JPH11244517A - 競争ゲーム装置 - Google Patents

競争ゲーム装置

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JPH11244517A
JPH11244517A JP10050897A JP5089798A JPH11244517A JP H11244517 A JPH11244517 A JP H11244517A JP 10050897 A JP10050897 A JP 10050897A JP 5089798 A JP5089798 A JP 5089798A JP H11244517 A JPH11244517 A JP H11244517A
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Naoki Tanabe
直樹 田辺
Koichi Sugino
光一 杉野
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Seiko Precision Inc
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Sigma Corp
Seiko Precision Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で精度の高い走行制御を可能とす
る。 【解決手段】 上方走行板1の下面の給電面1cの給電
パターンを走行体4の検知ライン及び検知コース検知用
のID検知ラインを兼ねたものとし、走行体の上部に設
けられた接触型のライン検知センサ13により走行体の
コース位置及びコース番号を検知可能としてある。この
検知データと進度検知センサ27及びコントローラ32
から送られるシナリオとにより走行体を高精度に制御
し、スリリングなゲームを展開できるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、競争ゲーム装置に関し、
さらに詳しくは競争ゲーム装置用の走行体の制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、決められたパターンで走行す
る複数の台車とその走行面に関するものがある(例えば
特開平5−184号公報)。この従来例は図7に示すよ
うに、床面aと天井面bとの間の空間を複数の台車cが
走行するもので、各台車にはマイクロプロセッサと車輪
の駆動モータが内蔵されており、コントローラdから通
信部eを介して発せられる赤外線による制御信号によ
り、速度と方向を制御されて走行するようになってい
る。
【0003】コントローラdからの制御信号には台車番
号が含まれており、受信した台車cは、その台車番号が
自車の番号と同じであればその指示に従い、番号が異な
れば無視する。上記の指示には、モータの回転(加速・
減速)指令および発信指令がある。台車cには発信器f
が設けられており、この発信器はコントローラdからの
発信指令を受け取ると磁気信号を発する。床面aの下面
にはマトリクス電極gが設けられており、発信器fのコ
イルから発した磁気信号によりマトリクス電極gに誘導
起電力を発生させる。電極gに接続された検出器hは、
その誘導起電力を検出し、台車cの位置を特定してコン
トローラdに伝える。
【0004】コントローラdは各台車cの位置とシナリ
オを比較して、各台車cの位置がシナリオに合うように
車輪の駆動モータの回転指令を発し、この回転指令に基
づいて台車cの駆動輪が回転駆動されて走行するもので
ある。台車cの電源は天井面bの下面に設けられた市松
模様状またはストライプ状の給電パターンから台車cの
パンタグラフiを介して供給される。
【0005】検出器hは電極gの誘導起電力を検出し、
台車cの位置を特定してコントローラdに伝える。コン
トローラdは各台車cの位置とシナリオを比較して、各
台車cの位置がシナリオに合うように車輪の駆動モータ
の回転指令を出し、この回転指令に基づいて台車cの駆
動輪が回転駆動されて走行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術で
は、マトリクス電極gが多数必要であるため、設置の際
の接続作業に手間がかかり、製造コストも高くなってい
た。また、マトリクス電極gや台車cの発信器のサイズ
に制約があり、台車cの走行位置の細かい検出が困難で
あり、したがって、台車cの細かい指定ができないため
に、スリリングな競争ゲームを展開することが難しいと
いう問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明は上方走行板上に配置された複数の模型体
を牽引する任意の方向に自走可能な走行体に制御回路部
と走行コース検知手段と進度検知手段を備えて走行体を
制御している。
【0008】具体的には、走行コース検知手段は、複数
列の検知ラインを複数個のライン検知センサによって検
出し走行コースに対する幅方向の位置を検知するもので
ある。また、進度検知手段は、走行体の進行方向に設け
られた反射型センサによってバーコードを読み取って走
行コースに対する進行方向の位置を検知するものであ
