JPH11252859A - 電動機及びそれを用いたヒートシンク装置 - Google Patents

電動機及びそれを用いたヒートシンク装置

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JPH11252859A
JPH11252859A JP10046975A JP4697598A JPH11252859A JP H11252859 A JPH11252859 A JP H11252859A JP 10046975 A JP10046975 A JP 10046975A JP 4697598 A JP4697598 A JP 4697598A JP H11252859 A JPH11252859 A JP H11252859A
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sleeve
electric motor
shaft
frame
fixing ring
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彰友 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリーブ内径の変形を防止することのできる
電動機を得ることを目的とする。 【解決手段】 カップ状のフレームハウジング1aを備
えたフレーム1と、フレームハウジング1aの外周部に
取り付けられたステータ3と、フレームハウジング1a
内に形成された受け座1bに一方端が支持されるように
してはめ込まれたスリーブ6と、スリーブ6に回転自在
にはめ込まれた軸9、およびステータ3に対向配置され
たマグネット11を備えたロータ16と、軸9とスリー
ブ6との隙間に充填されたオイル14と、フレームハウ
ジング1a内に挿入され、スリーブ6を受け座1bに向
けて押圧する固定リング7とを有する電動機とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動圧型流体軸受け
を用いた電動機及びそれを用いたヒートシンク装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における動圧型流体軸受けの電動機
を用いたヒートシンク装置の構成を図7および図8に示
す。
【0003】ここで、図7は従来の半導体冷却用のヒー
トシンク装置を示す断面図、図8は図7のヒートシンク
装置に用いる電動機の軸受け部を示す断面図、図9は図
7の電動機におけるスリーブの変形状態を示すグラフで
ある。
【0004】図7に示すように、フレーム1の凹部に突
出形成されたカップ状のフレームハウジング1aの周囲
には、コイル2の巻かれたステータ3にホール素子等が
備え付けられた駆動回路基板4が設置されている。ステ
ータ3はフレームハウジング1aの外周部に固定されて
おり、駆動回路基板4とフレーム1との間には絶縁シー
ト20が設置されている。また、フレームハウジング1
aの底面には樹脂等で作られたスラスタ5が固定され、
さらに、フレーム1の外周には空気の流れをスムーズに
するためのベルマウス19が固定されている。フレーム
ハウジング1aにはスリーブ6が圧入固定されてステー
タユニット15を構成している。
【0005】ファン8には軸9が一体成型され、軸9に
はファン8の抜け防止用のワッシャ10が取り付けられ
ている。そして、軸9はスラスタ5に当接してスリーブ
6に回軸自在にはめ込まれている。また、ファン8に
は、環状のステータ3と対向するようにマグネット11
およびマグネットヨーク12が固定され、ロータ16を
構成している。
【0006】図8に示すように、スリーブ6の内周面に
はボール転造等により動圧発生溝13が形成され、さら
に、ボール転造により発生した突起を除去してスリーブ
内径を±2μm以下の高精度で仕上げるためにサイジン
グが実施されている。
【0007】この動圧発生溝13には潤滑油としてオイ
ル14が注油され、ラジアル軸受け17を構成してい
る。また、軸9のファン8と反対側の端面は球面に仕上
げられており、スラスタ5と接触してスラスト軸受け1
8を構成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電動機では、次のような問題点を有してい
た。
【0009】近年のパソコン等の電子機器や家庭電化製
品においてはダウンサイジングが進んでおり、それに伴
い、電子機器等に取り付けられるヒートシンク装置及び
冷却ファンモータ等の電動機も小型化・薄型化が要求さ
れている。
【0010】このような電動機の小型化・薄型化により
