JP2538462B2 - 恒温恒湿庫 - Google Patents

恒温恒湿庫

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JP2538462B2
JP2538462B2 JP32403591A JP32403591A JP2538462B2 JP 2538462 B2 JP2538462 B2 JP 2538462B2 JP 32403591 A JP32403591 A JP 32403591A JP 32403591 A JP32403591 A JP 32403591A JP 2538462 B2 JP2538462 B2 JP 2538462B2
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重夫 佐藤
勝美 前川
幸夫 柏瀬
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/04Treating air flowing to refrigeration compartments
    • F25D2317/041Treating air flowing to refrigeration compartments by purification
    • F25D2317/0413Treating air flowing to refrigeration compartments by purification by humidification

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食品を保存又は熟成さ
せるための収納庫であり、該庫内温度及び湿度を所定の
範囲に維持できる恒温恒湿庫に関するものである。
【0002】
【従来技術】この種の庫内温度及び湿度を調整して所定
の範囲に維持する装置としては、例えば実公昭54−1
1741号公報に開示された、野菜などの生鮮食品を貯
蔵するショーケースが従来例として周知である。この従
来例においては、冷却器の冷気を強制循環させる送風機
を設け、その冷気の強制循環は冷気吐出口と冷気吸入口
を形成して行い、冷気循環途上にバイパスダクトを設
け、そのバイパスダクト内に加湿器を設けて、冷却と加
湿とを行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例において
は、単に循環する冷気に対して所定の湿気を含ませショ
ーケース内部が乾燥しないようにしただけのものであ
り、温度又は湿度の管理を行うものではない。特に野菜
などの生鮮食品の場合には、低温で且つ一定の湿気があ
れば、鮮度を保持することは可能であるが、食品の種類
によっては、正確な温度及び湿度の管理が必要である。
従って、従来例においては、温度及び湿度の正確な管理
に解決しなければならない課題を有している。
【0004】請求項1の発明は上記課題を解決するため
の手段として、断熱材にて形成されたケーシングと、該
ケーシング内にケーシング内壁とは所定間隔を存して設
けた収納箱と、該収納箱と前記ケーシング内壁との間に
形成された空気通路と、前記収納箱に設けられ、前記空
気通路と連通する貫通口と、前記空気通路に設けられ、
蒸発器と冷気循環ファンからなる冷却手段と、前記収納
箱内に設けられ、加熱ヒータと熱気循環ファンとからな
る加熱手段と、加湿ヒータを備えた加湿手段と、該加湿
手段に給水するための水を貯溜するシスターンと、該シ
スターンに水を供給するための給水弁と、前記シスター
ンから前記加湿手段に水を供給するための注水弁、前記
シスターンから前記加湿手段に水を供給するための注水
弁と、該注水弁と前記給水弁とを制御する制御部とより
なる恒温恒湿庫を提供する。また、請求項2の発明で
は、断熱材にて形成されたケーシングと、該ケーシング
内にケーシング内壁とは所定間隔を存して設けた収納箱
と、該収納箱と前記ケーシング内壁との間に形成された
空気通路と、前記収納箱に設けられ、前記空気通路と連
通する貫通口と、前記空気通路に設けられ、蒸発器と冷
気循環ファンからなる冷却手段と、前記収納箱内に設け
られ、加熱ヒータと熱気循環ファンとからなる加熱手段
と、加湿ヒータを備えた加湿手段とよりなる恒温恒湿庫
において、時計部と、該時計部お時間を記録する記録部
と、これら時計部或いは記録部に一定時間電力を供給す
るための蓄電池とを備え、装置の作動中に電源の供給が
断たれた場合、電源の遮断時間により装置の継続使用或
いは使用停止を決定するように制御する制御部を備えて
なる恒温恒湿庫を提供する。また、請求項3の発明で
は、断熱材にて形成されたケーシングと、該ケーシング
内にケーシング内壁とは所定間隔を存して設けた収納箱
と、該収納箱と前記ケーシング内壁との間に形成された
空気通路と、前記収納箱に設けられ、前記空気通路と連
通する貫通口と、前記空気通路に設けられ、蒸発器と冷
気循環ファンからなる冷却手段と、前記収納箱内に設け
られ、加熱ヒータと熱気循環ファンとからなる加熱手段
と、加湿ヒータを備えた加湿手段とよりなる恒温恒湿庫
において、通電が断たれた時に作動するタイマーと、該
タイマーにて計測した電源遮断時間に対応して装置の継
続使用或いは使用停止を決定するよう制御する制御部と
を備えてなる恒温恒湿庫を提供する。
【0005】
【作用】本発明は、冷却手段と加熱及び加湿手段とを同
時に装備させ、必要に応じて、冷却又は加熱、若しくは
加熱と加湿とを選択的に行えるようにし、その動作にお
いて、停電時にはその停電の時間によって動作を継続す
るか否かを決定し、又加熱と加湿を行う際に、加湿器に
残っている水を全部入れ替えるようにすると共に、給水
状況をチェックして適切な制御をするようにした恒温恒
湿庫である。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例により更に詳し
く説明すると、1は箱型の貯蔵庫であり、該貯蔵庫は外
郭を形成する断熱材で形成されたケーシング2と、該ケ
ーシングの前面側に開閉自在に取り付けられたドア3
と、内部に配設された収納箱4とから構成されている。
【0007】この収納箱4は伝熱パネルで形成され、ケ
ーシング2の内側に所定の間隔をもって取り付けられ、
その収納箱4とケーシング2との間の空間を空気通路2
aとし、その空気通路2a内の上部に蒸発器5と冷気循
環用ファン6とからなる冷却手段が配設され、前記蒸発
器5はケーシング2外に配設されたコンプレッサ7、凝
縮器8、キャピラリーチューブ9、アキュムレータ10
と循環接続されて冷凍サイクルを形成するものである。
【0008】又、前記収納箱4内の底部近傍には、周囲
の空気を加熱するための加熱ヒータ11と、熱気循環フ
ァン12と、加湿ヒータ13を備えた加湿器14とが設
けられている。
【0009】更に、前記収納箱4には上部と底部とに、
前記ケーシング2との間の空間、即ち空気通路2aと連
通する上部貫通口15と底部貫通口16とが設けられ、
これら貫通口は夫々冷気循環ファン6と熱気循環ファン
12との前方側に設けられると共に、各貫通口は夫々電
動ダンパ17,18により開閉自在になっており、電動
ダンパを開いたときに収納箱4内と、収納箱4とケーシ
ング2との間の空気通路2aとが連通して、空気循環が
良好に行われるようになっている。
【0010】前記加湿器14には、図2に示したよう
に、外部から適宜水が給水できるようになっている。即
ち、外部にシスターン19が設けられ、該シスターン1
9から給水パイプ20が庫内の加湿器14まで延長して
設けられ、該給水パイプの途中に適宜に駆動される注水
弁21が設けられている。
【0011】又、シスターン19は、所定の水量がプー
ルされるものであり、フロートスイッチ22が装備され
ている。このフロートスイッチは、図3に示したよう
に、上下にスイッチ部があり、フロートスイッチ上22
aは、シスターン19の水が満水位置以上で接点をON
し、満水位置より下がると接点をOFFする。フロート
スイッチ下22bは、シスターン19内の水が空位置以
上で接点をOFFし、空位置より下がると接点をONす
る。そして、シスターン19に対して適宜に給水するた
めの給水弁23が設けられると共に、オーバーフローの
排水パイプ24が設けられている。
【0012】更に、貯蔵庫1の内部には、庫内温度セン
サ25と湿度センサ26が設けられると共に、庫外にあ
る凝縮器8の温度センサ27が設けられ、これらはワン
チップマイコン等からなる制御部28に接続され、該制
御部によって貯蔵庫1が制御されるのである。
【0013】この制御部による貯蔵庫1の制御状況を、
図4に示したブロック図について説明する。整流回路3
0はAC100Vを入力しDC5Vを出力する。この出
力されるDC5Vは、ダイオードDのアノード側、リレ
ーRY1〜RY4のコイル側、ソリッドステートリレー
(無接点リレー)SSR1,2の信号側、警報ブザーB
Z、インバータ33の入力側に接続される。
【0014】ダイオードDのカソード側は、制御部2
8、時計IC31、メモリIC32、インバータ33の
電源として接続され、更にキャパシタCに接続される。
【0015】キャパシタCは、静電容量が大きいため一
度充電すると、AC100Vの電源供給がなくなっても
一定時間に亘って制御部28の電圧を保持する。従っ
て、停電時でも、制御部28、時計IC31,メモリI
C32、インパータ33は、一定時間(約1時間)の動
作を継続する。
【0016】前記制御部28は、外部に入出力端子を持
ち、内部にROM,RAM、演算機能を持つ。警報ブザ
ーBZは、出力バッファ34が“L”になると、警報ブ
ザーBZの両端に電圧がかかり、ブザー音を発する。
【0017】リレーRY1は、コイル側に接続された出
力バッファ34が“L”になると、コイルの励磁が起こ
り、接点が閉路となる。この時コンプレッサ7と冷気循
環ファン6が動作し、庫内冷却を行う。
【0018】リレーRY2は、コイル側に接続された出
力バッファ34が“L”になると、コイルの励磁が起こ
り、接点が閉路となる。この時、給水弁23が動作し、
シスターン19に水を供給する。
【0019】リレーRY3は、コイル側に接続された出
力バッファ34が“L”になると、コイルの励磁が起こ
り、接点が閉路となる。この時、注水弁21が動作し、
加湿器14に水を供給する。
【0020】リレーRY4は、コイル側に接続された出
力バッファ34が“L”になると、コイルの励磁が起こ
り、接点が閉路となる。この時、電動ダンパ17,18
が動作し、貫通口15,16の開閉を行う。
【0021】ソリッドステートリレー(無接点リレー)
SSR1は、信号側に接続された出力バッファ34が
“L”になると、信号側の両端に電圧がかかり無接点リ
レーを閉路とする。この時、加熱ヒータ11を発熱し、
熱気循環ファン12を動作させて庫内の加熱を行う。
【0022】ソリッドステートリレー(無接点リレー)
SSR2は、信号側に接続された出力バッファ34が
“L”になると、信号側の両端に電圧がかかり無接点リ
レーを閉路とする。この時、加湿器14内の加湿ヒータ
13を発熱し、加湿を行う。
【0023】フロートスイッチ上22aは、シスターン
19内の水が満水位置以上で接点をONし、満水位置よ
り下がると接点をOFFする。又、フロートスイッチ下
22bは、シスターン19内の水が空位置以上で接点を
OFFし、空位置より下がると接点をONし、夫々入力
バッファ35を介して制御部28に入力される。
【0024】庫内温度センサ25は、庫内温度を検出
し、アンプ1Aを介して制御部28にアナログ電圧を入
力し、凝縮器温度センサ27は、凝縮器温度を検出し、
アンプ2Aを介して制御部28にアナログ電圧を入力
し、湿度センサ26は、庫内湿度を検出し、アンプ3A
を介して制御部28にアナログ電圧を入力する。
【0025】時計IC31は、制御部28と接続され、
該制御部28によってデータの読み書きが行われ、時計
として常に動作している。そして、メモリIC32も、
制御部28と接続され、該制御部28によってデータの
読み書きが行われる。このメモリIC32は、電源電圧
がOVになってもデータを保持することができる。