る。さらに、ライン検知センサによる検知精度を高くす
るためには、検知センサ間の間隔を細分化する副検知セ
ンサを設けてある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、上方走行板上に配置さ
れた複数の模型体を下方走行板上かつ上方走行板と下方
走行板の間にあって各模型体に対応する複数の走行体が
配置され、各模型体を各走行体によって磁力を介して誘
導走行させられる競争ゲーム装置であって、走行体は、
1対の駆動モータによって左右の駆動輪を独立して回転
駆動させることにより任意の方向に自走可能であり、こ
れには制御回路部と、走行コースを検知する走行コース
検知手段と、進度を検知する進度検知手段と、走行体の
走行シナリオをきめるコントローラとの間で情報の授受
を行う通信部とが備えられており、制御回路部は、コン
トローラから受け取ったシナリオと両検知手段から出力
された検知データによる位置関係とからシナリオに対応
して走行するように走行体を制御している。
【0010】上記した走行コース検知手段は、上方走行
板の下面又は下方走行板の上面に設けられた複数例の検
知ラインを、複数個のライン検知センサによって走行コ
ースに対する幅方向の位置を検知し、この検知データを
上記の制御回路部に出力可能にするとよい。
【0011】検知ラインは、給電用の陽極ライン、グラ
ンドである陰極ライン及びコース識別信号が伝送される
ID信号ラインの3ラインを1組として複数列を設け、
走行コース検知センサは、走行体の走行方向に対して直
角方向に複数本設けられた接触型センサとし、走行体の
幅方向の検知はID信号ラインと陽極ラインとを検知ラ
インとして併用するようにするとよい。
【0012】また、検知ラインはこの検知ラインが設け
られる面地に対して反射率の異なるラインが複数列設け
ることによって形成し、走行コース検知センサを反射型
センサとすることも可能である。
【0013】走行コース検知センサの検知精度を高くし
たい場合には、所定の走行コース検知センサの間の検知
間隔を細分化する副検知センサを任意の本数だけ追加さ
れる。
【0014】上記した接触型センサは給電ピンを兼ねた
ものとすることも可能である。
【0015】上記した進度検知手段は、走行体の進行方
向に設けられたバーコードを読み取る反射型センサを採
用するとよい。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、競争ゲーム機の一種である競馬ゲ
ーム機における走行体の要部を示している。この競争ゲ
ーム機は、上方走行板1の上面に配置された競争馬の形
をした複数の模型体2を、下方走行板3上を任意の方向
に走行する走行体(台車とも呼ばれる)4によってそれ
ぞれ牽引可能とすることによりコース上で模型体を走ら
せるようにしてある。模型体2は模型体と走行体とにそ
れぞれ設けられた永久磁石5,5の磁力を利用して走行
体4に牽引されて走行するものでる。したがってゲーム
の演出はすなわち走行体の制御によって行われるもの
で、この走行体の制御によりあたかも実際の競馬ゲーム
を演じているかのような展開をすることによりスリリン
グなゲームを成立するようにしたものである。
【0017】走行体4は、カバー6内に設けられた1対
の駆動モータ7,7によって左右の駆動輪8,8を個別
に回転させることによって下方走行板3の走行面上を任
意の方向に走行可能としてある。駆動モータ7はその前
方に設けてある制御回路部9を含む制御装置によって制
御可能としてある。
【0018】制御回路部9は、マイクロプロセッサを中
心とする回路からなり、これには、演算回路と記憶回路
及び時計回路を備えており、後述のコントローラ32か
ら受け取った自己のシナリオを記憶したり、ライン検知
センサ13から出力される情報を受けて走行体の走行を
制御可能としてある。
【0019】カバー6の上方に設けられた支持板10上
には給電ユニット11が取り付けてある。給電ユニット
11には複数の給電ピン12及び走行コース検知手段を
構成するライン検知センサ13が設けてある。ライン検
知センサ13は、検知ラインに対して直交する線上に並
列した複数の接触型センサ(トレースセンサピン)を採
用してある。給電ユニット11にはこれらのセンサの
他、既述の永久磁石5が取り付けてある。
【0020】給電ユニット11を支持する支持板10
は、2本の支柱14,14によって昇降可能に支持され
ているとともに、圧縮コイルばね14a,14aによっ
て上向きの付勢力を受けている。給電ピン12及びライ
ン検知センサ13はこの付勢力によって上端部がコース
板の下面に弾接している。なお、給電ユニット11の前
後位置には補助輪15,15aが取り付けられており、
給電ユニット11が上方走行板1に対して平行状態を維
持可能となっている。
【0021】上方走行板1は3層になっており、上層は
表面が滑りやすい性質を有するシート板1a、中層が剛
性を有する補強板1b及び下層が給電面となっている給
電板1cを積層したものからなる。給電面には後述の給
電パターンが設けてあり、この給電パターンに既述の給
電ピン12の先端が弾接することにより駆動モータ7に
