JP3236064B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、孔版印刷装置より排出
される印刷済用紙をそれぞれ丁合または仕分けのために
積層した複数のビンに順次分配するようなソータの接続
が可能な孔版印刷装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、印刷機，複写機より排出された印
刷或いは複写済記録用紙を、自動的に複数の収納棚（以
下ビンと称す）に収納分配させ、自動的に丁合するソー
タが頻繁に使用されるようになってきた。例えば、複写
機に使用される小型のソータは複写機本体に一体的に設
けられており、複写機自体の複写スピードが低速であ
り、しかもその速度が常に一定である場合に、このソー
タを使用する場合は、ソータモード設定のみの簡単な操
作で使用することができる。

【０００３】一方、印刷装置，特に孔版印刷装置は印刷
すべき原稿の製版が終了され、その製版済孔版原紙がド
ラムの外周面に巻き付けられていれば以後の印刷スピー
ドを自由に設定できる構造となっており、多枚数の印刷
を短時間に処理することができる。この孔版印刷装置か
ら排紙される印刷用紙の丁合は、別に用意されたソータ
を必要に応じて接続して行っている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】このソータはビン数の
多少に係わらず、印刷機の印刷最大スピードに対応でき
るようにビンの移動タイミングを可変できるように構成
されているが、ある印刷スピードを越えて各ビンへの収
納は困難であった。つまり、ある印刷スピードを越えた
設定で印刷が行われた場合でも各ビンの移動は追従でき
るものの、各ビンに収納された印刷用紙は勢い余ってビ
ンの収納領域を越えてビン外へ飛び出してしまう問題が
あり、また、各ビン内に収納されたとしてもその収納領
域内での用紙揃えが良くない等の問題があった。従っ
て、オペレータはそれらの不都合が生じない印刷スピー
ドを確認しながらソータ使用に適切な印刷スピードを探
し出さなければならず、その作業はかなり煩わしいもの
であった。

【０００５】本発明は、上記の点に鑑み成されたもの
で、印刷スピードが複数段階に設定可能な孔版印刷装置
にソータを接続し、印刷済用紙の丁合を行う場合におい
て、ソータ側のビン移動タイミングの調整を必要としな
いで常に安定した丁合処理ができる孔版印刷装置を提供
することを目的としている。

【０００６】上記の目的を達成するため本発明の孔版印
刷装置は、図１、図５に示されるように、複数段階の印
刷スピードを印刷スピード設定情報に基づき版胴３１の
回転を制御することにより設定可能な孔版印刷装置３０
から排出される印刷済用紙を、複数のビン９を有し、そ
の複数のビン９を上方また下方に順次移動させて前記各
ビン９に分配排出するソータ１に接続可能な孔版印刷装
置３０において、前記ソータ使用のモードを設定するソ
ータモード設定手段７６と、前記ソータ使用時に設定さ
れるべき特定の印刷スピード情報を記憶する記憶手段１
０２と、前記ソータモード設定手段７６によるソータモ
ード設定に応じて、前記孔版印刷装置３０で設定された
印刷スピードを前記記憶手段１０２に記憶された前記特
定の印刷スピード情報に基づく印刷スピードに設定する
制御手段１００を設けたことを特徴としている。

【０００７】

【作用】孔版印刷装置３０により印刷される印刷済み用
紙は、ソータモード設定手段７６の設定により、この孔
版印刷装置３０に接続されるソータ１の各ビン９に分配
排紙される。そして、孔版印刷装置３０では任意の印刷
スピードが設定されるが、制御手段１００は、ソータモ
ード設定手段７６によるソータモード設定に応じて、前
記孔版印刷装置３０で設定された印刷スピードを記憶手
段１０２に記憶された特定の印刷スピード情報に基づく
印刷スピードに設定して排紙させる。この設定される特
定の印刷スピードは、印刷されて排出される印刷用紙が
ソータ１の各ビン９に整然と収納されるように予め定め
られている。

【０００８】

【実施例】以下に添付の図を参照して本発明の実施例に
ついて詳細に説明する。図１は、本発明の孔版印刷装置
とソータとを接続した場合の概略構成図である。図にお
いて、３０は孔版印刷装置を総括的に表し、１はソータ
を総括的に表している。その孔版印刷装置３０の中で、
円筒状版胴３１は、自身の中心軸線３１ａの回りに図示
しない機枠に回転可能に支持されている。この版胴３１
は、多孔構造に構成され、外周部にクランプ機構３２を
有しており、このクランプ機構３２は、孔版原紙４０の
一端を係止するように構成されている。

【０００９】また、この版胴３１は、中心軸線３１ａと
同軸に設けられたスプロケット３４ａに駆動連結され、
このスプロケット３４ａは無端ベルト３４によって版胴
駆動モータ５０の駆動スプロケット３４ｂに駆動連結さ
れている。この動力伝達装置により版胴３１は版胴駆動
モータ５０によって図中反時計回りに間欠的、或いは連
続的に回転駆動されるように構成されている。

【００１０】また、版胴３１の胴内には、印刷インキ供
給手段５１が設けられており、この印刷インキ供給手段
５１は、外周面が版胴３１の内周面に接触すべく配設さ
れ、自身の中心軸５３の回りに回転可能なスキージロー
ラ５２と、スキージローラ５２の外周面に対し所定の間
隔をもってそのローラの母線方向に沿って延在するドク
ターローラ５４とを有しており、スキージローラ５２が
版胴３１の回転に同期して版胴３１と同方向に回転駆動
されることによりインキ溜まり５５の印刷インキを版胴
３１の内周面に供給するように構成されている。

【００１１】即ち、インキ溜まり５５の印刷インキは、
スキージローラ５２の回転に伴い、このローラとドクタ
ーローラ５４との間隙を通過し、その際にインキが計量
されてスキージローラ５２の外周面に一様な厚さの印刷
インキ層を形成し、この印刷インキ層は、スキージロー
ラ５２の回転に伴って版胴３１の内周面に供給されて印
刷に供される。また、３３は印刷用紙Ｐを版胴３１に押
し付けるプレスローラである。

【００１２】一方、給紙台３５には不図示の駆動装置が
設けられ、この給紙台が上下動される。即ち、給紙台３
５にセットされた印刷用紙Ｐの積層量に対応して給紙台
３５を上下動させる。また、後述する給紙機構５６は、
ゴム等によりなる給紙ローラ５７，ガイドローラ５８お
よびタイミングローラ５９等により構成されており、給
紙ローラ５７によって給紙台３５上に積載されている印
刷用紙Ｐの最上のものからピックアップされた印刷用紙
Ｐは、この給紙ローラ５７によってさらにガイドローラ
５８側に搬送され、ガイドローラ５８とタイミングロー
ラ５９間に所定のループを形成した状態で一時保持する
ように構成されている。

【００１３】更に版胴３１の周りには、給紙台３５の上
方に排版機構６０が、また、給紙機構５６と対向する位
置に印刷済用紙分離爪６１が設けられる。この分離爪６
１は印刷が終了した印刷済用紙を版胴３１上から取外す
ためのものであり、剥がされた印刷用紙は排紙装置３６
によってソータ１側に搬送される。なお、上記排紙装置
３６は、ベルトコンベア装置６２と吸引装置６３とを有
し、分離爪６１によって版胴３１より剥ぎ取られた印刷
済用紙を吸引装置６３によって吸引しつつベルトコンベ
ア装置６２によってソータ１側へ搬送するように構成さ
れている。この排紙装置３６の上方には、原紙貯容部６
４が設けられており、この原紙貯容部６４は、ロール状
に巻成された連続シート状の孔版印刷用原紙４０を貯容
するように構成されている。

【００１４】原紙貯容部６４と版胴３１の間には、製版
装置３９が設けられている。製版装置３９は、サーマル
ヘッド３８とこれに対向するプラテンローラ３７とを有
し、原紙貯容部６４より孔版原紙４０を供給して該孔版
原紙４０の製版を感熱式に行うように構成されている。
サーマルヘッド３８は、図には示されてないが、横一列
に、即ち主走査方向に複数個の発熱素子を一定間隔おい
て有しており、この発熱素子には、不図示の読取装置に
て読み取られた画像情報信号に応じて選択的に発熱する
ように成っている。また、この製版装置３９にて製版さ
れた製版済孔版原紙は、原紙搬送ローラ対６５によって
版胴３１側に搬送される。また、製版装置３９と版胴３
１の間には、製版済孔版原紙が版胴３１の外周面に所定
量巻付けられた時点で上記孔版原紙を切断するカッター
装置４１が設けられている。

