JPH1123136A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH1123136A JPH1123136A JP17199497A JP17199497A JPH1123136A JP H1123136 A JPH1123136 A JP H1123136A JP 17199497 A JP17199497 A JP 17199497A JP 17199497 A JP17199497 A JP 17199497A JP H1123136 A JPH1123136 A JP H1123136A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷却器の除霜によって生じた水を溜める蒸発
皿から水が溢れ出ないようにする。 【解決手段】 コンプレッサの積算運転時間が10時間
に達すると、除霜ヒータに通電して冷却器を加熱する除
霜が行われる。この除霜に要する時間は、冷却器に付着
している霜の量に左右されるので、除霜時間が所定時間
(1時間)を越えたときには、霜量が多く、蒸発皿に溜
められた水の量も多い。そこで、次回の除霜運転は、コ
ンプレッサの積算運転時間が5時間になったとき行われ
るように設定する。これにより、冷却器の着霜量が減少
するから、次回の除霜時に多量の水が蒸発皿に排出され
て溢れ出るような事態になることが防止される。
皿から水が溢れ出ないようにする。 【解決手段】 コンプレッサの積算運転時間が10時間
に達すると、除霜ヒータに通電して冷却器を加熱する除
霜が行われる。この除霜に要する時間は、冷却器に付着
している霜の量に左右されるので、除霜時間が所定時間
(1時間)を越えたときには、霜量が多く、蒸発皿に溜
められた水の量も多い。そこで、次回の除霜運転は、コ
ンプレッサの積算運転時間が5時間になったとき行われ
るように設定する。これにより、冷却器の着霜量が減少
するから、次回の除霜時に多量の水が蒸発皿に排出され
て溢れ出るような事態になることが防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却器に付着した
霜を融解し、その融解により生じた水を外部の蒸発皿に
排出して蒸発させる構成の冷蔵庫に係り、特に、除霜に
要した時間から融解水量を判断し、蒸発皿から水が溢れ
でないように除霜運転の周期を制御するようにした冷蔵
庫に関する。
霜を融解し、その融解により生じた水を外部の蒸発皿に
排出して蒸発させる構成の冷蔵庫に係り、特に、除霜に
要した時間から融解水量を判断し、蒸発皿から水が溢れ
でないように除霜運転の周期を制御するようにした冷蔵
庫に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より冷蔵庫におい
ては、コンプレッサの運転時間を積算し、その積算運転
時間が設定時間(例えば10時間)に達すると、その都
度、除霜運転を行うようにしている。この除霜運転は、
ヒータにより冷却器を加熱して霜を融解することによっ
て行われ、その除霜により生じた水は、機械室内の蒸発
皿に排出される。そして、蒸発皿内に溜められた水を機
械室内のコンプレッサやコンデンサの熱によって蒸発さ
せるように構成されている。
ては、コンプレッサの運転時間を積算し、その積算運転
時間が設定時間(例えば10時間)に達すると、その都
度、除霜運転を行うようにしている。この除霜運転は、
ヒータにより冷却器を加熱して霜を融解することによっ
て行われ、その除霜により生じた水は、機械室内の蒸発
皿に排出される。そして、蒸発皿内に溜められた水を機
械室内のコンプレッサやコンデンサの熱によって蒸発さ
せるように構成されている。
【0003】ところで、夏等では扉を開閉する回数が増
えることから、庫内に侵入する外気の量が増え、そのた
め、冷却器への着霜量が多くなって1回の除霜運転によ
り生ずる水量が多くなる。すると、次回の除霜運転まで
に蒸発皿内の水は相当量蒸発して減少しているとは言っ
ても、空になっていないことが多く、次回の除霜運転で
再び多量の水が排出されると、蒸発皿から水が溢れ出る
おそれがある本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、蒸発皿から水が溢れ出ることを防止で
きる冷蔵庫を提供するにある。
えることから、庫内に侵入する外気の量が増え、そのた
め、冷却器への着霜量が多くなって1回の除霜運転によ