【0026】前記インバータ33は、AC100V電源
が無くなると入力“L”となり、出力“H”となる。こ
の信号は、電源入力信号として制御部28に入力され、
電源供給の有無を知らせる。
【0027】制御部28に接続された表示モニタ36
は、7セグメントLEDや入力スイッチを持ち、7セグ
メントLEDでは時計表示、温湿度表示、警報表示等を
行い、入力スイッチでは各動作条件をスイッチによって
選択できる。
【0028】前記した制御回路は、制御部28のプログ
ラムによって、コンプレッサ7や加湿ヒータ13を動作
させ、図5に示すように、冷凍温度制御、解凍温度制
御、予熱温度制御、発酵温度制御の行程を時間に従って
制御することができる。
【0029】つまり、冷凍温度制御は、冷凍ドーナツを
保持するために、庫内温度をセンサ25に基づいてコン
プレッサ7のON/OFF制御を行って冷凍保存の制御
を行えば良いし、解凍温度制御、予熱温度制御、発酵温
度制御は、庫内温度センサ25によって加温ヒータ11
の加熱制御をソリッドステートリレーSSR1で行えば
良い。更に、解凍温度制御、予熱温度制御、発酵温度制
御は、湿度制御も同時に行うため、湿度センサ26によ
って加湿ヒータ13の制御をSSR2で行えば良いので
ある。
【0030】前記制御における動作中に停電が起こる
と、整流回路30の出力電圧は0Vとなる。この時に、
リレーRY1〜4及びソリッドステートリレーSSR1
〜2の動作が停止し、コンプレッサ7、加熱ヒータ11
の制御が停止する。同時に、インバータ33の出力(電
源入力信号)は“H”となり、制御部28には停電が発
生したことを入力する。
【0031】一方、停電が発生しても、制御部28、時
計IC31、メモリIC32、インバータ33はキャパ
シタCの電圧によって、一定時間動作を継続する。そし
て、停電が発生した時間を時計IC31から読みだし、
メモリIC32に書き込む。更に、停電直前まで動作し
ていた制御工程も、プログラム内で一時中断し、制御部
28の消費電流を少なくするようにしている。
【0032】その後、短い時間例えば1〜3分で停電が
復帰して電源供給がなされると、インバータ33の出力
は“L”となり、制御部28に電源供給があることを入
力する。この時に、制御部28はメモリIC32から停
電時の時間を読み出し、又、時計IC31から現在の時
間を読み出して、夫々の時間比較を行う。そして、この
時間の差が停電時間として捉えられ、停電時間の長さに
よって、停電復帰後の動作を決める。
【0033】即ち、各制御動作中に停電になっても、所
定時間例えば5分程度以内の停電であれば、停電復帰後
の各制御動作を継続して行うようにする。しかしなが
ら、所定時間を越えると、庫内の温度状態や商品状態に
変化が生じてくるため、警報ブザーBZと表示モニタ3
6の7セグメントLEDで警報表示し、各部の駆動を停
止するようにする。
【0034】停電時間が長くなると、キャパシターCの
電圧が下がり、制御部28、時計IC31、メモリIC
32、インバータ33はその動作が停止する。従って、
停電復帰後は、制御部28の再スタートとなり、所定時
間より長いと判断され、前記同様に警報ブザーBZと表
示モニタ36の7セグメントLEDで警報表示し、各部
の駆動が停止状態になる。
【0035】貯蔵庫1の駆動動作の中で、解凍温度制
御、予熱温度制御、発酵温度制御は、湿度制御も同時に
行うため、湿度センサ26に基づいて加湿ヒータ13の
制御をSSR2で行うようにしているが、この場合に、
加湿がスタートすると、給水、及び、注水のフローチャ
ートがスタートする。以下、このフローチャートを図6
によって説明する。
【0036】スタート後のフローF1は、加湿制御を行
うサブルーチンで、加湿ヒータ13の制御を行う。フロ
ーF2は、給水中フラグが1かどうかを判断し、YES
であればフローF6に進み、NOならフローF3に進
む。給水中フラグは給水中に1となり、給水中でないと
き0となる。また、スタート時点では、給水中フラグは
0である。
【0037】フローF4は、フロートスイッチ上22a
がONかどうかを判断し、YESならフローF19に進
み、NOならフローF5に進む。フローF5は、注水カ
ウンタを0にクリアし、フローF19に進む。
【0038】フローF6は、フロートスイッチ上22a
がONかどうかを判断し、YESならフローF10に進
み、NOならフローF7に進む。フローF7,F8は、
給水弁23をONし、給水中フラグを1にセットして、
フローF9に進む。
【0039】フローF9は、給水時間タイマが60秒経
過したかどうかを判断し、YESならフローF13に進
み、NOならフローF19に進む。給水時間タイマは、
給水を開始してから60秒経過しても停止しなかった場
合、給水、注水を停止して警報を出す保護動作となる。
【0040】フローF10,F11,F12は、給水弁
をOFF、給水中フラグを0にリセットし、給水時間タ
イマをクリアして、フローF19に進む。フローF1
3,F14,F15,F16,F17は給水弁23、注
水弁21をOFFし、給水弁警報E1を表示モニタ36
の7セグメントLEDに表示し、警報ブザーBZをON
してブザーを鳴らす。さらに、加湿ヒータ13の加熱を
停止するため、加湿ヒータ13がOFFし、フローF1
8に進み、動作終了となる。
【0041】フローF19は、初期注水フラグが1かど
うかを判断し、YESならフローF26に進み、NOな
らフローF20に進む。フローF20は、注水弁21を
ONしフローF21に進む。このフローF21は、初期
タイマが10秒経過したかどうかを判断し、YESなら
フローF22に進み、NOならフローF1に戻る。初期
タイマは、スタート時点から10秒間注水を動作するタ
イマである。
【0042】フローF22,F23,F24,F25
は、注水弁21をOFFし、初期注水フラグを1にセッ
トし、注水中フラグを0にリセットし、注水タイマを0
にクリアして、フローF26に進む。このフローF26
は、注水中フラグが1かどうか判断し、YESからフロ
ーF32に進み、NOからフローF27に進む。注水中
フラグは、蒸発皿に水を注水しているとき1となり、注
水停止の時0となる。
【0043】フローF27は、注水タイマが30分経過
したかどうかを判断し、YESからフローF28に進
み、NOならフローF36に進む。注水タイマは、注水
弁21を30分間OFFし、5秒間をONするタイマで
ある。フローF28,F29,F30,F31は、注水
中フラグを1にセットし、注水タイマを0にクリアし、
注水弁をONして、フローF31に進む。
【0044】フローF31は、注水カウンタが2回目か
どうかを判断して、YESならフローF37に進み、N
OならフローF1に戻る。フローF32は、注水タイマ
が5秒経過したかどうかを判断してYESならフローF
33に進み、NOならフローF30に進む。
【0045】フローF33,F34,F35,F36
は、注水中フラグを0にリセットし、注水タイマを0に
クリアし、注水カウンタをカウントアップし、注水弁2
1をOFFしてフローF31に進む。
【0046】フローF37,F38,F39,F40,
F41は、給水弁23をOFFし、注水弁21をOFF
し、注水弁警告E2を表示モニタ36の7セグメントL
EDで表示し、警報ブザーBZをONする。さらに、加
湿ヒータ13の加熱を停止するため、加湿ヒータ13が
OFFして、フローF42に進み動作停止となる。
【0047】給水弁23は、フローF2〜18によって
制御される。フロートスイッチ下22bは、シスターン
19内の水位が最も低い位置に設定され、それ以下にな
るとスイッチがONする(フローF3)。この時、給水
弁23がON(フローF7)して給水を開始する。
【0048】フロートスイッチ上22aは、シスターン
19内の水位が最も高い位置に設定され、それ以上にな
るとスイッチ上がONする(フローF6)。この時、給
水弁23がOFF(フローF10)して給水を停止す
る。
【0049】さらに、給水弁23がONして給水してい
る時間を計測し、この時間が60秒間継続すると給水弁
異常とみなす。このとき、給水弁警報E1表示と警報ブ
ザーBZを鳴らすとともに、給水弁23、注水弁21を
停止し、加湿ヒータ13の加熱も停止する。
【0050】注水弁21は、フローF19〜42によっ
て制御される。加湿器14への水供給は、通常、30分
間停止(フロー27)し、5秒間注水(フロー32)す
るサイクル運転である。しかし加湿がスタートする時、
いままで使われていなかった加湿器14の水が汚れてい
る可能性があり、この水を排水パイプ14aから洗い流
す必要がある。このため、初期注水フラグ(フローF1
9)を設けて、加湿開始の一回だけ、加湿器14の水が
完全に入れ替わる時間(フローF21)を設定する。
【0051】さらに、注水カウンタ(フローF31)に
よって、注水回数を読みとる。注水カウンタは、注水タ
イマが5秒経過したときカウントアップ(フローF3
5)するが、フロートスイッチ上22aがONでなけれ
ば(フローF4)、注水カウンタは常時0にクリア(フ
ロートF5)される。従って、シスターン19内の水位
がフロートスイッチ上22aを越していれば、注水カウ
ンタは0にクリアされることはない。
【0052】注水カウンタがクリアされない状態で、注
水弁21のサイクル運転が2度行われると、フローF3
1の判断によってYESとなる。すなわち、注水を2度
行っているのに、シスターン19内の水位が落ちないた
め、注水弁21、または、フロートスイッチが異常と判
断でる。このとき、注水弁警報E2表示と警報ブザーを
鳴らすとともに、給水弁23を停止し、加湿ヒータ13
の加熱も停止する。
【0053】このように、加湿器14に対する給水及び
注水の状況をチェックしながら、常に適正な状況が維持
できるように制御されるのである。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る恒温恒
湿庫は、断熱材にて形成されたケーシングと、該ケーシ
ング内にケーシング内壁とは所定間隔を存して設けた収
納箱と、該収納箱と前記ケーシング内壁との間に形成さ
れた空気通路と、前記収納箱の上下に設けられ、前記空
気通路と連通する貫通口と、前記空気通路に設けられ、
蒸発器と冷気循環ファンからなる冷却手段と、前記収納
箱の冷却手段が設けられている位置と対向する位置の前
記収納箱内に設けられ、加熱ヒータと熱気循環ファンと
からなる加熱手段と、加湿ヒータを備えた加湿手段と、
該加湿手段に給水するための水を貯溜するシスターン
と、該シスターンに水を供給するための給水弁と、前記
シスターンから前記加湿手段に水を供給するための注水
弁と、該注水弁と前記給水弁とを制御する制御手段とよ
りなる構成にしたことにより、冷却又は加熱動作、若し
くは加熱と加湿動作とを選択的に行えるようにしたもの
であり、何れの動作においても適正な状態で制御するこ
とができると言う優れた効果を奏する。
【0055】又、前記制御手段における制御部として、
時計部と、該時計部の時間を記録する記録部と、これら
時計部或は記録部に一定時間電力を供給するための蓄電
池とを備え、装置の作動中に電源の供給が断たれた場
合、電源の遮断時間により装置の継続使用或は使用停止
を決定するように構成すると共に、通電が断たれた時に
作動するタイマーと、該タイマーに電力を供給する蓄電
池とを備え、前記タイマーにて計測した電源遮断時間に
対応して装置の継続使用或は使用停止を決定するように
構成したので、一時的にせよ停電状態があっても、短時
間の場合にはすぐに正常な動作が開始され、長時間の場
合には停電であることを警報してその対応が図れると言
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る恒温恒湿庫を略示的に示した側断
面図である。
【図2】本発明に係る恒温恒湿庫における加湿器への給
水手段を略示的に示した説明図である。
【図3】同給水手段のシスターンの要部を略示的に示し
た説明図である。
【図4】本発明に係る恒温恒湿庫の制御回路を略示的に
示したブロック図である。
【図5】本発明に係る恒温恒湿庫の冷却、加熱及び加湿
を行った場合の夫々の庫内温度を示したグラフである。
