JPH11249506A - 複写装置及び複写装置の制御方法 - Google Patents

複写装置及び複写装置の制御方法

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JPH11249506A
JPH11249506A JP10071247A JP7124798A JPH11249506A JP H11249506 A JPH11249506 A JP H11249506A JP 10071247 A JP10071247 A JP 10071247A JP 7124798 A JP7124798 A JP 7124798A JP H11249506 A JPH11249506 A JP H11249506A
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unit
copying operation
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JP10071247A
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Hiroyuki Kuroda
博之 黒田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙詰まりなどによる複写動作の中止時にレジ
スト部付近で停止している未複写用紙を再利用可能であ
る複写装置及び複写装置の制御方法を提供する。 【解決手段】 用紙搬送路上の用紙の位置を検出可能
な検出手段と、複写動作を制御する制御手段とを有し、
紙詰まり発生時に複写動作を中止し、用紙搬送路上の用
紙の停止位置を操作部に表示する複写装置において、上
記検出手段が、レジストローラ7の上流近傍に設けられ
たレジストセンサ3aと、該レジストセンサ3aより上
流域の用紙搬送路近傍に設けられた給紙部搬送センサ3
bとを有し、上記複写動作の中止後、上記給紙部搬送セ
ンサ3bのみが用紙を検知しているとき、用紙の停止位
置を上記操作部に表示せず、複写動作を開始可能に制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファックスなどの複写装置に関し、特に、複写動作
の中止後における未複写用紙の再利用に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写装置は、一般に、その複写動
作中に紙詰まりが生じた場合、その複写動作は中止さ
れ、詰まった用紙を含めて用紙搬送路中に停止したすべ
ての用紙を取り除かないと、その後の複写動作は開始で
きないように制御されている。
【0003】また、連続給紙が行われている場合、装置
内の一箇所で紙詰まりが起こると、複数枚の用紙が用紙
搬送路中に停止することになる。例えば、定着部で紙詰
まりが起きたときは、既に次の用紙は給紙されており、
この用紙も用紙搬送路中に停止する。この場合、すべて
の用紙を取り除く必要があるが、紙詰まりを起こした用
紙以外の用紙は、傷ついておらず再利用が可能なことが
多く、特に、給紙部から送り出されてはいるがレジスト
ローラにまで達していない用紙(以下、未複写用紙と称
する)は、そのまま複写に使用したいものである。ま
た、このようなことは、上記紙詰まり以外の原因で、例
えば、複写動作中に、停電などにより装置本体の電源の
遮断で複写動作が中止した場合についても同様のことが
いえる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
すべての用紙を取り除かないとその後の複写動作を開始
できない従来の複写装置では、上記未複写用紙も取り除
く必要が生じ、このとき、汚れたり破れたりする可能性
が高く、結局は使用されずに廃棄されてしまうことが多
い。
【0005】そこで、本発明の目的は、レジストローラ
に到達していない上記未複写用紙が、そのまま複写可能
となり無駄とならない複写装置及び複写装置の制御方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の複写装置は、用紙搬送路上の用紙を検出する検出手
段と、装置本体の複写動作を制御する制御手段とを有
し、用紙搬送路で紙詰まりが生じたとき、上記制御手段
が、複写動作を中止し、上記検出手段から得られた信号
により用紙搬送路上に停止している用紙の停止位置を求
め、該用紙の停止位置を装置本体の操作部に表示する複
写装置において、上記検出手段が、レジストローラの上
流近傍に設けられたレジストセンサと、該レジストセン
サより上流域の用紙搬送路近傍に設けられた給紙部搬送
