JPH1124625A - プラズマディスプレイ表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイ表示装置およびその駆動方法

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JPH1124625A
JPH1124625A JP9173523A JP17352397A JPH1124625A JP H1124625 A JPH1124625 A JP H1124625A JP 9173523 A JP9173523 A JP 9173523A JP 17352397 A JP17352397 A JP 17352397A JP H1124625 A JPH1124625 A JP H1124625A
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JP9173523A
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English (en)
Inventor
Akihiko Konoue
明彦 鴻上
Keizo Suzuki
敬三 鈴木
Michitaka Osawa
通孝 大沢
Kazutaka Naka
一隆 中
Masuo Oku
万寿男 奥
Hideo Arai
英雄 新井
Hiroki Mizozoe
博樹 溝添
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プラズマディスプレイで動画像の疑似輪郭妨害
を低減し、同時にクロストークも減らす。 【解決手段】奇数ライン群の複数のサブフィールドをフ
ィールドの略半分以下の前方に寄せると同時に偶数ライ
ン群を休止期間とし、偶数ライン群の複数のサブフィー
ルドをフィールドの略半分以下の後方に寄せると同時に
奇数ライン群を休止期間とする。また、サブフィールド
のアドレス期間では走査を飛び越し走査とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像信号のフィール
ドを複数のサブフィールドに分割し、上記サブフィール
ドの作動を制御することにより階調のある画像を表示す
るプラズマディスプレイ表示装置およびその駆動方法に
係り、特にAC型のプラズマディスプレイパネルを用い
た表示装置およびその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、プラズマディスプレイの表示
方法ではフィールド期間を複数のサブフィールドに分割
し、各サブフィールドには重み付けされた表示期間を有
し、このサブフィールドの作動を制御することにより階
調のある画像を表示している。
【0003】このようなサブフィールド法による画像の
表示では動画像において疑似輪郭妨害という画質の劣化
が生じることが知られていた。
【0004】この疑似輪郭妨害について図2を用いて説
明する。今、フィールドを5つのサブフィールド(SF1、
SF2、SF3、SF4、SF5)に分割し、各サブフィールドは2
進符号の比で重み付けされた表示期間を有して32階調
の表示が可能の場合を例に述べる。
【0005】今、図2(a)に示すように、先行フィー
ルドで15レベルの階調を表示した場合、SF1からSF4ま
でのサブフィールドが作動する。つぎに後続のフィール
ドで16レベルの階調に表示が移ったときには、後続フ
ィールドのSF5のみが作動する。図2(a)に作動する
サブフィールドを斜線で示すと、ほぼ1フィールドに渡
って発光しない期間が連続することになる。また、図2
(b)に示すように、先行フィールドで16レベルの階
調表示であり後続フィールドで15レベルの階調の表示
に移ったとき、ほぼ1フィールドの期間に渡って発光す
る期間が連続する。このような階調の変化で動画像を表
示した場合、観測者は画像の移動に伴って視線を移動
し、図2(a)、(b)に示す連続した発光のしない期
間、あるいは連続した発光する期間で画像の階調が正確
に観測されないという現象が生じる。つまり、視線の移
動に伴って発光の時間的なパターンが空間的な発光のパ
ターンに変換されるため、図2(a)に示すような階調
の変化では画像に暗部が存在するように観測され、また