り生ずる水量が多くなる。すると、次回の除霜運転まで
に蒸発皿内の水は相当量蒸発して減少しているとは言っ
ても、空になっていないことが多く、次回の除霜運転で
再び多量の水が排出されると、蒸発皿から水が溢れ出る
おそれがある本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、蒸発皿から水が溢れ出ることを防止で
きる冷蔵庫を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、コンプレッサの運転時間を積算し、そ
の積算運転時間が設定された時間に達した時、冷却器に
付着した霜を融解する除霜運転を行い、その融解により
生じた水を外部に配設された蒸発皿に排出するように構
成したものにおいて、前記除霜運転に要した時間が所定
時間を越えたときには、次の除霜運転を開始する前記コ
ンプレッサの積算運転時間を短く設定するように構成し
たことを特徴とするものである。
めに、本発明は、コンプレッサの運転時間を積算し、そ
の積算運転時間が設定された時間に達した時、冷却器に
付着した霜を融解する除霜運転を行い、その融解により
生じた水を外部に配設された蒸発皿に排出するように構
成したものにおいて、前記除霜運転に要した時間が所定
時間を越えたときには、次の除霜運転を開始する前記コ
ンプレッサの積算運転時間を短く設定するように構成し
たことを特徴とするものである。
【0005】冷却器の除霜に要する時間は、該冷却器に
付着している霜の量におおよそ比例するので、除霜運転
時間が長ければ、それだけ多くの水が発生したと言うこ
とができる。このため、今回の除霜運転に所定時間以上
要したことは、霜の融解によって発生した水量が多いこ
ととなる。このときは、次の除霜運転までのコンプレッ
サの運転積算時間が短く設定されるので、冷却器に付着
する霜の量も少なく、次回の除霜運転で生ずる水の量も
少なくなる。
付着している霜の量におおよそ比例するので、除霜運転
時間が長ければ、それだけ多くの水が発生したと言うこ
とができる。このため、今回の除霜運転に所定時間以上
要したことは、霜の融解によって発生した水量が多いこ
ととなる。このときは、次の除霜運転までのコンプレッ
サの運転積算時間が短く設定されるので、冷却器に付着
する霜の量も少なく、次回の除霜運転で生ずる水の量も
少なくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。冷蔵庫の全体構成を示す図2および
図3において、冷蔵庫本体1は鉄板製の外箱2内にプラ
スチック製の内箱3を収納し、それら外箱2と内箱3と
の間の空間に発泡性断熱材4を充填して構成されてい
る。この冷蔵庫本体1には、貯蔵室として上段から順
に、冷蔵室5、左右に並ぶ製氷室6および仕様切替室
7、冷凍室8、野菜室9が設けられており、各室5〜9
は扉10〜14によって開閉されるようになっている。
基づいて説明する。冷蔵庫の全体構成を示す図2および
図3において、冷蔵庫本体1は鉄板製の外箱2内にプラ
スチック製の内箱3を収納し、それら外箱2と内箱3と
の間の空間に発泡性断熱材4を充填して構成されてい
る。この冷蔵庫本体1には、貯蔵室として上段から順
に、冷蔵室5、左右に並ぶ製氷室6および仕様切替室
7、冷凍室8、野菜室9が設けられており、各室5〜9
は扉10〜14によって開閉されるようになっている。
【0007】それら貯蔵室のうち、仕様切替室7はその
冷却温度を広い範囲で切り替えることができ、その切り
替えにより、冷凍室、パーシャルフリージング室、チル
ド室、冷蔵室および野菜室のいずれかに選択して使用す
ることができるようになっている。また、冷蔵室5を除
く他の貯蔵室6〜9の扉11〜14は引出式とされ、食
品を収納する容器6a〜9a(仕様切替室7の容器は図
示せず)はそれら扉11〜14と共に引き出し可能に構
成されている。
冷却温度を広い範囲で切り替えることができ、その切り
替えにより、冷凍室、パーシャルフリージング室、チル
ド室、冷蔵室および野菜室のいずれかに選択して使用す
ることができるようになっている。また、冷蔵室5を除
く他の貯蔵室6〜9の扉11〜14は引出式とされ、食
品を収納する容器6a〜9a(仕様切替室7の容器は図
示せず)はそれら扉11〜14と共に引き出し可能に構
成されている。
【0008】さて、上下2段に存在する製氷室6と冷凍
室8とは、温度帯が同じであるから、互いに連通された
状態にあり、ただ、製氷室6および仕様切換室7の扉1
