JPH11249886A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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Publication number
JPH11249886A
JPH11249886A JP10046945A JP4694598A JPH11249886A JP H11249886 A JPH11249886 A JP H11249886A JP 10046945 A JP10046945 A JP 10046945A JP 4694598 A JP4694598 A JP 4694598A JP H11249886 A JPH11249886 A JP H11249886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
rom
program
correction
nonvolatile memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP10046945A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Sakai
隆一 坂井
Koji Hirose
耕司 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10046945A priority Critical patent/JPH11249886A/ja
Priority to DE69910469T priority patent/DE69910469T2/de
Priority to EP99103466A priority patent/EP0939369B1/en
Priority to CN99102059.6A priority patent/CN1214329C/zh
Priority to US09/260,422 priority patent/US6532587B1/en
Publication of JPH11249886A publication Critical patent/JPH11249886A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/60Software deployment
    • G06F8/65Updates
    • G06F8/66Updates of program code stored in read-only memory [ROM]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器のROM部11に格納されているプ
ログラムに不具合が発見された場合、その電子機器を分
解せずに外部より補正プログラムの入った外部不揮発性
メモリー16を接続するだけで、プログラムの補正を行
う電子機器を提供することを目的とする。 【解決手段】 補正プログラムなどの入った外部不揮発
性メモリー16を電子機器の接続転送部15に接続する
と、接続転送部15は接続されたことを検知し補正プロ
グラム等を内部不揮発性メモリー部14に転送した後、
接続転送部15より外部不揮発性メモリーを外し、CP
U部13はリセットの後補正プログラム等をRAM部1
2に転送し、その後ROM部11のプログラムを実行
し、RAM部12に格納されている補正ポイントが来た
らRAM部12にある補正プログラムを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ等のマイクロプロセッサを内蔵した電子機器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器は、多種多様な制御をマ
イクロプロセッサとROMに書き込まれたプログラムに
よって行っていた。
【0003】図5は、従来の電子機器の例である。この
電子機器は、CPU部53を動作させるためのプログラ
ムが入ったROM部51と、ROM部51に格納されて
いるプログラムを補正するプログラムおよび補正ポイン
トおよび補正プログラムのバージョンナンバー(3つ合
わせてROMコレクションデータを入れておくためのR
AM部52と、ROM部51のプログラムを実行しつ
つ、RAM部52に格納されている補正ポイントが来た
らRAM部52にある補正プログラムを実行するCPU
部53と、ROMコレクションデータを記憶しておき、
CPU部53の命令によって、ROMコレクションデー
タをRAM部52に転送する内部不揮発性メモリー部5
4とからなる。
【0004】以上のように構成された従来の電子機器に
ついて、以下その動作について説明する。当初、内部不
揮発性メモリー部54にはROMコレクションデータは
格納されておらず、ROM部51のなかのプログラムに
は、あらかじめ、CPU部53にリセットがかかったと
きなどのタイミングで、内部不揮発性メモリー部54に
ROMコレクションデータが格納されていたら、そのデ
ータをRAM部52に転送させるような処理が入ってい
るものとすると、RAM部52にはROMコレクション
データは転送されず、CPU部53は、ROM部51に
格納されているプログラムにのみ従って動作を行う。
【0005】この電子機器が完成された後、ROM部に
格納されているプログラムに不具合が発見された場合、
その不具合を補正するROMコレクションデータが入っ
た不揮発性メモリーと内部不揮発性メモリー部54とを
交換する。すると、CPU部53にリセットがかかった
タイミングで、CPU部53は、内部不揮発性メモリー
部54に格納されているROMコレクションデータをR
AM部52に転送させ、その後CPU部53はROM部
51のプログラムを実行し、RAM部52に格納されて
いる補正ポイントが来たらRAM部52にある補正プロ
グラムを実行することによりROM部51に格納されて
