JPH1125091A - 文書要約支援装置およびその装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文書要約支援装置およびその装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH1125091A
JPH1125091A JP9183821A JP18382197A JPH1125091A JP H1125091 A JPH1125091 A JP H1125091A JP 9183821 A JP9183821 A JP 9183821A JP 18382197 A JP18382197 A JP 18382197A JP H1125091 A JPH1125091 A JP H1125091A
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Atsushi Takato
淳 高藤
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Original Assignee
JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要約文を生成・表示させる際の操作性の向上
や、既に作成した要約文の有効活用を図れるようにする
こと。 【解決手段】 文書要約支援ソフト104は、設定され
た要約文の抽出量および抽出量の単位に基づいて、文書
から要約文を抽出し、抽出した要約文を画面表示する。
さらに、文書要約支援ソフト104は、要約文が表示さ
れている状態において、要約文の抽出量および抽出量の
単位の設定の変更を可能とし、抽出量および抽出量の単
位が変更された場合、変更された抽出量および抽出量の
単位に基づいて、文書から要約文を抽出して、抽出した
要約文を画面表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、要約文を生成・表
示させる際の操作性の向上や、既に作成した要約文の有
効活用を図れるようにした文書要約支援装置およびその
装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの発達に伴って、自然言語
処理の研究開発が盛んになっている。ここで、自然言語
とは、人と人とが情報を伝達するためのメディアであ
り、FORTRANなどのプログラム言語に対する概念
のことである。この自然言語処理の発達によっては、人
が普段使用していることばでコンピュータに指示を与え
ることができ、大量の文書の要約を行わせることが可能
となる。インターネットの発達等も伴って、世の中に情
報が溢れかえっている今日にあっては、自然言語処理に
対する人々の関心も非常に大きなものとなってきてい
る。
【0003】上述した通り、文書を要約するための技術
は、自然言語処理の究極の目的の一つである。コンピュ
ータが文書を自動的に要約して提供することができるの
であれば、世の中に溢れている情報から必要な情報を得
ることも容易になり、また、文章から重要なキーワード
を自動的に抽出する処理も可能となり、自然言語で書か
れた文書そのものをコンピュータに与えて何らかの処理
を行わせるための情報とすることができる。
【0004】このように、コンピュータによる要約文の
自動生成に期待の高まる中、近年、自動文書要約機能を
搭載したソフトウェアが提供されている。このソフトウ
ェアは、ワードプロセッサに自動文書要約機能を搭載し
たものであり、ワードプロセッサで読み出した文書を解
析し、自動的に要約文を画面表示することができるもの
である。要約文を画面表示する場合、要約作成対象の文
書から要約文となるセンテンス(文)を抽出する際の抽
出量および画面表示の方法を指定することができ、その
指定に従って要約文が画面表示される。なお、抽出する
センテンスの量は、要約作成対象の文書に対する要約文
の割合(%)や、センテンスの数、文字数等で指定され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、要約文を画面表示した後でも要約の
抽出量や画面表示を切り替えることができるものの、要
約文の作成後、要約の種類を変更するには、再度要約の
作成をやり直して要約の種類を選択し直す必要があるた
め、また要約文の作成後、新規文書として保存したいと
思った場合、再度要約の作成をやり直して要約の種類を
選択し直す必要があるため、操作が煩雑で使い勝手が悪
いという問題点があった。
【0006】また、せっかく要約文を作成して新規文書
として保存しても、元の文書と要約文とがリンクされて
いないため、元の文書および要約文のいずれか一方から
他方を参照して利用することができず、ユーザが要約文
を保存していても、必要な時に簡単に参照することがで
きず、使い勝手が悪いという問題点があった。例えば、
要約文を新規文書として保存した後、一旦処理を終了
後、再度元の文書から新規文書として保存した要約文を
参照する場合、要約文の文書名を指定して読み出す必要
があるため、操作が面倒であった。また、要約文を単独
で表示させている状態から元の文書を参照したい場合、
同様に元の文書の文書名を指定して読み出す必要がある
ため、操作が面倒であった。
【0007】また、上記従来の技術の自動文書要約機能
では、要約の対象として一文書が自動的に指定されるた
め、文書全体を対象としなくても良い場合であっても、
文書全体の要約文が生成されてしまうという問題点があ
った。換言すれば、要約作成対象の範囲を指定すること
ができないため、文書中の特定の範囲のみを指定してそ
の部分の要約文を得る等の利用ができなかった。例え
ば、文書に複数のトピックが含まれているような場合
に、トピック毎に範囲を指定して適切な要約文を得るこ
とはできなかった。
【0008】また、上記従来の技術の自動文書要約機能
では、要約の対象として一文書が自動的に指定されるた
め、換言すれば、要約作成対象の範囲を指定することが
できないため、文書全体の要約を得ること以外に自動文
書要約機能を利用することができないという問題点があ
った。具体的には、例えば、複数のページにわたる文書
において、文書のどの位置にどのような内容が記載され
ているかを知りたい場合、自動文書要約機能を利用し
て、文書全体の構成または作成者の文書構築スタイルを
知ることはできなかった。
【0009】さらに、上記従来の技術によれば、要約文
を作成・表示することを処理の目的としており、要約文
の印刷に関しては特に考慮されていないため、ある文書
の要約文を印刷したい場合、予め要約文を作成して新規
文書として保存した後、該新規文書を指定して印刷を行
う必要があり、操作が煩雑であるという問題点があっ
た。
【0010】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、要約文を生成・表示させる際の操作性の向上や、既
に作成した要約文の有効活用を図れるようにすることを
目的とする。
【0011】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、新規文書として保存した要約文がある場合、
元の文書から自動的に参照可能とすると共に、要約文か
ら自動的に元の文書を参照可能とすることを目的とす
る。
【0012】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、要約作成対象の範囲を指定可能とすることに
より、文書中の特定の範囲の要約文を得ることができる
ようにすることを目的とする。
【0013】また、本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって、文書の構造を利用して、自動的に複数の要約
文を作成し、文書全体の構成または作成者の文書構築ス
タイルの理解に利用できるようにすることを目的とす
る。
【0014】さらに、本発明は上記に鑑みてなされたも
のであって、要約文の印刷時における操作性の向上を図
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の文書要約支援装置は、要約文の作成対象
となる文書を入力し、予め設定した抽出量および抽出量
の単位に基づいて、入力した文書から重要文を抽出し
て、前記文書の要約文を作成する文書要約支援装置にお
いて、前記要約文の抽出量および抽出量の単位を設定す
るための設定手段と、前記設定手段を介して設定された
抽出量および抽出量の単位に基づいて、前記文書から要
約文を抽出する要約手段と、前記要約手段で抽出した要
約文を画面表示する表示手段と、前記表示手段で前記要
約文が表示されている状態において、前記要約文の抽出
量および抽出量の単位の設定を変更するための設定変更
手段と、を備え、前記要約手段は、前記設定変更手段を
介して前記抽出量および抽出量の単位が変更された場
合、前記変更された抽出量および抽出量の単位に基づい
て、前記文書から要約文を抽出するものである。
【0016】また、請求項2の文書要約支援装置は、要
約文の作成対象となる文書を入力し、予め設定した抽出
量および抽出量の単位に基づいて、入力した文書から重
要文を抽出して、前記文書の要約文を作成する文書要約
支援装置において、前記要約文の抽出量および抽出量の
単位を設定するための設定手段と、前記設定手段を介し
て設定された抽出量および抽出量の単位に基づいて、前
記文書から要約文を抽出する要約手段と、前記要約手段
で抽出した要約文を画面表示する表示手段と、前記表示
手段で前記要約文が表示されている状態において、前記
文書中の任意の位置に前記要約文を挿入することを指定
するための挿入指定手段と、前記挿入指定手段を介して
前記要約文の挿入が指定された場合に、前記文書中にお
ける前記要約文の挿入箇所を指定するための挿入箇所指
