JPH11244162A - 保冷米びつ - Google Patents

保冷米びつ

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JPH11244162A
JPH11244162A JP6410698A JP6410698A JPH11244162A JP H11244162 A JPH11244162 A JP H11244162A JP 6410698 A JP6410698 A JP 6410698A JP 6410698 A JP6410698 A JP 6410698A JP H11244162 A JPH11244162 A JP H11244162A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】米投入時の外気流入による米貯蔵部内の結露を
防止する。 【解決手段】 断熱箱体内に、白米等を収容する貯蔵部
を形成すると共に、断熱箱体内を保冷する冷却装置を設
けた保冷米びつにおいて、前記貯蔵部内の白米等の残量
を検知する手段と、前記残量検知手段で与える残量が所
定量より低下したと検知すると、前記冷却装置の運転を
停止もしくは低下させ、前記貯蔵部内と外気との温度差
を小さくするように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白米等の穀物を低温で
保存する家庭用の保冷米びつに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭において食用の白米を貯蔵する
ために所定量づつ白米を取り出すことのできる計量米び
つが従来より使用されている。
【0003】このような計量米びつは、単に白米を貯蔵
するだけのものであって、高温多湿になりやすい台所な
どでは白米が酸化変質したり米びつ内にカビや害虫が発
生し易く、これら原因の白米の品質低下を避けることが
できなかった。そこで、特公昭58−52652号公報
及び実公昭57−11653号公報などのように冷却装
置を備えて米びつ内を保冷し、白米の劣化を防止するこ
とが行われている。
【0004】しかしながら、上記従来技術の米びつで
は、米びつ内の冷気が米投入口や排出口などのわずかな
隙間から漏出し、漏出した冷気により外気が冷却されて
その周囲に結露するという問題や、米の追加投入時に、
米投入口を開放することによって、外気が米びつ内に流
入し、流入した外気が米びつ内で冷却されて米びつ内壁
に結露してカビ発生の原因になるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべき課
題は、前記のような問題点を解消できる保冷米びつを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、断熱箱体内に、白米等を収容する貯蔵部を
形成すると共に、断熱箱体内を保冷する冷却装置を設け
た保冷米びつにおいて、前記貯蔵部内の白米等の残量を
検知する手段と、前記残量検知手段で与える残量が所定
量より低下したと検知すると、前記冷却装置の運転を停
止もしくは低下させ、前記貯蔵部内と外気との温度差を
小さくするように制御する手段とを備える。
【0007】また、前記貯蔵部における残量低下を報知
する第1の報知手段と、貯蔵部内の温度を検出する手段
と、断熱箱体外部の気温を検出する手段と、貯蔵部内と
外気との温度差が小さくなったことを報知する第2の報
知手段とを備え、前記制御手段では前記残量検知手段で
与える残量が所定量より低下したと検知すると、前記第
1の報知手段で残量低下を報知させると共に、前記冷却
装置の冷却運転を停止もしくは低下させ、この後前記温
度検出手段と外気温検出手段によって検出された貯蔵部
内温度と外気温との差が所定範囲まで小さくなると前記
第2の報知手段によって報知するように制御する。
【0008】また、断熱箱体内に、白米等を収容する貯
蔵部を形成すると共に、断熱箱体内を保冷する冷却装置
を設けた保冷米びつにおいて、前記貯蔵部へ白米等を投
入するべく断熱箱体内に形成された米投入口と、該米投
入口を開閉する蓋と、該蓋の開閉を検出する手段と、該
開閉検出手段で前記蓋の開状態を検出すると前記冷却装
置の冷却運転を停止し、この後前記蓋の閉状態を検出す
ると所定時間だけ前記冷却装置を除湿運転させ、この除
湿運転の後に通常の冷却運転を再開するよう制御する。
