JPH11246106A - 孔版印刷システム - Google Patents

孔版印刷システム

Info

Publication number
JPH11246106A
JPH11246106A JP10047645A JP4764598A JPH11246106A JP H11246106 A JPH11246106 A JP H11246106A JP 10047645 A JP10047645 A JP 10047645A JP 4764598 A JP4764598 A JP 4764598A JP H11246106 A JPH11246106 A JP H11246106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
printing
stencil
document
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10047645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3619659B2 (ja
Inventor
Hideji Yoneoka
秀治 米岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riso Kagaku Corp filed Critical Riso Kagaku Corp
Priority to JP04764598A priority Critical patent/JP3619659B2/ja
Priority to US09/258,424 priority patent/US6161476A/en
Priority to EP99103796A priority patent/EP0938978B1/en
Priority to DE69907992T priority patent/DE69907992T2/de
Publication of JPH11246106A publication Critical patent/JPH11246106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3619659B2 publication Critical patent/JP3619659B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L13/00Stencilling apparatus for office or other commercial use
    • B41L13/04Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers
    • B41L13/06Stencilling apparatus for office or other commercial use with curved or rotary stencil carriers with a single cylinder carrying the stencil

Landscapes

  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製版動作モード、印刷モードおよび連続印刷
モードを設定可能な孔版印刷装置と、ステープルモード
およびノンステープルモードを設定可能な後処理装置と
を備えた孔版印刷システムにおいて、連続印刷モードお
よびステープルモード設定時の煩雑さを低減する。 【解決手段】 操作パネルのステープルキーによりオー
トステープルモードが指示されており、かつADF(自
動原稿搬送装置)413に原稿がセットされたことを検
知した場合は、連続印刷キーが押されなくても自動的に
連続印刷モードを指示するよう制御手段により制御す
る。原稿が1枚の場合には、ステープル動作を禁止する
ようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版印刷システム
に関し、特に印刷機、複写機等の画像形成装置から排出
された印刷済シートを複数のソートビンに収納する後処
理装置を備えた孔版印刷システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】版となる孔版原紙上に所望の画像を穿孔
して製版済孔版原紙を作成する製版手段と、インキ通過
性の円筒状版胴の外周面に製版済孔版原紙を巻装し、製
版済の孔版原紙を介してインキを印刷用紙に移転させる
印刷手段とからなる、製版手段および印刷手段が一体型
の孔版印刷装置が広く利用されている。
【0003】また、この孔版印刷装置はその使用目的に
よっては、ソーター等、これに連結される各種のシート
後処理装置と併せて利用されることが多い。
【0004】この「ソーター」と呼ばれるシート後処理
装置としては、例えば特開平4−43089号に開示さ
れているように、孔版印刷装置、複写機等の画像形成装
置から排出された画像記録済シートを順次受容して複数
枚ずつ集積すべく配設された複数段のソートビンと、画
像形成装置のシート排出部からソートビンの最上段近傍
まで印刷済シートを搬送する第1搬送部と、この第1搬
送部から印刷済のシートを受け取ってソートビンの最下
段近傍まで搬送しうる第2搬送部と、この第2搬送部か
ら印刷済シートを受け取って各ソートビンに放出分配す
べくソートビンのシート受容端に沿って上下方向に移動
可能に設けられたインデクサとを備えているもの等が知
られている。また、ソートビン上のシートにステープル
止めを行うステープル手段を備えたソーターも知られて
おり、この場合ステープル止めを行うステープルモード
か、ステープル止めを行わない非ステープルモードのど
ちらかを、ユーザーが任意に設定できるようになってい
る場合が多い。
【0005】このようなソーターは、目的に応じたいく
つかのモードを備えている場合がある。例えば、その代
表的なモードとしては、印刷物をページごとにソーター
に複数設けられた各ビンに受け入れ、この動作を繰り返
して行い、複数ページからなる印刷物の丁合を行うソー
トモード、原稿ごとにいくつかのグループに仕分けてビ
ンに収納することにより、原稿ごとに「枚数×組数」の
複数仕分けをするグループモード、印刷直後の印刷物が
重なることによって生じる裏写りを低減し、印刷物を美
しく仕上げるために、印刷物を各ビンに1枚ずつ分配収
納し、印刷枚数がビン数を越えるときには再び最初のビ
ンに戻り、そこから1枚ずつ順次分配収納する動作を繰
り返し、次の印刷物が重ねられるまでの時間を長くする
ドライモード等がある。なお、上述したステープル打ち
はソートモードの際に用いられることが一般的である。
【0006】上記のようなソーター、とくにステープル
手段を備えたソーターと連結した孔版印刷装置におい
て、ユーザーがソートモードおよびステープルモードを
設定して複数の原稿の印刷を行い、最後の原稿の印刷終
了に伴って自動的にステープル止めを行う場合、最後の
原稿の印刷が終了したことを判別する手段が必要とな
る。このため、セットした原稿を1枚ずつ原稿読取部に
送り込み、自動的に原稿を排出するADF装置(自動原
稿搬送装置)を使用し、ADF装置にセットされた原稿
が無くなったことを検出することにより最後の原稿の印
刷の終了を判別することができる。
【0007】一方、通常ユーザーは最初に孔版印刷装置
の製版モードを設定して製版を行い、製版終了後に再び
