JPH11244452A - 遊戯機 - Google Patents

遊戯機

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JPH11244452A
JPH11244452A JP10049904A JP4990498A JPH11244452A JP H11244452 A JPH11244452 A JP H11244452A JP 10049904 A JP10049904 A JP 10049904A JP 4990498 A JP4990498 A JP 4990498A JP H11244452 A JPH11244452 A JP H11244452A
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JP
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pattern
game
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winning
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JP10049904A
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English (en)
Inventor
Mitsukane Sakamoto
光謙 坂本
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 当たり役が成立した際、これを遊戯者に予告
する演出をするに際し、当たり役に対して演出の形態が
固定されないようにする。また、複数の当たり役のいず
れであるかを予告する遊戯機を提供する。 【解決手段】 遊戯機1において、図柄を可変表示する
可変表示手段33、34、35と、内部当選の判定を抽
選により行う内部当選判定手段41と、遊戯者に対して
内部当選の成立を伝えるための演出パターンが複数設定
されており、複数の演出パターンの中からある演出パタ
ーンを抽選により決定する演出動作決定手段42と、決
定された演出パターンに基づく演出動作を内部当選に基
づく当たり役の動作が開始される前に実行する演出実行
手段46と、判定された内部当選に基づいて前記可変表
示部を制御する可変表示制御手段44と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遊戯機に係わり、特
に、パチスロ機、スロットマシン等のメダル遊戯機に関
する。さらに詳しくは、本発明は、この遊戯機における
内部抽選の結果を遊戯者に予測させる演出を実行するた
めの手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の遊戯機として、図柄を可変
表示する可変表示部と、内部当選の判定を抽選により行
う内部当選判定部と、判定された内部当選に基づいて可
変表示部を制御する可変表示制御部と、を備えたメダル
遊戯機が存在する。
【0003】例えば、パチスロ機では、クレジットとし
てのメダルを投入して図柄が付されたドラムを回転させ
ると、乱数抽選が機械内部で行われ、この乱数抽選の結
果、特定の当たり役が決定され、その当たり役に相当す
る図柄が揃い易いようにドラムが停止されるように構成
されている。
【0004】このような当たり役として、払い出しメダ
ル数を増加させるボーナスゲームがあり、これには、例
えば、シングルボーナス、シングルボーナスが数回連続
するレギュラーボーナスと、レギュラーボーナス自体が
さらに数回連続するビックボーナスが存在する。パチス
ロ機では、乱数抽選の結果、ボーナスゲームが抽選され
ると、それぞれのボーナスゲーム毎にフラグがセットさ
れる。パチスロ機内部でこのフラグがセットされると、
近い将来ボーナスゲームが開始されることを遊戯者に予
告する機構が従来から種々知られている。代表的なもの
は、ボーナスゲーム、特にレギュラーボーナス、ビック
ボーナス等でクレジットの払い出しを増加させるゲーム
が開始される前に、特定の外れ図柄、換言すれば、これ
らのボーナス発生の予告図柄の位置で前記ドラムを停止
させるものである。
【0005】この予告図柄は、それ自体、何等メダルの
払い出しが無い外れ図柄であるために、遊戯者への予告
手段としては、十分満足するものではない。例えば、こ
の予告図柄を万弁に遊戯者が記憶するのもそう容易いで
はない。そこで、表示ランプや音声発生手段等の、他の
予告手段によりボーナスゲームの成立を予告するものが
存在する(特公平5−80235号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、予告図
柄によるボーナスゲーム成立の告知の他、表示ランプを
用いた予告手段であっても、遊戯者がボーナスゲームの
種類(ビッグボーナス、レギュラーボーナス等)まで予
想させるものでは無かった。
【0007】また、ビックボーナスやレギュラーボーナ
