JPH11248635A - カプセルの検査方法と装置 - Google Patents

カプセルの検査方法と装置

Info

Publication number
JPH11248635A
JPH11248635A JP5363198A JP5363198A JPH11248635A JP H11248635 A JPH11248635 A JP H11248635A JP 5363198 A JP5363198 A JP 5363198A JP 5363198 A JP5363198 A JP 5363198A JP H11248635 A JPH11248635 A JP H11248635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
pocket
capsules
drum
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5363198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3365545B2 (ja
Inventor
Shinji Kobayashi
伸司 小林
Akira Nozaki
章 野崎
Kinichi Kano
謹一 狩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AYAHA ENGINEERING KK
Toyama Chemical Co Ltd
Tateyama Machine Co Ltd
Original Assignee
AYAHA ENGINEERING KK
Toyama Chemical Co Ltd
Tateyama Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AYAHA ENGINEERING KK, Toyama Chemical Co Ltd, Tateyama Machine Co Ltd filed Critical AYAHA ENGINEERING KK
Priority to JP05363198A priority Critical patent/JP3365545B2/ja
Publication of JPH11248635A publication Critical patent/JPH11248635A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3365545B2 publication Critical patent/JP3365545B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤などのカプセルの外観の正常不正を検査
して、不良品を排出する際に、多数貯留したカプセルを
検査位置にまで移送するが、その際、カプセルを一個あ
て確実に移送することができるようにする。 【解決手段】 カプセルCの長さ寸法より浅くカプセル
Cを横にして収まるポケット6を一方へ間欠的に移送す
る間に、カプセル供給ステーションS1で停止してポケ
ット6内にカプセルCを起立した状態で投入し、その起
立状態を保持して一方へ移送する間に、カプセルCをポ
ケット6内に横に臥せ、次いで臥せたカプセルCをその
長手方向の軸線を中心として回転し、回転中に撮像手段
でカプセルの外観を画像データとして取り込み、その画
像データを良品データと比較演算して良否を判断し、良
品と不良品とを分けて回収することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に薬剤を充填し
たカプセルが正常であるか不正であるかの正否を検査し
て、正常なカプセルと不正カプセルを分別して回収する
カプセルの検査方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カプセルの外観を検査する際には、一般
に多数のカプセルを貯留するホッパーから取り出し、ド
ラムあるいはコンベアに設けたポケットに一個あて供給
し、検査する時には、ポケット内のカプセルを臥せた状
態で回転し、その回転中に光学的カメラで撮像して良否
を検査し、良否ごとに回収するものである。
【0003】ホッパーからポケットにカプセルを供給す
る場合、カプセルを起立した状態で供給する場合と、臥
せて供給する場合とが知られており、起立して供給する
形式のものは、例えば、特開平7−35693号公報に
記載してあり、また臥せて供給する形式のものは、例え
ば、特公平6−55614号公報あるいは特公平6−8