いるプログラムの不具合を補正することができる。
【0006】通常、ROM部51は、内部不揮発性メモ
リー部54に比べて、容量が大きいので値段が高く、ま
たリードタイムも長いため、ROM部51を交換するよ
りも内部不揮発性メモリー部54を交換するほうが、時
間的にもコスト的にも有利である。また内部不揮発性メ
モリー部54は、書き換えが可能なため、一度交換した
ものを再利用することもでき、ロスコストを低減でき
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記、従
来の電子機器の構成では、ROM部51に格納されてい
るプログラムを補正するために、電子機器を分解して部
品を交換する必要があり、非常に手間がかかるという問
題点を有していた。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、電子機器を分解することなく、簡単にROM部5
1に格納されているプログラムの補正を行う電子機器を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電子機器は、電子機器を分解せずに外部より
脱着可能なROMコレクションデータの入っている外部
不揮発性メモリーを接続することができる接続転送部を
設け、その接続転送部がROMコレクションデータの格
納された外部不揮発性メモリーが接続されていることを
検知して、自動的に、もしくは、CPU部の指令に従っ
て、外部不揮発性メモリーに格納されているROMコレ
クションデータを内部不揮発性メモリー部に転送するこ
とにより、ROMコレクションデータの更新を容易にで
きるように構成したものである。
【0010】これにより、電子機器を分解することな
く、簡単にROM部51に格納されているプログラムの
補正を行うことを実現することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
CPUを動作させるためのプログラムが入ったROM部
と、ROM部にあるプログラムを補正するプログラムお
よび補正ポイントおよび補正プログラムのバージョンナ
ンバーからなるROMコレクションデータを入れておく
ためのRAM部と、ROM部のプログラムを実行しつ
つ、RAM部に格納されている補正ポイントが来たらR
AM部にある補正プログラムを実行するCPU部と、R
OMコレクションデータを記憶しておき、CPU部の命
令によって、ROMコレクションデータをRAM部に転
送する内部不揮発性メモリー部と、電子機器を分解せず
に外部より脱着可能なROMコレクションデータの入っ
ている外部不揮発性メモリーを接続することができ、接
続されたことを検知して、外部不揮発性メモリーにRO
Mコレクションデータが格納されているときのみ、その
データを内部不揮発性メモリーに転送する接続転送部と
を備えたことを特徴とする電子機器であり、外部不揮発
性メモリーを設けたことにより、容易にROMコレクシ
ョンデータの更新が可能であるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項2記載の発明は、CPU部
を動作させるためのプログラムが入ったROM部と、R
OM部にあるプログラムを補正するプログラムおよび補
正ポイントおよび補正プログラムのバージョンナンバー
からなるROMコレクションデータを入れておくための
RAM部と、ROM部のプログラムを実行しつつ、RA
M部に格納されている補正ポイントが来たらRAM部に
ある補正プログラムを実行するCPU部と、ROMコレ
クションデータを記憶しておき、CPU部の命令によっ
て、ROMコレクションデータをRAM部に転送する内
部不揮発性メモリー部と、電子機器を分解せずに外部よ
り脱着可能なROMコレクションデータの入っている外
部不揮発性メモリーを接続することができ、接続された
ことを検知して、その情報をCPU部に伝え、かつCP
U部の指令によって、ROMコレクションデータを内部
不揮発性メモリーに転送する接続転送部と、接続転送部
から読み出される外部不揮発性メモリーに格納されてい
る補正プログラムのバージョンナンバーと内部不揮発性
メモリー部から読み出される補正プログラムのバージョ
ンとを比較し、その結果をCPU部に伝える比較部とを
備えたことを特徴とする電子機器であり、請求項1記載
の発明の有する作用に加え、比較部を設けたことによ
り、ROMコレクションデータを更新するとき、現在、
内部不揮発性メモリー部に格納されている補正プログラ
ムよりバージョンの古い補正プログラムを間違って、外
部不揮発性メモリーより転送することを防止することが
可能であるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項3記載の発明は、CPUを
動作させるためのプログラムが入ったROM部と、RO
M部にあるプログラムを補正するプログラムおよび補正
ポイントおよび補正プログラムのバージョンナンバーか
らなるROMコレクションデータを入れておくためのR
AM部と、ROM部のプログラムを実行しつつ、RAM
部に格納されている補正ポイントが来たらRAM部にあ
る補正プログラムを実行するCPU部と、ROMコレク
ションデータを記憶しておき、CPU部の命令によっ
て、ROMコレクションデータをRAM部に転送する内
部不揮発性メモリー部と、電子機器を分解せずに外部よ
り脱着可能なROMコレクションデータの入っている外
部不揮発性メモリーを接続することができ、接続された
ことを検知して、その情報をCPU部に伝え、かつCP
U部の指令によって、ROMコレクションデータを内部
不揮発性メモリーに転送する接続転送部と、接続転送部
から読み出される外部不揮発性メモリーに格納されてい
る補正プログラムのバージョンナンバーと内部不揮発性
メモリー部から読み出される補正プログラムのバージョ
ンとを比較し、その結果および各々の補正プログラムの