スのように、ボーナスゲームの種類毎に、表示ランプの
点灯の形態や音声の形態等の演出を変えることもできる
が、しかしながら、このようにすると、演出が行われた
時点で遊戯者にはボーナスゲームの種類まで最終的に把
握されてしまい、例えばレギュラーボーナスを予告する
演出が出たときには、「ビックボーナスが来るかもしれ
ない」という期待感を損なってしまう問題がある。
【0008】そこで、本発明は、当たり役が成立した
際、これを遊戯者に予告する演出をするに際し、当たり
役に対して演出の形態が固定されないようにした遊戯機
を提供することを目的とする。本発明の他の目的は、あ
る演出のパターンが実行された場合、この演出のパター
ンは複数の当たり役のいずれかを予告させるものである
遊戯機を提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、クレジットの払い出しが多い当たり役に対する期待
値が高い演出パターンと、これがやや低い演出パターン
の複数の演出パターンを備える遊戯機を提供することで
ある。本発明のさらに他の目的は、制御基板、或いはR
OMカセット等の媒体など、遊戯機に対する処理動作や
処理プログラムが記憶された制御手段を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、図柄を可変表示する可変表示手段と、内
部当選の判定を抽選により行う内部当選判定手段と、遊
戯者に対して内部当選の成立を伝えるための演出パター
ンが複数設定されており、複数の演出パターンの中から
ある演出パターンを抽選により決定する演出動作決定手
段と、決定された演出パターンに基づく演出動作を内部
当選に基づく当たり役の動作が開始される前に実行する
演出実行手段と、判定された内部当選に基づいて前記可
変表示部を制御する可変表示制御手段と、を備えること
を特徴とする遊戯機である。
【0010】さらに、本発明の他の形態は、複数の図柄
を円周上に配置して回動可能とした複数組の回動体と、
回動体の回動を開始させる開始スイッチと、回動体の回
動を停止させる停止スイッチと、内部当選の判定を抽選
により行う内部当選判定手段と、判定された内部当選に
ついて設定されている複数の演出パターンの候補からあ
る演出パターンを抽選により決定する演出動作決定手段
と、決定された演出パターンに基づく動作を内部当選に
基づく当たり役の動作が開始される前に開始する演出実
行手段と、判定された内部当選に基づいて前記回動体を
制御する回動体制御手段と、を備えることを特徴とする
遊戯機である。
【0011】さらに、本発明の他の形態は、前記演出の
動作が行われる当たり役が複数存在し、前記演出パター
ンの少なくとも一つがそれぞれの当たり役に対応されて
いる遊戯機である。さらに他の形態は、前記当たり役と
して、クレジットの払い出しが増加される第1態様と、
この払い出しの増加が連続される第2態様とが設定さ
れ、前記演出パターンのうち少なくとも一つは、第2態
様が前記内部当選判定手段において判定された時に、他
の演出パターンよりも高い期待値をもって出現するよう
に前記演出動作決定手段において決定される遊戯機であ
る。
【0012】さらに他の形態は、前記演出パターンとし
て二つのパターンが存在し、前記演出動作決定手段にお
ける当たり役毎の演出パターンを決定する確率A、B、
C及びDが次のように設定されている遊戯機である。 A+B=C+D=1 A>C, D>B さらに他の形態は、前記演出実行手段は、前記演出動作
が、前記第1態様又は第2態様のいずれかの内部当選の
成立が判定された後クレジットの払い出しが実行されな
かった時に、開始されるように動作する遊戯機である。
【0013】さらに他の形態は、前記演出実行手段は、
前記当たり役の動作が開始されるとこの演出動作を終了
させるように構成されてなる遊戯機である。さらにまた
他の形態は、前記演出実行手段は、前記演出を、内部当
選の判定の後、最初に可変表示部が停止したときに開始
させるように構成されてなる遊戯機である。
【0014】またさらに他の形態は、前記演出実行手段
は、演出用端末として遊戯機正面にあるランプを備え、
このランプの点灯挙動を前記演出パターン毎に異なるよ
うに制御可能に構成されている遊戯機である。また、他
の形態は、前記演出実行手段は、演出用端末として音声
発生装置を備え、この音声発生挙動を前記演出パターン
毎に異なるように制御可能に構成されている遊戯機であ
る。
【0015】さらにまた、本発明の他の形態は、正面に
図柄を表示するための表示部と、図柄の変化を開始さ
せ、かつその変化を停止させる手段を備える遊戯機の制
御手段であって、内部当選の判定を抽選により行う内部
当選判定手段と、遊戯者に対して内部当選の成立を伝え
るための演出パターンが複数設定されており、複数の演
出パターンの中からある演出パターンを抽選により決定
する演出動作決定手段と、決定された演出パターンに基
づく演出動作を少なくとも内部当選に基づく当たり役の
動作が開始される前に実行する演出実行手段と、判定さ
れた内部当選に基づいて前記図柄の成立を制御する手段