図2(b)のような階調の変化では画像に明部が存在す
るように観測される。
【0006】このようなプラズマディスプレイの動画像
の疑似輪郭妨害に対して、特開平4−211294では
すべてのサブフィールドをフィールドの約半分の期間に
寄せることにより疑似輪郭妨害を低減する方法が開示さ
れている。
【0007】このことを図3を用いて説明する。5つの
サブフィールド(SF1、SF2、SF3、SF4、SF5)をフィール
ドの前方に寄せる。今図3(a)に示すように先行フィ
ールドで15レベルの階調の表示から後続フィールドで
16レベルの階調の表示に移ったとすると、発光しない
期間は約1フィールドの期間となる。また、図3(b)
に示すように、先行フィールドで16レベルの階調から
後続フィールドで15レベルの階調に移ったとき、発光
する期間はほぼ2つの期間に別れる。疑似輪郭妨害は発
光する期間が連続するときに顕著に観測されるため、図
3(b)のように発光が分散すると疑似輪郭妨害が低減
される。このように、フィールドの約半分以下の期間の
中にすべてのサブフィールドを寄せることにより疑似輪
郭妨害が低減されることが知られていた。
【0008】一方、AC型プラズマディスプレイの駆動
方法で、アドレス/表示・分離駆動方式が特開平4−1
95188号公報に記載されている。この駆動方法では
すべてのサブフィールドをフィールドの半分以下の期間
に寄せるという方法は極めて困難である。このことを図
4と図5を用いて説明する。
【0009】図4はAC型プラズマディスプレイパネル
の電極配線を示す図である。パネル400には3種類の
電極を配線し、水平方向にはX電極401とY電極40
2を並行に配線し、垂直方向にはA電極403を配線す
る。この3つの電極の交点で放電セル404を形成す
る。X電極401には発光表示の維持パルスを印加し、
パネルの複数のX電極は共通に接続する。Y電極には走
査パルスと維持パルスを印加する。A電極には画像信号
に従ったアドレスパルスを印加する。
【0010】図5(a)はAC型プラズマディスプレイ
のアドレス/表示・分離駆動の方法を示した図である。
1フィールドの時間を例えば5つのサブフィールドに分
割し、各サブフィールドは少なくともアドレス期間と表
示期間とで構成される。各サブフィールドの表示期間に
は重み付けされた数の維持パルスを印加し、例えば2進
符号の比の数だけ印加する。この表示期間の維持パルス
はすべてのX電極とY電極に同時に印加し、従ってパネ
ルの全画面に渡って同時の表示期間となる。このように
全画面同時の表示期間とすることによって、すべてのX
電極とY電極に同時に維持パルスを印加することができ
ることから、維持パルス駆動回路を基本的にX電極に一
個とY電極に一個で良く、駆動回路の数を大幅に低減す
ることができる。
【0011】一方、アドレス期間ではY電極に走査パル
スを印加する。それを図5(b)に示す。Y電極の上か
ら順番に走査パルス500を時系列的に印加し、Y電極
を上から下まで1度走査することによって、一つのサブ
フィールドのアドレス期間が終了する。この走査パルス
500に同期してA電極には画像の情報のアドレスパル
ス501を印加する。この走査パルスとアドレスパルス
が時間的に重なったときに放電が生じ、壁電荷を形成し
て書き込みが行われる。書き込みされた放電セルは表示
期間の維持パルスによって放電し発光表示が行われる。
従って、アドレス期間には維持パルスが印加されず、ア
ドレス期間終了後の表示期間に発光表示が行われる。こ
の走査パルスは放電が終了するまでの十分な時間を必要
とすることからパルス幅を余り狭くできず、従ってアド
レス期間はある必要以上の時間幅を有する。現在ではこ
のアドレス期間は1フィールドのほぼ70%の期間を占
有している。従って、図3に示すように、すべてのサブ
フィールドの表示期間をフィールドの略半分以下の時間
幅に寄せるという疑似輪郭妨害の対策は、アドレス/表
示・分離駆動方式では極めて困難である。
【0012】また、プラズマディスプレイではクロスト
ークの問題も従来から知られている。これは走査パスル
とアドレスパルスとで書き込みを行うときに、隣接ライ
ンに誤った書き込みを行ってしまう現象であり表示のち
らつきとなる。このようなクロストークの改善方法とし