バージョンをCPU部に伝える比較部と、CPU部の指
令に従い外部不揮発性メモリーに格納されている補正プ
ログラムのバージョンナンバーと内部不揮発性メモリー
部に格納されている補正プログラムのバージョンナンバ
ーとを表示する表示部と、外部不揮発性メモリーに格納
されているROMコレクションデータを内部不揮発性メ
モリーに転送することをCPU部に指令する操作部とを
備えたことを特徴とする電子機器であり、請求項2記載
の発明の有する作用に加え、表示部及び操作部を設けた
ことにより、自動的にROMコレクションデータの更新
を行うのではなく、マニュアル操作によってデータの更
新を行うことにより、意図的に不必要なデータ更新を行
わないようにしたり、現在のROMコレクションデータ
の更新状態を確認できるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項4記載の発明は、複数のC
PU部とROM部とRAM部のセットが存在し、その複
数のCPU部が互いにROMコレクションデータをやり
とりできるような通信手段を有しており、第一のCPU
を動作させるためのプログラムが入った第一のROM部
と、第一のROM部にあるプログラムを補正するプログ
ラムおよび補正ポイントおよび補正プログラムのバージ
ョンナンバーからなるROMコレクションデータを入れ
ておくための第一のRAM部と、第一のROM部のプロ
グラムを実行しつつ、第一のRAM部に格納されている
補正ポイントが来たら第一のRAM部にある補正プログ
ラムを実行する第一のCPU部と、複数のCPU部のR
OMコレクションデータを記憶しておき、第一のCPU
部の命令によって、第一のCPU部に対するROMコレ
クションデータを第一のRAM部に転送し、それ以外の
CPU部に対するROMコレクションデータを第一のC
PU部を通してその他のCPU部に転送する内部不揮発
性メモリー部と、電子機器を分解せずに外部より脱着可
能なROMコレクションデータの入っている外部不揮発
性メモリーを接続することができ、接続されたことを検
知して、その情報を第一のCPU部に伝え、かつ第一の
CPU部の指令によって、複数のCPUのROMコレク
ションデータを内部不揮発性メモリーに転送する接続転
送部と、接続転送部から読み出される外部不揮発性メモ
リーに格納されている複数のCPU部に対する補正プロ
グラムのバージョンナンバーと内部不揮発性メモリー部
から読み出される複数のCPU部に対する補正プログラ
ムのバージョンとを比較し、その結果および各々の補正
プログラムのバージョンを第一のCPU部に伝える比較
部と、第一のCPU部の指令に従い外部不揮発性メモリ
ーに格納されている複数のCPU部に対する補正プログ
ラムのバージョンナンバーと内部不揮発性メモリー部に
格納されている複数のCPU部に対する補正プログラム
のバージョンナンバーとを表示する表示部と、外部不揮
発性メモリーに格納されている複数のCPU部に対する
ROMコレクションデータを個別に、内部不揮発性メモ
リーに転送することをCPU部に指令する操作部と、第
nのCPUを動作させるためのプログラムが入った第n
のROM部と、第nのROM部にあるプログラムを補正
するプログラムおよび補正ポイントおよび補正プログラ
ムのバージョンナンバーからなるROMコレクションデ
ータを入れておくための第nのRAM部と、第一のCP
U部からROMコレクションデータを受け取り、第nの
RAMに格納し、かつ第nのROM部のプログラムを実
行しつつ、第nのRAM部に格納されている補正ポイン
トが来たら第nのRAM部にある補正プログラムを実行
する第nのCPU部とを備えたことを特徴とする電子機
器であり、複数のCPU間でROMコレクションデータ
をやりとりすることにより、内部不揮発性メモリー部に
接続されていない複数のCPU部に接続されたROM部
に格納されているプログラムに対しても、補正を行うこ
とが可能であるという作用を有する。
【0015】以下、本発明の電子機器の実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る電子機器の構成を示すブロック図である。図1に示す
ように電子機器は、CPUを動作させるためのプログラ
ムが入ったROM部11と、ROM部11にあるプログ
ラムを補正するプログラムおよび補正ポイントおよび補
正プログラムのバージョンナンバーからなるROMコレ
クションデータを入れておくためのRAM部12と、R
OM部11のプログラムを実行しつつ、RAM部12に
格納されている補正ポイントが来たらRAM部12にあ
る補正プログラムを実行するCPU部13と、ROMコ
レクションデータを記憶しておき、CPU部13の命令
によって、ROMコレクションデータをRAM部12に
転送する内部不揮発性メモリー部14と、電子機器を分
解せずに外部より脱着可能なROMコレクションデータ
の入っている外部不揮発性メモリー16を接続すること
ができ、接続されたことを検知して、外部不揮発性メモ
リー16にROMコレクションデータが格納されている
ときのみ、そのデータを内部不揮発性メモリー部14に
転送する接続転送部15とからなる。
【0016】以上のように図1に構成を示した電子機器
について、以下その動作について説明する。
【0017】当初、内部不揮発性メモリー部14には、
ROMコレクションデータは格納されておらないものと
する。また、ROM部11のなかのプログラムには、あ
らかじめ、CPU部13にリセットがかかったときなど
のタイミングで、内部不揮発性メモリー部14にROM
コレクションデータが格納されていたら、そのデータを
RAM部12に転送させるような処理を追加しているも
のとする。この状態では、内部不揮発性メモリー部14
には、ROMコレクションデータが入っていないため、
RAM部12にROMコレクションデータは転送され
ず、CPU部13は、ROM部11に格納されているプ
