JP3290622B2 - 振動ふるい装置 - Google Patents

振動ふるい装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ふるい分別など
のふるい分け処理に際して、ふるい網にふるい分け対象
物が付着し難いふるい装置の提供、特に、植物育成用培
地、当該培地の構成材、当該培地構成材の混合物などの
比較的付着し易い傾向を有する塊状物などのふるい分け
に適した振動ふるい装置の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】畑土壌、水田土壌、浄水場において生ず
る沈澱物からなる土、バーク堆肥などの堆肥類、各種の
土壌改良材などの植物の育成に用いられる培地の構成
材、これらの混合物などを、培地あるいは培地構成材と
して都合の良い大きさとなるように分別し、大きい塊状
物あるいは長尺状の混入物などを取除く処理にあたって
振動ふるい機が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の植物育成用培地、当該培地の構成材、当該培地構成材
の混合物などを振動ふるい機を用いることによって、当
該培地あるいは培地構成材に適しない大きな塊状物、あ
るいは長尺状物などの分別をなす処理に際して、これら
の植物育成用培地、当該培地の構成材、当該培地構成材
の混合物などがふるい網に付着し易く、この為、角スコ
ップ、ワイヤデッキブラシなどを用いて当該ふるい網に
付着成長する付着物の除去をなす必要があり、これらの
付着物の発生に伴うふるい効率の低下と、付着物の除去
に多くの労力を要するなどの難があった。
【0004】この発明は、ふるい網に付着し易い傾向を
有する物のふるい分け、例えば、植物育成用培地、当該
植物育成用培地の構成材、当該植物育成用培地構成材の
混合物などの比較的ふるい網に付着し易い傾向にある塊
状物のふるい分け、例えば、分別に際して、このふるい
分け物がふるい網に付着し難い構成の振動ふるい装置の
提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る振動ふる
い装置は、前記の目的を達成するために、この振動ふる
い装置を、植物育成用培地、植物育成用培地の構成材ま
たは植物育成用培地構成材の混合物をふるい対象物とす
るふるい装置であって、前記ふるい装置におけるふるい
網の下方の空間に対して、このふるい網に対するふるい
対象物の付着・成長を抑制する加熱エアを供給する加熱
エアの供給手段を有している構成としてある。
【0006】このように構成される振動ふるい装置にあ
っては、ふるい網の下方の空間に供給される加熱エア
が、ふるい網と、このふるい網に付着・成長するふるい
対象物に対して作用し、このふるい網に対するふるい対
象物の付着・成長を抑制することができる。
【0007】また、前記の目的を達成するために、請求
項2記載の発明に係る振動ふるい装置を、前記請求項1
記載の振動ふるい装置において、加熱エアの供給手段を
ジェット噴霧式バーナとしてある。
【0008】このように構成される振動ふるい装置にあ
っては、比較的大容量の温、熱風を振動ふるい装置のふ
るい網の下方空間に供給することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の典型的な一実施の
形態に係る振動ふるい装置について詳細に説明する。
【0010】図1は、この振動ふるい装置の主要部を正
面側から模式的に示している。また、図2では、その主
要部を破断することで、更に具体的に示している。更
に、図3では、この振動ふるい装置を、ふるい対象物の
投入側と反対の側、特に、振動ふるい機における下流側
から見て示している。
【0011】この実施の形態に係る振動ふるい装置は、
ふるい網10の下方の空間Kに対して、このふるい網1
0に対するふるい対象物Fの付着・成長を抑制する加熱