定手段と、を備え、前記表示手段は、前記挿入指定手段
を介して前記要約文の挿入が指定されると、前記文書を
画面表示し、前記挿入箇所指定手段を介して前記挿入箇
所が指定されると、前記文書の該当する箇所に前記要約
文を挿入して画面表示するものである。
【0017】また、請求項3の文書要約支援装置は、要
約文の作成対象となる文書を入力し、予め設定した抽出
量および抽出量の単位に基づいて、入力した文書から重
要文を抽出して、前記文書の要約文を作成する文書要約
支援装置において、前記要約文の抽出量および抽出量の
単位を設定するための設定手段と、前記設定手段を介し
て設定された抽出量および抽出量の単位に基づいて、前
記文書から要約文を抽出する要約手段と、前記要約手段
で抽出した要約文を画面表示する表示手段と、前記表示
手段で前記要約文が表示されている状態において、前記
要約文の表示属性を変更するための表示属性変更手段
と、を備え、前記表示手段は、前記表示属性変更手段を
介して前記表示属性が変更された場合に、該当する表示
属性に基づいて、前記要約文の画面表示を行うものであ
る。
【0018】また、請求項4の文書要約支援装置は、要
約文の作成対象となる文書を入力し、予め設定した抽出
量および抽出量の単位に基づいて、入力した文書から重
要文を抽出して、前記文書の要約文を作成する文書要約
支援装置において、前記要約文の抽出量および抽出量の
単位を設定するための設定手段と、前記設定手段を介し
て設定された抽出量および抽出量の単位に基づいて、前
記文書から要約文を抽出する要約手段と、前記要約手段
で抽出した要約文を画面表示する表示手段と、前記表示
手段で前記要約文が表示されている状態において、前記
要約文を前記文書から独立した新規文書として指定する
ための新規文書指定手段と、前記新規文書指定手段を介
して前記新規文書が指定された場合に、前記要約文を用
いて新たな文書ファイルを生成するファイル生成手段
と、を備え、前記表示手段は、前記新規文書指定手段を
介して前記新規文書が指定された場合に、前記要約文を
前記文書と異なる新規文書として画面表示するものであ
る。
【0019】また、請求項5の文書要約支援装置は、請
求項4に記載の文書要約支援装置において、さらに、前
記ファイル生成手段で生成した前記要約文の文書ファイ
ルを保存する際に、前記要約文および前記要約文の元の
文書をリンクさせるリンク情報を生成するリンク情報生
成手段を備えたものである。
【0020】また、請求項6の文書要約支援装置は、要
約文の作成対象となる文書を入力し、予め設定した抽出
量および抽出量の単位に基づいて、入力した文書から重
要文を抽出して、前記文書の要約文を作成する文書要約
支援装置において、前記要約文を作成する際に、要約の
対象範囲として前記文書の一部または文書全体のいずれ
かを指定するための対象範囲指定手段と、前記対象範囲
指定手段を介して指定された要約の対象範囲に基づい
て、該当する対象範囲から要約文を抽出する要約手段
と、前記要約手段で抽出した要約文を画面表示する表示
手段と、を備えたものである。
【0021】また、請求項7の文書要約支援装置は、請
求項6に記載の文書要約支援装置において、前記対象範
囲指定手段が、前記要約の対象範囲として、前記文書の
段落単位を指定可能であり、前記要約手段が、前記文書
の段落単位が指定された場合に、前記文書の段落毎に要
約文を抽出するものである。
【0022】また、請求項8の文書要約支援装置は、請
求項6に記載の文書要約支援装置において、前記対象範
囲指定手段は、前記要約の対象範囲として、前記文書の
任意の範囲を複数指定可能であり、前記要約手段は、前
記指定された複数の任意の範囲に基づいて、前記文書の
任意の範囲毎に要約文を抽出するものである。
【0023】また、請求項9の文書要約支援装置は、要
約文の作成対象となる文書を入力し、予め設定した抽出
量および抽出量の単位に基づいて、入力した文書から重
要文を抽出して、前記文書の要約文を作成する文書要約
支援装置において、前記文書および要約文の印刷の指定
が可能な印刷指定手段と、前記印刷指定手段で要約文の
印刷が指定された場合に、前記要約文の抽出量および抽
出量の単位を設定するための設定手段と、前記設定手段
を介して設定された抽出量および抽出量の単位に基づい
て、前記文書から要約文を抽出する要約手段と、前記要
約手段で抽出した要約文を印刷する印刷手段と、を備え
たものである。
【0024】また、請求項10の文書要約支援装置は、
請求項9に記載の文書要約支援装置において、さらに、
前記要約文の印刷が指定された場合に、前記要約文の印
刷形式として段落単位を指定する印刷形式指定手段を備
え、前記要約手段は、前記印刷形式として段落単位が指
定された場合に、前記文書の段落毎に要約文を抽出する
ものである。
【0025】また、請求項11の文書要約支援装置は、
請求項1〜10のいずれか一つに記載の文書要約支援装
置において、さらに、前記文書中の文字に施された文字
飾り,段落属性,固有名詞等のパラメータを要約時の重
み付けに利用することを指定する重み指定手段を備え、
前記要約手段が、前記重み指定手段を介して前記パラメ
ータを重み付けに利用することが指定されると、前記パ
ラメータの指定に基づいて重み付けを行って前記文書か
ら重要文を抽出し、前記文書の要約文を作成するもので
ある。
【0026】さらに、請求項12のコンピュータ読み取
り可能な記録媒体は、前記請求項1〜11のいずれか一
つに記載の文書要約支援装置の各手段としてコンピュー
タを機能させるためのプログラムを記録したものであ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の文書要約支援装置
およびその装置としてコンピュータを機能させるための
コンピュータ読み取り可能な記録媒体の実施の形態につ
いて、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0028】〔実施の形態1〕図1は、実施の形態1の
文書要約支援装置のハードウェア構成を示すブロック構
成図である。図1において、100はCPUを、101
はROMを、102はRAMを、103は文書要約を支
援する文書要約支援ソフト104を格納したハードディ
スク装置を、105はキーボード,マウス等の入力装置
を、106はCRT等のディスプレイを、107は上記
各部を接続するバスをそれぞれ示している。
【0029】なお、図示は省略するが、図1に示す文書
要約支援装置には、さらに、フロッピーディスクドライ
ブ装置や、CD−ROMドライブ装置、プリンタ,モデ
ム等の通信装置等を接続することができる。
【0030】図2は、文書要約支援ソフト104の処理
を示す概略ブロック図である。実施の形態1の文書要約
支援ソフト104は、文書全体の要約文,段落毎の要約
文および選択された範囲の要約文を作成するものであ
る。
【0031】文書要約支援ソフト104による処理に
は、要約文を作成する準備を行う要約前処理と、要約文
を作成して表示する作成・表示処理とがある。図2は、
要約前処理を示し、処理の例として、文書全体および段
落毎の要約文の作成のための処理を示している。
【0032】図2に示すように、文書要約支援ソフト1
04は、要約文を作成する対象となる文書の解析処理を
行う自然言語処理モジュール200と、自然言語処理モ
ジュール200の解析結果に基づいて、要約文を作成す
る準備を行う要約エンジン204と、を有している。
【0033】自然言語処理モジュール200は、テキス
トバッファ上の文書201(例えば、ワードプロセッサ
で処理中の文書:以下「要約対象文書201」と記述す
る)を入力し、品詞等の情報を格納した辞書200aお
よび文法ルールを格納した文法辞書200bを用いて、
形態素解析,主要な語または句の識別,意味情報の付
与,構文解析,参照表現の解析,同一指示物の判定等の
処理を行う。そして、解析処理の結果を用いて、要約対
象文書201の各センテンスから名詞句を抽出し、抽出
した名詞句リスト203を出力する。同時に、自然言語
処理モジュール200は、段落毎の要約文を作成するた
め、段落構成の判定処理を行い、名詞句リスト203と
共に段落情報を出力する。
【0034】続いて、要約エンジン204は、名詞句リ
スト203および段落情報を入力し、名詞句リスト20
3中の各名詞句について、要約対象文書201中での重
要度に応じた重み付けを行う。そして、各名詞句に対す
る重み付けの結果を用いて、各センテンス毎に重要度の
判定を行い、重要度の高いセンテンスが上位となるよう
にランキング付けを行い、ランキングに応じてセンテン
スを並び替え、文書全体のセンテンスのランキング20
5および段落単位のセンテンスのランキング206を生
成する。
【0035】すなわち、文書全体のランキング205
は、要約対象文書201中の全てのセンテンスについ
て、重要度の高いものから順に並べたものであり、段落
単位のランキング206は、各段落毎のセンテンスにつ
いて、重要度の高いものから順に並べたものである。こ
の処理により、要約文を作成する準備が整ったことにな
る。
【0036】なお、図2では説明を省略したが、要約文
を作成する領域が選択されているような場合には、選択
された領域中のセンテンスについて、重要度の高いもの
から順に並べて領域単位のランキングを生成すれば良
い。また、要約対象文書201をテキストバッファ上の
文書としたが、例えば、ハードディスク装置103中に
保存された文書を要約対象文書201として要約文を作
成しても良い。
【0037】さらに、詳細は後述するが、文書要約支援
ソフト104は、要約文の作成のための選択項目を表示
するダイアログボックスを表示し、ユーザの選択に基づ
いて、要約文を作成して表示する(作成・表示処理)。
【0038】次に、上述した文書要約支援装置の動作に
ついて、(1)文書要約開始から要約文の表示までの処