電力を供給可能となっている。
【0022】上方走行板のシート板1aの上面には、支
柱16aを介して模型体2を移動させる走行台16が載
置してある。走行台16の下面には既述の永久磁石5が
埋設してあり、給電ユニット11上の永久磁石5の磁極
の極性と対をなすようにしてあり、互いに磁力による吸
引作用によって走行体4に模型体2が追従可能とするよ
うに配置してある。
【0023】駆動輪8を駆動する駆動装置17は、走行
体4の後部寄りの位置に横幅の中央部に仕切り壁状に設
けられた取付板18の両側に装着されている。進行方向
右側の駆動輪8を駆動する右駆動モータ7は取付板18
の左側(背面)に装着してあり、取付板18を貫通して
取付板18の右側に突出した駆動軸に駆動歯車19Rが
固着している。駆動歯車19Rには右側の輪列となる1
番歯車20Rが噛合し、さらに1番歯車は2番歯車21
Rと噛合し、2番歯車は3番歯車22Rと噛合してい
る。
【0024】右側の駆動歯車19Rには、これと同軸に
一体回転するスリット円板23Rが取り付けてある。ス
リット円板23Rの上方にはスリット円板23Rのスリ
ット数を検出するセンサ24Rが設けてあり、これらの
両者によってモータの回転速度を検出するエンコーダを
構成している。
【0025】これに対し進行方向左側の駆動輪Lを駆動
する左駆動モータ7は、取付板18の右側に装着してあ
り、左側の輪列は取付板18の右側に装着されている。
右駆動モータ7と左駆動モータ7とは側方から透視して
見たときに重ならないように配置されている。これは駆
動モータと駆動歯車とを取付板18の両側に配置する場
合には必然的な構成であるが、走行体4の幅が小さくな
って走行体同士が接近した状態で走行可能となるという
効果を有する。この他、左側の輪列である1番歯車20
L、2番歯車21L、3番歯車22Lについては右側の
輪列と同様である。
【0026】カバー6の下面側にはセンサ基板26が取
り付けてあり、これには進度検知手段である反射型セン
サ27が装着されている。走行面3には位置検出用のバ
ーコード(図示略)が走行体4の進行方向に設けてあ
り、進度検知手段27でこれを読み取ることにより、走
行体4の進行方向における現在位置を検知可能としてあ
る。センサ基板26の前後には補助輪28,28が設け
られており、走行体4を水平に維持可能となっている。
【0027】また、カバー6の上面側には通信用基板2
9が水平に取り付けてあり、この基板の上面側には発光
素子(LED)30が装着してあり、下面側にはフォト
センサ31が装着してある。発光素子30とフォトセン
サ31とはゲーム機本体に備え付けられているコントロ
ーラ32に付属する通信部33と双方向通信を可能とす
るものである。すなわち、通信部33にも発光素子と受
光素子とを備えており、通信用基板29の発光素子30
及びフォトセンサ31との間で光通信を行うことによ
り、情報の授受が可能となっている。コントローラ32
のシナリオ及び各種のセンサから得られた情報により、
走行体4は、その発進・停止及び走行の方向や速度等が
制御されるのである。
【0028】上記したように、走行体4は制御回路部9
や通信用基板29及びコントローラ32を含む制御装置
によって制御されることによって走行面3上を走行可能
となっている。
【0029】次に制御装置について詳しく説明する。図
2は、上方走行板1(図1参照)の背面を示している。
上方走行板1の背面は給電面1cとなっており、上面の
シート板2aに描かれているトラック状のコースと対応
する給電パターン34が設けてある。給電パターン34
内に描かれている4個の長円形は給電ユニット11を表
している。給電面1cの4隅には走行検知手段13と位
置情報の授受を行う通信部33aが設けてある。
【0030】給電パターン34は、図3に拡大して示し
てあるように、トラック状に給電用の陽極ライン35、
グランドである陰極ライン36、及びコース識別信号を
伝送するID信号ライン37が複数列同一間隔に配置し
てある。給電ピン12は、このうちの陽極ライン35と
陰極ライン36とに接触することにより駆動装置17に
給電可能である。そしてトレースセンサピン13は、こ
のうちの陽極ライン34に接触することにより現在のト
ラックのコース位置を検出可能となっている。さらにト
レースセンサピン13はID信号ライン37を検知する
ことにより各走行体1がどのコースを走っているかが認
識可能となっている。
【0031】制御回路部9は、トレースセンサピン12
からの信号入力によって、走行体4が陽極ライン35を
トレースして走行するように制御する。走行体4は既述
したように、左右別々の駆動輪8,8によって走行する
が、これらの回転速度は2つの駆動モータ7,7の制御
によって速度と進路とが制御可能である。制御回路部9
は、発光素子(LED)30と受光素子31とによって
通信部33を介してコントローラ32と赤外線通信を行
なう。
【0032】競争ゲームのシナリオはコントローラ32
で決定し、走行開始前に各走行体4のシナリオを通信部
33から赤外線通信により送信する。各走行体4は各自
のシナリオを受光素子31を介して受信すると、それを
制御回路部9のメモリに記憶可能である。コントローラ