8656号公報に記載してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のカプセルを縦に
あるいは横にして供給する手段にそれぞれ長所と短所が
あり、縦の場合はその供給率に確実性があるが、横の場
合は供給率に比較的確実性を欠くものであり、また縦の
場合、ポケットはカプセルが横にして収まるように開け
てあるので、シュート内に並んで落下するカプセルから
確実に1個づつ取り出して供給する手段が必要となり、
その手段がないとポケットに2個乃至3個も落ち込むこ
ともあり、一つのポケットに1個のカプセルが供給され
る保証がないものである。
【0005】本発明は、以上のホッパーからカプセルを
縦にしてポケットに供給する形式において、確実に1個
あて供給でき、しかもポケット内に正常に横に臥せて収
容できることができ、外観検査の能率化を図ろうとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による解決方法
は、カプセルの長さ寸法より浅くカプセルを横にして収
まるポケットを一方へ間欠的に移送する間に、カプセル
供給ステーションで停止してポケット内にカプセルを起
立した状態で投入し、その起立状態を保持して一方へ移
送する間に、カプセルをポケット内に横に臥せ、次いで
臥せたカプセルをその長手方向の軸線を中心として回転
し、回転中に撮像手段でカプセルの外観を画像データと
して取り込み、その画像データを良品データと比較演算
して良否を判断し、良品と不良品とを分けて回収するこ
とを特徴とする。
【0007】以上のように、カプセルを起立した状態で
ポケットに挿入し、その状態を保持してポケットを移送
するものであるから、カプセル供給ステーションへ続け
て落下してくるカプセルが先行してポケット内に挿入さ
れ且つ起立保持されているカプセルに当たって落下が阻
止され、ポケット内に確実に1個あて挿入されるもので
ある。
【0008】また、前記ポケットにカプセルを投入する
際、カプセルを縦列に並べて落下し、その落下中に、カ
プセル内の充填物の有無を充填物センサで検出記憶し、
空カプセルを、前記外観検査による不良品と一緒に排出
することを特徴とする。
【0009】本発明による解決手段は、供給ドラムと検
査ドラムとを互いに平行に軸支し、両ドラムの外周面
に、カプセルを横にして収まる複数のポケットを、その
長手方向が各ドラムの軸線方向と平行して列設している
と共に円周方向に複数列設け、供給ドラムのポケットは
カプセルの長さ寸法より浅く形成してあり、両ドラムに
双方の各ポケットが合致するように間欠回転する駆動手
段を連結し、供給ドラムの上方部にポケット内へカプセ
ルを起立して投入する供給手段と、起立してポケット内
に投入されたカプセルの傾倒を阻止し連続して数個のカ
プセルの供給を防止する起立保持手段と、供給ドラムの
回転に伴いカプセルをポケット内に倒伏する倒伏手段と
を備えていることを特徴とする。
【0010】前記供給ドラムに設ける起立保持手段は、
供給ドラムの円周方向に連なっている各ポケット間に凹
溝状のスリットを設け、供給ドラムの外方よりスリット
内へ突入する起立ガイドを設け、ポケットの底面におけ
る供給手段より投入される部位に、カプセルの下面が円
形のエッジで支えるように凹部を設けることが好まし
い。
【0011】また、前記倒伏手段が、供給ドラムの上方
部に設けられ、ポケット内に起立保持されているカプセ
ルのポケットより突出する部分に当接し、供給ドラムの
回転に伴ってカプセルをポケット内に順次倒伏する反転
ガイドで形成することが好ましい。
【0012】更に、前記供給手段と供給ドラム間に、カ
プセル内の充填物の有無を充填物センサによる検出部を
設けることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を実施形態によって具体的
に説明すると、図1に示しているように、L字状をなす
ボックス型のフレーム1の起立部より上下一対の支軸
2,3を回転自在に突設し、上の支軸2に供給ドラム4
を固着し、下の支軸3には検査ドラム5を嵌着し、各ド
ラム4,5の各外周部にカプセルCを受け込むポケット
6,7を備えている。
【0014】上記両ドラム4,5の外周部に設けるポケ
ット6,7は、図4に示しているように、その長手方向
が各ドラム4,5の軸線と平行して複数個列設している
と共に、その列が円周方向に複数列設けてあり、各ポケ
ット6,7はカプセルCを横に倒した状態で収まり、し
かもカプセルCがドラム4,5の外周面に露出されない
状態で収まる大きさを有し、特に供給ドラム4の各ポケ
ット6の深さがカプセルCの長さより浅く形成してあっ
て、ポケット6にカプセルCを起立して挿入した際に、
カプセルCの一部がポケット6より突出するように形成
してある。また前記両ドラム4,5は、図示してない
が、フレーム1内に設けたモータと間欠回転機構による
駆動手段(図示省略)によって回転される。しかも各ド
ラム4,5に設けている軸線方向の列の各ポケット6,
7が、上下に合致するように間欠回転するようになって
おり、また、供給ドラム4は矢印Aの如く反時計回り
に、一方検査ドラム5は矢印Bのように時計回りに回転
するようになっている。
【0015】また図2に示しているように、供給ドラム
4の最上部を、カプセルCをポケット6に投入する供給
ステーションS1とし、該ステーションS1に前記供給
手段8を備え、またこのステーションS1から左側の一
つ目のポケット6までを倒伏ステーションS2とし、該
倒伏ステーションS2には起立保持手段9と倒伏手段1
0とを設け、供給ドラム4と検査ドラム5との最近接部
を、供給ドラム4からカプセルCを検査ドラム5のポケ
ット7へ移し換える移載ステーションS3とするもので
ある。また検査ドラム5における前記移載ステーション
S3の右側に検査ステーションS4を設け、該検査ステ
ーションS4にカプセルCを自転させるカプセル自転手
段11と撮像手段12を設け、検査ドラム5の下部右側
を不良品排出ステーションS5とし、ここに不良品排出
手段13を設け、更にその最下端より左側を良品取出し
ステーションS6となし、良品回収手段14を設けるも
のである。尚、供給ドラム4の右側部に、誤って検査ド
ラム5に移載できなかったカプセルCを放出する回収ス
テーションS7を設けることが好ましい。
【0016】上記供給手段8は、ホッパー15と揺動式
フィーダ16とコイルによるシュート17、及び該シュ
ート17に連なり供給ドラム4上に近接して設置される
カプセルガイド18からなり、シュート17とカプセル
ガイド18は、供給ドラム4の軸線方向に連なる列の各
ポケット6の個数と同数備えるものであり、揺動式フィ
ーダ16を駆動することにより、ホッパー15内に貯留
されたカプセルCがシュート17内に順次起立した状態
で落下し、そのままカプセルガイド18内に誘導され、
カプセルCが起立したままで供給ドラム4のポケット6
に挿入されるものである。
【0017】上記のように、供給ドラム4のポケット6
に起立して挿入されたカプセルCが即座に転倒されない
ように前記起立保持手段9を設けている。起立保持手段
9は、供給ドラム4の外周面にスリット19を、円周方
向に並ぶ各ポケット6の長手方向の中間部を通過する状
態で循環するように設け、前記カプセルガイド18にス
リット19内に突入する起立ガイド20を、カプセルガ
イド18からカプセルCがポケット6へ投入される部
位、即ちカプセルCが投入されるステーションS1にお
いて固着したもので、供給ドラム4が回転しても起立ガ
イド20は環状をなすスリット19内に突入しているか
ら、供給ドラム4の回転を阻害しないものである。
【0018】従って、カプセルガイド18から落下した
カプセルCは起立したままで前記起立ガイド20に誘導
されながらポケット6内に挿入し、しかも起立ガイド2
0によって起立した状態が保持され、このように挿入し
たカプセルCの上に連ねて重なるカプセルガイド18内
のカプセルCの落下を阻止し、一つのポケット6に1個
のカプセルCが投入されるものである。
【0019】しかし、前記起立ガイド20とポケット6
の一端面間の間隔がカプセルCの直径とほぼ等しくして
あると、時としてポケット6内に確実に挿入されない場
合があり、従って前記間隔をやや大きく設定されるが、
大きく設定するためにカプセルCが傾斜した状態に収ま
り、その上のカプセルCが落ち込む恐れもあることか
ら、ポケット6内に起立して挿入されるカプセルCを確
実に起立保持できるように、図4に示しているよう
に、、ポケット6の底面に円形のエッジ21を凹部22
によって設けているものである。このエッジ21によっ
てカプセルCを、点接触によって受けることなく円接触
によって受けることになり、受け込んだカプセルCを確
実に起立保持することができるものである。
【0020】以上のように、ポケット6内に起立保持し
て受けたカプセルCを供給ドラム4の回転に伴ってポケ
ット6内に倒伏されるように、供給ドラム4の外周面上
に前記倒伏手段10を設けている。該倒伏手段10は図
3と図5に示しているように、供給ドラム4が前述のよ
うに反時計回りに回転するものであるから、前記ステー
ションよりも図中左側部に、フレーム1より突設した反
転ガイド23によって構成するもので、該反転ガイド2
3は板体の一部にほぼ45度に斜めに切断した傾斜辺2
4を備えると共に、その傾斜辺24の面がほぼ45度の
傾斜面に形成してあって、供給ドラム4の回転に伴い、
ポケット6が前記傾斜辺24と交差するように設置して
あるもので、従ってポケット6の移動に伴い、カプセル
Cのポケット6より突出する部分が傾斜辺24の誘導に
よって順次倒され、ポケット6内に横に倒した状態に収
まるものである。このように倒されたカプセルCがポケ
ット6から脱落しないように、供給ドラム4の図中左側
の上部から下部に至る間に第1保持ガイド25をフレー
ム1より突設してある。
【0021】以上のように供給ドラム4が回転してカプ
セルCを有するポケット6が移載ステーションS3に至
ってから落下し、検査ドラム5のポケット7内に横にし
た状態で挿入される。
【0022】次ぎに、検査ドラム5に設けているカプセ
ル自転手段11は、図6と図7に示しているように、検
査ドラム5の軸線に沿う列の各ポケット7の底部に沿っ
てスピン軸26を設けているもので、該スピン軸26は
大径部27と細径部28を交互に設けたもので、しかも
この検査ドラム5のポケット7は底がないもので、前記
スピン軸26でポケット7の底部を形成するものであ
り、ポケット7に横にして収納されているカプセルCは
スピン軸26の前後の大径部27,27によって支えら
れるようになっている。スピン軸26が仮に全長に亘っ
て同径のものであると、スピン軸26が回転してもカプ
セルCを確実に回転する保証がないことから、上述のよ
うに大径部27で支えることによりカプセルCのキャッ
プ部とボデー部とに大径部27の端のエッジが当たり、
カプセルCを確実に回転することができるようになる。
【0023】ところで、各スピン軸26の全てを回転駆
動するものではなく、前述の検査ステーションS4に対
向するスピン軸26を回転するもので、その構造は図6
に示しているように、検査ドラム5の左右部にフレーム
1より突出するプーリ29,30を設け、両プーリ2
9,30にタイミングベルト31を掛け、一方各スピン
軸26のタイミングベルト31と対向する端部にローラ
32を設け、タイミングベルト31の下側の走行部が、
カプセルCを受け込む最上部のスピン軸26、即ち移載
ステーションS3に対応するスピン軸26に有するロー
ラ32と、その右側のスピン軸26、即ち検査ステーシ
ョンS4に位置するスピン軸26のローラ32の双方に
圧接してあって、一方のプーリ29をモータ(図示省
略)で回転駆動することにより、前記両スピン軸26を
回転するものである。ここで両スピン軸26を回転する
理由は、検査ステーションS4に至る前より既に回転し
ておくことにより、検査ステーションS4での検査が即
座に行われるようになるものである。
【0024】上記検査ステーションS4に設けた撮像手
段12は、CCDラインセンサ33と照明灯34、及び
画像判定装置35で構成するもので、検査ドラム5の軸
線方向のポケット7内のそれぞれ自転しているカプセル
Cを一挙に検査するものである。尚、検査ドラム5の外
周面にも、ポケット7内のカプセルCが脱落しないよう
に第2保持ガイド36を、検査ステーションS4から良
品取出しステーションS6まで設けてあって、この第2
保持ガイド36の検査ステーションS4の部分に、検査
ドラム5の軸線方向に連なる各ポケット7が露出するよ
うに窓穴37が開けてある。
【0025】検査は具体的には、カプセルCの外周を2
回分を撮像し、その取り込み原画を2値化し、1カプセ
ルCごとに左端、中央部、右端の3部分にエリアを切
り、良品データと取り込みデータとを比較及び演算して
判定するものである。
【0026】次に不良品排出ステーションS5において
前記第2保持ガイド36は開放されているもので、ここ
に設けている不良品排出手段13は、図8に示している
ように、検査ドラム5の軸線方向の各ポケット7に対し
てそれぞれ開閉シャッター38を個々にソレノイド39
によって開閉するもので、その指令は、前記画像判定装
置35からの不良品である出力信号で駆動するものであ
る。また上記開閉シャッター38の下方に排出シュート
40を備えるもので、このシュート40には不良品は勿
論未検査品をも落とし込まれるもので、不良品と未検査
品とを分別して回収できるように、排出シュート40の
下端部に、振分けダンパー41と分岐シュート42をシ
リンダ43によって起動するように設けている。尚、排
出シュート40に不良品確認センサ44を設けておくこ
とが好ましい。
【0027】次に良品取出しステーションS6に設けた
良品回収手段14は、図9と図2に示しているように、
検査ドラム5の軸線方向に並ぶ2列のポケット7から放
出するカプセルCを受けて容器45へ誘導する取出しシ
ュート46によるもので、該取出しシュート46内にエ
アーノズル47を設けて、カプセルCを淀みなく放出
し、更に、該シュート46の出口部に容器45内に満杯
になり、更にシュート46の出口部に貯まった状態を検
出する満杯検出センサ48を設けている。
【0028】上記構造において、供給ドラム4と検査ド
ラム5へのカプセルCの挿入及び吐出作用が確実に行わ
れるように、図4及び図7に示しているように、各ドラ
ム4,5内に、その軸線方向の列に沿う空気孔49を設
け、該空気孔49とその列の各ポケット6,7を連通す
る通孔50を介在してあり、図2に鎖線で示すように、
供給ドラム4の供給手段8からカプセルCを受け込む部
位では、空気孔49より真空引きを行い、検査ドラム5
への移載ステーションS3では、供給ドラム4側では空
気を吹き付け、検査ドラム5側では真空引きを行う。ま
た不良品排出ステーションS5と良品取出しステーショ
ンS6では空気を吹き付けて、カプセルCを確実にポケ
ット7から吐出するようになっている。
【0029】尚、前記カプセルガイド18に、その各列
ごとに通過するカプセルCの流れが途絶えたことを検出
する供給センサ51と、カプセルC内の充填物の有無を
検出し、これを不良品として不良品排出ステーションS
5より排出するための光透過型の充填物センサ52を備
えている。
【0030】
【発明の効果】本発明によるカプセルの検査方法によれ
ば、間欠的に移送するポケットにカプセルを起立した状
態で投入し、その起立した状態を保ってポケットを移送
し、移送する間に起立するカプセルを横に倒してポケッ
ト内に納めるものであるから、起立して投入された先行
するカプセルに後続するカプセルが上に重なっており、
しかも先行するカプセルが起立保持されていることか
ら、ポケット内に誤って2個のカプセルが投入されるこ
とがなく、1個つづ確実に投入され、カプセルを1個あ
てそれぞれ正確に且つ迅速に外観を検査することができ
ようになる。
【0031】また、特に薬剤用のカプセルはそのボディ
は一般に光透過性のものであから、カプセルを縦列に並
べて順次ポケットに投入することにより、その縦列に送
る間に、充填物の有無を光透過型の充填物センサで容易
に検出することができ、外観検査に加えて充填状況をも
検査することができるようになる。
【0032】本発明によるカプセルの検査装置によれ
ば、供給ドラムのポケットが、カプセルを横にして収め
られると共に、カプセルを起立して挿入した際に、カプ
セルの一部がポケットより突出する深さに形成したもの
であるから、起立して投入されたカプセルを横に倒すた
めの手段が容易になるものである。
【0033】また、カプセルを縦にしてポケット内に投
入し、その起立を起立ガイドで保持するが、ポケットに
円形のエッジを設けたことにより、起立するカプセルが
そのエッジによって安定した状態で起立され、二重の投
入を確実に阻止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカプセルの検査装置を示す斜視図
である。
【図2】同じく構造の概要を示す説明図である。
【図3】供給ドラムにカプセルを投入し、倒伏する過程
を展開して示す平面図である。
【図4】図3のX−X線矢視の断面図である。
【図5】(イ)(ロ)(ハ)カプセルのポケット内へ倒
す工程を示す説明図である。
【図6】検査ドラムのスピン軸を回転する構造を示す説
明図である。
【図7】図6のY−Y線矢視の断面図である。
【図8】不良品を排出するシュート部を示す正面図であ
る。
【図9】良品を取出す部分を示す斜視図である。
【符号の説明】
C カプセル 4 供給ドラム 5 検査ドラム 6 供給ドラムのポケット 7 検査ドラムのポケット 8 供給手段 9 起立保持手段 10 倒伏手段 12 撮像手段 19 スリット 20 起立ガイド 22 凹部 23 反転ガイド 52 充填物センサ S1 カプセル供給ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 章 富山県上新川郡大山町下番30 立山マシン 株式会社自動機器技術部内 (72)発明者 狩野 謹一 滋賀県愛知郡湖東町小田苅2003 アヤハエ ンジニアリング株式会社営業技術部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カプセル(C)の長さ寸法より浅くカプ
    セルを横にして収まるポケット(6)を一方へ間欠的に
    移送する間に、カプセル供給ステーション(S1)で停
    止してポケット(6)内にカプセルを起立した状態で投
    入し、その起立状態を保持して一方へ移送する間に、カ
    プセルをポケット(6)内に横に臥せ、次いで臥せたカ
    プセルをその長手方向の軸線を中心として回転し、回転
    中に撮像手段(12)でカプセルの外観を画像データと
    して取り込み、その画像データを良品データと比較演算
    して良否を判断し、良品と不良品とを分けて回収するこ
    とを特徴とするカプセルの検査方法。
  2. 【請求項2】 前記ポケット(6)にカプセル(C)を
    投入する際、カプセルを縦列に並べて落下し、その落下
    中に、カプセル内の充填物の有無を充填物センサ(5
    2)で検出記憶し、空カプセルを、前記外観検査による
    不良品と一緒に排出することを特徴とする請求項1に記
    載のカプセルの検査方法。
  3. 【請求項3】 供給ドラム(4)と検査ドラム(5)と
    を互いに平行に軸支し、両ドラム(4,5)の外周面
    に、カプセルを横にして収まる複数のポケット(6,
    7)を、その長手方向が各ドラム(4,5)の軸線方向
    と平行して列設していると共に円周方向に複数列設け、
    供給ドラム(4)のポケット(6)はカプセルの長さ寸
    法より浅く形成してあり、両ドラム(4,5)に双方の
    各ポケット(6,7)が合致するように間欠回転する駆
    動手段を連結し、供給ドラム(4)の上方部にポケット
    (6)内へカプセルを起立して投入する供給手段(8)
    と、起立してポケット(6)内に投入されたカプセルの
    傾倒を阻止し連続して数個のカプセルの供給を防止する
    起立保持手段(9)と、供給ドラム(4)の回転に伴い
    カプセルをポケット(6)内に倒伏する倒伏手段(1
    0)とを備えていることを特徴とするカプセルの検査装
    置。
  4. 【請求項4】 前記供給ドラム(4)に設けた起立保持
    手段(9)は、供給ドラム(4)の円周方向に連なって
    いる各ポケット(6)間に凹溝状のスリット(19)を
    設け、供給ドラム(4)の外方よりスリット(19)内
    へ突入する起立ガイド(20)を設け、ポケット(6)
    の底面における供給手段(8)より投入される部位に、
    カプセルの下面が円形のエッジで支えるように凹部(2
    2)が設けてあることを特徴とする請求項3に記載のカ
    プセルの検査装置。
  5. 【請求項5】 前記倒伏手段(10)は、供給ドラム
    (4)の上方部に設けられ、ポケット(6)内に起立保
    持されているカプセルのポケット(6)より突出する部
    分に当接し、供給ドラム(4)の回転に伴ってカプセル
    をポケット(6)内に順次倒伏する反転ガイド(23)
    で形成していることを特徴とする請求項3または4に記
    載のカプセルの検査装置。
  6. 【請求項6】 前記供給手段(8)と供給ドラム(4)
    間に、カプセル内の充填物の有無を光透過形の充填物セ
    ンサ(52)による検出部を設けていることを特徴とす
    る請求項3から5の何れかに記載のカプセルの検査装
    置。
JP05363198A 1998-03-05 1998-03-05 カプセルの検査方法と装置 Expired - Fee Related JP3365545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05363198A JP3365545B2 (ja) 1998-03-05 1998-03-05 カプセルの検査方法と装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05363198A JP3365545B2 (ja) 1998-03-05 1998-03-05 カプセルの検査方法と装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11248635A true JPH11248635A (ja) 1999-09-17
JP3365545B2 JP3365545B2 (ja) 2003-01-14

Family

ID=12948262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05363198A Expired - Fee Related JP3365545B2 (ja) 1998-03-05 1998-03-05 カプセルの検査方法と装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3365545B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085907A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 充填容器の検査装置
JP2011075412A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Jfe Steel Corp 表面処理鋼板の振り分け方法
WO2016060499A1 (ko) * 2014-10-17 2016-04-21 신용관 약품 하이브리드 검사시스템 및 검사방법
CN115626466A (zh) * 2022-09-26 2023-01-20 张桃军 一种胶囊灌装用排序装置及其使用方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007085907A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 充填容器の検査装置
JP2011075412A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Jfe Steel Corp 表面処理鋼板の振り分け方法
WO2016060499A1 (ko) * 2014-10-17 2016-04-21 신용관 약품 하이브리드 검사시스템 및 검사방법
US10782250B2 (en) 2014-10-17 2020-09-22 Yong-Kwan Shin Hybrid inspection system and inspection method for dosage
CN115626466A (zh) * 2022-09-26 2023-01-20 张桃军 一种胶囊灌装用排序装置及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3365545B2 (ja) 2003-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100542477B1 (ko) 고형 제제의 외관검사장치
JP5070917B2 (ja) ボトル容器起立整列搬送装置
US6079284A (en) Visual inspection apparatus for tablets
KR20030076651A (ko) 소물품의 계수 공급 장치
JP2000226016A (ja) 不良カプセルの除去機構
AU2015285418B2 (en) Drug dispensing device
US6499279B1 (en) Capsule filling machine
JP2008008897A (ja) 錠剤の表裏面外観検査装置、側面外観検査装置及び外観検査装置
US6739455B2 (en) Defective capsule removing mechanism
CN112317340A (zh) 一种基于机器视觉的集成式胶囊缺陷检测装置
KR101226124B1 (ko) 형상검사부가 구비된 계수장치
JPH11248635A (ja) カプセルの検査方法と装置
JP2000097865A (ja) 錠剤の外観検査装置
KR102257955B1 (ko) 소형물품 외관 검사장치
KR20220136994A (ko) 캡슐의 외관검사장치
JP4853673B2 (ja) 不良カプセルの除去機構
JPH05107190A (ja) カプセル検査装置
JPS6212996Y2 (ja)
JP4820013B2 (ja) ゲル被覆種子繰出装置
JP2669922B2 (ja) カプセルの目視検査用装置
JP2004226228A (ja) 溶液中の異物検査方法およびその装置
KR102468846B1 (ko) 정제를 배출하기 위한 배출 유닛을 포함하는 정제 검사 장치
JP2594513B2 (ja) 錠剤等の充填装置
JPH11201904A (ja) 偏平錠剤の側面検査装置及び該側面検査装置を具備した外観検査装置
JP2001130749A (ja) 定量供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees