JPH1125153A - 電子回路設計装置 - Google Patents
電子回路設計装置Info
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- JPH1125153A JPH1125153A JP9195074A JP19507497A JPH1125153A JP H1125153 A JPH1125153 A JP H1125153A JP 9195074 A JP9195074 A JP 9195074A JP 19507497 A JP19507497 A JP 19507497A JP H1125153 A JPH1125153 A JP H1125153A
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- Japan
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- connection
- electronic circuit
- circuit
- connection mode
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なるデバイステクノロジーの回路要素が混
在した電子回路の設計を行うことが可能な電子回路設計
装置を提供する。 【解決手段】 設計確認対象の個々の接続箇所における
各回路要素毎の接続態様データを接続態様データ保持手
段14に保持すると共に、前記複数の回路要素を相互に
接続する場合に電気的に接続可能な接続条件を接続条件
保持手段14に保持し、前記接続態様データ保持手段が
保持する個々の接続箇所の接続態様データが、前記接続
条件保持手段が保持する電気的接続条件に適合するか否
かを接続態様判定手段(接続可否判定手段)11aによ
り判定する。
在した電子回路の設計を行うことが可能な電子回路設計
装置を提供する。 【解決手段】 設計確認対象の個々の接続箇所における
各回路要素毎の接続態様データを接続態様データ保持手
段14に保持すると共に、前記複数の回路要素を相互に
接続する場合に電気的に接続可能な接続条件を接続条件
保持手段14に保持し、前記接続態様データ保持手段が
保持する個々の接続箇所の接続態様データが、前記接続
条件保持手段が保持する電気的接続条件に適合するか否
かを接続態様判定手段(接続可否判定手段)11aによ
り判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いて電子回路の設計を行う電子回路設計装置に係り、特
に異なるデバイステクノロジーの集積回路が混在した場
合にも該デバイステクノロジー間の接続ミスをなくすよ
うにした電子回路設計装置に関する。
いて電子回路の設計を行う電子回路設計装置に係り、特
に異なるデバイステクノロジーの集積回路が混在した場
合にも該デバイステクノロジー間の接続ミスをなくすよ
うにした電子回路設計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータを用いてデジタ
ル電子回路の設計を行う電子回路設計装置が知られてい
る。この従来の電子回路設計装置は、半導体集積回路そ
のもの(例えば、TTLデバイスそのもの)の論理回路
の設計用ツールとして製作されたものである。この場
合、半導体集積回路そのもの(例えば、TTLデバイス
そのもの)を相互接続する際におけるインタフェース条
件としての電圧条件,電流値条件等は一定である。
ル電子回路の設計を行う電子回路設計装置が知られてい
る。この従来の電子回路設計装置は、半導体集積回路そ
のもの(例えば、TTLデバイスそのもの)の論理回路
の設計用ツールとして製作されたものである。この場
合、半導体集積回路そのもの(例えば、TTLデバイス
そのもの)を相互接続する際におけるインタフェース条
件としての電圧条件,電流値条件等は一定である。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】一方、例えば市販の集
積回路を使用して、プリント基板上に所望の論理機能を
発揮する電子回路を構成する場合を考える。この場合、
必要な論理機能を備えた半導体集積回路(IC)を集め
て設計を行うと、例えば、TTL,CMOS,NMOS
等といった異なったデバイステクノロジーのICが当該
基板上に混在することになる。この場合には、ICデバ
イス相互間のインタフェース条件としての電圧条件,電
流値条件等が一定ではなく、個々のICデバイス間でそ
れぞれ異なる(例えば、TTLとCMOSとの接続の場
合)。また、異なるデバイステクノロジーのICを接続