と、を備える遊戯機用制御手段である。
【0016】さらにまた、本発明の他の形態は、当たり
役の決定回路と、この当たり役に応じて図柄回転ドラム
の停止図柄を制御する回路とを備え、当たり役としてメ
ダルの払い出しを増加させるボーナスゲームが設定さ
れ、かつこのボーナスゲームにレギュラーボーナスとビ
ックボーナスの複数が設定されてなるメダル遊戯装置で
あって、ボーナスゲームの成立が前記当たり役決定回路
で決定された際に、これを遊戯者に伝達する演出が実行
される出力装置を備えるとともに、この演出には複数の
態様が存在し、さらに、それぞれの態様が所定の期待値
をもって前記レギュラーボーナスの成立又はビックボー
ナスの成立に対応されているメダル遊戯機である。
【0017】さらに他の形態は、前記演出の態様には、
ビックボーナスに対する期待値が高い場合に出現するパ
ターンと、その出現に対する期待値がこれよりも低い場
合に出現する他のパターンとが存在するメダル遊戯機で
ある。
【0018】なお、制御手段としての媒体は、例えば、
フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、
光磁気ディスク、CD−ROM、DVD、ROMカート
リッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカー
トリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性R
AMカートリッジ等を含む。また、電話回線等の有線通
信媒体、マイクロ波回線等の無線通信媒体、インターネ
ット等も含む。すなわち、媒体とは、何らかの物理的手
段により情報(主にデジタルデータ、プログラム)が記
憶されているものであって、コンピュータ、専用プロセ
ッサ等の処理装置に所定の機能を行わせることができる
ものである。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の1実
施形態に係る遊戯機であるパチスロ機正面の外観構成を
示す正面図であり、図2は、上記遊戯機内の制御装置に
対する機能ブロック図であり、図3は、この制御装置が
内部当選に基づく演出を実行するためのフローチャート
である。
【0020】(機械構成)図1に示されるように、パチ
スロ機1の正面(前面)には、各種操作手段及び出力手
段が設けられている。操作手段としては、遊戯者がコイ
ンを投入するためのメダル投入部21と、後述の回転ド
ラムを同時に回転させ始めるためのスタートレバー22
と、遊戯者が各ドラムの回転を停止させるための3つの
ストップボタン23、24、25がある。メダル投入部
21は、メダルの投入を感知するメダル投入センサ21
a(図2)を備えている。
【0021】パチスロ機1の前面には、既述の出力手段
として、開始されるゲームについて投入されたメダル数
を示すメダル投入表示部31と、図柄を可変表示する3
組の可変表示部33、34、35と、可変表示部の表示
が特定の当たり図柄の成立を示したときに、これを遊戯
者に認知させる当たり表示ランプ32と、装置本体内の
制御装置内で実行された、内部当選に基づく演出を行う
演出手段としての演出用ランプ36及びスピーカ37
と、可変表示部における図柄表示が当たりの図柄となっ
た際に、当たり図柄の種類に応じてメダルを払い出すホ
ッパー(メダル払出し部)38とが設けられている。
【0022】可変表示部33、34、35は、それぞれ
複数の図柄を円周上に連続的に配列させた3組のドラ
ム、リール等の回転体33a、34a、35a(図2)
を備え、このドラム等がドラム駆動モータ(ステッピン
グモータ)33b、34b、35bにより高速回転され
る。
【0023】可変表示部33、34、35においては、
回動体33a、34a、35aのそれぞれの円周上に配
列された図柄のうち、左ドラム、中央ドラム、右ドラム
の正面に来る絵柄が、窓を通して遊戯者に認知される。
【0024】回動体33a、34a、35aにはそれぞ
れドラム位置センサ33c、34c、35cが設けられ
ている。パチスロ機の制御回路は、パチスロ機正面に来
る左、中央、右の各ドラムの連続絵柄が、懸賞メダルを
払い出すべき特定絵柄であるか否かを判定する。
【0025】(動作の概要)操作手段及び出力手段の動
作について説明する。遊戯者が遊戯用メダルをメダル投
入部21に投入すると(投入ボタン26(図1)が設け
られている場合は、更に投入ボタン26を押下する
と)、メダル投入表示部31が点灯し、ゲーム開始が可
能になる。遊戯者がスタートレバー22を引くと、3つ
の回動体33a、34a、35aが回動を始める。遊戯
者がストップボタン23、24、25を適宜順番に押す
と、対応する回動体がそれぞれ停止する。3つの回動体
33a、34a、35aがすべて停止した際に表示され
る図柄の組み合わせが、予め決められた「当たり役」の
組み合わせであれば、その当たり役の種類に応じ、所定
枚数のメダルがメダル払出し部から払い出されたり、追
加メダル(クレジット)なしの再遊戯(リプレイ)が可
能となる。