センサとを有し、上記複写動作の中止後、上記給紙部搬
送センサのみが用紙を検知しているとき、上記制御手段
が、上記用紙の停止位置を上記操作部に表示せず、複写
動作を開始可能とすることを特徴としている。
【0007】また、上記装置本体に記憶手段を設け、該
記憶手段が、操作部で選択された用紙サイズを記憶可能
なものであり、複写動作の中止前に上記記憶手段で記憶
された用紙サイズと、複写動作の中止後に操作部で選択
された用紙サイズとが同じであるとき、複写動作を開始
可能とするとしてもよく、また、上記記憶手段が、上記
開始可能な複写動作で読み取られた画像情報を記憶でき
るものであって、次の複写動作に該画像情報が用いられ
ることとすることもできる。
【0008】さらに、上記記憶手段が、上記装置本体の
電源が遮断されても記憶を維持可能なものであることが
望ましい。また、上記制御手段が、上記操作部で指示が
あったときのみ上記複写動作を開始可能とすることもで
きる。
【0009】上記目的を達成する本発明の複写装置の制
御方法は、用紙搬送路上の用紙を検出する検出手段と、
装置本体の複写動作を制御する制御手段とを有し、用紙
搬送路で紙詰まりが生じたとき、上記制御手段が、複写
動作を中止し、上記検出手段から得られた信号により用
紙搬送路上に停止している用紙の停止位置を求め、該用
紙の停止位置を装置本体の操作部に表示する複写装置の
制御方法において、上記複写動作の中止後、上記検出手
段が、レジストローラより上流域でのみ用紙の停止位置
を検知しているとき、該用紙の停止位置を上記操作部に
表示せず、複写動作を開始可能とすることを特徴として
いる。また、上記操作部で指示があったときのみ上記複
写動作を開始可能とすることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施例を説明する。まず、図1は、本実施例の複写装置
の制御ブロック図であり、本発明の主要な構成を模式的
に表したものである。この図に示すように、本実施例の
複写装置は、ユーザーへ必要な情報を表示し、またユー
ザーによる選択や指令を受ける操作部1と、この操作部
1で選択された用紙サイズなどを記憶する記憶手段2
と、用紙搬送路上の用紙を検出する検出手段3と、複写
駆動系4の動作を制御する制御手段5と、を有する構成
である。
【0011】上記検出手段3は、用紙搬送路近傍の各箇
所に設けられた複数の検知センサからなり、この各検知
センサは用紙の有無を検知するものである。これら検知
センサにより検知された信号は制御手段5に送られる。
【0012】通常の複写動作において、上記制御手段5
は、各検知センサから送られる用紙の有無を信号として
受け取り、複写動作中に用紙が正しいタイミングで搬送
されているかを判断する。この判断は、用紙の先端部及
び後端部の通過による検知タイミングなどから可能であ
る。
【0013】また、主に電装部に装備される上記記憶手
段2は、操作部1でユーザーにより選択された用紙サイ
ズなどを一時的に記憶する。また、必要な場合には複写
動作中に光学ユニットで読み取られた原稿の画像情報を
ハードディスク上に記憶せておくこともでき、バックア
ップメモリを使用することで、装置本体の電源が何等か
の原因で遮断されたときにも上記記憶した情報は維持さ
れる。
【0014】図2は、本実施例の複写装置の要部構成図
である。上記検出手段3は、複数の検知センサからなる
が、この図に示すように、その複数の検知センサのう
ち、レジストセンサ3a及び給紙部搬送センサ3bが、
給紙部トレイ6とレジストローラ7の間の用紙搬送路近
傍に設置されている。
【0015】複写動作における用紙の搬送について、給
紙部トレイ6の上段から給紙される場合を例にとって説
明すると、まず、上記操作部1でのコピースタートの指
示により、給紙トレイ7に収容されている用紙は、呼び
出しコロ8により一枚毎送り出され、ついで、給紙コロ
9及び搬送ローラ10の駆動により、レジスト部11へ
達する。そして、レジストローラ7のニップ部にその先
端部を付勢した状態で一旦停止させた後、作像系の画像
位置と同期をとってレジストローラ7により上方の転写
部に送り込まれる。
【0016】また、給紙部搬送センサ3bは、搬送ロー
ラ10の近傍に、また、レジストセンサ3aは、レジス
トローラ7の近傍に位置しており、給紙トレイ6からレ
ジストローラ7までの用紙の搬送において、その用紙の
先端部の通過が検知される。
【0017】複写動作中に上記用紙搬送路で紙詰まりが
生じた場合、上記制御手段5は、上記検知タイミングの
ずれなどの異常を検出し、複写駆動系4の動作を停止さ
せ、ユーザーに対し紙詰まりが生じたことを知らせる表