する際に、その接続に適応した条件を守らないと、電子
回路が所望の動作をせず、場合によってはICが破壊す
るおそれもある。
積回路を使用して、プリント基板上に所望の論理機能を
発揮する電子回路を構成する場合を考える。この場合、
必要な論理機能を備えた半導体集積回路(IC)を集め
て設計を行うと、例えば、TTL,CMOS,NMOS
等といった異なったデバイステクノロジーのICが当該
基板上に混在することになる。この場合には、ICデバ
イス相互間のインタフェース条件としての電圧条件,電
流値条件等が一定ではなく、個々のICデバイス間でそ
れぞれ異なる(例えば、TTLとCMOSとの接続の場
合)。また、異なるデバイステクノロジーのICを接続
する際に、その接続に適応した条件を守らないと、電子
回路が所望の動作をせず、場合によってはICが破壊す
るおそれもある。
【0004】従って、前記従来の半導体集積回路そのも
のの設計用の電子回路設計装置を、異なったデバイステ
クノロジーのICが混在した電子回路の設計に使用する
ことは不可能である。そこで、本発明の目的は、異なる
デバイステクノロジーの回路要素が混在した電子回路で
あっても、該回路要素間のインタフェース条件を満足し
た設計を行うことが可能な電子回路設計装置を提供する
ことである。
のの設計用の電子回路設計装置を、異なったデバイステ
クノロジーのICが混在した電子回路の設計に使用する
ことは不可能である。そこで、本発明の目的は、異なる
デバイステクノロジーの回路要素が混在した電子回路で
あっても、該回路要素間のインタフェース条件を満足し
た設計を行うことが可能な電子回路設計装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、複数の回路要素を接続するこ
とにより電子回路を設計する電子回路設計装置におい
て、設計済みの前記電子回路の個々の接続箇所における
各回路要素毎の接続態様データを保持する接続態様デー
タ保持手段と、前記複数の回路要素を相互に接続する場
合に電気的に接続可能な接続条件を保持する接続条件保
持手段と、前記接続態様データ保持手段が保持する個々
の接続箇所における接続態様データが、前記接続条件保
持手段が保持する電気的接続条件に適合するか否かを判
定する接続態様判定手段とを備えたことを特徴とする。
に請求項1記載の発明は、複数の回路要素を接続するこ
とにより電子回路を設計する電子回路設計装置におい
て、設計済みの前記電子回路の個々の接続箇所における
各回路要素毎の接続態様データを保持する接続態様デー
タ保持手段と、前記複数の回路要素を相互に接続する場
合に電気的に接続可能な接続条件を保持する接続条件保
持手段と、前記接続態様データ保持手段が保持する個々
の接続箇所における接続態様データが、前記接続条件保
持手段が保持する電気的接続条件に適合するか否かを判
定する接続態様判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明は、複数の回路
要素を接続することにより電子回路を設計する電子回路
設計装置において、設計済みの前記電子回路の個々の接
続箇所における各回路要素毎の接続態様データを保持す
る接続態様データ保持手段と、前記複数の回路要素を相
互接続する場合に、当該接続が電気的に接続可能である
か否かを定義したルールを保持する接続可否ルール保持
手段と、前記接続態様データ保持手段が保持する個々の
接続箇所における接続態様データが、前記接続可否ルー
ル保持手段が保持する定義ルールに適合するか否かを判
定する接続適否判定手段とを備えたことを特徴とする。
要素を接続することにより電子回路を設計する電子回路
設計装置において、設計済みの前記電子回路の個々の接
続箇所における各回路要素毎の接続態様データを保持す
る接続態様データ保持手段と、前記複数の回路要素を相
互接続する場合に、当該接続が電気的に接続可能である
か否かを定義したルールを保持する接続可否ルール保持
手段と、前記接続態様データ保持手段が保持する個々の
接続箇所における接続態様データが、前記接続可否ルー
ル保持手段が保持する定義ルールに適合するか否かを判
定する接続適否判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項1または請求項2記載の発明によれ
ば、個々の接続箇所における接続態様が電気的接続条件
に適合しているか否かを判定することができ、適合して
いない場合にはその箇所の設計変更を行うことにより、
接続箇所が電気的に正しく接続された電子回路を提供す
ることができる。
ば、個々の接続箇所における接続態様が電気的接続条件