軸受け部のスペースが非常に小さくなっており、必然的
にスリーブ6の肉厚も薄くせざるを得なくなっている。
また、スリーブ6とフレームハウジング1aの圧入締め
代は加工のバラツキを考慮して最大20μm以上とな
り、図9に示すように、スリーブ6の圧入固定の際、ス
リーブ6の内径に変形等の影響が発生していた。このス
リーブ6の内径の変形により、軸9とスリーブ6との隙
間が不均一となり、動圧発生溝13のポンピング力の低
下、軸9の振れ回わりの増大、軸9とスリーブ6の接
触、オイル14の流出などを引き起こし、軸受けの信頼
性の低下を招いていた。
【0011】また、電子機器等は、高性能・小型化によ
り発熱量が増大しており、それに伴い、電子機器等に取
り付けられるヒートシンク装置及び冷却ファン等に用い
られる電動機は、冷却効果を高めるために高速回転が必
要となってきている。
【0012】これに対して、軸9とスリーブ6の隙間の
表面張力で保持された軸受けのオイル14は、高速回転
化により遠心力に耐えきれずに余剰オイル分が流出し、
さらにその余剰オイル分の流出に引き連られて必要なオ
イル分も軸9やロータを伝わり流出するようになった。
このため、最終的には軸受けのオイル不足が発生して回
転数の低下や電流値が増加したり異音が発生したりし、
さらには、ロータのロックが発生して信頼性を損なって
いた。
【0013】そこで、本発明は、スリーブ内径の変形を
防止することのできる電動機を提供することを目的とす
る。
【0014】また、本発明は、回転時における軸受けか
らのオイル流出を防止することのできる電動機を提供す
ることを目的とする。
【0015】また、本発明は、上記電動機を用いた冷却
効率の高いヒートシンク装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の電動機は、カップ状のフレームハウジング
を備えたフレームと、フレームハウジングの外周部に取
り付けられたステータと、フレームハウジング内に形成
された受け座に一方端が支持されるようにしてはめ込ま
れたスリーブと、スリーブに回転自在にはめ込まれた
軸、およびステータに対向配置されたマグネットを備え
たロータと、軸とスリーブとの隙間に充填されたオイル
と、フレームハウジング内に挿入され、スリーブを受け
座に向けて押圧する固定リングとを有するものである。
【0017】これにより、スリーブが受け座と固定リン
グに挟まれて固定されるようになるので、スリーブのラ
ジアル方向にかかる応力が減少し、スリーブ内径の変形
を防止することができる。
【0018】また、本発明の電動機は、前述した電動機
において、軸の基部の周囲に、軸とスリーブとの間から
飛散するオイルを受け止めるオイルプールが形成された
ものである。
【0019】これにより、回転中に飛散するオイルがオ
イルプールにプールされるので、回転時における軸受け
からのオイル流出を防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、カップ状のフレームハウジングを備えたフレーム
と、フレームハウジングの外周部に取り付けられたステ
ータと、フレームハウジング内に形成された受け座に一
方端が支持されるようにしてはめ込まれたスリーブと、
スリーブに回転自在にはめ込まれた軸、およびステータ
に対向配置されたマグネットを備えたロータと、軸とス
リーブとの隙間に充填されたオイルと、フレームハウジ
ング内に挿入され、スリーブを受け座に向けて押圧する
固定リングとを有する電動機であり、スリーブが受け座
と固定リングに挟まれて固定されるようになるので、ス
リーブのラジアル方向にかかる応力が減少し、スリーブ
内径の変形を防止することができるという作用を有す
る。
【0021】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、スリーブは、フレームハウジン
グに対して、0.1mm以下の隙間を持って挿入され、
または締め代5μm以下で圧入されている電動機であ
り、スリーブのラジアル方向にかかる応力が減少し、ス
リーブ内径の変形を防止することができるという作用を
有する。
【0022】本発明の請求項3に記載の発明は、カップ
状のフレームハウジングを備えたフレームと、フレーム
ハウジングの外周部に取り付けられたステータと、フレ
ームハウジング内に取り付けられた軸と、カップ状のロ
ータハウジングおよびステータに対向配置されたマグネ
ットを備えたロータと、ロータハウジング内に形成され
た受け座に一方端が支持されるようにして取り付けられ
るとともに軸に回転自在にはめ込まれたスリーブと、軸