示による警告など、所定の制御を行う。この表示による
警告において、制御手段5は、検出手段3で用紙搬送路
上のすべての用紙を検出しその箇所を特定し、実際に
は、用紙搬送路のどこで紙詰まりが生じたかを、たとえ
ば、給送トレイ6とレジスト部11との間、レジスト部
11と転写部との間、転写部と定着部との間など、用紙
搬送路をいくつかのブロックに分けて表示が行われ、ユ
ーザーは、紙詰まりの箇所(用紙の停止位置)のおおよ
その位置を知ることができる。
【0018】ここで、複写動作が連続コピーモードであ
るときに紙詰まりが生じた場合、一箇所で紙詰まりが生
じても用紙搬送路上には複数の用紙が停止することがあ
る。この場合、各検知センサにより用紙搬送路上のすべ
ての用紙が検知されるので、結果として上記操作部1に
は複数の紙詰まり箇所が表示されることになる。
【0019】本実施例の複写装置及びその制御方法で
は、上記紙詰まりを起こした用紙はユーザーにより取り
除かれることになるが、上記レジスト部11付近で停止
した用紙については、これが再利用可能である未複写用
紙であれば、この未複写用紙を次の複写動作にそのまま
使用しようとするものである。上記未複写用紙であるか
否かの判断は、上記レジストセンサ3aと、給紙部搬送
センサ3bとで検知される用紙の検知タイミングに基づ
いて上記制御手段5により行われる。
【0020】図3は、上記給紙トレイ6とレジストロー
ラ7との間の搬送における検知のタイミングチャートで
あり、3Bは給紙部搬送センサ3bの検知の有無のレベ
ルを、3Aはレジストセンサ3aの検知の有無のレベル
を示している。以下、上段の給紙部トレイ6から給紙さ
れた場合について説明する。上記給紙トレイ6より用紙
が送り出されると、用紙の先端部の通過により、図3に
示すように、まず給紙部搬送センサ3b(3B)がオン
し、ついでレジストセンサ3a(3A)がオンする。給
紙部搬送センサ3bがオンしており、かつ、レジストセ
ンサ3aがオンしていないときの信号レベルはcで示さ
れ、両センサがオンするタイミングの時間差はdであ
る。この時間d内の時点における用紙の先端位置は、給
紙部搬送センサ3bの横は通過しているがレジストセン
サ3aまで届いていない、すなわち、この用紙は、レジ
ストローラ7に達してない未複写用紙である。
【0021】したがって、上記制御手段5は、上記時間
d内において複写動作が中止した場合は、上記検知セン
サの検知タイミングに基づいて、レジスト部11までの
搬送路上で停止した用紙の停止位置がレジストローラ7
より上流域であると判断し、この停止している用紙は、
再利用可能な未複写用紙であると判断されることにな
る。また、この判断における検知データ(上記各検知セ
ンサの検知レベルのデータ)は、上記記憶手段2のバッ
クアップメモリに記憶される。このため、複写装置の装
置本体の電源が何等かのアクシデントで遮断により複写
動作が中止された場合も、上記制御手段5は、用紙の停
止位置について上記と同様の判断が可能である。なお、
給紙部搬送センサ3bは、搬送ローラ10の近傍でなく
ともレジストローラ7より上流域の用紙搬送路の近傍で
あって、レジストセンサ3aと適当な距離をおいて設置
されたものであればよい。さらに、検知センサの数を増
やし各センサの間隔を狭くすれば用紙搬送路上のどこに
停止しているか、より正確かつ具体的な判断が可能とな
る。
【0022】図4は、本実施例の複写装置及びこの制御
方法における上記紙詰まり処理についてのフローチャー
トを示す図であり、比較のため鎖線により従来の複写装
置による処理についても示している。
【0023】コピースタート(S1)により複写動作が
開始されるが、この複写動作中の用紙搬送において、上
記したように検出手段3及び制御手段5により紙詰まり
の有無が判断される(S2)。紙詰まりなどの異常が無
いときは、通常の複写(S3)が行われて終了する(S
15)。一方、紙詰まりが起こると検知タイミングの異
常が検出され複写動作は中止される(S4)。
【0024】図中の鎖線で示したように、従来の複写装
置では、複写動作が中止されると(S4)、上記異常の
検出された箇所、すなわち用紙の停止箇所を、必ず操作
部1に表示し(S5)、ユーザーにより用紙の除去作業
(S6)が行われた後リターンする。したがって、用紙
搬送路上の用紙の停止箇所が複数であるとき、これらす
べての箇所で用紙が取り除かれるまで、通常の複写(S
3)は行われない。
【0025】一方、図中の実線で示したように、本実施
例の複写装置では、複写動作の中止(S4)の後、停止
箇所の表示(S5)を行う前に、用紙の停止箇所が一箇
所か複数箇所かを判断する(S7)。ここで、複数であ
