JPH1124533A - 2つの部材間のシール構造 - Google Patents

2つの部材間のシール構造

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JPH1124533A
JPH1124533A JP9193298A JP19329897A JPH1124533A JP H1124533 A JPH1124533 A JP H1124533A JP 9193298 A JP9193298 A JP 9193298A JP 19329897 A JP19329897 A JP 19329897A JP H1124533 A JPH1124533 A JP H1124533A
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敬二 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面テープなどによる接着を行わずに、ケー
スとホルダの隙間をシールすることができる2つの部材
間のシール構造を提供する。 【解決手段】 ブレードホルタ13の四隅に係止突起1
3aと係止溝13bを対向して形成し、表面に両面テー
プが貼られていないスポンジ材からなる棒状のシール部
材11の両端部を2つの係止溝13bに係止し、かつ途
中の部分を係止突起13aに係止するようにして、シー
ル部材11をブレードホルダ13の裏面にはい回す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定される第1の
部材と第2の部材との間の隙間をシール部材でシールす
るシール構造に関する。第1の部材、第2の部材とし
て、具体的には例えば、電子写真装置における現像装置
ケースと、現像ブレードを保持するブレードホルダ、あ
るいはクリーニング装置ケースと、クリーニングブレー
ドを保持するブレードホルダなどを想定している。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置の現像装置やクリーニング
装置においては、樹脂で形成されたケースにトナーを薄
層させるための現像ブレードや、像担持体から転写残ト
ナーや紙粉を除去するためのクリーニングブレードを結
合させているのが一般的である。また、そのケースとブ
レードホルダの隙間を、表面に両面テープを有する発泡
ウレタン等のスポンジ材でシールすることも一般的に行
われている。
【0003】図10はケースとホルダを表面が両面テー
プのシール材でシールする構造の分解斜視図、図11は
図9のA視図、図12は図9のB部分の断面図である。
図10において、ケース(例えば、クリーニング装置の
ケース)1には、ブレード(例えば、クリーニングブレ
ード)2を固定するブレードホルダ3がねじ4により取
り付けられるようになっている。クリーニング装置や現
像装置の場合、微粉末状のトナーがケース1とブレード
ホルダ3の間に入り込むのを防止するために、その隙間
にシール部材5が介在される。
【0004】このシール部材5は、ブレード2の外側を
包み込むようにコの字状をしており、その表面に両面テ
ープ6が設けてある。このシール部材5をブレード2の
外側に配置し、ブレードホルダ3とケース1をねじ4に
よりねじ止めすると、ケース1とブレードホルダ3のシ
ールが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のシー
ル部材は、スポンジ材の表面に両面テープを設けた構成
となっているが、ケースとブレードホルダをリサイクル
活用するために分解しようとするとき、両面テープがそ
の障害となる。即ち、両面テープで接着されたシールの
除去が行いにくく、リサイクルの障害となっている。
【0006】本発明はこのような背景に鑑みてなされた
ものであり、両面テープなどによる接着を行わずに、ケ
ースとホルダの隙間をシールすることができる2つの部
材間のシール構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、固定される第1の部材と第
2の部材との間の隙間をシール部材でシールするシール
構造において、シール部材は、表面に接着剤を持たない
可撓性棒状形状をしており、第1の部材、第2の部材の
いずれか一方に、シール部材の係止部を設けたことを特
徴とするものである。
【0008】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、第1の部材または第2の部材のいずれ
かの四隅部に、シール部材を係止して4辺の裏面に沿っ
てはい回すための係止部を設けたことを特徴とするもの
である。
【0009】また請求項3記載の発明は、請求項2記載
の発明において、シール部材の端部を係止する係止部
は、シール部材の幅より狭い溝であることを特徴とする
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0011】図1は本発明で使用されるシール部材の斜
視図である。本発明のシール部材11は、発泡ウレタン
などのスポンジにより構成された棒状のものであり、そ
の表面には両面テープは設けてない。
【0012】図2は本発明で使用されるブレードホルダ
の要部を示す平面図、図3はブレードホルダにシール部
材を取り付けた状態の上面図、図4は同、下面図であ
る。図2に示すように、ブレード12を固定したブレー
ドホルダ13の四隅には、係止突起13aと係止溝13
bが対向して形成されている(図2では片側の係止突起
13aと係止溝13bのみ示されている)。
【0013】シール部材11は、図3、図4に示すよう
に、ブレードホルダ13の係止突起13aで巻回されて
直角に向きを変えられることにより、ブレードホルダ1
3の4辺に沿ってはい回されるようになっている。シー
ル部材11の端部が係止される係止溝13bは、シール
部材11の幅より狭い形状をしており、これによりシー
ル部材11の抜けが防止される。
【0014】図5ははい回した状態のシール部材の斜視
図である。図6は図2に示すブレードホルダに図1に示
すシール部材をはい回す手順を示す斜視図である。
【0015】符号(1)〜(4)は第1工程〜第4工程
を示す。(1)に示す第1工程では、シール部材11の
はい回し始端部が奥側の係止溝13bに係止される。こ
の状態から、シール部材11をブレードホルダ13の奥
側短縁にそって裏面をはい回す。次に(2)に示す第2
工程では、シール部材11を奥側の係止突起13aに巻
回して直角方向に向きを変え、側部長縁に沿って裏面を
はい回す。
【0016】次に(3)に示す第3工程では、シール部
材11を手前側の係止突起13aに巻回して直角に向き
を変え、手前側短縁に沿って裏面をはい回す。最後に
(4)に示す第4工程では、シール部材11のはい回し
終端部が手前側の係止溝13bに係止され、これでブレ
ードホルダ13の裏面へのシール部材11の取り付けが
完了する。
【0017】図7は図6に示す工程でシール部材が取り
付けられたブレードホルダをケースに固定した状態を示
す断面図である。シール部材11が裏面にはい回された
ブレードホルダ13は、ねじ14によりケース21に固
定される。シール部材11は、ブレードホルダ13とケ
ース21に挟持された状態で一部重なる個所が発生する
が、実際の使用時には圧縮されてしまい、シール性に問
題はない。
【0018】図8は本発明で使用されるケースの斜視
図、図9はケースにシール部材を取り付けた状態の下面
図である。図2ないし図6の実施の形態では、ブレード
ホルダ13にシール部材11の係止部を設けたが、図8
に示すように、ケース21にシール部材11の係止部を
設けてもよい。
【0019】図8に示すように、ケース21の上面の四
隅にそれぞれ掛け渡しピン部21aと係止ピン部21b
を対向設置する。掛け渡しピン部21aは、2つのピン
からなり、はい回されてくるシール部材11を直角に曲
げてさらにはい回すために、これを係止する機能を有
し、図2の係止突起13aに相当する。係止ピン部21
bは中央に溝が切ってあるピンで構成され、シール部材
11の先端と後端を係止する機能を有し、図3の係止溝
13bに相当する(図9参照)。
【0020】このように、図2ないし図6に示す実施の
形態では、ブレードホルタ13の四隅に係止突起13a
と係止溝13bを対向して形成し、表面に両面テープが
貼られていないスポンジ材からなる棒状のシール部材1
1の両端部を2つの係止溝13bに係止し、かつ途中の
部分を係止突起13aに係止するようにして、シール部
材11をブレードホルダ13の裏面にはい回す。
【0021】また、図8、図9に示す実施の形態では、
ケース21の表面の4個所に、掛け渡しピン部21aと
係止ピン部21bを対向設置し、シール部材11の両端
部を2つの係止ピン部21bに係止し、かつ途中の部分
を掛け渡しピン部21aに係止するようにして、シール
部材11をケース21の表面にはい回す。従って、何れ
の場合においても、両面テープなどによる接着を行うこ
となく、ブレードホルダ13とケース21を固定するこ
とができるため、両者の分解、分別を容易に行うことも
できることから、リサイクル品に好適なものとなる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、シール部
材は、表面に接着剤を持たない可撓性棒状形状をしてお
り、第1の部材、第2の部材のいずれか一方に、シール
部材の係止部を設けたことにより、接着剤を無くしてシ
ールを行うことが可能になり、第1の部材と第2の部材
を容易に分解し、かつリサイクルに供することができる
効果がある。
【0023】請求項2記載の発明によれば、係止部は第
1の部材または第2の部材の四隅に設けてあるため、シ
ール性を確実なものとすることができる。
【0024】請求項3記載の発明によれば、シール部材
の端部を溝に確実に係止することができるため、第1の
部材または第2の部材からシール部材が外れることがな
くなる。また、全体として第1の部材と第2の部材の何
れに係止部を設けてもよいので、加工の自由度が増す効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用されるシール部材の斜視図であ
る。
【図2】本発明で使用されるブレードホルダの要部を示
す平面図である。
【図3】ブレードホルダにシール部材を取り付けた状態
の上面図である。
【図4】同、下面図である。
【図5】はい回した状態のシール部材の斜視図である。
【図6】図2に示すブレードホルダに図1に示すシール
部材をはい回す手順を示す斜視図である。
【図7】図6に示す工程でシール部材が取り付けられた
ブレードホルダをケースに固定した状態を示す断面図で
ある。
【図8】本発明で使用されるケースの斜視図である。
【図9】ケースにシール部材を取り付けた状態の下面図
である。
【図10】ケースとホルダを表面が両面テープのシール
材でシールする構造の分解斜視図である。
【図11】図9のA視図である。
【図12】図9のB部分の断面図である。
【符号の説明】
11 シール部材 12 ブレード 13 ブレードホルダ 13a 係止突起 13b 係止溝 21 ケース 21a 掛け渡しピン部 21b 係止ピン部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定される第1の部材と第2の部材との
    間の隙間をシール部材でシールするシール構造におい
    て、 シール部材は、表面に接着剤を持たない可撓性棒状形状
    をしており、第1の部材、第2の部材のいずれか一方
    に、シール部材の係止部を設けたことを特徴とする2つ
    の部材間のシール構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 第1の部材または第2の部材のいずれかの四隅部に、シ
    ール部材を係止して4辺の裏面に沿ってはい回すための
    係止部を設けたことを特徴とする2つの部材間のシール
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、 シール部材の端部を係止する係止部は、シール部材の幅
    より狭い溝であることを特徴とする2つの部材間のシー
    ル構造。
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