装置を操作して印刷モードを設定しなければならない
が、複数枚の原稿を印刷したいユーザーにとっては、印
刷を行うごとに製版モードと印刷モードとを設定する操
作を行う必要があり負担が大きい。このため、孔版印刷
装置には製版動作と印刷動作とを自動的に連続して行う
連続印刷モードが設けられているものがある。そして、
この連続印刷モードとADF装置を併せて使用すること
により、ADF装置に原稿が存在する間は、自動的に製
版・印刷動作を繰り返し行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
原稿をADF装置にセットしてステープルモードを設定
しても、連続印刷モードの指示を忘れてしまうとADF
装置からは1枚の原稿のみしか搬送されないため、ステ
ープルモードの設定が無駄になってしまう。また、ステ
ープルモードを設定し、さらに連続印刷モードを設定す
るという作業もユーザーにとっては煩雑なものである。
【0009】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、煩雑な動作を行うことなくステープルモードおよび
連続印刷モードを設定できる孔版印刷システムを提供す
ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による孔版印刷シ
ステムは、孔版原紙上に原稿から読み取られた画像を穿
孔して製版済孔版原紙を形成する製版手段と、インキ通
過性の版胴の外周面に前記製版済孔版原紙を巻装し、該
製版済孔版原紙を介して前記版胴内のインキをシートに
転移させる印刷手段と、所定位置に前記原稿が載置され
たか否かを検知する原稿検知手段を有し、前記所定位置
に載置された原稿を1枚ずつ原稿読取部に搬送し、前記
画像の読取りが終了した原稿を前記原稿読取部から排出
する原稿搬送手段とを有する孔版印刷装置、および複数
のソートビンと、前記孔版印刷装置から前記各ソートビ
ンに排出されたシートのステープル止めを行うステープ
ル手段とを有する後処理装置を備えた孔版印刷システム
であって、前記孔版原紙に前記画像を穿孔する製版動作
モード、前記版胴に巻装された前記製版済孔版原紙を用
いて印刷を行う印刷モード、および製版動作と印刷動作
とを連続して行う連続印刷モードのいずれかの動作モー
ドを選択する第1の選択手段と、前記孔版印刷装置にて
印刷処理された印刷済のシートを前記各ソートビンに搬
送した後に前記ステープル手段により前記各ソートビン
上のシートのステープル止めを行うステープルモード、
および前記ステープル手段のステープル止めを行わない
非ステープルモードのいずれかを選択する第2の選択手
段と、前記原稿検知手段により前記原稿が前記所定位置
に載置されたことが検出され、かつ前記第2の選択手段
により前記ステープルモードが選択されたときに、前記
第1の選択手段の動作モードを前記連続印刷モードに設
定する制御手段とをさらに備えたことを特徴とするもの
である。
【0011】なお、本発明による孔版印刷システムにお
いては、前記原稿搬送装置に載置された前記原稿の枚数
をカウントするカウント手段をさらに備え、前記制御手
段が、前記連続印刷モードが設定されている場合におい
て、前記カウント手段による前記原稿の枚数のカウント
が1枚のときには前記ステープルモードのステープル止
めを禁止するように前記ステープル手段を制御する手段
であることが好ましい。
【0012】
【発明の効果】本発明の孔版印刷システムによれば、第
2の選択手段によりステープルモードが設定されてお
り、かつ原稿搬送装置に原稿がセットされたことを検知
した場合、制御手段により第1の選択手段を連続印刷モ
ードに設定するようにしたため、ユーザーが連続印刷モ
ードを指示し忘れても、単に原稿をセットし第2の選択
手段によりステープルモードを設定するのみで、確実に
ステープル止めを実施することができる。
【0013】また、通常ステープル止めは1枚のシート
に対しては行われず、2枚以上の複数のシートに対して
行われるが、本発明によれば1枚のみの原稿を原稿搬送
装置にセットし、誤ってステープルモードを選択した場
合でも、自動的に連続印刷モードが設定され、1枚のシ
ートに対してステープル止めが実施されてしまう。この
ため、原稿搬送装置にセットされた原稿の枚数をカウン
トする手段を設け、このカウント手段による原稿の枚数
のカウントが1枚のときにはステープル止めを行わない
ように制御することにより、1枚のみの原稿に対してス
テープル止めがなされることを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
【0015】図1は本発明の実施形態による孔版印刷シ
ステムの構成を示す図である。図1に示すように本実施
形態による孔版印刷システムは、製版装置付き孔版印刷
装置1と、シート後処理装置としてのソーター2とを備
えてなるものである。
【0016】図2は製版装置付き孔版印刷装置1の構成
を示す図である。この製版装置付き孔版印刷装置1は、
原稿読取部411と、自動原稿供給装置(Automatic Do
cument Feeder 、以下ADFまたはADFユニットとす
る)413と、製版部(製版手段)415と、印刷部
(印刷手段)417と、給紙部419と、排紙部421
と、排版部423とを有している。
【0017】原稿読取部411は、ガイドレール425
により支持されて図2の矢印A方向に水平移動するライ
ンイメージセンサ427と、ブック物等の原稿を載置す
る原稿載置ガラス台429と、原稿載置ガラス台429
上に開閉可能に設けられた圧板431と、ADF413
により原稿シートが供給されるターゲットガラス板43
3と、原稿載置ガラス台429上に原稿がセットされた
ことを検出する圧板側原稿セットセンサ434とを有す
る。ラインイメージセンサ427は、不図示の駆動装置
によりガイドレール425に案内されて駆動され、ブッ
ク物原稿読取時には原稿載置ガラス台429の下方を図
にて符号Aにより示されているホームポジション位置と
符号Bにより示されているスキャンエンド位置との間を
所定速度にて走査移動する。一方、ADF使用による原
稿シート読取時には、ラインイメージセンサ427は図
にて符号Cにより示されているように、ターゲットガラ
ス板433の真下位置に固定配置される。
【0018】ADF413は、複数枚の原稿シートが積
層載置される原稿セットトレー435と、原稿セットト
レー435上の原稿シートを1枚ずつターゲットガラス
板433上へ向けて送り込む原稿ピックアップローラ4
37と、読取完了後の原稿シートを受け取る原稿排出ト
レー439と、原稿シートの搬送方向におけるターゲッ
トガラス板433の上流側に配置され、原稿セットトレ
ー435からの原稿をターゲットガラス板433上に所
定速度にて走査送りする原稿送りローラ441と、ター
ゲットガラス板433の下流側に配置され、ターゲット
ガラス板433から原稿シートを原稿排出トレー439
へ送り出す原稿送りローラ443と、原稿セットトレー
435に原稿シートがセットされたことを検出する光学
式のADF原稿セットセンサ436とを有する。
【0019】ADF413の原稿セットトレー435に
セットされた原稿シートは、原稿ピックアップローラ4
37によって1枚ずつピックアップされ、原稿送りロー
ラ441により搬送されてターゲットガラス板433上
に到達する。そして、原稿シートはターゲットガラス板
433上を通過する際にターゲットガラス板433の下
方の位置Cに固定配置されたラインイメージセンサ42