理,(2)要約文の表示後の処理の順で詳細に説明す
る。
【0039】(1)文書要約開始から要約文の表示まで
の処理 図3は、文書要約の開始から要約文の表示までの文書要
約支援装置の動作を示フローチャートである。
【0040】テキストバッファ上には、例えば、図4に
示す文書が存在しており、この文書は現在ワードプロセ
ッサ(例えば、ジャストシステム社の一太郎)で編集中
の状態にあるものとする。以下では、図4に示す文書を
要約対象文書201として、文書要約支援装置の動作を
説明していく。
【0041】例えば、ワードプロセッサから文書要約コ
マンドが選択されると(S301)、文書要約支援ソフ
ト104が起動し、図2を用いて説明した要約前処理が
実行される(S302)。
【0042】続いて、文書要約支援ソフト104は、要
約文の作成・表示処理を行う前に、ダイアログボックス
を表示して、ユーザによって各種条件が選択されるのを
待つ(S303)。
【0043】ここで、ステップS303で表示されるダ
イアログボックスについて説明する。図5(a)は、文
書要約の基本設定ダイアログボックスを、図5(b)
は、文書要約の詳細設定ダイアログボックスをそれぞれ
示す説明図である。
【0044】図5(a)の基本設定ダイアログボックス
501は、いかなる方法で要約文を表示するかの設定、
要約対象文書201のいずれの範囲で要約文を作成する
かの設定、要約対象文書201から要約文を抽出する量
をどれくらいにするかの設定を行うためのものである。
【0045】図5(a)において、502は、要約文の
表示方法を指定するための表示方法指定ボックスを示
し、この表示方法指定ボックス502には、抽出された
要約文に該当する部分を要約対象文書201中に網掛け
して強調表示する方法を指定するための強調表示指定ボ
タン503と、抽出された要約文を要約対象文書201
とは別画面(別のウィンドウ)で表示、即ち要約文のみ
を絞り込んで表示する絞込表示をを指定するための絞込
表示指定ボタン504とが設けられている。
【0046】505は、要約対象文書201のいずれの
範囲の要約を作成するかを指定するための要約範囲指定
ボックスを示し、この要約範囲指定ボックス505に
は、文書全体の要約文の作成を指定するための全体指定
ラジオボタン506と、選択した範囲の要約文の作成を
指定するための範囲指定ラジオボタン507と、段落毎
の要約文の作成を指定するための段落指定ラジオボタン
508とが設けられている。
【0047】なお、上記では、文書全体の要約文の作成
以外に、選択した範囲や段落毎の要約文の作成を指定す
ることができることを例としたが、文書構造を利用し
て、章単位,節単位等の要約文の作成を指定することも
できる。
【0048】509は要約対象文書から要約文を抽出す
る量を指定するための抽出量指定ボックスを示し、この
抽出量指定ボックス509には、要約対象文書201に
対して抽出する要約文の割合を数値で指定するための割
合指定ドロップダウンコンボボックス510と、割合指
定ドロップダウンコンボボックス510に指定された数
値の単位を指定する単位指定ドロップダウンコンボボッ
クス511とが設けられている。この割合指定および単
位指定ドロップダウンコンボボックス510,511の
指定を組み合わせて、抽出する要約の量を例えば、%
(相対的),センテンス数(絶対的)または文字数(絶
対的)で指定することができる。
【0049】なお、%の場合は、10〜100まで10
%刻みの10個の候補値から選択するか、所望の数値を
直接入力する。また、センテンス数の場合は、5〜10
個程の候補値から選択するか、所望のセンテンス数を直
接入力する。さらに、文字数の場合は、5〜10個程度
の候補値から選択するか、所望の文字数を直接入力す
る。
【0050】また、512は、上記各ボックスの設定内
容を反映して基本設定ダイアログボックス501を閉
じ、文書要約処理の実行を指定するためのOKボタン
を、513は、文書要約を実行することなく、基本設定
ダイアログボックス501を閉じるためのキャンセルボ
タンを、514は、操作方法のヘルプ画面を表示するた
めのヘルプボタンを、515は、図5(b)に示す詳細
設定ダイアログボックス520を開くための詳細設定ボ
タンをそれぞれ示している。
【0051】図5(b)の詳細設定ダイアログボックス
520は、図5(a)に示す詳細設定ボタン515が選
択された場合に開き、基本設定ダイアログボックス50
1で設定した内容に加えて、さらに詳細な設定を行うた
めのものである。
【0052】図5(b)において、521は、抽出され
た要約文に該当する部分を要約対象文書201中に網掛
けして強調表示する際(強調表示指定ボタン503を参
照)の網掛けの色を指定するための色指定ドロップダウ
ンコンボボックスを示している。なお、色の指定は、フ
ルカラーで所望の色を指定することができる。
【0053】522は、絞込表示指定ボタン504で絞
込表示された要約部分を新規文書として登録する際に、
その文書の文書スタイルを指定するためのスタイル選択
チェックボックスを示している。スタイル選択チェック
ボックス522をオンにした場合には、要約対象文書2
01と同一の文書スタイルが使用され、オフにした場合
には、予め設定されたデフォルトの文書スタイルが使用
される。
【0054】523は、要約対象文書201を解析する
際に、予め文書に設定された下線や網掛け等の文字飾り
情報に重み付けを行って解析する処理を指定する重み付
け指定チェックボックスを示している。重み付け指定チ
ェックボックス523をオンにした場合には、文字飾り
情報を文書解析処理に利用することができるようにな
る。詳細な説明は省略するが、いずれの文字飾りに重き
を置くかを設定することもできる。なお、文字飾り以外
に段落属性,固有名詞等の各種のパラメータで重みを調
整することができる。
【0055】また、524は、上記各ボックスの設定内
容を反映して基本設定ダイアログボックス501に戻る
ためのOKボタンを、525は、上記各ボックスの設定
内容を破棄して基本設定ダイアログボックス501に戻
るためのキャンセルボタンを、526は、操作方法のヘ
ルプ画面を表示するためのヘルプボタンをそれぞれ示し
ている。
【0056】図3に戻って文書要約支援装置の動作の説
明を続けることにする。文書要約支援ソフト104は、
上記ステップS303において基本設定ダイアログボッ
クス501等で選択された情報を入力し、要約文の作成
・表示処理を行う。ただし、ステップS303でキャン
セルボタン513がクリックされた場合には、文書要約
コマンドを終了する。
【0057】すなわち、文書要約支援ソフト104は、
図5(a)および図5(b)に示すダイアログボックス
501,520で選択された抽出量に基づいて、要約文
を作成し(S304)、さらに、選択された要約文の表
示方法に基づいて、要約文を表示する(S305)。例
えば、抽出量指定ボックス509で抽出量を20%に指
定した場合、文書要約支援ソフト104は、図2で説明
したセンテンスのランキングを参照して、上位のセンテ
ンス、即ち重要文から順に抽出し、文書全体,選択され
た領域または段落に対する要約文の割合が20%になる
ように要約文を作成して表示する。
【0058】図6(a)は、基本設定ダイアログボック
ス501の強調表示指定ボタン503を選択することに
よって要約文を表示した様子を、図6(b)は、絞込表
示指定ボタン504を選択することによって要約文を表
示した様子をそれぞれ示す説明図である。
【0059】図6(a)に示す強調表示の場合には、要
約文となる部分のみがハイライト表示(図中に網点で示
す)されるため、簡単に文書の主旨を確認することが可
能となる。また、図6(b)に示す絞込表示の場合に
は、要約対象文書201とは別に、要約文のみが表示さ
れるため、要約対象文書201の要約文のみを参照した
い場合に便利となる。
【0060】さらに、図7は、基本設定ダイアログボッ
クス501の段落指定ラジオボタン508をオンにする
ことによって要約を表示した様子を示す説明図である。
この図7においては、段落とその段落の要約文とが対応
づけられて表示されているが、段落毎に上記強調表示を
行うことや、段落毎の要約文のみを絞込表示することも
できる。このように、段落毎の要約文を表示することが
できるようにすることにより、要約対象文書201に複
数のトピックが含まれているような場合であっても、適
切な要約文を得ることができる。また、要約対象文書2
01のどの位置にどのような内容が記載されているかを
知ることができ、作成した要約文から文書全体の構成ま
たは作成者の文書構築スタイルを知ることも可能とな
る。
【0061】また、要約対象文書201の任意の領域を
選択し、その領域の要約文を作成する場合においても、
図6(a)および図6(b)に示すように表示すること
ができる。要約対象文書201の選択された領域の要約
文を作成する場合においては、1つのみならず、複数の
領域を指定することもできる。
【0062】例えば、一文書中に複数のトピックが存在
する場合等には、トピック毎に範囲を指定し、それぞれ
要約文を作成することができる。換言すれば、それぞれ
のトピック毎に適切な要約文を作成することができる。
【0063】(2)要約文の表示後の処理 続いて、要約文を表示した後における文書要約支援装置
の動作について説明する。図8は、要約文表示後の文書
要約支援装置の動作を示すフローチャートである。
【0064】文書要約支援ソフト104は、図3のステ
ップS304で要約文を表示すると同時に、図9に示す
フローティングダイアログボックス901を表示して、
要約文の表示方法や、抽出量、抽出量の単位の変更を可
能とする(S801)。
【0065】ここで、ステップS801で表示されるフ
ローティングダイアログボックス901について詳細に