て飛び越し走査の方法が特願昭48−143469で開
示されている。
【0013】この飛び越し走査の方法を図6を用いて説
明する。Y電極に印加する走査パルス500と600は
Y電極を一本おきに飛び越しており、図6の奇数番目の
Y電極の走査の終了後に偶数番目のY電極を走査する。
このような飛び越し走査をすることによって隣接ライン
の誤った書き込みの影響を小さくしてクロストークを低
減する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は維持パ
ルス駆動回路を大幅に低減し、しかも動画像の疑似輪郭
妨害を低減し、合わせてクロストークの低減を実現でき
る新たなプラズマディスプレイ表示装置とその駆動方法
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題は、画像信号の
フィールドを複数のサブフィールドと休止期間に分割
し、複数のサブフィールドは少なくともアドレス期間と
重み付けされた表示期間とを有し、複数のサブフィール
ドの作動を制御することにより、階調のある画像を表示
するプラズマディスプレイ表示装置において、アドレス
期間に走査信号をラインに印加する手段、該ラインをk
本(kは1以上の整数)飛びの組となす(k+1)組の
ライン群とし、同一の組を成すライン群には共通のアド
レス期間と共通の表示期間とする手段とを有し、一つの
組のライン群がアドレス期間、および表示期間の時には
他のすべてのライン群が休止期間とする手段を有するこ
とにより実現することができる。
【0016】また、同一の組を成すライン群にはフィー
ルド内のすべてのサブフィールドが休止期間を挾まず連
続的に配置する手段を有することにより実現することも
できる。
【0017】また、複数のサブフィールドが、異なる組
のライン群で配列順番が異なる手段を有することにより
実現することもできる。
【0018】また、走査信号を印加するラインがk本を
飛び越す走査をする手段を有することにより実現するこ
ともできる。
【0019】また、フィールド内の休止期間が、フィー
ルドの略半分以上の期間とする手段を有することにより
実現することもできる。
【0020】また、異なる組のライン群に表示する画像
信号に表示時間のずれを補償する手段を有することによ
り実現することもできる。
【0021】また、画像信号のフィールドを複数のサブ
フィールドと休止期間に分割し、複数のサブフィールド
は少なくともアドレス期間と重み付けされた表示期間と
を有し、複数のサブフィールドの作動を制御することに
より、階調のある画像を表示するプラズマディスプレイ
の駆動方法において、アドレス期間に走査を行うライン
をk本(kは1以上の整数)飛びの組となす(k+1)
組のライン群とし、同一の組を成すライン群には共通の
アドレス期間と共通の表示期間とを有し、一つの組のラ
イン群がアドレス期間、および表示期間の時には他のす
べてのライン群が休止期間とする方法により実現するこ
ともできる。
【0022】また、同一の組を成すライン群にはフィー
ルド内のすべてのサブフィールドが休止期間を挾まず連
続的に配置する方法により実現することもできる。
【0023】また、複数のサブフィールドが、異なる組
のライン群で配列順番が異なる方法により実現すること
もできる。
【0024】また、走査がk本のラインを飛び越す走査
とする方法により実現することができる。
【0025】また、フィールド内の休止期間がフィール
ドの略半分以上の期間とする方法により実現することも
できる。
【0026】また、異なる組のライン群に表示する画像
信号が表示時間のずれを補償された画像信号とする方法
により実現することもできる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図
1、図7から図15までを用いて詳細に説明する。
【0028】図1は本発明のプラズマディスプレイの駆
動方法を示す図である。奇数ライン群のフィールドを5
つのサブフィールド(SFO1、SFO2、SFO3、SFO4、SFO5)と
休止期間に分け、サブフィールドの期間をフィールドの
略半分以下の期間とし、休止期間をフィールドの略半分
以上の期間とする。そしてこのサブフィールドの期間は
フィールドの前方に寄せる。各サブフィールドは少なく