に適合しているか否かを判定することができ、適合して
いない場合にはその箇所の設計変更を行うことにより、
接続箇所が電気的に正しく接続された電子回路を提供す
ることができる。
【0008】さらに、請求項5の発明は、複数の回路要
素を組合わせて設計した電子回路の個々の接続箇所にお
ける各回路要素毎の接続態様データを記録する処理と、
前記複数の回路要素を相互に接続する場合に電気的に接
続可能な接続条件を記録する処理と、前記記録した個々
の接続箇所における接続態様データが、前記記録した電
気的接続条件に適合するか否かを判定する処理とをコン
ピュータに実行させるためのプログラムを記録媒体に記
録したものである。
素を組合わせて設計した電子回路の個々の接続箇所にお
ける各回路要素毎の接続態様データを記録する処理と、
前記複数の回路要素を相互に接続する場合に電気的に接
続可能な接続条件を記録する処理と、前記記録した個々
の接続箇所における接続態様データが、前記記録した電
気的接続条件に適合するか否かを判定する処理とをコン
ピュータに実行させるためのプログラムを記録媒体に記
録したものである。
【0009】請求項6の発明は、複数の回路要素を組合
わせて設計した電子回路の個々の接続箇所における各回
路要素毎の接続態様データを記録する処理と、前記複数
の回路要素を相互に接続する場合に、当該接続が電気的
に接続可能であるか否かを定義したルールを記録するす
る処理と、前記記録した個々の接続箇所における接続態
様データが、前記記録した接続可否の定義ルールに適合
するか否かを判定する処理とをコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録媒体に記録したものである。
わせて設計した電子回路の個々の接続箇所における各回
路要素毎の接続態様データを記録する処理と、前記複数
の回路要素を相互に接続する場合に、当該接続が電気的
に接続可能であるか否かを定義したルールを記録するす
る処理と、前記記録した個々の接続箇所における接続態
様データが、前記記録した接続可否の定義ルールに適合
するか否かを判定する処理とをコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録媒体に記録したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態例
に基づいて説明する。図1は設計の良否の確認対象とな
る電子回路ECの回路図、図2は本実施形態例の電子回
路設計装置EPの概略ブロック図、図3は同電子回路設
計装置EPが備えたメモリ14の記憶内容を示す図であ
る。
に基づいて説明する。図1は設計の良否の確認対象とな
る電子回路ECの回路図、図2は本実施形態例の電子回
路設計装置EPの概略ブロック図、図3は同電子回路設
計装置EPが備えたメモリ14の記憶内容を示す図であ
る。
【0011】(1)設計良否の確認対象の電子回路EC 図1に示すように、確認対象の電子回路ECはTTL,
CMOS等のデバイスが混在した第1〜第3のコンポー
ネント(回路要素)1〜3と、これらコンポーネント間
の電気的な接続手段(ネット)4,5を備えて構成され
ている。この電子回路ECは回路設計者が手作業で設計
したものでも、或いはコンピュータを使用して設計した
もののいずれでもよい。
CMOS等のデバイスが混在した第1〜第3のコンポー
ネント(回路要素)1〜3と、これらコンポーネント間
の電気的な接続手段(ネット)4,5を備えて構成され
ている。この電子回路ECは回路設計者が手作業で設計
したものでも、或いはコンピュータを使用して設計した
もののいずれでもよい。
【0012】図において、第1のコンポーネント1の第
1の出力ピンO1(OUT の1番)がネット(CN01)
4により第3のコンポーネント3の第1の入力ピン(IN
の1番)I1に接続されている。同様に、第2のコンポ
ーネント2の第1の出力ピンO1(OUT の1番)がネッ
ト(CN02)5により第3のコンポーネント3の第2
の入力ピン(INの2番)I2に接続されている。
1の出力ピンO1(OUT の1番)がネット(CN01)
4により第3のコンポーネント3の第1の入力ピン(IN
の1番)I1に接続されている。同様に、第2のコンポ
ーネント2の第1の出力ピンO1(OUT の1番)がネッ
ト(CN02)5により第3のコンポーネント3の第2
の入力ピン(INの2番)I2に接続されている。
【0013】(2)電子回路設計装置EP 図2に示すように、電子回路設計装置EPは、次に詳し
く説明する接続可否判定手段(接続態様判定手段)11
a等を有するCPU等を備えてなる制御部11と、各接