【図6】本発明に係る恒温恒湿庫の加湿動作時の給水・
注水を制御するフローチャート図である。
【符号の説明】
1 貯蔵庫 2 ケーシング 2a 空気通路 3 扉 4 収納箱 5 蒸発器 6 冷気循環ファン 7 コンプレッサー 8 凝縮器 9 キャピラリチューブ 10 アキュレータ 11 加熱ヒータ 12 熱気循環ファン 13 加湿ヒータ 14 加湿器 14a 排水パイプ 15 上部貫通口 16 底部貫通口 17,18 電動ダンパー 19 シスターン 20 給水パイプ 21 注水弁 22 フロートスイッチ 22a フロートスイッチ上 22b フロートスイッチ下 23 給水弁 24 オーバーフロー排水パイプ 25,27 温度センサ 26 湿度センサ 28 制御部 30 整流回路 31 時計IC 32 メモリIC 33 インバータ 34 出力バッファ 35 入力バッファ 36 表示モニタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−29586(JP,A) 特開 平3−36482(JP,A) 特開 平3−279769(JP,A) 実開 昭62−170140(JP,U) 実開 平2−20086(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱材にて形成されたケーシングと、該
    ケーシング内にケーシング内壁とは所定間隔を存して設
    けた収納箱と、該収納箱と前記ケーシング内壁との間に
    形成された空気通路と、前記収納箱に設けられ、前記空
    気通路と連通する貫通口と、前記空気通路に設けられ、
    蒸発器と冷気循環ファンからなる冷却手段と、前記収納
    箱内に設けられ、加熱ヒータと熱気循環ファンとからな
    る加熱手段と、加湿ヒータを備えた加湿手段と、該加湿
    手段に給水するための水を貯溜するシスターンと、該シ
    スターンに水を供給するための給水弁と、前記シスター
    ンから前記加湿手段に水を供給するための注水弁と、該
    注水弁と前記給水弁とを制御する制御部とよりなること
    を特徴とする恒温恒湿庫。
  2. 【請求項2】 断熱材にて形成されたケーシングと、該
    ケーシング内にケーシング内壁とは所定間隔を存して設
    けた収納箱と、該収納箱と前記ケーシング内壁との間に
    形成された空気通路と、前記収納箱に設けられ、前記空
    気通路と連通する貫通口と、前記空気通路に設けられ、
    蒸発器と冷気循環ファンからなる冷却手段と、前記収納
    箱内に設けられ、加熱ヒータと熱気循環ファンとからな
    る加熱手段と、加湿ヒータを備えた加湿手段とよりなる
    恒温恒湿庫において、時計部と、該時計部の時間を記録
    する記録部と、これら時計部或いは記録部に一定時間電
    力を供給するための蓄電池とを備え、装置の作動中に電
    源の供給が断たれた場合、電源の遮断時間により装置の
    継続使用或いは使用停止を決定するように制御する制御
    部とよりなることを特徴とする恒温恒湿庫。
  3. 【請求項3】 断熱材にて形成されたケーシングと、該
    ケーシング内にケーシング内壁とは所定間隔を存して設
    けた収納箱と、該収納箱と前記ケーシング内壁との間に
    形成された空気通路と、前記収納箱に設けられ、前記空
    気通路と連通する貫通口と、前記空気通路に設けられ、
    蒸発器と冷気循環ファンからなる冷却手段と、前記収納
    箱内に設けられ、加熱ヒータと熱気循環ファンとからな
    る加熱手段と、加湿ヒータを備えた加湿手段とよりなる
    恒温恒湿庫において、通電が断たれた時に作動するタイ
    マーと、タイマーにて計測した電源遮断時間に対応し
    て装置の継続使用或いは使用停止を決定するよう制御す
    る制御部とを備えたことを特徴とする恒温恒湿庫。
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