【0026】パチスロ機の中央制御装置における内部抽
選の結果、当たり役の中で、当たり図柄の成立が一時的
に連続するゲームモードの成立が決定されると、ストッ
プボタンを押すと、俗に「ボーナスゲーム」と呼ばれる
特定図柄の配列がリール正面に出現し易くなる。
【0027】ボーナスゲームのうち、「レギュラーボー
ナス」と呼ばれるものは、このボーナスゲーム用特定図
柄として予め定められたものが、可変表示部33、3
4、35に実際に揃うと、次回以降、所定回数のゲーム
において入賞が頻繁に出て、遊戯者が多くのメダルを獲
得できる。
【0028】また、「ビッグボーナス」と呼ばれるもの
は、ビッグボーナスとなるための図柄として予め定めら
れたものが可変表示部33、34、35に揃うと、レギ
ュラーボーナスが通常2乃至3回継続する。
【0029】なお、「ボーナスゲーム」に移行すると、
遊戯者にボーナスゲームの開始を認知させるための当た
り表示ランプ32が点灯ないし点滅、スピーカ37から
の所定の音声発生等の演出が実行される。
【0030】(内部構成)パチスロ機1は、CPU、R
OM,RAM、各種インターフェース等からなるマイク
ロコンピュータからなる中央制御装置を備えている。こ
の中央制御装置が実行する機能をブロック図にしたのが
図2である。
【0031】図2に示される中央制御装置の機能は、役
図柄を発生させるための条件成立、すなわち内部当選を
抽選によって判定する内部当選判定部41、内部当選に
基づいて、本発明特有の演出動作を決定する演出動作決
定部42、決定された演出部の動作の実行を制御する演
出動作制御部43、ドラムの動作を制御するドラム回転
・停止制御回路44、ドラムが停止したとき、ドラム正
面の図柄の配列に応じて役絵柄が成立したか否かを判断
する当たり判断部である当たり判定回路45、当たり判
断の結果に基づき当たり役の動作を制御する当たり役動
作制御部46、を備えている。
【0032】内部当選判定部41は、遊戯用乱数生成回
路41aと、遊戯用乱数抽選回路41cと、遊戯用乱数
判定回路41dとを備えている。遊戯用乱数発生回路4
1aは、遊戯者がメダルをパチスロ機に投入してスター
トスイッチを押すと、所定の数の乱数を発生させる。遊
戯用乱数判定回路41dは、ROMに定められた所定の
乱数テーブルに基づいて、抽選された乱数が当たり図柄
に該当する乱数か否かを判定する。この判定は、各当た
り図柄毎にフラグを立てることによってRAMに保存さ
れる。例えば、ビックボーナス(BB)フラグ、レギュ
ラーボーナスの(RB)フラグ、5−15枚程度のメダ
ルが払い出されるだけの小役当たりのフラグ、再遊戯の
フラグが設定される。
【0033】演出動作決定部42における、BBフラグ
又はRBフラグ成立時の演出パターンも、同様に抽選に
よって決定される。この演出動作決定部42は、複数の
パターンの中から特定の演出パターンを抽選するための
演出用乱数生成回路42a、パターン毎の出現確率のテ
ーブルを記憶した演出用確率データROM42b、演出
用乱数抽選回路42c、演出用乱数判定回路(フラグの
判定回路)42dを備えている。この抽選回路及び判定
回路の動作は、既述の遊戯用の回路とほぼ同様である。
【0034】演出動作制御部43は、演出開始・終了制
御回路43a、演出用ランプ制御回路43b、スピーカ
制御回路43cを備えている。当たり役動作制御部46
は、メダル払出し制御回路46a、当たり表示ランプ制
御回路46b、スピーカ制御回路46cを備えている。
【0035】(内部当選の判定)次に、このパチスロ機
1の中央制御装置の動作を説明する。遊戯者がメダル投
入部21に遊戯用メダルを投入し、スタートレバー22
を引くと、回動体33a、34a、35aの回転が開始
される。
【0036】これと同時に、内部当選判定部41は、当
たりフラグの発生の有無、或いは当たりフラグの種類の
決定・判定を行い、必要なフラグをセットする。フラグ
の種類の例は既述したとおりである。このフラグに応じ
て、回動体33a、34a、35aが当たり図柄で停止
し易くなるように制御する。
【0037】詳しくは、内部当選判定部41の乱数発生
回路41aがROMの所定領域から所定の乱数テーブル
を読み込んで乱数を発生させ、遊戯用乱数抽選回路41
cが、遊戯用乱数生成回路41aにおける発生乱数から
内部抽選を行う。遊戯用乱数判定回路41dは、抽選さ
れた乱数がRAMに定められた各種の設定値と一致する
か否かを判定する。この判定は、ビックボーナス、レビ
ュラーボーナス、小役等の当たり或いは再遊戯の当たり
を判断するものである。この判断結果に応じて、遊戯用
乱数判定回路41dは所定のフラグを成立させる。ドラ
ム回転・停止制御回路44は、このフラグ判定に基づい
て、設定されたフラグに相当する当たり図柄でドラムが
停止し易いように、ストップボタンに応じてドラムの回
転を制御する。この実施形態では、ドラムが停止する前
に、実行されるべき演出パターンの決定が行われる。
【0038】(演出動作の決定)演出動作決定部42
は、内部当選の判定結果を参照し、演出動作をすべきか