れば各箇所が表示され(S5)、除去作業(S6)が行
われるが、用紙の停止箇所が一箇所であれば、その停止
している用紙が未複写用紙として再利用可能である否か
の判断が行われる(S8)。このS8における再利用可
能か否かの判断は、上記したように図3のタイミングチ
ャートに基づいて行われる。この用紙が再利用可能でな
いと判断された場合は、この用紙も除去せざるを得ない
ため停止箇所を表示(S5)した後、これは除去(S
6)されることとなる。一方、このS8で、再利用可能
であると判断された場合は、サイズが同一かの判断、す
なわち停止している上記未複写用紙のサイズと同じサイ
ズの用紙が操作部1で選択されているか否かを判断する
(S9)。
【0026】ここでは、コピースタート(S1)前に操
作部1で選択され、上記記憶手段2で既に記憶されてい
る用紙サイズ、すなわち未複写用紙のサイズが呼び出さ
れる。この未複写用紙のサイズは、複写動作の中止(S
4)の後に操作部1で選択される用紙サイズと比較され
が、ここで、ユーザーにより上記未複写用紙のサイズと
同じサイズが選択されたときのみ、つぎに行われるユー
ザーの指示の有無を判断する(S7)。このようにサイ
ズの同一を判断することにより、希望するサイズ(選択
したサイズ)と異なるサイズ(未複写用紙のサイズ)で
複写が行われるというミスコピーが防止される。
【0027】上記S9においてサイズの同一が確認され
た後、S10では、操作部1に上記未複写用紙を使用す
るか否かの表示が行われ、ユーザーがこれを確認しYE
S又はNOの指示を行う。ここで、ユーザーがYESを
指示た場合は、複写動作がコピー可能モードになり(S
11)、上記未複写用紙で複写が行われる(S12)。
ここで、NOを指示すると上記未複写用紙の停止箇所が
表示され(S13)、ユーザーによりこの用紙は除去さ
れる(S6)。
【0028】本実施例の複写装置では、さらに、上記未
複写用紙での複写(S12)が行われた後、ユーザー
は、複写され排出された用紙の状態を自分の目で確認
し、上記未複写用紙による複写で問題がなかったかどう
か(例えば、汚れの有無など)を判断し、何か問題があ
れば次に給紙される新しい用紙を用いて同じ画像を再複
写するよう指示することができる(S13)。このため
に、上記記憶手段2において、上記未複写用紙の複写動
作(S12)に使用した画像情報がハードディスクに記
憶されている。そして、ユーザーにより操作部1で上記
再複写の指示が行われた場合には、上記記憶手段2から
画像情報が取り出され、この画像情報を用いて新しい用
紙で再複写が行われる(S14)。また、上記再複写を
しないとの指示がされると再複写は行われず終了する
(S15)。
【0029】なお、本実施例では、主に連続コピーモー
ドでの紙詰まり処理に関して説明したが、連続コピーモ
ードにおける紙詰まり以外の原因、特に装置本体の電源
が停電などの何らかの原因で遮断されたときにも未複写
用紙がレジスト部11付近に残ることがある。この場
合、従来の複写装置では、電源の復帰時に未複写用紙が
紙詰まりとして検知され、そのままでは複写動作を行う
ことができなかった。このような場合でも、上記したよ
うに記憶手段2は、バックアップメモリを使用している
ため電源が遮断されている間においても必要な情報(搬
送中の用紙の検知データや、選択された用紙サイズ、画
像情報など)を保持している。したがって、電源の復帰
後、図4に示したフローチャートによる同様の制御が可
能であり、上記未複写用紙を無駄にせずに再利用するこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】用紙搬送路上の用紙の停止位置を検出可
能な検出手段が、レジストローラの上流近傍に設けられ
たレジストセンサと、該レジストセンサより上流の用紙
搬送路近傍に設けられた給紙部搬送センサとを有し、紙
詰まりなどにより複写動作が中止した後、上記給紙部搬
送センサのみが用紙を検知しているとき、制御手段が、
該用紙の停止位置を上記操作部に表示せず、複写動作を
開始可能とする本発明の複写装置では、レジストローラ
に達していない未複写送用紙を使用して複写動作ができ
るので、用紙の無駄がなくなる。
【0031】また、操作部で選択された用紙サイズを記
憶可能な記憶手段を設け、上記複写動作の中止前に該記
憶手段で記憶された用紙サイズと、複写動作の中止後に
操作部で選択された用紙サイズとが同じであるとき、複
写動作を開始可能とした上記複写装置では、ユーザーの
希望サイズと異なるサイズの未複写用紙で複写されると
いうミスコピーが防止される。
【0032】また、上記記憶手段が、上記未複写用紙を
用いた複写動作で読み取られた画像情報を記憶できるも
のであって、次の複写動作に上記画像情報が用いること
ができる上記複写装置では、必要に応じて未複写用紙に
よる再複写を行うことが可能であって、この再複写が試
しコピー機能となりサービス性が向上する。
【0033】さらに、上記記憶手段が、装置本体の電源
が遮断されても記憶を維持可能である上記複写装置で
は、紙詰まり以外の停電などによる複写動作の中止であ
っても、電源の復帰後に上記未複写用紙を再利用でき、
用紙の無駄がなくなる。
【0034】なお、上記制御手段が、上記操作部でユー
ザーによる指示があったときのみ上記複写動作を開始可
能とする複写装置では、未複写用紙での複写であること
をユーザーが必ず確認できるのでミスコピーが確実に防
止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の複写装置の主要構成を模式的に示す
制御ブロック図である。
【図2】本実施例の複写装置の要部構成を示す図であ
る。
【図3】本実施例の検出手段におけるタイミングチャー
トを示す図である。
【図4】本実施例の複写装置及び複写装置の制御方法に
ついて制御フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 操作部 2 記憶手段 3 検出手段 3a レジストセンサ 3b 給紙部搬送センサ 5 制御手段 7 レジストローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙搬送路上の用紙を検出する検出手段
    と、装置本体の複写動作を制御する制御手段とを有し、
    用紙搬送路で紙詰まりが生じたとき、上記制御手段が、
    複写動作を中止し、上記検出手段から得られた信号によ
    り用紙搬送路上に停止している用紙の停止位置を求め、
    該用紙の停止位置を装置本体の操作部に表示する複写装
    置において、 上記検出手段が、レジストローラの上流近傍に設けられ
    たレジストセンサと、該レジストセンサより上流域の用
    紙搬送路近傍に設けられた給紙部搬送センサとを有し、
    上記複写動作の中止後、上記給紙部搬送センサのみが用
    紙を検知しているとき、上記制御手段が、上記用紙の停
    止位置を上記操作部に表示せず、複写動作を開始可能と
    することを特徴とする複写装置。
  2. 【請求項2】 上記装置本体に記憶手段を設け、該記憶
    手段が、操作部で選択された用紙サイズを記憶可能なも
    のであり、複写動作の中止前に上記記憶手段で記憶され
    た用紙サイズと、複写動作の中止後に操作部で選択され
    た用紙サイズとが同じであるとき、複写動作を開始可能
    とすることを特徴とする請求項1記載の複写装置。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段が、上記開始可能な複写動
    作で読み取られる画像情報を記憶可能なものであって、
    次の複写動作に該画像情報が用いられることを特徴とす
    る請求項1又は2のいずれかに記載の複写装置。
  4. 【請求項4】 上記記憶手段が、上記装置本体の電源が
    遮断されても記憶を維持可能なものであることを特徴と
    する請求項1から3のいずれかに記載の複写装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段が、上記操作部で指示があ
    ったときのみ上記複写動作を開始可能とすることを特徴
    とする請求項1から4のいずれかに記載の複写装置。
  6. 【請求項6】 用紙搬送路上の用紙を検出する検出手段
    と、装置本体の複写動作を制御する制御手段とを有し、
    用紙搬送路で紙詰まりが生じたとき、上記制御手段が、
    複写動作を中止し、上記検出手段から得られた信号によ
    り用紙搬送路上に停止している用紙の停止位置を求め、
    該用紙の停止位置を該装置本体の操作部に表示する複写
    装置の制御方法において、 上記複写動作の中止後、上記検出手段が、レジストロー
    ラより上流域でのみ用紙の停止位置を検知していると
    き、該用紙の停止位置を上記操作部に表示せず、複写動
    作を開始可能とすることを特徴とする複写装置の制御方
    法。
  7. 【請求項7】 上記操作部で指示があったときのみ上記
    複写動作を開始可能とすることを特徴とする請求項6に
    記載の複写装置の制御方法。
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