7によって画像の読取りが行われる。読取りが終了した
原稿シートは原稿送りローラ443によって原稿排出ト
レー439へ排出される。
【0020】製版部415は、感熱性孔版原紙Mを連続
シートにて貯容した原紙ロール部447と、孔版原紙M
の搬送方向に対して垂直方向に線状に配置された複数個
の点状発熱体により構成されたサーマルヘッド449
と、サーマルヘッド449に対向配置されたプラテンロ
ーラ451と、原紙送りローラ453と、原紙案内ロー
ラ445,457,459と、原紙カッタ461とを有
する。そして、ラインイメージセンサ427により読取
られた原稿画像を表す画像情報が製版部415に入力さ
れ、入力画像情報に応じてサーマルヘッド449の各点
状発熱体が各々個別に選択的に発熱動作することによ
り、感熱性孔版原紙Mにドットマトリックス式に感熱穿
孔製版を行い、カッタ461により製版後の孔版原紙M
を切断する。
【0021】印刷部417は、外周面に設けられた原紙
クランプ部462により一端がクランプされた孔版原紙
Mが巻付け装着されるとともに、自身の回転中心周りに
図2の反時計回り方向へ回転駆動される多孔構造による
インキ通過性の版胴463と、版胴463の内部に配置
されたスキージローラ465およびドクタロッド467
を含むインキスキージング装置469と、印刷用紙P′
をインキスキージング装置469に押し付けるプレスロ
ーラ471とを有する。そして、版胴463の外周面に
製版部415から供給された孔版原紙Mが巻付け装着さ
れる。
【0022】給紙部419は、印刷用紙P′が積載され
る給紙台473と、給紙台473から印刷用紙P′を1
枚ずつ取り出す給紙ローラ477と、印刷用紙P′を版
胴463およびプレスローラ471の間に送り出すタイ
ミングローラ479とを有している。
【0023】図3は給紙台473の構成を示す図であ
り、(a)は平面図、(b)は側面図である。図3に示
すように、給紙台473の両側部には、セットされた印
刷用紙P′の側縁部に当接して印刷用紙P′をガイド保
持するガイド板538が互いに対向して設けられてい
る。各ガイド板538には、棒状のギア540が取付け
られている。棒状のギア540は、給紙台473の表面
に沿って印刷用紙P′の給紙方向と直交する方向に突出
して給紙台473内に設けられ、ギア面540a同士が
対向した状態で印刷用紙P′の給紙方向に所定間隔をお
いて固定されている。
【0024】給紙台473の給紙側における先端部の中
央部分には、各棒状ギア540のギア面540a面に噛
合する回転式の円形ギア542が設けられている。円形
ギア542の下部には、円形ギア542の回転に連動し
て出力(電圧)が変化するポテンショメータ544が取
付けられている。そして、ガイド板538を印刷用紙
P′のサイズに合わせるようにその間隔を変更すると、
それぞれの棒状ギア540が相反する方向に同時に移動
して円形ギア542が回転し、円形ギア542の軸上に
取付けられたポテンショメータ544からの出力が変化
する。そしてこの出力を検出することにより、印刷用紙
P′の主走査方向のサイズが検出される。
【0025】給紙台473における後端部の中央部分に
は、給紙台473上にセットされる印刷用紙P′の有無
を検出する用紙センサ546が設けられている。用紙セ
ンサ546は、副走査方向の印刷用紙P′の長さが所定
値より大きいか否かを検出する。そして、用紙サイズ検
出手段を構成するポテンショメータ544と用紙センサ
546とにより、印刷用紙P′の用紙サイズが判別さ
れ、定形サイズまたは不定形サイズ等の用紙サイズ情報
が得られる。なお、本実施形態においては、印刷用紙
P′の搬送方向と直交する方向を主走査方向、印刷用紙
P′の搬送方向を副走査方向として説明する。
【0026】排紙部421は、印刷済の用紙Pを版胴4
63より剥ぎ取る剥ぎ取り爪481と、印刷済の用紙P
が載置されるノンソート排紙台483と、剥ぎ取り爪4
81によって版胴463より剥ぎ取った用紙Pをノンソ
ート排紙台483へ搬送するベルトコンベア式の排紙搬
送装置485とを有している。
【0027】排版部423は、版胴463の外周面に巻
付け装着されている孔版原紙Mを版胴463より引き剥
がす排版分離爪487と、排版された孔版原紙Mを収納
する排版ボックス489を取り出し可能に保持する排版
ボックス支持体491と、排版分離爪487により版胴
463より引き剥がされた孔版原紙Mを排版ボックス4
89内に送り込むローラ492とを有している。また、
排版ボックス489の入り口部には光電式の排版センサ
493が設けられており、排版センサ493は孔版原紙
Mが排版ボックス489内に送り込まれることを検出す
る。さらに、排版部423には排版ボックス489が排
版ボックス支持体491にセットされたことを検出する
排版ボックスセットスイッチ495が設けられている。
【0028】このような孔版印刷装置1により孔版印刷
を行うに際し、版胴463が不図示の回転駆動手段によ
り自身の回転軸線の周りに図2の反時計回り方向に回転
駆動され、タイミングローラ479により版胴463の
回転に同期して所定のタイミングにて、給紙台473か
ら印刷用紙P′が版胴463とプレスローラ471との
間に送り込まれる。そして、この印刷用紙P′がプレス
ローラ471によって版胴463の外周面の孔版原紙M
に対し押し付けられることにより、印刷用紙P′に対し
て押圧式に孔版印刷が行われる。
【0029】印刷済の用紙Pは、剥ぎ取り爪481によ
って版胴463より剥ぎ取られ、排版搬送装置485に
よりノンソート排紙台483へ搬送され、印刷画像面を
上面としてノンソート排紙台483上に積層載置され
る。一方、印刷が終了した孔版原紙Mは、排版分離爪4
87により版胴463より引き剥がされ、ローラ492
により排版ボックス489に送り込まれる。
【0030】次いで、ソーター2について説明する。図
4は本発明の実施形態によるソーター2の構成を示す図
である。図4に示すように、ソーター2は、印刷済用紙
Pを収納するビン列21と、ビン列21に用紙Pを挿入
するインデクサ22と、印刷済用紙Pが確実にビン列2
1に挿入されたか否かを検出するインデクサセンサ23
と、孔版印刷装置1から排出された印刷済用紙Pをビン
列21まで搬送する搬送ベルト24,25とを備えてい
る。
【0031】インデクサ22は、不図示のDCサーボモ
ータにより駆動され、インデクサセンサ23により用紙
Pが確実にビン列21に収納されたことが検出される
と、それに併せて順序良く各ビンに用紙Pを挿入するよ
うに移動していく。また、インデクサ22には、用紙P
を挟み込む1対のローラ26a,26bが設けられてお
り、上側のローラ26aを下方へ移動して下側のローラ
26bと圧接させると、各ローラ26a,26bの間に
搬送されてきた用紙Pを挟み込みながらビンへ送り込む
駆動力を与えることができる。これにより、腰のない搬
送しにくい用紙P等の場合、用紙Pを挟み込むことによ
り搬送不良を防ぐことができる。また、印刷面に接する
上側のローラ26aの表面を針状に鋭くすることによ
り、ローラ26a,26bで挟み込むことによる印刷面
の汚れを最小限にすることができる。また、上側のロー
ラ26aを下側のローラ26bから離すことにより、用
紙Pの挟み込みを解除することができるため、印刷面を
汚すことをも防止できる。
【0032】搬送ベルト24,25は、不図示のDCモ
ータにより駆動される。また、搬送ベルト24,25に
は、搬送される用紙Pを搬送ベルト24,25に吸着す