ログラムにのみ従って動作を行う。この電子機器が完成
された後、ROM部11に格納されているプログラムに
不具合が発見された場合、その不具合を補正するROM
コレクションデータを作成し、そのデータを外部不揮発
性メモリー16に入れる。その後、外部不揮発性メモリ
ー16を電子機器の接続転送部15に接続すると、接続
転送部15は接続されたことを検知して、外部不揮発性
メモリー16にROMコレクションデータが格納されて
いるかどうかを確認する。そして格納されていることが
確認できたら、そのデータを内部不揮発性メモリー部1
4に転送する。ROMコレクションデータが内部不揮発
性メモリー部14に転送されたら、接続転送部15より
外部不揮発性メモリーを外す。
【0018】ここで、接続転送部15が接続されたこと
を検知する仕方について説明する。接続転送部15は、
外部不揮発性メモリー16や内部不揮発性メモリー部1
4と、IICバスにて接続されている。接続転送部15
はマスターとなり、外部不揮発性メモリーと内部不揮発
性メモリーはスレーブとなって通信を行っている。II
Cバスの通信の特徴として、1つのバスにつながる複数
のデバイスを区別するのに、各々のデバイスに対してス
レーブアドレスというものを割り当てる。外部不揮発性
メモリー16と内部不揮発性メモリー部14にも、スレ
ーブアドレスが割り当てられており、接続転送部15
は、各々のデバイスに対してスレーブアドレスを指定し
てから通信を行うことにより、外部不揮発性メモリー1
6と内部不揮発性メモリー部14とに個別に、通信を行
うことができる。また、IICバスの通信のもう1つの
特徴として、マスターがスレーブアドレスを送ると、そ
のスレーブが割り当てられているデバイスが返答(アク
ノリッジ)を返すことになっており、これで正常に通信
ができることを確認しつつ、データのやりとりを行うこ
とになっている。尚、以上の動作は、既存のIIC通信
の規格に準ずる。
【0019】以上のことをふまえて、外部不揮発性メモ
リー16の接続検知の動作を説明すると、接続転送部1
5は、一定周期で、外部不揮発性メモリー16のリード
動作を試みる。(この際、外部不揮発性メモリー16の
スレーブアドレスを指定して、リード動作指令を送るた
め、間違って内部不揮発性メモリー部14をリードする
ことはない。)これに対して、もしも外部不揮発性メモ
リー16が接続されていない場合は、外部不揮発性メモ
リー16からのアクノリッジが返ってこないことから、
外部不揮発性メモリー16が接続されていないことがわ
かる。もしも外部不揮発性メモリー16が接続されてい
れば、接続転送部15がスレーブアドレスを送った直
後、アクノリッジが返ってくるので、外部不揮発性メモ
リー16が接続されていることがわかり、その後、続け
てデータの読み出しを行うことができる。以上のよう
に、IICバスのスレーブのデバイスから返ってくるア
クノリッジを検出することにより、接続の有無が確認で
きる。
【0020】この後、この電子機器に対して、ACコン
セントの抜き差しや、パワー切り入りなどを行うことに
より、CPU部13にリセットをかけてやると、CPU
部13は、内部不揮発性メモリー部14に格納されてい
るROMコレクションデータをRAM部12に転送さ
せ、その後CPU部13はROM部11のプログラムを
実行し、RAM部12に格納されている補正ポイントが
来たらRAM部12にある補正プログラムを実行するこ
とによりROM部11に格納されているプログラムの不
具合を補正することができる。
【0021】以上のように本実施の形態によれば、RO
M部11や内部不揮発性メモリー部14を交換すること
なく、ROM部11の不具合を補正することができ、コ
スト的に非常に有利である。またこの補正方法は、あら
かじめ用意したROMコレクションデータの入った外部
不揮発性メモリーを接続し、少々の時間の後、それを外
して、ACコンセントを抜き差しするという極めて容易
な操作でできるので、リードタイムやメンテナンス性と
いった点で非常に優れている。
【0022】以上の例は、外部不揮発性メモリー16お
よび内部不揮発性メモリー部14にROMコレクション
データが1つしか入っていないときの説明をしたが、複
数のROMコレクションデータが入っていた場合にも同
様なことは、言うまでもない。
【0023】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2における電子機器の構成を示すブロック図であ
る。図2に示すように電子機器は、CPUを動作させる
ためのプログラムが入ったROM部21と、ROM部に
あるプログラムを補正するプログラムおよび補正ポイン
トおよび補正プログラムのバージョンナンバーからなる
ROMコレクションデータを入れておくためのRAM部
22と、ROM部21のプログラムを実行しつつ、RA
M部22に格納されている補正ポイントが来たらRAM
部にある補正プログラムを実行するCPU部23と、R
OMコレクションデータを記憶しておき、CPU部23
の命令によって、ROMコレクションデータをRAM部
22に転送する内部不揮発性メモリー部24と、電子機
器を分解せずに外部より脱着可能なROMコレクション
データの入っている外部不揮発性メモリー26を接続す
ることができ、接続されたことを検知して、その情報を
CPU部23に伝え、かつCPU部23の指令によっ
て、ROMコレクションデータを内部不揮発性メモリー
部24に転送する接続転送部25と、接続転送部25か
ら読み出される外部不揮発性メモリー26に格納されて
いる補正プログラムのバージョンナンバーと内部不揮発
性メモリー部24から読み出される補正プログラムのバ
ージョンとを比較し、その結果をCPU部23に伝える
比較部27とからなる。
【0024】以上のように図2に構成を示した電子機器
について、以下その動作について説明する。
【0025】この電子機器は、以前に数回、実施の形態
1で説明したようなROM部21の補正が行われてお
