JPH10151416A - 振動篩の支持機構 - Google Patents

振動篩の支持機構

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JPH10151416A
JPH10151416A JP33041796A JP33041796A JPH10151416A JP H10151416 A JPH10151416 A JP H10151416A JP 33041796 A JP33041796 A JP 33041796A JP 33041796 A JP33041796 A JP 33041796A JP H10151416 A JPH10151416 A JP H10151416A
Authority
JP
Japan
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sieve
flexible
powder
vibrating sieve
forming chamber
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33041796A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Nishikawa
義光 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiha Corp
Original Assignee
Nichiha Corp
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Publication date
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Publication of JPH10151416A publication Critical patent/JPH10151416A/ja
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は粉体を振動篩を通して均一に散布する
ことを課題とする。 【解決手段】振動機9Bによって振動せしめられる振動
篩9の上端を上枠1Aから可撓紐12または可撓帯によ
って吊下支持し、下端部には左右側枠1B,1Bに差渡
されている可撓ワイヤ20を当接して所定角度で傾斜せ
しめる。上記支持機構では可撓ワイヤ20は小径である
から該ワイヤ20上に粉体は堆積しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば無機質板を乾
式あるいは半乾式法で製造する場合、フォーミング装置
に使用される振動篩の支持機構に関するものである。
【0002】
【発明の背景】無機質板を乾式あるいは半乾式法で製造
する場合には、セメント、木質繊維等の原料混合物粉体
を図6に示すフォーミング装置において型板上にマット
をフォーミングし、該マットを圧締養生硬化せしめる。
図6〜図8に示すフォーミング装置において、(1) はフ
ォーミングチャンバーであり、該フォーミングチャンバ
ー(1) の底部には搬送ベルトコンベア(2) 上に表面に凹
凸模様(3A)を有する型板(3) が配置され、該型板(3) は
該搬送ベルトコンベア(2) によって矢印イ方向へ搬送さ
れる。該型板(3) 上方には供給ベルトコンベア(4) が配
置され、該供給ベルトコンベア(4) の末端には上側に供
給ブラシ、下側に清掃ブラシ(6) が配置されている。該
フォーミングチャンバー(1) の型板(3) 搬送方向側(後
段側)にはケーシング(71)内に収納されている送風機(7
2)と、該送風機(72)に分配ダクト(74)を介して連絡する
上下一対の送風口(73,73)とからなる主送風装置(7) が
配置され、該送風口(73)はフォーミングチャンバー(1)
内に型板(3) 搬送方向とは逆の方向(前段側)に風を吹
付けるようになっており、該フォーミングチャンバー
(1) の前段側には該送風口(73)から吹付けられた空気を
回収して送風機(72)に循環させる循環経路(8) が開口し
ている。更に該フォーミングチャンバー(1) の前段側下
部には送風機(72)に分配ダクト(74)から分岐したダクト
(74A) を介して連絡する送風口(73A) からなる副送風装
置(7A)が配置され、該送風口(73A) は後段側に風を吹付
けるようになっている。なお主送風装置(7) の送風口(7
3)と副送風装置(7A)の送風口(73A) とにはハンドル(75,
75A)によって操作される風量調節弁(76,76A)が取付けら
れている。更に該フォーミングチャンバー(1) 内には該
送風口(73)と相対して振動篩(9) が傾斜角度調節可能お
よび前後移動可能に設置されている。上記フォーミング
装置にあっては、粉体(10)を供給ベルトコンベア(4) 上
で矢印ロ方向に搬送し、該供給ベルトコンベア(4) の末