るための負圧を供給する吸着ファン28,29および搬
送モードを切り替えるモード切替搬送路31が設けられ
ている。そして、吸着ファン28,29を駆動すること
により、孔版印刷装置1より排出された用紙Pをビン列
21まで吸着して搬送することができる。搬送ベルト2
4および吸着ファン28はモード切替搬送路31を構成
しており、不図示の駆動機構によって図4に破線で示す
位置と実線で示す位置とのいずれかの位置に選択的に駆
動可能となっている。このモード切替搬送路31を上げ
たとき(図4の破線参照)、画像形成装置1から排出さ
れた用紙Pは、モード切替搬送路31の下方を通ってノ
ンソート排紙台483へ送られる。また、モード切替搬
送路31を下げたとき(図4の実線参照)、画像形成装
置1から排出された用紙Pは、搬送ベルト24に吸引さ
れつつ搬送されてソーター2側へ送られる。モード切替
搬送路31は、初期状態では上げられた状態とされてお
り、ソーター2の分配ビンを使用しないノンソートモー
ドの場合には、モード切替搬送路31は上げられた状態
のままとされる。また、ソーター2の分配ビンを使用す
るソートモード、グループモードおよびドライモードで
は、モード切替搬送路31を最初に下げた状態とし、用
紙Pの分配作業が終了した後にモード切替搬送路31を
初期状態に戻すように制御が行われる。
【0033】ビン列21は、不図示のパルスモータによ
り駆動され、ビン列21に挿入された印刷済の用紙Pを
整合するための整合棒51,52,53と、不図示のパ
ルスモータにより図4の上下方向に駆動されてビン列2
1に挿入された用紙Pを最上部のビンから1ビンごとに
ステープル止めを行うステープラ34とを備える。
【0034】図5はソーター2のビン列21と整合棒5
1,52,53およびステープラ34の詳細な構成を示
す図4のI−I線断面図である。整合棒51,52は、
それぞれ矢印B,Cに示すように用紙Pの搬送方向に対
して垂直方向に移動する。そして、整合棒51は用紙P
がビン内において中心位置に移動するように動作し、そ
の後整合棒52が整合棒51との間に用紙Pを挟み込む
ように、用紙Pの搬送方向に対して垂直方向に移動して
ビン内の用紙Pを整合する。一方、整合棒53は、用紙
Pの搬送方向に対して平行な矢印D方向に移動し、ビン
端部の立ち面21aに用紙Pを押し付けるように動作し
て用紙Pを整合する。なお、立ち面21aは不図示のバ
ネ等の付勢手段によって図5の矢印F方向とは反対方向
に回転するように付勢され、かつ用紙Pの搬送方向上流
側の端縁に当接する位置において停止するように不図示
の部材により回動範囲が規制されている。この立ち面2
1aには立ち面倒しレバー38が固定されており、後述
するソレノイド37をオンとした状態(可動部をレバー
38側に突出させた状態)にてステープルユニット35
を下方に移動すると、ソレノイド37の可動部がレバー
38を押し下げて立ち面21aを水平位置まで回転させ
るようになっている。なお、整合棒51,52,53が
ホームポジション(HP)にあるか否かを検出するため
のホームポジションセンサ(HPセンサ)51A,52
A,53Aが設けられている。
【0035】一方、ステープラ34は、後述するように
用紙Pをビン内へ押し戻すための押し戻し部36ととも
にステープルユニット35内において矢印E方向に移動
可能に配設されている。ステープルユニット35には立
ち面21aを倒すためのソレノイド37が設けられてい
る。
【0036】ステープラ34を使用する場合は、すべて
の用紙Pの整合後ステープル止めが開始される。整合が
終了すると、インデクサ22は、搬送部最上部へ待避
し、ステープルユニット35が最上部のビンのさらに1
ビンほど上の位置(以下これを0ビン目の位置とする)
へ移動する。そして、ソレノイド37をオンして立ち面
倒しレバー38を押さえた状態で、ステープルユニット
35を1ビン目に下げ、これにより1ビン目の立ち面2
1aを解放する。そして、整合棒53に取付けられた押
し出し部53aがステープル止めを開始するビンまで下
降し、整合棒53を用紙Pに向かって動作させることに
より、押し出し部53aにより用紙Pがステープルユニ
ツト35の方向に押し出される。そして押し出されてき
た用紙Pはステープラ34によりステープル止めされ
る。ステープル止めが終了すると、ステープラ34の側
部に取付けられた押し戻し部36により、ステープル止
めされた用紙Pをビンに押し戻し、ソレノイド37をオ
フして立ち面21aを閉める。以後、用紙Pのあるすべ
てのビンについて、この過程を繰り返してステープルを
行う。
【0037】図6は孔版印刷装置1に設けられた操作パ
ネル70の構成を示す図である。操作パネル70には、
テンキー73、枚数LED74、液晶パネル等からなる
表示手段(表示器)77、ソーターモードキー60、ス
テープルキー61、マニュアルモードキー63、スター
トキー71、ストップキー72、製版/印刷キー76、
連続印刷キー75、製版モードLED78、印刷モード
LED79、連続印刷LED65が設けられている。
【0038】テンキー73は、0〜9の数字キーで構成
され、印刷枚数等の設定を行う際に押動操作される。
【0039】枚数LED74は、テンキー73により設
定された印刷枚数を表示する。枚数LED74の表示値
は、印刷機による印刷動作で印刷済用紙Pが排出される
のに同期して設定値から1ずつ減算表示される。
【0040】表示器77は、ジャム等のエラーが発生し
た場合のエラー表示、上述した給紙台により検出された
印刷用紙P′の用紙サイズを表示する。また、表示器7
7には、孔版印刷装置1に接続されるソーター2の使用
選択の表示や、オートステープラの設定状況の表示や動
作状態が表示され、エラー発生時には対応するエラー表
示を行う。また、表示器77には、孔版印刷装置1の動
作状況等と同時に、ソーター2が使用するモード状況、
オートステープルの設定状況、孔版印刷装置1の動作状
況、選択されているソーターモード、ステープルモー
ド、および給紙台473にセットされている用紙サイズ
が表示される。ソーターモード、ステープルモードは、
反転表示されているモードが現在設定されているモード
であることを示している。
【0041】ソーターモードキー60は、ノンソート排
紙台483を使用して印刷済用紙Pを収納するノンソー
トモード、ソーター2を使用して印刷済用紙Pを収納す
る3つのモード(ソートモード、グループモード、ドラ
イモード)のいずれかを選択する際に押動操作される。
ソーターモードキー60は、電源投入時から押動操作さ
れるごとにノンソートモード、ソートモード、グループ
モード、ドライモード、ノンソートモードの順にループ
してモードを切り替える。ここで、ノンソートモードと
は、孔版印刷装置1の用紙排出口から排出された印刷済
用紙Pをノンソート排紙台483に直接排紙するモード
である。
【0042】ステープルキー61は、オートステープル
動作(ステープルモード)を行う際に押動操作される。
オートステープル動作は、上述した印刷済用紙Pが各ビ
ンに収容、整合された後に、ステープラ34を使用して
ステープルを行わせるものである。ステープルキー61
は、電源投入時から押動操作されるごとに手前1箇所止
め、中央2箇所止め、奥側1箇所止め、ステープルOF
Fの順にループしてモードを切り替える。
【0043】マニュアルモードキー63は、用紙がソー
ターに収納、整合された後に、ステープル止め、整合動
作を指示するものである。
【0044】スタートキー71は、孔版印刷装置1およ