エアGを供給する加熱エアの供給手段Eを備えた構成と
してある。
【0012】先ず、この振動ふるい装置は、振動ふるい
機Aと、この振動ふるい機Aに対してふるい対象物Fを
供給するベルトコンベヤBと、この振動ふるい機Aにお
けるふるい網10上に残ったふるい対象物F、所謂網上
物F’を運搬するベルトコンベヤCと、この振動ふるい
機Aにおけるふるい網10を通過したふるい対象物F、
所謂、網下物F”を運搬するベルトコンベヤDと、この
振動ふるい機Aにおけるふるい網10の下方の空間Kに
対して加熱エアGを提供する加熱エアの供給手段Eとを
備えた構成としてある。
【0013】この振動ふるい装置を構成する振動ふるい
機Aは、各種の振動ふるい機を用いることができる。こ
の実施の形態に係る振動ふるい装置においては、その典
型的な振動ふるい機の一つとしてローヘッドスクリーン
タイプの振動ふるい機(近畿工業株式会社製、型式;ロ
ーヘッド振動ふるい機NLH)を示している。この振動
ふるい機Aは、設置ベース1に設けた支持部材2に対し
て、振動吸収用のコイルバネ3を介して本体4を設けて
構成してある。
【0014】かかるコイルバネ3を介して設置ベース1
の支持部材2上に設けられている本体4は、その上部
に、振動発生手段、所謂バイブレータとして機能する起
振体5を備えてあり、この起振体5を駆動モータ6によ
って駆動することで、ふるい網10上にあるふるい対象
物Fを、その上流側10a(ふるい対象物Fの投入側)
から下流側10b(振動ふるいの振動によって、ふるい
対象物Fが送られる前記投入側と反対の側)に向けて、
上下方向に跳ねながら移動する向きの振動を当該本体4
にもたらす構成としてある。尚、7は、この駆動モータ
6の駆動を起振体5に伝えるベルトであって、駆動モー
タ6のプーリ8と、起振体5のプーリ9間に掛け渡して
ある。
【0015】即ち、この振動ふるい機Aの本体4は、ほ
ぼ長方体形状に構成された機枠4aを有し、この機枠4
aの両側と、ふるい対象物Fの供給側にある側面とを夫
々側板4b、側板4cとによって塞ぐと共に、側板4c
と向き合った側、即ち、ふるい対象物Fの送り出される
所謂、ふるい網10の下流側10bにある機枠4aにシ
ュート11が設けてあり、これらに適宜の補強手段を備
えた状態でふるい網10を設け、典型的には、その上下
方向が開口された構成としてある。
【0016】かかる振動ふるい機Aの本体4に備えられ
るふるい網10は、この本体4の比較的上部側にあっ
て、各側板4b、4b間を亘るように張設してあり、こ
の図示例においては、側板4c側とシュート11の備え
られる側との間、より具体的には、枠体4aの側部にあ
って、シュート11に対してふるい対象物F、特に網上
物F’を送り出すガイド板12と前記側板4cとの間に
亘って、ほゞ水平の状態に設けてある。
【0017】この振動ふるい機Aの本体4に備えられる
ふるい網10は、ふるい対象物F、例えば、植物育成用
培地、当該植物育成用培地の構成材、当該植物育成用培
地構成材の混合物などの塊状物のふるい処理に都合の良
い目開き寸法を備えたものとして用意され、例えば、ス
テンレススチールなどの金属製の網材によって構成され
る四角形状の網目をなすものが用いられる。
【0018】尚、本明細書において、植物育成用培地の
構成材とは、植物の育成に用いられる培地を構成する畑
土壌、水田土壌、浄水場において発生する沈澱物からな
る土(通例、所要の含水率まで水分が取り除いてあり、
浄水ケーキ、脱水ケーキ、浄水場発生土などと称す
る。)、バーク堆肥などの堆肥類、土壌改良材などを称
するものであって、これらの一種又は二種以上によって
植物の育成に用いられる培地、所謂、園芸用培土などの
植物育成用培地(通例、培土、培養土などとも称され
る。)を構成する。
【0019】また、この振動ふるい機Aの本体4に備え
られる起振体5は、前記プーリ9の回転軸13に備えら
れている伝達手段によって駆動されて、ふるい網10に