続箇所における接続態様データ等の各種データを入力す
る入力部12と、制御部11で演算された結果等を表示
する表示部13と、次に詳しく説明する各種データおよ
びプログラムを記憶するためのメモリ14とを備えてい
る。メモリ14は、フロッピディスク、磁気ディスク、
半導体メモリ、またはその他の記録媒体で構成される。
く説明する接続可否判定手段(接続態様判定手段)11
a等を有するCPU等を備えてなる制御部11と、各接
続箇所における接続態様データ等の各種データを入力す
る入力部12と、制御部11で演算された結果等を表示
する表示部13と、次に詳しく説明する各種データおよ
びプログラムを記憶するためのメモリ14とを備えてい
る。メモリ14は、フロッピディスク、磁気ディスク、
半導体メモリ、またはその他の記録媒体で構成される。
【0014】(3)メモリ14の内容 図3(A)は予め設計した電子回路ECに関するネット
データ(接続態様を示すデータ)NDであり、入力部1
2から入力される。このネットデータNDは、それぞれ
のネットを識別するためのネット名(CN01,CN0
2等)と次に説明する接続オブジェクトとを含んでい
る。該接続オブジェクトとしては、第1〜第3のコンポ
ーネントを示す番号(1,2〜)と、コンポーネントの
実体を定義するデバイスの名称(A,B,C等)と、コ
ンポーネントの接続されるポイントを示すピン番号
(1,2〜等)がある。
データ(接続態様を示すデータ)NDであり、入力部1
2から入力される。このネットデータNDは、それぞれ
のネットを識別するためのネット名(CN01,CN0
2等)と次に説明する接続オブジェクトとを含んでい
る。該接続オブジェクトとしては、第1〜第3のコンポ
ーネントを示す番号(1,2〜)と、コンポーネントの
実体を定義するデバイスの名称(A,B,C等)と、コ
ンポーネントの接続されるポイントを示すピン番号
(1,2〜等)がある。
【0015】図3(B)は個々の例えば半導体集積回路
部品毎に定義されるデバイスデータDDであり、少なく
ともデバイステクノロジー種別(例えば、TTL)とピ
ンデータ(ピン番号,ピン信号名,出力ピン/入力ピン
等のピン種別)を含んでいる。このデバイスデータDD
は、各デバイスA,B,Cについてそれぞれ用意されて
いる。
部品毎に定義されるデバイスデータDDであり、少なく
ともデバイステクノロジー種別(例えば、TTL)とピ
ンデータ(ピン番号,ピン信号名,出力ピン/入力ピン
等のピン種別)を含んでいる。このデバイスデータDD
は、各デバイスA,B,Cについてそれぞれ用意されて
いる。
【0016】図3(C)はデバイステクノロジー相互間
の接続可否を電気的なデータにより設定した接続ルール
データRDであり、例えば次のような内容を記述したデ
ータを含んでいる。 TTL−OUT==TTL−IN →「TTLデバイスの出力ピンはTTLデバイスの入力
ピンと直接接続可能である」 TTL−OUT!=CMOS−IN →「TTLデバイスの出力ピンはCMOSデバイスの入
力ピンと直接接続不可能である」
の接続可否を電気的なデータにより設定した接続ルール
データRDであり、例えば次のような内容を記述したデ
ータを含んでいる。 TTL−OUT==TTL−IN →「TTLデバイスの出力ピンはTTLデバイスの入力
ピンと直接接続可能である」 TTL−OUT!=CMOS−IN →「TTLデバイスの出力ピンはCMOSデバイスの入
力ピンと直接接続不可能である」
【0017】そして、前述の接続可否判定手段11a
(図2参照)は、設計良否の確認対象の電子回路のネッ
トデータNDについて、デバイスデータDDと接続ルー
ルデータRDを用いて当該デバイス相互間における接続
の可否・良否を判定する機能を有する。
(図2参照)は、設計良否の確認対象の電子回路のネッ
トデータNDについて、デバイスデータDDと接続ルー
ルデータRDを用いて当該デバイス相互間における接続
の可否・良否を判定する機能を有する。
【0018】(4)次に本実施形態例の動作を、図4に
示す動作フローチャートに基づいて説明する。この場合
の設計良否の確認対象の電子回路は図1に示した電子回
路ECである。従って、オペレータは該電子回路ECに
関するネットデータND(図3参照)を入力部12から
入力し、メモリ14にネットデータNDとして予め記憶
させておく。
示す動作フローチャートに基づいて説明する。この場合
の設計良否の確認対象の電子回路は図1に示した電子回
路ECである。従って、オペレータは該電子回路ECに
関するネットデータND(図3参照)を入力部12から
入力し、メモリ14にネットデータNDとして予め記憶
させておく。