びソーター2を動作実行させるために押動操作される。
【0045】ストップキー72は、孔版印刷装置1およ
びソーター2の動作を停止するために押動操作される。
【0046】製版/印刷キー76は、製版動作/印刷動
作の切り替えを行うために押動操作される。また、製版
・印刷モードの設定を示すLED78,79は製版/印
刷キー76の上方に設けられている。
【0047】連続印刷キー75は、製版から印刷までを
連続的に実行させるために押動操作される。また、連続
印刷の設定状況を示すLED65は、連続印刷キー75
の上方に設けられている。
【0048】なお、本実施形態においては、ステープル
キー61によりオートステープルモードが指示されてお
り、かつ原稿セットセンサ436によりADF413に
原稿がセットされたことを検知した場合は、連続印刷キ
ー75が押されなくても自動的に連続印刷モードを指示
するようになっている。
【0049】次いで本実施形態の制御回路について説明
する。
【0050】図7は本実施形態の制御回路の構成を示す
ブロック図である。図7に示すように、本実施形態の制
御回路は、操作パネル70からの指示により、版胴駆動
機構、製版機構、クランプ機構、排版機構、および給紙
機構等の孔版印刷装置1の機構93、並びにソーター2
の制御装置94の駆動を、ROM91に格納されている
プログラムおよび設定情報に基づいて制御するCPU9
0を備える。ソーター2の制御装置94はCPU90か
らの指令に基づいて、導入用搬送機構、ビン案内用搬送
機構、インデクサ昇降機構、切替機構、整合機構、およ
びステープル機構等のソーター2の機構95を駆動す
る。また、CPU90にはRAM92が設けられてお
り、RAM92には操作パネル70から入力された印刷
枚数や各種ソートモード等の設定内容が随時記憶され
る。
【0051】次いで、本実施形態の動作について説明す
る。なお、本実施形態においては、簡便のため、ビン列
21のビン数を20とする。
【0052】図8は、ソーター2の待機状態における動
作モード設定を示すフローチャートである。まずステッ
プF91において、操作パネル70の製版・印刷キー7
6により、製版モードあるいは印刷モードが設定され、
ステップF91において製版モードが選択されると、レ
ジスタRMに“0”が代入され、印刷モードが選択され
るとRM=1が代入される。そして、ステップF92に
おいて、RM=0であるか否かが判断され、ステップF
92が肯定された場合は製版動作を行う。一方、ステッ
プF92が否定された場合は、次のステップF93にお
いて、ソーターモードキー60によりソーターモードが
選択され、レジスタMDに選択されたソーターモードの
番号を代入する。ここでは、ノンソートモードのときは
MD=0、ソートモードのときはMD=1、グループモ
ードのときはMD=2、ドライモードのときはMD=3
が代入される。そして、ステップF94においてMD=
0であるか否かが判断され、ステップF94が肯定され
るとノンソート印刷動作を行い、否定されると次のステ
ップF95においてMD=1であるか否かが判断され
る。ステップF95が肯定されると、ステップF83に
おいてADF413が孔版印刷装置1に取付けられてい
るか否かが判断され、取付けられている場合はステップ
F97においてステープルキー61が有効となり、オー
トステープルの設定が可能となる。一方、ADF413
が取付けられていない場合は、オートステープル設定は
オフとなる。これは、ADF413を用いた印刷でない
と、最終原稿の印刷終了の時期が分からないためであ
る。
【0053】次いで、ステップF98において後述する
オートステープルモードのレジスタST=0であるか否
かが判断され、ST=0以外のとき(オートステープル
オンのとき)にステップF98が否定され、さらにステ
ップF99においてADF413に原稿がセットされた
ことが判断されると、ステップF81において連続印刷
モードがオンとなり、レジスタRNに“1”がセットさ
れ、かつ連続印刷モードLED65が点灯する。一方、
ST=0の場合、およびST=0以外であってもADF
413に原稿がセットされていない場合はオートステー
プルオフとなり、ソート動作は行われるがステープルは
行われない。
【0054】このように、本実施形態においては、オー
トステープルオンであり、かつADF413に原稿がセ
ットされているときに、連続印刷モードをオンとするよ
うにしたため、ユーザーが連続印刷モードを指示し忘れ
ても、単にADF413に原稿をセットしオートステー
プルをオンとするのみで、確実にステープル止めを実施
することができる。
【0055】一方、ステップF95が否定されるとステ
ップF96においてMD=2であるか否かが判断され、
ステップF96が肯定されるとグループ印刷動作を行
い、否定されるとドライ印刷動作を行う。
【0056】図9は、図8におけるステップF91の詳
細なフローチャートである。ステップF101において
製版・印刷キー76がオンされたか否かが判断され、オ
ンされると次のステップF102においてレジスタRM
=1であるか否かが判断される。レジスタRM=1のと
きは、ステップF103においてRM=0とされ、印刷
モードから製版モードに切り替わる。また、RM=0の
ときは、ステップF104においてRM=1となり、製
版モードから印刷モードに切り替わる。なお、レジスタ
RMの初期値は1とされている。
【0057】図10は、図8におけるステップF93の
詳細なフローチャートである。まずステップF111に
おいてソーターモードキー60がオンされたか否かが判
断され、オンされると次のステップF115においてソ
ーターがステープル中か否かを判断する。ソーターがス
テープル中の場合はソーター内に用紙を収納することが
できないため、ステップF113においてノンソートモ
ード(MD=0)に固定される。ソーターがステープル
中でない場合には、次のステップF112においてレジ
スタMD=3であるか否かが判断される。レジスタMD
=3のときはステップF113においてMD=0とさ
れ、ノンソートモードに切り替わる。また、MD=3以
外のときはステップF114においてレジスタMDの値
は1増加され、ノンソートモード(MD=0)のときは
ソートモード(MD=1)に、ソートモードのときはグ
ループモード(MD=2)に、グループモードのときは
ドライモード(MD=3)に切り替わる。
【0058】図11は、図8におけるステップF97の
詳細なフローチャートである。ステップF121におい
てステープルキーがオンされたか否かが判断され、オン
されると次のステップF122においてレジスタST=
3であるか否かが判断される。レジスタST=3のとき
は、ステップF123においてST=0とされ、オート
ステープルオフに切り替わる。また、ST=3以外のと
きはステップF124においてSTの値は1増加され、
オートステープルオンに切り替わる。ここで、ST=1
のときは手前1箇所綴じ、ST=2のときは中央2箇所
綴じ、ST=3のときは奥側1箇所綴じに切り替わる。
なお、レジスタSTの初期値は0とされている。
【0059】図12は、ソートモード印刷動作時におい
てオートステープルがONの場合のフローチャートであ
る。まず、動作開始前に、ステップF151において連
続印刷キー75がオンされたか否かが判断され、ユーザ
ーが連続印刷を解除するつもりで連続印刷キー75をオ
ンしたときには、ステップF152においてレジスタR
Nに“0”をセットして連続印刷モードをオフとして製
版動作を実施する。ステップF151が否定された場合
は、ステップF153において印刷枚数が設定されたか
否かが判断され、さらにステップF154においてスタ
ートキー71が押されたか否かが判断される。連続印刷
キー75が押されずに印刷枚数がセットされ、さらにス
タートキー71が押された場合は、ステップF155に
おいてレジスタANに“0”をセットする。レジスタA
Nには、ADF413を使用して製版された原稿の数が
カウントされる。そして、ステップF156において製
版動作が開始される。製版動作が終了後、自動的にステ
ップF157において孔版印刷装置1の印刷動作が、ス
テップF158においてソーター2のソート動作が制御
手段の命令により同時に処理される。そしてこれらの動
作の終了後、ステップF159においてレジスタANの
値が1増加される。次いで、ステップF160におい
て、ADF413に原稿が残っているか否かがADF原
稿セットセンサ436がオンしているか否かにより判断
され、ステップF160が否定される、すなわちADF
413の原稿が無くなるまで、ステップF156からス
テップF159の処理が繰り返され、製版・印刷動作が
行われる。ステップF160においてADF413に原
稿が無くなったことが判断されると、ステップF161
においてレジスタANの値を確認する。レジスタANが
1よりも大きいときには、ステップF162においてス
テープル動作が行われる。
【0060】ステップF161において、レジスタAN
の値が“0”であるときとは、ADF413が使用され
ずに製版・印刷が行われたときであり、ステープル動作
を禁止するためにステップF164においてレジスタS
Tに“0”をセットする。また、レジスタANが“1”
のときとは、ADF413の原稿が1部のときであり、
1枚の用紙をステープルする必要はないので、ステープ
ル動作を禁止するために、ステップF164においてレ
ジスタSTに“0”をセットする。これにより、1枚の
みの原稿に対してステープル止めがなされることを防止
することができる。
【0061】図13は、連続印刷モードがオフのときの
製版動作のフローチャートである。まずステップF17
1において印刷枚数が設定されたか否かが判断され、ス
テップF172においてスタートキー71が押されたか
否かが判断される。印刷枚数がセットされかつスタート
キー71が押されると、ステップF173において製版
動作を行う。製版動作終了後、ステップF174におい
てレジスタRMに“1”をセットし、印刷モードに切り
替える。
【0062】図14は図12におけるステップF158
の詳細なフローチャートである。ソート動作が開始され
ると、ステップF210においてモード切替搬送路31
をDCモータONにより下げ、用紙Pをソーター2へ搬
送するように切り替える。次にステップF211におい
て、搬送ベルト24,25をDCモータによりONし、
かつ吸着ファン28,29(ここで搬送ベルト24,2
5および吸着ファン28,29を搬送機構とする)をO
Nして用紙Pをビン列21に搬送できるようにする。こ
の状態においてステップF212によりサブルーチン1
(SUB1)が制御され用紙Pを各ビンに挿入し、用紙
Pをすべて挿入し終わったらステップF213において
搬送ベルト24,25および吸着ファン28,29をO
FFし、ステップF214においてモード切替搬送路3
1を上昇させ動作を終了する。
【0063】図15は図14のサブルーチン1(SUB
1)のフローチャートである。まずステップF221に
おいて、印刷枚数とソーター2のビン数(20枚)とを
比較し、印刷枚数の方が小さい場合はステップF223
においてレジスタNに印刷枚数を代入し、印刷枚数の方
が大きい場合はステップF222においてレジスタNに
ビン数(20枚)を代入する。次に、ステップF224
においてレジスタCに1を代入し、ステップF225に
おいてインデクサ22をDCサーボモータでCビン目に
移動させる。この場合、1ビン目に移動することにな
る。さらにステップF226においてインデクサセンサ
23がオンしたか否かにより用紙Pの通過を確認し、用
紙Pの通過が確認できた場合ステップF227において
レジスタCとレジスタNとを比較し、レジスタCがレジ
スタN未満の場合は、ステップF229においてレジス
タCに1を加算したものを代入し、ステップF225に
戻る。レジスタCがレジスタNと等しくなった場合、ス
テップF228においてインデクサ22を1ビン目に移
動させる。そしてサブルーチン1を終了する。
【0064】図16は、ステープル動作のフローチャー
トである。まずステップF231においてソート動作が
終了したことが判断されると、ステップF232におい
てレジスタMDに0を収納してノンソートモードとす
る。なお、ソート動作の終了は前述した図14のステッ
プF214の処理が終了したか否かを制御手段が判断す
ることにより行う。その後ステップF233においてサ
ブルーチン2(SUB2)を実行する。
【0065】図17は図16のサブルーチン2(SUB
2)のフローチャートである。まず、ステップF261
においてレジスタS1に“1”をセットする。レジスタ
S1はステープルを実行したビン数を示す。次に、ステ
ップF262においてステープラ34を0ビン目の位置
へ移動する。なお、このステープラ34の移動の直前に
インデクサ22がステープラ34と接触しないように、
インデクサ22を搬送部最上部へ待避させる。そしてス
テップF263において立ち面倒しソレノイド37をオ
ンし、その状態でステップF264においてステープラ
34をS1ビン目に移動する。この動作により、立ち面
倒しレバー38を押し下げ、立ち面21aを開放する。
そして、整合棒53の押し出し部53aもS1ビン目に
移動し、ステップF265において整合棒53の押し出
し部53aが用紙Pを搬送部側へ押し出す。さらにステ
ップF266において、ステープラ34がステープル位
置へ横移動しこれにより用紙Pがステープル止めされ
る。その後、ステップF267において、搬送路側に突
出している用紙Pを押し戻し部36により押し戻す。こ
こで、ステップF268においてレジスタS1とレジス
タNとを比較し、S1<Nであれば、次のビンのステー
プルを行うため、ステップF269においてレジスタS
1の値を1増加し、ステップF263に戻る。ステップ
F268において、S1≧Nと判断されたならば、収納
された用紙Pがすべてステープルされたものとしてステ
ープラ34、押し戻し部53aを待機位置へ移動し、ス
テープル動作を終了する。なお、図17のステップF2
61〜F270が行われてる間に、誤ってソーターモー
ドキー60が押されても、制御手段はソーターモードの
変更を行わず、ソーターモードキー60の押し下げによ
る信号は無効とされる。したがって、ステープル動作中
にモード切替搬送路31の位置が切り替えられることは
ない。
【0066】なお、上記実施形態においては、孔版印刷
装置1から排出された被印刷体をノンソート排紙台48
3に排紙するかまたはソートビンに排紙するかを切り替
える切替手段としてモード切替搬送路31を用いている
が、これに限定されるものではなく、例えば図4のモー
ド切替搬送路31を実線の状態に固定して設け、孔版印
刷装置1とモード切替搬送路31との間に可動式のフラ
ップを設け、このフラップの傾斜角度を制御することに
より孔版印刷装置1から排出される用紙Pを、ノンソー
ト排紙台483とベルト24側のいずれかの側に切り替
えるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による孔版印刷システムの全
体構成を示す図
【図2】製版装置付き孔版印刷装置の構成を示す図
【図3】(a)は給紙台の平面図、(b)は給紙台の側
面図
【図4】ソーターの構成を示す図
【図5】ソーターのビン列と整合棒、およびステープラ
の詳細な構成を示す図
【図6】孔版印刷装置の操作パネル部を示す図
【図7】本実施形態の制御回路のブロック図
【図8】待機状態における動作モード設定処理のフロー
チャート
【図9】製版・印刷モード設定処理のフローチャート
【図10】ソーターモード設定処理のフローチャート
【図11】オートステープル設定処理のフローチャート
【図12】ソート印刷動作処理のフローチャート
【図13】製版動作モードのフローチャート
【図14】ソート動作のフローチャート
【図15】ソート動作サブルーチン(SUB1)のフロ
ーチャート
【図16】ステープル動作のフローチャート
【図17】ステープル動作サブルーチン(SUB2)の
フローチャート
【符号の説明】
1 孔版印刷装置 2 ソーター 21 ビン列 31 モード切替搬送路 51,52,53 整合棒 70 操作パネル 77 表示器 90 CPU 93 印刷装置の機構 95 ソーターの機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔版原紙上に原稿から読み取られた画像
    を穿孔して製版済孔版原紙を形成する製版手段と、イン
    キ通過性の版胴の外周面に前記製版済孔版原紙を巻装
    し、該製版済孔版原紙を介して前記版胴内のインキをシ
    ートに転移させる印刷手段と、所定位置に前記原稿が載
    置されたか否かを検知する原稿検知手段を有し、前記所
    定位置に載置された原稿を1枚ずつ原稿読取部に搬送
    し、前記画像の読取りが終了した原稿を前記原稿読取部
    から排出する原稿搬送手段とを有する孔版印刷装置、お
    よび複数のソートビンと、前記孔版印刷装置から前記各
    ソートビンに排出されたシートのステープル止めを行う
    ステープル手段とを有する後処理装置を備えた孔版印刷
    システムであって、 前記孔版原紙に前記画像を穿孔する製版動作モード、前
    記版胴に巻装された前記製版済孔版原紙を用いて印刷を
    行う印刷モード、および製版動作と印刷動作とを連続し
    て行う連続印刷モードのいずれかの動作モードを選択す
    る第1の選択手段と、 前記孔版印刷装置にて印刷処理された印刷済のシートを
    前記各ソートビンに搬送した後に前記ステープル手段に
    より前記各ソートビン上のシートのステープル止めを行
    うステープルモード、および前記ステープル手段のステ
    ープル止めを行わない非ステープルモードのいずれかを
    選択する第2の選択手段と、 前記原稿検知手段により前記原稿が前記所定位置に載置
    されたことが検出され、かつ前記第2の選択手段により
    前記ステープルモードが選択されたときに、前記第1の
    選択手段の動作モードを前記連続印刷モードに設定する
    制御手段とをさらに備えたことを特徴とする孔版印刷シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記原稿搬送装置に載置された前記原稿
    の枚数をカウントするカウント手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記連続印刷モードが設定されている
    場合において、前記カウント手段による前記原稿の枚数
    のカウントが1枚のときには前記ステープルモードのス
    テープル止めを禁止するように前記ステープル手段を制
    御する手段であることを特徴とする請求項1記載の孔版
    印刷システム。
JP04764598A 1998-02-27 1998-02-27 孔版印刷システム Expired - Fee Related JP3619659B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04764598A JP3619659B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 孔版印刷システム
US09/258,424 US6161476A (en) 1998-02-27 1999-02-26 Stencil printer system
EP99103796A EP0938978B1 (en) 1998-02-27 1999-02-26 Stencil printer system
DE69907992T DE69907992T2 (de) 1998-02-27 1999-02-26 Schablonendrucksystem

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04764598A JP3619659B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 孔版印刷システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11246106A true JPH11246106A (ja) 1999-09-14
JP3619659B2 JP3619659B2 (ja) 2005-02-09

Family

ID=12780995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04764598A Expired - Fee Related JP3619659B2 (ja) 1998-02-27 1998-02-27 孔版印刷システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6161476A (ja)
EP (1) EP0938978B1 (ja)
JP (1) JP3619659B2 (ja)
DE (1) DE69907992T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004264462A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Riso Kagaku Corp プロセス進捗表示装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3759335B2 (ja) * 1998-10-09 2006-03-22 東北リコー株式会社 孔版印刷装置
JP2000218913A (ja) * 1999-01-29 2000-08-08 Riso Kagaku Corp 印刷システム
JP3758923B2 (ja) * 1999-12-28 2006-03-22 理想科学工業株式会社 孔版印刷装置および情報記憶媒体
JP3400763B2 (ja) * 2000-01-20 2003-04-28 理想科学工業株式会社 製版印刷装置および製版印刷システム
US7390256B2 (en) * 2001-06-08 2008-06-24 Arl, Inc. Method, apparatus and article for random sequence generation and playing card distribution