とスリーブとの隙間に充填されたオイルと、ロータハウ
ジング内に挿入され、スリーブを受け座に向けて押圧す
る固定リングとを有する電動機であり、スリーブが受け
座と固定リングに挟まれて固定されるようになるので、
スリーブのラジアル方向にかかる応力が減少し、スリー
ブ内径の変形を防止することができるという作用を有す
る。
【0023】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3記載の発明において、スリーブは、ロータハウジング
に対して、0.1mm以下の隙間を持って挿入され、ま
たは締め代5μm以下で圧入されている電動機であり、
スリーブのラジアル方向にかかる応力が減少し、スリー
ブ内径の変形を防止することができるという作用を有す
る。
【0024】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1〜4の何れか一項に記載の発明において、固定リング
のスリーブと接触する側の端面が凸凹形状となっている
電動機であり、固定リングの凸部がスリーブに食い込ん
でスリーブの固着力が増すので、スリーブと軸との共回
り、振動の増大、軸受けの焼き付き等を効果的に防止す
ることができるという作用を有する。
【0025】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1〜5の何れか一項に記載の発明において、固定リング
の挿入側の周囲は内側に傾斜している電動機であり、固
定リングを容易にハウジング内に挿入することができる
という作用を有する。
【0026】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1〜6の何れか一項に記載の発明において、軸の外周面
またはスリーブの内周面の何れか一方には、オイルを保
持する動圧発生溝が形成されている電動機であり、軸の
回転がスムーズになるという作用を有する。
【0027】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1〜7の何れか一項に記載の発明において、軸の基部の
周囲には、軸とスリーブとの間から飛散するオイルを受
け止めるオイルプールが形成されている電動機であり、
回転中に飛散するオイルがオイルプールにプールされる
ので、回転時における軸受けからのオイル流出を防止す
ることができるという作用を有する。
【0028】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
8記載の発明において、オイルプールの外周で固定リン
グの内側には、固定リングとの間に所定の隙間を持って
対向されたリブが形成されている電動機であり、オイル
をオイルプールに確実にプールすることができるという
作用を有する。
【0029】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項9記載の発明において、リブと固定リングとの隙間は
300μm以下50μm以上とされている電動機であ
り、リブと固定リングとの隙間に流れたオイルの流出が
有効に防止されるとともに軸受けに効率的にオイルが供
給されるという作用を有する。
【0030】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1〜請求項10のいずれか記載の電動機を備えた冷却
用ファンモータであって、前記電動機のフレームには発
熱体を取付可能としたヒートシンク装置であり、発熱体
の熱を直接電動機のフレームで伝導しそしてフレームが
放熱作用を行うとともに、ファンが起こす空気流が効率
よくフレームに当り放熱効果を高める作用を有する。
【0031】本発明の請求項12に記載の発明は、フレ
ームに板状かもしくはピン状のフィンを立設した請求項
11記載のヒートシンク装置であり、フィンにより放熱
効率を高める作用を有する。
【0032】本発明の請求項13に記載の発明は、電動
機のフレームの側壁には一以上の開口部が設けられてい
る請求項11記載のヒートシンク装置であり、開口部の
位置、大きさ、数を最適に行うことで、空気の流れを他
の発熱体に当てたり、高温の空気をスムーズに排気する
作用を有する。
【0033】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0034】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1によるヒートシンク装置を示す断面図、図2は図1
のヒートシンク装置に用いる電動機の軸受け部を示す断
