位置決め装置 32 パンチチップ3 33 Y軸キャリッジ 34 パンチボディ 35 X軸キャリッジ 36 ボルト 37 ワーククランプ 39 固定テーブル 41(a,b) 移動テーブル 43 フリーベアリング 50 パンチ組立治具 51 金型交換装置 53 腕部 57 支持体 61 流体圧シリンダー 63 ピストンロッド 65 レバー 67(a,b) フローティングジョイント 69(a,b) 連結部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパンチを上部タレットに装着する
    と共に、前記パンチに対応する複数のダイを下部タレッ
    トに装着したタレットパンチプレスにおいて、前記上部
    タレットに装着されたパンチのパンチヘッドに連結可能
    な複数の連結部材を備えたパンチ吊り上げ手段を前記タ
    レットパンチプレス本体に設けたことを特徴とするタレ
    ットパンチプレスの金型交換装置。
  2. 【請求項2】 前記パンチ吊り上げ手段は、タレットパ
    ンチプレス本体に水平に回動自在の腕部を設け、該腕部
    に流体圧シリンダーを垂設し、該流体圧シリンダーのピ
    ストンロッドに水平回転自在なレバーを設け、該レバー
    に前記パンチのパンチヘッドに連結可能な複数の連結部
    材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のタレット
    パンチプレスの金型交換装置。
JP5854698A 1998-03-10 1998-03-10 タレットパンチプレスの金型交換装置 Withdrawn JPH11254062A (ja)

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JP5854698A JPH11254062A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 タレットパンチプレスの金型交換装置

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JP5854698A JPH11254062A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 タレットパンチプレスの金型交換装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105107965A (zh) * 2015-09-17 2015-12-02 青岛海德马克智能装备有限公司 一种自动换模压机

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105107965A (zh) * 2015-09-17 2015-12-02 青岛海德马克智能装备有限公司 一种自动换模压机

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Effective date: 20050301

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Effective date: 20060110

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