所期の振動をもたらすものであって、前記枠体4aの上
方にあって、各側板4b、4bから上方に延設されてい
る上部側板部4b’、4b’間に亘るように設けてあ
る。
【0020】かかる振動ふるい機Aに備えられる起振体
5は、ふるい網10の上流側10aにベルトコンベヤB
から受け入れたふるい対象物Fが、このふるい網10上
を跳ねながら、漸次、ふるい網10の下流側10bに移
動される向きの振動を当該振動ふるい機Aにもたらすよ
うに構成してある。
【0021】かかる構成よりなる振動ふるい機Aにあっ
ては、ベルトコンベヤBによって,ふるい網10の上流
側10aに受け入れたふるい対象物Fを、当該振動ふる
い機Aの振動によってふるい網10上を下流側10bに
向けて跳ねさせながらふるい、ふるい網10を通過した
網下物F”をベルトコンベヤD上にふるい落しながら、
そのふるい網10上に残された網上物F’を漸次ガイド
板12に案内し、ベルトコンベヤCに受け渡す構成とし
てある。
【0022】かかる振動ふるい機Aに対してふるい対象
物Fを供給するベルトコンベヤBは、典型的にはベルト
フィーダなどの定量供給手段によって切り出された植物
育成用培地、植物育成用培地の構成材、植物育成培地構
成材の混合物などの比較的付着し易い傾向を有する塊状
のふるい対象物Fを当該振動ふるい機Aに定量的に、且
つ連続して供給するものであって、供給されるふるい対
象物Fが、ふるい網10の面に都合良く拡散した状態に
供給されるように、この振動ふるい機Aにおけるふるい
網10の網面より所要の距離を離した高さに、その荷下
し位置を設定してある。
【0023】また、かかる振動ふるい機Aにおけるふる
い効率を高める目的で、この供給ベルトコンベヤBから
ふるい網10面に投下されるふるい対象物Fが突き当る
位置に樋状をなす第1のシュート13を、その樋状面を
前記ベルトコンベヤBの荷下ろし側に向けて設け、この
第1のシュート13の下方にあって、該第1のシュート
13からふるい対象物Fを受け得る位置に樋状面を向け
て樋状をなす第2のシュート14を設け、この第2のシ
ュート14から前記ふるい網10に向けてふるい対象物
Fを供給する構成としてある。
【0024】尚、このベルトコンベヤBから供給される
ふるい対象物Fは、前記の第1のシュート13から第2
のシュート14に案内されて振動ふるい装置Aのふるい
網10の面に都合良く案内されるものであって、15
は、当該ベルトコンベヤBのヘッドプーリを、16は、
このヘッドプーリを駆動プーリとして当該ベルトコンベ
ヤBのコンベヤベルト18を駆動するモータを、17
は、スナブプーリを示している。
【0025】次いで、前記の振動ふるい機Aのふるい網
10の網上物F’の運搬に用いられるベルトコンベヤC
は、ふるい網10の下流側10bに連続して設けられて
いるガイド板12から落下される網上物F’を、シュー
ト11によって、受ける位置に設けてあり、この図示例
にあっては、ふるい網10におけるふるいの流れ方向に
対して直交する向きにコンベヤベルト19が駆動する構
成としてあり、20はキャリアローラを、21はリター
ンローラを、22はテールプーリを示している。尚、ヘ
ッドプーリと、駆動プーリ、及び、これを駆動するモー
タなどの図示は省略してある。
【0026】かかるベルトコンベヤCによって運搬され
る網上物F’は、例えば、この振動ふるい装置によるふ
るい対象物Fが、植物育成用培地、植物育成用培地の構
成材、植物育成用培地構成材の混合物などである場合に
あっては、これを別段に用意される粉砕手段などの適宜
の処理手段に案内するなどして処理する。
【0027】次いで、前記の振動ふるい機Aのふるい網
10を通過した網下物F”の運搬に用いられるベルトコ
ンベヤDは、この振動ふるい機Aのふるい網10の下方
に沿って、このふるい網10からふるい落されるふるい
対象物F、特に、その網下物F”を受けるシュート23
の下方にあって、このシュート23から網下物F”を都