面図、図3は図1の電動機に取り付けられた固定リング
を示す断面図、図4は図1の電動機と従来の電動機とに
おけるスリーブ内径の変形量を示すグラフである。
【0035】以下に説明する実施の形態を含めて、本実
施の形態における電動機は半導体冷却用のヒートシンク
装置に用いられるものであり、図1に示すように、フレ
ーム1の凹部に突出形成されたカップ状のフレームハウ
ジング1aの周囲には、コイル2の巻かれたステータ3
にホール素子等が備え付けられた駆動回路基板4が設置
されている。フレーム1の凹部には板状かもしくはピン
状のフィン21が立設され、側壁には空気流の通る開口
部(図示せず)が所定の数、所定の大きさで所定の方向
に向けて設けられている。また、フレームハウジング1
aが設けられていない側のフレーム1の底部は半導体素
子等の発熱体が取付可能な平面領域を有している。ステ
ータ3はフレームハウジング1aの外周部に固定されて
おり、駆動回路基板4とフレーム1との間には絶縁シー
ト20が設置されている。また、フレームハウジング1
aの底面には樹脂等で作られたスラスタ5が固定され、
さらに、フレーム1の側壁には空気の流れをスムーズに
するためのベルマウス19が固定されている。
【0036】フレームハウジング1a内には受け座1b
が形成されて、このフレームハウジングにはめ込まれた
スリーブ6の一方端を支持している。スリーブ6はフレ
ームハウジング1aと0.1mm以下の隙間を持って挿
入されるか、もしくは締め代5μm以下の軽い圧入がな
されている。フレームハウジング1aには、はめ込まれ
たスリーブ6を受け座1bに押さえ付ける固定リング7
(図3)が挿入されており、ステータユニット15を構
成している。
【0037】この固定リング7の挿入側の周囲は、たと
えば10°程度の傾斜をもって内側に向いており、容易
にフレームハウジング1aに圧入できるように配慮され
ている。
【0038】ファン8には軸9が一体成型され、この軸
9のファン8と反対側には、ファン8の抜け防止のため
スリットの入ったワッシャ10が圧入されている。そし
て、軸9はスラスタ5に当接してスリーブ6に回転自在
にはめ込まれている。また、ファン8には、環状のステ
ータ3と対向するようにして、マグネット11およびマ
グネットヨーク12が接着等で固定され、ロータ16を
構成している。
【0039】さらに、ファン8から延びる軸9の基部の
周囲には、回転時にスリーブ6と軸9との間から飛散し
たオイルを受け止めるための凹形状のオイルプール8a
が形成されている。このオイルプール8aの容積は、ス
リーブ6と軸9の隙間の容積と同等以上とされている。
また、オイルプール8aの外周で固定リング7の内側に
は、固定リング7に対して、ギャップがたとえば50μ
m〜300μm、オーバーラップ長さがたとえば0.3
mm以上となるリブ8bが形成されている。
【0040】図2に示すように、スリーブ6の内周面に
は、軸9の回転をスムーズに行うための動圧発生溝13
がボール転造等により2ヶ所形成され、さらに、ボール
転造により発生した突起を除去してスリーブ内径を±2
μm以下の高精度で仕上げるためにサイジングが実施さ
れている。この動圧発生溝13には潤滑油としてオイル
14が注油され、軸9と片側2〜12μmの軸受け隙間
を保ちラジアル軸受け17を構成している。なお、動圧
発生溝は軸9の外周面に形成してもよい。
【0041】また、図2に詳しく示すように、軸9のフ
ァン8と反対側の端面は球面に仕上げられており、スラ
スタ5と接触してスラスト軸受け18を構成している。
【0042】なお、スリーブ6の材料としては、切削性
や転造性を考慮してC3604、BC6C等の銅合金が
用いられ、軸9には、耐摩耗性や取り扱い性を考慮して
SUS420J2等のステンレス鋼が用いられている。
また、オイル14はこのファンモータが半導体に直接取
り付けられことが多く熱源に近いことから、高温に耐え
ることができるようにフッ素系合成油が用いられてお
り、極圧性を若干改善するために添加剤が加えられてい
る。
【0043】このような構成のファンモータによれば、
スリーブ6は受け座1bと固定リング7とでサンドイッ
チ状態で固定されているので、スリーブ6のラジアル方
向にかかる応力が減少される。これにより、図4に示す
ように、従来のファンモータに比べてスリーブ内径の変
形量を約1/4に減少させることができる。
【0044】なお、スリーブ6とフレームハウジング1
aとの嵌合は、両者の間に0.1mm以上の隙間を取る
と、スリーブ6とステータ3との芯ずれが発生して回転
ムラ等を引き起こす。また、締め代5μm以上の圧入を