説明する。図9は、要約文の表示と同時に表示されるフ
ローティングダイアログボックス901の構成例を示す
説明図である。このフローティングダイアログボックス
901は、上述した基本設定ダイアログボックス501
と同様の機能を有し、かつ、表示された要約の表示方法
や抽出量等を変更するためのものである。
【0066】図9において、902は、要約対象文書2
01から抽出する要約文の割合を数値で指定するための
割合指定ドロップダウンコンボボックスを、903は、
割合指定ドロップダウンコンボボックス902で指定さ
れた数値の単位を指定する単位指定ドロップダウンコン
ボボックスをそれぞれ示しており、これらは図5(a)
に示す割合指定ドロップダウンコンボボックス510お
よび単位指定ドロップダウンコンボボックス511にそ
れぞれ対応している。
【0067】この割合指定ドロップダウンコンボボック
ス902の指定、即ち数値を変更することにより、要約
対象文書201から抽出するセンテンスの数を変更する
ことができるため、要約文の長さを変更することができ
る。また、単位指定ドロップダウンコンボボックス90
3で単位を変更することにより、例えば、センテンスの
数を単位として要約文を表示した後にあっても、再度要
約文の作成処理を行うことなしに、文字数を単位とする
要約文の表示に変更することができる。
【0068】904は、抽出された要約文に該当する部
分を要約対象文書201中に網掛けして強調表示する方
法を指定するための強調表示指定ボタンを、905は、
抽出された要約部分を絞り込んで表示する絞込表示を指
定するための絞込表示指定ボタンをそれぞれ示し、これ
らは図5(a)に示す強調表示指定ボタン503および
絞込表示指定ボタン504にそれぞれ対応している。
【0069】例えば、強調表示により要約文が表示され
ている場合に、絞込表示指定ボタン905を選択する
と、要約文を強調表示から絞込表示に変更して表示する
ことができる。
【0070】906は、文書全体の要約文の表示を指定
するための全体指定ボタンを、907は、選択した範囲
の要約文の表示を指定するための範囲指定ボタンを、9
08は、段落毎の要約文の表示を指定するための段落指
定ボタンをそれぞれ示し、これらは図5(a)に示す全
体指定ラジオボタン506,範囲指定ラジオボタン50
7および段落指定ラジオボタン508にそれぞれ対応し
ている。
【0071】例えば、要約対象文書201全体の要約文
が表示されている場合(図6(a)および図6(b)参
照)に、段落指定ボタン908を選択すると、文書全体
の要約文から段落単位の要約文に変更することができる
(図7参照)。
【0072】909は、要約対象文書201中の要約文
に該当する部分が網掛けで強調表示されている場合(図
6(a)参照)にのみ有効となるものであって、要約部
分の文字属性の指定やフォントの指定等を行うことがで
きるように、網掛けされた要約部分を「範囲選択」した
状態にするための範囲選択ボタンを示している。
【0073】910は、要約文を絞込表示した場合(図
6(b)参照)にのみ有効となるものであって、絞込表
示された要約文を要約対象文書201中の任意の位置に
挿入する操作を行うための挿入ボタンを示している。こ
の挿入ボタン910を選択し、要約対象文書201の任
意の位置を指定すると、絞込表示されていた要約文が指
定された位置に挿入される。
【0074】911は、同じく要約文を絞込表示した場
合(図6(b)参照)にのみ有効となるものであって、
絞込表示されている要約文を要約対象文書201とは別
の新規文書とするための新規ボタンを示している。
【0075】912は、図5(b)に示した詳細設定ダ
イアログボックス520を開くための詳細設定ボタンを
示している。詳細設定ダイアログボックスに520につ
いては、既に説明した通りであるため、ここでは説明を
省略する。
【0076】913は、文書要約処理の終了を指定する
閉じるボタンを示している。閉じるボタン913をクリ
ックすることにより、フローティングダイアログボック
ス901を閉じ、強調表示または絞込表示がキャンセル
され、文書要約処理を開始する前の状態に戻ることがで
きる。
【0077】再び、図8に戻って、文書要約支援装置の
動作を説明する。ステップS801において、フローテ
ィングダイアログボックス901が表示され、ユーザに
よってフローティングダイアログボックス901中の各
種ボタンが選択されると、文書要約支援ソフト104
は、閉じるボタン913(終了)が選択されたか否かを
判定する(S802)。
【0078】選択されたボタンが閉じるボタン913で
はないと判定した場合、文書要約支援ソフト104は、
選択されたボタンに応じて要約文を作成し(S80
3)、作成した要約文を表示する(S804)。そし
て、ステップS801に戻ってユーザの選択入力を待
つ。
【0079】ユーザは、図8のステップS801におい
て、上記図9に示すフローティングダイアログボックス
901上の各種ボタンを選択することにより、例えば、
図6(a)に示す強調表示から図6(b)に示す絞込表
示に変更することや、要約文の抽出量を変更して、要約
文を短くしたり、長くしたりすることができる。
【0080】また、図6(b)に示す絞込表示の状態
で、新規ボタン911が選択されると、絞込表示されて
いる要約文が新規文書となり、要約対象文書201に対
して独立した存在とすることができる。このように要約
文を新規文書とすることにより、要約文をユーザの好み
にあった文章に修正して保存することが可能となる。
【0081】一方、ステップS802において、選択さ
れたボタンが閉じるボタン913であると判定した場
合、文書要約支援ソフト104は、さらに、新規文書が
選択されているか、即ち、絞込表示の状態で新規ボタン
911が選択され、要約文が新規文書として存在してい
るか否かを判定する(S805)。
【0082】ステップS805において、要約文が新規
文書として存在していると判定した場合には、要約文の
保存処理を行う(S806)。また、要約文が新規文書
として存在していない場合およびステップS806の保
存処理が終了した場合には、表示したフローティングダ
イアログボックス901を閉じて、文書要約コマンドを
終了する。
【0083】以上では、テキストバッファ上に存在する
要約対象文書201の要約文を作成して表示する場合に
ついて述べたが、文書要約支援ソフト104をさらに別
の用途にも使用することもできる。以下では、その一例
を説明する。
【0084】図10は、ワードプロセッサ等で文書を読
み込む際に表示される文書一覧ビューアを示す説明図で
ある。通常の文書一覧ビューアとしては、文書の一覧の
みを表示するものや、文書の一覧と一覧表示された文書
のうち、選択された文書の先頭を表示するもの等があ
る。図10に示す文書一覧ビューア1000は、文書の
一覧を表示すると共に、一覧表示された文書のうち、選
択された文書の要約文を表示することを可能としたもの
である。
【0085】なお、図10において、1001は文書表
示欄を、1002は文書内容表示欄を、1003は文書
内容表示欄1002に選択した文書の要約文を表示する
ための要約文表示選択ボタンを、1004は文書内容表
示欄1002に選択した文書の先頭を表示するための文
書先頭表示選択ボタンをそれぞれ示している。
【0086】要約文表示選択ボタン1003が選択され
ている状態で、文書一覧ビューア1000の表示の指示
が入力されると、文書要約支援ソフト104は、上述し
た図2に示す要約前処理を行い、要約文を作成して文書
内容表示欄1002に表示する。ただし、この場合の要
約前処理の対象となる文書は、テキストバッファ上に存
在するものではなく、読み込みの対象となる記憶装置、
例えばハードディスク装置103上に存在するものとす
る。
【0087】また、文書内容表示欄1002に表示され
る要約文の抽出量については、予め定めた初期値を用い
ても良いし、文書一覧ビューア1000上で抽出量を設
定することができるようにしても良い。
【0088】図10に示すように、文書一覧ビューア1
000に要約文を表示することができるため、迅速に文
書内容を理解することができ、所望の文書を迅速に選択
することができる。
【0089】なお、上記文書一覧ビューア1000以外
に、例えば、ファイルをツリー構造で表示するようなフ
ァイル管理ソフトウェアにおいても、文書要約支援ソフ
ト104を用いて、要約文の表示を行うこともできる。
【0090】さらに、図9で示したフローティングダイ
アログボックス901において、新規ボタン911をク
リックすると、絞込表示された要約文を要約対象文書2
01とは別の新規文書(別文書)とすることができる。
この際に、ユーザは別文書とされた要約文を自分の好み
にあったものに修正することも可能である。例えば、図
11に示すように、ユーザは、修正前の要約文(文書要
約支援ソフト104で自動的に生成された要約文、以
下、旧要約文1100と記載する)を修正し、修正後の
要約文(以下、新要約文1101と記載する)として保
存することができる。
【0091】このように、実施の形態1の文書要約支援
装置によれば、要約文を表示した後においても要約文の
種類,抽出量および抽出量の単位を容易に変更すること
ができるため、要約文を生成・表示させる際の操作性の
向上を図ることができる。
【0092】また、実施の形態1の文書要約支援装置に
よれば、指定した範囲の要約文を作成することができる
ため、必要に応じて文書中の特定の範囲の要約文を得る
ことができる。例えば、文書中に複数のトピックが存在
する場合に、トピック毎に要約の範囲を指定して、トピ
ック単位で最も相応しい要約文を得ることができ、さら
に使い勝手の向上を図ることができる。
【0093】さらに、実施の形態1の文書要約支援装置
によれば、段落毎の要約文を作成することができるた