【0009】さらに、断熱箱体内に、白米等を収容する
貯蔵部を形成すると共に、断熱箱体内を保冷する冷却装
置を設けた保冷米びつにおいて、前記貯蔵部の下方に位
置し白米等を計量吐出する米計量器を形成し、さらに計
量した白米等を取り出すための米受け容器を着脱可能に
設けた米びつ本体を、前記断熱箱体内に収容し、断熱箱
体に設けた前面扉を開けて米びつ本体から米を取り出す
よう使用するものであり、断熱箱体内壁と前記米びつ本
体外壁との間には所定の隙間を形成して冷気流路とする
と共に、前記前面扉を設けた開口と米びつ本体前面との
間には、前記冷気流路より狭い流路が形成されることを
特徴とする保冷米びつ。
【0010】
【作用】本発明では、貯蔵部内の白米等の残量が少なく
なったことを検知すると、白米の補給を受ける必要があ
ると判断して、残量低下の報知と共に冷却運転を停止も
しくは運転能力を低下させ、米びつ内の温度を外気温と
同程度まで変化させるようにするので、米投入口を開放
して白米を補給する際に米びつ内に流入した外気が米び
つ内壁などに結露することがなく、大変衛生的である。
【0011】また、貯蔵部内の白米等の残量が少なくな
ったことを検知すると、これを報知し、さらに、冷却運
転を停止または低下させてから米びつ内の温度が外気温
と同程度まで変化したことを報知するようにするので、
白米を投入するタイミングが明確になり、米びつ内の温
度と外気温との差が大きいうちに誤っての米投入口を開
放し、米びつ内を結露させてしまうことがない。
【0012】また、米投入時すなわち米投入口が開放さ
れたことを検知すると、冷却運転を停止し、その後閉状
態になると除湿運転を所定時間行うようにし、米投入口
開放時に米びつ内に流入した高温高湿の外気が米びつ内
で冷却されて結露してしまっても、これをある程度解消
してから通常の冷却運転を行うことができるので、米投
入口開放時には無駄となる冷却及び除湿を省き、米投入
口閉塞後は除湿を先行させることで、開放時に米びつ内
に発生した結露を解消することができる。
【0013】さらに、断熱箱体内壁と米びつ本体外壁と
の間に所定の隙間を形成して冷気流路としたので、米び
つ本体全体が冷却され、貯蔵部内の白米等をむらなく均
一に保冷できる。また、貯蔵部のみならず計量器や米受
け容器も同様に低温に保たれているので、米の計量吐出
時に貯蔵部内から排出された白米等に結露が発生するこ
とがない。また、前面扉を設けた開口と米びつ本体前面
との間に形成される流路は、前記冷気流路より狭いの
で、前面扉開放時の冷気の漏出が最小限に抑えられ、冷
気漏出部に結露が生じるのを防ぐことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を基に本発明の一実施例について
説明する。図1は本発明の一実施例による保冷米びつの
正面図、図2はその前面扉を開放した状態を示す図、ま
た、図3及び図4は、それぞれ図1における中央縦断面
図とA−A断面図である。図5は内部構造を説明する後
方斜視図をあらわしている。
【0015】1は前面及び上部に開口部を有する断熱箱
体で、前面扉2のシール部材3を介して前面開口部を塞
ぐとともに、米投入口である上部開口部を蓋4で塞ぎ、
断熱箱体1内を密閉状態に保持できるように構成されて
いる。そして、断熱箱体1内には白米を貯蔵するための
箱形の貯蔵部5と、該貯蔵部5下方に白米を計量し取り
出すための計量部6と米受け容器7が備えられており、
前面扉2が開状態の時に米受け容器7前面とひとつづき
になって前面開口部全体を覆う前面板8には、米の計量
を行うための操作キー9及び米の残量を目視で確認でき
るように透明部材がはめ込まれた窓10が設けられてい
る。また、計量部6後方のスペースには冷却装置11と
冷却装置11の冷却部18に結露した水を貯めておくた
めの貯水容器12が設けられている。
【0016】前記貯蔵部5は、断熱箱体1内において、
断熱箱体1内周面と空間を形成するように配置される一
対の側板13間に設けられ、前面は前記前面板8と一体
に形成され、前面板8と前面扉2裏面との間、及び背面
と断熱箱体1内周面との間にそれぞれ空間を設けるよう
に形成され配置されている。また、一対の側板13下部
の貯蔵部5を構成しない部分に通気孔14を形成し、貯
蔵部5上端には貯蔵部5内外の空気が流通するように通
気部15を設け、断熱箱体1の前面開口縁と前面板8、
すなわち貯蔵部5前面、との間に隙間16を形成して、