合良く受け得る位置にコンベヤベルト24を張設するよ
うに設けてある。尚、25は、このベルトコンベヤDの
テールプーリを、26は、ヘッドプーリを、27は、こ
のヘッドプーリ26を駆動プーリとして、これを駆動す
るモータを示しており、28はスナブプーリを、29
は、このベルトコンベヤDのキャリヤローラを、30は
リターンローラを示している。
【0028】このように構成される振動ふるい装置にあ
っては、ふるい網10の3方向が夫々、側板4b、4
b、側板4cと、これらに続くシュート23によって覆
われていると共に、残された枠体4aの一方の側、即
ち、ふるい網10の下流側10bが、シュート11と、
このシュート11で覆われていない部分の当該枠体4a
の下部側を覆う側板4dと、更に、この側板4dの下端
から延設されているシュート23によって覆ってあり、
シュート23の下方がベルトコンベヤDのコンベヤベル
ト24が備えられる構成としてあり、これらによってふ
るい網10の下方に空間Kが構成される。
【0029】尚、この振動ふるい機Aの上部側、即ち、
ふるい網10の上方にあっては、前記シュート13、1
4によってふるい対象物Fをふるい網10面に投入する
空間を除いた面を塞ぐことによって、前記空間Kを、ふ
るい網10の上方の塞がれた空間として構成することも
できる。
【0030】尚、前記振動ふるい機Aに備えられるシュ
ート11は、ふるい網10の下流側10bにあって、こ
のふるい網10の全幅に亘って備えられており、結果的
に、振動ふるい機Aにおける当該下流側10bの枠体4
aの全幅を覆う構成としてある。
【0031】かかるシュート11は、このふるい網10
におけるふるい対象物Fの流れ方向に直交する向きに、
このふるい網10に連続して設けられているガイド板1
2から落下される網上物F’を受け得るように設けてあ
り、枠体4aに沿って、該枠板4aの下部側に設けられ
る内板11aと、これに向き合った外板11bと、この
内板11a及び外板11bとの間を塞ぐ側板11c、1
1cとによって、上下が開口され、しかも、下窄まりの
枠状体に構成され、その下側の開口をベルトコンベヤC
のコンベヤベルト19に向けて開口する構成としてあ
る。
【0032】かかるシュート11の外板11bにおける
ふるい網10の延長線よりも下方の位置に、加熱エアの
供給手段Eの加熱エアGの供給口31aを開口するよう
に設けると共に、この供給口31aから加熱エアGを前
記空間Kに供給する加熱エアの供給手段Eを設ける。
【0033】また、シュート11の内板11aは、枠体
4aの下部側にのみ設けてあり、前記供給口31aに対
応する側にある上部側が無く、当該部分が開口32とし
てあり、この開口32の下端にある内板11aの上端か
ら側板4dが垂設されており、シュート23に連続する
塞ぎ面を構成するようにしてある。
【0034】かかる構成よりなる振動ふるい装置にあっ
ては、振動ふるい機Aにおいて、そのふるい網10の下
流側10bにあるふるい網10の下方に開口32が設け
られていると共に、この開口32に向けて供給口31a
が設けてあり、加熱エアの供給手段Eによる供給加熱エ
アGを空間Kに対して都合良く案内できる構成としてあ
る。
【0035】かかる振動ふるい装置を構成する加熱エア
の供給手段Eは、適宜のエアの加熱手段、例えば、図示
例のジェット噴霧式バーナ31を用いることができる。
【0036】かかるジェット噴霧式バーナ31は、油圧
タンク31b、燃焼室31c、ノズル31dから燃料を
噴霧する噴霧手段31e、送風機31fなどを備えた一
般的なジェット噴霧式バーナを用いることができる。
【0037】かかるジェット噴霧式バーナ31によって
加熱された加熱エアGを、前記シュート11の外側11
bに設けた供給口31aから、開口32を介して振動ふ
るい機Aのふるい網10の下方に設けられている空間K
に送り込む。
【0038】このようなジェット噴霧式バーナ31を加
熱エアの供給手段Eとすることによって、比較的多量の