【0019】図4に示すように、先ず、制御部11(図
2参照)は、メモリ14から設計確認対象の電子回路E
CのネットデータNDを参照し、例えば先ずCN01ネ
ット4のデータを取り出す(ステップS1)。ここに、
CN01ネット4のデータは、コンポーネント番号
「1」に関するデバイス名が「A」であり、ピン番号が
「1」である。また、コンポーネント番号「3」に関す
るデバイス名が「C」であり、ピン番号が「1」であ
る。
2参照)は、メモリ14から設計確認対象の電子回路E
CのネットデータNDを参照し、例えば先ずCN01ネ
ット4のデータを取り出す(ステップS1)。ここに、
CN01ネット4のデータは、コンポーネント番号
「1」に関するデバイス名が「A」であり、ピン番号が
「1」である。また、コンポーネント番号「3」に関す
るデバイス名が「C」であり、ピン番号が「1」であ
る。
【0020】次に、前述の取り出したCN01ネット4
の接続オブジェクトのデータ(前記デバイス名A,ピン
番号「1」等)をデバイスデータとして使用し、接続ル
ールデータRDのルール(TTL−OUT==TTL−
IN等のフォーマット)に則って検索が行えるような検
索条件データになるようにフォーマット変換を行う(ス
テップS2)。そして、作成した検索条件データについ
て接続ルールデータRDから相当する1つのルールを探
し出す(ステップS3)。探し出したルールと条件デー
タとを比較し、その判定結果(OKまたはNG)を表示
部13に出力する(ステップS4)。
の接続オブジェクトのデータ(前記デバイス名A,ピン
番号「1」等)をデバイスデータとして使用し、接続ル
ールデータRDのルール(TTL−OUT==TTL−
IN等のフォーマット)に則って検索が行えるような検
索条件データになるようにフォーマット変換を行う(ス
テップS2)。そして、作成した検索条件データについ
て接続ルールデータRDから相当する1つのルールを探
し出す(ステップS3)。探し出したルールと条件デー
タとを比較し、その判定結果(OKまたはNG)を表示
部13に出力する(ステップS4)。
【0021】制御部11は、プログラムに基づいて、以
上のステップS1〜ステップS4の処理を前記ネットデ
ータNDに記憶された全てのネットに対して実行する。
そして「否(NG)」と判定された場合には、その該当
箇所の設計変更を行い、設計変更済みのネットについて
再確認を行い、全てのネットが「適(OK)」になるま
で繰り返す。このようにすれば、設計良否の確認対象の
電子回路ECの接続箇所について接続の適否・良否を判
定することができ、電気的接続条件の完備した電子回路
を作成することができる。
上のステップS1〜ステップS4の処理を前記ネットデ
ータNDに記憶された全てのネットに対して実行する。
そして「否(NG)」と判定された場合には、その該当
箇所の設計変更を行い、設計変更済みのネットについて
再確認を行い、全てのネットが「適(OK)」になるま
で繰り返す。このようにすれば、設計良否の確認対象の
電子回路ECの接続箇所について接続の適否・良否を判
定することができ、電気的接続条件の完備した電子回路
を作成することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路要素間の全ての接続態様データについて自動的に電気
的接続条件の適否・良否を判定しているので、異なるデ
バイステクノロジーの回路要素が混在した電子回路であ
っても電気的接続条件に適合した回路設計を行うことが
できる。
路要素間の全ての接続態様データについて自動的に電気
的接続条件の適否・良否を判定しているので、異なるデ
バイステクノロジーの回路要素が混在した電子回路であ
っても電気的接続条件に適合した回路設計を行うことが
できる。
【図1】本発明の実施形態例の電子回路設計装置に適用
する設計良否の確認対象の電子回路の回路図である。
する設計良否の確認対象の電子回路の回路図である。
【図2】同電子回路設計装置の概略ブロック図である。
【図3】同電子回路設計装置を構成するメモリの記憶内
容であり、(A)はネットデータ、(B)はデバイスデ
ータ、(C)は接続ルールデータ、である。
容であり、(A)はネットデータ、(B)はデバイスデ
ータ、(C)は接続ルールデータ、である。
【図4】同電子回路設計装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
EC 設計良否の確認対象の電子回路 EP 電子回路設計装置 ND ネットデータ DD デバイスデータ RD 接続ルールデータ 1〜3 コンポーネント(回路要素) 4,5 ネット 11 制御部 11a 接続可否判定手段(接続態様判定手段) 12 入力部 13 表示部 14 メモリ(接続態様データ保持手段、接続条件保持