行うと、スリーブ6の内径に0.6μm以上の変形を引
き起こす(図9参照)。このため、前述のように、加工
のバラツキも考慮し、スリーブ6とフレームハウジング
1aの嵌合は0.1mm以下の隙間を持って挿入される
か、もしくは、締め代5μm以下の軽い圧入がなされて
いる。
【0045】また、軸9の基部の周囲に、その容積がス
リーブ6と軸9の隙間の容積以上となるオイルプール8
aが形成され、さらに固定リング7とオイルプール8a
の外周に形成されたリブ8bとが非常に狭い隙間をもっ
て対向しているので、回転時に軸受けから飛散した余剰
なオイル分が確実にオイルプール8aにプールされる。
これにより、必要なオイル分が流出することが防止され
る。
【0046】なお、必要なオイル分が蒸発等で不足気味
になっても、余剰オイル分がスリーブ近傍のオイルプー
ル8aにプールされているので、表面張力のより高い軸
受け隙間に余剰オイル分が随時供給されることとなり、
軸受けのオイル不足を防止することができる。
【0047】ここで、リブ8bと固定リング7との隙間
を、300μm以上にすると、この隙間に流れたオイル
14の表面張力が低くなってオイル14がこの隙間を突
破する。逆に50μm以下にすると、この隙間の表面張
力が強くなってオイル14を吸い上げる現象が起こり、
軸受けのオイル不足およびオイルの摩擦トルクの増大を
招く。このため、オイルプール8aの外周のリブ8bと
固定リング7とは、ギャップ50μm〜300μmの間
で配置されて効果的にオイル14の流出防止を行ってい
る。
【0048】つぎに本実施の形態のヒートシンク装置の
動作について説明する。電動機が回転すると、ファン8
も回転を行い電動機の軸9方向にそって空気を吸い込
み、フィン21によって形成された空気の流路に従って
ながれ、フレーム1の側壁に設けられた開口部から排気
される。このとき空気流は発熱体の熱が伝導されたフレ
ーム1、フィン21から熱を奪い冷却作用を行う。側壁
の開口部の方向はヒートシンク装置から排気された空気
を他の発熱素子に当てるため、また高温になった空気を
電子機器装置からスムーズに排気するため、ヒートシン
ク装置を用いる電子機器装置に合わせて一方向あるいは
複数の方向に開けて用いる。
【0049】フィン21の形状は板状、ピン状に限定さ
れるものではなく、三角状、翼状、渦巻状、円状、放射
状等同様の作用、効果を呈するものであればよい。な
お、ヒートシンク装置が所定の大きさ(40mm角)よ
り小さくなる場合には、電動機の大きさも必然的に小さ
くなり、その結果電動機の出力も小さくなる。従って、
上記の場合、電動機とファンによって発生させられる風
力が小さくなり、フィンを立設すると放出される風量が
小さくなり、かえって放熱効果を悪くすることがある。
このようにヒートシンク装置の大きさが上記の範囲の場
合には、フィンを立設せず、放出される風量を多くして
放熱効果を向上させることが好ましい。
【0050】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2による電動機に取り付けられた固定リングを示す断
面図である。
【0051】本実施の形態での固定リング7は、実施の
形態1におけるそれと異なりスリーブ6と接触する側の
端面が、凸凹形状となっている。
【0052】固定リング7をこのような凹凸形状にする
ことにより、固定リング7を圧入した際に固定リング7
の凸部がスリーブ6に食い込むようになる。したがっ
て、よりスリーブ6の固着力が増し、熱衝撃や振動・落
下衝撃によるスリーブ6の緩みがなくなって、スリーブ
6の軸9との共回り、振動の増大、軸受けの焼き付き等
が効果的に防止されるようになる。
【0053】なお、固定リング7の材料は、バネ性およ
び加工性を考慮し、さらにスリーブ6より硬くスリーブ
6へ食い込み易くすることを配慮して、たとえばSUS
304等のステンレス鋼が用いられている。
【0054】(実施の形態3)図6は本発明の実施の形
態3によるヒートシンク装置を示す断面図である。
【0055】図6に示すように、フレーム1の凹部に突
出形成されたカップ状のフレームハウジング1aの周囲
には、コイル2の巻かれたステータ3にホール素子等が
備え付けられた駆動回路基板4が設置されている。ステ
ータ3はフレームハウジング1aの外周部に固定されて
おり、駆動回路基板4とフレーム1との間には絶縁シー
ト20が設置されている。また、フレーム1の外周に
は、空気の流れをスムーズにするためのベルマウス19
が固定されている。さらに、フレームハウジング1a内
には軸9が固定されている。そして、軸9にはスリーブ
6が回転自在にはめ込まれている。軸9の先端にはファ