ともアドレス期間と表示期間を有し、表示期間の時間幅
つまり維持パルスの数は各サブフィールドで重み付けす
る。ここではサブフィールドの表示期間を2進符号の
1:2:4:8:16の比とする。奇数ライン群のサブ
フィールドの期間では偶数ライン群は休止期間とする。
偶数ライン群はサブフィールドの期間をフィールドの後
方に配置し、偶数ライン群のサブフィールドの期間では
奇数ライン群を休止期間とする。偶数ライン群のサブフ
ィールドは奇数ライン群のサブフィールドと同じく5つ
のサブフィールド(SFE1、SFE2、SFE3、SFE4、SFE5)で構
成し、各サブフィールドの表示期間は奇数ライン群のサ
ブフィールドの表示期間と同じとする。
【0029】図7は本発明の駆動方法でプラズマディス
プレイパネルのY電極に印加する走査パルスを示した図
である。奇数ライン群に対応するY電極はY1、Y3、
Y5…でありサブフィールドの一つであるSFO1のアドレ
ス期間の走査パルス500はY電極を一本を飛ぶ飛び越
し走査とする。またこの奇数ライン群で走査を行ってい
るときには偶数のライン群は休止期間とする。このよう
に奇数ライン群のサブフィールドのアドレス期間は一本
の飛び越し走査とするため、アドレス期間は従来の半分
の時間となる。また偶数ライン群のサブフィールドの一
つであるSFE1のアドレス期間では偶数ライン群に対応す
るY電極のY2、Y4、Y6…のみに走査パルス500
を印加し飛び越し走査を行う。
【0030】図8は本発明のサブフィールドの表示期間
の維持パルスの印加方法を示す図である。維持パルスは
プラズマディスプレイパネルのX電極とY電極に交互に
印加する。このX電極に印加する維持パルスとY電極に
印加する維持パルスとでは位相をずらして両方の維持パ
ルスが時間的に重ならないようにする。奇数ライン群の
X電極は共通に接続し同じ維持パルスの電圧波形を印加
し、偶数ライン群のX電極も同じである。図8では奇数
ライン群に対応したSFO1のサブフィールドの表示期間の
維持パルス電圧波形と偶数ライン群に対応したSFE1のサ
ブフィールドの表示期間の維持パルス電圧波形を例に示
す。奇数ライン群のX電極にはSFO1の表示期間に維持パ
ルス800を印加し、偶数ライン群のX電極にはこのSF
O1の表示期間に維持パルスを印加しない。このSFO1の表
示期間には奇数ライン群のみに対応したY電極であるY
1、Y3、Y5…のみに維持パルス801を印加する。
同様に偶数ライン群に対応したサブフィールドの一つで
あるSFE1の表示期間には偶数ライン群に対応したX電極
に維持パルス802を印加し、奇数ライン群に対応した
X電極には維持パルスを印加しない。また、この期間で
はY電極は偶数ライン群に対応したY2、Y4、Y6…
に維持パルス803を印加し、偶数ライン群に対応した
Y電極には維持パルスを印加しない。
【0031】図9は本発明の表示装置の回路ブロック図
を示したものである。以下、信号の流れに沿って説明す
る。
【0032】R、G、Bのアナログ画像信号900、9
01、902はA/D変換器900によりディジタル信
号に変換する。このA/D変換器のサンプリングはプラ
ズマディスプレイパネルのセルに対応した時間で行う。
【0033】次に画像信号が放送受信信号の場合にはγ
処理されているので、プラズマディスプレイ表示装置が
リニアな輝度特性をもつことから、γの逆補正(1/γ
904)を行う。
【0034】次に放送受信信号はインタレースされてお
り、プラズマディスプレイがインタレースを行わない表
示であることから画像信号の補間を行う。これを補間回
路905で行う。また、本発明の表示時間が奇数ライン
群と偶数ライン群とでほぼ半フィールドの時間差がある
ので動きの像に対して画像信号の補正をする。その補正
もこの補間回路905で行う。具体的な補正の方法につ
いては後の図10で説明する。
【0035】ディジタル信号に変換され補間された画像
信号はフレームメモリ906に格納する。ここでサブフ
ィールドの表示期間が2進符号の比を形成している場合
にはこのフレームメモリに格納する画像信号は2進符号
そのものの信号で良いが、サブフィールドの表示期間が
2進符号でない場合には画像信号をビット/サブフィー
ルド変換回路(図示せず)を介してフレームメモリに格
納する。その他の方法としてフレームメモリからの画像
信号の読みだし方を制御して、画像信号とサブフィール
ドの情報との対応をとる方法もある。
【0036】フレームメモリに格納された画像信号はフ
ィールドの前半で奇数ライン群のSFO1の情報からSFO5ま
での情報を読みだし、Aドライブ回路OとAドライブ回
路Eに送り、必要な高電圧信号に変換されてアドレス電
極を駆動する。同様にフレームメモリに格納された画像
信号はフィールドの後半で偶数ライン群のSFE1の情報か
らSFE5までの情報を読みだし、同じくAドライブ回路O
とAドライブ回路Eに送り必要な高電圧信号に変換され
てアドレス電極を駆動する。
【0037】一方、サブフィールドのアドレス期間の走
査パルスは、制御信号発生回路907により走査信号を
発生し、フィールドの前半にY電極の奇数番目のドライ
ブ回路914に入力して必要な高電圧に変換されてY電
極の奇数番目の電極に印加する。このドライブ回路91
4の回路構成はシフトレジスタとラッチ回路、ドライバ
回路により構成する。一方、Y電極の偶数番目の走査パ
ルスは、フィールドの後半に同じく制御信号発生回路9
07より走査信号を発生し、ドライブ回路915に入力
され、高電圧パルス信号に変換された後、Y電極の偶数
番目の電極に印加する。
【0038】サブフィールドの表示期間の維持パルスは
X電極とY電極の両方に印加する。奇数番目のX電極は
共通のX電力回収回路Oで駆動し、奇数番目のY電極は
ドライバ回路914を介してY電力回収回路Oで駆動し
てフィールドの前半に各電極に維持パルスを印加する。
一方、偶数番目のX電極は共通にX電力回収回路Eによ
り駆動し、偶数番目のY電極はドライブ回路915を介
してY電力回収回路Eにより駆動してフィールドの後半
に維持パルスを印加する。X電力回収回路OおよびY電
力回収回路Oは両方ともSFO1からSFO5までのサブフィー
ルドの表示期間のみに作動する。一方、X電力回収回路
EとY電力回収回路Eとは両方ともSFE1からSFE5までの
サブフィールドの表示期間のみ作動する。
【0039】図10は画像信号の補間方法を説明するた
めの図である。ここでは1ラインから6ラインまでの画
像信号を例に示す。
【0040】放送で受信した画像信号はインタレースさ
れている。従って、第1フィールドの受信信号は奇数ラ
イン群のみの画像信号であり、それを○印の1000で
示す。また、第2フィールドの受信信号は偶数ライン群
のみの画像信号であり、それを○印の1001に示す。
また第3フィールドの受信信号は再び奇数ライン群の画
像信号であり、それを○印の1005で示す。今、図1
0の下側に示すように、奇数ライン群のサブフィールド
はフィールドの前半にあり、偶数ライン群のサブフィー
ルドはフィールドの後半にある。従って、奇数ライン群
の第1フィールドの表示画像信号は第1フィールド受信
信号1000をそのままで表示する。ところが、偶数ラ
イン群の第1フィールドの表示画像信号は×印の100
3の補間信号とする。また、第2フィールドの奇数ライ
ン群の表示画像信号は×印1002の補間信号とし、第
2フィールドの偶数ライン群の表示画像信号は×印10
04の補間信号とする。
【0041】そこで、先ず第2フィールドの奇数ライン
群の補間信号×印1002は偶数ライン群の受信信号○
印1001の画像信号をそのまま表示しても良いし、あ
るいは上下の偶数ライン群の2つのラインの画像信号か
ら演算して補間信号としても良い。次に、第1フィール
ドの偶数ライン群の補間信号×印1003は上下の偶数
ラインの2つの受信画像信号○印1000と第2フィー
ルドの偶数ライン群の受信信号○印1001の3つの画
像信号から演算して補間信号とする。その場合、特に動
きのある画像で奇数ライン群と偶数ライン群とで表示の
時間差が問題になることから、動き補償を行う。それは
動きベクトルを検出し、その動き量の中間の信号をつく
る。次に第2フィールドの偶数ライン群の補間信号であ
る×印1004の画像信号は、第2フィールドの偶数ラ
イン群の受信画像信号○印1001と上下の2つの奇数
ライン群の第3フィールドの受信画像信号○印1005
から演算して補間信号とする。この場合も動きベクトル
から半フィールドずれた画像信号をつくる。
【0042】図11は奇数ライン群と偶数ライン群とで
サブフィールドの順番を異ならせた例を示した図であ
る。奇数ライン群のサブフィールドはフィールドの略半
分以下の前方にあり、その順番はSFO1、SFO2、SFO3、SF
O4、SFO5である。その各々のサブフィールドの表示期間
の重みは1:2:4:8:16の比とする。一方、偶数
ライン群のサブフィールドはフィールドの略半分以下の
後方にあり、その順番はSFE5、SFE4、SFE3、SFE2、SFE1
で表示期間の重みは16:8:4:2:1とする。これ
は奇数ライン群のサブフィールドの順番が表示期間が次
第に長くなる順番であり、偶数ライン群のサブフィール
ドの順番が表示期間が次第に短くなる順番である。この
ように、奇数ライン群と偶数ライン群とでサブフィール
ドの順番を換えることによって、動画像の疑似輪郭妨害
をより低減することができる。また、図には示さない
が、他のサブフィールドの順番として、奇数ライン群の
フィールド前方のサブフィールドの順番をSFO5、SFO4、
SFO3、SFO2、SFO1とし、偶数ライン群のフィールド後方
のサブフィールドの順番をSFE1、SFE2、SFE3、SFE4、SF
E5としても良い。これは奇数ライン群のサブフィールド
の順番が表示期間が次第に短くなる順番であり、偶数ラ
イン群のサブフィールドの順番が表示期間が次第に長く
なる順番である。このようにすることによって同様の疑
似輪郭妨害の低減を行うことができる。
【0043】図12は本発明の他の実施の形態の例を示
した図である。この図ではプラズマディスプレイパネル
のラインを3本を飛び越す4つのライン群となし、各々
のライン群はサブフィールドの共通のアドレス期間と共
通の表示期間を有し、一つのライン群がアドレス期間お
よび表示期間のときは他のライン群がすべて休止期間と
する駆動方法を示したものである。図12の例では、フ
ィールドを4つの等分の期間に分け、第1のライン群
(1+4Lライン;L=0,1,2…)ではすべてのサ
ブフィールドが1/4フィールドの最初の位置にあり、
第2のライン群(2+4Lライン)ではすべてのサブフ
ィールドが1/4フィールドの2番目の位置にあり、第
3のライン群(3+4Lライン)ではすべてのサブフィ
ールドが1/4フィールドの3番目の位置にあり、第4
のライン群(4+4Lライン)ではすべてのサブフィー
ルドが1/4フィールドの最後に位置するように配置す
る。各々のライン群の複数のサブフィールド(SF11、SF1
2、SF13、SF14、SF15)、(SF21、SF22、SF23、SF24、SF2
5)…はそれぞれアドレス期間と重み付けされた表示期間
を有する。このように各ライン群のサブフィールドがフ
ィールドの1/4の期間のみに寄せてあることから、動
画像の疑似輪郭妨害を大幅に低減することができる。
【0044】図13は図12に示す駆動方法の4つのラ
イン群のアドレス期間のみを示した図である。第1のラ
イン群のSF11のサブフィールドのアドレス期間ではY1
の走査パルス500の次にY電極を3本飛び越してY5
に走査パルスを印加する。同様に、第2のライン群のSF
21のサブフィールドのアドレス期間ではY2の走査パル
ス500の次にはY電極を3本飛び越してY6に走査パ
ルスを印加する。以下、SF31、SF41も同様に3本を飛び
越す走査とする。これらの走査方法は他のサブフィール
ドでも同様である。
【0045】図14は図12の駆動方法で4つのライン
群のサブフィールドの表示期間の維持パルスの印加方法
を示す図である。第1のライン群のSF11のサブフィール
ドの表示期間ではX1電極とY1電極と3本のX電極、
Y電極を飛び越す電極に維持パルス1400と1401
を印加する。図14ではX電極は3本を飛び越して共通
に接続されるとして、X1、X2、X3、X4の記号の
みを用いた。そして他のライン群の電極には維持パルス
は印加しない。第2のライン群のSF21のサブフィールド
の表示期間では第2のライン群の電極(X2、Y2、X
2、Y6…)のみに維持パルスを印加し、他のライン群
の電極には維持パルスを印加しない。第3のライン群の
SF31、第4のライン群のSF41の各サブフィールドも同様
である。
【0046】図15は図12の駆動方法の回路の接続を
示す図である。ここではパネル周辺部の駆動回路のみを
示す。X電極は4本おきに共通に接続し、その各々はX
電力回収回路1、X電力回収回路2、X電力回収回路
3、X電力回収回路4に接続する。このX電力回収回路
ではサブフィールドの表示期間の維持パルスを発生す
る。Y電極は4本おきに走査パルス駆動回路1508、
1509、1510、1511に接続し、それらの駆動
回路を介してY電力回収回路1、Y電力回収回路2、Y
電力回収回路3、Y電力回収回路4に接続する。このY
電力回収回路も維持パルスを発生する。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、一つのラインに印加す
るサブフィールドをフィールドの略半分以下に寄せるこ
とができることから、動画像の疑似輪郭妨害を大幅に低
減することができ、また走査が飛び越し走査となること
からクロストークが低減できて、プラズマディスプレイ
の表示画質を大幅に向上することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動方法のサブフィールドの配置を示
す図である。
【図2】従来のサブフィールド駆動方法で疑似輪郭妨害
を説明する図である。
【図3】従来の疑似輪郭妨害の改善の例を示す図であ
る。
【図4】AC型プラズマディスプレイパネルの電極配線
を示す図である。
【図5】従来のAC型プラズマディスプレイパネルの駆
動方法を示す図である。
【図6】従来の飛び越し走査を説明する図である。
【図7】本発明のアドレス期間の走査方法を説明する図
である。
【図8】本発明の表示期間の維持パルスの印加方法を説
明する図である。
【図9】本発明のプラズマディスプレイ表示装置の回路
構成を示す図である。
【図10】本発明の画像信号の補間方法を説明する図で
ある。
【図11】本発明のサブフィールドの順番をライン群で
異ならせる図である。
【図12】本発明の他の駆動方法のサブフィールドの配
置を示す図である。
【図13】本発明の他のアドレス期間の走査方法を説明
する図である。
【図14】本発明の他の表示期間の維持パルスの印加方
法を説明する図である。
【図15】本発明の他のプラズマディスプレイ表示装置
の回路構成を示す図である。
【符号の説明】
400…プラズマディスプレイパネル 401…X電極 402…Y電極 403…A電極 500…走査パルス 800、801、802、803…維持パルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大沢 通孝 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地株 式会社日立製作所家電・情報メディア事業 本部内 (72)発明者 中 一隆 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地株 式会社日立製作所家電・情報メディア事業 本部内 (72)発明者 奥 万寿男 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 新井 英雄 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 溝添 博樹 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号のフィールドを複数のサブフィー
    ルドと休止期間に分割し、該複数のサブフィールドは少
    なくともアドレス期間と重み付けされた表示期間とを有
    し、該複数のサブフィールドの作動を制御することによ
    り、階調のある画像を表示するプラズマディスプレイ表
    示装置において、 該アドレス期間に走査信号をラインに印加する手段、該
    ラインをk本(kは1以上の整数)飛びの組となす(k
    +1)組のライン群とし、同一の組を成すライン群には
    共通のアドレス期間と共通の表示期間とする手段とを有
    し、一つの組のライン群がアドレス期間、および表示期
    間の時には他のすべてのライン群が休止期間とする手段
    を有することを特徴とするプラズマディスプレイ表示装
    置。
  2. 【請求項2】上記同一の組を成すライン群にはフィール
    ド内のすべてのサブフィールドが休止期間を挾まず連続
    的に配置する手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載のプラズマディスプレイ表示装置。
  3. 【請求項3】上記複数のサブフィールドが、異なる組の
    ライン群で配列順番が異なる手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載のプラズマディスプレイ表示装置。
  4. 【請求項4】上記走査信号を印加するラインがk本を飛
    び越す走査をする手段を有することを特徴とする請求項
    1に記載のプラズマディスプレイ表示装置。
  5. 【請求項5】上記フィールド内の休止期間が、該フィー
    ルドの略半分以上の期間とする手段を有することを特徴
    とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ表示装
    置。
  6. 【請求項6】上記異なる組のライン群に表示する画像信
    号に表示時間のずれを補償する手段を有することを特徴
    とする請求項2に記載のプラズマディスプレイ表示装
    置。
  7. 【請求項7】画像信号のフィールドを複数のサブフィー
    ルドと休止期間に分割し、該複数のサブフィールドは少
    なくともアドレス期間と重み付けされた表示期間とを有
    し、該複数のサブフィールドの作動を制御することによ
    り、階調のある画像を表示するプラズマディスプレイの
    駆動方法において、 該アドレス期間に走査を行うラインをk本(kは1以上
    の整数)飛びの組となす(k+1)組のライン群とし、
    同一の組を成すライン群には共通のアドレス期間と共通
    の表示期間とを有し、一つの組のライン群がアドレス期
    間、および表示期間の時には他のすべてのライン群が休
    止期間であることを特徴とするプラズマディスプレイの
    駆動方法。
  8. 【請求項8】上記同一の組を成すライン群にはフィール
    ド内のすべてのサブフィールドが休止期間を挾まず連続
    的に配置することを特徴とする請求項7に記載のプラズ
    マディスプレイの駆動方法。
  9. 【請求項9】上記複数のサブフィールドが、異なる組の
    ライン群で配列順番が異なることを特徴とする請求項7
    に記載のプラズマディスプレイの駆動方法。
  10. 【請求項10】上記走査がk本のラインを飛び越す走査
    であることを特徴とする請求項7に記載のプラズマディ
    スプレイの駆動方法。
  11. 【請求項11】上記フィールド内の休止期間が、該フィ
    ールドの略半分以上の期間であることを特徴とする請求
    項8に記載のプラズマディスプレイの駆動方法。
  12. 【請求項12】上記異なる組のライン群に表示する画像
    信号が表示時間のずれを補償された画像信号であること
    を特徴とする請求項8に記載のプラズマディスプレイの
    駆動方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100383044B1 (ko) * 2001-01-19 2003-05-09 엘지전자 주식회사 플라즈마 표시 패널의 구동방법
JP2005275315A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置、その駆動方法及びそれを用いた電子機器
JP2006119614A (ja) * 2004-09-27 2006-05-11 Semiconductor Energy Lab Co Ltd アクティブ型表示装置、及びその駆動方法
JP2008287277A (ja) * 1998-08-19 2008-11-27 Deutsche Thomson Brandt Gmbh 大面積フリッカの影響を除去するビデオ画像処理方法及び装置
US8373625B2 (en) 2001-08-03 2013-02-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and method of driving thereof

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