貯蔵部5の全周を一つにつながった冷気循環スペース1
7を構成するようにする。この冷気循環スペース17に
前記冷却装置11で冷やされた空気を循環させることに
より効率よく断熱箱体1内全体を保冷することが可能と
なる。
【0017】また、前面板8と前面扉2裏面との間のス
ペースは、断熱箱体1の前面開口縁内側と前面板8、す
なわち貯蔵部5前面、との間のわずかな隙間16を介し
て前面板8後方の冷気循環スペース17と連通してお
り、冷却装置11からの冷気が流通するようになってい
るが、前記隙間16を断熱箱体1内周面と側板13との
間に形成される冷気循環スペースより狭くすることによ
って、白米の計量操作のためなどに前面扉2を開放した
際に冷気が漏出するの最小限に抑えて前面板周縁の結露
発生を防止している。さらに、前面板8と前面扉2裏面
との間のスペースの壁面が結露してしまった場合にも、
このスペースに冷気を循環させ、冷却部18で除湿を行
うことによって結露を解消することができる。
【0018】冷却装置としては、電動圧縮機、凝縮器、
乾燥器、蒸発器から構成される従来周知の冷蔵庫等に使
用されているものを用いても良いが、本実施例ではペル
チェ効果を利用したものを使用する。ペルチェ冷却装置
を採用することによってより小型で簡略な構成にするこ
とができる。
【0019】冷却装置11は、冷却部18、放熱部1
9、ペルチェ素子20、冷却ファン21及び放熱ファン
22から構成されており、貯蔵部5下方の断熱箱体1の
壁の一部を除去して冷却部18が冷気循環スペース17
に突出するように、また放熱部19が断熱箱体1外部に
突出するように配置され、冷気循環スペース17内の冷
却部18近傍に冷却ファン21が設けられ、また、放熱
部19と対向する位置に放熱ファン22が取り付けられ
ている。そして、冷却部18と放熱部19の間のペルチ
ェ素子20を作動させることにより、冷却部18で冷気
が、また放熱部19から熱が発生し、冷気を冷却ファン
21の送風によって冷気循環スペース17内に強制循環
させることで断熱箱体内全体の冷却を行い、放熱ファン
22によって放熱部19の熱を外部へ強制排出する。放
熱部19から発生した熱の排出によってペルチェ素子2
0の冷却効率が向上する。
【0020】冷却装置11の下方には冷却部18に生じ
る結露水を外部へ排出するために、水受け容器23、排
水ホース24及び貯水容器12から成る排出手段が備え
られる。冷却装置11が取り付けられる断熱箱体1の壁
を傾斜させ、同様に冷却部18の面を傾斜させておけ
ば、冷却部18に結露した水は凝集して水受け容器23
に流れ込み、一部がU字型になっている排水ホース24
を伝わって貯水容器12に回収される。
【0021】また、本実施例の保冷米びつは貯蔵部5内
の白米の残量を検知する手段29と、米投入口の蓋4の
開閉状態を検知する手段25と、貯蔵部内の温度を検出
する手段30と、外気温を検出する手段31を備え、各
状況に応じた冷却運転を行うことが可能である。白米の
残量検知手段としては、振動子を貯蔵部5内壁面に取り
付けたりダイヤフラムでスイッチを動かすなど既存の技
術を用い、蓋4の開閉状態の検知についても蓋4と米投
入口の当接部に蓋4の開閉によってON/OFFするス
イッチを設けるなどすればよい。また、温度検出手段3
0と外気温検出手段31についても、既存の温度センサ
を使用すればよい。
【0022】図6は本発明の一実施例の制御系を示すブ
ロック図である。26は制御部、27は制御部26から
の出力信号に応じて冷却装置11や報知手段32,33
の通電操作を行う駆動部、28は米投入口の蓋開閉検知
手段25、残量検知手段29、貯蔵部内の温度検出手段
30と、外気温検出手段31を含む検出部である。
【0023】本発明は前述のように構成されており、効
率よく貯蔵部5内の白米を保冷することができる。以下
その動作例を説明する。貯蔵部5内に十分な量の白米が
収納され、米投入口が閉塞されている通常時には、ペル
チェ素子20、冷却ファン21及び放熱ファン22のそ
れぞれに通電されており、断熱箱体1内の冷却が行われ
る。図5に示すように、冷却部18で冷やされた空気
は、冷却ファン21により計量部6や米受け容器7の方
へ送り込まれると共に側板13下方の通気孔14を通っ
て貯蔵部5と断熱箱体1内壁との間の冷気循環スペース
17に流れていき、貯蔵部5上端の通気部15から貯蔵
部5内へも冷気が入り込むので白米を全周囲から冷却す
ることができる。そして、冷気循環スペース17を通り
抜けた冷気は冷却ファン21に吸い込まれ、再び冷却部
18で冷やされて断熱箱体1内を循環し常に低温に保て
るようになっている。
【0024】次に貯蔵部5内の白米の残量が少なくなっ
たときの動作例を図7のフローチャート図に従って説明
する。通常の冷却運転中に米残量検知手段29によって
所定量より残量が少なくなったことが検知される(S
1)と、冷却装置11の通電がOFFにされ、冷却運転
を停止すると共に、第1の報知手段32によって残量低
を報知し、使用者に対して補給すべき米の準備を促す
(S2)。報知の方法としては予め設けられたブザーを
鳴らしたり、LEDランプを点灯させる等すればよい。
次第に内部の温度が外気温へ近づき、等しくなったと判
断される(S3)と、白米の補給を促すための報知を第
2の報知手段33により行う(S4)。ここで、内部温
度を外気温度と等しくするのは、冷却された貯蔵部5内
と高温高湿な外気との接触によって貯蔵部5内の壁や米
粒に外気が結露するのを防止するためである。次に報知
に従って米投入口より白米を補給し(S5)、米投入口
が閉じられたと蓋開閉検知手段25によって検知される
と(S6)、冷却装置11への通電を再開し(S7)、
通常の冷却運転に戻る。
【0025】さらに別の動作例を図8のフローチャート
に沿って説明する。白米を追加投入するため米投入口を
開放した際、貯蔵部5内に高温高湿の外気が流入し結露
が生じるのを防止するために、米投入口の開放が蓋開閉
検知手段25によって検知される(S11)と、冷却ユ
ニット11への通電がOFFにされ冷却運転が停止され
る(S12)。そして、米投入口が閉状態に戻される
(S13)と冷却装置11は除湿運転に入る(S1
4)。断熱箱体1内がある程度低温になると思われる所
定時間が経過した時点(S15)で通常の冷却運転を再
開する(S16)。なお、前記除湿運転とは、外気の流
入により高温高湿になってしまった断熱箱体1内の空気
をより効率よく冷却及び除湿するために行うもので、冷
却ファン21の送風によって冷却部18での結露を促進
して除湿を行う動作と、冷却部18に高温の空気を当て
続けることによって例えば0℃程度の低温を保ち切れな
くなるのを防ぐために冷却ファン21の回転を停止して
冷却部18の温度が低下するのを待つという動作を繰り
返し行うものである。
【0026】また、上記別の実施例では米投入口の開閉
動作後に除湿運転として冷却ファン21を間欠運転する
ことによって冷却と除湿を効率よく行うが、少なくとも
冷却ファン21の回転を所定時間停止することによって
高温の冷却部18の温度を低下させることが可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、貯蔵部内の白米
等の残量が所定量よりも低下すると、断熱箱体内の温度
を外気温と等しくするように冷却運転を停止または低下
させるので、ほとんど空になってしまった貯蔵部を冷却
し続けるといった無駄をなくすことができ、また、米の
追加投入のために米投入口を開放した時に、貯蔵庫内に
外気が結露することがなく大変衛生的に使用できる。ま
た、貯蔵部内の白米等の残量が所定量より減少すると報
知を行い、さらに、冷却運転停止もしくは低下によって
貯蔵庫内と外気の温度差が小さくなったことを報知する
ので、白米の補給のタイミングがわかりやすく、使用者
が米を補給し忘れることがなくなる。また、米補給作業
が短時間で白米等を結露させることなく行え、貯蔵部内
に残っているものも新しく投入されたものも食味や品質
を落とすことなく保存できる。また、米投入口開放後再
び閉塞してから除湿運転を行うことによって、米投入口
開放時に貯蔵部内へ流入した外気によって上昇してしま
った米びつ本体内の温度を短時間で低温にし、かつ湿度
を結露しない程度まで下げることができる。また、冷却
ファンの運転制御のみで実施できるので、煩雑な構成を
必要とすることなく、非常に経済的で効率のよい冷却運
転ができる。さらに、冷気流路に冷気を循環させること
により米びつ本体全体に冷気が行き渡るので、米びつ本
体内を偏りなく均一に冷却することができる。また、断
熱箱体前面開口縁と米びつ本体前面との間の冷気流路を
他の冷気流路より狭めたので、前面扉開放時の冷気の漏
出がなく、漏出部に結露が発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による保冷米びつの正面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例による保冷米びつの前面扉を