JP2003341198A (ja) * 2002-05-27 2003-12-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法
US8074987B2 (en) 2005-02-10 2011-12-13 Bally Gaming, Inc. Systems and methods for processing playing cards collected from a gaming table
US8342533B2 (en) 2005-09-12 2013-01-01 Bally Gaming, Inc. Systems, methods and articles to facilitate playing card games with multi-compartment playing card receivers
US8550464B2 (en) 2005-09-12 2013-10-08 Bally Gaming, Inc. Systems, methods and articles to facilitate playing card games with selectable odds
US8342932B2 (en) 2005-09-12 2013-01-01 Bally Gaming, Inc. Systems, methods and articles to facilitate playing card games with intermediary playing card receiver
US8038153B2 (en) 2006-05-23 2011-10-18 Bally Gaming, Inc. Systems, methods and articles to facilitate playing card games
US8100753B2 (en) 2006-05-23 2012-01-24 Bally Gaming, Inc. Systems, methods and articles to facilitate playing card games with selectable odds
US8052519B2 (en) 2006-06-08 2011-11-08 Bally Gaming, Inc. Systems, methods and articles to facilitate lockout of selectable odds/advantage in playing card games
US8998692B2 (en) 2006-06-21 2015-04-07 Bally Gaming, Inc. Systems, methods and articles to facilitate delivery of sets or packets of playing cards
US8070574B2 (en) 2007-06-06 2011-12-06 Shuffle Master, Inc. Apparatus, system, method, and computer-readable medium for casino card handling with multiple hand recall feature
US9101820B2 (en) 2006-11-09 2015-08-11 Bally Gaming, Inc. System, method and apparatus to produce decks for and operate games played with playing cards

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2736817B2 (ja) * 1990-06-08 1998-04-02 ニスカ株式会社 ステップリング機構付きソータ
JP3236064B2 (ja) * 1992-05-19 2001-12-04 理想科学工業株式会社 孔版印刷装置
JP3310107B2 (ja) * 1994-05-16 2002-07-29 東北リコー株式会社 画像形成装置及びソータ装置における制御装置
JP3343455B2 (ja) * 1994-12-14 2002-11-11 東北リコー株式会社 ソータにおける用紙搬送速度の制御方法及びソータにおける用紙搬送速度制御装置
JPH09142728A (ja) * 1995-09-19 1997-06-03 Minolta Co Ltd 画像形成システム及びフィニッシャ
JP3561082B2 (ja) * 1996-05-13 2004-09-02 ニスカ株式会社 ステープラ付きシート分配装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004264462A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Riso Kagaku Corp プロセス進捗表示装置
JP4499996B2 (ja) * 2003-02-28 2010-07-14 理想科学工業株式会社 プロセス進捗表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69907992T2 (de) 2004-01-22
EP0938978B1 (en) 2003-05-21
US6161476A (en) 2000-12-19
JP3619659B2 (ja) 2005-02-09
DE69907992D1 (de) 2003-06-26
EP0938978A1 (en) 1999-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3619659B2 (ja) 孔版印刷システム
EP1024018B1 (en) Printing system
JPH09301592A (ja) 画像形成システム
JP3310107B2 (ja) 画像形成装置及びソータ装置における制御装置
JP2000127594A (ja) 印刷装置
JP3619654B2 (ja) シート後処理装置
JPH11222356A (ja) 画像形成システム
JP3664805B2 (ja) 画像形成システム
JP3652439B2 (ja) 画像形成システム
JPH0952424A (ja) 給紙装置及びそれを具備する画像形成装置
JP2000219423A (ja) 画像形成システム
JP3670388B2 (ja) 画像形成装置
JP3708217B2 (ja) 画像形成装置
JP3639381B2 (ja) 画像形成装置
JPH09301614A (ja) 画像形成システム
JPH0781202A (ja) 両面印刷可能な孔版式製版印刷装置
JP4495810B2 (ja) 印刷装置
JP2008006656A (ja) 両面印刷装置
JP3916844B2 (ja) 孔版印刷装置
JP4246299B2 (ja) 孔版印刷装置
JP4608086B2 (ja) 排紙台及び画像形成装置
JP2002019248A (ja) 孔版印刷装置
JPH10120281A (ja) 用紙仕分け装置
JP2001187666A (ja) 排紙装置及びこれを用いた丁合装置並びに画像形成装置
JPH101255A (ja) 区分け装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees