JPH11247991A - 変速機のニュートラル検出方法 - Google Patents

変速機のニュートラル検出方法

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JPH11247991A
JPH11247991A JP4839398A JP4839398A JPH11247991A JP H11247991 A JPH11247991 A JP H11247991A JP 4839398 A JP4839398 A JP 4839398A JP 4839398 A JP4839398 A JP 4839398A JP H11247991 A JPH11247991 A JP H11247991A
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neutral
shift
clutch
transmission
stroke sensor
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JP4839398A
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Inventor
Nobuhiko Hayashi
暢彦 林
Junichi Imai
淳一 今井
Kazuhiko Kobayashi
一彦 小林
Hiroyuki Arai
裕之 新井
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TRANSTRON KK
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
TRANSTRON KK
Isuzu Motors Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/68Inputs being a function of gearing status
    • F16H2059/6823Sensing neutral state of the transmission

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シフトストロークセンサの異常時にもニュー
トラル検出を可能とする。 【解決手段】 本発明に係る変速機のニュートラル検出
方法は、変速機の変速操作部のシフト方向のストローク
を検出するシフトストロークセンサと、前記変速操作部
がニュートラル位置にあるとき反応するニュートラルス
イッチとを設け、ニュートラルスイッチ反応時のシフト
ストロークセンサの出力値VN を予め記憶しておき、通
常はその値により変速機のニュートラルを検出すると共
に、シフトストロークセンサの異常時には、ニュートラ
ルスイッチの出力により変速機のニュートラルを検出す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートクラッチ車
両等に適用される変速機のニュートラル検出方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、摩擦クラッチをアクチュエータで
操作し、クラッチの自動断接を実行し得るオートクラッ
チ車両が公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から変
速機のニュートラルを検出するためにニュートラルスイ
ッチを備える車両があるが、このような車両ではニュー
トラルスイッチの断線及びショート(短絡)時は、ニュ
ートラルの検出は不可能であった。
【0004】また、オートクラッチ車両においては、変
速機が所定のギヤ段に入ったかどうかを確認してからク
ラッチを自動接続する必要があるため、シフトストロー
クセンサでシフトフォークのストロークを検出するよう
になっている。
【0005】一方、停車時に変速機がニュートラルとな
ったときは、クラッチを接続状態にし、クラッチにかか
る力(油圧)を抜きたいという要請がある。このためニ
ュートラルの検出が重要であるが、シフトストロークセ
ンサのみだとこれが断線等で異常となった場合はニュー
トラル検出が不可能となり、問題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る変速機のニ
ュートラル検出方法は、変速機の変速操作部のシフト方
向のストロークを検出するシフトストロークセンサと、
前記変速操作部がニュートラル位置にあるとき反応する
ニュートラルスイッチとを設け、ニュートラルスイッチ
反応時のシフトストロークセンサの出力値を予め記憶し