否か、如何なる演出をするかを決定する。具体的には、
演出用乱数抽選回路42cが、内部当選判定部41によ
って判定された役が演出動作をすべき役であれば、演出
用乱数生成回路42aで生成されている乱数からの抽選
を行う。演出用乱数判定回路42dは、抽選された乱数
をもとに、如何なる演出を行うかを判定する。
【0039】図3のフローチャートに、この実施形態に
おける演出動作決定の処理手順が示されている。この処
理手順は、パチスロ機内の制御装置により実行される。
この処理手順は一定時間毎の割り込み処理として実行さ
れる。内部当選判定部41の遊戯用乱数判定回路41d
は、内部当選の判定の結果立てられたフラグが、ボーナ
スゲームのフラグか否かを判定する(ステップS1)。
【0040】ステップS1の判断の結果、ボーナスゲー
ムのフラグである場合には、遊戯用乱数判定回路41d
は、そのフラグがビッグボーナスのフラグであるか、レ
ギュラーボーナスのフラグであるかを判断し、その結果
が演出用乱数抽選回路42cに送られる(ステップS
2)。
【0041】なお、ステップS1の判断の結果、フラグ
が「ボーナスゲーム以外の当たり」又は「外れ」であっ
た場合には、演出動作は行われず、演出処理ルーチンか
ら抜ける。
【0042】演出用乱数抽選回路42cにステップS2
での判定結果が送られると、演出用乱数抽選回路42c
は、演出用確率データROM42bに記憶されている確
率データを参照して、演出用乱数生成回路42aで生成
されている乱数から抽選を行う(ステップS3)。
【0043】演出用確率データROM42bの確率デー
タ設定テーブルには、ビッグボーナスとレギュラーボー
ナス毎に確率データが記憶されている。
【0044】例えば、演出動作の種類をAパターン、B
パターンの2種類として、次のようにそれぞれのパター
ンが決定される。確率データとは、それぞれのパターン
に割り当てられる乱数の全体数に対する割合である。以
下、例を示して説明する。なお、演出用出力手段をラン
プであるとすると、Aパターンは例えばランプの点滅で
あり、Bパターンは、これとは異なり、例えば、ランプ
の常灯である。
【0045】(ビッグボーナスの場合): Aパターンに割り当てられる乱数の割合(Aパターンが
選択される確率):128分の50 Bパターンに割り当てられる乱数の割合(Bパターンが
選択される確率):128分の78 (レギュラーボーナスの場合): Aパターンに割り当てられる乱数の割合:128分の1
00 Bパターンに割り当てられる乱数の割合:128分の2
8 また、他の例を以下に挙げる。 (ビッグボーナスの場合): Aパターンに割り当てられる乱数の割合:128分の6
4 Bパターンに割り当てられる乱数の割合:128分の6
4 (レギュラーボーナスの場合) Aパターンに割り当てられる乱数の割合:128分の1
28 Bパターンに割り当てられる乱数の割合:128分の0 演出用乱数抽選回路42cにおいて抽選された乱数は、
演出用乱数判定回路42dに送られる。演出用乱数判定
回路42dでは、抽選された乱数が、Aパターンに割り
当てられたものか、Bパターンに割り当てられたものか
を判定する(ステップS4)。以上で、演出動作決定部
42における処理は終了される。
【0046】以上説明した演出動作の決定処理は、遊戯
者がゲームを開始させたとき(スタートレバー22が引
かれ回動体33a、34a、35aの回転が始まったと
き)に行われる。
【0047】従って、演出動作が決定されるのは、回動
体33a、34a、35aが停止される前になる。
【0048】(回動体停止処理)回動体の停止は、制限
時間内であれば、遊戯者によるストップボタン23、2
4、25の押下に基づいて、可変表示制御部であるドラ
ム回転・停止制御回路44が、回動体33a、34a、
35aに停止指令を当たることにより実行される。その
際、遊戯用乱数判定回路41dで判定された「当たり
役」又は「外れ」のフラグに該当する組合せの図柄が揃
い易くなるように、回動体33a、34a、35aが停
止される。
【0049】なお、内部当選の結果がボーナスゲームの
当たりであった場合には、特殊な外れ役の組合せ(既述
の予告図柄:いわゆるリーチ目)が出現する。これは内
部当選でボーナスゲームが当選したことを遊戯者に知ら
せるものであるが、外れ役図柄であるため、ボーナスゲ
ームが当選したことの演出の形態としては遊戯者に認知
され難く、かつ注目度も高くはない。
【0050】(演出動作の開始)演出動作制御部43
は、演出動作決定部42の決定(例えば、上記Aパター
ンの演出を実行するか、Bパターンの演出を実行する
か)に基づいて、いずれかの演出動作を行う。演出開始
・終了制御回路43aは、ドラム回転・停止制御回路4
4で回動体を停止させる信号が出力されたか否かを判断
し、かかる信号が出力されたと判断されるまでその処理
を繰り返し実行する(ステップS5)。なお、遊戯者が
制限時間内に全てのストップボタンを押さない場合に
は、タイマー回路が強制的に回動体を停止させる。S5
の処理に依って、この実施形態では少なくとも全回動体
が停止されてから、演出動作が開始されることになる。
【0051】次のS6では、演出開始・終了制御回路4
3aは、ボーナスゲームに基づくメダルの払出しが、S
5の処理に続いて直ちに実行されたか否かを、メダル払
出し制御回路46aからの信号に基き判断する。なお、
換言すれば、S6はS5に続いてフラグが成立したゲー
ムで直ちにビックボーナス又はレギュラーボーナスゲー
ムが開始したことを判断するための処理である。
【0052】S6において、ボーナスゲームに基づくメ
ダルの支払がないと判断された場合は、演出処理が開始
される(S7)。ボーナスゲームがスタートするまで、
ボーナスゲームの成立を遊戯者に認知させるためであ
る。一方、S6で、メダルの払出しがあったと判断され
た場合には、既述のようにボーナスゲームがスタートし
たのであるから、演出は必ずしも必要ではないので、演
出が終了される(ステップS8)。この実施形態におい
ては、ボーナスゲームの開始がS6のメダルの払い出し
有無によって決定されている。なお、ボーナスゲームの
フラグが立ったゲームでは、ボーナスゲームに入らない
とすれば、S7において必ず演出処理が実行されること
になる。
【0053】(演出によるボーナスゲームの期待値)本
実施形態では、ビッグボーナス及びレギュラーボーナス
に、共通する演出パターンの候補が設定されている。例
えば、既述の最初の例は、ビッグボーナス及びレギュラ
ーボーナスの何れにおいても、Aパターン(又はBパタ
ーン)の演出が出現する。
【0054】これを遊戯者の側から見ると、例えばAパ
ターンの演出が出現した場合、これがビッグボーナスの
成立を示すのか、レギュラーボーナスの成立を示すのか
は、実際にどちらかのボーナスゲームが開始されまで分
からない。換言すれば、Aパターンの出現によって、そ
れぞれのボーナスゲームに対する期待値が存在するとい
うことである。
【0055】遊戯用乱数抽選回路41cにおける、ビッ
グボーナスの出現率とレギュラーボーナスの出現率との
比(例えば2:1)から、ビッグボーナス及びレギュラ
ーボーナスに対する期待値を次のとおり算出することが
可能となる。
【0056】上記のように、ビッグボーナスの場合にA
パターンに割り当てられる乱数の割合を128分の50
とし、Bパターンに割り当てられる乱数の割合を128
分の78とし、レギュラーボーナスの場合にAパターン
に割り当てられる乱数の割合を128分の100とし、
Bパターンに割り当てられる乱数の割合を128分の2
8とする。
【0057】この場合、以下の計算式(数1)により、
Aパターンが出現した場合のビッグボーナスが内部当選
している期待値とレギュラーボーナスが内部当選してい
る期待値は何れも0.5となる。また、Bパターンが出
現した場合のビッグボーナスの期待値は0.85、レギ
ュラーボーナスの期待値は0.15となる。
【0058】
【数1】
【0059】この期待値が予め遊戯機に表示される等し
て、遊戯者に認知させていれば、遊戯者は、Bパターン
が出現すると、ビッグボーナスの出現比率が高いことを
認識することができ、ボーナスゲームが始まる前から大
きな期待感をもってゲームを続けることができ、ゲーム
に対する遊戯性が高まることになる。
【0060】一方、Aパターンが出現した場合には、B
パターンに比較すれば、ビッグボーナスの期待値はさほ
ど高くないが、それでも半分はビックボーナスが期待さ
れる。遊戯者に対するゲーム性も維持される。
【0061】なお、この期待値が予め遊戯者に認知され
ていなくても、ここで出現するパターンはA,Bの単純
に2種類であるために、遊戯者が遊戯を重ねることによ
り、例えばBパターンがビッグボーナスの出現率が高い
という知見を比較的容易に獲得することができる。
【0062】ビッグボーナスの場合に、Aパターンに割
り当てられる乱数の割合を128分の64とし、Bパタ
ーンに割り当てられる乱数の割合を128分の64と
し、レギュラーボーナスの場合にAパターンに割り当て
られる乱数の割合を128分の128とし、Bパターン
に割り当てられる乱数の割合を128分の0とする。
【0063】この場合、以下の計算式(数2)により、
Aパターンが出現した場合のビッグボーナスの期待値と
レギュラーボーナスの期待値は何れも0.5となる。ま
た、Bパターンが出現した場合のビッグボーナスの期待
値は1、レギュラーボーナスの期待値は0となる。
【0064】
【数2】
【0065】この例では、Aパターンが出現した場合の
ビッグボーナス、レギュラーボーナスの期待値は先の場
合と同様であるが、Bパターンが出現した場合は、必ず
ビッグボーナスとなることが予測できる。これにより、
遊戯者はボーナスゲームがスタートする前から、これを
知ることができる。
【0066】以上説明したような複数の例の如く、演出
用パターンのそれぞれの出現確率データの態様をそれぞ
れ記憶テーブルとしてROMに設定しておくことによ
り、適宜所望のテーブルを選択して演出パターンを変え
ることが可能となる。
【0067】(演出動作の内容)演出動作制御部43に
よる演出内容としては、既述のように、前記Aパターン
の場合に演出用ランプ36又はLEDを一定間隔で点滅
させ、前記Bパターンの場合に、演出用ランプ36又は
LEDを継続的に点灯させるという、視覚に訴える手段
がある。また、AパターンとBパターンとで異なった音
声をスピーカ37から出力させるという聴覚に訴える手
段がある。また、その組み合わせでも良い。
【0068】ここでの演出は、ボーナスゲームのフラグ
成立を遊戯者に示すこと、すなわちボーナスゲームの予
告が目的であるから、後述の当たり役動作制御部46に
よるボーナスゲーム開始の際の演出の形態よりも控えめ
な形態に留まる。S8で説明したように、ボーナスフラ
グが成立した時の演出は、ボーナスゲームがスタートす
ると終了される。勿論継続することを妨げる訳ではな
い。
【0069】(当たり判断、当たり役動作)当たり判定
回路45には、回動体33a、34a、35aの回動体
センサから、各回動体が停止したときに表示された図柄
の情報が送られる。当たり判定回路45は、その図柄の
組み合わせが所定の当たりの組み合わせに該当するか否
かを判断する。
【0070】当たり役動作制御部46は、当たり判断部
45の判断に基づいて当たり役の動作の実行を行う。た
とえば、子役が当たったのであれば、メダル払出し部3
8に所定枚数のメダルを払い出させ、再遊戯(リプレ
イ)の役が当たったのであれば、メダル投入センサ21
aからの信号に代替する信号を出して再遊戯を可能にす
る。
【0071】ボーナスゲームの役が当たったのであれ
ば、まず当たり表示ランプ制御回路46bが、当たり表
示ランプ32を予め決めた方法で点灯させるとともに、
必要に応じてスピーカ制御回路46cがスピーカ37を
作動させ、遊戯者にボーナスゲームのモードに入ったこ
とを知らせる。当たり判定手段45による判定が外れで
ある場合は何も行わず、次のゲームの開始待ちとなる。
【0072】(その他)なお、以上の実施態様は、いわ
ゆるスロットマシンないしパチスロについて説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
可変表示部としてリール等の機械的表示手段ないし液晶
やCRT等の電気的表示手段を備えた、スロットマシ
ン、弾球遊戯機(パチンコ機等)、ポーカーゲーム機等
の遊戯機に対し、広く適用されるものである。
【0073】また、演出動作を開始するのは、回動体が
停止したときに限られるものではなく、例えば当たり判
定回路45においてボーナスゲーム発生の予告図柄(リ
ーチ目)を検出し、この信号を演出開始・終了制御回路
43aに送ることによって、ボーナスゲームのリーチ目
が出たときに演出動作を開始することもできる。これに
よって、特にパチスロ機の初心者でリーチ目をあまり良
く知らないか、見逃してしまいがちな場合に対して、ボ
ーナスゲームを分かり易く予告できる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
当たり役が成立した際、これを遊戯者に予告する演出を
するに際し、当たり役に対して演出の形態が固定されな
いようにした遊戯機を提供することができる。
【0075】また、ある演出のパターンが実行された場
合、この演出のパターンは複数の当たり役のいずれかを
予告させるものである遊戯機を提供することができる。
さらにまた、クレジットの払い出しが多い当たり役に対
する期待値が高い演出パターンと、これがやや低い演出
パターンの複数の演出パターンを備える遊戯機を提供す
ることができる。さらに、制御基板、或いはROMカセ
ット等の媒体など、これらの遊戯機に対する処理動作や
処理プログラムが記憶された制御手段を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る遊戯機であるパチス
ロ機前面の外観構成を示す正面図。
【図2】上記遊戯機の機能ブロック図。
【図3】上記遊戯機が内部当選を表示する手順を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1 パチスロ機(遊戯機)、 33、34、35 可変
表示部、 36 演出用ランプ、 41 内部当選判定
部、 42 演出動作決定部、 43 演出動作制御
部、 44 ドラム回転・停止制御回路、 45 当た
り判定回路、 46当たり役動作制御部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄を可変表示する可変表示手段と、内
    部当選の判定を抽選により行う内部当選判定手段と、遊
    戯者に対して内部当選の成立を伝えるための演出パター
    ンが複数設定されており、複数の演出パターンの中から
    ある演出パターンを抽選により決定する演出動作決定手
    段と、決定された演出パターンに基づく演出動作を内部
    当選に基づく当たり役の動作が開始される前に実行する
    演出実行手段と、判定された内部当選に基づいて前記可
    変表示部を制御する可変表示制御手段と、を備えること
    を特徴とする遊戯機。