開放した状態の正面図である。
【図3】図1における中央縦断面図である。
【図4】図1におけるA−A断面図である。
【図5】本発明の一実施例による保冷米びつの内部構造
を説明する後方斜視図である。
【図6】本発明の一実施例による保冷米びつの制御系を
示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施例による保冷米びつの動作例を
示すフローチャート図である。
【図8】本発明の一実施例による保冷米びつの別の動作
例を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 断熱箱体 2 前面扉 3 シール部材 4 蓋 5 貯蔵部 6 計量部 7 米受け容器 8 前面板 9 操作キー 10 窓 11 冷却装置 12 貯水容器 13 側板 14 通気孔 15 通気部 16 隙間 17 冷気循環スペース 18 冷却部 19 放熱部 20 ペルチェ素子 21 冷却ファン 22 放熱ファン 23 水受け容器 24 排水ホース 25 蓋開閉検知手段 26 制御部 27 駆動部 28 検出部 29 残量検知手段 30 貯蔵部内の温度検出手段 31 外気温検出手段 32 第1の報知手段 33 第2の報知手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体内に、白米等を収容する貯蔵部
    を形成すると共に、断熱箱体内を保冷する冷却装置を設
    けた保冷米びつにおいて、 前記貯蔵部内の白米等の残量を検知する手段と、前記残
    量検知手段で与える残量が所定量より低下したと検知す
    ると、前記冷却装置の運転を停止もしくは低下させ、前
    記貯蔵部内と外気との温度差を小さくするように制御す
    る手段とを備えたことを特徴とする保冷米びつ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の保冷米びつにおいて、 前記貯蔵部における残量低下を報知する第1の報知手段
    と、貯蔵部内の温度を検出する手段と、断熱箱体外部の
    気温を検出する手段と、貯蔵部内と外気との温度差が小
    さくなったことを報知する第2の報知手段とを備え、前
    記制御手段では前記残量検知手段で与える残量が所定量
    より低下したと検知すると、前記第1の報知手段で残量
    低下を報知させると共に、前記冷却装置の冷却運転を停
    止もしくは低下させ、この後前記温度検出手段と外気温
    検出手段によって検出された貯蔵部内温度と外気温との
    差が所定範囲まで小さくなると前記第2の報知手段によ
    って報知するように制御することを特徴とする保冷米び
    つ。
  3. 【請求項3】 断熱箱体内に、白米等を収容する貯蔵部
    を形成すると共に、断熱箱体内を保冷する冷却装置を設
    けた保冷米びつにおいて、 前記貯蔵部へ白米等を投入するべく断熱箱体内に形成さ
    れた米投入口と、該米投入口を開閉する蓋と、該蓋の開
    閉を検出する手段と、該開閉検出手段で前記蓋の開状態
    を検出すると前記冷却装置の冷却運転を停止し、この後
    前記蓋の閉状態を検出すると所定時間だけ前記冷却装置
    を除湿運転させ、この除湿運転の後に通常の冷却運転を
    再開するよう制御する手段とを備えたことを特徴とする
    保冷米びつ。
  4. 【請求項4】 断熱箱体内に、白米等を収容する貯蔵部
    を形成すると共に、断熱箱体内を保冷する冷却装置を設
    けた保冷米びつにおいて、 前記貯蔵部の下方に位置し白米等を計量吐出する米計量
    器を形成し、さらに計量した白米等を取り出すための米
    受け容器を着脱可能に設けた米びつ本体を、前記断熱箱
    体内に収容し、断熱箱体に設けた前面扉を開けて米びつ
    本体から米を取り出すよう使用するものであり、 断熱箱体内壁と前記米びつ本体外壁との間には所定の隙
    間を形成して冷気流路とすると共に、前記前面扉を設け
    た開口と米びつ本体前面との間には、前記冷気流路より
    狭い流路が形成されることを特徴とする保冷米びつ。
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