り、内部不揮発性メモリー部14には、ROMコレクシ
ョンデータが既に格納されているものとする。また、実
施の形態1と同様、ROM部21のなかのプログラムに
は、あらかじめ、CPU部23にリセットがかかったと
きなどのタイミングで、内部不揮発性メモリー部24に
ROMコレクションデータが格納されていたら、そのデ
ータをRAM部22に転送させるような処理を追加して
いるものとする。再度、この電子機器のROM部21に
格納されているプログラムに新たな不具合が発見された
場合を想定する。
【0026】この場合も実施の形態1と同様に、その不
具合を補正するROMコレクションデータを作成し、そ
のデータを外部不揮発性メモリー26に入れる。その
後、外部不揮発性メモリー26を電子機器の接続転送部
25に接続すると、接続転送部25は接続されたことを
検知して、そのことをCPU部23に伝える。また、接
続転送部25は外部不揮発性メモリー26に格納されて
いる補正プログラムのバージョンを読み出し、比較部2
7に伝える。比較部27は、接続転送部25から受け取
った外部不揮発性メモリー26の中の補正プログラムの
バージョンと、現在、内部不揮発性メモリー部24に格
納されている補正プログラムのバージョンとを比較し、
その結果をCPU部23に伝える。CPU部23は、内
部不揮発性メモリー部24の補正プログラムのバージョ
ンが、外部不揮発性メモリー26のものよりも新しい場
合、接続転送部25に対して、外部不揮発性メモリー2
6の中のROMコレクションデータを内部不揮発性メモ
リー部24へ転送しないように指令する。逆に、外部不
揮発性メモリー25の中の補正プログラムのバージョン
が内部不揮発性メモリー部24のものよりも新しい場
合、CPU部23は、接続転送部25に対して、外部不
揮発性メモリー26の中のROMコレクションデータを
内部不揮発性メモリー部24へ転送するように指令す
る。接続転送部24は、この指令に従って、外部不揮発
性メモリー26の中のROMコレクションデータを内部
不揮発性メモリー部24に転送する。ROMコレクショ
ンデータが内部不揮発性メモリー部24に転送された
ら、接続転送部25より外部不揮発性メモリーを外す。
この後は、実施の形態1と同様な動作を行い、ROM部
21に格納されているプログラムの不具合を補正するこ
とができる。
【0027】以上のように本実施の形態によれば、実施
の形態1で説明した容易にROM部21の補正をするこ
とができるという利点以外に、何度もROM部21の補
正を行う場合、人為的ミスなどで、間違って古い補正プ
ログラムを上書きすることを防ぎ、常に最新の補正プロ
グラムに更新することができるといった利点がある。
【0028】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3における電子機器の構成を示すブロック図であ
る。図3に示すように電子機器は、CPUを動作させる
ためのプログラムが入ったROM部31と、ROM部3
1にあるプログラムを補正するプログラムおよび補正ポ
イントおよび補正プログラムのバージョンナンバーから
なるROMコレクションデータを入れておくためのRA
M部32と、ROM部31のプログラムを実行しつつ、
RAM部32に格納されている補正ポイントが来たらR
AM部32にある補正プログラムを実行するCPU部3
3と、ROMコレクションデータを記憶しておき、CP
U部33の命令によって、ROMコレクションデータを
RAM部32に転送する内部不揮発性メモリー部34
と、電子機器を分解せずに外部より脱着可能なROMコ
レクションデータの入っている外部不揮発性メモリー3
6を接続することができ、接続されたことを検知して、
その情報をCPU部33に伝え、かつCPU部の指令に
よって、ROMコレクションデータを内部不揮発性メモ
リー部34に転送する接続転送部35と、接続転送部3
5から読み出される外部不揮発性メモリー36に格納さ
れている補正プログラムのバージョンナンバーと内部不
揮発性メモリー部34から読み出される補正プログラム
のバージョンとを比較し、その結果および各々の補正プ
ログラムのバージョンをCPU部33に伝える比較部3
7と、CPU部33の指令に従い外部不揮発性メモリー
36に格納されている補正プログラムのバージョンナン
バーと内部不揮発性メモリー部34に格納されている補
正プログラムのバージョンナンバーとを表示する表示部
38と、外部不揮発性メモリー36に格納されているR
OMコレクションデータを内部不揮発性メモリー部34
に転送することをCPU部33に指令する操作部39と
からなる。
【0029】以上のように図3に構成を示した電子機器
について、以下その動作について説明する。
【0030】この電子機器も、実施の形態2と同様に、
内部不揮発性メモリー部34には、ROMコレクション
データが既に格納されており、ROM部31のなかのプ
ログラムには、CPU部33にリセットがかかったとき
などに、内部不揮発性メモリー部34のROMコレクシ
ョンデータをRAM部32に転送させるような処理を追
加しているものとし、また、再度、この電子機器のRO
M部21に格納されているプログラムに新たな不具合が
発見された場合を想定する。この場合も実施の形態2と
同様に、その不具合を補正するROMコレクションデー
タを作成し、そのデータを外部不揮発性メモリー36に
入れる。その後、外部不揮発性メモリー36を電子機器
の接続転送部35に接続すると、接続転送部35は接続
されたことを検知して、そのことをCPU部33に伝え
る。また、接続転送部35は外部不揮発性メモリー36
に格納されている補正プログラムのバージョンを読み出
し、比較部37に伝える。比較部37は、接続転送部3
5から受け取った外部不揮発性メモリー36の中の補正
プログラムのバージョンと、現在、内部不揮発性メモリ
ー部34に格納されている補正プログラムのバージョン