ン8の抜け防止のためスリットの入ったワッシャ10が
圧入されて取り付けられ、ステータユニット15を構成
している。
【0056】また、ファン8には、環状のステータ3と
対向するようにしてマグネット11およびマグネットヨ
ーク12が接着等で固定され、スリーブ6がファン8に
突出形成されたカップ状のロータハウジング8cにはめ
込まれるようにして取り付けられている。
【0057】さらに、樹脂等で作られたスラスタ5が軸
9の先端に当接して固定されている。ファン8のロータ
ハウジング8c内には受け座8dが形成されて、このロ
ータハウジング8cにはめ込まれたスリーブ6の一方端
を支持している。そして、スリーブ6はロータハウジン
グ8cに0.1mm以下の隙間を持って挿入、もしくは
締め代5μm以下の軽い圧入がなされている。
【0058】ロータハウジング8cには、はめ込まれた
スリーブ6を受け座8dに押さえ付ける固定リング7が
挿入されており、ロータ16を構成して、軸受けを介し
て回転自在に取り付けられている。
【0059】この固定リング7の挿入側の周囲は、たと
えば10°程度の傾斜をもって内側に向いており、容易
にフレームハウジング1aに圧入できるように配慮され
ている。
【0060】このような構成のファンモータによれば、
実施の形態1の場合と同様、スリーブ6は受け座8dと
固定リング7とでサンドイッチ状態で固定されているの
で、スリーブ6のラジアル方向にかかる応力が大幅に減
少して、スリーブ内径の変形を防止することができる
(図4参照)。
【0061】なお、ヒートシンク装置の構造及び、それ
に用いられる電動機の構造、電動機の形式、軸受けの構
造、オイル等はこれらの実施の形態の内容に限定される
ものではなく、様々な設計変更が可能であることは言う
までもない。また、前述した実施の形態において、動圧
発生溝13はスリーブ6の内周面に形成されているが、
軸9の外周面に形成してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スリー
ブが受け座と固定リングに挟まれて固定されるようにな
るので、スリーブのラジアル方向にかかる応力が減少
し、スリーブ内径の変形を防止することができるという
有効な効果が得られる。
【0063】これにより、円滑な運転が可能になり、高
い信頼性と長寿命をもった電動機得ることが可能になる
という有効な効果が得られる。
【0064】固定リングのスリーブと接触する側の端面
を凸凹形状にすることで、固定リングの凸部がスリーブ
に食い込んでスリーブの固着力が増すので、スリーブと
軸との共回り、振動の増大、軸受けの焼き付き等を効果
的に防止することができるという有効な効果が得られ
る。
【0065】固定リングの挿入側の周囲を内側に傾斜さ
せることで、固定リングを容易にハウジング内に挿入す
ることができるという有効な効果が得られる。
【0066】軸の外周面またはスリーブの内周面の何れ
か一方に、オイルを保持する動圧発生溝を形成すること
で、軸の回転がスムーズになるという有効な効果が得ら
れる。
【0067】軸の基部の周囲に、軸とスリーブとの間か
ら飛散するオイルを受け止めるオイルプールを形成する
ことで、回転中に飛散するオイルがオイルプールにプー
ルされるので、回転時における軸受けからのオイル流出
を防止することができるという有効な効果が得られる。
【0068】これにより、必要オイル分が蒸発により不
足気味になっても、余剰オイル分がオイルプールから表
面張力のより高い軸受け隙間に随時供給されることにな
り、軸受け隙間のオイル不足を防止することができると
いう有効な効果が得られる。
【0069】オイルプールの外周で固定リングの内側
に、固定リングとの間に所定の隙間を持って対向された
リブを形成することで、オイルをオイルプールに確実に
プールすることができるという有効な効果が得られる。
【0070】リブと固定リングとの隙間を300μm以
下50μm以上とすることで、リブと固定リングとの隙
間に流れたオイルの流出が有効に防止されるとともに軸
受けに効率的にオイルが供給されるという有効な効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるヒートシンク装置
を示す断面図
【図2】図1のヒートシンク装置に用いる電動機の軸受
け部を示す断面図
【図3】図1の電動機に取り付けられた固定リングを示
す断面図
【図4】図1の電動機と従来の電動機とにおけるスリー
ブ内径の変形量を示すグラフ
【図5】本発明の実施の形態2による電動機に取り付け
られた固定リングを示す断面図
【図6】本発明の実施の形態3によるヒートシンク装置
を示す断面図
【図7】従来の半導体冷却用のヒートシンク装置を示す
断面図
【図8】図7のヒートシンク装置に用いる電動機の軸受
け部を示す断面図
【図9】図7の電動機におけるスリーブの変形状態を示
すグラフ
【符号の説明】
1 フレーム 1a フレームハウジング 1b 受け座 3 ステータ 6 スリーブ 7 固定リング 8a オイルプール 8b リブ 8c ロータハウジング 8d 受け座 9 軸 11 マグネット 13 動圧発生溝 14 オイル 16 ロータ 21 フィン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームハウジングを備えたフレームと、 前記フレームハウジングの外周部に取り付けられたステ
    ータと、 前記フレームハウジング内に形成された受け座に一方端
    が支持されるようにしてはめ込まれたスリーブと、 前記スリーブに回転自在にはめ込まれた軸、および前記
    ステータに対向配置されたマグネットを備えたロータ
    と、 前記軸と前記スリーブとの隙間に充填されたオイルと、 前記フレームハウジング内に挿入され、前記スリーブを
    前記受け座に向けて押圧する固定リングとを有すること
    を特徴とする電動機。
  2. 【請求項2】前記スリーブは、前記フレームハウジング
    に対して、0.1mm以下の隙間を持って挿入され、ま
    たは締め代5μm以下で圧入されていることを特徴とす
    る請求項1記載の電動機。
  3. 【請求項3】フレームハウジングを備えたフレームと、 前記フレームハウジングの外周部に取り付けられたステ
    ータと、 前記フレームハウジング内に取り付けられた軸と、 カップ状のロータハウジングおよび前記ステータに対向
    配置されたマグネットを備えたロータと、 前記ロータハウジング内に形成された受け座に一方端が
    支持されるようにして取り付けられるとともに前記軸に
    回転自在にはめ込まれたスリーブと、 前記軸と前記スリーブとの隙間に充填されたオイルと、 前記ロータハウジング内に挿入され、前記スリーブを前
    記受け座に向けて押圧する固定リングとを有することを
    特徴とする電動機。
  4. 【請求項4】前記スリーブは、前記ロータハウジングに
    対して、0.1mm以下の隙間を持って挿入され、また
    は締め代5μm以下で圧入されていることを特徴とする
    請求項3記載の電動機。
  5. 【請求項5】前記固定リングの前記スリーブと接触する
    側の端面が凸凹形状となっていることを特徴とする請求
    項1〜4の何れか一項に記載の電動機。
  6. 【請求項6】前記固定リングの挿入側の周囲は内側に傾
    斜していることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項
    に記載の電動機。
  7. 【請求項7】前記軸の外周面または前記スリーブの内周
    面の何れか一方には、前記オイルを保持する動圧発生溝
    が形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れ
    か一項に記載の電動機。
  8. 【請求項8】前記軸の基部の周囲には、前記軸と前記ス
    リーブとの間から飛散する前記オイルを受け止めるオイ
    ルプールが形成されていることを特徴とする請求項1〜
    7の何れか一項に記載の電動機。
  9. 【請求項9】前記オイルプールの外周で前記固定リング
    の内側には、前記固定リングとの間に所定の隙間を持っ
    て対向されたリブが形成されていることを特徴とする請
    求項8記載の電動機。
  10. 【請求項10】前記リブと前記固定リングとの隙間は3
    00μm以下50μm以上とされていることを特徴とす
    る請求項9記載の電動機。
  11. 【請求項11】請求項1〜請求項10のいずれか記載の
    電動機を備えた冷却用ファンモータであって、前記電動
    機のフレームには発熱体を取付可能としたことを特徴と
    するヒートシンク装置。
  12. 【請求項12】フレームに板状かもしくはピン状のフィ
    ンを立設したことを特徴とする請求項11記載のヒート
    シンク装置。
  13. 【請求項13】電動機のフレームの側壁には一以上の開
    口部が設けられていることを特徴とする請求項11記載
    のヒートシンク装置。
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