JP2002091368A - 階調表示方法及び表示装置 - Google Patents
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のサブフィールドを用いて映像信号を階
調表示する場合、動画偽輪郭と呼ばれる画質劣化を低減
する。 【解決手段】 輝度比が大のサブフィールドSF1から
SF4までの各サブフィールドを2分割し、かつ分割サ
ブフィールドの輝度比が大きいものから順にフレームの
先頭側及び末尾側に交互に配列することにより、フレー
ムの先頭から中央部の方向へSF1−1,SF2−1,
SF3−1,SF4−1のように、また、フレームの末
尾から中央部の方向へSF1−2,SF2−2,SF3
−2,SF4−2のように配列される。そして、フレー
ムの中央部分に、非分割のサブフィールドを配列する。
さらに、隣接の画像をそれぞれ互いに対称な発光パター
ンで駆動する。
調表示する場合、動画偽輪郭と呼ばれる画質劣化を低減
する。 【解決手段】 輝度比が大のサブフィールドSF1から
SF4までの各サブフィールドを2分割し、かつ分割サ
ブフィールドの輝度比が大きいものから順にフレームの
先頭側及び末尾側に交互に配列することにより、フレー
ムの先頭から中央部の方向へSF1−1,SF2−1,
SF3−1,SF4−1のように、また、フレームの末
尾から中央部の方向へSF1−2,SF2−2,SF3
−2,SF4−2のように配列される。そして、フレー
ムの中央部分に、非分割のサブフィールドを配列する。
さらに、隣接の画像をそれぞれ互いに対称な発光パター
ンで駆動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル等の階調表示方法及び表示装置に関する。
レイパネル等の階調表示方法及び表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネル(以下、P
DP)や、強誘電性液晶素子を用いた表示パネルでは、
例えば図5に示すように、1フレーム期間を、点灯期間
(維持放電期間;発光輝度に比例)の相対比が各々異な
る複数のサブフィールドSF1〜SF8により構成して
いる。そして、入力したアナログ映像信号をA/D変換
することによりサブフィールドの数に応じたビット数の
デジタル信号に変換し、このビットデータに基づいて対
応の画素を適宜のサブフィールドにより点灯させて所定
の階調の画像を表示している。図5の例では、8個の階
調ビットにより階調表示を行う例であり、最上位の階調
ビット(8ビット目)がSF1に対応するとともに、以
下順に、階調ビット(7ビット目)がSF2に、階調ビ
ット(6ビット目)がSF3に、階調ビット(5ビット
目)がSF4に、階調ビット(4ビット目)がSF5
に、階調ビット(3ビット目)がSF6に、階調ビット
(2ビット目)がSF7にそれぞれ対応し、最下位の階
調ビット(1ビット目)がSF8に対応する。
DP)や、強誘電性液晶素子を用いた表示パネルでは、
例えば図5に示すように、1フレーム期間を、点灯期間
(維持放電期間;発光輝度に比例)の相対比が各々異な
る複数のサブフィールドSF1〜SF8により構成して
いる。そして、入力したアナログ映像信号をA/D変換
することによりサブフィールドの数に応じたビット数の
デジタル信号に変換し、このビットデータに基づいて対
応の画素を適宜のサブフィールドにより点灯させて所定
の階調の画像を表示している。図5の例では、8個の階
調ビットにより階調表示を行う例であり、最上位の階調
ビット(8ビット目)がSF1に対応するとともに、以
下順に、階調ビット(7ビット目)がSF2に、階調ビ
ット(6ビット目)がSF3に、階調ビット(5ビット
目)がSF4に、階調ビット(4ビット目)がSF5
に、階調ビット(3ビット目)がSF6に、階調ビット
(2ビット目)がSF7にそれぞれ対応し、最下位の階
調ビット(1ビット目)がSF8に対応する。
【0003】各サブフィールドSF1〜SF8は、維持
放電期間がそれぞれ例えば階調数(発光輝度の相対比)
128,64,32,16,8,4,2,1として重み
付けされるものであり、図5のように発光輝度順に配列
するのが最も効率が良いとされている。しかしながら、
サブフィールドを単に輝度比順に配列して表示を行う
と、動画偽輪郭(例えば人の頬などのように階調が滑ら
かに変化している部分に階調の乱れを生じる現象)と呼
ばれる画質劣化が生じる。このような画質劣化を防止す
るために、各サブフィールドの配列を変更したり、各サ
ブフィールドの輝度の相対比を変更するなどの手法がと
られている。
放電期間がそれぞれ例えば階調数(発光輝度の相対比)
128,64,32,16,8,4,2,1として重み
付けされるものであり、図5のように発光輝度順に配列
するのが最も効率が良いとされている。しかしながら、
サブフィールドを単に輝度比順に配列して表示を行う
と、動画偽輪郭(例えば人の頬などのように階調が滑ら
かに変化している部分に階調の乱れを生じる現象)と呼
ばれる画質劣化が生じる。このような画質劣化を防止す
るために、各サブフィールドの配列を変更したり、各サ
ブフィールドの輝度の相対比を変更するなどの手法がと
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】階調表示を行う従来の
表示パネルでは、動画偽輪郭と呼ばれる画質劣化を解消
するために、例えば特開平10−124001号公報に
は、高輝度のサブフィールドをフレームの中央部分に配
置することが記載されているが、同公報のように分割し
たサブフィールドのうち相対輝度比の大きなものフレー
ムの中央部分に配置すると、中間の階調(相対輝度比が
中程度の階調表示)においては動画偽輪郭が低減できな
いという課題があった。また、動画偽輪郭を解消するた
めに、相対輝度比の大きなサブフィールドを1フレーム
の中央部分に配置するとともに、奇数フレームと偶数フ
レームとで、サブフィールドSF7やSF8のような下
位ビットに対応するサブフィールドの入れ替えを行って
いるものもあるが、こうした方法においても同様に動画
偽輪郭を十分低減することができない。
表示パネルでは、動画偽輪郭と呼ばれる画質劣化を解消
するために、例えば特開平10−124001号公報に
は、高輝度のサブフィールドをフレームの中央部分に配
置することが記載されているが、同公報のように分割し
たサブフィールドのうち相対輝度比の大きなものフレー
ムの中央部分に配置すると、中間の階調(相対輝度比が
中程度の階調表示)においては動画偽輪郭が低減できな
いという課題があった。また、動画偽輪郭を解消するた
めに、相対輝度比の大きなサブフィールドを1フレーム
の中央部分に配置するとともに、奇数フレームと偶数フ
レームとで、サブフィールドSF7やSF8のような下