ておき、通常はその値により変速機のニュートラルを検
出すると共に、シフトストロークセンサの異常時には、
ニュートラルスイッチの出力により変速機のニュートラ
ルを検出するようにしたものである。
【0007】本発明によれば、シフトストロークセンサ
が異常となった場合でもニュートラルスイッチにより変
速機のニュートラルを検出できる。
【0008】なお、上記方法が摩擦クラッチを自動断接
し得るオートクラッチ車両に適用されるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0010】図4は本発明が適用されるオートクラッチ
車両の構成図である。このオートクラッチ車両には所謂
セミオートクラッチ装置が搭載されている。セミオート
クラッチ装置は、クラッチ1に摩擦クラッチを用い、こ
れをマニュアル断接手段2でマニュアル断接するか、或
いは自動断接手段(クラッチアクチュエータ)3で自動
断接するように構成されている。図示状態はクラッチ1
が接続され、いずれの手段も作動されてない通常時の状
態を示す。
【0011】クラッチ1は、そのクラッチフォーク4
を、流体圧シリンダとしてのスレーブシリンダ5により
往復動させることで、断接方向にストロークされる。ス
レーブシリンダ5にはクラッチ作動力となる油圧(流体
圧)が中間シリンダ6から供給される。中間シリンダ6
は、マスタシリンダ7から供給される油圧と、油圧源8
から供給される油圧とを切り替えて、その供給油圧に応
じた油圧をスレーブシリンダ5に送る。マスタシリンダ
7はクラッチペダル9の踏込量(操作量)に応じた油圧
を発生し中間シリンダ6に送る。油圧源8はモータ1
0、油圧ポンプ11、チェック弁32、電磁弁30,3
1及びリリーフ弁13を備え、電子式コントロールユニ
ット14でモータ10及び電磁弁30,31が駆動制御
されて、所定の油圧給排制御を行うようになっている。
これらにより油圧管路系が構成され、作動流体としての
オイルはオイルタンク15に溜められる。
【0012】電磁弁30,31はコントロールユニット
14でデューティ制御され、ここではノーマルクローズ
のもの、つまりOFF で閉となるものが使用される。電磁
弁30,31はクラッチ1の接続のため、或いはスレー
ブシリンダ5からのオイル排出のために用いられる。そ
れぞれの電磁弁30,31は流路径が異なる。これら電
磁弁30,31の制御の仕方で連続的にクラッチ接続速
度が変えられる。リリーフ弁13は油圧が異常上昇した
ときに開くフェールセーフのためのもので、通常は閉じ
ている。
【0013】この構成では、クラッチ1のマニュアル断
接が以下のように行われる。まず図示状態からクラッチ
ペダル9が踏み込まれるとマスタシリンダ7から油圧が
発生する。そしてこの油圧が実線矢印で示すように中間
シリンダ6の内部のピストン16,17を二つ同方向に
押し、中間シリンダ6からペダル踏込量に相当する油圧
をスレーブシリンダ5に供給させる。するとスレーブシ
リンダ5では内部のピストン18が押され、これにより
クラッチフォーク4が押され、クラッチ1はペダル踏込
量相当分だけ分断側に操作される。クラッチペダル9の
戻し操作を行えば破線矢印で示すように油圧が戻ってク
ラッチ1は接続側に操作される。このとき中間シリンダ
6のピストン16,17がスプリング37で通常位置に
押し戻される。このようにしてマニュアル断接が達成さ
れ、クラッチペダル9、マスタシリンダ7、中間シリン
ダ6及びスレーブシリンダ5がマニュアル断接手段2を
構成することとなる。
【0014】一方、クラッチ1ないしクラッチフォーク
4のストロークはクラッチストロークセンサ19により
常時検出されている。クラッチストロークセンサ19は
リンク36を介してクラッチフォーク4により動作され
るポテンショメータである。クラッチストロークセンサ
19は、クラッチストロークが分断側ほど大きな電圧を
出力するようになっている。また中間シリンダ6の出口
部に油圧スイッチ33が設けられる。これは検出油圧が
上昇してある設定値に達したとき、OFF からONになる。
これらセンサ19、スイッチ33の信号はコントロール
ユニット14に送られる。
【0015】かかる装置は通常の手動変速機20を備え
た車両に装備される。変速機20には変速操作部を構成
するシフターレバー46(図3参照)が設けられてい
る。シフターレバー46はリンクやワイヤケーブル等を
介してシフト操作手段(シフトレバー装置)21に機械
的に連結される。シフト操作手段21が運転手によりシ
フト操作されると、これにシフターレバー46が連動し
て変速機20がシフト変速される。シフト操作手段21
においては、シフトノブ22がノブレバー23に対し僅
かに揺動(首振り)可能となっており、その揺動によっ