手段、記録媒体)
手段、記録媒体)
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の回路要素を接続することにより電
子回路を設計する電子回路設計装置において、 設計済みの前記電子回路の個々の接続箇所における各回
路要素毎の接続態様データを保持する接続態様データ保
持手段と、 前記複数の回路要素を相互に接続する場合に電気的に接
続可能な接続条件を保持する接続条件保持手段と、 前記接続態様データ保持手段が保持する個々の接続箇所
における接続態様データが、前記接続条件保持手段が保
持する電気的接続条件に適合するか否かを判定する接続
態様判定手段とを備えたことを特徴とする電子回路設計
装置。 - 【請求項2】 複数の回路要素を接続することにより電
子回路を設計する電子回路設計装置において、 設計済みの前記電子回路の個々の接続箇所における各回
路要素毎の接続態様データを保持する接続態様データ保
持手段と、 前記複数の回路要素を相互接続する場合に、当該接続が
電気的に接続可能であるか否かを定義したルールを保持
する接続可否ルール保持手段と、 前記接続態様データ保持手段が保持する個々の接続箇所
における接続態様データが、前記接続可否ルール保持手
段が保持する定義ルールに適合するか否かを判定する接
続適否判定手段とを備えたことを特徴とする電子回路設
計装置。 - 【請求項3】 前記接続態様判定手段または前記接続適
否判定手段が判定した結果を表示する表示手段を備えた
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに
記載の電子回路設計装置。 - 【請求項4】 前記複数の回路要素は、半導体集積回路
を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
かに記載の電子回路設計装置。 - 【請求項5】 複数の回路要素を組合わせて設計した電
子回路の個々の接続箇所における各回路要素毎の接続態
様データを記録する処理と、 前記複数の回路要素を相互に接続する場合に電気的に接
続可能な接続条件を記録する処理と、 前記記録した個々の接続箇所における接続態様データ
が、前記記録した電気的接続条件に適合するか否かを判
定する処理とをコンピュータに実行させるためのプログ
ラムを記録した記録媒体。 - 【請求項6】 複数の回路要素を組合わせて設計した電
子回路の個々の接続箇所における各回路要素毎の接続態
様データを記録する処理と、 前記複数の回路要素を相互に接続する場合に、当該接続
が電気的に接続可能であるか否かを定義したルールを記
録する処理と、 前記記録した個々の接続箇所における接続態様データ
が、前記記録した接続可否の定義ルールに適合するか否
かを判定する処理とをコンピュータに実行させるための
プログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9195074A JPH1125153A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 電子回路設計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9195074A JPH1125153A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 電子回路設計装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125153A true JPH1125153A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16335128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9195074A Pending JPH1125153A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 電子回路設計装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1125153A (ja) |
-
1997
- 1997-07-04 JP JP9195074A patent/JPH1125153A/ja active Pending
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