め、文書の構造を利用して、自動的に複数の要約文を作
成し、文書全体の構成または作成者の文書構築スタイル
の理解に利用することができる。また、ユーザが文書全
体を速読して、所望の情報のみを詳細に得たい場合など
には、段落毎の要約文を作成後、所望の情報の記載位置
を確認し、対応する元の文書から詳細な情報を得ること
ができるので、利用価値が大きい。
【0094】なお、作成した要約文を要約対象文書20
1の文書情報中にも挿入して登録することができるの
で、利便性が大である。
【0095】〔実施の形態2〕実施の形態2の文書要約
支援装置は、図11に示した旧要約文1100および新
要約文1101をその元となる要約対象文書201とリ
ンクさせ、作成した要約文の有効利用を図るものであ
る。なお、基本的な構成および動作は、実施の形態1の
文書要約支援装置と同様であるため、ここでは異なる部
分のみを説明する。また、以下の説明において、単に
「要約文」という場合には、上記旧要約文1100およ
び新要約文1101の両方を指すものとする。
【0096】図12は、要約対象文書201と作成済み
の要約文とをリンクさせるためのテーブルを説明する説
明図である。テーブル1200は、文書要約支援ソフト
104によって管理され、例えば、図1に示すハードデ
ィスク装置103内に保存される。文書要約支援ソフト
104は、要約文の保存が指示されると、要約文のファ
イル名をテーブル1200に登録すると共に、その要約
文の元となる要約対象文書201のファイル名を要約文
のファイル名に対応させてテーブル1200に登録す
る。このように、テーブル1200に要約文のファイル
名と要約対象文書201のファイル名を登録しておくこ
とにより、両方をリンクさせて管理することができるの
で、作成した要約文の再利用および有効利用が可能とな
ると共に、一方の文書から自動的に他方の文書を呼び出
すことも可能となる。
【0097】次に、上述したテーブル1200用いた場
合の文書要約支援装置の動作について、(1)文書要約
開始から要約文の表示までの処理,(2)要約文の表示
後の処理の順で詳細に説明する。なお、装置の構成や、
各種ダイアログボックスの構成、表示された要約文の様
子等については、実施の形態1のものと同様であるた
め、ここではそれらの説明は省略する。
【0098】(1)文書要約開始から要約文の表示まで
の処理 図13は、文書要約の開始から要約文の表示までの文書
要約支援装置の動作を示すフローチャートである。
【0099】テキストバッファ上には、例えば、図4に
示す要約対象文書201が存在しており、この文書は現
在ワードプロセッサで編集中の状態にあるものとする。
【0100】例えば、ワードプロセッサから文書要約コ
マンドが選択されると(S1301)、文書要約支援ソ
フト104が起動し、実施の形態1において図2を用い
て説明した要約前処理が実行される(S1302)。
【0101】文書要約支援ソフト104は、ステップS
1302の要約前処理が終了すると、図12に示すテー
ブル1200に要約対象文書201のファイル名が登録
されているか否かを判定する(S1303)。すなわ
ち、テーブル1200を参照して、要約対象文書201
について、既に作成された要約文が存在するか否かを判
定する。
【0102】ステップS1303において、テーブル1
200に要約対象文書201のファイル名が登録されて
いないと判定した場合、文書要約支援ソフト104は、
図5(a)に示す基本設定ダイアログボックス501を
表示し、ユーザによって各種条件が選択されるのを待つ
(S1304)。
【0103】その後、ユーザによって各種条件が選択さ
れると、文書要約支援ソフト104は、図5(a)およ
び図5(b)に示すダイアログボックス501,520
で選択された抽出量に基づいて要約文を作成し(S13
05)、さらに、選択された要約文の表示方法に基づい
て要約文を表示する(S1306)。
【0104】一方、ステップS1303において、テー
ブル1200に要約対象文書201のファイル名が登録
されていると判定した場合、文書要約支援ソフト104
は、要約対象文書201のファイル名に対応して登録さ
れている要約文のファイル名に基づいて要約文を表示す
る(S1305,S1306)。例えば、ハードディス
ク装置103に保存された要約文を読み出して表示す
る。このように、既に作成済みの要約文が存在する場合
には、新たに要約文を作成することなく、作成済みの要
約文を表示することにしたため、作成済みの要約文の再
利用を図ることができる。特に、ユーザが自分の好みに
合わせて要約文を修正したような場合に、修正した要約
文の有効活用を図ることができる。
【0105】(2)要約文の表示後の処理 続いて、要約文を表示した後における文書要約支援装置
の動作について説明する。図14は、要約文表示後の文
書要約支援装置の動作を示すフローチャートである。
【0106】文書要約支援ソフト104は、図13のス
テップS1306で要約文を表示すると同時に、図9に
示すフローティングダイアログボックス901を表示し
て、要約文の表示方法や抽出量の変更を可能とする(S
1401)。
【0107】なお、既に作成済みの要約文を読み出して
表示した場合であっても、ステップS1302において
要約前処理を実行してあるため、フローティングダイア
ログボックス901を操作することにより、新たな要約
文を容易に作成・表示することができる。したがって、
フローティングダイアログボックス901中の各種ボタ
ンを選択することにより、新たに強調表示や、絞込表
示、段落毎の要約文を表示させたりすることもできる。
【0108】ステップS1401において、フローティ
ングダイアログボックス901が表示され、ユーザによ
ってフローティングダイアログボックス901中の各種
ボタンが選択されると、文書要約支援ソフト104は、
終了ボタン913が選択されたか否かを判定する(S1
402)。
【0109】選択されたボタンが終了ボタン913では
ないと判定した場合、文書要約支援ソフト104は、選
択されたボタンに応じて要約文を作成し(S140
3)、作成した要約文を表示する(S1404)。そし
て、ステップS1401に戻ってユーザの選択入力を待
つ。
【0110】一方、ステップS1402において、選択
されたボタンが終了ボタン913であると判定した場
合、文書要約支援ソフト104は、さらに、新規文書が
選択されているか、即ち、絞込表示の状態で新規ボタン
911が選択され、要約文が新規文書として存在してい
るか否かを判定する(S1405)。
【0111】ステップS1405において、要約文が新
規文書として存在していない場合には、フローティング
ダイアログボックス901を閉じ、文書要約コマンドを
終了する。一方、要約文が新規文書として存在している
と判定した場合には、テーブル1200中に既に作成し
た要約文が登録されているか否かを判定する(S140
6)。
【0112】ステップS1406において、作成済みの
要約文が存在していないと判定した場合には、ステップ
S1408に進み、要約文の保存処理を実行する。この
要約文の保存処理においては、別文書とされた要約文を
所定の格納先に保存すると共に、要約文のファイル名
と、対応する要約対象文書201のファイル名とをテー
ブル1200に登録する。
【0113】一方、ステップS1406において、作成
済みの要約文が存在していると判定した場合には、ステ
ップS1407に進み、例えば図15に示すようなダイ
アログボックス1500を表示して、作成済みの要約文
を更新するか否かをユーザに確認する。
【0114】ステップS1407において、ユーザが更
新しないを選択した場合には、フローティングダイアロ
グボックス901を閉じて、文書要約コマンドを終了す
る。一方、ユーザが更新するを選択した場合には、作成
済みの要約文を更新すると共に、テーブル1200を更
新する保存処理を実行する(S1408)。その後、フ
ローティングダイアログボックス901を閉じて、文書
要約コマンドを終了する。
【0115】なお、テーブル1200に登録された要約
対象文書201が削除されたような場合は、例えばOS
から削除に関する情報を受け取って、随時テーブル12
00からそのファイル名と対応する要約文のファイル名
を削除することができる。また、文書要約支援ソフト1
04が起動された際に、テーブルと文書の保存状況を確
認する処理を行い、削除された文書がある場合には、同
じくテーブルからファイル名を削除することにしても良
い。要約文が削除された場合についても同様の処理を行
うことができる。
【0116】さらに、テーブル1200を用いた文書要
約支援ソフト104を実施の形態1で説明した文書一覧
ビューア1000にも適用することができる。図16
(a)は、文書一覧ビューア1000に新規に作成した
要約文を表示した様子を、図16(b)は、テーブル1
200を用いて、ユーザによる修正後の要約文を表示し
た様子をそれぞれ示す説明図である。テーブル1200
を用いた文書要約支援ソフトを文書一覧ビューア100
0に適用することにより、作成済みの要約文を文書の内
容の確認のために使用することができる。特に、ユーザ
による修正後の要約文を表示することができるため、ユ
ーザにとっては文書の内容を極めて容易かつ的確に把握
することが可能となる。
【0117】その他、ファイルをツリー構造で表示する
ようなファイル管理ソフトウェアにおいても、上述した
テーブル1200を用いた文書要約支援装置を適用して
要約文の表示を行うことができる。
【0118】このように、実施の形態2の文書要約支援
装置によれば、要約対象文書2014とその要約文とを
リンクさせることができるため、既に作成した要約文の
有効活用を図れるようにすることができる。例えば、新
規文書として保存した要約文がある場合、元の文書から
自動的に参照することができると共に、要約文から自動
的に元の文書を参照することができる。特に、先に要約
文を読んで、その内容に興味を持った場合などには、要
約文から自動的に元の文書を呼び出すことも可能である
ため、使い勝手が良い。
【0119】なお、実施の形態2の文書要約支援装置に
おいては、テーブル1200を用いて、要約対象文書2
01から既に作成した要約文を呼び出して表示すること
ができることを例としたが、要約文から元の文書である
要約対象文書201を読み出して表示することができる
のは明らかである。
【0120】〔実施の形態3〕上述した実施の形態1お
よび2において要約文を印刷する場合には、要約文を作
成して画面表示する処理を行った後に、印刷処理を実行
する必要がある。そこで、実施の形態3の文書要約支援
装置は、要約文作成と印刷処理を一連の処理で実行する
ことを可能としたものである。なお、装置の構成につい
ては、実施の形態1のものと同様であるため、ここでは
それらの説明は省略するが、図1に示す文書要約支援装
置に直接またはネットワークを介してプリンタが接続さ
れている必要がある。
【0121】図17(a)は、印刷設定ダイアログボッ
クスを、図17(b)は、要約印刷設定ダイアログボッ
クスをそれぞれ示す説明図である。例えば、ワードプロ
セッサ等において、印刷コマンドが選択されると、図1
7(a)に示すような印刷設定ダイアログボックス17
00が表示される。図において、1701は、印刷部
数,印刷開始ページ,印刷終了ページ等を設定するため
の印刷基本設定部1701を示している。また、170
2は、印刷開始を指示するOKボタンを、1703は、
印刷処理の開始を中止するためのキャンセルボタンを、
1704は、図17(b)に示す要約印刷設定ダイアロ
グボックスを表示するための要約印刷設定ボタンを、1
705は、印刷に関するヘルプ画面を表示するためのヘ
ルプボタンを、1706は、印刷に関する詳細設定を行
うための詳細設定ボタンをそれぞれ示している。
【0122】通常の印刷処理においては、印刷基本設定
部1701の各項目を設定し、OKボタン1702をク
リックすることにより、印刷が実行される。一方、要約
印刷設定ボタン1704がクリックされると、図17
(b)に示す要約印刷設定ダイアログボックスが表示さ
れる。
【0123】図17(b)に示す要約印刷設定ダイアロ
グボックス1710において、1711は要約文の印刷
方法を指定するための印刷方法指定ボックスを示し、こ
の表示方法指定ボックス1711には、要約文を要約対
象文書201中に網掛け等の強調表示を行って印刷する
方法を指定するための強調印刷指定ボタン1712と、
要約文のみを印刷するための要約単独印刷指定ボタン1
713と、要約文を要約対象文書201の先頭に挿入し
て印刷する挿入印刷指定ボタン1714と、段落毎に要
約文を作成して印刷する段落要約印刷ボタン1715と
が設けられている。
【0124】強調印刷指定ボタン1712が選択された
場合には、図6(a)に示す表示画面と同様な印刷結果
を得ることができ、要約単独印刷指定ボタン1713が
選択された場合には、図6(b)に示す表示画面と同様
な印刷結果を得ることができる。また、段落要約印刷ボ
タン1715が選択された場合には、図7に示す表示画
面と同様な印刷結果を得ることができる。
【0125】なお、要約単独印刷指定ボタン1713が
選択された場合、要約文のみが印刷されることにした
が、要約対象文書201と別のページで要約文を印刷す
ることも選択できるようにすることができる。また、挿
入印刷指定ボタン1714が選択された場合、要約文が
要約対象文書201の先頭に挿入されて印刷されること
にしたが、挿入箇所を選択できるようにすることもでき
る。さらに、段落要約印刷ボタン1715が選択された
場合、図7に示す表示画面と同様な印刷結果を得ること
ができるとしたが、段落毎の要約文のみの印刷や、要約
対象文書201とは別ページへの段落毎の要約文の印
刷、段落毎に要約文となる箇所の強調表示印刷等を選択
できるようにしても良い。
【0126】また、上記では、文書全体の要約文の印刷
以外に、段落毎の要約文の印刷を指定することができる
ことを例としたが、文書構造を利用して、章単位,節単
位等の要約文の印刷を指定するできるようにしても良い
のは勿論である。
【0127】さらに、図17(b)において、1716
は、要約対象文書201から要約を抽出する量を指定す
るための抽出量指定ボックスを示し、この抽出量指定ボ
ックス1716には、要約対象文書201に対して抽出
する要約の割合を数値で指定するための割合指定ドロッ
プダウンコンボボックス1717と、割合指定ドロップ
ダウンコンボボックス1717で指定された数値の単位
を指定する単位指定ドロップダウンコンボボックス17
18とが設けられている。
【0128】なお、図17(b)において、1719は
要約印刷設定ダイアログボックス1710における設定
を有効にして要約印刷の実行を指定するためのOKボタ
ンを、1720は要約印刷の実行を中止するためのキャ
ンセルボタンを、1721は要約印刷設定に関するヘル
プ画面を表示するヘルプボタンをそれぞれ示している。
【0129】次に、実施の形態3の文書要約支援装置に
よる要約印刷処理を具体的に説明する。処理の流れは図
3に示すフローチャートとほぼ同様となる。
【0130】例えばワードプロセッサにおいて、印刷コ
マンドが選択されて印刷設定ダイアログボックス170
0が表示された後、要約印刷設定ボタン1704がクリ
ックされると、要約作成支援ソフト104が起動され、
テキストバッファ上に存在する要約対象文書201を用
いて、実施の形態1で図2を用いて説明した要約前処理
が実行される。
【0131】続いて、要約印刷設定ダイアログボックス
1710が表示され、ユーザによって各種条件が選択さ
れる。ここで、キャンセルボタン1703が選択された
場合、文書要約支援ソフト104は、既に行った前処理
を破棄して終了する。
【0132】一方、要約印刷開始ボタン1719が選択
された場合、要約印刷設定ダイアログボックス1710
で選択された抽出量に基づいて要約文が作成された後、
選択された要約文の印刷方法に基づいて、要約文の印刷
処理が実行される。
【0133】なお、ここでは詳細な説明を省略するが、
上述したテーブル1200を用いることにより、既に作
成した要約文を利用して印刷処理を行うこともできる。
【0134】このように、実施の形態3の文書要約支援
装置によれば、要約対象文書201を印刷する際に、要
約文の作成・印刷を指定することができるため、要約文
の印刷時における操作性の向上を図ることができる。
【0135】また、実施の形態3の文書要約支援装置に
よれば、要約文の印刷を指定する際に、段落毎の要約文
の作成・印刷を指定することができるため、文書の構造
を利用して、自動的に複数の要約文を作成し、文書全体
の構成または作成者の文書構築スタイルの理解に利用す
ることができる。
【0136】なお、上述した実施の形態1〜3の文書要
約支援ソフト104で要約文を作成する際に、さらに各
種のオプション設定を行えるようにしても良い。図18
は、要約オブション設定ダイアログボックスの一例を示
す説明図である。この要約オプション設定ダイアログボ
ックス1800は、各種文書の構造を要約文の作成に利
用するための設定項目を備えている。
【0137】要約オプション設定ダイアログボックス1
800においては、例えば特定のワードプロセッサで編
集中の文書の要約文を作成する場合に、そのワードプロ
セッサで用いられている文書構造を利用して、例えば、
「目次行は必ず要約文に含む」,「子文書を要約の対象
とする」,「レイアウト枠内を要約の対象とする」等の
指定を行うことができる。また、例えば、HTML文書
の要約文を作成する場合には、HTML文書のの文書構
造を利用して、「URLは必ず要約文に含む」,「タイ
トルは必ず要約文に含む」,「見出し行毎に要約する」
等の指定を行うことができる。
【0138】要約オプション設定ダイアログボックス1
800を用いて、所望のオプションを設定すると、文書
要約支援ソフト104は、指定された項目に基づいて該
当する文書構造に対する重み(係数)を変更し、要約対
象文書201の構造解析を行う。
【0139】また、上述した実施の形態1〜3の文書要
約支援装置においては、要約前処理を行った後に、要約
文作成に関する基本設定ダイアログボックス501を表
示することにしたが、この順序を逆にしても良い。
【0140】さらに、上述した文書要約支援ソフト10
4をハードディスク装置103以外のフロッピーディス
ク,CD−ROM,MO,DVD,ICカード等のコン
ピュータで読み取ることができる記録媒体に記録し、そ
れらの記録媒体からコンピュータで読み出して実行する
ことができる。また、それらの記録媒体を介して文書要
約支援ソフト104を配布することもできる。
【0141】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の文書要約
支援装置(請求項1)によれば、要約文の抽出量および
抽出量の単位を設定するための設定手段と、設定手段を
介して設定された抽出量および抽出量の単位に基づい
て、文書から要約文を抽出する要約手段と、要約手段で
抽出した要約文を画面表示する表示手段と、表示手段で
要約文が表示されている状態において、要約文の抽出量
および抽出量の単位の設定を変更するための設定変更手
段と、を備え、要約手段は、設定変更手段を介して抽出
量および抽出量の単位が変更された場合、変更された抽
出量および抽出量の単位に基づいて、文書から要約文を
抽出するため、要約文を生成・表示させる際の操作性の
向上を図ることができる。
【0142】また、本発明の文書要約支援装置(請求項
2)によれば、要約文の抽出量および抽出量の単位を設
定するための設定手段と、設定手段を介して設定された
抽出量および抽出量の単位に基づいて、文書から要約文
を抽出する要約手段と、要約手段で抽出した要約文を画
面表示する表示手段と、表示手段で要約文が表示されて
いる状態において、文書中の任意の位置に要約文を挿入
することを指定するための挿入指定手段と、記挿入指定
手段を介して要約文の挿入が指定された場合に、文書中
における要約文の挿入箇所を指定するための挿入箇所指
定手段と、を備え、表示手段は、挿入指定手段を介して
要約文の挿入が指定されると、文書を画面表示し、挿入
箇所指定手段を介して挿入箇所が指定されると、文書の
該当する箇所に要約文を挿入して画面表示するため、要
約文を生成・表示させる際の操作性の向上を図ることが
できる。
【0143】また、本発明の文書要約支援装置(請求項
3)によれば、要約文の抽出量および抽出量の単位を設
定するための設定手段と、設定手段を介して設定された
抽出量および抽出量の単位に基づいて、文書から要約文
を抽出する要約手段と、要約手段で抽出した要約文を画
面表示する表示手段と、表示手段で要約文が表示されて
いる状態において、要約文の表示属性を変更するための
表示属性変更手段と、を備え、表示手段は、表示属性変
更手段を介して表示属性が変更された場合に、該当する
表示属性に基づいて、要約文の画面表示を行うため、要
約文を生成・表示させる際の操作性の向上を図ることが
できる。
【0144】また、本発明の文書要約支援装置(請求項
4)によれば、要約文の抽出量および抽出量の単位を設
定するための設定手段と、設定手段を介して設定された
抽出量および抽出量の単位に基づいて、文書から要約文
を抽出する要約手段と、要約手段で抽出した要約文を画
面表示する表示手段と、表示手段で要約文が表示されて
いる状態において、要約文を文書から独立した新規文書
として指定するための新規文書指定手段と、新規文書指
定手段を介して新規文書が指定された場合に、要約文を
用いて新たな文書ファイルを生成するファイル生成手段
と、を備え、表示手段は、新規文書指定手段を介して新
規文書が指定された場合に、要約文を文書と異なる新規
文書として画面表示するため、要約文を生成・表示させ
る際の操作性の向上を図ることができる。
【0145】また、本発明の文書要約支援装置(請求項
5)によれば、請求項4に記載の文書要約支援装置にお
いて、さらに、ファイル生成手段で生成した要約文の文
書ファイルを保存する際に、要約文および要約文の元の
文書をリンクさせるリンク情報を生成するリンク情報生
成手段を備えたため、既に作成した要約文の有効活用を
図れるようにすることができる。具体的に、新規文書と
して保存した要約文がある場合、元の文書から自動的に
参照することができると共に、要約文から自動的に元の
文書を参照することができる。
【0146】また、本発明の文書要約支援装置(請求項
6)によれば、要約文を作成する際に、要約の対象範囲
として文書の一部または文書全体のいずれかを指定する
ための対象範囲指定手段と、対象範囲指定手段を介して
指定された要約の対象範囲に基づいて、該当する対象範
囲から要約文を抽出する要約手段と、要約手段で抽出し
た要約文を画面表示する表示手段と、を備えたため、指
定した範囲の要約文や段落毎の要約文を作成することが
できる。
【0147】また、本発明の文書要約支援装置(請求項
7)によれば、請求項6に記載の文書要約支援装置にお
いて、対象範囲指定手段は、要約の対象範囲として、文
書の段落単位を指定可能であり、要約手段は、文書の段
落単位が指定された場合に、文書の段落毎に要約文を抽
出するため、文書の構造を利用して、自動的に複数の要
約文を作成でき、文書全体の構成または作成者の文書構
築スタイルの理解に利用することができる。
【0148】また、本発明の文書要約支援装置(請求項
8)によれば、請求項6に記載の文書要約支援装置にお
いて、対象範囲指定手段は、要約の対象範囲として、文
書の任意の範囲を複数指定可能であり、要約手段は、指
定された複数の任意の範囲に基づいて、文書の任意の範
囲毎に要約文を抽出するため、文書中の特定の範囲の要
約文を得ることができる。
【0149】また、本発明の文書要約支援装置(請求項
9)によれば、文書および要約文の印刷の指定が可能な
印刷指定手段と、印刷指定手段で要約文の印刷が指定さ
れた場合に、要約文の抽出量および抽出量の単位を設定
するための設定手段と、設定手段を介して設定された抽
出量および抽出量の単位に基づいて、文書から要約文を
抽出する要約手段と、要約手段で抽出した要約文を印刷
する印刷手段と、を備えたため、要約文の印刷時におけ
る操作性の向上を図ることができる。
【0150】また、本発明の文書要約支援装置(請求項
10)によれば、請求項9に記載の文書要約支援装置に
おいて、さらに、要約文の印刷が指定された場合に、要
約文の印刷形式として段落単位を指定する印刷形式指定
手段を備え、要約手段は、印刷形式として段落単位が指
定された場合に、文書の段落毎に要約文を抽出するた
め、文書の構造を利用して、自動的に複数の要約文を作
成でき、文書全体の構成または作成者の文書構築スタイ
ルの理解に利用することができる。また、ユーザが文書
全体を速読して、所望の情報のみを詳細に得たい場合な
どには、段落毎の要約文を作成後、所望の情報の記載位
置を確認し、対応する元の文書から詳細な情報を得るこ
とができるので、利用価値が大きい。
【0151】また、本発明の文書要約支援装置(請求項
11)によれば、請求項1〜10のいずれか一つに記載
の文書要約支援装置において、さらに、文書中の文字に
施された文字飾り,段落属性,固有名詞等のパラメータ
を要約時の重み付けに利用することを指定する重み指定
手段を備え、要約手段は、重み指定手段を介してパラメ
ータを重み付けに利用することが指定されると、パラメ
ータの指定に基づいて重み付けを行って文書から重要文
を抽出し、文書の要約文を作成するため、ユーザの好み
にあった要約文を作成することができる。
【0152】また、本発明のコンピュータ読み取り可能
な記録媒体(請求項12)によれば、請求項1〜11の
いずれか一つに記載の文書要約支援装置の各手段として
コンピュータを機能させるためのプログラムを記録した
ため、記録したプログラムをコンピュータに実行させる
ことにより、要約文を生成・表示させる際の操作性の向
上を図ること,既に作成した要約文の有効活用を図れる
ようにすること,指定した範囲の要約文や段落毎の要約
文を作成することおよび要約文の印刷時における操作性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の文書要約支援装置のハードウェ
ア構成を示すブロック構成図である。
【図2】実施の形態1の文書要約支援装置において、文
書要約支援ソフトの処理を示す概略ブロック図である。
【図3】実施の形態1の文書要約支援装置において、文
書要約の開始から要約文の表示までの動作を示すフロー
チャートである。
【図4】実施の形態1の文書要約支援装置において、テ
キストバッファ上に存在する要約対象文書の一例を示す
説明図である。
【図5】実施の形態1の文書要約支援装置において、
(a)は、文書要約の基本設定ダイアログボックスを、
(b)は、文書要約の詳細設定ダイアログボックスをそ
れぞれ示す説明図である。
【図6】実施の形態1の文書要約支援装置において、
(a)は、基本設定ダイアログボックスの強調表示指定
ボタンを選択することによって要約文を表示した様子
を、(b)は、絞込表示指定ボタンを選択することによ
って要約文を表示した様子をそれぞれ示す説明図であ
る。
【図7】実施の形態1の文書要約支援装置において、基
本設定ダイアログボックスの段落指定ラジオボタンをオ
ンにすることによって要約を表示した様子を示す説明図
である。
【図8】実施の形態1の文書要約支援装置において、要
約文表示後の動作を示すフローチャートである。
【図9】実施の形態1の文書要約支援装置において、要
約の表示と同時に表示されるフローティングダイアログ
ボックスの構成例を示す説明図である。
【図10】実施の形態1の文書要約支援装置において、
ワードプロセッサ等で文書を読み込む際に表示される文
書一覧ビューアを示す説明図である。
【図11】実施の形態1の文書要約支援装置において、
文書要約支援ソフトで作成された要約文と、ユーザによ
る修正後の要約文を示す説明図である。
【図12】実施の形態2の文書要約支援装置において、
要約対象文書と作成済みの要約文とをリンクさせるため
のテーブルを説明する説明図である。
【図13】実施の形態2の文書要約支援装置において、
文書要約の開始から要約文の表示までの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図14】実施の形態2の文書要約支援装置において、
要約文表示後の動作を示すフローチャートである。
【図15】実施の形態2の文書要約支援装置において、
作成済みの要約文を更新するか否かをユーザに確認する
ためのダイアログボックスの一例を示す説明図である。
【図16】実施の形態2の文書要約支援装置において、
(a)は、文書一覧ビューアに新規に作成した要約文を
表示した様子を、(b)は、テーブルを用いて、ユーザ
による修正後の要約文を表示した様子をそれぞれ示す説
明図である。
【図17】実施の形態3の文書要約支援装置において、
(a)は、印刷設定ダイアログボックスを、(b)は、
要約印刷設定ダイアログボックスをそれぞれ示す説明図
である。
【図18】実施の形態1〜3の文書要約支援装置におい
て、要約オブション設定ダイアログボックスの一例を示
す説明図である。
【符号の説明】
103 ハードディスク装置 104 文書要約支援ソフト 105 入力装置 106 ディスプレイ 200 自然言語モジュール 201 要約対象文書 204 要約エンジン 501 基本設定ダイアログボックス 502 表示方法指定ボックス 503 強調表示指定ボタン 504 絞込表示指定ボタン 505 要約範囲指定ボックス 506 全体指定ラジオボタン 507 範囲指定ラジオボタン 508 段落指定ラジオボタン 509 抽出量指定ボックス 510,902 割合指定ドロップダウンコンボボ
ックス 511,903 単位指定ドロップダウンコンボボ
ックス 520 詳細設定ダイアログボックス 521 色指定ドロップダウンコンボボックス 522 スタイル選択チェックボックス 523 重み付け指定チェックボックス 901 フローティングダイアログボックス 904 強調表示指定ボタン 905 絞込表示指定ボタン 906 全体指定ボタン 907 範囲指定ボタン 908 段落指定ボタン 909 範囲選択ボタン 910 挿入ボタン 911 新規ボタン 1000 文書一覧ビューア 1001 文書表示欄 1002 文書内容表示欄 1003 要約文表示選択ボタン 1200 テーブル 1700 印刷設定ダイアログボックス 1704 要約印刷設定ボタン 1710 要約印刷設定ダイアログボックス 1711 印刷方法指定ボックス 1712 強調印刷指定ボタン 1713 要約単独印刷指定ボタン 1714 挿入印刷指定ボタン 1715 段落要約印刷ボタン 1800 要約オプション設定ダイアログボックス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要約文の作成対象となる文書を入力し、
    予め設定した抽出量および抽出量の単位に基づいて、入
    力した文書から重要文を抽出して、前記文書の要約文を
    作成する文書要約支援装置において、 前記要約文の抽出量および抽出量の単位を設定するため
    の設定手段と、 前記設定手段を介して設定された抽出量および抽出量の
    単位に基づいて、前記文書から要約文を抽出する要約手
    段と、 前記要約手段で抽出した要約文を画面表示する表示手段
    と、 前記表示手段で前記要約文が表示されている状態におい
    て、前記要約文の抽出量および抽出量の単位の設定を変
    更するための設定変更手段と、を備え、 前記要約手段は、前記設定変更手段を介して前記抽出量
    および抽出量の単位が変更された場合、前記変更された
    抽出量および抽出量の単位に基づいて、前記文書から要
    約文を抽出することを特徴とする文書要約支援装置。
  2. 【請求項2】 要約文の作成対象となる文書を入力し、
    予め設定した抽出量および抽出量の単位に基づいて、入
    力した文書から重要文を抽出して、前記文書の要約文を
    作成する文書要約支援装置において、 前記要約文の抽出量および抽出量の単位を設定するため
    の設定手段と、 前記設定手段を介して設定された抽出量および抽出量の
    単位に基づいて、前記文書から要約文を抽出する要約手
    段と、 前記要約手段で抽出した要約文を画面表示する表示手段
    と、 前記表示手段で前記要約文が表示されている状態におい
    て、前記文書中の任意の位置に前記要約文を挿入するこ
    とを指定するための挿入指定手段と、 前記挿入指定手段を介して前記要約文の挿入が指定され
    た場合に、前記文書中における前記要約文の挿入箇所を
    指定するための挿入箇所指定手段と、を備え、 前記表示手段は、前記挿入指定手段を介して前記要約文
    の挿入が指定されると、前記文書を画面表示し、前記挿
    入箇所指定手段を介して前記挿入箇所が指定されると、
    前記文書の該当する箇所に前記要約文を挿入して画面表
    示することを特徴とする文書要約支援装置。
  3. 【請求項3】 要約文の作成対象となる文書を入力し、
    予め設定した抽出量および抽出量の単位に基づいて、入
    力した文書から重要文を抽出して、前記文書の要約文を
    作成する文書要約支援装置において、 前記要約文の抽出量および抽出量の単位を設定するため
    の設定手段と、 前記設定手段を介して設定された抽出量および抽出量の
    単位に基づいて、前記文書から要約文を抽出する要約手
    段と、 前記要約手段で抽出した要約文を画面表示する表示手段
    と、 前記表示手段で前記要約文が表示されている状態におい
    て、前記要約文の表示属性を変更するための表示属性変
    更手段と、を備え、 前記表示手段は、前記表示属性変更手段を介して前記表
    示属性が変更された場合に、該当する表示属性に基づい
    て、前記要約文の画面表示を行うことを特徴とする文書
    要約支援装置。
  4. 【請求項4】 要約文の作成対象となる文書を入力し、
    予め設定した抽出量および抽出量の単位に基づいて、入
    力した文書から重要文を抽出して、前記文書の要約文を
    作成する文書要約支援装置において、 前記要約文の抽出量および抽出量の単位を設定するため
    の設定手段と、 前記設定手段を介して設定された抽出量および抽出量の
    単位に基づいて、前記文書から要約文を抽出する要約手
    段と、 前記要約手段で抽出した要約文を画面表示する表示手段
    と、 前記表示手段で前記要約文が表示されている状態におい
    て、前記要約文を前記文書から独立した新規文書として
    指定するための新規文書指定手段と、 前記新規文書指定手段を介して前記新規文書が指定され
    た場合に、前記要約文を用いて新たな文書ファイルを生
    成するファイル生成手段と、を備え、 前記表示手段は、前記新規文書指定手段を介して前記新
    規文書が指定された場合に、前記要約文を前記文書と異
    なる新規文書として画面表示することを特徴とする文書
    要約支援装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記ファイル生成手段で生成し
    た前記要約文の文書ファイルを保存する際に、前記要約
    文および前記要約文の元の文書をリンクさせるリンク情
    報を生成するリンク情報生成手段を備えたことを特徴と
    する請求項4に記載の文書要約支援装置。
  6. 【請求項6】 要約文の作成対象となる文書を入力し、
    予め設定した抽出量および抽出量の単位に基づいて、入
    力した文書から重要文を抽出して、前記文書の要約文を
    作成する文書要約支援装置において、 前記要約文を作成する際に、要約の対象範囲として前記
    文書の一部または文書全体のいずれかを指定するための
    対象範囲指定手段と、 前記対象範囲指定手段を介して指定された要約の対象範
    囲に基づいて、該当する対象範囲から要約文を抽出する
    要約手段と、 前記要約手段で抽出した要約文を画面表示する表示手段
    と、 を備えたことを特徴とする文書要約支援装置。
  7. 【請求項7】 前記対象範囲指定手段は、前記要約の対
    象範囲として、前記文書の段落単位を指定可能であり、
    前記要約手段は、前記文書の段落単位が指定された場合
    に、前記文書の段落毎に要約文を抽出することを特徴と
    する請求項6に記載の文書要約支援装置。
  8. 【請求項8】 前記対象範囲指定手段は、前記要約の対
    象範囲として、前記文書の任意の範囲を複数指定可能で
    あり、前記要約手段は、前記指定された複数の任意の範
    囲に基づいて、前記文書の任意の範囲毎に要約文を抽出
    することを特徴とする請求項6に記載の文書要約支援装
    置。
  9. 【請求項9】 要約文の作成対象となる文書を入力し、
    予め設定した抽出量および抽出量の単位に基づいて、入
    力した文書から重要文を抽出して、前記文書の要約文を
    作成する文書要約支援装置において、 前記文書および要約文の印刷の指定が可能な印刷指定手
    段と、 前記印刷指定手段で要約文の印刷が指定された場合に、
    前記要約文の抽出量および抽出量の単位を設定するため
    の設定手段と、 前記設定手段を介して設定された抽出量および抽出量の
    単位に基づいて、前記文書から要約文を抽出する要約手
    段と、 前記要約手段で抽出した要約文を印刷する印刷手段と、 を備えたことを特徴とする文書要約支援装置。
  10. 【請求項10】 さらに、前記要約文の印刷が指定され
    た場合に、前記要約文の印刷形式として段落単位を指定
    する印刷形式指定手段を備え、 前記要約手段は、前記印刷形式として段落単位が指定さ
    れた場合に、前記文書の段落毎に要約文を抽出すること
    を特徴とする請求項9に記載の文書要約支援装置。
  11. 【請求項11】 さらに、前記文書中の文字に施された
    文字飾り,段落属性,固有名詞等のパラメータを要約時
    の重み付けに利用することを指定する重み指定手段を備
    え、 前記要約手段は、前記重み指定手段を介して前記パラメ
    ータを重み付けに利用することが指定されると、前記パ
    ラメータの指定に基づいて重み付けを行って前記文書か
    ら重要文を抽出し、前記文書の要約文を作成することを
    特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の文書
    要約支援装置。
  12. 【請求項12】 前記請求項1〜11のいずれか一つに
    記載の文書要約支援装置の各手段としてコンピュータを
    機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
    るコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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