JPH11253103A - 微粉体ふるい装置 - Google Patents
微粉体ふるい装置Info
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- JPH11253103A JPH11253103A JP8028698A JP8028698A JPH11253103A JP H11253103 A JPH11253103 A JP H11253103A JP 8028698 A JP8028698 A JP 8028698A JP 8028698 A JP8028698 A JP 8028698A JP H11253103 A JPH11253103 A JP H11253103A
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- sieve frame
- conveyor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ココアなどの微粉体をふりかけて、チョコレ
−トなどの搬送物に均一な厚みの微粉体層を形成する。 【解決手段】 コンベヤ1の上方に設置されて、微粉体
22を収容し振動モ−タで振動するふるい枠7の底部の
金網8上に、ほぼ同一位置で振動するロ−ラ12をコン
ベヤの搬送方向に直交して載置する。又、ふるい枠から
落下する微粉体を均一に分散させる空気を送る送風管1
3を設ける。振動するロ−ラが金網をたたくので目詰ま
りが起きず、金網の有効幅いっぱいに微粉体をふるいお
とすことができ、送風により均一な厚みの微粉体層を形
成できる。
−トなどの搬送物に均一な厚みの微粉体層を形成する。 【解決手段】 コンベヤ1の上方に設置されて、微粉体
22を収容し振動モ−タで振動するふるい枠7の底部の
金網8上に、ほぼ同一位置で振動するロ−ラ12をコン
ベヤの搬送方向に直交して載置する。又、ふるい枠から
落下する微粉体を均一に分散させる空気を送る送風管1
3を設ける。振動するロ−ラが金網をたたくので目詰ま
りが起きず、金網の有効幅いっぱいに微粉体をふるいお
とすことができ、送風により均一な厚みの微粉体層を形
成できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送物、例えば
菓子の上面にデコレ−ションとして、ココア、粉糖など
の微粉体をふるってかける装置に関する。
菓子の上面にデコレ−ションとして、ココア、粉糖など
の微粉体をふるってかける装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チョコレ−トの上面にデコレ−ションと
して、ココアや粉糖などの微粉体をふるってかけること
が行われる。この微粉体のふるい装置は、微粉体を収容
したふるい枠を振動モ−タで振動させ、ふるい枠の下方
でコンベヤで搬送されてくるチョコレ−トの上に、ココ
アなどの微粉体をふるい落として、極めて薄い微粉体層
を形成させるものである。
して、ココアや粉糖などの微粉体をふるってかけること
が行われる。この微粉体のふるい装置は、微粉体を収容
したふるい枠を振動モ−タで振動させ、ふるい枠の下方
でコンベヤで搬送されてくるチョコレ−トの上に、ココ
アなどの微粉体をふるい落として、極めて薄い微粉体層
を形成させるものである。
【0003】このような従来装置は、ふるい枠の金網の
幅(コンベヤの搬送方向に直交する長さ)より狭い幅で
微粉体が搬送物上に落下するため、又、金網が目詰まり
を起こしやすいため、微粉体層の幅や厚みが一定になら
ない欠点があった。
幅(コンベヤの搬送方向に直交する長さ)より狭い幅で
微粉体が搬送物上に落下するため、又、金網が目詰まり
を起こしやすいため、微粉体層の幅や厚みが一定になら
ない欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、微粉体を金網の幅と同じ幅で搬送物上に
ふるい落とすとともに、金網の目詰まりを起こさせず、
幅や厚みが均一な微粉体層を形成することにある。
とする課題は、微粉体を金網の幅と同じ幅で搬送物上に
ふるい落とすとともに、金網の目詰まりを起こさせず、
幅や厚みが均一な微粉体層を形成することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の特徴は、コン
ベヤの上方に設置されて、微粉体を収容し振動モ−タで
振動するふるい枠の底部の金網上に、ほぼ同一位置で振
動するロ−ラをコンベヤの搬送方向に直交して載置する
とともに、ふるい枠から落下する微粉体を均一に分散さ
せる空気を送る送風管を設けたことにある。
ベヤの上方に設置されて、微粉体を収容し振動モ−タで
振動するふるい枠の底部の金網上に、ほぼ同一位置で振
動するロ−ラをコンベヤの搬送方向に直交して載置する
とともに、ふるい枠から落下する微粉体を均一に分散さ
せる空気を送る送風管を設けたことにある。
【0006】
【発明の実施の形態】1はベルトコンベヤなどの搬送速
度を調整可能なコンベヤで、搬送物21、例えばチョコ
レ−トを図中矢印方向へ搬送する。2はフレ−ムで、左
右のフレ−ム2上には2本を1組として前後にコイルバ
ネ3が立設されている。4は左右に設けられた支持板で
あって、前記コイルバネ3によってコンベヤ1の上方に
支持されている。
度を調整可能なコンベヤで、搬送物21、例えばチョコ
レ−トを図中矢印方向へ搬送する。2はフレ−ムで、左
右のフレ−ム2上には2本を1組として前後にコイルバ
ネ3が立設されている。4は左右に設けられた支持板で
あって、前記コイルバネ3によってコンベヤ1の上方に
支持されている。
【0007】5はコンベヤ1の搬送方向に直交して設け
られた振動板で、振動モ−タ6が取付けられている。7
はふるい枠で、底部には金網8が取付けられており、左
右側部を支持板4に固定され、又、上部を上板9に、下
部を下板10にそれぞれ固定されている。そして上板
9、下板10の後端は振動板5に固定されている。従っ
て振動モ−タ6を駆動させると、ふるい枠7を振動させ
て、ふるい枠7に収容された微粉体22をふるい落とす
ことができる。金網8には、微粉体22がココアの場合
は24メッシュ、粉糖の場合は20メッシュのものを用
いている。
られた振動板で、振動モ−タ6が取付けられている。7
はふるい枠で、底部には金網8が取付けられており、左
右側部を支持板4に固定され、又、上部を上板9に、下
部を下板10にそれぞれ固定されている。そして上板
9、下板10の後端は振動板5に固定されている。従っ
て振動モ−タ6を駆動させると、ふるい枠7を振動させ
て、ふるい枠7に収容された微粉体22をふるい落とす
ことができる。金網8には、微粉体22がココアの場合
は24メッシュ、粉糖の場合は20メッシュのものを用
いている。
【0008】11は規制板で、前方に開口するコ字状に
形成されており、内側左右には凹部11′が対向して設
けられている。この規制板11は、金網8上に着脱自在
に載置される。12はロ−ラであって、両端部を規制板
11の凹部11′に遊嵌されて、コンベヤ1の搬送方向
に直交して金網8上に載置される。金網8上に於けるロ
−ラ12の位置、即ち搬送物21上に微粉体22を落下
させる位置は、規制板11の形状を変更することによっ
て自由に選択できる。又、金網8の有効幅Wも規制板1
1の形状変更により自由に選択できる。なお、図示例で
は、規制板11の厚みは5mm、ロ−ラ12の外径は2
0mmである。
形成されており、内側左右には凹部11′が対向して設
けられている。この規制板11は、金網8上に着脱自在
に載置される。12はロ−ラであって、両端部を規制板
11の凹部11′に遊嵌されて、コンベヤ1の搬送方向
に直交して金網8上に載置される。金網8上に於けるロ
−ラ12の位置、即ち搬送物21上に微粉体22を落下
させる位置は、規制板11の形状を変更することによっ
て自由に選択できる。又、金網8の有効幅Wも規制板1
1の形状変更により自由に選択できる。なお、図示例で
は、規制板11の厚みは5mm、ロ−ラ12の外径は2
0mmである。
【0009】13はふるい枠7の上流側に設置された送
風管で、後面には多数の送風孔14が上下に複数段、例
えば2段に設けられており、又上面には、図示しないシ
ャッタにより開口度を調整自在な、複数の風速調整穴1
5が設けられている。この送風管13は、コンベヤ1の
搬送方向に直交してフレ−ム2上に立設され、図示しな
い送風機による送風、又は送風管13に内蔵した電動フ
ァンによる送風により、ふるい落とされる微粉体Wに送
風孔14群から、コンベヤ1の搬送方向と平行に空気を
吹き付ける。送風管13をふるい枠7の下流側に設ける
ことも可能である。
風管で、後面には多数の送風孔14が上下に複数段、例
えば2段に設けられており、又上面には、図示しないシ
ャッタにより開口度を調整自在な、複数の風速調整穴1
5が設けられている。この送風管13は、コンベヤ1の
搬送方向に直交してフレ−ム2上に立設され、図示しな
い送風機による送風、又は送風管13に内蔵した電動フ
ァンによる送風により、ふるい落とされる微粉体Wに送
風孔14群から、コンベヤ1の搬送方向と平行に空気を
吹き付ける。送風管13をふるい枠7の下流側に設ける
ことも可能である。
【0010】この装置を駆動すると、ふるい枠7が振動
して微粉体22が金網8からふるい落とされるが、ロ−
ラ12はふるい枠7の振動により緩やかに回転しながら
僅かに上下動することにより、金網8が絶えずロ−ラ1
2に打たれることになる。この結果金網8の目詰まりが
起きない。さらに、金網8の有効幅Wいっぱいに微粉体
22を搬送物21上にふるい落とすことができる。
して微粉体22が金網8からふるい落とされるが、ロ−
ラ12はふるい枠7の振動により緩やかに回転しながら
僅かに上下動することにより、金網8が絶えずロ−ラ1
2に打たれることになる。この結果金網8の目詰まりが
起きない。さらに、金網8の有効幅Wいっぱいに微粉体
22を搬送物21上にふるい落とすことができる。
【0011】しかしながら、ロ−ラ12を設けただけで
は搬送物21の上に均一な厚みの微粉体層を形成できな
い。ふるい枠7は0.5mmのストロ−クで前後に振動
するすため、金網8の目の直下に厚く微粉体層が降り積
もるからである。均一な厚みの微粉体層を形成するため
には、ふるい落とされる微粉体22に、極めて遅い風速
で空気を送る必要がある。
は搬送物21の上に均一な厚みの微粉体層を形成できな
い。ふるい枠7は0.5mmのストロ−クで前後に振動
するすため、金網8の目の直下に厚く微粉体層が降り積
もるからである。均一な厚みの微粉体層を形成するため
には、ふるい落とされる微粉体22に、極めて遅い風速
で空気を送る必要がある。
【0012】このために送風管13が、ふるい枠7の上
流側に設けられている。実験によれば、微粉体22がコ
コアである場合には、斜降する微粉体22の降下線と鉛
直線との角度αが約30である場合には、降下する微粉
体22が均一に分散し、厚みが均一な微粉体層を形成で
きる。もとより、微粉体22の種類、性状によって風速
を適宜調整する。
流側に設けられている。実験によれば、微粉体22がコ
コアである場合には、斜降する微粉体22の降下線と鉛
直線との角度αが約30である場合には、降下する微粉
体22が均一に分散し、厚みが均一な微粉体層を形成で
きる。もとより、微粉体22の種類、性状によって風速
を適宜調整する。
【0013】なお、この装置は菓子のデコレ−ションの
みならず、広く加工物の上面に微粉体層を形成するため
に応用できる。
みならず、広く加工物の上面に微粉体層を形成するため
に応用できる。
【0014】
【発明の効果】ふるい枠の金網の上に、ほぼ同一位置で
上下動するロ−ラを設け、さらに降下する微粉体を送風
管で均一に分散させるため、微粉体を金網の幅と同じ幅
で搬送物上にふるい落とすとともに、金網の目詰まりを
起こさせず、幅や厚みが均一な微粉体層を形成すること
が可能である。
上下動するロ−ラを設け、さらに降下する微粉体を送風
管で均一に分散させるため、微粉体を金網の幅と同じ幅
で搬送物上にふるい落とすとともに、金網の目詰まりを
起こさせず、幅や厚みが均一な微粉体層を形成すること
が可能である。
【0015】既存の微粉体ふるい装置にも容易に実施で
きるので、経済的である。
きるので、経済的である。
【図1】要部拡大側面図である。
【図2】側面図である。
【図3】平面図である。
1 コンベヤ 5 振動板 6 振動モ−タ 7 ふるい枠 8 金網 11 規制板 12 ロ−ラ 13 送風管 21 搬送物 22 微粉体
Claims (2)
- 【請求項1】 コンベヤの上方に設置されて、微粉体を
収容し振動モ−タで振動するふるい枠の底部の金網上
に、ほぼ同一位置で振動するロ−ラをコンベヤの搬送方
向に直交して載置するとともに、ふるい枠から落下する
微粉体を均一に分散させる空気を送る送風管を設けてな
る微粉体ふるい装置。 - 【請求項2】 金網上には、ロ−ラの両端部を遊嵌する
凹部を設けた規制板が載置される請求項1の微粉体ふる
い装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08028698A JP3208708B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 微粉体ふるい装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08028698A JP3208708B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 微粉体ふるい装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11253103A true JPH11253103A (ja) | 1999-09-21 |
JP3208708B2 JP3208708B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=13714039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08028698A Expired - Fee Related JP3208708B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 微粉体ふるい装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3208708B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014018195A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-03 | Suzuki Kiko Kk | 粉体振掛け装置 |
JP2015015921A (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 愛知電熱株式会社 | 粉体振りかけ装置 |
CN110756404A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-02-07 | 深圳市赢合科技股份有限公司 | 一种基材上制作涂覆层的装置及方法 |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP08028698A patent/JP3208708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014018195A (ja) * | 2012-07-24 | 2014-02-03 | Suzuki Kiko Kk | 粉体振掛け装置 |
JP2015015921A (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 愛知電熱株式会社 | 粉体振りかけ装置 |
CN110756404A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-02-07 | 深圳市赢合科技股份有限公司 | 一种基材上制作涂覆层的装置及方法 |
CN110756404B (zh) * | 2019-11-07 | 2024-05-14 | 深圳市赢合科技股份有限公司 | 一种基材上制作涂覆层的装置及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3208708B2 (ja) | 2001-09-17 |
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Legal Events
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R250 | Receipt of annual fees |
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