JPH11247889A - オートクラッチ車両 - Google Patents

オートクラッチ車両

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JPH11247889A
JPH11247889A JP10048391A JP4839198A JPH11247889A JP H11247889 A JPH11247889 A JP H11247889A JP 10048391 A JP10048391 A JP 10048391A JP 4839198 A JP4839198 A JP 4839198A JP H11247889 A JPH11247889 A JP H11247889A
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JP
Japan
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clutch
vehicle
connection
idle
engine speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP10048391A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Hayashi
暢彦 林
Junichi Imai
淳一 今井
Kazuhiko Kobayashi
一彦 小林
Hiroyuki Arai
裕之 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRANSTRON KK
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
TRANSTRON KK
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセル開度センサ又はアクセルアイドルス
イッチの異常時においてもクラッチの自動接続を可能と
する。 【解決手段】 本発明は、アクセル開度センサ39とア
クセルアイドルスイッチ40との出力に基づきクラッチ
接続開始条件が設定され、これらアクセル開度センサと
アクセルアイドルスイッチとで協同して一方の異常診断
を行うようにしたオートクラッチ車両であって、エンジ
ン回転速度を検出するエンジン回転速度センサ45を設
け、アクセルペダル38をエンジン出力制御機構41に
機械的に連結すると共に、前記異常診断がされた場合
に、前記エンジン回転速度センサの出力に基づきクラッ
チの接続開始条件を設定するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチの自動断
接を実行し得るオートクラッチ車両に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、摩擦クラッチをアクチュエータで
操作し、クラッチの自動断接を実行し得るオートクラッ
チ車両が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このオートクラッチ車
両において、車両発進時等のクラッチ接続制御を行う場
合、アクセルペダルが一定以上踏み込まれたときに運転
手の意思を推認して、クラッチ接続制御を行うようにな
っている。この接続開始条件は通常アクセル開度センサ
とアクセルアイドルスイッチとの出力に基づいて決定さ
れる。
【0004】しかし、これらセンサ又はスイッチに異常
をきたすと、接続開始条件が整わなず、クラッチの接続
が不可能となる。従来はこのような場合に所謂システム
ダウンし、クラッチ接続を一切行わないようにしていた
が、これだと単なるセンサ類の故障で走行不能となり、
実用上は不便であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、アクセル開度
センサとアクセルアイドルスイッチとの出力に基づきク
ラッチ接続開始条件が設定され、これらアクセル開度セ
ンサとアクセルアイドルスイッチとで協同して一方の異
常診断を行うようにしたオートクラッチ車両であって、
エンジン回転速度を検出するエンジン回転速度センサを
設け、アクセルペダルをエンジン出力制御機構に機械的
に連結すると共に、前記異常診断がされた場合に、前記
エンジン回転速度センサの出力に基づきクラッチの接続
開始条件を設定するようにしたものである。
【0006】本発明によれば、異常診断がされた場合
に、エンジン回転速度センサの出力に基づき、通常と異
なるクラッチ接続開始条件を設定するので、クラッチ接
続が可能となり、車両が走行できるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0008】図1は本発明にかかるオートクラッチ車両
の構成図である。このオートクラッチ車両には所謂セミ
オートクラッチ装置が搭載されている。セミオートクラ
ッチ装置は、クラッチ1に摩擦クラッチを用い、これを
マニュアル断接手段2でマニュアル断接するか、或いは
自動断接手段3で自動断接するように構成されている。
図はクラッチ1が接続され、いずれの手段も作動されて
ない通常の状態を示す。
【0009】クラッチ1は、そのクラッチフォーク4
を、流体圧シリンダとしてのスレーブシリンダ5により
往復動させることで、断接方向にストロークされる。ス
レーブシリンダ5にはクラッチ作動力となる油圧(流体
圧)が中間シリンダ6から供給される。中間シリンダ6
は、マスタシリンダ7から供給される油圧と、油圧源8
から供給される油圧とを切り替えて、その供給油圧に応
じた油圧をスレーブシリンダ5に送る。マスタシリンダ
7はクラッチペダル9の踏込量(操作量)に応じた油圧
を発生し中間シリンダ6に送る。油圧源8はモータ1
0、油圧ポンプ11、チェック弁32、電磁弁30,3
1及びリリーフ弁13を備え、電子式コントロールユニ
ット14でモータ10及び電磁弁30,31が駆動制御
されて、所定の油圧給排制御を行うようになっている。
これらにより油圧管路系が構成され、作動流体としての
オイルはオイルタンク15に溜められる。
【0010】電磁弁30,31はコントロールユニット
14でデューティ制御され、ここではノーマルクローズ
のもの、つまりOFF で閉となるものが使用される。電磁
弁30,31はクラッチ1の接続のため、或いはスレー
ブシリンダ5からのオイル排出のために用いられる。そ
れぞれの電磁弁30,31は流路径が異なる。これら電
磁弁30,31の制御の仕方で連続的にクラッチ接続速
度が変えられる。リリーフ弁13は油圧が異常上昇した
ときに開くフェールセーフのためのもので、通常は閉じ
ている。
【0011】この構成では、クラッチ1のマニュアル断
接が以下のように行われる。まず図示状態からクラッチ
ペダル9が踏み込まれると、マスタシリンダ7から油圧
が発生する。そしてこの油圧が実線矢印で示すように中
間シリンダ6の内部のピストン16,17を二つ同方向
に押し、中間シリンダ6からペダル踏込量に相当する油
圧をスレーブシリンダ5に供給させる。するとスレーブ
シリンダ5では内部のピストン18が押され、これによ
りクラッチフォーク4が押され、クラッチ1はペダル踏
込量相当分だけ分断側に操作される。クラッチペダル9
の戻し操作を行えば破線矢印で示すように油圧が戻って
クラッチ1は接続側に操作される。このとき中間シリン
ダ6のピストン16,17がスプリング37で通常位置
に押し戻される。このようにしてマニュアル断接が達成
され、クラッチペダル9、マスタシリンダ7、中間シリ
ンダ6及びスレーブシリンダ5がマニュアル断接手段2
を構成することとなる。
【0012】一方、クラッチ1ないしクラッチフォーク
4のストロークはクラッチストロークセンサ19により
常時検出されている。クラッチストロークセンサ19は
リンク36を介してクラッチフォーク4により動作され
るポテンショメータである。クラッチストロークセンサ
19は、クラッチストロークが分断側ほど大きな電圧を
出力するようになっている。また中間シリンダ6の出口
部に油圧スイッチ33が設けられる。これは検出油圧が
上昇してある設定値に達したとき、OFF からONになる。
これらセンサ19、スイッチ33の信号はコントロール
ユニット14に送られる。
【0013】かかる装置は通常のマニュアル式トランス
ミッション20を備えた車両に装備される。トランスミ
ッション20は、リンクやワイヤケーブル等によりシフ
ト操作手段(シフトレバー装置)21に機械的に連結さ
れ、シフトレバー操作に連動して変速可能である。シフ
ト操作手段21においては、シフトノブ22がノブレバ
ー23に対し僅かに揺動(首振り)可能となっており、
その揺動によって内部の接点を接触させ、所定の変速信
号を発生するようになっている。またトランスミッショ
ン20には、ギヤ段位置を検出するためのシフトセンサ
34、セレクトセンサ35及びニュートラルスイッチ2
4が装備されている。これらセンサやスイッチの信号は
コントロールユニット14に送られる。
【0014】この構成では、クラッチ1の自動断接が以
下のように行われる。例えば所定のギヤ段で走行中、運
転手が変速しようとしてシフトノブ22にシフト力を与
えたとする。するとシフトノブ22が微小揺動してシフ
ト操作手段21から変速信号が発生し、これがコントロ
ールユニット14に送られ、コントロールユニット14
はモータ10を起動する。すると油圧ポンプ11が起動
されて油圧を発生し、この油圧が実線矢印で示すように
チェック弁32を押し開けて中間シリンダ6に至る。中
間シリンダ6ではピストン16,17を離間方向に押動
する。これによって出口側のピストン17がさらに出口
側のオイルを加圧し、スレーブシリンダ5に供給する。
こうなるとスレーブシリンダ5のピストン18がクラッ
チフォーク4を押してクラッチ1を分断する。この後モ
ータ10を停止すると、チェック弁32で油圧が保持さ
れるのでクラッチ1が断保持される。
【0015】こうしてクラッチ1が切れた後、運転手に
よる継続的なシフトレバー操作によりトランスミッショ
ン20が次のギヤ段に入れられる。
【0016】これと同時にコントロールユニット14
は、シフトセンサ34、セレクトセンサ35の信号から
トランスミッション20が変速されたことを知り、クラ
ッチ1の接続制御を開始する。具体的には電磁弁30,
31をエンジン運転状態、車両走行状態、運転手の意思
状態に合わせて最適に制御する。これにより破線矢印で
示すようにスレーブシリンダ5から油圧が排出され、ク
ラッチフォーク4が戻されてクラッチ1が最適速度で接
続される。このように、コントロールユニット14、油
圧源8、中間シリンダ6及びスレーブシリンダ5が自動
断接手段3を構成することとなる。
【0017】なお、マニュアル断接と自動断接との切替
えは車室内に設けられた切替スイッチ25によって行わ
れる。
【0018】ここで、上記の如きクラッチ自動断接制御
は車両発進時にも行われる。即ち、運転手が発進しよう
としてニュートラルにあるシフト操作手段21にシフト
力を与えたとする。すると前記同様にクラッチ1が切
れ、これに続くシフトレバー操作によりトランスミッシ
ョン20が発進段に入れられる。この後運転手によって
アクセルペダル38が踏み込まれ、エンジン回転が上昇
すると共に、クラッチ1が発進に適した微妙な接続速度
調節を伴いつつ接続され、これにより車両は接続ショッ
クなくスムーズに発進、加速されることとなる。
【0019】一方、アクセルペダル38の開度(踏込
量)がアクセル開度センサ39により検出される。アク
セル開度センサ39はポテンショメータで、図2に示す
ように、アクセル開度ACCに比例した電圧Vを出力す
る。またアクセルペダル38の付近にアクセルアイドル
スイッチ(以下単にアイドルSWという)40が付設さ
れ、これは図2に示すように、アクセルペダル38がア
イドル領域にあるときON、アイドル領域以上踏み込まれ
たときOFF となる。これらセンサ39及びスイッチ40
の出力はコントロールユニット14に送られる。
【0020】アクセルペダル38はエンジン出力制御機
構41にワイヤ、リンク等の機械的連結手段42を介し
て機械的に連結されている。ここではエンジン43がデ
ィーゼルエンジンとされるので、エンジン出力制御機構
41は燃料噴射ポンプ44に付設されたメカニカルガバ
ナとされる。ただしガソリンエンジンとすることは可能
で、この場合はエンジン出力制御機構がスロットルバル
ブとなる。エンジン43にはエンジン回転速度、具体的
にはクランクシャフト回転速度を検出するエンジン回転
速度センサ45が設けられ、その出力はコントロールユ
ニット14に送られる。
【0021】さて、このオートクラッチ車両では、発進
時のクラッチ接続制御が以下の接続開始条件を満たした
ときのみ行われるようになっている。即ちその条件と
は、アイドルSW40がOFF で且つアクセル開度がX
(%)以上となっていることである。図2を参照して、
接続許容開度Xは、アイドルSW40がONからOFF に切
り替わるアイドル脱出開度Iより大きくなるような開度
に設定される。これにより上記開度X以上アクセルペダ
ル38が踏み込まれたときには、運転手の発進の意思を
推認して発進接続制御を許容するのである。具体的に
は、コントロールユニット14において、まずアイドル
SW40がONからOFF 切り替わった時の出力電圧V
I (アイドル脱出電圧という)を検出し、これに所定の
電圧値を加えて接続許容電圧VX を算出し、実際の出力
電圧Vがこの接続許容電圧VX 以上となったときのみ、
発進接続制御を許容するようになっている。
【0022】ここで、アクセル開度センサ39が、長期
間の使用により或いは取付位置のズレ等により、矢示の
如く出力値がズレてくる(シフトする)場合がある。こ
のとき出力値ズレに合わせてVI ,VX を移動させる必
要があるため、上述のようなVI ,VX の決定方法を採
用している。アイドルSW40は取付構造上比較的動き
難いので、これを基準にVI ,VX を決め、実用性、信
頼性を確保しているのである。
【0023】ところで、アクセル開度センサ39又はア
イドルSW40に異常が生じると、実際には発進可能な
状況であるにも拘らず、コントロールユニット14の方
で上記条件が成立していないことを理由に接続不能と判
断し、車両を発進させない場合がある。こうなると単な
るセンサ類の異常で発進不可能となり、実用上は不便で
ある。例えば、アイドルSW40には、破線aで示すよ
うなオープン故障(断線等による)と、破線bで示すよ
うなクローズ故障(バッテリショート等による)とがあ
る。ここでクローズ故障の場合、アイドルSW40が切
り替わらないのでVI の検出、VX の算出が不可能とな
り、V≧VX が成立することがなく、車両の発進はでき
ない。また、アクセル開度センサ39がバッテリショー
ト等で異常値になると、出力値が予め設定されたリミッ
ト値(例えば上限値は図2のVmax )に達し、コントロ
ールユニット14が異常判断を行ってクラッチ接続を行
わない。
【0024】従って、このような場合は異常を自己診断
し、異常時に他の条件を設定することなどにより、車両
の安全な発進を確保するのが好ましい。
【0025】よって、かかる車両では以下のように異常
診断を行う。まず、両センサ39、SW40の正常時
に、コントロールユニット14に、アイドル脱出電圧V
I 及び接続許容電圧VX を更新学習させておく。ここで
仮にアクセル開度センサ39が正常で、アイドルSW4
0がオープン故障した場合、V<VI (VI は学習値)
でアイドルSW40がOFF であるから、アイドルSW4
0をオープン故障と判断する。またアイドルSW40が
クローズ故障した場合は、V≧VI (VI は学習値)で
未だアイドルSW40がONであるから、アイドルSW4
0をクローズ故障と判断する。
【0026】一方、コントロールユニット14にVI
移動許容範囲を画定するような大小のしきい値VH ,V
L を記憶させておき、実際のVI がVH ,VL のいずれ
かに達したときアクセル開度センサ39を異常と判断す
る。つまりアイドルSW40がONからOFF に切り替わっ
た時、VI ≧VH 又はVI ≦VL ならアクセル開度セン
サ39のズレ量が過大で、異常と判断する。
【0027】こうして、両センサ39及びSW40で協
同して一方の異常診断を行うようにし、フェールセーフ
や車両の信頼性、安全性等を確保するようにしている。
【0028】一方、従来のオートクラッチ車両ではこの
ような異常時には所謂システムダウンし走行不能とする
のが一般的であったが、本案のオートクラッチ車両では
異常診断の結果を利用し、以下のようにして車両の走行
を確保するようにしている。
【0029】まず、このような異常が発生した場合、コ
ントロールユニット14は車室内の警告灯を点灯させ、
運転手に注意を促す。
【0030】次に、アイドルSW40のオープン故障の
場合は、コントロールユニット14がこれを認識した後
通常通りの条件で、即ちアイドルSW40がOFF 、V≧
Xでクラッチ接続を許容する。
【0031】一方、アイドルSW40がクローズ故障し
た場合が問題となる。前述のように、V≧VX が成立し
ないからである。しかし、この場合、コントロールユニ
ット14は前述の異常診断によりアイドルSW40がク
ローズ故障していることを知っている。そこでこのとき
は、エンジン回転速度センサ45の出力を利用して運転
手の意思を推認し、車両を発進可能とする。
【0032】即ち、コントロールユニット14は、エン
ジン回転速度センサ45の出力信号に基づきエンジン回
転数Nを算出する。そしてこのエンジン回転数Nがアイ
ドル回転数より大きい所定の発進可能な回転数NS 以上
のとき、車両を発進可能とし、クラッチ1の接続を許容
する。つまりアイドルSW40がOFF 且つV≧VX とい
う条件の代わりに、N≧NS を接続開始条件とするので
ある。
【0033】前述のようにアクセルペダル38はエンジ
ン出力制御機構41に機械的に連結され、アクセルペダ
ル38の踏込みに追従してエンジン回転が上昇する。よ
ってエンジン回転数Nを見ることでも運転手の意思を推
認でき、これによってクラッチ接続を行っても運転手の
意思に反した発進とはならず、安全である。このよう
に、異常診断時にエンジン回転速度センサ45の出力に
基づきクラッチ1の接続開始条件を設定することによ
り、クラッチ1の接続が確保され、車両の発進も可能と
なって実用性が大いに高まる。
【0034】次に、アクセル開度センサ39が出力増大
側にズレ、アイドルSW40がOFFに切り替わった時す
でにV≧VH が成立してしまうような場合は、この事実
に基づいてコントロールユニット14がアクセル開度セ
ンサ39を異常としながらも、システムダウンせず、ア
イドルSW40がONからOFF に切り替わった時に接続を
許容とする。ただし切替時のエンジン回転数は本来の発