位ビットに対応するサブフィールドの入れ替えを行って
いるものもあるが、こうした方法においても同様に動画
偽輪郭を十分低減することができない。
【0005】したがって、本発明は、複数のサブフィー
ルドを用いて階調表示を行う表示パネルにおいて、動画
偽輪郭と呼ばれる画質劣化を低減することを目的とす
る。
ルドを用いて階調表示を行う表示パネルにおいて、動画
偽輪郭と呼ばれる画質劣化を低減することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、入力した1フレームの映像信号をデ
ジタル値に変換するとともに、それぞれが異なる輝度比
を有して1フレームを構成する複数のサブフィールドの
中から前記デジタル値に応じた輝度比のサブフィールド
を選択し、選択したサブフィールドの輝度比に基づき表
示部の階調表示を行う表示装置において、輝度比の大き
い少なくとも1つのサブフィールドを選択して、同一の
輝度比を有する2つのサブフィールドに分割する第1の
ステップと、非分割サブフィールドをフレームの中央部
に配置する第2のステップと、分割された一方及び他方
の分割サブフィールドをそれぞれ輝度比の大きい順から
交互に選択してフレームの先頭部側と末尾部側へ交互に
配列する第3のステップと、フレームの中央部に配列さ
れた非分割サブフィールドを中心としてフレームの先頭
部側と末尾部側の同一輝度比を有する各分割サブフィー
ルドの輝度比を第1のモードではそれぞれ第1の輝度比
と第2の輝度比を有する第1の発光パターンとして生成
し、第2のモードではそれぞれ前記第2の輝度比と第1
の輝度比を有する第2の発光パターンとして生成する第
4のステップと、表示部内の隣接する単位表示部分を異
なる発光パターンにより駆動する第5のステップとを有
するものである。
るために本発明は、入力した1フレームの映像信号をデ
ジタル値に変換するとともに、それぞれが異なる輝度比
を有して1フレームを構成する複数のサブフィールドの
中から前記デジタル値に応じた輝度比のサブフィールド
を選択し、選択したサブフィールドの輝度比に基づき表
示部の階調表示を行う表示装置において、輝度比の大き
い少なくとも1つのサブフィールドを選択して、同一の
輝度比を有する2つのサブフィールドに分割する第1の
ステップと、非分割サブフィールドをフレームの中央部
に配置する第2のステップと、分割された一方及び他方
の分割サブフィールドをそれぞれ輝度比の大きい順から
交互に選択してフレームの先頭部側と末尾部側へ交互に
配列する第3のステップと、フレームの中央部に配列さ
れた非分割サブフィールドを中心としてフレームの先頭
部側と末尾部側の同一輝度比を有する各分割サブフィー
ルドの輝度比を第1のモードではそれぞれ第1の輝度比
と第2の輝度比を有する第1の発光パターンとして生成
し、第2のモードではそれぞれ前記第2の輝度比と第1
の輝度比を有する第2の発光パターンとして生成する第
4のステップと、表示部内の隣接する単位表示部分を異
なる発光パターンにより駆動する第5のステップとを有
するものである。
【0007】また、第1のステップは、図2(a)のよ
うに複数のサブフィールドのうち最も輝度比が大のサブ
フィールドから輝度比の大きい順に順次2つのサブフィ
ールドに分割する第6のステップを有し、第3のステッ
プは、分割された一方及び他方の分割サブフィールドを
それぞれ輝度比の大きい順から交互に選択してフレーム
の先頭部から中央部方向及びフレームの末尾部から中央
部方向へ順に配列する第7のステップを有するものであ
る。また、第3のステップは、図2(b)のように、分
割された一方及び他方の分割サブフィールドをそれぞれ
輝度比の大きい順から交互に選択して前記フレームの先
頭部から中央部方向及び前記フレームの中央部から末尾
部方向へ順に配列する第8のステップを有するものであ
る。
うに複数のサブフィールドのうち最も輝度比が大のサブ
フィールドから輝度比の大きい順に順次2つのサブフィ
ールドに分割する第6のステップを有し、第3のステッ
プは、分割された一方及び他方の分割サブフィールドを
それぞれ輝度比の大きい順から交互に選択してフレーム
の先頭部から中央部方向及びフレームの末尾部から中央
部方向へ順に配列する第7のステップを有するものであ
る。また、第3のステップは、図2(b)のように、分
割された一方及び他方の分割サブフィールドをそれぞれ
輝度比の大きい順から交互に選択して前記フレームの先
頭部から中央部方向及び前記フレームの中央部から末尾
部方向へ順に配列する第8のステップを有するものであ
る。
【0008】また、第1のステップは、図3のように最
も輝度比が大のサブフィールドを除くサブフィールドか
ら輝度比の大きい順に2つのサブフィールドに分割する
第9のステップを有し、第2のステップは、最も輝度比
が大の非分割サブフィールドを前記フレームの中央部の
位置に第1のサブフィールドとして配置するとともに、
第3のステップの処理に基づき、一方の分割サブフィー
ルド及び他方の分割サブフィールドがそれぞれ輝度比の
大きい順に交互に選択され配列された結果、前記一方の
分割サブフィールドが第1のサブフィールドの配置位置
まで配列されると、他方のサブフィールドと第1のサブ
フィールド間に残りの非分割サブフィールドを配置する
第10のステップを有するものである。また、フレーム
は図3(a)及び図3(b)のように、奇数フレーム
と、この奇数フレームに隣接する偶数フレームとからな
り、第10のステップは、他方のサブフィールドと第1
のサブフィールド間に残りの非分割サブフィールドを配
置する場合、奇数及び偶数のフレームのうち一方のフレ
ームにおいては残りの非分割サブフィールドを輝度比の
大きい順に配置するとともに、他方のフレームにおいて
は残りの非分割サブフィールドを輝度比の小さい順に配
置する第11のステップを有するものである。
も輝度比が大のサブフィールドを除くサブフィールドか
ら輝度比の大きい順に2つのサブフィールドに分割する
第9のステップを有し、第2のステップは、最も輝度比
が大の非分割サブフィールドを前記フレームの中央部の
位置に第1のサブフィールドとして配置するとともに、
第3のステップの処理に基づき、一方の分割サブフィー
ルド及び他方の分割サブフィールドがそれぞれ輝度比の
大きい順に交互に選択され配列された結果、前記一方の
分割サブフィールドが第1のサブフィールドの配置位置
まで配列されると、他方のサブフィールドと第1のサブ
フィールド間に残りの非分割サブフィールドを配置する
第10のステップを有するものである。また、フレーム
は図3(a)及び図3(b)のように、奇数フレーム
と、この奇数フレームに隣接する偶数フレームとからな
り、第10のステップは、他方のサブフィールドと第1
のサブフィールド間に残りの非分割サブフィールドを配
置する場合、奇数及び偶数のフレームのうち一方のフレ
ームにおいては残りの非分割サブフィールドを輝度比の
大きい順に配置するとともに、他方のフレームにおいて
は残りの非分割サブフィールドを輝度比の小さい順に配
置する第11のステップを有するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明を適用したPDP(プラ
ズマディスプレイパネル)装置の構成を示すブロック図
である。図1において、本装置は、アナログ映像信号a
をデジタル信号に変換するA/D変換部1と、前記デジ
タル信号を蓄積するフレームメモリ2と、アナログ映像
信号aから同期信号を分離する同期分離部3と、後述す
る各サブフィールドを生成するサブフィールド構成部4
と、サブフィールドを生成するためのクロック信号を発
生するシステムクロック発生部5と、サブフィールド構
成部4の出力に基づき発光パターンを生成する発光パタ
ーン制御部8と、PDP7と、フレームメモリ2のデジ
タル信号と、発光パターン制御部8からの発光パターン
と、サブフィールド構成部4の出力とに基づきPDP7
を発光駆動する駆動部6とから構成される。
して説明する。図1は、本発明を適用したPDP(プラ
ズマディスプレイパネル)装置の構成を示すブロック図
である。図1において、本装置は、アナログ映像信号a
をデジタル信号に変換するA/D変換部1と、前記デジ
タル信号を蓄積するフレームメモリ2と、アナログ映像
信号aから同期信号を分離する同期分離部3と、後述す
る各サブフィールドを生成するサブフィールド構成部4
と、サブフィールドを生成するためのクロック信号を発
生するシステムクロック発生部5と、サブフィールド構
成部4の出力に基づき発光パターンを生成する発光パタ
ーン制御部8と、PDP7と、フレームメモリ2のデジ
タル信号と、発光パターン制御部8からの発光パターン
と、サブフィールド構成部4の出力とに基づきPDP7
を発光駆動する駆動部6とから構成される。
【0010】ここで、サブフィールド構成部4は、同期
分離部3により分離された垂直同期信号を基準として、
システムクロック発生部5で発生したクロックを用いて
輝度の相対比が2n-1 :2n-2 :・・・:2:1となる
ように第1サブフィールドSF1から第nサブフィール
ドSFnまでを生成する。また、A/D変換部1は、ア
ナログ映像信号aをサブフィールド数に対応するビット
数のデジタル映像データに変換する。即ち、サブフィー
ルド数がn個の場合は、nビットのデジタル映像データ
に変換する。また、フレームメモリ2はA/D変換部1
により変換された1フレーム分のデジタル映像データを
記憶する。また、駆動部6は、前述したように、フレー
ムメモリ2から読み出したデジタル映像データと、サブ
フィールド構成部4からのタイミング制御信号と、発光
パターン制御部8からの発光パターンとに基づき、相対
輝度の高い第1サブフィールドから相対輝度の低い第n
サブフィールドまでPDP7を順次発光駆動する動作を
繰り返し行うものである。
分離部3により分離された垂直同期信号を基準として、
システムクロック発生部5で発生したクロックを用いて
輝度の相対比が2n-1 :2n-2 :・・・:2:1となる
ように第1サブフィールドSF1から第nサブフィール
ドSFnまでを生成する。また、A/D変換部1は、ア
ナログ映像信号aをサブフィールド数に対応するビット
数のデジタル映像データに変換する。即ち、サブフィー
ルド数がn個の場合は、nビットのデジタル映像データ
に変換する。また、フレームメモリ2はA/D変換部1
により変換された1フレーム分のデジタル映像データを
記憶する。また、駆動部6は、前述したように、フレー
ムメモリ2から読み出したデジタル映像データと、サブ
フィールド構成部4からのタイミング制御信号と、発光
パターン制御部8からの発光パターンとに基づき、相対
輝度の高い第1サブフィールドから相対輝度の低い第n
サブフィールドまでPDP7を順次発光駆動する動作を
繰り返し行うものである。
【0011】図5は、AC型カラーPDPに用いられる
走査・維持分離方式を用いたサブフィールドの概念を示
す図である。図1及び図5を用いて、PDP7の階調表
示の概略動作を説明する。表示データの1フレーム期間
は、通常1/60秒(16.7msec)程度の時間で
あり、1フレーム期間は前述したように、8個のサブフ
ィールドSF1〜SF8に分割されている。また、各サ
ブフィールドSF1〜SF8は何れも走査期間と維持放
電期間とを有している。
走査・維持分離方式を用いたサブフィールドの概念を示
す図である。図1及び図5を用いて、PDP7の階調表
示の概略動作を説明する。表示データの1フレーム期間
は、通常1/60秒(16.7msec)程度の時間で
あり、1フレーム期間は前述したように、8個のサブフ
ィールドSF1〜SF8に分割されている。また、各サ
ブフィールドSF1〜SF8は何れも走査期間と維持放
電期間とを有している。
【0012】サブフィールドSF1の走査期間では、図
1の駆動部6は最上位階調ビット(8ビット目)の映像
データに基づきPDP7の全表示パネルを構成する各画
素に走査パルスを印加し書き込みを行う。PDP7の全
表示パネルへの書き込みが終了した後、駆動部6は維持
放電期間において書き込み画素に維持パルスを印加して
発光表示させる。次に、サブフィールドSF2の走査期
間では、駆動部6は前記最上位階調ビットの次位の階調
ビット(7ビット目)の映像データに基づき同様に各画
素への書き込みを行い、維持放電期間では同様に書き込
み画素に対し維持パルスを印加する。以下、映像データ
の各階調ビット(6ビット目,5ビット目,4ビット
目,3ビット目,2ビット目,1ビット目)に応じた各
サブフィールドSF3,SF4,SF5,SF6,SF
7,SF8において、同様に順次走査期間及び維持放電
期間における各駆動処理が行われ、こうした1フレーム
期間の処理が終了すると駆動部6は次のフレームのサブ
フィールドSF1の走査期間の駆動処理を開始する。
1の駆動部6は最上位階調ビット(8ビット目)の映像
データに基づきPDP7の全表示パネルを構成する各画
素に走査パルスを印加し書き込みを行う。PDP7の全
表示パネルへの書き込みが終了した後、駆動部6は維持
放電期間において書き込み画素に維持パルスを印加して
発光表示させる。次に、サブフィールドSF2の走査期
間では、駆動部6は前記最上位階調ビットの次位の階調
ビット(7ビット目)の映像データに基づき同様に各画
素への書き込みを行い、維持放電期間では同様に書き込
み画素に対し維持パルスを印加する。以下、映像データ
の各階調ビット(6ビット目,5ビット目,4ビット
目,3ビット目,2ビット目,1ビット目)に応じた各
サブフィールドSF3,SF4,SF5,SF6,SF
7,SF8において、同様に順次走査期間及び維持放電
期間における各駆動処理が行われ、こうした1フレーム
期間の処理が終了すると駆動部6は次のフレームのサブ
フィールドSF1の走査期間の駆動処理を開始する。
【0013】ここで、PDP7の発光輝度を十分な輝度
に確保するとともに、各サブフィールドSF1〜SF8
の各維持放電期間の輝度の相対比が2n-1 :2n-2 :・
・・:2:1になるように、駆動部6は例えばサブフィ
ールドSF1では128回、サブフィールドSF2では
64回、サブフィールドSF3,SF4,SF5,SF
6,SF7,SF8では、それぞれ32,16,8,
4,2,1回の維持パルスを画素に印加して画素の発光
を行う。
に確保するとともに、各サブフィールドSF1〜SF8
の各維持放電期間の輝度の相対比が2n-1 :2n-2 :・
・・:2:1になるように、駆動部6は例えばサブフィ
ールドSF1では128回、サブフィールドSF2では
64回、サブフィールドSF3,SF4,SF5,SF
6,SF7,SF8では、それぞれ32,16,8,
4,2,1回の維持パルスを画素に印加して画素の発光
を行う。
【0014】(第1の実施の形態)図2(a)は第1の
実施の形態を示す図であり、サブフィールドの配列構成
を示すものである。第1の実施の形態では、発光輝度の
相対比(以下、発光輝度比)の大きいサブフィールドS
F1からサブフィールドSF4までの各サブフィールド
を2分割してそれぞれ、サブフィールドSF1−1,S
F1−2,SF2−1,SF2−2,SF3−1,SF
3−2,SF4−1,SF4−2とし、発光輝度比の小
さい各サブフィールドSF5,SF6,SF7,SF8
を非分割としたものである。ここで、分割されたサブフ
ィールドSF1−1とSF1−2とでは発光輝度比はほ
ぼ同一である。また、サブフィールドSF2−1とSF
2−2においても、発光輝度比はほぼ同一である。さら
に、サブフィールドSF3−1とSF3−2においても
発光輝度比はほぼ同一であるとともに、サブフィールド
SF4−1とSF4−2においても発光輝度比はほぼ同
一である。
実施の形態を示す図であり、サブフィールドの配列構成
を示すものである。第1の実施の形態では、発光輝度の
相対比(以下、発光輝度比)の大きいサブフィールドS
F1からサブフィールドSF4までの各サブフィールド
を2分割してそれぞれ、サブフィールドSF1−1,S
F1−2,SF2−1,SF2−2,SF3−1,SF
3−2,SF4−1,SF4−2とし、発光輝度比の小
さい各サブフィールドSF5,SF6,SF7,SF8
を非分割としたものである。ここで、分割されたサブフ
ィールドSF1−1とSF1−2とでは発光輝度比はほ
ぼ同一である。また、サブフィールドSF2−1とSF
2−2においても、発光輝度比はほぼ同一である。さら
に、サブフィールドSF3−1とSF3−2においても
発光輝度比はほぼ同一であるとともに、サブフィールド
SF4−1とSF4−2においても発光輝度比はほぼ同
一である。
【0015】そして、分割した各サブフィールドを発光
輝度比の大きなものから順にフレームの先頭部側から末
尾部側への方向及びフレームの末尾部側から先頭部側へ
の方向に交互に振り分けて配列する。即ち、図2(a)
に示すように、フレームの先頭部位置に最も発光輝度比
の大きい分割サブフィールドSF1の一方(SF1−
1)を配置したとすると、フレームの末尾部位置には前
記分割サブフィールドSF1の他方(SF1−2)を配
置する。そして、分割サブフィールドSF1−1に続い
て、発光輝度比が次に大きい分割サブフィールドSF2
の一方(SF2−1)を配置するとともに、その分割サ
ブフィールドSF2の他方(SF2−2)を分割サブフ
ィールドSF1−2に続いて配置する。
輝度比の大きなものから順にフレームの先頭部側から末
尾部側への方向及びフレームの末尾部側から先頭部側へ
の方向に交互に振り分けて配列する。即ち、図2(a)
に示すように、フレームの先頭部位置に最も発光輝度比
の大きい分割サブフィールドSF1の一方(SF1−
1)を配置したとすると、フレームの末尾部位置には前
記分割サブフィールドSF1の他方(SF1−2)を配
置する。そして、分割サブフィールドSF1−1に続い
て、発光輝度比が次に大きい分割サブフィールドSF2
の一方(SF2−1)を配置するとともに、その分割サ
ブフィールドSF2の他方(SF2−2)を分割サブフ
ィールドSF1−2に続いて配置する。
【0016】このように、2分割したサブフィールドの
一方及び他方を、それぞれ発光輝度比の大きいものから
順にフレームの先頭部位置から中央部側方向及びフレー
ムの末尾部位置から中央部側方向に順次配列する。こう
して、フレームの先頭部位置から中央部側へ順にサブフ
ィールドSF1−1,SF2−1,SF3−1,SF4
−1が配置され、かつフレームの末尾部位置から中央部
側へ順にサブフィールドSF1−2,SF2−2,SF
3−2,SF4−2が配置された後、フレームの中央部
に発光輝度比の小さい非分割の各サブフィールドSF
5,SF6,SF7,SF8を配置する。
一方及び他方を、それぞれ発光輝度比の大きいものから
順にフレームの先頭部位置から中央部側方向及びフレー
ムの末尾部位置から中央部側方向に順次配列する。こう
して、フレームの先頭部位置から中央部側へ順にサブフ
ィールドSF1−1,SF2−1,SF3−1,SF4
−1が配置され、かつフレームの末尾部位置から中央部
側へ順にサブフィールドSF1−2,SF2−2,SF
3−2,SF4−2が配置された後、フレームの中央部
に発光輝度比の小さい非分割の各サブフィールドSF
5,SF6,SF7,SF8を配置する。
【0017】こうした非分割サブフィールドSF5〜S
F8を配列する場合、本実施の形態では、2分割サブフ
ィールドSF4−1に続き、図2(a)に示すように非
分割サブフィールドSF6→SF5→SF7→SF8の
順で配列する。即ち、各非分割サブフィールドをまずそ
の発光輝度比の降順(即ち、発光輝度比の大きいサブフ
ィールドから発光輝度の小さいサブフィールド側への方
向)に配列してSF5→SF6→SF7→SF8とする
とともに、最も発光輝度比の大きい非分割サブフィール
ドSF5と、発光輝度比が次に大きい非分割サブフィー
ルドSF6とを入れ替えて配置する。このようなサブフ
ィールドは、図1のサブフィールド構成部4により生成
され配列される。
F8を配列する場合、本実施の形態では、2分割サブフ
ィールドSF4−1に続き、図2(a)に示すように非
分割サブフィールドSF6→SF5→SF7→SF8の
順で配列する。即ち、各非分割サブフィールドをまずそ
の発光輝度比の降順(即ち、発光輝度比の大きいサブフ
ィールドから発光輝度の小さいサブフィールド側への方
向)に配列してSF5→SF6→SF7→SF8とする
とともに、最も発光輝度比の大きい非分割サブフィール
ドSF5と、発光輝度比が次に大きい非分割サブフィー
ルドSF6とを入れ替えて配置する。このようなサブフ
ィールドは、図1のサブフィールド構成部4により生成
され配列される。
【0018】ここで、駆動部6がサブフィールド構成部
4により生成され配列されたサブフィールドにしたがっ
てPDP7の発光駆動を行う際に、発光パターン制御部
8はサブフィールド構成部4の出力(サブフィールド配
列出力)に基づき図4に示すような発光パターンを生成
する。駆動部6は、発光パターン制御部8からの発光パ
ターンをライン毎、または画素毎に交互にモードAまた
はモードBのパターンとして選択し、PDP7を発光駆
動する。これにより、階調の桁上がり時(即ち、例えば
サブフィールドSF2−2からSF1−2への切り替わ
り時など)に生じる発光パターンの重心移動がライン毎
または画素毎に互いに逆方向になる。これにより、隣接
画素間で発生する動画偽輪郭は互いに逆方向になって打
ち消し合う結果、動画偽輪郭を抑制することができる。
4により生成され配列されたサブフィールドにしたがっ
てPDP7の発光駆動を行う際に、発光パターン制御部
8はサブフィールド構成部4の出力(サブフィールド配
列出力)に基づき図4に示すような発光パターンを生成
する。駆動部6は、発光パターン制御部8からの発光パ
ターンをライン毎、または画素毎に交互にモードAまた
はモードBのパターンとして選択し、PDP7を発光駆
動する。これにより、階調の桁上がり時(即ち、例えば
サブフィールドSF2−2からSF1−2への切り替わ
り時など)に生じる発光パターンの重心移動がライン毎
または画素毎に互いに逆方向になる。これにより、隣接
画素間で発生する動画偽輪郭は互いに逆方向になって打
ち消し合う結果、動画偽輪郭を抑制することができる。
【0019】図4は、発光パターン制御部8により生成
される発光パターンの一例を示す図であり、入力したサ
ブフィールドSFの階調数に応じて選択される発光パタ
ーンを示すものである。図4の発光パターンは図2
(a)に示すサブフィールドの配列パターンに対応して
いる。そして、モードAが例えば画素Aに対する選択パ
ターンとすると、モードBは画素Aに隣接する画素Bの
選択パターンとなる。即ち、図2(a)のように階調数
が64,32,16,8,4,8,2,1,8,16,
32,64の各サブフィールドSF−1,SF2−1,
SF3−1,SF4−1,SF6,SF5,SF7,S
F8,SF4−2,SF3−2,SF2−2,SF1−
2により、隣接画素A,Bがそれぞれ発光駆動される場
合、非分割のサブフィールドSF6,SF5,SF7,
SF8を中心として、同一発光輝度比(同一階調数)の
分割サブフィールドの輝度比のパターン(即ち、発光パ
ターン)はモードAとモードBとでは互いに対称のパタ
ーンとなる。なお、図4中の黒丸印は必ず選択されるパ
ターンを示している。また、図4中の白丸印は階調に応
じて選択されるパターンを示している。
される発光パターンの一例を示す図であり、入力したサ
ブフィールドSFの階調数に応じて選択される発光パタ
ーンを示すものである。図4の発光パターンは図2
(a)に示すサブフィールドの配列パターンに対応して
いる。そして、モードAが例えば画素Aに対する選択パ
ターンとすると、モードBは画素Aに隣接する画素Bの
選択パターンとなる。即ち、図2(a)のように階調数
が64,32,16,8,4,8,2,1,8,16,
32,64の各サブフィールドSF−1,SF2−1,
SF3−1,SF4−1,SF6,SF5,SF7,S
F8,SF4−2,SF3−2,SF2−2,SF1−
2により、隣接画素A,Bがそれぞれ発光駆動される場
合、非分割のサブフィールドSF6,SF5,SF7,
SF8を中心として、同一発光輝度比(同一階調数)の
分割サブフィールドの輝度比のパターン(即ち、発光パ
ターン)はモードAとモードBとでは互いに対称のパタ
ーンとなる。なお、図4中の黒丸印は必ず選択されるパ
ターンを示している。また、図4中の白丸印は階調に応
じて選択されるパターンを示している。
【0020】このように、発光輝度比が大のサブフィー
ルドを2分割して、分割した各サブフィールドを交互に
フレームの先頭部側及び末尾部側に配置し、かつライン
毎、または画素毎に交互に異なる発光パターンを選択し
てPDP7を駆動することにより、発光輝度比が大の階
調ビットの桁上がり時に発生する発光パターンの急激な
変動に伴うその重心移動を最小限に抑えることができ、
したがって動画偽輪郭を低減できる。また、非分割のサ
ブフィールドSF5〜SF8をフレームの中心部に配置
するとともに、その配列を、図2(a)に示すように、
サブフィールドSF6→SF5→SF7→SF8の順で
配列するようにしたので、非分割サブフィールドを単に
降順または昇順(即ち、発光輝度比の小さいサブフィー
ルドから発光輝度の大きいサブフィールド側への方向)
に配列した場合に比較して輝度比の小さい階調における
重心移動を抑制することができ、したがって輝度比の小
さい階調における動画偽輪郭を低減でき、画像品質が向
上する。
ルドを2分割して、分割した各サブフィールドを交互に
フレームの先頭部側及び末尾部側に配置し、かつライン
毎、または画素毎に交互に異なる発光パターンを選択し
てPDP7を駆動することにより、発光輝度比が大の階
調ビットの桁上がり時に発生する発光パターンの急激な
変動に伴うその重心移動を最小限に抑えることができ、
したがって動画偽輪郭を低減できる。また、非分割のサ
ブフィールドSF5〜SF8をフレームの中心部に配置
するとともに、その配列を、図2(a)に示すように、
サブフィールドSF6→SF5→SF7→SF8の順で
配列するようにしたので、非分割サブフィールドを単に
降順または昇順(即ち、発光輝度比の小さいサブフィー
ルドから発光輝度の大きいサブフィールド側への方向)
に配列した場合に比較して輝度比の小さい階調における
重心移動を抑制することができ、したがって輝度比の小
さい階調における動画偽輪郭を低減でき、画像品質が向
上する。
【0021】なお、第1の実施の形態では非分割サブフ
ィールドSF5〜SF8を1フレームの中心部に、図2
(a)に示すように、サブフィールドSF6→SF5→
SF7→SF8の順で配列しているが、非分割サブフィ
ールドを昇順(即ち、SF8→SF7→SF6→SF5
の順)に配列するとともに、最も発光輝度比の大きい非
分割サブフィールドSF5と、発光輝度比が次に大きい
非分割サブフィールドSF6とを入れ替えて配置するよ
うにしても良い。また、第1の実施の形態では、発光輝
度比が大きいサブフィールドSF1からSF4までの各
サブフィールドを2分割したが、2分割するサブフィー
ルドの数を増減させててもよい。即ち、例えばサブフィ
ールドSF1からSF3までの各サブフィールド、或い
はサブフィールドSF1からSF6までの各サブフィー
ルドを2分割するようにしても良い。ここで、2分割す
るサブフィールド数を増加させれば、動画偽輪郭がさら
に低減され、画像品質が一層向上する。
ィールドSF5〜SF8を1フレームの中心部に、図2
(a)に示すように、サブフィールドSF6→SF5→
SF7→SF8の順で配列しているが、非分割サブフィ
ールドを昇順(即ち、SF8→SF7→SF6→SF5
の順)に配列するとともに、最も発光輝度比の大きい非
分割サブフィールドSF5と、発光輝度比が次に大きい
非分割サブフィールドSF6とを入れ替えて配置するよ
うにしても良い。また、第1の実施の形態では、発光輝
度比が大きいサブフィールドSF1からSF4までの各
サブフィールドを2分割したが、2分割するサブフィー
ルドの数を増減させててもよい。即ち、例えばサブフィ
ールドSF1からSF3までの各サブフィールド、或い
はサブフィールドSF1からSF6までの各サブフィー
ルドを2分割するようにしても良い。ここで、2分割す
るサブフィールド数を増加させれば、動画偽輪郭がさら
に低減され、画像品質が一層向上する。
【0022】(第2の実施の形態)図2(b)は第2の
実施の形態を示す図であり、サブフィールドの配列構成
を示すものである。第2の実施の形態では、非分割のサ
ブフィールドSF5〜SF8をフレームの中心部に配置
するとともに、その配列を、図2(b)に示すように、
サブフィールドSF7→SF5→SF6→SF8の順で
配列する。そして、各サブフィールドSF1〜SF4を
分割して、フレームの先頭部位置から発光輝度比の大き
い順に分割サブフィールドSF1−1,SF2−1,S
F3−1,SF4−1を配置する。そして、中央部の非
分割サブフィールドSF8に続いて、末尾部方向に発光
輝度比の大きい順に分割サブフィールドSF1−2,S
F2−2,SF3−2,SF4−2を配置する。
実施の形態を示す図であり、サブフィールドの配列構成
を示すものである。第2の実施の形態では、非分割のサ
ブフィールドSF5〜SF8をフレームの中心部に配置
するとともに、その配列を、図2(b)に示すように、
サブフィールドSF7→SF5→SF6→SF8の順で
配列する。そして、各サブフィールドSF1〜SF4を
分割して、フレームの先頭部位置から発光輝度比の大き
い順に分割サブフィールドSF1−1,SF2−1,S
F3−1,SF4−1を配置する。そして、中央部の非
分割サブフィールドSF8に続いて、末尾部方向に発光
輝度比の大きい順に分割サブフィールドSF1−2,S
F2−2,SF3−2,SF4−2を配置する。
【0023】このように第2の実施の形態では、発光輝
度比が大きい分割サブフィールドがフレーム内にほぼ均
等に配置されるように、発光輝度比の小さい非分割サブ
フィールドを挟んでその前後に発光輝度比の大きいもの
から順に分割サブフィールドを配置するように構成した
ものである。なお、分割サブフィールドは発光輝度比の
小さいものから順に配置するようにしても構わない。こ
こで、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態
のように発光パターン制御部8からの発光パターンでラ
イン毎または画素毎の発光駆動を行うことにより、発光
輝度比が大きい階調ビットの桁上がり時に現れる動画偽
輪郭を低減することができる。また、発光輝度比の小さ
いサブフィールドの階調における動画偽輪郭についても
さらに低減できる。
度比が大きい分割サブフィールドがフレーム内にほぼ均
等に配置されるように、発光輝度比の小さい非分割サブ
フィールドを挟んでその前後に発光輝度比の大きいもの
から順に分割サブフィールドを配置するように構成した
ものである。なお、分割サブフィールドは発光輝度比の
小さいものから順に配置するようにしても構わない。こ
こで、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態
のように発光パターン制御部8からの発光パターンでラ
イン毎または画素毎の発光駆動を行うことにより、発光
輝度比が大きい階調ビットの桁上がり時に現れる動画偽
輪郭を低減することができる。また、発光輝度比の小さ
いサブフィールドの階調における動画偽輪郭についても
さらに低減できる。
【0024】(第3の実施の形態)図3は第3の実施の
形態を示す図であり、サブフィールドの配列構成を示す
ものである。第3の実施の形態では、発光輝度比が最も
大きいサブフィールドSF1を非分割とし、かつ発光輝
度比が次に大きいサブフィールドSF2からサブフィー
ルドSF4までをそれぞれ2分割しサブフィールドSF
2−1,SF2−2,SF3−1,SF3−2,SF4
−1,SF4−2とするとともに、発光輝度比が小さい
残りの各サブフィールドSF5〜SF8を非分割とした
ものである。
形態を示す図であり、サブフィールドの配列構成を示す
ものである。第3の実施の形態では、発光輝度比が最も
大きいサブフィールドSF1を非分割とし、かつ発光輝
度比が次に大きいサブフィールドSF2からサブフィー
ルドSF4までをそれぞれ2分割しサブフィールドSF
2−1,SF2−2,SF3−1,SF3−2,SF4
−1,SF4−2とするとともに、発光輝度比が小さい
残りの各サブフィールドSF5〜SF8を非分割とした
ものである。
【0025】そして、図3(a),図3(b)に示すよ
うに、発光輝度比が最大の非分割サブフィールドSF1
をフレームのほぼ中央部の位置に配置し、かつ2分割サ
ブフィールドの一方SF2−1,SF3−1,SF4−
1をフレームの先頭部から中央部側方向に、降順(即
ち、SF2−1→SF3−1→SF4−1の順)に配列
し分割サブフィールドの一方SF4−1をサブフィール
ドSF1に隣接させる。また、2分割されたサブフィー
ルドの他方SF2−2,SF3−2,SF4−2につい
ては、フレームの末尾部から中央部側方向に降順(即
ち、サブフィールドSF2−2,SF3−2,SF4−
2の順)に配列する。
うに、発光輝度比が最大の非分割サブフィールドSF1
をフレームのほぼ中央部の位置に配置し、かつ2分割サ
ブフィールドの一方SF2−1,SF3−1,SF4−
1をフレームの先頭部から中央部側方向に、降順(即
ち、SF2−1→SF3−1→SF4−1の順)に配列
し分割サブフィールドの一方SF4−1をサブフィール
ドSF1に隣接させる。また、2分割されたサブフィー
ルドの他方SF2−2,SF3−2,SF4−2につい
ては、フレームの末尾部から中央部側方向に降順(即
ち、サブフィールドSF2−2,SF3−2,SF4−
2の順)に配列する。
【0026】ここで、非分割サブフィールドSF1と、
2分割されたサブフィールドの他方SF4−2間に、非
分割サブフィールドSF5〜SF8を配置する。このよ
うな場合、本実施の形態では、奇数フレームと偶数フレ
ームとに分け、奇数フレームでは図3(a)に示すよう
に、非分割サブフィールドSF5〜SF8を降順(即
ち、SF5→SF6→SF7→SF8の順)に配列す
る。また、偶数フレームでは図3(b)に示すように昇
順(即ち、SF8→SF7→SF6→SF5の順)に配
置する。こうしたサブフィールドは、サブフィールド構
成部4により生成され配列される。そして、駆動部6が
このサブフィールドにしたがってPDP7の発光駆動を
行うことにより、PDP7の階調表示を実現する。
2分割されたサブフィールドの他方SF4−2間に、非
分割サブフィールドSF5〜SF8を配置する。このよ
うな場合、本実施の形態では、奇数フレームと偶数フレ
ームとに分け、奇数フレームでは図3(a)に示すよう
に、非分割サブフィールドSF5〜SF8を降順(即
ち、SF5→SF6→SF7→SF8の順)に配列す
る。また、偶数フレームでは図3(b)に示すように昇
順(即ち、SF8→SF7→SF6→SF5の順)に配
置する。こうしたサブフィールドは、サブフィールド構
成部4により生成され配列される。そして、駆動部6が
このサブフィールドにしたがってPDP7の発光駆動を
行うことにより、PDP7の階調表示を実現する。
【0027】このように、奇数フレームとこれに隣接す
る偶数フレームとの間で各非分割サブフィールドSF5
〜SF8の配列を互いに逆にすることにより、発光輝度
比の小さいサブフィールドの階調における動画偽輪郭を
解消することができる。ここで、第3の実施の形態にお
いても、第1の実施の形態のように発光パターン制御部
8からの発光パターンでライン毎または画素毎の発光駆
動を行うことにより、発光輝度比が大きい階調ビットの
桁上がり時に現れる動画偽輪郭を低減することができ
る。また、非分割サブフィールドをフレームの中央部に
集中配置することにより、フリッカーなどの画質への悪
影響を阻止することができる。
る偶数フレームとの間で各非分割サブフィールドSF5
〜SF8の配列を互いに逆にすることにより、発光輝度
比の小さいサブフィールドの階調における動画偽輪郭を
解消することができる。ここで、第3の実施の形態にお
いても、第1の実施の形態のように発光パターン制御部
8からの発光パターンでライン毎または画素毎の発光駆
動を行うことにより、発光輝度比が大きい階調ビットの
桁上がり時に現れる動画偽輪郭を低減することができ
る。また、非分割サブフィールドをフレームの中央部に
集中配置することにより、フリッカーなどの画質への悪
影響を阻止することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力した1フレームの映像信号をデジタル値に変換すると
ともに、それぞれが異なる輝度比を有して1フレームを
構成する複数のサブフィールドの中から前記デジタル値
に応じた輝度比のサブフィールドを選択し、選択したサ
ブフィールドの輝度比に基づき表示部の階調表示を行う
表示装置において、輝度比の大きい少なくとも1つのサ
ブフィールドを選択して、同一の輝度比を有する2つの
サブフィールドに分割し、非分割サブフィールドをフレ
ームの中央部に配置するとともに、分割された一方及び
他方の分割サブフィールドをそれぞれ輝度比の大きい順
から交互に選択してフレームの先頭部側と末尾部側へ交
互に配列し、かつ第1及び第2の発光パターンを生成し
て、表示部内の隣接する画素等の単位表示部分をそれぞ
れ異なる発光パターンにより駆動するようにしたので、
輝度比が大の階調の切り替わり時に発生する動画偽輪郭
と呼ばれる画質劣化を低減することができるとともに、
輝度比が小の階調の切り替わり時に発生する動画偽輪郭
も低減できる。
力した1フレームの映像信号をデジタル値に変換すると
ともに、それぞれが異なる輝度比を有して1フレームを
構成する複数のサブフィールドの中から前記デジタル値
に応じた輝度比のサブフィールドを選択し、選択したサ
ブフィールドの輝度比に基づき表示部の階調表示を行う
表示装置において、輝度比の大きい少なくとも1つのサ
ブフィールドを選択して、同一の輝度比を有する2つの
サブフィールドに分割し、非分割サブフィールドをフレ
ームの中央部に配置するとともに、分割された一方及び
他方の分割サブフィールドをそれぞれ輝度比の大きい順
から交互に選択してフレームの先頭部側と末尾部側へ交
互に配列し、かつ第1及び第2の発光パターンを生成し
て、表示部内の隣接する画素等の単位表示部分をそれぞ
れ異なる発光パターンにより駆動するようにしたので、
輝度比が大の階調の切り替わり時に発生する動画偽輪郭
と呼ばれる画質劣化を低減することができるとともに、
輝度比が小の階調の切り替わり時に発生する動画偽輪郭
も低減できる。
【図1】 本発明を適用したPDP装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】 上記PDP装置に適用されるサブフィールド
の配列構成を示す図である。
の配列構成を示す図である。
【図3】 サブフィールドの他の配列構成を示す図であ
る。
る。
【図4】 PDP装置内の発光パターン制御部により生
成される発光パターンの一例を示す図である。
成される発光パターンの一例を示す図である。
【図5】 従来のPDP装置に用いられるサブフィール
ドの配列構成を示す図である。
ドの配列構成を示す図である。
1…A/D変換部、2…フレームメモリ、3…同期分離
部、4…サブフィールド構成部、5…システムクロック
発生部、6…駆動部、7…PDP、8…発光パターン制
御部、a…映像信号、SF1,SF1−1,SF1−
2,SF2−1,SF2−2,SF3−1,SF3−
2,SF4−1,SF4−2,SF5,SF6,SF
7,SF8…サブフィールド。
部、4…サブフィールド構成部、5…システムクロック
発生部、6…駆動部、7…PDP、8…発光パターン制
御部、a…映像信号、SF1,SF1−1,SF1−
2,SF2−1,SF2−2,SF3−1,SF3−
2,SF4−1,SF4−2,SF5,SF6,SF
7,SF8…サブフィールド。
Claims (10)
- 【請求項1】 入力した1フレームの映像信号をデジタ
ル値に変換するとともに、それぞれが異なる輝度比を有
して1フレームを構成する複数のサブフィールドの中か
ら前記デジタル値に応じた輝度比のサブフィールドを選
択し、選択したサブフィールドの輝度比に基づき表示部
の階調表示を行う表示装置において、 輝度比の大きい少なくとも1つのサブフィールドを選択
して、同一の輝度比を有する2つのサブフィールドに分
割する第1のステップと、 非分割サブフィールドを前記フレームの中央部に配置す
る第2のステップと、 分割された一方及び他方の分割サブフィールドをそれぞ
れ輝度比の大きい順から交互に選択して前記フレームの
先頭部側と末尾部側へ交互に配列する第3のステップ
と、 前記フレームの中央部に配列された非分割サブフィール
ドを中心としてフレームの先頭部側と末尾部側の同一輝
度比を有する各分割サブフィールドの輝度比を第1のモ
ードではそれぞれ第1の輝度比と第2の輝度比を有する
第1の発光パターンとして生成し、第2のモードではそ
れぞれ前記第2の輝度比と第1の輝度比を有する第2の
発光パターンとして生成する第4のステップと、 前記表示部内の互いに隣接する単位表示部分をそれぞれ
異なる発光パターンにより駆動する第5のステップとを
有することを特徴とする階調表示方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記第1のステップは、複数のサブフィールドのうち最
も輝度比が大のサブフィールドから輝度比の大きい順に
順次2つのサブフィールドに分割する第6のステップを
有し、 前記第3のステップは、分割された一方及び他方の分割
サブフィールドをそれぞれ輝度比の大きい順から交互に
選択して前記フレームの先頭部から中央部方向及び前記
フレームの末尾部から中央部方向へ順に配列する第7の
ステップを有することを特徴とする階調表示方法。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記第1のステップは、複数のサブフィールドのうち最
も輝度比が大のサブフィールドから輝度比の大きい順に
順次2つのサブフィールドに分割する第6のステップを
有し、 前記第3のステップは、分割された一方及び他方の分割
サブフィールドをそれぞれ輝度比の大きい順から交互に
選択して前記フレームの先頭部から中央部方向及び前記
フレームの中央部から末尾部方向へ順に配列する第8の
ステップを有することを特徴とする階調表示方法。 - 【請求項4】 請求項1において、 前記第1のステップは、最も輝度比が大のサブフィール
ドを除くサブフィールドから輝度比の大きい順に2つの
サブフィールドに分割する第9のステップを有し、 前記第2のステップは、最も輝度比が大の非分割サブフ
ィールドを前記フレームの中央部の位置に第1のサブフ
ィールドとして配置するとともに、前記第3のステップ
の処理に基づき、一方の分割サブフィールド及び他方の
分割サブフィールドがそれぞれ輝度比の大きい順に交互
に選択され配列された結果、前記一方の分割サブフィー
ルドが前記第1のサブフィールドの配置位置まで配列さ
れると、前記他方のサブフィールドと第1のサブフィー
ルド間に残りの非分割サブフィールドを配置する第10
のステップを有することを特徴とする階調表示方法。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記フレームは奇数フレームと、この奇数フレームに隣
接する偶数フレームとからなり、 前記第10のステップは、前記他方のサブフィールドと
第1のサブフィールド間に残りの非分割サブフィールド
を配置する場合、奇数及び偶数のフレームのうち一方の
フレームにおいては前記残りの非分割サブフィールドを
輝度比の大きい順に配置するとともに、他方のフレーム
においては前記残りの非分割サブフィールドを輝度比の
小さい順に配置する第11のステップを有することを特
徴とする階調表示方法。 - 【請求項6】 入力した1フレームの映像信号をデジタ
ル値に変換するとともに、それぞれが異なる輝度比を有
して1フレームを構成する複数のサブフィールドの中か
ら前記デジタル値に応じた輝度比のサブフィールドを選
択し、選択したサブフィールドの輝度比に基づき表示部
の階調表示を行う表示装置において、 輝度比の大きい少なくとも1つのサブフィールドを選択
して、同一の輝度比を有する2つのサブフィールドに分
割する分割手段と、 非分割サブフィールドを前記フレームの中央部に配置す
る配置手段と、 分割された一方及び他方の分割サブフィールドをそれぞ
れ輝度比の大きい順から交互に選択して前記フレームの
先頭部側と末尾部側へ交互に配列する配列手段と、 前記フレームの中央部に配列された非分割サブフィール
ドを中心としてフレームの先頭部側と末尾部側の同一輝
度比を有する各分割サブフィールドの輝度比を第1のモ
ードではそれぞれ第1の輝度比と第2の輝度比を有する
第1の発光パターンとして生成し、第2のモードではそ
れぞれ前記第2の輝度比と第1の輝度比を有する第2の
発光パターンとして生成する発光パターン制御部と、 前記表示部内の互いに隣接する単位表示部分をそれぞれ
異なる発光パターンにより駆動する駆動部とを有するこ
とを特徴とする表示装置。 - 【請求項7】 請求項6において、 前記分割手段は、複数のサブフィールドのうち最も輝度
比が大のサブフィールドから輝度比の大きい順に順次2
つのサブフィールドに分割し、 前記配列手段は、分割された一方及び他方の分割サブフ
ィールドをそれぞれ輝度比の大きい順から交互に選択し
て前記フレームの先頭部から中央部方向及び前記フレー
ムの末尾部から中央部方向へ順に配列することを特徴と
する表示装置。 - 【請求項8】 請求項6において、 前記分割手段は、複数のサブフィールドのうち最も輝度
比が大のサブフィールドから輝度比の大きい順に順次2
つのサブフィールドに分割し、 前記配列手段は、分割された一方及び他方の分割サブフ
ィールドをそれぞれ輝度比の大きい順から交互に選択し
て前記フレームの先頭部から中央部方向及び前記フレー
ムの中央部から末尾部方向へ順に配列することを特徴と
する表示装置。 - 【請求項9】 請求項6において、 前記分割手段は、最も輝度比が大のサブフィールドを除
くサブフィールドから輝度比の大きい順に2つのサブフ
ィールドに分割し、 前記配置手段は、最も輝度比が大の非分割サブフィール
ドを前記フレームの中央部の位置に第1のサブフィール
ドとして配置するとともに、前記配列手段により、一方
の分割サブフィールド及び他方の分割サブフィールドが
それぞれ輝度比の大きい順に交互に選択され配列された
結果、前記一方の分割サブフィールドが前記第1のサブ
フィールドの配置位置まで配列されると、前記他方のサ
ブフィールドと第1のサブフィールド間に残りの非分割
サブフィールドを配置することを特徴とする表示装置。 - 【請求項10】 請求項9において、 前記フレームは奇数フレームと、この奇数フレームに隣
接する偶数フレームとからなり、 前記配置手段は、前記他方のサブフィールドと第1のサ
ブフィールド間に残りの非分割サブフィールドを配置す
る場合、奇数及び偶数のフレームのうち一方のフレーム
においては前記残りの非分割サブフィールドを輝度比の
大きい順に配置するとともに、他方のフレームにおいて
は前記残りの非分割サブフィールドを輝度比の小さい順
に配置することを特徴とする表示装置。
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