とを比較し、その結果および各々の補正プログラムのバ
ージョンをCPU部23に伝える。CPU23は、その
情報を受け取り、表示部38に対して内部不揮発性メモ
リー部34の中の補正プログラムのバージョンと、外部
不揮発性メモリーの中の補正プログラムのバージョンを
表示するように指令する。表示部38は、CPU部33
の指令に従って、表示を行う。ユーザーは、その表示を
見て、現在の補正プログラムのバージョンを確認し、補
正プログラムのバージョンアップが必要と判断したら、
操作部39を操作して、CPU部33に対してバージョ
ンアップを行うよう指令する。勿論、CPU部33は、
外部不揮発性メモリー35の中の補正プログラムのバー
ジョンが内部不揮発性メモリー部34のものよりも新し
い場合のみ、操作部39からくる指令を許可してもよ
く、接続転送部35に対して、外部不揮発性メモリー3
6の中のROMコレクションデータを内部不揮発性メモ
リー部34へ転送するように指令する。接続転送部34
は、この指令に従って、外部不揮発性メモリー36の中
のROMコレクションデータを内部不揮発性メモリー部
34に転送する。ROMコレクションデータが内部不揮
発性メモリー部34に転送されたら、接続転送部35よ
り外部不揮発性メモリーを外す。この後は、(実施の形
態2)と同様な動作を行い、ROM部31に格納されて
いるプログラムの不具合を補正することができる。
【0031】以上のように本実施の形態によれば、実施
の形態2で説明した、間違って古い補正プログラムを上
書きすることを防ぐ以外に、現在メモリーされている補
正プログラムのバージョンを確認したり、バージョンア
ップをするかしないかを自動的に判断し実行するのでは
なく、ユーザーにその判断を任せることにより、不要な
バージョンアップ(たとえば、バージョンアップする内
容を、その電子機器が使用される国や地域によって限定
したいときなど)を避けることができるという利点があ
る。
【0032】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4における電子機器の構成を示すブロック図であ
る。図4に示すように電子機器は、第一のCPU部43
を動作させるためのプログラムが入った第一のROM部
41と、第一のROM部41にあるプログラムを補正す
るプログラムおよび補正ポイントおよび補正プログラム
のバージョンナンバーからなるROMコレクションデー
タを入れておくための第一のRAM部42と、第一のR
OM部41のプログラムを実行しつつ、第一のRAM部
42に格納されている補正ポイントが来たら第一のRA
M部42にある補正プログラムを実行する第一のCPU
部43と、第二のCPU部413を動作させるためのプ
ログラムが入った第二のROM部411と、第二のRO
M部411にあるプログラムを補正するプログラムおよ
び補正ポイントおよび補正プログラムのバージョンナン
バーからなるROMコレクションデータを入れておくた
めの第二のRAM部412と、第二のROM部411の
プログラムを実行しつつ、第二のRAM部412に格納
されている補正ポイントが来たら第二のRAM部412
にある補正プログラムを実行し、また第一のCPU部4
3より送られてくるROMコレクションデータを第二の
RAM部412に格納する第二のCPU部413と、第
一のROM部41に格納されているプログラムおよび第
二のROM部411に格納されているプログラムに対す
るROMコレクションデータを記憶しておき、第一のC
PU部43の命令によって、第一のROM部41に格納
されているプログラムに対するROMコレクションデー
タを第一のRAM部42に転送し、第二のROM部41
1に格納されているプログラムに対するROMコレクシ
ョンデータを第一のCPU部43を通して第二のCPU
部413に転送する内部不揮発性メモリー部44と、電
子機器を分解せずに外部より脱着可能なROMコレクシ
ョンデータの入っている外部不揮発性メモリー46を接
続することができ、接続されたことを検知して、その情
報を第一のCPU部43に伝え、かつ第一のCPU部4
3の指令によって、ROMコレクションデータを内部不
揮発性メモリー部44に転送する接続転送部45と、接
続転送部45から読み出される外部不揮発性メモリー4
6に格納されている各々の補正プログラムのバージョン
ナンバーと内部不揮発性メモリー部44から読み出され
る各々の補正プログラムのバージョンとを比較し、その
結果および各々の補正プログラムのバージョンを第一の
CPU部43に伝える比較部47と、第一のCPU部4
3の指令に従い外部不揮発性メモリー46に格納されて
いる各々の補正プログラムのバージョンナンバーと内部
不揮発性メモリー部44に格納されている各々の補正プ
ログラムのバージョンナンバーとを表示する表示部48
と、外部不揮発性メモリー46に格納されている各々の
ROMコレクションデータを内部不揮発性メモリー部3
4に転送することをCPU部43に指令する操作部49
とからなる。
【0033】以上のように図4に構成を示した電子機器
について、以下その動作について説明する。
【0034】この電子機器も、実施の形態3と同様に、
内部不揮発性メモリー部44には、ROMコレクション
データが既に格納されており、第一のROM部41のな
かのプログラムには、第一のCPU部43にリセットが
かかったときなどに、内部不揮発性メモリー部44の中
の第一のROM部41に対するROMコレクションデー
タを第一のRAM部42に転送させ、第二のROM部4
11に対するROMコレクションデータを第一のCPU
部43を通して第二のCPU部413に転送させるよう
な処理を追加し、同じように、第二のROM部411の
なかのプログラムには、第一のCPU部43より送られ
てきたROMコレクションデータを第二のRAM部41
2に転送させるような処理を追加しているものとし、ま
た、再度、この電子機器の第一のROM部41に格納さ
れているプログラムおよび第二のROM部411に格納
されているプログラムに新たな不具合が発見された場合
を想定する。
【0035】この場合も実施の形態3と同様に、その不
具合を補正する各々のROMコレクションデータを作成
し、そのデータを外部不揮発性メモリー46に入れる。
その後、外部不揮発性メモリー46を電子機器の接続転
送部45に接続すると、接続転送部45は接続されたこ
とを検知して、そのことを第一のCPU部43に伝え
る。また、接続転送部45は外部不揮発性メモリー46
に格納されている各々の補正プログラムのバージョンを
読み出し、比較部47に伝える。比較部47は、接続転
送部45から受け取った外部不揮発性メモリー46の中
の各々の補正プログラムのバージョンと、現在、内部不
揮発性メモリー部44に格納されている各々の補正プロ
グラムのバージョンとを比較し、その結果および各々の
補正プログラムのバージョンを第一のCPU部43に伝
える。第一のCPU部43は、その情報を受け取り、表
示部48に対して内部不揮発性メモリー部44の中の各
々の補正プログラムのバージョンと、外部不揮発性メモ
リーの中の各々の補正プログラムのバージョンを表示す
るように指令する。表示部48は、第一のCPU部43
の指令に従って、表示を行う。ユーザーは、その表示を
見て、各々の現在の補正プログラムのバージョンを確認
し、補正プログラムのバージョンアップが必要と判断し
たら、操作部49を操作して、第一のCPU部43に対
してバージョンアップを行うよう指令する。勿論、第一
のCPU部43は、外部不揮発性メモリー45の中の各
々の補正プログラムのバージョンが内部不揮発性メモリ
ー部34のものよりも新しい場合のみ、操作部49から
くる指令を許可してもよく、接続転送部45に対して、
外部不揮発性メモリー46の中の各々のROMコレクシ
ョンデータを内部不揮発性メモリー部44へ転送するよ
うに指令するを与える。接続転送部45は、この指令に
従って、外部不揮発性メモリー46の中の各々のROM
コレクションデータを内部不揮発性メモリー部44に転
送する。各々のROMコレクションデータが内部不揮発
性メモリー部44に転送されたら、接続転送部45より
外部不揮発性メモリー46を外す。この後、この電子機
器に対して、ACコンセントの抜き差しや、パワー切り
入りなどを行うことにより、第一のCPU部43にリセ
ットをかけてやると、第一のCPU部43は、第一のR
OM部41に格納されているプログラムに対するROM
コレクションデータを第一のRAM部42に転送し、第
二のROM部411に格納されているプログラムに対す
るROMコレクションデータを第一のCPU部43を通
して、第二のCPU部413に転送する。第二のCPU
部413は、また第一のCPU部43より送られてくる
ROMコレクションデータを第二のRAM部412に格
納する。その後、第一のCPU部43は第一のROM部
41のプログラムを実行し、第一のRAM部42に格納
されている補正ポイントが来たら第一のRAM部42に
ある補正プログラムを実行することにより第一のROM
部41に格納されているプログラムの不具合を補正する
ことができる。
【0036】同様に、第二のCPU部413は第二のR
OM部411のプログラムを実行し、第二のRAM部4
12に格納されている補正ポイントが来たら第二のRA
M部412にある補正プログラムを実行することにより
第二のROM部411に格納されているプログラムの不
具合を補正することができる。
【0037】以上のように本実施の形態によれば、実施
の形態3で示した効果以外に、一つのCPU部につなが
った一つの接続転送部と一つの内部不揮発性メモリー部
を使うだけで、複数のCPU部につながったROM部に
あるプログラムを容易に補正することができるという効
果がある。
【0038】
【発明の効果】以上により本発明の請求項1によれば、
電子機器を分解することなく、容易にROM部に格納さ
れているプログラムの不具合の補正ができるため、コス
ト的にも、時間的にもメンテナンス性に優れた電子機器
を得ることができるという優れた効果が得られる。
【0039】また、本発明の請求項2によれば、本発明
の請求項1の有する作用に加え、何度もプログラムの補
正を行う際、人為的ミスなどで、間違って古い補正プロ
グラムを上書きすることを防ぎ、常に最新の補正プログ
ラムに更新することができるといった優れた効果が得ら
れる。
【0040】さらに、本発明の請求項3によれば、本発
明の請求項2の有する作用に加え、自動的にROMコレ
クションデータの更新を行うのではなく、マニュアル操
作によってデータの更新を行うことにより、現在メモリ
ーされている補正プログラムのバージョンを確認した
り、不要なバージョンアップ(たとえば、バージョンア
ップする内容を、その電子機器が使用される国や地域に
よって変えたいときなど)を避けることができるという
優れた効果が得られる。
【0041】さらに、本発明の請求項4によれば、本発
明の請求項3の有する作用に加え、複数のCPU間でR
OMコレクションデータをやりとりすることにより、内
部不揮発性メモリー部に接続されていない複数のCPU
部に接続されたROM部に格納されているプログラムに
対しても、補正を行うことが可能であるという優れた効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における電子機器の構成
を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2における電子機器の構成
を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3における電子機器の構成
を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態4における電子機器の構成
を示すブロック図
【図5】従来の電子機器の構成を示すブロック図
【符号の説明】