進可能な回転数より低いので、このときは別のモードで
クラッチ接続制御を行う。即ち、クラッチ1の接続速度
を正常時より緩め、低回転でのクラッチ接続を許容す
る。これによって車両の発進が確保される。
【0035】また、アクセル開度センサ39が出力減少
側にズレ、アイドルSW40がOFFに切り替わった時V
≦VL が成立するような場合は、特に問題がなく、通常
通りVX を算出し、V≧VX となった時点でクラッチ1
の接続を許容し、車両の発進を可能とする。
【0036】こうして、アクセル開度センサ39又はア
イドルSW40の異常時にも車両の発進を確保でき、実
用性を大いに高めることができる。
【0037】以上、本発明の好適な実施の形態を説明し
たが、本発明は他にも様々な実施の形態を採ることが可
能である。ここでは車両発進時のクラッチ接続制御につ
いて説明したが、車両走行中の変速時の接続制御に本発
明を適用することも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、アクセル
開度センサ又はアクセルアイドルスイッチの異常時にお
いてもクラッチの自動接続を可能とし、実用性を高めら
れるという、優れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】オートクラッチ車両の全体構成図である。
【図2】上段はアクセル開度とアクセル開度センサ出力
電圧との関係を示すグラフ、下段はアクセルアイドルス
イッチの作動線図である。
【符号の説明】
1 摩擦クラッチ 4 クラッチフォーク 5 スレーブシリンダ 6 中間シリンダ 7 マスタシリンダ 8 油圧源 9 クラッチペダル 10 モータ 11 油圧ポンプ 13 リリーフ弁 14 コントロールユニット 15 オイルタンク 19 クラッチストロークセンサ 30,31 電磁弁 32 チェック弁32 33 油圧スイッチ 38 アクセルペダル 39 アクセル開度センサ 40 アクセルアイドルスイッチ 41 エンジン出力制御機構 45 エンジン回転速度センサ
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
フロントページの続き (72)発明者 今井 淳一 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 (72)発明者 小林 一彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 株式会社トランストロン内 (72)発明者 新井 裕之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 株式会社トランストロン内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセル開度センサとアクセルアイドル
    スイッチとの出力に基づきクラッチ接続開始条件が設定
    され、これらアクセル開度センサとアクセルアイドルス
    イッチとで協同して一方の異常診断を行うようにしたオ
    ートクラッチ車両であって、エンジン回転速度を検出す
    るエンジン回転速度センサを設け、アクセルペダルをエ
    ンジン出力制御機構に機械的に連結すると共に、前記異
    常診断がされた場合に、前記エンジン回転速度センサの
    出力に基づきクラッチの接続開始条件を設定するように
    したことを特徴とするオートクラッチ車両。
JP10048391A 1998-02-27 1998-02-27 オートクラッチ車両 Pending JPH11247889A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10048391A JPH11247889A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 オートクラッチ車両

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60157931A (ja) * 1984-01-30 1985-08-19 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用電磁式クラツチの制御装置
JPH0771492A (ja) * 1993-09-03 1995-03-17 Fuji Heavy Ind Ltd 自動クラッチの制御装置

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JPH055239Y2 (ja)

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