【００１５】以上のように構成された孔版印刷装置３０
と接続されるソータ１は、以下のように構成されてい
る。孔版印刷装置３０の用紙排出口４２は、孔版印刷装
置３０が基台４５上に載置されることによりソータ１の
用紙受け入れ口５に対応する高さに位置する。孔版印刷
装置３０の用紙排出口４２とソータ１の用紙受け入れ口
５との間にはベルト式の用紙搬送装置４３が配置され、
孔版印刷装置３０の用紙排出口４２より排出される印刷
済の印刷用紙は用紙搬送装置４３によってソータ１の用
紙受け入れ口５へ向けて搬送されるように構成されてい
る。

【００１６】尚、この用紙搬送装置４３は、上述した排
紙装置３６と同様にベルトコンベア装置４３ａと吸引装
置４３ｂとから成り、排紙装置３６より引き渡された印
刷済用紙を吸引装置４３ｂによって吸引しつつベルトコ
ンベア装置４３ａによって用紙受け入れ口５に向けて搬
送するように構成されている。又、この用紙搬送装置４
３の用紙搬送速度は、後述するソートモード時に、この
用紙搬送装置４３から搬送された印刷済用紙がソータ１
の各ビン９に確実に、しかも整然と収納され安定した丁
合処理を行うことができる速度に設定されており、この
時の印刷スピードは、印刷装置３０から次々に排紙され
る印刷済用紙が用紙搬送装置４３上で重なることなくス
ムースに用紙搬送装置４３に搬送できるスピードに設定
されており、これによって印刷用紙の排紙及び分配収納
過程において印刷用紙の排紙流れが淀むことがない。

【００１７】図２は、孔版印刷装置に接続されたソータ
の断面図である。このソータ１はキャスタ４を備えた基
台２を有し、基台２の一端部にはポスト３が垂直方向に
設けられている。ポスト３はその高さ方向の中間部に用
紙受け入れ口５を有している。ポスト３には用紙受け入
れ口５を用紙が通過したことを検出するセンサ２５が取
り付けられている。また、このポスト３には案内レール
６がその延在方向、即ち上下方向に延在して設けられて
いる。案内レール６は用紙受け入れ口５に対応する高さ
位置に横切って上下方向に延在しており、該案内レール
６にはスライダ７が上下方向に摺動可能に係合してい
る。

【００１８】スライダ７には板状の複数個のビン９が上
下方向に互いに所定の等間隔をおいて取り付けられてい
る。ビン９は各々ビン上に用紙を受け入れてこれを収容
する間隙１０を構成しており、これら間隙１０はスライ
ダ７がレール６に案内されて上下方向に分割移動するこ
とにより選択的にその一つが用紙受け入れ口５に整合す
るようになっている。スライダ７には一連のラック歯１
１が上下方向に延在して設けられており、該ラック歯１
１には軸１２によってポスト３に回転可能に取付けられ
た駆動ピニオン１３が噛合している。駆動ピニオン１３
は、基台２上に駆動制御ボックス２ａ内のモータ２０に
よって選択的に回転駆動され、スライダ７を最上昇位置
と、図示されているように最上段のビン９が用紙受け入
れ口５に整合する最降下位置との間にビン９の配設間隔
に応じて分割駆動するように構成されている。

【００１９】以上のように構成された孔版印刷装置３０
とソータ１とを接続し、そのソータ１の各ビン９に印刷
用紙を分配収容させるためには以下に説明する孔版印刷
装置の操作パネル上に設けられた特定のキーを設定する
ことにより行うことができる。

【００２０】図３は、孔版印刷装置３０に備えられた操
作パネル７０を示す図であり、この操作パネル７０には
印刷枚数を設定するためのテンキー７１、印刷処理を指
示するための印刷開始キー７２、印刷処理を停止させる
ための印刷ストップキー７３、印刷スピードを設定する
ための印刷スピードキー７４、設定された印刷枚数等を
表示するＬＣＤ等の表示器７５、孔版印刷装置３０に接
続されたソータに印刷済用紙を分配収納を指示するソー
タモードキー７６等が設けられている。

【００２１】図４は、上述した孔版印刷装置３０の電気
的構成を示すブロック図である。図において、マイクロ
プロセッサ等により構成される制御手段としてのＣＰＵ
１００には、装置内に各機構を制御するためのプログラ
ムが格納されているＲＯＭ１０１、操作パネル７０、版
胴３１を分割回転または連続回転させるための版胴駆動
部を構成する版胴駆動モータ５０、給紙機構５６、クラ
ンプ機構３２、排版機構６０、製版装置３９、マイクロ
プロセッサの演算結果を一時記憶するとともに操作パネ
ル７０のテンキー７１から入力された印刷枚数設定情報
あるいは印刷スピード情報や各モード設定時の設定状態
を随時記憶するＲＡＭ１０２がそれぞれ接続されてい
る。

【００２２】尚、図に示すように、孔版印刷装置３０と
ソータ１とは電気的に接続されており、このソータ側の
制御装置１０３は、孔版印刷装置３０のＣＰＵ１００と
各種信号の交信を行い、モータ２０を制御することによ
り前記駆動ピニオン１３を回転させてスライダ７を上下
動させ、孔版印刷装置３０から搬送されてくる印刷済用
紙を各ビンに分配収納させる。又、ソータ１の制御装置
１０３は、孔版印刷装置３０から搬送されてくる印刷用
紙がソータ１側で紙詰まり（ジャム）を検出した時に孔
版印刷装置３０側にその旨を示す信号を送出することに
より、孔版印刷装置３０側では印刷処理を停止する。

【００２３】次に上述した孔版印刷装置の処理手順を図
５に従って説明する。尚、以下の説明は、不図示の原稿
読取装置で読み取られた画像信号に従って製版装置３９
にて製版された孔版原紙４０が版胴３１の外周面に巻き
付けられるまでの処理を省略し、以後印刷処理について
詳細に説明する。印刷処理を実行するに当たっては、操
作パネル７０のテンキー７１により印刷枚数設定情報が
入力され、また印刷スピード設定キー７４により印刷ス
ピード情報が入力され、その後に印刷開始キー７２が押
下されると印刷処理が開始される。入力された各情報は
ＲＡＭ１０２のそれぞれのエリアに格納され、それぞれ
後の印刷処理の条件の一つとなる。この時印刷済の用紙
を分配処理するためにはソータモードキー７６を押下す
ることによりソータ１使用による用紙分配処理を実行す
ることができる。この場合も、ＲＡＭ１０２の特定のエ
リアには、ソータモードが設定された旨を示す情報が格
納される。

【００２４】これらの状態下で印刷開始キー７２が押下
されると（ステップ５０１）、先ずＣＰＵ１００はソー
タモードが設定されているかどうかをＲＡＭ１０２の状
態を見て判断する（ステップ５０２）。そして、ソータ
モードが設定されていればＲＡＭ１０２に現在格納され
ている印刷スピード情報を読み出し、この印刷スピード
を予め決められた印刷スピードに設定し直す（ステップ
５０３）。例えば、印刷スピード設定キー７４により入
力される印刷スピード情報が１００枚／分（１００ｒｐ
ｍ）であった場合には、上限値を越えているため、予め
決められた印刷スピードである６０枚／分（６０ｒｐ
ｍ）に印刷スピード情報のデータが置き換えられる。
尚、印刷スピード設定キー７４により入力される印刷ス
ピード情報が予め決められた印刷スピードである６０枚
／分未満である場合には、印刷スピード情報のデータの
置き換えを行わない。

【００２５】この予め決められる印刷スピードは、ベル
トコンベア装置３６を介して搬送されてきた印刷用紙
が、ソータ１の各ビン９に確実にしかも整然と収納され
安定した丁合処理を行うことができる搬送速度に設定さ
れている用紙搬送装置４３にスムースに印刷用紙の受け
渡しが行えるスピードであり、予めＲＯＭ１０１に設定
記憶されるものであり、制御手段としてのＣＰＵ１００
が既に記憶されている印刷スピード情報とその印刷スピ
ード情報との照合・判断動作を行い、前記印刷スピード
情報の置き換えを行う。

【００２６】次に、ＲＡＭ１０２に格納されている印刷
枚数設定情報およびソータモード設定により予め設定さ
れた印刷スピードに基づいて印刷処理が行われる（ステ
ップ５０４）。また、上記ステップ５０２でソータモー
ドが設定されていないと判断された場合には、最初に設
定されたＲＡＭ１０２に格納されている印刷枚数設定情
報と印刷スピード設定情報に基づいて印刷処理が行われ
る（ステップ５０４）。

【００２７】この印刷処理において、版胴３１を回転さ
せる版胴駆動モータ５０は、ＲＡＭ１０２に格納されて
いる印刷スピード設定情報に基づき制御される。上記の
如きＲＡＭ１０２に格納された情報をもとに、版胴３
１，プレスローラ３３が駆動され、給紙機構５６および
インキ供給手段５１等が作動されて印刷が行われる。そ
の後、印刷済の用紙は分離爪６１によって版胴３１より
剥ぎ取られ、排紙装置３６によってソータ１側に搬送さ
れる。これらの印刷処理は設定された印刷枚数に達する
まで行われる（ステップ５０５）。

【００２８】次に、孔版印刷装置３０から搬送されてき
た印刷用紙は、用紙搬送装置４３によってソータ１の用
紙受け入れ口５へ向けて搬送される。その後、この搬送
されてきた印刷用紙は用紙受け入れ口５を通過して、こ
れに整合しているビン９内に収容される。この時ビン９
内に印刷用紙が収納されたことがセンサ２５によって検
出されると制御装置１０３は、最降下位置から次の印刷
用紙受け入れビン９が用紙受け入れ口５に整合する位置
までモータ２０を制御してスライダ７を上方向に移動さ
せる。これらの動作は、センサ２５にて印刷用紙が検出
されるたびに行われる。

【００２９】尚、本実施例においては、図２に示すよう
に、最上段に位置するビン９が用紙受け入れ口５に整合
している状態の位置がホームポジションとして決められ
た最降下位置であり、印刷用紙が各ビンに収納される毎
に各ビン９は上方向に向けて移動されるように構成され
ている。尚、印刷枚数がソータ１のビン数を上回る場合
は、その過剰枚数分の印刷用紙は最上段のビン９上にす
べて排紙されるように構成されている。また、本実施例
においてはソータモードが設定されていない通常の印刷
処理の場合は、印刷された印刷済の用紙はすべて最上段
のビンに排紙されるように構成されている。

【００３０】

【発明の効果】本発明による孔版印刷装置は、設定され
ている印刷スピードに係わらず、ソータ使用のためその
モードがソータモード設定手段にて設定されると、制御
手段はそのモード設定手段の設定状態に応じて以後印刷
する印刷物の印刷スピードを一義的にある印刷スピード
に設定するように制御するので、オペレータは単にソー
タ使用時に、そのモードを設定するだけで他に煩わしい
ソータに適した印刷スピードの調整を行うことなく常に
安定した丁合処理を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の孔版印刷装置とソータとを接続した場
合の概略構成図。

【図２】孔版印刷装置に接続されたソータの断面図。

【図３】孔版印刷装置の操作パネルを示す図。

【図４】孔版印刷装置の電気的構成を示すブロック図。

【図５】孔版印刷装置の処理手順を示すフローチャー
ト。

【符号の説明】

１…ソータ、５…用紙受け入れ口、７…スライダ、９…
ビン、２０…モータ、２５…センサ、３０…孔版印刷装
置、３１…版胴、３６…排紙装置、４２…用紙搬出口、
５０…版胴駆動モータ、７０…操作パネル、１００…Ｃ
ＰＵ、１０１…ＲＯＭ、１０２…ＲＡＭ、１０３…制御
装置、Ｐ…印刷用紙。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) B41L 13/04 - 13/18 B65H 39/11 G03G 21/00 370 - 384

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数段階の印刷スピードを印刷スピード
   設定情報に基づき版胴の回転を制御することにより設定
   可能な孔版印刷装置から排出される印刷済用紙を、複数
   のビンを有し、その複数のビンを上方また下方に順次移
   動させて前記各ビンに分配排出するソータに接続可能な
   孔版印刷装置において、 前記ソータ使用のモードを設定するソータモード設定手
   段と、前記ソータ使用時に設定されるべき特定の印刷スピード
   情報を記憶する記憶手段と、 前記ソータモード設定手段によるソータモード設定に応
   じて、前記孔版印刷装置で設定された印刷スピードを前
   記記憶手段に記憶された前記特定の印刷スピード情報に
   基づく印刷スピードに設定する制御手段を設けたことを
   特徴とする孔版印刷装置。