端において矢印ハ方向に回転する散布ロール(5) によっ
て該粉体(10)をほぐしつゝフォーミングチャンバー(1)
内後段よりに落下させる。該粉体(10)は例えばセメン
ト、ケイ酸含有物質、石膏等の硬化性無機粉体、木片、
木粉、パルプ、木質繊維束等の補強材、若干の水等の混
合物であり、例えば補強材として分岐および/または弯
曲および/または折曲させることによって嵩高くせられ
たものを用いると散布ロール(5) による粉体(10)のほぐ
れが非常に容易となり、粉体(10)を型板(3) 上に均一に
散布することが出来る。フォーミングチャンバー(1) 内
に落下した粉体(10)は先ず主送風装置(7) の送風口(73)
から矢印ニに示す前段方向に吹付けられる風により矢印
ホに示すように前段方向に配向せられ、振動篩(9) によ
って篩別された後、更に送風口(73)から吹付けられる風
によって風選されてより微細な粉体(10)はフォーミング
チャンバー(1) 内においてより前段位の型板(3) 上に落
下堆積し、より粗大な粉体(10)はフォーミングチャンバ
ー(1) 内においてより後段位の型板(3) 上に落下堆積す
るが、この際微細な粉体(10)は型板(3) 直上で副送風装
置(7A)の送風口(73A) から矢印トに示す後段方向に吹付
けられる風により矢印チに示すように若干後段方向に配
向せられる。そして最も粗大な粉体(10)は振動篩(9) 上
に残存し振動篩(9) 上から矢印ヘに示すように落下して
フォーミングチャンバー(1) 内において最後段位の型板
(3) 上に堆積する。該型板(3) は前述したように搬送ベ
ルトコンベア(2) によりフォーミングチャンバー(1) 内
を前段側から後段側へ搬送されるので、型板(3) 上には
最下位に最も微細な粉体が堆積され、上に行くにしたが
って粒度が粗大な粉体が堆積されることになる。このよ
うにして図8に示すように下へ行くにしたがって粒度が
微細になる構造を有するマット(10B) がフォーミングさ
れる。該マット(10B) において、上記したように粉体(1
0)は型板(3)直上で副送風装置(7A)の送風口(73A) から
吹付けられる風により若干後段方向に配向せられるの
で、図8に示すように型板(3) の凹凸模様(3A)の凸部(3
1A) の前段側にも該微細な粉体(10)が充填されることに
なる。そしてこのような型板(3)上にフォーミングされ
たマット(10B) を圧締養生硬化して無機質板を製造す
る。
【0003】
【従来の技術】従来の振動篩(9) の支持機構を図9およ
び図10に示す。振動篩(9) は篩本体(9A)と、該篩本体
(9A)の上縁に取付けられている振動機(9B)とからなり、
該振動篩(9) の上縁はフォーミングチャンバー(1) の上
枠(1A)に取付けられている吊環(11)に通した可撓性紐(1
2)によって吊下げられており、該振動篩(9) の下部には
フォーミングチャンバー(1) の左右側枠(1B,1B) のスラ
イドブラケット(13)に取付けられている支持体(14)を当
接させることによって所定角度の傾斜を与えられて支持
されている。該支持体(14)は円柱状のゴムからなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成において
は、粉体(10)が大径の円柱状のゴムからなる支持体(14)
上に堆積し、ある程度の量となると該支持体(14)からマ
ット(10B) 上に落下する。そうすると支持体(14)から落
下した粉体(10)によってその部分のマット(10B)の粉体
量が多くなり、その結果製造される無機質板の密度や強
度が不均一になると言う問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、振動機(9B)によって振動
せしめられる振動篩(9) の上端を上枠(1A)から可撓紐(1
2)または可撓帯によって吊下支持し、下端部には左右側
枠(1B,1B) に差渡されている可撓ワイヤ(20)を当接して
所定角度で傾斜せしめた振動篩(9) の支持機構を提供す
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一具体例を図1〜図6に
示す。図に示す振動篩(9) は篩本体(9A)と、該篩本体(9
A)の上縁枠(9C)上に設置されている振動機(9B)とからな
り、図3および図4に示すように該振動機(9B)の上縁枠
(9C)の左右端部にはカラー(15)が篩本体(9A)と共にボル
ト(16)とナット(17)によって締付固定されており、該カ
ラー(15)にはフォーミングチャンバー(1) の上枠(1A)か
ら吊下されているループ状のゴム紐からなる可撓紐(12)
あるいは弾性帯等からなる可撓帯が懸架されており、該
可撓紐(12)の根端はフォーミングチャンバー(1) の上枠
(1A)に取付けられているフック(18)に固定され、中間部
には上枠(1A)に前後摺動可能に取付けられている吊環(1
9)に通されている。
【0007】該振動篩(9) の下部はフォーミングチャン
バー(1) の左右側枠(1B,1B) のスライドブラケット(13,
13) に差渡されているピアノ線等の可撓ワイヤ(20)に当
接しているが、該スライドブラケット(13,13) には前後
一対の長孔(13A,13A) が設けられており、該スライドブ
ラケット(13,13) は該長孔(13A,13A) を介してボルト(2
1)とナット(22)によって締付固定されている。
【0008】上記振動篩(9) は吊環(19)を前後摺動さ
せ、あるいはスライドブラケット(13,13) を長孔(13A,1
3A) の範囲で前後摺動させることによって図1に示す傾
斜角θおよび前後位置を調節される。この場合、該吊環
(19)は上枠(1A)に設けられている目盛り(23)によって摺
動位置決定の目安とする。
【0009】上記構成の支持機構によって支持されてい
る振動篩(9) は振動機(9B)にリード線(24)から通電して
作動せしめることによって振動し、上方から落下する粉
体(10)は振動篩(9) によって篩別され、型板(3) 上に落
下堆積かるが、この際、可撓ワイヤ(20)は例えば3〜6
mm程度の小径であるから、該可撓ワイヤ(20)上には該粉
体(10)は堆積しないので、従来のように大径の支持体(1
4)上に堆積した粉体(10)がマット(10B) 上に落下して製
造される無機質板の密度や強度が不均一になると言う不
具合は回避される。なお該ワイヤ(20)は可撓性であるか
ら、振動篩(9)の振動への干渉は少ない。
【0010】
【発明の効果】したがって本発明においては、粉体を均
一に散布することが出来、本発明の振動篩を繊維板製造
に用いられるフォーミング装置に適用すれば、密度や強
度の均一な無機質板が製造出来る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図5は本発明の一具体例を示すものである。
【図1】振動篩側面図
【図2】振動篩正面図
【図3】振動篩上縁部分側面図
【図4】振動篩上縁角部分正面図
【図5】ワイヤ差渡し部分平面図図6〜図7はフォーミ
ング装置を示すものである。
【図6】装置説明側面図
【図7】装置説明平面図
【図8】フォーミングされたマットの状態の説明図図9
〜図10は従来例を示すものである。
【図9】振動篩側面図
【図10】振動篩正面図
【符号の説明】
1 フォーミングチャンバー 1A 上枠 1B 側枠 9 振動篩 9A 篩本体 9B 振動機 9C 上縁枠 12 可撓紐(可撓帯) 18 フック 19 吊環 20 可撓ワイヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動機によって振動せしめられる振動篩の
    上端を上枠から可撓紐または可撓帯によって吊下支持
    し、下端部には左右側枠に差渡されている可撓ワイヤを
    当接して所定角度で傾斜せしめたことを特徴とする振動
    篩の支持機構
JP33041796A 1996-11-25 1996-11-25 振動篩の支持機構 Withdrawn JPH10151416A (ja)

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JP33041796A JPH10151416A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 振動篩の支持機構

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JP33041796A JPH10151416A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 振動篩の支持機構

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JPH10151416A true JPH10151416A (ja) 1998-06-09

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ID=18232378

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105600318A (zh) * 2016-02-25 2016-05-25 黎钊彬 一种稳定物料振动器
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CN112770850A (zh) * 2019-03-29 2021-05-07 日吉华株式会社 建材制造装置以及建材制造方法

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Effective date: 20040203