て内部の接点を接触させ、所定の変速信号を発生するよ
うになっている。また変速機20には、図3にも示す
が、シフターレバー46のシフト方向のストロークを検
出するシフトストロークセンサ34と、シフターレバー
46のニュートラル位置を検出するニュートラルスイッ
チ24と、シフターレバー46のセレクト方向のストロ
ークを検出するセレクトストロークセンサ35とが装備
されている。これらセンサやスイッチの信号はコントロ
ールユニット14に送られる。
【0016】この構成では、クラッチ1の自動断接が以
下のように行われる。例えば所定のギヤ段で走行中、運
転手が変速しようとしてシフトノブ22にシフト力を与
えたとする。するとシフトノブ22が微小揺動してシフ
ト操作手段21から変速信号が発生し、これがコントロ
ールユニット14に送られ、コントロールユニット14
はモータ10を起動する。すると油圧ポンプ11が起動
されて油圧を発生し、この油圧が実線矢印で示すように
チェック弁32を押し開けて中間シリンダ6に至る。中
間シリンダ6ではピストン16,17を離間方向に押動
する。これによって出口側のピストン17がさらに出口
側のオイルを加圧し、スレーブシリンダ5に供給する。
こうなるとスレーブシリンダ5のピストン18がクラッ
チフォーク4を押してクラッチ1を分断する。この後モ
ータ10を停止すると、チェック弁32で油圧が保持さ
れるのでクラッチ1が断保持される。
【0017】こうしてクラッチ1が切れた後、運転手に
よる継続的なシフトレバー操作により変速機20が次の
ギヤ段に入れられる。
【0018】これと同時にコントロールユニット14
は、シフトスイッチ34、セレクトスイッチ35の信号
から変速機20が変速されたことを知り、クラッチ1の
接続制御を開始する。具体的には電磁弁30,31をエ
ンジン運転状態、車両走行状態、運転手の意思状態に合
わせて最適に制御する。これにより破線矢印で示すよう
にスレーブシリンダ5から油圧が排出され、クラッチフ
ォーク4が戻されてクラッチ1が最適速度で接続され
る。このように、コントロールユニット14、油圧源
8、中間シリンダ6及びスレーブシリンダ5が自動断接
手段3を構成することとなる。
【0019】なお、マニュアル断接と自動断接との切替
えは車室内に設けられた切替スイッチ25によって行わ
れる。
【0020】ここで、上記の如きクラッチ自動断接制御
は車両発進時にも行われる。即ち、運転手が発進しよう
としてニュートラルにあるシフト操作手段21にシフト
力を与えたとする。すると前記同様にクラッチ1が切
れ、これに続くシフトレバー操作により変速機20が発
進段に入れられる。この後運転手によってアクセルペダ
ル38が踏み込まれ、エンジン回転が上昇すると共に、
クラッチ1が発進に適した接続速度で微妙に速度調節さ
れつつ接続され、これにより車両は接続ショックなくス
ムーズに発進、加速されることとなる。
【0021】一方、アクセルペダル38の開度(踏込
量)がアクセル開度センサ39により検出される。アク
セル開度センサ39はポテンショメータで、アクセル開
度に比例した電圧を出力する。またアクセルペダル38
の付近にアクセルアイドルスイッチ40が付設され、こ
れはアクセルペダル38がアイドル領域にあるときON、
アイドル領域以上踏み込まれたときOFF となる。これら
センサ39及びスイッチ40の出力はコントロールユニ
ット14に送られる。
【0022】アクセルペダル38はエンジン出力制御機
構41にワイヤ、リンク等の機械的連結手段42を介し
て機械的に連結されている。ここではエンジン43がデ
ィーゼルエンジンとされるので、エンジン出力制御機構
41は燃料噴射ポンプ44に付設されたメカニカルガバ
ナとされる。ただしガソリンエンジンとすることは可能
で、この場合はエンジン出力制御機構がスロットルバル
ブとなる。エンジン43にはエンジン回転速度(具体的
にはクランクシャフト回転速度)を検出するエンジン回
転速度センサ45が設けられ、その出力はコントロール
ユニット14に送られる。
【0023】ここで、図3に示すように、シフターレバ
ー46は、変速機20のケーシング側に回動自在に支持
されたシャフト47に固定され、シフトレバー操作によ
ってシャフト47が回動されると、これに応じて回動さ
れるようになっている。なお図中「N」、「2nd」、
「3rd」の語はそれぞれ変速機20のニュートラル、2
速、3速を意味し、図示するシフターレバー46はニュ
ートラル位置にある。このシフターレバー46の回動に
より、シフターレバー46に一体形成された操作レバー
47が、2速位置と3速位置との間でシフト方向にスト
ロークされ、変速機20の図示しないシフトフォークを