32から赤外線によりスタートの信号が出されると、各
走行体4はシナリオに従って走行する。シナリオには時
刻ごとの位置、走行するトラックの指示が含まれてい
る。また、既述したように、制御回路部9には時計回路
が内蔵されており、スタートによってリセットされるよ
うにしてある。走行中は内蔵時計及びトレースセンサピ
ン13から得た情報とシナリオとを比較して必要に応じ
て駆動モータ7、7を動作させることにより進路の修正
を行なう。また、制御回路部9は、走行体4の現在位置
を随時コントローラへフィードバックしている。
【0033】ここで、ライン検知センサであるトレース
センサピン13と陽極ライン35との検知状態について
図4を用いて説明する。トレースセンサピン13は図示
してあるように、7本のピンが給電ユニット11上に横
一線かつ等間隔に配置されている。同図(a)に示すよ
うに、中央の3ピン13aが陽極ライン35と接触し、
左右の各2ピン13b,13bが接触していない状態で
は、陽極ライン35と走行体4(給電ユニット11)の
中心が一致している。
【0034】また同図(b)に示すように、左側の3ピ
ン13cが陽極ライン35に接触し、右側の4ピン13
dが接触していない状態では、走行体4は陽極ライン3
5に対して右へずれた位置となっている。
【0035】さらに同図(c)に示すように、左右の各
1ピン13e,13eが2本の陽極ライン35,35に
またがって接触し、中央の5ピンが接触しない状態にな
っているときには、走行体4は1つの陽極ライン35と
隣の陽極ライン35との中央にまたがった位置にあるこ
とを示している。
【0036】このように、陽極ライン35とトレースセ
ンサピン13との検知状態を指定することにより、陽極
ラインに対する走行体6の位置を自由に設定することが
可能となる。またシナリオによる指定位置と実際の走行
位置とのずれの情報も同様にトレースセンサピン13に
よる検知状態から得ることができる。
【0037】図5は、給電ピン12及びライン検知セン
サ13の配置状態の例を拡大して示したものである。給
電ピン12は、給電ユニット11の左右の中心部を通る
中央線11a及びこれと直交する線11bの交点を中心
とする実質的な円形の円周上に配置されている。これに
対しトレースセンサピン13は中央線11aと直交する
線上に7ピンが等間隔に配置してある。また、これら7
本のトレースセンサピン13の前方には、左から2,3
番及び右から2,3番ピンの間を3等分するようにそれ
ぞれ2ピンずつ計4本の副検知センサ13gが設けてあ
る。
【0038】このように、トレースセンサピン13の配
置間隔を各外側から副検知センサ13gを2ピンずつ追
加配置するようにすれば、図6に示すように、走行体の
位置をさらに細かく指定することが可能となる。すなわ
ち、図6(a)では、中央の3ピンが陽極ライン35と
接触して、残りの各ピンは接触していない状態となって
おり、図4(a)の場合と同様に走行体1が陽極ライン
の中心と一致していることを示している。これに対し同
図(b)は、中央の3ピンの他に左側に副検知センサ1
3gが1ピン加わり、合わせて4ピンが陽極ライン35
と接触している状態を示している。このことは、走行体
4が同図(a)よりもピン間隔の3分の1の間隔だけ右
にずれていることを検知した状態を示していることにな
る。同様にして同図(c)は中央の3ピンと左側の追加
した副検知センサ13gの2ピンとが陽極ライン35に
接触した状態を示している。
【0039】こうしてトレースセンサピン13に副検知
センサとしてのトレースセンサピンを部分的に追加配置
することにより、その副検知センサが検知する範囲にお
いて検知精度を上げることが可能になる。したがって、
追加する副検知センサのピンの位置及び数を変えること
により、任意の精度で走行体の走行位置を検知すること
が可能となる。これにより競争ゲーム機における走行コ
ースを走る模型体間の間隔をより細かく制御することが
できようになるため、スリリングなゲームの展開が可能
となる。
【0040】なお、上記実施例では進度検知用のバーコ
ードを走行面3に設けるようにしてあるが、これを給電
面1cに設け、走行体4の上面に反射型センサを設け、
これによって進度を検知するようにしてもよい。また、
給電面を走行面3に設け、給電ピン12及びトレースセ
ンサピン13を走行体の下面に設けるようにしてもよ
い。さらにまた、陽極ライン及びトレースセンサピンに
よって位置検知をするようにしてあるものを、陽極ライ
ンの代わりに白線または黒線を設け、トレースセンサピ
ンの代わりに反射型センサを設け、これにより白線また
は黒線をトレースするようにしてもよい。
【0041】さらに給電パターン34(図2参照)の各
パターン間の反射率を異なるものによって構成し、反射
率の差を利用して陽極ライン35を反射型センサで検知
するようにすることも可能である。さらにまた、トレー
スセンサピンを通して給電パターンから給電すること
で、トレースセンサピンに給電ピンの機能も兼ねさせる
ことも可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、走行体の現在のコース
位置を給電パターンとライン検知センサとによって検知
するようにしてあるので走行面の構成が簡単になり、製
造コストを引き下げることが可能になる。
【0043】走行体の走行にあたっては、複数個の検知
ラインを複数個のライン検知センサによって走行コース
に対する幅方向の位置を検知するので、ラインの幅方向
に正確な走行制御が可能となる。
【0044】また、副検知センサを設けてセンサの間隔
を小さくすることにより走行体の走行位置の指定や検知
を細かくでき、より細かい位置制御が可能になるのでス
リリングなゲームを展開できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】走行体の構成を示す側面図である。
【図2】走行コースの検知ラインを示す平面図である。
【図3】図2A部の拡大図である。
【図4】走行コース検知手段による検知ラインの検知状
態を示す説明図である。
【図5】給電ピンとライン検知センサの配置状態を示す
平面図である。
【図6】副検知センサを備えた走行コース検知手段によ
る検知ラインの検知状態を示す説明図である。
【図7】従来例の競争ゲーム機の構成の概要図である。
【符号の説明】
1 上方走行板 2 模型体 3 下方走行板 4 走行体 7 駆動モータ 8 駆動輪 9 制御回路部 13 走行コース検知手段(ライン検知センサ) 13g 副検知センサ 27 進度検知手段 32 コントローラ 33 通信部 34 検知ライン(給電パターン) 35 検知ライン(陽極ライン) 36 陰極ライン(グランド) 37 ID信号ライン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方走行板と下方走行板が設けられてお
    り、上記上方走行板上には複数の模型体が配置されてお
    り、上記両走行板の間であって上記下方走行板上には上
    記各模型体に対応する複数の走行体が配置されており、
    上記各模型体は上記各走行体によって磁力を介して誘導
    走行させられる競争ゲーム装置であって、 上記走行体は、1対の駆動モータによって左右の駆動輪
    を独立して回転駆動させることにより任意の方向に自走
    可能であり、 上記走行体には、制御回路部と、当該走行体の走行コー
    スを検知する走行コース検知手段と、当該走行体の進度
    を検知する進度検知手段と、当該走行体の走行するシナ
    リオをきめるコントローラとの間で情報の授受を行なう
    通信部とが備えられており、 上記制御回路部は、上記走行体を上記コントローラから
    受け取ったシナリオと上記両検知手段から出力された検
    知データによる位置関係とからシナリオに対応して走行
    するように制御することを特徴とする競争ゲーム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記走行コース検知
    手段は、上記上方走行板の下面又は上記下方走行板の上
    面に設けられた複数例の検知ラインを複数個設けられて
    いるライン検知センサによって上記走行コースに対する
    幅方向の位置を検知し、当該検知データを上記制御回路
    部に出力可能であることを特徴とする競争ゲーム装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記検知ラインは給
    電用の陽極ライン、グランドである陰極ライン及びコー
    ス識別信号が伝送されるID信号ラインの3ラインを1
    組として複数列設けられているものであり、上記走行コ
    ース検知センサは上記走行体の走行方向に対して直角方
    向に複数本設けられた接触型センサからなり、上記走行
    体の幅方向の検知には、上記ID信号ラインと上記陽極
    ラインとを併用することを特徴とする競争ゲーム装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、上記検知ラインは当
    該検知ラインが設けられる面地に対して反射率の異なる
    ラインが複数列設けられることによって形成されている
    ものであり、上記走行コース検知センサは反射型センサ
    からなることを特徴とする競争ゲーム装置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかにおいて、
    上記走行コース検知センサに加えて、所定の上記走行コ
    ース検知センサの間の検知間隔を細分化する副検知セン
    サが任意の本数だけ追加されていることを特徴とする競
    争ゲーム装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において,上記接触型センサは
    給電ピンを兼ねている競争ゲーム装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、上記進度検知手段は
    上記走行体の進行方向に設けられたバーコードを読み取
    る反射型センサからなることを特徴とする競争ゲーム装
    置。
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