  2. 【請求項2】 複数の図柄を円周上に配置して回動可能
    とした複数組の回動体と、回動体の回動を開始させる開
    始スイッチと、回動体の回動を停止させる停止スイッチ
    と、内部当選の判定を抽選により行う内部当選判定手段
    と、判定された内部当選について設定されている複数の
    演出パターンの候補からある演出パターンを抽選により
    決定する演出動作決定手段と、決定された演出パターン
    に基づく動作を内部当選に基づく当たり役の動作が開始
    される前に開始する演出実行手段と、判定された内部当
    選に基づいて前記回動体を制御する回動体制御手段と、
    を備えることを特徴とする遊戯機。
  3. 【請求項3】 前記演出の動作が行われる当たり役が複
    数存在し、前記演出パターンの少なくとも一つがそれぞ
    れの当たり役に対応されている請求項1又は2記載の遊
    戯機。
  4. 【請求項4】 前記当たり役として、クレジットの払い
    出しが増加される第1態様と、この払い出しの増加が連
    続される第2態様とが設定され、前記演出パターンのう
    ち少なくとも一つは、第2態様が前記内部当選判定手段
    において判定された時に、他の演出パターンよりも高い
    期待値をもって出現するように前記演出動作決定手段に
    おいて決定される請求項3記載の遊戯機。
  5. 【請求項5】 前記演出パターンとして二つのパターン
    が存在し、前記演出動作決定手段における当たり役毎の
    演出パターンを決定する確率が次のように設定されてい
    る請求項4記載の遊戯機。 前記第1態様: 第1演出パターンの確率:A、第2演
    出パターンの確率:B 前記第2態様: 第1演出パターンの確率:C、第2演
    出パターンの確率:D A+B=C+D=1 A>C, D>B
  6. 【請求項6】 前記演出実行手段は、前記演出動作が、
    前記第1態様又は第2態様のいずれかの内部当選の成立
    が判定された後クレジットの払い出しが実行されなかっ
    た時に、開始されるように動作する請求項4記載の遊戯
    機。
  7. 【請求項7】 前記演出実行手段は、前記当たり役の動
    作が開始されるとこの演出動作を終了させるように構成
    されてなる請求項1乃至6のいずれか一項記載の遊戯
    機。
  8. 【請求項8】 前記演出実行手段は、前記演出を、内部
    当選の判定の後、最初に可変表示部が停止したときに開
    始させるように構成されてなる請求項1乃至7のいずれ
    か一項記載の遊戯機。
  9. 【請求項9】 前記演出実行手段は、演出用端末として
    遊戯機正面にあるランプを備え、このランプの点灯挙動
    を前記演出パターン毎に異なるように制御可能に構成さ
    れている請求項1又は2記載の遊戯機。
  10. 【請求項10】 前記演出実行手段は、演出用端末とし
    て音声発生装置を備え、この音声発生挙動を前記演出パ
    ターン毎に異なるように制御可能に構成されている請求
    項1又は2記載の遊戯機。
  11. 【請求項11】 正面に図柄を表示するための表示部
    と、図柄の変化を開始させ、かつその変化を停止させる
    手段を備える遊戯機の制御手段であって、内部当選の判
    定を抽選により行う内部当選判定手段と、遊戯者に対し
    て内部当選の成立を伝えるための演出パターンが複数設
    定されており、複数の演出パターンの中からある演出パ
    ターンを抽選により決定する演出動作決定手段と、決定
    された演出パターンに基づく演出動作を少なくとも内部
    当選に基づく当たり役の動作が開始される前に実行する
    演出実行手段と、判定された内部当選に基づいて前記図
    柄の成立を制御する手段と、を備える制御手段。
  12. 【請求項12】 当たり役の決定回路と、この当たり役
    に応じて図柄回転ドラムの停止図柄を制御する回路とを
    備え、当たり役としてメダルの払い出しを増加させるボ
    ーナスゲームが設定され、かつこのボーナスゲームにレ
    ギュラーボーナスとビックボーナスの複数が設定されて
    なるメダル遊戯装置であって、 ボーナスゲームの成立が前記当たり役決定回路で決定さ
    れた際に、これを遊戯者に伝達する演出が実行される出
    力装置を備えるとともに、この演出には複数の態様が存
    在し、さらに、それぞれの態様が所定の期待値をもって
    前記レギュラーボーナスの成立又はビックボーナスの成
    立に対応されているメダル遊戯機。
  13. 【請求項13】 前記演出の態様には、ビックボーナス
    に対する期待値が高い場合に出現するパターンと、その
    出現に対する期待値がこれよりも低い場合に出現する他
    のパターンとが存在する請求項12記載のメダル遊戯
    機。
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