移動させる。もっとも2速と3速は、シフターレバー4
6の動作の両端位置を示すために用いたにすぎない。例
えば4速と5速、車種によっては1速と2速についても
同様の関係が成立する。
【0024】シフターレバー46から一体にレバー48
が延出され、レバー48はセンサレバー49に接続され
る。この接続部は、レバー48に設けられたピン50
と、センサレバー49の先端部に形成されピン50が挿
通される長穴51とからなる。センサレバー49の基端
部は、変速機20のケーシング側に固定されたシフトス
トロークセンサ34のセンサシャフト52に固定され
る。これによってシフターレバー46が回動されると、
センサシャフト52が回動されてシフターレバー46の
回動量に応じた電圧をシフトストロークセンサ34が発
生するようになる。レバー48、センサレバー49及び
シフトストロークセンサ34は、操作レバー47と直交
する方向に沿って配列されている。
【0025】一方、シフターレバー46を境にシフトス
トロークセンサ34の反対側にニュートラルスイッチ2
4が設けられる。ニュートラルスイッチ24も変速機2
0のケーシング側に螺合して取り付けられる。即ちニュ
ートラルスイッチ24は螺合取付を行うためのネジ部5
2と、工具を係合させるための六角部56とを有する。
ここでニュートラルスイッチ24は出没自在で且つ内蔵
スプリングにより突出側に付勢されたボール53を備
え、このボール53が突出移動することでONとなるよう
になっている。一方シフターレバー46にはボール53
を嵌合させるための切欠54が設けられ、切欠54は、
シフターレバー46がニュートラル位置にあるときボー
ル53を嵌合させるよう位置される。これにより、シフ
ターレバー46がニュートラル位置にあるとボール53
が突出移動して切欠54に嵌まり、ニュートラルスイッ
チ24がONとなり、シフターレバー46がニュートラル
位置以外に位置するとボール53がシフターレバー46
の周側面55に押されて収納され、ニュートラルスイッ
チ24がOFF となる。なおこのようにニュートラルスイ
ッチ24がOFF からONになることを「反応する」とい
う。このON/OFFの関係は逆でもよい。
【0026】さて、このオートクラッチ車両では、クラ
ッチ自動断接のタイミングを決めるためにシフターレバ
ー46の位置を常時検出している。特にニュートラル位
置の検出は、停車時にクラッチ1を接続させてクラッチ
にかかる油圧を解放し、クラッチの各部品の耐久性向上
を図るためにも重要である。
【0027】そこで、ここでは以下のようにして変速機
20のニュートラルを検出している。
【0028】図1には、シフトストロークセンサ34の
動作ストロークと、ニュートラルスイッチ24のON/OFF
との相関関係が概念的に示してある。前述したように、
ニュートラルスイッチ24は、シフターレバー46がニ
ュートラル位置にきたときONとなる。よってこのONのと
きのシフトストロークセンサ34の出力電圧の範囲VN
をコントロールユニット14に記憶ないし学習させ、以
降この学習範囲VN に基づいて変速機20のニュートラ
ル検出を行う。VN の学習は、車両が工場からラインオ
フされるとき1回行われる。シフトストロークセンサ3
4の出力電圧Vが学習範囲VN 内であれば、コントロー
ルユニット14は変速機20をニュートラルと判断する
のである。
【0029】このように、シフトストロークセンサ34
の他にニュートラルスイッチ24を設けたことによっ
て、ニュートラルスイッチ24の出力に基づきシフトス
トロークセンサ34のニュートラル範囲を決め、以降こ
れに基づいてニュートラル検出が行えるようになる。
【0030】ここで図2には、シフターレバー46のス
トロークSとシフトストロークセンサ34の出力電圧V
との関係が示される。もっともこの関係は、取付誤差や
センサ34自体のバラツキ等により車種毎のバラツキが
ある。よってニュートラルスイッチ24の併用によっ
て、このようなバラツキと無関係に正確なニュートラル
範囲VN を決定することができる。
【0031】一方、シフトストロークセンサ34によれ
ば、これがシフターレバー46のストロークSに比例し
た電圧Vを出力するので、ニュートラルスイッチ24よ
りもニュートラル検出を精度よく行えると共に、センサ
の出力範囲が規定できるので、例えばハーネス断線など
の故障検出がスイッチに比べ容易にでき、信頼性が向上
する。つまりスイッチの場合、シフト操作によりスイッ
チがONからOFF になったのか、ハーネスが断線してスイ
ッチがONからOFF になったのかが分からない。こうした
理由から、ニュートラルスイッチ24ではなく、シフト
ストロークセンサ34の出力電圧Vに基づいてニュート