11、21、31、51 ROM部 41 第一のROM部 12、22、32、52 RAM部 52 第一のRAM部 13、23、33、53 CPU部 43 第一のCPU部 14、24、34、44、54 内部不揮発性メモリー
部 15、25、35、45 接続転送部 16、26、36、46 外部不揮発性メモリー 27、37、47 比較部 38、48 表示部 39、49 操作部 411 第二のROM部 412 第二のRAM部 413 第二のCPU部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPU部を動作させるためのプログラム
    が入ったROM部と、前記ROM部にあるプログラムを
    補正する補正プログラム及び前記補正プログラムの実行
    を開始する位置情報である補正ポイント及び前記補正プ
    ログラムのバージョンナンバーからなるROMコレクシ
    ョンデータを入れておくためのRAM部と、前記ROM
    部のプログラムを実行しつつプログラムの実行位置が前
    記RAM部に格納されている前記補正ポイントに到達す
    ると前記RAM部にある前記補正プログラムを実行する
    CPU部と、前記ROMコレクションデータを記憶して
    おき前記CPU部の命令によって前記ROMコレクショ
    ンデータを前記RAM部に転送する内部不揮発性メモリ
    ー部と、電子機器を分解せずに外部より脱着可能なRO
    Mコレクションデータの入っている外部不揮発性メモリ
    ーを接続することができ、接続されたことを検知して、
    外部不揮発性メモリーにROMコレクションデータが格
    納されているときのみ、そのデータを内部不揮発性メモ
    リーに転送する接続転送部とを備えたことを特徴とする
    電子機器。
  2. 【請求項2】 CPU部を動作させるためのプログラム
    が入ったROM部と、前記ROM部にあるプログラムを
    補正する補正プログラム及び前記補正プログラムの実行
    を開始する位置情報である補正ポイント及び前記補正プ
    ログラムのバージョンナンバーからなるROMコレクシ
    ョンデータを入れておくためのRAM部と、前記ROM
    部のプログラムを実行しつつプログラムの実行位置が前
    記RAM部に格納されている前記補正ポイントに到達す
    ると前記RAM部にある前記補正プログラムを実行する
    CPU部と、前記ROMコレクションデータを記憶して
    おき前記CPU部の命令によって前記ROMコレクショ
    ンデータを前記RAM部に転送する内部不揮発性メモリ
    ー部と、電子機器を分解せずに外部より脱着可能な前記
    ROMコレクションデータの入っている外部不揮発性メ
    モリーを接続することができ、接続されたことを検知し
    て、その情報を前記CPU部に伝え、かつ前記CPU部
    の指令によって、前記ROMコレクションデータを前記
    内部不揮発性メモリーに転送する接続転送部と、前記接
    続転送部から読み出される前記外部不揮発性メモリーに
    格納されている補正プログラムのバージョンナンバーと
    前記内部不揮発性メモリー部から読み出される補正プロ
    グラムのバージョンナンバーとを比較しその結果を前記
    CPU部に伝える比較部とを備えたことを特徴とする電
    子機器。
  3. 【請求項3】 CPU部を動作させるためのプログラム
    が入ったROM部と、前記ROM部にあるプログラムを
    補正する補正プログラム及び前記補正プログラムの実行
    を開始する位置情報である補正ポイント及び前記補正プ
    ログラムのバージョンナンバーからなるROMコレクシ
    ョンデータを入れておくためのRAM部と、前記ROM
    部のプログラムを実行しつつプログラムの実行位置が前
    記RAM部に格納されている前記補正ポイントに到達す
    ると前記RAM部にある前記補正プログラムを実行する
    CPU部と、前記ROMコレクションデータを記憶して
    おき前記CPU部の命令によって前記ROMコレクショ
    ンデータを前記RAM部に転送する内部不揮発性メモリ
    ー部と、電子機器を分解せずに外部より脱着可能な前記
    ROMコレクションデータの入っている外部不揮発性メ
    モリーを接続することができ、接続されたことを検知し
    て、その情報を前記CPU部に伝え、かつ前記CPU部
    の指令によって、前記ROMコレクションデータを前記
    内部不揮発性メモリーに転送する接続転送部と、前記接
    続転送部から読み出される前記外部不揮発性メモリーに
    格納されている補正プログラムのバージョンナンバーと
    前記内部不揮発性メモリー部から読み出される補正プロ
    グラムのバージョンナンバーとを比較しその結果を前記
    CPU部に伝える比較部と、前記CPU部の指令に従
    い、前記外部不揮発性メモリーに格納されている補正プ
    ログラムのバージョンナンバーと、前記内部不揮発性メ
    モリー部に格納されている補正プログラムのバージョン
    ナンバーとを表示する表示部と、前記外部不揮発性メモ
    リーに格納されているROMコレクションデータを前記
    内部不揮発性メモリーに転送することを前記CPU部に
    指令する操作部とを設けたことを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 CPU部とROM部とRAM部のセット
    が複数あり、それらが互いにROMコレクションデータ
    をやりとりできるような通信手段を有することを特徴と
    する請求項3記載の電子機器。
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