加熱エアGを連続して振動ふるい機Aのふるい網10の
下方の空間Kに供給することができる。
【0039】このように加熱エアの供給手段Eによって
振動ふるい機Aのふるい網10の下方の空間Kに送り込
まれた加熱エアGは、このふるい網10と、このふるい
網10によってふるい分けされているふるい対象物Fに
対して作用し、これらを、加熱・乾燥するなどによっ
て、ふるい対象物Fがふるい網10に付着する不都合、
及びふるい網10に付着した付着物の成長する不都合を
防ぐことができる。
【0040】かかる振動ふるい装置は、ふるい分けに際
して、ふるい網10に付着し易い傾向にあるふるい対象
物F、特に、植物育成用培地、植物育成用培地の構成
材、植物育成用培地構成材の混合物などのように付着し
易い塊状物のふるい分けに際して、ふるい網10面に当
該培地材が付着することがなく、効率の良いふるい分け
をなすことができる。
【0041】この振動ふるい装置を用いた植物育成用培
地、植物育成用培地の構成材、植物育成用培地構成材の
混合物のふるい処理にあっては、ベルトフィーダなどを
用いてベルトコンベヤBに対して、これらのふるい対象
物Fを定量的に供給すると共に、これらを起振体5によ
って振動しているふるい網10を利用してふるい分けな
がら、その網上物F’をベルトコンベヤCに案内し、こ
れを粉砕機などに送ると共に、網下物F”を園芸用培土
などの製品、あるいは園芸用培土の半製品などとして、
これをベルトコンベヤDによって取り出す構成とするこ
とができる。
【0042】尚、浄水場において発生する沈澱物からな
る土を連続して振動ふるい機Aのふるい網10に供給す
ると共に、これを起振体5を備えたふるい網10でふる
うと共に、空間Kに対して加熱エアの供給手段Eから加
熱エアGを連続して供給し、Y部分における温度をほぼ
70℃としたところ、ふるい網10に対して前記土の付
着がなく、効率良くふるい分けをなすことができた。
【0043】また、かかる振動ふるい装置は、浄水場に
おいて発生する沈澱物からなる土などのふるい分けに際
して、当該土などがふるい網面に付着することがなく、
効率の良いふるい分けをなすことができた。
【0044】
【発明の効果】この発明に係る振動ふるい装置は、ふる
い網の下方の空間に対して、このふるい網に対するふる
い対象物の付着・成長を抑制する加熱エアを供給する加
熱エアの供給手段を有している構成としてある。
【0045】このように構成される振動ふるい装置にあ
っては、ふるい網の下方の空間に供給される加熱エア
が、ふるい網と、このふるい網に付着・成長するふるい
対象物に対して作用し、このふるい網に対するふるい対
象物の付着・成長を抑制することができる特長を有して
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る振動ふるい装置の
主要部を正面から見た構成図
【図2】同主要部を正面から見て一部を破断して示す構
成図
【図3】同主要部を側面から見た構成図
【符号の説明】
A 振動ふるい機 E 加熱エアの供給手段 F ふるい対象物 G 加熱エア 10 ふるい網

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物育成用培地、植物育成用培地の構成
    材または植物育成用培地構成材の混合物をふるい対象物
    とするふるい装置であって、 前記ふるい装置における ふるい網の下方の空間に対し
    て、このふるい網に対する前記ふるい対象物の付着・成
    長を抑制する加熱エアを供給する加熱エアの供給手段を
    有していることを特徴とする振動ふるい装置。
  2. 【請求項2】 加熱エアの供給手段が、ジェット噴霧式
    バーナであることを特徴とする請求項1記載の振動ふる
    い装置。
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