1および12と冷凍室8の扉13との間に位置して設け
られている前横枠15によって上下に区画されているだ
けである。
室8とは、温度帯が同じであるから、互いに連通された
状態にあり、ただ、製氷室6および仕様切換室7の扉1
1および12と冷凍室8の扉13との間に位置して設け
られている前横枠15によって上下に区画されているだ
けである。
【0009】かかる製氷室6および冷凍室8内の後部に
は、冷却器室16が形成されており、この冷却器室16
内に冷却器17が配設されている。上記冷却器室16は
製氷室6および冷凍室8内の後部に、冷却器17の前側
を覆うようにして仕切部材18を配置することによって
形成されている。この仕切部材18は、前仕切板19と
後仕切板20とを結合して構成されており、そのうち、
後仕切板20には、冷却用ファン装置21が配設されて
いる。
は、冷却器室16が形成されており、この冷却器室16
内に冷却器17が配設されている。上記冷却器室16は
製氷室6および冷凍室8内の後部に、冷却器17の前側
を覆うようにして仕切部材18を配置することによって
形成されている。この仕切部材18は、前仕切板19と
後仕切板20とを結合して構成されており、そのうち、
後仕切板20には、冷却用ファン装置21が配設されて
いる。
【0010】そして、前後両仕切板19および20間に
は、冷気供給路22が形成されていると共に、両仕切板
19,20のうち後仕切板19には製氷室6および冷凍
室8内に開口する吹出口23が上下複数段に形成されて
いる。また、図示はしないが、後仕切板20には、ダン
パ装置(いずれも図示せず)を介して冷蔵室5および仕
様切換室7に連通する冷気出口が形成されている。
は、冷気供給路22が形成されていると共に、両仕切板
19,20のうち後仕切板19には製氷室6および冷凍
室8内に開口する吹出口23が上下複数段に形成されて
いる。また、図示はしないが、後仕切板20には、ダン
パ装置(いずれも図示せず)を介して冷蔵室5および仕
様切換室7に連通する冷気出口が形成されている。
【0011】そして、ファン21aが回転すると、冷却
器室16内の冷気がファン21aにより吸引されて冷気
供給路22に送り出され、冷気供給路22内に送り出さ
れた冷気の一部は各吹出口23から製氷室6および冷凍
室8内に吹き出されると共に、残りの冷気は冷気出口か
らダンパ装置を介して冷蔵室5および仕様切換室7内に
送られるようになっている。
器室16内の冷気がファン21aにより吸引されて冷気
供給路22に送り出され、冷気供給路22内に送り出さ
れた冷気の一部は各吹出口23から製氷室6および冷凍
室8内に吹き出されると共に、残りの冷気は冷気出口か
らダンパ装置を介して冷蔵室5および仕様切換室7内に
送られるようになっている。
【0012】製氷室6および冷凍室8、仕様切換室7に
供給された冷気は、冷凍室8と野菜室9との間の断熱仕
切壁24に設けられた還流路25を介して冷却器室16
内に戻される。また、冷蔵室5に供給された冷気は、図
示しないダクトを通じて野菜室9に供給され、その後、
上記の断熱仕切壁24に設けられた別の還流路26を介
して冷却器室16に戻されるようになっている。
供給された冷気は、冷凍室8と野菜室9との間の断熱仕
切壁24に設けられた還流路25を介して冷却器室16
内に戻される。また、冷蔵室5に供給された冷気は、図
示しないダクトを通じて野菜室9に供給され、その後、
上記の断熱仕切壁24に設けられた別の還流路26を介
して冷却器室16に戻されるようになっている。
【0013】以上のようにして庫内を循環する空気を冷
却する冷却器17には、空気中に含まれる水分が霜とな
って付着するので、その霜を強制的に融解する加熱手段
としての除霜ヒータ27が冷却器17の下方に位置して
設けられている。そして、この除霜により生じた水は、
冷却器室16の底部の樋部16aに受けられ、排水路と
しての排水パイプ28から外部に排出される。
却する冷却器17には、空気中に含まれる水分が霜とな
って付着するので、その霜を強制的に融解する加熱手段
としての除霜ヒータ27が冷却器17の下方に位置して
設けられている。そして、この除霜により生じた水は、
冷却器室16の底部の樋部16aに受けられ、排水路と
しての排水パイプ28から外部に排出される。
【0014】一方、冷蔵庫本体1の底部外側には、野菜
室9の後側に位置して機械室29が設けられている。こ
の機械室29内には、コンプレッサ30、図示しないコ
ンデンサおよびコンプレッサ30やコンデンサなどを冷
却するための図示しない機械室用ファン装置が設けられ
ている。そして、コンプレッサ30の上方には、蒸発皿
31が配設され、この蒸発皿31内に上記の排水パイプ
28が臨んでいる。従って、除霜により生じた水は最終
的には上記の蒸発皿31内に溜められ、そしてコンプレ
ッサ30やコンデンサの熱などにより蒸発するようにな
っている。
室9の後側に位置して機械室29が設けられている。こ
の機械室29内には、コンプレッサ30、図示しないコ
ンデンサおよびコンプレッサ30やコンデンサなどを冷
却するための図示しない機械室用ファン装置が設けられ
ている。そして、コンプレッサ30の上方には、蒸発皿
31が配設され、この蒸発皿31内に上記の排水パイプ
28が臨んでいる。従って、除霜により生じた水は最終
的には上記の蒸発皿31内に溜められ、そしてコンプレ
ッサ30やコンデンサの熱などにより蒸発するようにな
っている。
【0015】さて、冷蔵庫の除霜を主とした制御構成は
図4に示されている。同図において、制御手段としての
制御装置32はマイクロコンピュータを主体として構成
されており、この制御装置32には、冷凍室8内の温度
を検出する冷凍室用温度センサ33、冷蔵室5内の温度
を検出する冷蔵室用温度センサ34、仕様切替室7内の
温度を検出する仕様切替室用温度センサ35、冷却器1
7の温度を検出する冷却器用温度センサ36の出力信号
が与えられる。
図4に示されている。同図において、制御手段としての
制御装置32はマイクロコンピュータを主体として構成
されており、この制御装置32には、冷凍室8内の温度
を検出する冷凍室用温度センサ33、冷蔵室5内の温度
を検出する冷蔵室用温度センサ34、仕様切替室7内の
温度を検出する仕様切替室用温度センサ35、冷却器1
7の温度を検出する冷却器用温度センサ36の出力信号
が与えられる。
【0016】そして、制御装置32は、冷凍室用温度セ
ンサ33がオン温度以上を検出すると、コンプレッサ3
0の運転を開始し、オフ温度以下を検出すると、コンプ
レッサ30を停止させる。また、制御装置32は、冷蔵
室用温度センサ34、仕様切替室用温度センサ35の検
出温度に応じて冷蔵室5(野菜室9)および仕様切替室
8のダンパ装置を開閉制御し、それら各室5,8への冷
気供給を制御するようになっている。
ンサ33がオン温度以上を検出すると、コンプレッサ3
0の運転を開始し、オフ温度以下を検出すると、コンプ
レッサ30を停止させる。また、制御装置32は、冷蔵
室用温度センサ34、仕様切替室用温度センサ35の検
出温度に応じて冷蔵室5(野菜室9)および仕様切替室
8のダンパ装置を開閉制御し、それら各室5,8への冷
気供給を制御するようになっている。
【0017】しかして、制御装置32は、コンプレッサ
運転時間計測手段としての第1のタイマを備え、コンプ
レッサ30の運転時間を計測する。そして、上記第1の
タイマの計測時間は、運転時間積算手段としてのカウン
タなどにより積算値としてカウントとされ、その積算運
転時間が所定時間に達すると、その都度、除霜ヒータ2
7に通電して冷却器17に付着した霜を溶解する除霜運
転が行われる。もちろん、この除霜運転前には、プリク
ール運転を行い、庫内の温度上昇を抑えている。
運転時間計測手段としての第1のタイマを備え、コンプ
レッサ30の運転時間を計測する。そして、上記第1の
タイマの計測時間は、運転時間積算手段としてのカウン
タなどにより積算値としてカウントとされ、その積算運
転時間が所定時間に達すると、その都度、除霜ヒータ2
7に通電して冷却器17に付着した霜を溶解する除霜運
転が行われる。もちろん、この除霜運転前には、プリク
ール運転を行い、庫内の温度上昇を抑えている。
【0018】制御装置32は、除霜運転に要する時間を
計時する除霜時間計測手段としての第2のタイマを備
え、この第2のタイマは除霜運転の開始に伴って計時動
作を開始する。この除霜運転において、制御装置32
は、冷却器用温度センサ36の検出温度が所定のプラス
温度、この実施例ではプラス13度になったとき、除霜
運転終了と判断するようになっている。
計時する除霜時間計測手段としての第2のタイマを備
え、この第2のタイマは除霜運転の開始に伴って計時動
作を開始する。この除霜運転において、制御装置32
は、冷却器用温度センサ36の検出温度が所定のプラス
温度、この実施例ではプラス13度になったとき、除霜
運転終了と判断するようになっている。
【0019】上記除霜運転を開始するコンプレッサ30
の積算運転時間は、通常、10時間に設定されている
が、除霜に要した時間が1時間を越えた場合には、次の
除霜運転の開始は、コンプレッサ30の積算運転時間が
例えば5時間に達したとき行われるように構成されてい
る。
の積算運転時間は、通常、10時間に設定されている
が、除霜に要した時間が1時間を越えた場合には、次の
除霜運転の開始は、コンプレッサ30の積算運転時間が
例えば5時間に達したとき行われるように構成されてい
る。
【0020】次に上記構成の作用を図1に示すフローチ
ャートを参照しながら説明する。今、コンプレッサ30
の運転積算時間が10時間に達したとする。すると、制
御装置32は、コンプレッサ30の運転を停止し、除霜
ヒータ27に通電して除霜運転を開始すると共に(ステ
ップS1)、第2のタイマの計時動作を開始させる(ス
テップS2)。そして、制御装置32は、この除霜運転
中、冷却器用温度センサ36の検出温度を読み込み、そ
の検出温度が13度以上になったか否かを常時監視する
(ステップS3)。
ャートを参照しながら説明する。今、コンプレッサ30
の運転積算時間が10時間に達したとする。すると、制
御装置32は、コンプレッサ30の運転を停止し、除霜
ヒータ27に通電して除霜運転を開始すると共に(ステ
ップS1)、第2のタイマの計時動作を開始させる(ス
テップS2)。そして、制御装置32は、この除霜運転
中、冷却器用温度センサ36の検出温度を読み込み、そ
の検出温度が13度以上になったか否かを常時監視する
(ステップS3)。
【0021】さて、除霜運転の開始により、冷却器17
の付着している霜は、除霜ヒータ27からの熱を受けて
徐々に溶解し、水になって排水パイプ28から蒸発皿3
1へと排出される。冷却器17に付着している霜が少な
くなってくると、冷却器17は除霜ヒータ27の熱を受
けて温度上昇する。そして、冷却器17の温度が13度
以上になると、これを冷却器用温度センサ36が検出し
て制御装置32に入力するため、制御装置32は除霜終
了と判断し(ステップS3で「YES」)、除霜ヒータ
27を断電して除霜運転を終了させると共に、コンプレ
ッサ30の運転を開始する(ステップS4)。
の付着している霜は、除霜ヒータ27からの熱を受けて
徐々に溶解し、水になって排水パイプ28から蒸発皿3
1へと排出される。冷却器17に付着している霜が少な
くなってくると、冷却器17は除霜ヒータ27の熱を受
けて温度上昇する。そして、冷却器17の温度が13度
以上になると、これを冷却器用温度センサ36が検出し
て制御装置32に入力するため、制御装置32は除霜終
了と判断し(ステップS3で「YES」)、除霜ヒータ
27を断電して除霜運転を終了させると共に、コンプレ
ッサ30の運転を開始する(ステップS4)。
【0022】また、これと同時に制御装置32は、第2
のタイマの計時動作を終了させ(ステップS5)、次に
その第1のタイマの計測時間が所定時間例えば1時間以
内であるか否かを判断する(ステップS6)。この第1
のタイマの計測時間、換言すれば除霜に要した時間が1
時間以内であれば、冷却器17に付着していた霜の量は
通常量であり、蒸発皿31に排出された水の量もそれ程
多くはないとされる。逆に、除霜に要した時間が1時間
を越える場合には、冷却器17には相当量の霜が付着し
ていた結果であり、蒸発皿31に排出された水量も通常
より多いこととなる。
のタイマの計時動作を終了させ(ステップS5)、次に
その第1のタイマの計測時間が所定時間例えば1時間以
内であるか否かを判断する(ステップS6)。この第1
のタイマの計測時間、換言すれば除霜に要した時間が1
時間以内であれば、冷却器17に付着していた霜の量は
通常量であり、蒸発皿31に排出された水の量もそれ程
多くはないとされる。逆に、除霜に要した時間が1時間
を越える場合には、冷却器17には相当量の霜が付着し
ていた結果であり、蒸発皿31に排出された水量も通常
より多いこととなる。
【0023】そして、第1のタイマの計時時間が1時間
以内である場合には(ステップS6で「YES」)、制
御装置32は、次の除霜運転が行われるまでのコンプレ
ッサ30の積算運転時間を通常通り10時間に設定し
(ステップS7)、エンドとなる。また、第1のタイマ
の計時時間が1時間を越えていた場合には、制御装置3
2は、次の除霜運転が行われるときのコンプレッサ30
の積算運転時間を例えば通常の半分である5時間に設定
する(ステップS8)。
以内である場合には(ステップS6で「YES」)、制
御装置32は、次の除霜運転が行われるまでのコンプレ
ッサ30の積算運転時間を通常通り10時間に設定し
(ステップS7)、エンドとなる。また、第1のタイマ
の計時時間が1時間を越えていた場合には、制御装置3
2は、次の除霜運転が行われるときのコンプレッサ30
の積算運転時間を例えば通常の半分である5時間に設定
する(ステップS8)。
【0024】制御装置32は、その後、冷凍室8がオン
温度になる度にコンプレッサ30の運転を行う。このと
き、コンプレッサ30、コンデンサは発熱し、その熱に
より蒸発皿31内の水が暖められて蒸発する。そして、
前回の除霜運転から計時したコンプレッサ30の運転時
間の積算がステップS7或いはステップS8で設定され
た時間に達すると、上述したと同様の除霜運転を行う。
温度になる度にコンプレッサ30の運転を行う。このと
き、コンプレッサ30、コンデンサは発熱し、その熱に
より蒸発皿31内の水が暖められて蒸発する。そして、
前回の除霜運転から計時したコンプレッサ30の運転時
間の積算がステップS7或いはステップS8で設定され
た時間に達すると、上述したと同様の除霜運転を行う。
【0025】このとき、前回の除霜運転の終了時に、コ
ンプレッサ30の積算運転時間が10時間になったと
き、次回の除霜運転を行うように設定されていたとした
場合、今回の冷却器17の着霜量が多く、その結果、蒸
発皿31への排水量が多くなることがある。このように
なっても、前回の除霜時に蒸発皿31に溜められた水量
が通常通りで、蒸発皿31はまだ十分な貯水能力を有し
ていたのであり、且つその後の蒸発により蒸発皿31の
水量はどんどん減少していたのであるから、今回の除霜
により蒸発皿31から水が溢れ出るおそれはない。
ンプレッサ30の積算運転時間が10時間になったと
き、次回の除霜運転を行うように設定されていたとした
場合、今回の冷却器17の着霜量が多く、その結果、蒸
発皿31への排水量が多くなることがある。このように
なっても、前回の除霜時に蒸発皿31に溜められた水量
が通常通りで、蒸発皿31はまだ十分な貯水能力を有し
ていたのであり、且つその後の蒸発により蒸発皿31の
水量はどんどん減少していたのであるから、今回の除霜
により蒸発皿31から水が溢れ出るおそれはない。
【0026】また、前回の除霜運転の終了時に、コンプ
レッサ30の積算運転時間が5時間になったとき、次回
の除霜運転を行うように設定されていたとした場合に
は、前回の除霜運転の終了から今回の除霜運転までの時
間が短いから、冷却器17の着霜量は比較的少ない。こ
のため、前回の冷却器17の着霜量が多く、蒸発皿31
の貯水量が多くなっていたとしても、今回の除霜により
発生する水量は比較的少なく、やはり今回の除霜により
蒸発皿31から水が溢れ出るおそれはない。
レッサ30の積算運転時間が5時間になったとき、次回
の除霜運転を行うように設定されていたとした場合に
は、前回の除霜運転の終了から今回の除霜運転までの時
間が短いから、冷却器17の着霜量は比較的少ない。こ
のため、前回の冷却器17の着霜量が多く、蒸発皿31
の貯水量が多くなっていたとしても、今回の除霜により
発生する水量は比較的少なく、やはり今回の除霜により
蒸発皿31から水が溢れ出るおそれはない。
【0027】なお、除霜運転に1時間以上要した場合、
次の除霜運転までの間、コンプレッサ30の運転時に
は、機械室用ファン装置を駆動しないようにしても良
い。このようにすると、機械室29内に熱が籠るように
なるので、蒸発皿31内の水を加熱してその蒸発を促進
するに好都合となる。
次の除霜運転までの間、コンプレッサ30の運転時に
は、機械室用ファン装置を駆動しないようにしても良
い。このようにすると、機械室29内に熱が籠るように
なるので、蒸発皿31内の水を加熱してその蒸発を促進
するに好都合となる。
【0028】また、同じ目的で、コンプレッサ30の運
転中、機械室用ファン装置の運転、停止を交互に行い、
機械室用ファン装置の運転時間と停止時間がコンプレッ
サ30の運転時間の半分ずつとなるように構成しても良
い。
転中、機械室用ファン装置の運転、停止を交互に行い、
機械室用ファン装置の運転時間と停止時間がコンプレッ
サ30の運転時間の半分ずつとなるように構成しても良
い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、除
霜運転に要した時間が所定時間を越えたとき、次の除霜
運転を開始する前記コンプレッサの積算運転時間を短く
したので、蒸発皿から水が溢れ出るおそれがない。
霜運転に要した時間が所定時間を越えたとき、次の除霜
運転を開始する前記コンプレッサの積算運転時間を短く
したので、蒸発皿から水が溢れ出るおそれがない。
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャート
【図2】冷蔵庫の縦断側面図
【図3】正面図
【図4】制御構成を示すブロック図
1は冷蔵庫本体、6は製氷室、8は冷凍室、16は冷却
器室、17は冷却器、27は除霜ヒータ、28は排水パ
イプ、29は機械室、30はコンプレッサ、31は蒸発
皿、32は制御装置、36は冷却器用温度センサであ
る。
器室、17は冷却器、27は除霜ヒータ、28は排水パ
イプ、29は機械室、30はコンプレッサ、31は蒸発
皿、32は制御装置、36は冷却器用温度センサであ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 コンプレッサの運転時間を積算し、その
積算運転時間が設定された時間に達した時、冷却器に付
着した霜を融解する除霜運転を行い、その融解により生
じた水を外部に配設された蒸発皿に排出するように構成
したものにおいて、 前記除霜運転に要した時間が所定時間を越えたときに
は、次の除霜運転を開始する前記コンプレッサの積算運
転時間を短く設定するように構成したことを特徴とする
冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17199497A JPH1123136A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17199497A JPH1123136A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1123136A true JPH1123136A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15933564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17199497A Pending JPH1123136A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1123136A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004101005A (ja) * | 2002-09-06 | 2004-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫、冷蔵庫の運転方法 |
JP2008089278A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
CN101975439A (zh) * | 2010-11-19 | 2011-02-16 | 四川长虹空调有限公司 | 空调器除霜运行控制方法 |
CN112984911A (zh) * | 2019-12-16 | 2021-06-18 | 东芝生活电器株式会社 | 冰箱 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP17199497A patent/JPH1123136A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004101005A (ja) * | 2002-09-06 | 2004-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫、冷蔵庫の運転方法 |
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CN101975439A (zh) * | 2010-11-19 | 2011-02-16 | 四川长虹空调有限公司 | 空调器除霜运行控制方法 |
CN112984911A (zh) * | 2019-12-16 | 2021-06-18 | 东芝生活电器株式会社 | 冰箱 |
CN112984911B (zh) * | 2019-12-16 | 2022-09-20 | 东芝生活电器株式会社 | 冰箱 |
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