ラル検出を行っているのである。なお、図中、SN がV
N に対応したシフターレバー46のストローク範囲、Δ
Sがシフターレバー46の全ストローク範囲、ΔVがΔ
Sに対応した出力範囲である。
【0032】ここで、シフトストロークセンサ34が故
障等で異常となった場合、ニュートラルスイッチ24が
ONでも、シフトストロークセンサ34の出力電圧Vが学
習範囲VN から外れることがある。よってコントロール
ユニット14は随時ニュートラルスイッチ出力信号とシ
フトストロークセンサ出力電圧Vとの比較を行い、シフ
トストロークセンサ34の異常を診断するようになって
いる。さらに異常と判断した場合、こんどはニュートラ
ルスイッチ24の出力に基づいてニュートラル検出を行
う。つまりニュートラルスイッチ24がONならば、コン
トロールユニット14が変速機20をニュートラルと判
断するのである。
【0033】こうしてニュートラルスイッチ24により
シフトストロークセンサ34のバックアップが補償さ
れ、シフトストロークセンサ34の異常時にもニュート
ラル検出が可能となり、信頼性が高まる。
【0034】以上、本発明の好適な実施の形態を説明し
たが、本発明は他にも様々な実施の形態を採ることが可
能である。例えば学習範囲VN の学習は、例えばエンジ
ン始動時毎に行うなど、更新学習させるようにしても構
わない。
【0035】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、ニュート
ラルスイッチによりシフトストロークセンサのバックア
ップが補償され、シフトストロークセンサの異常時にも
ニュートラル検出が可能となり、信頼性が高まるとい
う、優れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】シフトストロークセンサの動作ストロークと、
ニュートラルスイッチのON/OFFとの相関関係を概念的に
示す図である。
【図2】シフターレバーのストロークとシフトストロー
クセンサの出力電圧との関係を示すグラフである。
【図3】シフターレバー、シフトストロークセンサ及び
ニュートラルスイッチの取付状態を示す図である。
【図4】オートクラッチ車両の全体構成図である。
【符号の説明】
1 摩擦クラッチ 4 クラッチフォーク 5 スレーブシリンダ 6 中間シリンダ 7 マスタシリンダ 8 油圧源 9 クラッチペダル 10 モータ 11 油圧ポンプ 13 リリーフ弁 14 コントロールユニット 15 オイルタンク 19 クラッチストロークセンサ 20 変速機 24 ニュートラルスイッチ 30,31 電磁弁 32 チェック弁32 33 油圧スイッチ 34 シフトストロークセンサ 38 アクセルペダル 39 アクセル開度センサ 40 アクセルアイドルスイッチ 41 エンジン出力制御機構 45 エンジン回転速度センサ 46 シフターレバー VN 学習範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 淳一 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 (72)発明者 小林 一彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 株式会社トランストロン内 (72)発明者 新井 裕之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 株式会社トランストロン内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機の変速操作部のシフト方向のスト
    ロークを検出するシフトストロークセンサと、前記変速
    操作部がニュートラル位置にあるとき反応するニュート
    ラルスイッチとを設け、ニュートラルスイッチ反応時の
    シフトストロークセンサの出力値を予め記憶しておき、
    通常はその値により変速機のニュートラルを検出すると
    共に、シフトストロークセンサの異常時には、ニュート
    ラルスイッチの出力により変速機のニュートラルを検出
    するようにしたことを特徴とする変速機のニュートラル
    検出方法。
  2. 【請求項2】 摩擦クラッチを自動断接し得るオートク
    ラッチ車両に適用された請求項1記載の変速機のニュー
    トラル検出方法。
JP4839398A 1998-02-27 1998-02-27 変速機のニュートラル検出方法 Pending JPH11247991A (ja)

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